Tゾーンのテカリが気になる夏!スキンケアの対策は?

自身のTゾーンのテカリを気にする女性

Tゾーンのテカリが気になる夏。気温上昇で皮脂の分泌が活発になることが原因の1つ。

もう1つ見逃しがちなのは、乾燥肌でテカること。

この記事では、美容情報サイト「キレイナビ」代表で美容ライターの飯塚美香さんに、Tゾーンのテカリを解消するスキンケアやエイジングケアをご紹介いただきます。

Tゾーンのテカリが気になる夏!スキンケアの対策は?の目次

1.Tゾーンのテカリが気になるあなたへ

Tゾーンのテカリを気にする女性

Tゾーンとは、顔の中でおでこ、鼻、そしてあご先をつなぐとT 字になることから、そう呼ばれる場所。

顔の他の部分に比べて皮脂の分泌量が多いため、テカリが気になる場所です。

特に、夏は気温が上がって皮脂分泌が活発になるので、気にする女性が増えます。

だから、夏のスキンケアやエイジングケアでは、上手にテカリを抑えることが大切です。

しかし、Tゾーンのテカリで気をつけたいのは、バリア機能の低下による乾燥肌が原因になること。

つまり、肌表面はテカテカなのに内側が乾燥しているインナードライ肌です。

誤って、皮脂を落すことばかりに気を取られると、かえってテカリがひどくなることも。

この場合、大切なのは皮脂を取ることではなく、化粧水美容液保湿をしっかり行ってバリア機能を回復させることです。

これはテカリのない美肌の基本なのです。

そこで今回は、美容ライターで美容情報サイト「キレイナビ」代表でもある飯塚美香さんに、Tゾーンのテカリを解消するスキンケやエイジングケアのコツについてご紹介いただきます。

「夏にTゾーンのテカリが気になる!」

「皮脂を取ってもTゾーンのテカリが解消しない」

「乾燥肌なのにTゾーンのテカリが気になる」

などとお悩みの方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

<飯塚美香さんプロフィール>

有限会社アイアール代表取締役。美容情報サイト「キレイナビ」を運営する他、JPMパーソナルメイクアドバイザー、日本ダイエット健康協会認定インストラクター、コスメコンシェルジュ、美容薬学、薬膳マイスター、スキンケアマイスター、アロマテラピー講師などの資格を生かし、全国各地でセミナー・イベントを開催。

また、サプリメントプロデュース、雑誌やWEBでの美容コラム執筆、美容関連サイトの監修、通販番組出演など美容家としても活動中。

パーソナルビューティーコンサルタントとして、美容・健康の悩み解決をサポートする活動もスタート。

<保有資格>

  • JPMパーソナルメイクアドバイザー
  • 日本ダイエット健康協会認定インストラクター
  • 日本化粧品協会認定コスメコンシェルジュ
  • 日本コスメティック協会認定スキンケアマイスター
  • SOEUR認定アロマテラピーアドバイザー
  • 美容薬学検定1級取得
  • 国際薬膳食育師3級取得(薬膳マイスター)


2.Tゾーンのテカリの原因は?

Tゾーンのテカリの原因について考える女性

夏になると気になるTゾーンのテカリ。

普通肌脂性肌の方の場合、乾燥肌やインナードライ肌の場合と、肌質・肌状態それぞれに応じて、その原因についてお話します。

1)普通肌や脂性肌の方の場合

普通肌や脂性肌の方のTゾーンのテカリの原因は、目の周り、口の周りのOゾーンと比べてTゾーンの皮脂分泌が多いことです。

水分と油分のバランスが整っていると、脂っぽさもなく、乾燥もしにくく健康的な肌と言えますが、脂性肌の方の場合は皮脂の分泌量が多いため、肌が脂っぽくテカリやすくなってしまいます。

また、普通肌といっても、日本人のほとんどは混合肌と言われています。Oゾーンは乾燥しやすくカサつくのに、Tゾーンは油分が多くべたついてしまうなど、普通肌だと思っていても、特にTゾーンが脂っぽくなってしまう方も多いようです。

また、皮脂の分泌は、男性ホルモンの1種である「テストステロン」や、ステロイドホルモンの1種である「アンドロゲン」が関わっています。

栄養バランスのよくない食生活やストレス、睡眠不足などの影響でホルモンバランスが乱れ、皮脂が過剰分泌されて脂性肌になってしまう場合もあります。

2)乾燥肌やインナードライ肌の場合

乾燥肌の女性

目の周り、口の周りのOゾーン、頬からあごにかけてのUゾーンは乾燥しているのに、Tゾーンはべたついてしまう方は、乾燥肌やインナードライ肌の可能性が高いです。

乾燥が原因で、Tゾーンの皮脂が部分的に過剰分泌していることが考えられます。肌は乾燥状態に置かれると、自らを潤わせるために過剰に皮脂を分泌して肌を守ろうとします。

その結果、Oゾーン、Uゾーンは乾燥しやすいのに、Tゾーンだけがテカってしまうということに。

また、インナードライ肌は、肌の表面は皮脂が多いのに、肌の内側は乾いている肌のことを言います。

肌がべたつきがちなのに、実は水分が足りずに乾燥しやすいので、それがわからずに保湿を怠ってしまうと、ますますインナードライ肌が進んでしまいます。

そうするとバリア機能がますます低下し、乾燥性敏感肌になってしまうこともあります。


3.Tゾーンのテカリを解消するスキンケア・エイジングケアの基本

Tゾーンのテカリを改善するためのスキンケアを行う女性

それでは、続いてTゾーンのテカリを解消するスキンケア・エイジングケアの基本についてお話します。

Tゾーンがテカリやすい夏でも乾燥肌対策が基本です。

毎日のスキンケアでTゾーンのテカリを解消し、メイクの映える美肌を目指していきたいですね。

1)朝のスキンケア

①洗顔

朝のスキンケアで、テカリを抑える最初のスキンケアステップは洗顔。ポイントは肌に必要な皮脂は落とさず、肌に不要な皮脂や、汚れだけを落とすということ。

間違った洗顔をしてしまうと、肌の潤いや肌ツヤが失われます。

乾燥した肌は自らを潤そうと過剰に皮脂を分泌してしまうことになります。

洗浄成分が強すぎる洗顔料は避け、肌に優しい処方のものを選びましょう。

また、エイジングケア世代は洗顔料に配合されている美容成分にも注目。

保湿力が高く、エイジングケア効果が期待できるヒアルロン酸コラーゲンなどの水溶性の保湿成分を含んだ洗顔料がおすすめです。

洗顔料はたっぷりと泡立て、肌の上に泡を転がすようにして優しく洗います。

絶対にゴシゴシと擦って洗うようなことは避けましょう。

また、温度が高い熱いお湯で洗顔すると、皮脂を取り過ぎてしまいます。

体温以下のぬるま湯を使いましょう。

夏ならすすぎの最後は冷水で引き締めるのがおすすめです。

②朝の保湿ケア

朝に保湿を行う女性

朝のメイク前には、あまり保湿をしない方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、朝こそ保湿ケアが大切。外出すれば紫外線のダメージを受けます。

室内ではエアコンなどで日中の肌は乾燥にさらされやすくなります。

洗顔後は化粧水を重ね付けして、必要に応じてエイジングケア用の美容液や、保湿用の美容液を使いましょう。

また、べたつきが気になるからといって、乳液保湿クリームを全く使わないのもおすすめできません。

肌の水分を逃がさないためには、少しでも油分(エモリエント)をプラスすることが大切です。

Oゾーン、Uゾーンなど乾燥を感じる部分にはしっかりと乳液やクリームをなじませ、テカリが気になるTゾーンは少量を薄くなじませましょう。

そして、メイク前にTゾーンを軽くティッシュやコットンで押さえておくと、肌にフィットしてベタ付きを防ぐことができます。

③紫外線対策

肌の老化原因の8割は紫外線によるダメージである光老化。エイジングケアのためには、紫外線対策を万全に行う必要があります。

紫外線A波は室内にいても、窓ガラスを通って私たちの肌に降り注いでいます。

また、くもりの日でも晴れの日の6~8割の紫外線量があります。

中でも、波長の長いロングUVAは、肌の奥に浸透しやすいので特に注意が必要です。

毎朝のスキンケアの仕上げに日焼け止めクリームを塗ったり、UV化粧下地を使うことを習慣化し、紫外線ダメージから肌を守るようにしましょう。

また、夏の紫外線対策は、サングラスや衣類などファッションで紫外線をブロックすることも大切です。

最近では、紫外線によりも波長が長い近赤外線が、紫外線の光老化と同じく、肌老化に関わっていることがわかってきました。

とくに皮膚の薄い目元は、近赤外線をカットするアイケアメガネや日焼け止めで防御しましょう。

2)夜のスキンケア

夜にスキンケアを行う女性

①クレンジング

夜のスキンケアでは、まずは落とすケアのクレンジングが大切です。クレンジング料も、洗顔料と同様に洗浄力の強すぎるもの、肌に負担をかけてしまうものがあります。

洗浄力の強いクレンジング料は、メイクも汚れもすぐに落ちてさっぱり感がありますが、乾燥肌、インナードライ肌を進行させる原因となります。

エイジングケア世代の方は、敏感肌向けのクレンジング料がおすすめです。

また、などの抗酸化作用のあるエイジングケア化粧品成分、水溶性の保湿成分が配合された肌に優しい処方のクレンジング料を選ぶようにしましょう。

オイルタイプよりもクリームタイプ、ジェルタイプのクレンジング料のほうが肌に負担をかけにくいものが多くなります。

肌になじませたら、指の腹を使ってくるくるとメイクになじませ、肌に負担をかけないように落とすことが大切です。

もちろん、夏はしっかり毛穴の汚れを落すことが肌の酸化の予防になるので、Tゾーンのテカリを抑えることができます。

アーチチョーク葉エキスクレイなどを配合した毛穴汚れを落とせるクレンジング料がおすすめです。

②夜の保湿ケア

クレンジング後の保湿ケアでは、肌の乾燥度合いに応じてスキンケアアイテムを使い分けましょう。

全ての肌の方に重要なのは、水分をしっかりと補うこと。

化粧水を1度付けただけではまだ乾燥してしまう可能性がありますので、重ね付けしたり、化粧水パックやシートマスクで充分に水分を与えてあげます。

ただし、水の与えすぎは逆効果です。化粧水パックやシートマスクは、10分間程度を目安に外しましょう。

また、朝と同様に必要に応じてエイジングケア用の美容液や、保湿用の美容液を使い、最後は乳液や保湿クリームで仕上げです。

夜寝る前はメイクをする必要がありませんので、乾燥する部分はたっぷりとなじませて眠っている間の乾燥肌を守りましょう。

この時、テカリが気になるTゾーンにはあまり多く付けず、うすくなじませるようにします。手の平で顔全体を覆い、ハンドプレスして美容成分をお肌にしっかりと浸透させることも大切です。

また、美容成分がたっぷりのフェイスマスクを使うのもおすすめです。


4.乾燥肌やインナードライ肌の方が気をつけたいTゾーンのテカリ対策

乾燥肌やインナードライ肌の方が気をつけたいTゾーンの対策について説明する女性

続いて、乾燥肌やインナードライ肌の方が気を付けたいTゾーンのテカリ対策についてお話します。

普通肌や脂性肌と違い、乾燥肌やインナードライ肌の方はスキンケアでも注意が必要な点があります。ぜひ参考にしてみて下さいね。

1)ピーリングや酵素洗顔はNG

乾燥肌、インナードライ肌の方は、肌のバリア機能が低下している傾向にあります。

ピーリングや酵素洗顔など、角質ケアを行うのは肌への刺激が強く、肌荒れなどの肌トラブルの原因となることがあります。

また、皮脂や角質を取り過ぎてしまい、さらにバリア機能が弱くなり、乾燥や皮脂の過剰分泌を招くことにも。

Tゾーンのテカリが気になるからといって、ピーリングや酵素洗顔を安易に行うことは避けたほうがよいでしょう。

2)毛穴パックも控えよう

毛穴パックを使用する女性

Tゾーンのテカリは皮脂の分泌が原因なので、毛穴を掃除しようとする気持ちはよくわかります。

しかし、無理に毛穴から汚れを取り除くような毛穴パックは控えた方がよいでしょう。

上記で述べたピーリングや酵素洗顔同様、肌に刺激が強く、より毛穴が開いてしまうことにも。

特に剥がすタイプの毛穴パックは使わないようにしましょう。

3)器具を使って皮脂や角栓を取らない

ドラッグストアやバラエティショップに行くと、毛穴の中を掃除するという名目でさまざまなグッズが売られています。

ハサミのようなもので毛穴の中を掃除するものや、ペンのようなもので毛穴をゴシゴシと擦るものまで。

Tゾーンのテカリが気になる方や角栓いちご鼻が目立つ方にとっては、魅力的なグッズだと感じるかもしれません。

しかし、これらの毛穴掃除グッズは、肌への刺激が強過ぎます。

肌をこすることで目には見えない小さな傷が付き、肌トラブルの原因にもなってしまいます。

毛穴がキレイになるようなイメージに飛びつかずに、そういった毛穴掃除グッズは控えるようにしましょう。


5.まとめ

Tゾーンのテカリが気になる夏!スキンケアの対策は?のまとめ

肌別にTゾーンのテカリの原因とスキンケア方法についてお話しました。

普通肌の方、脂性肌の方はもちろん、乾燥肌やインナードライ肌の方もTゾーンのテカリの原因はあります。

全ての肌質の方に言えるのは、スキンケアでは保湿が大切だということ。朝晩のスキンケアで、しっかりとTゾーンのテカリ対策をしていきましょう!

また、スキンケアやエイジングケアだけでなく、日常生活も大切です。

Tゾーンのテカリや大人ニキビを予防する食生活と生活習慣も併せて身につけましょう。


6.編集後記

Tゾーンのテカリが気になる夏!スキンケアの対策は?の編集後記

美容家で美容情報サイト「キレイナビ」代表でもある飯塚美香さんに、Tゾーンのテカリを予防したり、解消するスキンケアやエイジングケアのコツをご紹介いただきました。

いかがでしたか?

夏は皮脂分泌量が増えてTゾーンのテカリで悩む女性が多い季節。皮脂や角栓、毛穴が気になって一生懸命になることも。

でも、刺激が強い洗顔やクレンジングはNGです。また、しっかり保湿することが大切です。

特に、バリア機能が低下している乾燥肌や敏感肌の方は、やさしいスキンケア、エイジングケアが大切。

この記事を参考に、正しいTゾーンのスキンケアやエイジングケアを続け、テカリのない美肌をキープしましょう。

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