皮脂膜は天然のクリームで肌のバリア機能を守る保湿の3大要素

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皮脂膜は、お肌の保湿にとってとても大切な成分です。

しかし、意外にその役割や特徴などをご存知ない女性も多いようです。

この記事では、エイジングケアや乾燥肌の予防・改善に大切な皮脂膜の成り立ちや役割を詳しくご紹介します。

また、皮脂膜を補うエイジングケア化粧品やキープする日常生活もあわせてご紹介します。

<この記事の大切なポイント>
  • 皮脂膜は、皮脂腺から分泌される皮脂と汗からつくられる「天然の保湿クリーム」と呼ばれる成分です。だから、お肌にとってとても大切です。
  • 皮脂膜は、角質細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)とともに、保湿の3大因子と呼ばれ、バリア機能維持に関与しています。つまり、乾燥肌を防ぐために大切な成分です。
  • 皮脂膜は酸化しやすいので、古くなる前に毎日の洗顔で洗い流すことが大切です。また、夜のクレンジングも大切です。しっかり、お肌を清潔に保つことでターンオーバーが正常化され、新しい皮脂膜形成に役立つのです。
  • 年齢とともに皮脂が減るので、皮脂膜のできる量も減っていきます。これが、エイジングで乾燥しやすくなる原因の1つです。
  • 乳液や保湿クリームで皮脂膜に近い成分を補うことも大切です。そんな成分は、スクワランやシアバターなどのエモリエント成分です。

京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事

ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。

この記事の監修者
ナールスコム店長 村上清美

ナールスコム

ナールスコム店長 村上清美

メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。

<保有資格>
コスメコンシェルジュ
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト

乾燥肌の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス乾燥肌の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
この記事の目次を紹介する女性のイラスト

1.皮脂膜をキープして美肌になりたいあなたへ

皮脂膜をキープして美肌になりたい女性

「皮脂膜は天然のクリームで肌のバリア機能を守る保湿の3大要素」をお届けします。

エイジングケアにとって大切な「皮脂膜」は、皮脂が混ざったもの。

皮脂膜は肌表面に存在しますが、保湿の3大要素の1つでもあり、「天然の保湿クリーム」と呼ばれています。

だから、皮脂膜をキープすることが、美肌になる方法の1つです。

今回は、そんな皮脂膜の特徴や成分特性、エイジングケアにおける役割を紹介します。

皮脂膜は、お肌の「保湿」にとってなくてはならない大切な成分。

さて、あなたの「皮脂膜」についての理解度はいかがでしょうか?

そこで簡単なクイズ。

皮脂膜は、酸化されやすいでしょうか? されにくいでしょうか?

皮脂膜の性質や役割を理解することと、洗顔クレンジング、エイジングケアは深く関わっています。

「皮脂膜は、どんな成分からできているの?また、役割は?」

「皮脂膜は、なぜ、天然の保湿クリームっていわれるの?理由を教えて!」

「皮脂膜、皮脂、皮脂腺の関係は?お肌のために知っておきたい!」

「毎日、洗顔することは皮脂膜のためによいの?悪いの?」

「皮脂膜を意識したスキンケアやエイジングケアって?」

などにご興味のある方は、ぜひ、続きを読んでくださいね。

また、皮脂膜について、十分な知識がないと感じる方も、ぜひ、読み進めてくださいね。

<皮脂膜に近いはたらきのフェイスクリームでエイジングケアを行ないたい方へ>

皮脂膜と似た美容成分シアバターで保湿とエイジングケアを!

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2.皮脂膜とは?

皮脂膜について説明する女性

1)皮脂膜を理解しよう

皮脂膜は、皮脂腺から分泌される皮脂と汗腺から分泌される汗、そして、角層で分解された成分が混ざってできています。

NMF(天然保湿因子)角質細胞間脂質とともに、お肌の保湿の3大因子の1つです。

皮脂膜は、お肌の水分の蒸発を防ぐはたらきから、天然の保湿クリームと呼ばれています。

皮脂は過剰に分泌されると、お肌のテカリをはじめ、メイクの崩れなどの原因にもなりますが、本来は、お肌の乾燥を防ぐ大切なものです。

もう少し、皮脂膜ができるプロセスを説明しましょう。

Step1 : 皮脂腺から皮脂が分泌されます。

Step2 : 角質細胞から分解された成分(表皮脂質)が皮脂と混じります。

Step3 :  ここで、汗が加わり、皮脂膜が完成します。

表皮脂質とは、死んで剥がれおちる角質細胞と、その中のNMF(天然保湿因子)や角質細胞間脂質です。

皮脂膜は、こうしたプロセスでできています。

天然の保湿クリームと呼ばれますが、実際は、乳液に近いものです。

皮脂膜・角質層の断面図

こうしてできる皮脂膜は、たったの0.5ミクロン(0.0005ミリ)の薄さしかありません。

そんな皮脂膜は、次の成分からできています。

これは、皮脂、NMF、汗の成分と一致します。

皮脂膜は、人の体温に近い35~36度くらいで融け、お肌に膜を広げていくのです。

2)皮脂膜と肌質の関係

皮脂膜と肌質の関係を知りたい女性

肌質には、普通肌脂性肌乾燥肌乾燥性脂性肌(インナードライ肌)の4つに加えて、混合肌バリア機能が著しく低下した敏感肌があります。

このうち、普通肌と脂性肌は、皮脂分泌量が多く皮脂膜も十分できるお肌です。

乾燥肌や敏感肌は、一般的には皮脂分泌量が少なく皮脂膜は少ない傾向にあります。

混合肌は、鼻、おでこなどのTゾーンなどでは皮脂が多いので皮脂膜も多く、あごやフェイスラインなどのUゾーンでは皮脂が少なく皮脂膜も少ないお肌です。

インナードライ肌は、皮脂が多いので皮脂膜も多いのですが、内側が乾燥した肌状態です。

3)皮脂膜と性別の関係

男女の写真

皮脂膜の男女の差は、皮脂の量で決まります。

年齢が同じなら男性の皮脂分泌量が多いので、皮脂膜は男性のほうが多い傾向にあります。

だから、皮脂膜が減って乾燥肌になりやすいのは男性より女性なのです。

男性でオイリー肌が多かったり、肌ツヤが失われにくいのはこのためです。

そんな男性の肌の特性から、メンズ化粧水にはアルコール(エタノール)など清涼感をもたらす成分が含まれていることが多いのです。

ただし、男性もエイジングケアをしっかり行わなかったり、紫外線対策が不十分だと乾燥肌になってしまいます。

4)皮脂膜と季節の関係

季節を表す写真

皮脂や汗の分泌量は季節によって変わります。

基本的には、温度が上がれば皮脂や汗の分泌量が増え、温度が下がれば 減ります。

だから、春から夏にかけては皮脂膜も十分できますが、秋から冬にかけては皮脂膜が不足することが多くなります。

これが、秋や冬になると乾燥肌が気になる原因の1つです。

皮脂膜以外にも乾燥肌の原因があるので、乾燥肌対策は季節の特徴を考えることが大切なのです。

季節別の乾燥肌対策は、次の記事をご覧ください。

春(3月・4月・5月)の乾燥肌対策は正しいスキンケアで!

夏(6月・7月・8月)も乾燥肌の対策に気を抜かないで!

秋(9月・10月・11月)に気になる乾燥肌!改善の対策?

冬(12月・1月・2月)の乾燥肌対策は保湿とエイジングケア

<参考記事>

肌の保湿能に大切な角層は部位・年齢・季節で水分量が違う!





3.皮脂膜の役割は?

皮脂膜のエイジングケアのための役割を調べる女性

1)皮脂膜の役割の基本

では、皮脂膜はお肌でどんな役割を果たしているのでしょうか?

皮脂膜は、その名のとおりお肌の表面で膜を張って、次のようなはたらきをしています。

  • お肌の水分の蒸発を防ぐことで乾燥肌を予防する。
  • お肌の柔軟性を保ち、お肌をなめらかにして肌ツヤを出す。
  • 角質層の剥離を防いで肌荒れを予防する。
  • 細菌や雑菌、有害物質、アレルゲンなどの侵入を防御する。
  • 熱(暑さ)や寒さからお肌を守る。
  • 表皮常在菌(皮膚常在菌)の生育を助ける。
  • 表皮を弱酸性(pH 4.5~5)に保つ。

人のお肌はよくできているもので、健やかな状態であれば、自らの力で、お肌を保護するとともに整えているのです。

過剰なスキンケアやエイジングケアがよくないのは、洗顔や化粧品で自らのお肌の力を壊してしまう可能性があるからなのです。

一方、年齢とともに自らのお肌を整える力は弱まっていきます。

なので、何もせず放置することで、よりお肌のトラブルや肌老化を引き起こす原因になってしまいます。

エイジングケアは、本当にバランスが大切です。

エイジングケアのために乳液や保湿クリームが必要になってくるのは、年齢とともに減っていく皮脂膜の役割を果たすためなのです。

年齢ごとの皮脂の量については、こちらの記事をご参照ください。

「エイジングインデックス」は、エイジングケアの道しるべ!

しかし、皮脂膜だけで保湿ができるのではありません。

表皮では、セラミドなどの角質細胞間脂質、NMF(天然保湿因子)が一緒にはたらくことで、しっかりとバリア機能を維持し、お肌の保湿を担っているのです。

2)皮脂膜とpH(ペーハー)

皮脂膜とpH(ペーハー)の関係を考える女性

pH(ペーハー)とは、アルカリ性、中性、酸性を示す指標のことです。

「pH7」が中性で、それより数値が大きければアルカリ性、小さければ酸性です。

お肌は弱酸性というお話を聞いたことがあると思いますが、お肌のpHは、皮脂膜のpHを測って判断しているのです。

皮脂膜のpHは、通常、弱酸性ですが、部位、年齢、性別、肌状態などで少し異なります。

基本的には、皮脂が多ければ酸性に傾き、少なければアルカリ性の方向に傾きます。

だから、男性、思春期、夏の高温の季節などは、皮脂分泌量が多く酸性が強いのです。

また、頭皮や顔のTゾーンなども同様です。

一方、女性、冬の寒い季節などは、酸性の傾向が弱くなっています。

皮膚は、石けんなどアルカリ性の洗顔料を使った後は、アルカリ性に傾きますが、すぐに皮脂膜の成分である脂肪酸や乳酸で中和することで、弱酸性に戻ります。

これを「アルカリ中和能」と呼びます。

皮脂膜が正常にあれば、常にアルカリ中和能がはたらき、お肌は弱酸性を保てるのです。

しかし、加齢や乾燥肌などで皮脂膜が十分にはたらかなければ、肌悩みやお肌のトラブルの原因になってしまいます。

このため、お肌の弱い方やインナードライ肌敏感肌の方には、アミノ酸系界面活性剤や弱酸性の洗顔料が好ましいのです。

ただし、弱酸性の洗顔料にもさまざまなものがあるので、その点はご注意ください。

<参考記事>

皮膚表面のpHを弱酸性に保つスキンケアで健やかな美肌を!

3)皮脂膜と皮膚常在菌の深い関係

皮脂膜には皮膚常在菌が棲んでいます。

皮膚常在菌には、善玉菌である皮膚ブドウ球菌、日和見菌でニキビの原因として有名なアクネ菌、悪玉菌で感染症の原因となる黄色ブドウ球菌などがいます。

ここで、皮脂膜にとって大切なのはアクネ菌なのです。

なぜかといえば、皮脂膜が酸性になるのはアクネ菌のおかげだからです。

アクネ菌は、中性の皮脂を分解するはたらきがありますが、その際に脂肪酸をつくります。

これが、皮脂膜を乳液のような状態にするとともに酸性にするのです。

酸性であると有害な雑菌やウイルスなどが育ちにくく、お肌のバリア機能は正常に保たれやすくなります。

また、皮脂膜が十分な状態であれば、皮膚常在菌のバランスも整い、ターンオーバーの正常化にも役立つのです。


4.皮脂膜と上手に付き合って健やかな肌を

保湿クリーム

皮脂膜を健やかな状態に保つには、朝のスキンケア夜のスキンケアも丁寧に行うことが大切です。

1)古い皮脂膜は、優しい洗顔で洗い流す

さて、お肌に大切な皮脂膜ですが、大きな弱点があります。

それは、皮脂と同様、紫外線などで酸化されやすいこと。

冒頭のクイズの答えは、「Yes」です。

そのため、毎日のクレンジングや洗顔で酸化した皮脂や皮脂膜をしっかりと洗い流し、お肌を清潔に保つことが大切なのです。

特に毛穴の汚れが残ると毛穴の黒ずみ・詰まりの原因になったり、角栓が過剰になってニキビやいちご鼻になってしまうこともあります。

毛穴はしっかりと洗いましょう。

ゴワゴワ肌が気になる場合は、酵素洗顔などを上手に使えばターンオーバーが正常化することで、肌のキメが整い透明感のあるお肌へと向かいます。

しかし、この洗顔も1つの問題を引き起こします。

それは、皮脂を洗い流すことで皮脂膜がなくなってしまい、新しい皮脂膜ができるまで時間がかかることです。

もちろん、お肌が健やかな状態であったり、若いときには、すぐに皮脂が分泌され、皮脂膜もすぐにできます。

しかし、年齢とともにその力が弱まったり、刺激の強い洗顔などによって、その時間がかかりすぎてしまい、お肌の乾燥を招くこともあるのです。

だから、洗顔料は洗顔石けんなどシンプルな固形のものが基本です。エイジングケア世代の方は、刺激成分が無添加の石けんを使いましょう。

これは、メイクを落とす場合も同じです。

脱脂力の強いミネラルオイルなどのクレンジング料を使うと、必要な皮脂まで落とすので皮脂膜が不足してしまうリスクがあるのです。

エイジングケア世代や乾燥肌の方は、クレンジングミルク、クレンジングクリーム、クレンジングジェルがおすすめです。

また、敏感肌ならアミノ酸系界面活性剤や弱酸性の敏感肌向けのクレンジング料がおすすめです。

もちろん、どんなクレンジング料も正しく使うことが大切です。

なお、夜、メイクを落とさず寝落ちした際にリカバリーは、「メイクを落さず寝落ちした私!翌朝のスキンケアと対策は?」を参考にしてください。

2)加齢で減る皮脂膜は油分の多い化粧品で補う

加齢で減る皮脂膜を補うクリームのイメージ

お肌の乾燥が続くと、お肌のハリが失われて、目元のしわ毛穴の開き小じわシワほうれい線などのエイジングサインが目立ってきます。

そんなエイジングサインを予防するためには、まず保湿化粧水エイジングケア化粧水でスキンケアを行うことです。

しかし、化粧水は水と水溶性成分がほとんどなので油分を補うことができません。

保湿美容液エイジングケア美容液には油分も含まれますが、それでも肌質、肌状態によっては不十分な場合もあります。

そこで、必要になってくるのが乳液や保湿クリームです。

一般的に、乳液や保湿クリームが、皮脂膜や皮脂、角質細胞間脂質の成分やそれに近い成分でできているのは、皮脂膜の役割を果たそうとするからです。

美容成分としては、シアバタースクワラン、アルガンオイル、オリーブオイルなどの美容オイルワセリンが皮脂膜に近いはたらきをします。

これらは、エモリエント成分と呼ばれます。

30代以上のエイジングケアでは、これらの成分を補うことで乾燥肌の予防や改善を行うことが大切になってくるのです。

一方、逆に皮脂や皮脂膜が多すぎてオイリーな場合は、皮脂をコントロールするビタミンC誘導体化粧水ビタミンC誘導体美容液がおすすめです。





5.皮脂膜を守る日常生活

皮脂膜や体の酸化を防ぐために紫外線対策する女性

1)皮脂膜やからだの酸化を防ぐことも大切

紫外線のダメージや過激な運動、過度のストレスはからだやお肌の酸化を進ませます。

だから、紫外線対策やストレスの少ない生活、十分で質の高い睡眠などアンチエイジングを意識した生活習慣で皮脂膜や肌の酸化を防ぐことも大切なのです。

適度な運動、半身浴、ヨガ、ストレッチなどは、ストレス解消とともに代謝アップにもなります。

また、笑うことや笑顔でいることも免疫力を高めるよい方法です。

2)食べ物で皮脂膜の再生を行なう

皮脂膜のもとは、「アブラ」です。

だから、食べものから良質の油を摂ることで皮脂や皮脂膜をつくることができます。

青魚や海藻類、サバ・イワシ・さんまなどは、EPAやDHAが豊富なのでオススメです。

また、オリーブオイルにはオレイン酸が豊富なので、皮脂膜の再生はもちろん、美肌のための食べ物として有効です。

<参考記事>

美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?


6.エイジングケアは皮脂膜以外も意識しよう!

ナールスゲンとヒト型セラミドを配合した「ナールス ユニバ」

皮脂膜を保護するためのスキンケアやエイジングケアが大切なことがおわかりいただけたと思います。

ただ、大切なのは皮脂膜が減ってきたからといって、皮脂膜に近い成分だけを補うだけでは不十分です。

なぜなら、加齢にともなってNMFやセラミドも減ってきます。

だから、エイジングケア化粧品でこれらの成分も合わせて補うことも必要なのです。

特に、最近ではセラミドの減少が、老人性乾皮症アトピー性皮膚炎と関係していることがわかってきたため、エイジングケアを意識した保湿クリームでは、ヒト型セラミドを配合したものが登場してきました。

皮脂膜は、お肌にとってとても大切ですが、保湿やバリア機能を維持するエイジングケアを考える場合は、角質細胞間脂質やNMFのことも念頭において考えることが大切です。

だから、エイジングケアのための乳液や保湿クリームは、セラミド、NMFも配合したものを選びましょう。

とくに、セラミド美容液セラミドクリームがおすすめです。

「NMF(天然保湿因子)」「皮脂膜」「角質細胞間脂質」のすべてを考えたエイジングケアについては、こちらをご覧ください。

保湿の3大因子は30代から不足する!エイジングケアでキープ

また、「NMF(天然保湿因子)」「皮脂膜」「角質細胞間脂質」の成分をバランスよく配合したエイジングケア保湿クリームは、こちら。

ナールスゲン&ヒト型セラミド配合エイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」


7.まとめ

まとめ

エイジングケアにとって大切な3大要素の1つ「皮脂膜」について説明しました。

いかがだったでしょうか?

皮脂膜の役割や特徴などが理解できたのではないでしょうか。

また、とても大切なことがおわかりいただけたと思います。

必要な皮脂膜を守るとともに古いものを洗い流して、健康な素肌をキープすることが美肌の基本です。

ただし、それだけを意識してもエイジングケアは不十分。

「NMF(天然保湿因子)」「皮脂膜」「角質細胞間脂質」の3つを意識したバランスのよいエイジングケアを心がけ、そのサポートをするエイジングケア化粧品をお使いくださいね。

この記事「皮脂膜は天然のクリームで肌のバリア機能を守る保湿の3大要素」が、エイジングケア世代の皆様のお役に立てば幸いです。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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