若い頃には少なかった肌悩み。
もちろん、ニキビなど思春期特有の肌悩みはあっても、お肌のハリやツヤは十分な10代や20代。
しかし、エイジングに伴う肌悩みは30代、40代と年齢を重ねるごとに増えてきますね。
この記事では、肌悩みに負けずに美肌を目指すエイジングケアのコツを幅広くご紹介します。
目 次
1.エイジングによる肌悩みを解消したいあなたへ
エイジングケア世代の肌悩みは、しみ、しわ、たるみ、毛穴、ほうれい線、乾燥肌など多岐にわたります。
これらの肌悩みの多くは、肌老化が原因です。
それらの肌悩みを解消したいのは、どんな女性でも同じこと。
ところで、お肌悩みを解消した後のエイジングケアの目標である「健やかで美しいお肌」とはいったいどんなお肌なのでしょうか?
肌悩みのエイジングケア対策を考えるには、まず「健やかで美しいお肌」とは、どんなお肌かを理解することが大切です。
エイジングケア化粧品も「健やかで美しいお肌」をサポートするためにあるのです。
また、お肌の悩みは、お肌の悩み別に色々と原因があります。
ほとんどに共通する原因もあれば、個別の原因もあります。
だから、肌悩みは、その原因をしっかり理解することも大切です。
エイジングケアアカデミーでは、個別の肌悩みの原因と対策について、たくさんの記事を用意しています。
そこで、この記事では、肌悩みを解消した後の「健やかで美しい素肌」とは何か、また、解消したい肌悩みに対するエイジングケアの基本的な考え方や肌悩み別の原因について簡単にご紹介します。
「健やかで美しい素肌を手に入れたい!」
「そのために、肌悩みを早く解消したい!」
「肌悩みの原因を知って、早速エイジングケアに取り入れたい!」
とお考えの方は、ぜひ、この記事の続きをお読みください。
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エイジングによる肌悩みをケアする!
- エイジングケアの究極の目標は、肌悩みのない健やかで美しい素肌、つまり美肌をいつまでも保つことです。
- 肌悩みはたくさんありますが、多くの場合、紫外線とお肌の乾燥が関係しています。
- 同じ肌悩みでもそのタイプや種類がたくさんある場合も多いので、しっかりと原因と突き止めて、それぞれに合った対策が必要です。
- 肌悩みに対するエイジングケア化粧品の役割は、治療ではなくて予防であり、改善のサポートです。
- どんな肌悩みもスキンケアだけでなく、生活習慣の改善や食べ物などの対策も一緒に行いましょう。
2.健やかで美しいお肌とは?
肌悩みの説明の前に、目指すべきお肌についてお話をしておきましょう。
「健やかで美しいお肌」とは、「素肌の質(Quality of Skin)」の高いお肌と考えています。
【Quality of Skinの高い素肌】
これは、もちろん、美肌の条件ですね。
では、ひとつ1つの項目をみていきましょう。
1)キメが細かく整った素肌
皮膚表面の凹凸が少なく、皮丘(ひきゅう)と皮溝(ひこう)が健やかで、すべるような抵抗感のない素肌。
皮溝とは、お肌の表面に走っている溝のことで、その溝に囲まれた三角形などの模様部分を皮丘と呼びます。
お肌のキメ(肌理)は、この皮丘と皮溝の状態できまります。
十分に潤って健やかなお肌の条件の1つは、キメが整っていること。
皮丘と皮溝で形成される模様が規則正しく並んでいれば、スベスベの素肌が実現できます。
2)内側からハリと弾力のある素肌
お肌がふっくらして、しわやたるみがなく、お肌を押すと押し返すほどのハリと弾力のある素肌。
つまり、真皮のコラーゲンやエラスチンが十分な素肌。
線維芽細胞が元気なら、コラーゲンもエラスチンも十分に生み出すことができます。
このコラーゲンとエラスチンは、お互いを補完するような役割があるので、どちらかが欠けてもハリと弾力のある素肌にはなれません。
コラーゲンやエラスチンについては、「コラーゲン化粧品ってたくさんあるけど、エイジングケアに大切?」や「エラスチンのエイジングケア効果と化粧品成分としての役割」をご覧ください。
3)健やかな透明感・ツヤのある素肌
血液の循環や細胞の栄養の流れもよく、くすみのない素肌。
血管は、お肌に栄養を運ぶ役割があるので、身体が冷えたり代謝が落ちて冷え性になると、お肌にも悪影響を与えます。また、リンパ管も、老廃物を排せつするためにしっかりはたらくことで、お肌の代謝がよくなります。
その結果、透明感のあるお肌が手に入るのです。
お肌の透明感については、「お肌の透明感を出すエイジングケアは、化粧品で保湿が大切?」をご覧ください。
4)表皮にバリア機能が十分に備わった素肌
皮脂と汗からできた皮脂膜、NMF(天然保湿因子)、角質細胞間脂質とも十分でかつバランスが取れていて、ターンオーバーも正常な素肌。
加えて、バリア機能がしっかりはたらくことで、お肌の保湿力を保つとともに、外部からの刺激にも強いお肌が手に入ります。
5)乾燥しにくい潤いのある素肌
バリア機能が十分であって、身体が健康であれば、お肌は乾燥にも強く、保湿力のある状態をキープできます。
角質層の水分量が20~30%程度あるお肌が潤いのあるお肌といえます。
つまり、しっかり保湿されたお肌であれば、乾燥肌にはなりにくいのです。
保湿について詳しくは、「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」をご覧ください。
エイジングアカデミーでは、以上の5つの条件を満たすお肌を、「健やかで美しいお肌」と考えます。
こんなお肌を手に入れれば、肌悩みなんてないはずですよね。
3.エイジングで増える肌悩みの原因は?
さまざまな肌悩みを持っている方でも、10代や20代は「肌悩みなんてなかった」という方もいるのではないでしょうか?
それは、10代や20代はお肌が本来持っている力を十二分に発揮できていたからです。
その原因は、
などです。
エイジングケアアカデミーを訪れる方の多くは、30代以上のエイジングケア世代の方々だと思います。
20代まではそんなに肌悩みがなかったけれど、今では何らかの肌悩みを持つ方が多いはず。
それは、お察しの通り、エイジング(加齢)によって、お肌本来が持つ力が少しずつ失われているからです。
お肌本来が持つ力を完全に維持し続けることは不可能ですが、衰える速度をゆるやかにすることは可能です。
それが予防美容やアンチエイジングの発想です。
そして、お肌にはエイジングケアが必要になってくるのです。
4.多くの肌悩みに共通する原因は、紫外線
加齢によるお肌の老化は誰にでもやってきます。
そして、加齢は誰もがコントロールすることはできません。
では、加齢以外で多くの肌悩みの原因になるものは何でしょうか?
それは、紫外線です。
紫外線は、お肌に活性酸素を発生させ、お肌の乾燥、シミ、シワ、くすみ、たるみ、毛穴などのほぼすべての肌悩みの原因になります。
現在、肌悩みのある方は、過去から現在で、紫外線の悪い影響を受けている可能性が高いのです。
残念ながら、今までのことは無かったことにはなりませんが、これからのエイジングケアを考える上では、真っ先に紫外線対策を考えましょう。
エイジングケアアカデミーでは、紫外線に関する記事をたくさん用意しています。
紫外線の知識や紫外線対策については、下記の記事を参考にしてください。
◎外出とエイジングケア 日焼けのアフターケアはビタミンACEで!
◎冬でも紫外線対策は大切!その理由は、光老化を促進するから!
◎紫外線対策はファッションで差がつく!透過率は色・素材で違う
5.肌悩み別の原因と対策
ここからは、個別の肌悩みについて簡単に触れていきます。
肌悩みを一覧できるようにしていますが、詳しい対策までは触れていません。
それぞれの肌悩みの原因や、対策の詳しい情報は、各項目でご紹介するエイジングケアアカデミーの記事をご覧ください。
1)乾燥肌
肌悩みで最も多いものであり、紫外線と並んで、多くの肌悩みの原因になります。
乾燥肌は、角質層の皮脂量も水分量も少ない状態のお肌の状態や肌質です。
乾燥肌には、大気などの外的要因と加齢やホルモンバランスといった内的な要因があります。
また、摩擦や刺激の大きいクレンジングや洗顔なども乾燥肌の原因です。
乾燥肌がひどいとかゆみもでますし、皮脂欠乏性湿疹(皮脂欠乏性皮膚炎)や老人性乾皮症もお肌の乾燥が原因です。
乾燥肌の原因については、「乾燥肌の原因の11要素とは?~エイジングケアの視点から~」をご覧ください。
乾燥肌の対策としては、何はさておき「保湿」することが最も大切です。
保湿はスキンケアやエイジングケア化粧品だけでなく、さまざまな観点から考えることが必要です。
乾燥肌の対策は、「乾燥肌の予防や改善対策は、正しいエイジングケアが大切!」をご覧ください。
乾燥肌が改善できれば、肌荒れ他多くの肌悩みの解決・解消につながります。
乾燥肌の方はもちろん、乾燥肌になっていない方もしっかり予防しましょう。
2)インナードライ肌
最近、肌悩みの1つとしてよく聞くのが「インナードライ肌」です。
お肌の表面はテカっているのに、お肌の内部は乾燥している状態です。
インナードライ肌は乾燥肌の1種ですが、お肌が自分の力で乾燥を改善しようとして、一生懸命に皮脂を分泌させている状態です。
ですから、乾燥肌を解消することでインナードライ肌も改善するのです。
ただし、保湿をはじめてもしばらくテカリがあるので、この肌悩みの対策には少し工夫が必要です。
インナードライ肌の対策は、「インナードライ肌の改善のためには?~エイジングケアの視点から~」をご覧ください。
3)敏感肌
敏感肌も、ここ数年の間にとても増えてきている肌悩みの1つです。
その名の通り、お肌が敏感になっているため、ちょっとした刺激にも反応し、お肌が赤くなったりヒリヒリしたりするやっかいな肌悩みです。
季節の変わり目で起こる「ゆらぎ肌」も一時的にお肌が敏感になっている症状です。
敏感肌の主な原因は、乾燥などによるバリア機能の低下です。
この肌悩みも乾燥が関係しているのです。
敏感肌自体は、病気ではありませんが、アトピー素因を持つ場合にもなりやすい傾向があります。
なぜなら、アトピー素因を持つ人は、セラミドやNMF(天然保湿因子)が少なく、お肌のバリア機能が低下している場合があるからです。
敏感肌の詳しい情報は、「敏感肌の改善のために!症状・原因と10のエイジングケア対策」をご覧ください。
4)しわ
しわは、昔からよくある肌悩みです。
しわには、「小じわ」、「真皮じわ」、「表情じわ」の3つがあり、それぞれしわの原因が異なります。
小じわ:乾燥が原因
真皮じわ:真皮の衰えによるコラーゲンやエラスチンの減少が原因
表情じわ:表情のクセが原因
それぞれの原因からおわかりのように、「小じわ」以外は、エイジングケア化粧品だけで解消するのは難しいのが本当のところです。
そんなしわ対策の詳しい情報は、「しわ対策 | エイジングケアの10の対策と7つの美容医療」をご覧ください。
また、顔のしわ以外でもしわは色んなパーツにできます。
そんなしわの肌悩みは、次の記事も参考にしてください。
5)たるみ
お肌のたるみは、数ある肌悩みの中でとてもやっかいなものです。
なぜなら、エイジングケア化粧品で解消することが難しいから。
お肌のたるみの原因は、真皮の衰えに加え、表情筋の衰えと皮下脂肪の衰え・肥大化によるものです。
これらは、化粧品でケアする範囲を超えています。
たるみは「予防」がとても大切な肌悩みなのです。
たるみ全体の詳しい情報は、「顔のたるみの症状と原因から予防のエイジングケアと改善対策」をご覧ください。
また、たるみにはさまざまな部位でのたるみがありますが、特に老け顔をもたらすのがまぶたや目の下のたるみです。
まぶたや目の下のたるみについては、「まぶたのたるみやしわの原因と予防・改善のエイジングケア対策」や「目の下のたるみの予防と改善・解消!全てが学べる7つのポイント」をご覧ください。
さらに、おでこのたるみやしわの原因になる頭皮のたるみも、知っておきたい肌悩みの1つです。
頭皮のたるみについては、「頭皮のたるみでほうれい線に!予防と改善のエイジングケア」をご覧ください。
6)ほうれい線
ほうれい線が目立つと年齢が5歳以上も上に見られるそうです。
いつの時代になってもほうれい線は、エイジングケア世代の肌悩みの代表格です。
そんなほうれい線にも、原因がたくさんあります。
軽いものは、乾燥が原因ですが、ホンモノのほうれい線はお肌のたるみが原因です。
また、急激なダイエットや悪い姿勢を続けることで目立ってしまうこともあります。
そんなほうれい線の原因と対策は、「ほうれい線の原因と20代、30代、40代、50代の年代別特徴」や「ほうれい線を消す、改善するための対策がすべてわかる!」をご覧ください。
7)毛穴
毛穴は、「詰まり毛穴」、「黒ずみ毛穴」、「開き毛穴」、「たるみ毛穴」、「乾燥毛穴」、「メラニン毛穴」など、状態によってさまざまな呼び名がある肌悩みです。
その原因も皮脂の過剰分泌や、酸化、角栓、たるみ、乾燥、紫外線と多岐にわたります。
そのため、しっかりと原因を理解し、それに応じた対策が必要な肌悩みです。
毛穴の肌悩み中でも、エイジングが原因でやっかいなものは「たるみ毛穴」です。
毛穴全体については、「毛穴ケアで黒ずみや開きをなくす!?目立つ毛穴の原因と対策」をご覧ください。
また、皮脂や角栓が原因の毛穴は、「いちご鼻の原因と正しい治し方。噂の改善対策を検証する!」をご覧ください。
たるみ毛穴については、「たるみ毛穴を改善するエイジングケア!原因・症状と10の対策」をご覧ください。
8)くすみ
くすみは、「しわ」や「たるみ」に比べればそれほど多い肌悩みではありません。
しかし、お肌がパッとしないので、なんとなく気持ちもどんより…。
そんなくすみの原因は、血行不良、メラニン、乾燥、ターンオーバーの乱れ、糖化などさまざまです。
さらには、毛穴の汚れもくすみの原因になることがあります。
そんなくすみの原因と対策は、「肌のくすみの原因と改善・解消の7つのエイジングケア対策!」をご覧ください。
9)目の下のくま
目の下のくまは、疲れた印象を与えてしまう肌悩みですよね。
そんな目の下のくまは、「青ぐま」、「茶ぐま」、「黒くま」、「赤くま」の4種類。
原因は、順番に、血行不良、メラニン、たるみ、目の疲れなど。
目の下のお肌は、薄くて乾燥しやすいことからさまざまなトラブルが出現します。
目の下のくまは皮膚が薄いために目立ってしまう肌悩みです。
そんな目の下のくまの対策は、「目の下のくま(クマ)の原因・種類と解消のエイジングケア」をご覧ください。
10)しみ
肌悩みで「しみ」といえば紫外線によるダメージと多くの方が認識されていると思います。
その通り、しみの多くは紫外線によるメラニンが原因です。
といっても、しみもたくさん種類がありますし、紫外線以外が原因のしみもあるのです。
しみは、大きく分けると「老人性色素斑」、「脂漏性角化症」、「対称性真皮メラノサイトーシス(ADM)」、「炎症性色素沈着」、「そばかす(雀卵斑)」、「肝斑」の6つがあります。
このうち、「炎症性色素沈着」以外は紫外線が影響しているしみです。
炎症性色素沈着は、ニキビや肌荒れからしみへと変化してしまったものです。
しみの詳しい情報は、「シミを消す対策は、美白だけに頼らない紫外線対策と美容医療」をご覧ください。
11)大人ニキビ
大人ニキビは、その名の通りで思春期を超えて成人になってからのニキビの肌悩み。
だから、思春期のニキビとは原因が少し違います。
実は、大人ニキビの原因は、はっきりとしたことがわかっていません。
お肌の乾燥、ストレス、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどが関係しているのですが、その原因が特定できているわけではないのです。
ただ、最終的にはアクネ菌が増殖してしまうと炎症を起こし、重症化することで大きなトラブルになってしまうやっかいな肌悩みです。
そんな大人ニキビについては、「酵素洗顔は、大人ニキビの改善のために使って良いの?悪いの?」をご覧ください。
12)手荒れ
手荒れは、水を扱う職業や、主婦に多い肌悩みです。
特に、乾燥の季節になると多くなる肌悩みですよね。
手荒れは、手湿疹、主婦湿疹、進行性指掌角皮症(しんこうせいししょうかくひしょう)と呼ばれることがあります。
手荒れの原因は、多くの場合、乾燥と手に対にする接触性の刺激が強いことです。
手は顔などに比べて、皮膚が厚く刺激に強いのですが、そのために酷使してしまうことが多いのです。
手荒れを放置すると、ひび割れやあかぎれになってしまいます。
そんな手荒れの原因と対策については、「手荒れ予防の改善の対策とは?丸わかり!ハンドケア」をご覧ください。
また、手や手肌もエイジングケアをしなければ、シミやしわができてしまいます。
そんな手肌のエイジングケアのためのハンドクリームの選び方は、「ハンドクリームランキングでは明かされないハンドクリームの選び方」や「エイジングケアハンドクリームで手のしわ対策を!」をご覧ください。
13)薄毛
髪の毛の悩みといえば、かつては男性の悩みでした。
しかし、最近では薄毛で悩む女性も増えています。
薄毛や抜け毛で悩みをもつ日本人女性は推定で1000万人を超えるといわれており、女性の約10人に1人が悩んでいることになります。
薄毛で悩んでいる女性がこんなに多いので、薄毛も肌悩みの1つとしてあげてみました。
そんな薄毛の原因は、睡眠不足やストレスによって成長ホルモンの分泌量が減ってしまうことや、過度なダイエットによる栄養不足などです。
また、頭皮の衰えも薄毛の進行の要素になってしまいます。
そんな女性の薄毛については、「女性の薄毛 その原因と対策」をご覧ください。
14)デコルテ
デコルテは、その美しさが顔の印象を左右するともいわれていることから、最近では意識する方が増えてきました。
とはいっても、デコルテが肌悩みの1つといってもピンとくる方は少ないのではないでしょうか?
デコルテは、ケアが不十分だったり、紫外線対策をしていないと、首のしわやしみなど顔と同じ肌悩みに直面してしまうリスクもあるのです。
だから、デコルテもしっかりエイジングケアを心掛けましょう。デコルテのケアについては、「デコルテのケアなら、効果的な化粧品で魅せる素肌へ導く」をご覧ください。
また、20代を過ぎてからデコルテにニキビができてしまうこともあります。
そんなデコルテのニキビについては、「デコルテのニキビ対策は、エイジングケアも意識!」をご覧ください。
15)ひじ・ひざ・かかと
ひじ・ひざ・かかとは、顔の皮膚の構造との特徴の違いから、角質肥厚や黒ずみなどの肌悩みが目立ちやすいパーツです。
そんなひじ・ひざ・かかとの肌悩みについては、「ひじ・ひざ・かかとの黒ずみと乾燥のエイジングケアの3ポイント」や「かかとのエイジングケアは保湿で!ガサガサから美しいかかとへ」をご覧ください。
16)顔のむくみ
むくみとは、血液中の水分が血管の中から外ににじみ出し、皮下組織(皮膚の下部)に溜まった状態のことです。
むくみは、医学的な用語では、「浮腫(ふしゅ)」といいます。
そんなむくみは、顔でも起こります。
ただ、残念ながらむくみは、エイジングケア化粧品でも改善しません。
むくみの予防や改善のためには、水分排出を促す食品の摂取や、血液循環をよくする日常生活の工夫が大切です。
顔のむくみについては、「顔のむくみの原因と解消のためのエイジングケアの秘密」をご覧ください。
6.肌悩みに対するエイジングケア化粧品の役割
1)肌悩みに対するエイジングケア化粧品の役割
さまざまな肌悩みについてまとめてきましたが、これらの肌悩みに対するエイジングケア化粧品の役割とはどのようなものでしょうか?
残念ながら、いくつかの肌悩みにはエイジングケア化粧品が役立たないケースもあります。
また、どんな肌悩みであっても、エイジングケア化粧品は、それを「治療」するものではありません。
なぜなら、治療をするのは薬(医薬品)の役割であって、化粧品の役割はあくまでケアすることだからです。
最近では、機能性の高いエイジングケア化粧品成分が開発され、エイジングケア化粧品もどんどん進化しています。
とはいっても化粧品は化粧品です。
あくまでもケアのために使うもので、予防的な意味合いが強いということを理解しておきましょう。
だから、肌悩みの解消をエイジングケア化粧品にゆだねるのではなく、生活習慣なども改善しつつ、トータル的なアプローチで取り組みましょう。
2)肌悩みを解消するエイジングケア化粧品の選び方
肌悩みを解消するためのエイジングケア化粧品は、それぞれの肌悩みに合う成分を配合しているもの、また年齢に合ったものを選ぶことが大切です。
多くの肌悩みは乾燥肌が関係している場合が多いので、まずは保湿成分に着目しましょう。
そんなエイジングケア化粧品の選び方は、次の記事も参考にしてください。
◎30代、初めてのエイジングケア化粧品。知らないと損する真実
◎50代のエイジングケアと化粧品の選び方と大切な7つの真実!
◎60代・70代でも大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方
7.まとめ
肌悩みについて、エイジングケアアカデミー内の記事からピックアップしてまとめ的にご紹介してきました。
肌悩みに共通する大きな原因が紫外線や乾燥であることをご理解いただけましたでしょうか?
エイジングケアの役割は、年齢に応じてこれらの肌悩みの改善を目指すことです。
その結果、「いつまでも健やかで美しいお肌」が手に入れば嬉しいですよね。
エイジングケアの究極の目標は、この「いつまでも健やかで美しいお肌」を手に入れることで、エイジングケア化粧品はその目標をサポートする役割にあります。
しかし、エイジングケア化粧品だけではお肌の悩みを完全に解決し、「いつまでも健やかで美しいお肌」を手に入れるのは不可能です。
スキンケアだけでなく心身全体の健康を考え、実践することが大切で、バランスのよい食事、適度な運動、十分な睡眠といった質の高い日常生活を基本として、理になかったエイジングケアを実践しましょう。
nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。 nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、 ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、 お客様にご参加いただいた座談会や スキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。 きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。 下記から、どうぞ。 ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」