糖化の原因になる糖分の多い食品

あなたは、なぜ「糖化」がお肌にとって問題かをご存知でしょうか?

それは、糖尿病などの病気の原因になるだけではなく、肌の黄ぐすみの原因になったり、ハリや弾力を低下させて顔のたるみの原因にもなってしまうから!

この記事では、糖化とは何か?その原因は?などの疑問について説明するとともに、お肌のためにできる予防や対策などを幅広くご紹介します。

この記事を読むことで得られること
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1.糖化が気になるあなたへ

糖化が気になる女性

「糖化はからだや肌の老化の原因!健康と美肌のための対策の基本」をお届けします。

ちょっと小腹が空いた時に、ケーキやドーナツなど、甘いものに手が伸びてしまう。

女性には多いタイプではないでしょうか。

しかし、毎日のこうしたスイーツ習慣がお肌やからだの老化を進める「糖化」を引き起こしているとしたら!?

エイジングケア化粧品でしっかりケアしているのに、お肌に元気がない、くすみが気になるという方は、糖化が原因かもしれません。

実は、エイジングケア世代の肌悩みの1つである「ほうれい線」やたるみによるシワの原因にも、糖化が関係していることがわかっているのです。

この糖化、最近では糖尿病の専門医なども医学的な研究を行うなど、医学の世界でも注目のキーワードになってきています。

なぜなら、糖化は糖尿病と関係が深いばかりではなく、メタボリックシンドロームほか、さまざまな病気の原因になることがわかってきたからです。

また、糖化は美肌から遠ざかる原因の1つです。

お肌の老化の原因といえばお肌の酸化がよく知られていますが、お肌の糖化にも注目が集まっています。

だから、糖化が原因で、くすみやたるみシミごわつきなど、エイジングサインが深刻になる前に、糖化のしくみやエイジングケアとの関係を理解し、しっかり対策することが大切です。

そこでこの記事では、糖化とは何か、またその原因についてご紹介します。また、糖化がもたらすからだや肌へのダメージについて取り上げ、予防の対策についても幅広くご紹介します。

「糖化って何?具体的に知りたい!」

「糖化ってなぜ悪いの?からだや肌にどんなダメージがあるの?」

「からだやお肌の糖化予防のための対策は?何を食べれば良いの?」

「糖化でお肌にどんな肌悩みやトラブルが起こるの?改善する方法はあるの?」

「エイジングケア化粧品で糖化って防げるの?ダメならどうすれば良いの?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

なお、糖化による肌老化予防のポイントを知りたい方は、「肌老化の原因「糖化」を予防する対策は5つのポイントで!」をご覧ください。

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<この記事の大切なポイント>
  • 糖化とは、簡単にいえば、からだの中の余った糖分がたんぱく質と結びつくことです。それによって、老化物質 AGEs(Advanced Glycation End Products=最終糖化生成物)がつくられてしまいます。
  • 糖化は、お肌のくすみ(黄ぐすみ)やたるみを引き起こします。だからこそ、アンチエイジングや健康を意識した生活習慣で予防することが大切です。
  • 糖化は、からだの老化を進め、病気のリスクを高めます。糖尿病をはじめ動脈硬化や白内障、認知症との関連も指摘されています。
  • 肌の糖化をエイジングケア化粧品で改善することはできません。抗糖化の成分も登場していますが、あくまで予防美容的な位置づけです。
  • 糖化は、糖分の摂り過ぎなど、食事を中心に日常生活を見直すことで改善できます。また、十分な睡眠、適度な運動やストレスを溜めすぎないことも予防には大切です。

2.糖化って、どういうもの?

糖化について調べる女性

1)糖化のイメージをつかもう!

「糖化」とは、からだの中で起こっている焦げのようなもの。

お肌の老化やさまざまなからだの病気に関係しているといわれています。

糖化は、発見した人の名前を取って、メイラード反応とも呼ばれています。

血液中に余分な糖分があると、体内のたんぱく質や脂質と結びついて変性させます。

その結果、細胞の老化を促進する物質であるAGEs(糖化最終生成物)が生まれるのです。

これが糖化の定義ですが、わかりにくいですね。

まず、焦げがどんなイメージなのかというと、たとえば、小麦粉に砂糖、卵、牛乳を混ぜてホットケーキを焼けば、こんがりと色づきますよね?

焦げて糖化したホットケーキ

このおいしそうな焦げ色の正体は、小麦粉・砂糖の糖質と卵・牛乳のたんぱく質が加熱されてできたもの。

つまり、糖化によって起こる変化なのです。

食品の場合の糖化は、こんがりとおいしい香りがする反応ですが、これと同じ反応が人の体内で起こると、からだ全体やお肌に悪影響が出てくるのです。

これは、特に30代以上のエイジングケア世代の女性にとっては、大きな問題です。

糖質といえば、甘いお菓子を想像しますが、ご飯、パン、パスタといった主食となるものにもたくさん含まれています。

また、量の差はあるものの、ほぼすべての食品に含まれているといえます。

このように聞くと、悪者のように思われがちですが、糖は私たちのからだにとって大切なエネルギー源。

糖質がなければ、頭もからだも正常にはたらいてくれません。

では、そんなからだにとって欠かせない糖質が、なぜ老化の大きな要因になってしまうのでしょうか。

2)食後1時間が糖化のリスク

食後30分から1時間で血糖値が上がります。この時間帯でAGEsができやすく糖化が起こってしまいやすいのです。

つまり、空腹時の血糖値が正常でも、食後の血糖値が150や200を超えている場合は、糖化のリスクが高いのです。

いつもこれを測定することはなかなか難しいことですが、後で説明する適切な食事などで予防は可能です。


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3.そもそも、なぜ糖化してしまうの?

肌の糖化の原因となる甘いケーキ

1)血糖値が高いほど糖化のリスクが高い

お肌はもちろん、脳や心臓、筋肉や血管、骨に至るまで、からだの大部分はたんぱく質でつくられています。

そのため、食事などで糖質がからだの中に入ると、糖とたんぱく質とが結びつきます。

たんぱく質は、初期の段階なら通常のたんぱく質に戻れるのですが、余分な糖に囲まれ体温で熱せられているうちに劣化し、老化物質 AGEs(Advanced Glycation End Products=最終糖化生成物)がつくられてしまいます。

特に、血糖値が高く上がれば上がるほど、糖化のリスクは高くなります。

体内に糖質が多過ぎる状態が続くため、糖とたんぱく質が結びつきやすくなって、AGEsが発生する可能性が高まるのです。

だから、高血糖の方、糖尿病の方、スイーツやお菓子が好きでいつも食べている方は糖化のリスクが高いのです。

2)AGEsの多い食べ物をたくさん摂れば糖化が進む

また、AGEsは、人のからだでつくられるだけではなく、食品に含まれるAGEsによってももたらされます。

こうした食品の中のAGEsは、すべてが体内に取り込まれるわけではなく、からだの中に取り込まれるのは約10%といわれています。

さらに、そのうちの7%前後が長期間蓄積され続け、からだのあちこちで悪さをすると考えられているのです。

代謝能力が高い若いうちは、AGEsを体内から輩出することができますが、加齢によって代謝能力が落ちるとAGEsが排出されず、体内に蓄積されやすくなってしまいます。

また、普段から血糖値が高い人は、糖化反応も強くなってしまい、AGEsが大量につくり出されることもあります。そのため、代謝されないAGEsが体内に蓄積され続けます。

同様に、糖尿病の人も糖化が起こりやすく、そのスピードが上昇すると考えられるので、より注意が必要です。


4.避けたい!糖化を促進する食べ物・調理・食べ方

糖化を促進する食べ物

1)糖化を促進する食べ物がある!

糖化が、からだの「焦げ」であることをお話しましたが、焦げのある食べ物は、AGEsが多い食べ物です。

揚げ物、フライ、ステーキ、炒め物などでよく使う牛肉・豚肉・鶏肉などの動物性脂肪食品にはAGEsが多く含まれます。

また、フライドポテト、ベイクドケーキなど、糖分が多い植物性の揚げ物や焼きものも同じくAGEsが多く含まれます。

ほかでは、人工甘味料の多いジュースや炭酸飲料、お菓子などもあまりたくさん摂らないほうがよい食べ物です。

食べ物ではありませんが、タバコにもAGEsが多いので、お肌やからだのためには喫煙は避けたいですね。

喫煙とお肌の老化の関係については、「喫煙がお肌の老化を加速!タバコで老け顔になる原因と対策」も参考にしてください。

2)糖化を促進してしまう調理法

AGEsは、食べ物を調理する際の加熱温度が高いと、それだけたくさんつくられます。

<温度によるAGSの変化>

温度によるAGSの変化の表

AGEsは、「オーブン焼き」、「揚げ物や炒め物」、「ゆでる、蒸す、煮る」の順番で多くつくられます。

糖化を防ぐには、「ゆでる、蒸す、煮る」がおすすめです。

ただし、たんぱく質が糖化の原因になるからといって、過度に摂らないことも健康によくありません。

動物性のたんぱく質も、美肌のためには必要ですから、摂る場合は調理方法を工夫しましょう。

3)糖化を促進する食べ方

食べ方にも糖化しやすい食べ方としにくい食べ方があります。

糖分や炭水化物を含むご飯やパンなどから食べると、血糖値は急上昇します。

だから、この食べ方は糖化を促進する食べ方です。

逆に、食物繊維を多く含む野菜やキノコ、海藻類を最初に摂れば、糖質の吸収が抑えられ、血糖値の急上昇を抑えることができます。

糖化予防には、ベジタブルファーストを意識しましょう。

なお、食べ方については、「美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?」も参考にしてください。


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5.糖化を防ぐ食べ物・食べ方

1)糖化を防ぐ食べ物

糖化を防ぐ食べ物の野菜

糖化を防ぐ食べ物としては、次のようなものがあります。

  • AGEsをあまり含まない生野菜や刺身
  • 糖の吸収を抑える食物繊維を含むごぼうや海藻
  • 糖の代謝をアップするα-リポ酸を含むブロッコリー、芽キャベツ
  • ポリフェノールの一種で、AGEsの増加を阻害するカマメロサイトという成分を含むローマンカモミール
  • ドクダミ茶、ルイボスティー、柿の葉茶、甜茶、クマザサ茶、シソ茶、グアバ茶

ほかにも、ショウガは糖とたんぱく質の結合を阻止するはたらきがあるとの研究もあります。

そのほか、ビタミンC、ビタミンB1・B6なども糖化を抑える栄養素です。

食べ物や栄養素については、次の記事も参考にしてください。

美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで

腸内環境を食物繊維や乳酸菌が豊富な食べ物で改善!

野菜の食べ方で美肌に差がつく!?エイジングケアによい野菜

フルーツで美肌になる!栄養素と美容効果と食べ方

スーパーフードはアンチエイジング・美容・ダイエットに効果!

2)糖化を防ぐ食べ方

糖化を防ぐ食べ方を実践する女性

食べる時間を意識することでも糖化を防ぐことが可能です。

朝は同じものを食べても、ほかの時間よりも2割ほどカロリーが吸収されにくいことがわかっています。

だから、血糖値の上昇がゆるやかです。

1日の食べる量が同じでも、朝に多めに食べることが糖化を防ぐのです。

また、夜は21時以降に食事をしないことで、カロリーや糖質の過剰摂取を抑えることが可能です。

このように、食べる時間や食べ方を少し工夫することで糖化が予防できるのです。


6.糖化するとからだはどうなるの?

糖化するとからだはどうなるのか考える女性

AGEsは強い毒性を持ち、お肌だけでなくからだ全体の老化を進める物質です。

前述のように、私たちのからだのほとんどはたんぱく質でできているので、髪からつま先までAGEsはからだ中に蓄積され、体内のあらゆる機能にトラブルやよくない症状を起こします。

では、具体的にどのように健康や病気、アンチエイジングやエイジングケアに関わってくるのかをみてみましょう。

1)糖化でメタボリックシンドロームが進む!

糖化でメタボリックシンドロームが進んだ男性

メタボリックシンドロームとは、内臓肥満があって、かつ高血圧、高血糖、脂質異常症のうちの2つが当てはまる状態。

略して、「メタボ」と呼ばれます。

AGEsは、メタボの早い時期から体内でつくられます。

そして、内臓脂肪を悪玉化させ、血糖値を上げてしまいます。

血糖値が上がることで、AGEsはまた増えてしまうので、メタボリックシンドロームの悪循環に陥ってしまうのです。

2)糖化で心臓病に!

血管がもろくなるのは、糖化によって引き起こされる症状の代表。

糖化によってAGEsが増えると、血管の内側にあるコラーゲンと結びつきます。

その結果、血管の弾力が失われ、厚く硬くなってしまうのです。

これが血管の老化の原因の1つです。

人は、血管から老化するといわれ、血管が衰えると全身の老化を進めてしまいます。

血管の組織が糖化によってもろくなると、動脈硬化になるリスクが高まります。

動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳梗塞といった命にかかわるような心臓や脳の病気のリスクも高まってしまうのです。

3)腎臓・骨・目の病気にも!

糖化で目の病気になる女性

このほか、腎機能の低下を引き起こしたり、骨では骨粗しょう症、目ではドライアイや白内障、網膜症なども糖化が原因といわれています。

コラーゲンは骨にもたくさんあるので、骨のコラーゲンが糖化すると骨が弱くなってしまいます。

目のレンズである水晶体は、「クリスタリン」というタンパク質でできていますが、これが糖化することもあります。

これに紫外線ダメージによる酸化が加われば、白内障や加齢黄斑変性症を起こすリスクも高くなります。

4)糖化は、アルツハイマー病のリスクにも!

さらに、糖化はアルツハイマー病との関連も指摘され、アルツハイマー病患者の脳には健常な高齢者の約3倍のAGEsが蓄積されていたという報告もあります。

脳内のタンパク質が糖化すると、βアミロイドというタンパク質が増えてしまいます。

このβアミロイドは脳組織に沈着して、老人班と呼ばれる班点をつくります。

そして、神経細胞を死滅させ、アルツハイマー病を発症させてしまうというリスクが指摘されています。

5)AGEsが、糖尿病を悪化させる

糖尿病とは、血糖値や「ヘモグロビンA1c」が、健康な人より高い状態が続く病気です。

だから、AGEsが蓄積されやすい状態にあります。

AGEsが増えてしまうことも糖尿病を悪化させたり、糖尿病以外の病気の原因になってしまいます。

このように、糖化はからだを老化させ、さまざまな病気の大きな原因になってしまいます。

これらのからだへの悪影響は、お肌にも悪影響をもたらしてしまうのです。


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7.お肌の糖化と肌老化・肌悩みの関係

糖化と肌老化の関係について説明する女性

1)まずは、お肌の糖化チェック

ここからは、お肌の老化や肌悩みと糖化の関係を詳しく取り上げます。

おそらくエイジングケア世代の女性にとって、最も気になるところではないでしょうか。

まずは、お肌の糖化をチェックしてみましょう。

などのサインが出てきたら、お肌の糖化が進んでいるのかもしれません。

2)お肌の糖化とは?

糖化に悩む女性

お肌のエイジングへの糖化の影響についていえば、糖化によって真皮にあるコラーゲンエラスチンを変性させてしまうことです。

そして、お肌のハリや弾力を失ってしまうのです。

それが、エイジングケア世代を悩ませるシワやたるみ、ほうれい線の原因に。

健康なお肌ならたんぱく質は正常な状態で、またAGEsもないため、コラーゲンがしなやかさや弾力を保っているのですが、糖化が進むとコラーゲンの間にAGEsが入り込んで、お肌を硬くし弾力を奪うため、その結果たるんでくるのです。

また、AGEsは茶褐色なので、その影響でお肌が黄ばんで見えたり、くすみも発生してしまいます。

さらに、AGEsが蓄積されるとターンオーバーがうまくいかなくなり、メラニン色素表皮に沈着。

いや~なシミとなって現れます。

もちろん、ターンオーバーが遅くなってしまうと乾燥肌お肌のごわごわなど、ほかの肌悩みの原因にも。

その結果、お肌のキメも荒くなったり、肌ツヤが失われ、お肌の透明感もなくなってしまうのです。

からだ全体もさることながら、お肌に大きな悪影響を与える糖化。

エイジングケア世代の女性には、エイジレスな美肌のために、ぜひ、予防や対策をしていただきたいものです。

3)お肌の糖化で特に注意したい黄ぐすみ

糖化によりおこる黄ぐすみ

糖化による肌悩みの中で、特に気を付けたいのが黄ぐすみ。

黄ぐすみについては、「黄ぐすみの原因は、糖化とカルボニル化!改善の対策は?」で詳しく触れていますが、糖化だけではなく血行不良や「カルボニル化」も関係している手ごわい肌悩みです。

カルボニル化とは、体内のたんぱく質と脂質の分解物の結合によって起こる現象です。

紫外線によって皮脂酸化し、過酸化脂質ができてしまうと、お肌のたんぱく質を黄色くくすませてしまうのです。

糖化やカルボニル化が進めば、黄ぐすみの症状を改善したり治すのが難しくなります。

このように、黄ぐすみは、糖化だけではなくカルボニル化の影響も意識した予防や対策が大切なのです。


8.からだや肌の糖化対策の基本とエイジングケア

糖化対策の基本について説明する女性

1)糖化対策の基本

ここで、糖化対策でのエイジングケアの基本を考えてみましょう。

実は、糖化の進行レベルには、さまざまな要因で個人差があります。

遺伝なども関係しますが、対策は可能です。

たとえば、AGEsが体内に溜まりにくい生活をしていれば糖化の影響を抑えられ、若々しく過ごすことができるのです。

私たちの細胞は日々新陳代謝を繰り返し、傷付いたり寿命を迎えた細胞は老廃物として分解・排出され、新しく生まれ変わっています。

ということは、糖化していない新しいお肌をつくり出し、きちんとケアしていけばいいのです。

細胞の新陳代謝のスピードはさまざまですが、お肌の表皮の新陳代謝は約1カ月なので、日々の心掛け次第で糖化をリセットしやすくなるといえるかもしれません。

2)低GI値の食べ物を摂ることが糖化予防の基本

まずは、甘いお菓子やジュースを控える、急激に血糖値が上がらない(GI値が低い)食品を選ぶ、よく噛んで食べる、食べる順番に気を付けるなどの食事を中心に、生活習慣を見直してみましょう。

低GI値の食べ物は、次のようなものです。

主食:パスタ(全粒粉)、おかゆ(玄米)

野菜:さやいんげん、玉ねぎ、トマト、長ネギ、キャベツ、ピーマン、大根、ブロッコリー、ナス、小松菜、キュウリ、レタス、もやし

果物:りんご、ミカン、レモン、柿、イチゴ、桃

魚類:マグロ、カツオ、サバ、アジ、イワシ、まだこ、いか、しじみ、あさり

肉類:牛肉(ロース、ヒレ、モモ、サーロイン)、豚肉(レバー、ロース、モモ)、鶏肉(レバー、胸肉、モモ)

キノコ:しいたけ、えのきだけ、エリンギ、シメジ、なめこ、

海藻:生わかめ、のり、ヒジキ、昆布

乳製品:牛乳、プレーンヨーグルト、バター、プロセスチーズ

卵:鶏卵(生、ゆで)

調味料類:味噌、ケチャップ、ウスターソース、マヨネーズ、しょうゆ、食塩、米酢、穀物酢

<参考記事>

ヨーグルトは夜に食べるのが効果的!おすすめの食べ方と乳酸菌の効果

お酢で始める!美肌もダイエットもできる欲張り習慣(飯塚美香さん)

糖化対策で生活習慣を改善する女性

3)食後の運動やストレスオフも糖化予防に大切

食後30分~1時間の間に軽い運動を取り入れるなども、糖化対策に効果的です。

また、紫外線対策も糖化予防になります。

なぜなら、表皮の角質層にあるケラチンは紫外線ダメージで糖化が進むからです。

紫外線対策は、酸化予防も兼ねるので、エイジングケアでは必ず行うべき最も大切なことです。

また、睡眠不足や多忙、過労などによるストレスもホルモンバランスを乱し、血糖値を上げるホルモンの分泌の原因になってしまいます。だから過度なストレスを避けることも糖化予防になるのです。

趣味、適度な運動、アロマセラピー、入浴、笑いなどで、ストレスを溜めない生活をこころがけましょう。

ウォーキングで糖化予防を行う男女

<参考記事>

ストレスオフの女性がこの2年で増加!そのリラックス方法TOP10

ストレスオフの秘訣は「音楽習慣」だった! 20代からシニアまで大調査

4)スキンケア・エイジングケアで糖化対策ができる?

糖化を防ぐためのスキンケアやエイジングケアについては、どう考えればよいでしょうか?

最近では、抗糖化に着目した化粧品成分の開発も始められ、抗糖化のためのエイジングケア化粧品も注目されています。

成分でも、カモミール、桜の花、ドクダミ、ビタミンB1、ビタミンB6、カルニチン、α-リポ酸、コーンのひげ、ヤマオリーブの葉、茶葉、黒豆の皮、クエン酸、紫菊のエキス、バラのエキスなどに抗糖化作用があることもわかってきました。

しかし、化粧品はどんなエイジングケア化粧水エイジングケア美容液であっても、真皮までは届かないので、いくら抗糖化成分の効果があっても、それがそのままエイジングケア化粧品の効果とはいえないのです。

  • 抗糖化成分が配合されたエイジングケケア化粧品であっても、糖化が進んだお肌の症状の改善は難しい
  • 糖化の前に予防的に使うなら、意味がないとはいえない
  • 保湿によるターンオーバーの改善や乾燥肌の改善のためには、エイジングケア化粧品は意味がある。

5)化粧品は予防美容として活用

糖化対策のためのスキンケア化粧品

①スキンケアの基本で糖化の症状を予防

今、お話したように、一旦お肌が糖化すると、エイジングケア化粧品では改善することはできません。

しかし、糖化によって起きる肌の症状を予防したり、少しでも和らげることは可能です。

そのポイントとしては、すでにお伝えした紫外線対策に加えて、次の2つです。

糖化予防も酸化予防もまずは、スキンケアの基本を大切にしましょう。

もちろん、スキンケアで糖化そのものを防ぐことはできませんが、予防美容には役立ちます。

②一歩進んだエイジングケア

年齢が進むと、やはりよい保湿成分エイジングケア化粧品成分を配合したエイジングケア化粧品がオススメ。

また、お肌がゴワゴワしているときは、酵素洗顔やピーリングを取り入れることもよい方法です。

保湿成分としては、セラミドプロテオグリカンヒアルロン酸などがよい選択です。

エイジングケア化粧品成分としては、ナールスゲンネオダーミル、ビタミンA誘導体(レチノールレチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体などのコラーゲンの産生をサポートする成分もオススメです。

なお、30代、40代、50代と年齢を重ねれば、エイジングケア化粧品の選び方も少しずつ異なってきます。

年代別のエイジングケア化粧品の選び方は、次の記事も参考にしてください。

20代でもエイジングケア化粧品は必要?オススメと選び方

30代、初めてのエイジングケア化粧品。失敗で老け顔に!

40代だからこそ考えたいエイジングケア化粧品の選び方!

50代のエイジングケア化粧品の選び方と大切な7つの真実!

60代・70代も大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方

③抗糖化の化粧品成分は?

化粧品成分の研究が進み、抗AGE物質が発見されています。

カルノシンがその1つです。

これは、動物の筋肉や肝臓の中にある天然の抗AGE物質で抗糖化が期待できます。

また、抗酸化作用もあります。

もう1つは、ツバキ種子抽出液です。

これは、ツバキ油ではありません。

ツバキの種子から摂れる成分で、カメリアサポニンとフラボノイドが主成分です。

3つ目は、ビルベリー。

150種類以上もあるブルーベリーの一種で、特にアントシアニンの含有量が多く、抗糖化と抗酸化が期待できます。

そして、4つ目がシャクヤクエキス。

ボタン科の植物であるシャクヤクの根のエキスです。

抗酸化作用や抗アレルギー作用、収れん作用などに加えて、抗糖化作用があることもわかりました。

これらは、成分として抗糖化作用が認められていますので、ある程度の効果は期待できます。

ただし、これらで肌の糖化が改善するほどの効果は期待できません。


9.まとめ

お肌の老化やエイジングケアへの悪影響だけでなく、動脈硬化や骨粗鬆症、糖尿病など、さまざまな生活習慣病のリスクを高めるといわれている糖化。

活性酸素による酸化が「からだのサビ」といわれるのに対し、糖化は「からだのコゲ」と呼ばれ、老化を促進する要因として注目されています。

糖化を防ぐことは、特に30代以上のエイジングケア世代には大切です。

なぜなら、お肌の老化とからだの老化の両方の予防になるから。

また、糖化が進んでから改善の対策を行うより、若い時から予防するほうが簡単だからです。

健康のためにも、美肌のためにも、糖化のしくみをきちんと理解し、日頃の食生活やエイジングケアにいかしてくださいね。

また、最近では抗糖化作用のある化粧品成分も登場しています。

これらは予防美容的にはおすすめですが、糖化の改善までとなると疑問です。

この記事、「糖化はからだや肌の老化の原因!健康と美肌のための対策の基本」が、エイジングケア世代の皆様のお役に立てば幸いです。

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(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。

ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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