まぶたのたるみやしわは、年齢とともに目立つエイジングサインの1つです。
改善が難しい肌悩みなので、日々のスキンケアやエイジングケアなどで予防することが大切です。
また、アンチエイジングを意識した生活や目元の老化予防も大切です。
この記事では、まぶたのたるみやしわの原因、改善のためのエイジングケアやその他の対策を幅広くご紹介します。
また、おすすめの目元専用美容液などをご紹介します。
- まぶたなど目のまわりの皮膚は、顔の中でも特に薄いために、少しの刺激も負担になります。だから、肌老化でたるみやしわが目立ちやすいのです。
- まぶたのたるみは、眼輪筋、真皮、皮下組織・皮下脂肪の衰えが原因です。それをもたらすのは、まぶたの乾燥、紫外線ダメージ、物理的な刺激、眼精疲労ほか、頭皮のたるみなどもまぶたのたるみを進ませる要素です。
- エイジングケア化粧品でまぶたのたるみを改善することはできません。しかし、保湿などの予防的なケアとしては、大いに意味があります。
- 目のエクササイズや目の周りのツボ押しもまぶたのたるみの改善が期待できますが、即効的な効果は期待できません。また、誤った方法で行うとかえって肌にダメージを与えるので要注意です。
- 正しい生活習慣は、まぶたのたるみの予防につながります。アンチエイジングを意識した生活習慣を身に着けましょう。
- 見た目に一番効果があるのは、美容整形によるまぶたのたるみの治療です。自費診療なので全額負担となりますが、切開法と切らない埋没法があります。
- まぶたのたるみは、眼瞼下垂という病気の可能性があります。その場合は、眼科で保険診療を受けることができます。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*まぶたのたるみ・シワの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
読みたいところから読める目次
1.まぶたのしわやたるみが気になるあなたへ
まぶたの上や下にたるみやしわがあるのは、誰でも嫌なものです。
顔のたるみの中でもまぶたのたるみはよく目立ちます。
誰だって、美肌をキープしたいので、早くそんなたるみやしわをなくしてしまいたいですね。
とはいっても、40代や50代になるとお肌の老化で、まぶたのたるみや目元のしわを改善することは、難しくなっていくのです。
なぜなら、目や目元の老化も進み、内側の表情筋なども衰えてしまうから。
だからこそ、まぶたのたるみやしわは、しっかりと原因を理解して、20代や30代の若い時から予防のためのスキンケア、エイジングケアが大切です。
もちろん、食べ物をはじめとするアンチエイジングを意識した生活習慣で肌老化を予防することも重要です。
この記事では、まぶたのたるみやしわの原因と、予防・改善のエイジングケア対策を中心に取り上げます。
また、内側からの対策も取り上げます。
さらに、まぶたの上のたるみで起こる眼瞼下垂についても簡単に触れます。
「まぶたのたるみの原因は?何が問題なの?」
「予防のためのスキンケアやエイジングケアは?」
「まぶたのたるみを改善する方法って?手術が必要?」
「目元の老化を防ぐために、日々の生活で気を付けることは?」
「私のまぶたのたるみは眼瞼下垂(がんけんかすい)?治療方法は?」
などが知りたい方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
なお、眼瞼下垂の詳しい情報は、「眼瞼下垂は加齢が原因!症状と治療法は?」を、目の下のたるみについては、「目の下のたるみの予防と改善・解消!全てが学べる7つのポイント」をご覧ください。
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2.まぶたのたるみやしわの特徴
1)まぶたは刺激に弱い
目のまわりの皮膚は顔の中でも特に薄いために、少しの刺激でも負担になりやすいです。
厚さは、頬と比べると4分の1(約0.5mm)程度しかなく、刺激にも弱いという特徴があります。
皮膚が薄いということは、肌ツヤを生み出し肌の水分を保つ角質層、また肌のハリや弾力を生み出す真皮の層も薄いと言えます。
だから、目元のハリはエイジングでなくなりやすく、まぶたをはじめ目元はしわができやすく、たるみにもなりやすいのです。
2)まぶたのたるみは老け顔の象徴
人と話す時は、自然と目に視線がいきます。
そのため、まぶたにたるみやしわがあるととても目立ってしまいます。
まぶたは上まぶたと下まぶたがありますが、上まぶたにたるみがあると眠そうな印象になり、下まぶたにたるみがあると疲れて見えやすくなります。
また、実年齢よりも老けて見られがちなことから悩んでいる、という方も多いという特徴があります。
さらに、まぶたにしわができて見えにくくなることで、物をよく見ようと目を細めてしまい、おでこ(額)のしわができやすいなどの悪循環が起きることもあります。
なお、顔を正面
に向けた時に、まぶたが瞳孔の上まで上げられない症状がある場合は、しわではなく、「眼瞼下垂(がんけんかすい)」の可能性がありますので、早めに眼科医に相談しましょう。
3.まぶたのたるみの原因
まぶたのたるみは、主に加齢によって引き起こされると言われています。
年齢を重ねると、目の周りのお肌や表情筋が衰え、ハリ・弾力が失われていきます。
加えて乾燥肌になりやすいので、シワが生まれやすいのです。それが進むとまぶたのたるみになってしまいます。
まぶたのたるみの原因を詳しく見てみましょう。
1)眼輪筋の衰え
まぶたのたるみは、目の表情筋である「眼輪筋の衰え」によって引き起こされます。
エイジングで眼輪筋が衰えて、まぶたを支えきれなくなることで、たるみが起こってしまうのです。
2)真皮の衰え
肌の老化が進むと、真皮が衰えハリや弾力が失われてしまいます。
真皮の衰えで線維芽細胞のはたらきが弱まり、コラーゲン、エラスチンなどをつくる力が低下することが原因です。
その結果、表皮の角質層を支える力が減ってしまい、まぶたが下向きに垂れ下がってしまうのです。
3)皮下組織の衰えや肥大化
皮下組織や皮下脂肪の衰えや肥大化も、まぶたのたるみの原因の1つです。
加齢などで皮下脂肪が大きくなると、まぶたを下にたるませてしまうのです。
4.まぶたのたるみを促進させる要素
1)まぶたの乾燥
まぶたは、皮膚が薄く皮脂腺も少ないので皮脂の分泌も少ないパーツです。
だから、加齢や他の乾燥肌の原因の影響を受けやすいのです。
つまり、まぶたは乾燥しやすいパーツです。
乾燥が続くと、ツヤやハリがなくなってたるみを進めてしまいます。
2)紫外線ダメージ
だから、まぶたの乾燥やまぶたの真皮の線維芽細胞や真皮層にあるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンを変性させていまいます。
それがまぶたのたるみを進ませてしまうのです。
3)物理的な刺激や目の負担
まぶたが、刺激に弱いこともたるみを進ませてしまう要素です。
眠いときなど、ついまぶたをこすったりしていませんか?
特に花粉症や花粉皮膚炎の人は、痒みが我慢しきれずにこすってしまうという方が多いです。
また、コンタクトレンズを使用することも目の負担になります。
このような物理的刺激もまぶたにたるみやしわができる原因となります。
さらに、アイシャドウやアイライン、マスカラなどを使ってメイクした場合は、それらを取り除く時にこすりすぎてしまうこともよくあります。
そんな刺激もまぶたのたるみを進ませてしまうリスクになります。
4)眼精疲労
眼精疲労もまぶたのたるみやしわの原因と言えます。
最近では、スマホやPCの普及に伴って、仕事で目を酷使する人が増加しています。
特に、スマホは寝る前や移動中でもつい見てしまいがちです。
スマホの使い過ぎでたるみやしわが進みます。
目を使いすぎることで、目元の筋肉が疲れて、血行不良を引き起こすこともあるのです。
眼精疲労で、まぶたのたるみだけでなく、目の下のクマにもなってしまいます。
5)頭皮のたるみ
頭皮のたるみも、まぶたのたるみを進ませてしまいます。
一見関係がないように見えますが、頭皮のたるみの影響で皮膚が下垂し、必然的に上まぶたも下がってきてしまってしわやたるみになります。
5.まぶたのたるみ・シワのスキンケア
まぶたのたるみは、エイジングケア化粧品では改善が難しい肌悩みです。
だから、まぶたにたるみが目立っていないときからしっかりとスキンケアやエイジングケアを行なうことが大切です。
また、まぶたのたるみができた場合は、原因を考えて改善の対策を進めましょう。
まぶたのたるみが目立つ原因が乾燥や眼精疲労ならのエイジングケアでも改善することがあります。
若々しい印象を保つためにも、目の周りに適切なエイジングケアを実践しましょう。
1)まぶたのたるみは保湿で予防
まぶたのたるみ予防で一番大切なのは保湿でしょう。
基礎化粧品でしっかり保湿を行って、まぶたの乾燥肌対策を行うことが、まぶたのたるみやしわの予防そのものなのです。
特にエイジングに伴って、保湿の3大因子である皮脂膜、天然保湿因子(NMF)、角質細胞間脂質は減っていきます。
元から皮膚の薄い目元やまぶたではそのダメージが大きいので、顔の中でも保湿は特に大切なのです。
化粧品による保湿には「水分を与える」「水分を保持する」「水分の蒸発を防ぐ」の3つのプロセスがあります。
この3つをしっかり行ってバリア機能とターンオーバーの正常な状態をキープしましょう。
2)まぶたのたるみ予防のエイジングケア化粧品の選び方
まぶたのエイジングケアを始める前に、肌質や年齢に合った最適のアイテムを選ぶことも重要と言えます。
エイジングケア化粧品の選び方の基本は、保湿成分とエイジングケア化粧品成分の両方がバランスよく配合されたものを選ぶことです。
また、デリケートな目元や目の周りのエイジングケア化粧品は、安全性も考えて慎重に選びましょう。
目元専用美容液、アイクリーム、しわ対策のエイジングケア保湿クリームなど、繊細な目元に使いやすいアイテムが「目元専用」「しわ対策」などのわかりやすい表記で販売されていますので、活かしていくことが大切です。
20代は、まぶたのしわやたるみに悩まされる人がまだ少ないかもしれませんが、30代以降になると目立ちやすくなってきます。どんな人でもお肌の老化は進んでいます。
まぶたのことを考えるなら、早めにエイジングケアを実践していくことが効果的と言えるでしょう。
目元専用のスペシャルケアアイテムを1つ持っておくことも有効です。
年代別のエイジングケア化粧品の選び方は、次の記事も参考にしてください。
*60代・70代も大切!エイジングケア化粧品の選び方と使い方
3)まぶたに使いたい水分を保持する保湿成分とエイジングケア化粧品成分
保湿力が高いことに加え、安全性が高い成分が配合されているエイジングケア化粧品を選択することが大切です。
オススメとしては、保湿力の高いセラミドやヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの成分が入ったエイジングケア美容液やアイクリームです。
美容液ランキングなどに頼らず、美容成分を見極めて選びましょう。
ヒアルロン酸、プロテオグリカンは水溶性成分なので、保湿化粧水やエイジングケア化粧水との相性がよい成分です。
一方、シアバターやスクワランなどは油溶性のエモリエント成分のため、クリームと相性のよい成分です。
セラミドはグルコシルセラミドが水溶性成分なので、セラミド化粧水ではオススメの成分です。
セラミドの中で特にオススメは、ヒト型セラミドです。
ヒト型セラミドは、油溶性成分なのでセラミド美容液やセラミドクリームで補いましょう。
エイジングケア化粧品成分としては、ネオダーミル、ナールスゲン、ビタミンA誘導体(レチノール、レチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体(水溶性ビタミンC誘導体、油溶性ビタミンC誘導体、両親媒性ビタミンC誘導体APPS)、ビタミンE誘導体、プラセンタエキス、アスタキサンチン、フラーレンなどが挙げられます。
ただし、ビタミンA誘導体やビタミンC誘導体には刺激がありますので、敏感肌などお肌が弱い方は注意が必要です。
4)クレンジングや洗顔もまぶたに優しく
①クレンジングは特に気を使おう!
目元やまぶたは、アイシャドウやアイライン、マスカラなどさまざまな目元用アイテムを使用してメイクすることが多いパーツです。
そのため、メイクも濃くなりがちです。
そんな、目元の肌は顔の中でも皮膚が薄く繊細な部分なので、メイクを落とす際も肌に起こる摩擦を減らし、落とし残しのないようにするのが大切です。
まずクレンジングには、こすらず落とせるジェルタイプのクレンジング料がオススメです。
エイジングケア世代には、目元の皮膚が薄くなっているので、水性のオイルフリーのタイプなどの敏感肌でも使えるクレンジング料がおすすめです。また、まつエクOKのクレンジング料も使いやすいでしょう。
力の入れすぎはNGですので、できるだけ余計な負荷がかからないで綺麗に落とせるものを選びましょう。
30代からのエイジングケアには、アミノ酸系界面活性剤配合の優しいクレンジングの中から、ある程度の洗浄力のものを選びましょう。
目の周りだけ、より刺激の少ないものを使うようにパーツ毎に使い分ける方法も有効です。
落ちにくいアイメイクは、ポイントリムーバーなどを使うこともオススメです。
もちろん、クレンジング料の使い方は正しい方法で行うことが大切です。また、クレンジングしながらのマッサージはご法度です。
クレンジングで目元やまぶたに負担をかけないことも、たるみ予防のエイジングケアと言えます。
②洗顔も優しく
もちろん、洗顔も優しい力加減で丁寧に行います。
洗顔料をたっぷり泡立てて、泡で包み込むようにしながら優しく洗いましょう。
すすぎはぬるま湯で20回程度行います。
シャワーをかけてすすぐのは、まぶたには刺激が強すぎるのでオススメできません。
すすぐときには、お湯だけをパシャパシャかけるようにして、手は当たらないように配慮しましょう。
摩擦でまぶたの皮膚に刺激を防ぐことも、たるみやしわ予防です。
また、酵素洗顔などを使う場合は、目元は特にしっかり洗い流しましょう。
6.まぶたへの化粧品の使い方
まぶたのたるみの予防のエイジングケアを考える上で、基礎化粧品の役割や使い方をしっかり理解して正しく使うことも大切です。
1)まぶたへの化粧水の役割と使い方
洗顔後に使うのは化粧水です。
まぶたには特に優しくじんわり塗布していきます。
まぶたへ優しくハンドプレスをしたり化粧水パックを使うことも美容成分浸透させるうえで有効です。
一方、パッティングは刺激を与えるリスクがあるのでオススメできません。
化粧水は、角質層を潤わせることはできますが、水溶性成分がメインなので「水分の蒸発を防ぐ」効果は弱いのです。
だから目元やまぶたは化粧水のだけのスキンケアで終わらせず、油溶性成分の入った美容液や保湿クリームを使ってスキンケアやエイジングケアを行いましょう。
どの行程も優しく、丁寧に行うことが大切です。
化粧水を優しく肌に載せます。決して擦らないように気を配りましょう。
化粧水の使い方に関しての詳しい情報は、「化粧水の使い方・つけ方で美肌に!上手なエイジングケア」や「化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの違いとつける順番は?」をご覧ください。
2)まぶたへの美容液の役割と使い方
美容液は、まぶたのエイジングケアの要です。
なぜなら、水分を保持する水溶性の保湿成分や水分の蒸発を防ぐ成分、エイジングケアケア商品成分が凝縮されているからです。
目元のケアに関しては、美容液が最も重要と考えましょう。
また、目元やまぶたに美容液を塗る時は、薬指や小指を活用してみましょう。
よく使う人差し指ですと、つい力が入りすぎてまぶたの負担になってしまう可能性があります。
指の腹でなじませるようにして、まぶたに優しく塗りましょう。
美容液の使い方に関しての詳しい情報は、「美容液の効果的な使い方と順番があった!美肌への近道を公開」をご覧ください。
3)まぶたへのアイクリームや保湿クリームの役割と使い方
保湿クリームやアイクリームは、シアバターなど、油溶性の「水分の蒸発を防ぐ」成分の配合比率の高いスキンケアアイテムです。
目元やまぶたが乾燥している場合には、即効性が期待できます。
だから、サッパリタイプの美容液を使っている場合は、目元やまぶたにアイクリームや保湿クリームも併せて使いましょう。
保湿クリームやアイクリームの場合は、使用する分だけ手の甲にだし、体温で温めましょう。
その後上まぶたと下まぶたに数ヶ所点置きします。
ポンポンと軽く力を込めずに行うことがポイントです。
そして、薬指や小指を使ってまぶた全体になじませます。
最後に指の腹で密着するようにして包み込むようにハンドプレスしましょう。
まぶたのたるみの改善を期待して、力を込めてしまうのは逆効果です。
目元周りはとても繊細ですので、細心の注意で優しくケアしましょう。
保湿クリームの使い方に関しての詳しい情報は、「保湿クリームの正しい使い方と塗り方で美肌のエイジングケア!」をご覧ください。
4)フェイスマスクでまぶたのスペシャルケアを
また、まぶたのたるみやしわを予防するには、週に1回程度、フェイスマスクによるスペシャルケアを実践することがオススメと言えます。
マスクの密閉効果で保湿成分を、角質層の奥までたっぷり浸透させることが可能です。
この時注意したいのは、まぶたをしっかりケアすることです。
パックケアでまぶた部分を忘れてしまう方は意外と多いので、気を付けましょう。
そんなマスクの素材としては、バイオセルロースがオススメです。
バイオセルロースとは、ココナッツウォーターを原料とし、繊維がとても細かく、透明感のある素材です。
不織布のマスクと比較すれば、その密着性や密閉性が高く目元のケアにも使いやすい素材です。
オススメアイテムとしては、バイオセルロース製フェイスマスク「ナールス パッション」があげられます。
保湿成分に加え、リンパ管ケアができるキュアパッション(クダモノトケイソウ果実エキス)、ターンオーバーの正常化をサポートしたり抗酸化作用を発揮するプラセンタエキス、コラーゲンやエラスチンを増やすエイジングケア化粧品成分であるナールスゲンなどが配合されており、効果の高いスペシャルケアができるのです。
他にも、グリセリン、ヒアルロン酸、ヒメフウロエキス、アロエベラ液汁、グリコシルトレハロース、グレープフルーツ果皮油などの保湿成分も配合しています。
まぶたのたるみ予防のエイジングケア化粧品の役割と使い方をご紹介しました。
まぶたのスキンケアは毎日継続していくこともポイントです。
毎日のエイジングケケアによって、まぶたのたるみの予防に繋がります。
正しいエイジングケアの積み重ねによって年齢に負けない美肌が育まれるのです。
6.まぶたのたるみをエクササイズやツボ押しで対策
1)眼輪筋エクササイズ
まぶたの表情筋のエクササイズは、たるみの予防や改善に有効です。
メリットは、お金をかけることなく、いつでもどこでもできることです。
一方、デメリットは、まぶたのたるみの改善に時間がかかり、効果をすぐに実感することができないこと。
そしてやり過ぎや誤った方法で、かえってたるみやしわが目立ってしまうことです。
比較的簡単な目元のエクササイズとしては、まず軽く目を閉じ、人差し指と中指を目尻と目頭に当てます。
そのまま眼球だけを動かすように上を見て、次にゆっくりと目を細め、20秒キープするというエクササイズがあります。
また、上まぶたを鍛えるエクササイズとしては、まず、自然に目を閉じて、目をつむったままの状態で、ゆっくり眉を上げていきます。
上まぶたにピンと力が入るところで止め、そのまま8秒間キープし、少しずつ力を抜き、元の状態に戻していくという方法があります。
いずれもやり過ぎずに適度に行うことが大切です。
2)ツボ押しマッサージでまぶたのたるみを改善
まぶたのたるみを解消する方法としては、ツボ押しマッサージもあります。
上まぶたのたるみやしわ予防のツボは、
①陽白(ようはく)
②攅竹(さんちく)
③魚腰(ぎょよう)
④糸竹空(しちくう)
⑤太陽(たいよう)
⑥瞳子りょう(どうしりょう)
などがあります。
ツボ押しマッサージは、簡単で気軽に行えるので、まぶたのたるみやシワの予防に活用しましょう。
これらのツボは、まぶたのたるみだけでなく、目の周りのたるみや目元の小ジワや乾燥肌にもよいと言われています。
さらに、目のかすみ、目の疲れ、充血、頭痛などにも効果があるのでぜひ、取り入れましょう。
まず、「魚腰(ぎょよう)」に親指の腹を当て、心地よい強さで眉を押します。
20回程度を目安に行った後、人差し指の腹を使って、他のツボを20回程度優しく押しましょう。
こうしたツボ押しは、目の下とまぶたのどちらのたるみ解消法にもなり、気軽に、すぐに行えるものばかりです。
鏡を見た瞬間、たるみが少しでも感じられたら、すぐに実践してみましょう。日頃からの予防が大事です。
7.日常生活でまぶたのたるみ・しわ対策
紫外線対策もまぶたのたるみの予防に大切ですし、アンチエイジングを意識した生活習慣など、スキンケア以外にもまぶたのたるみの予防や改善の対策があります。
1)紫外線対策はまぶたのたるみ予防の基本
紫外線対策は目や目の周りの肌を守る上でとても大切です。
紫外線にはUV-A(生活紫外線)とUV-B(レジャー紫外線)があります。
どちらも肌老化を促進しますが、 まぶたのしわで特に注意すべきはUV-Aです。中でも、波長の長いロングUV-Aは危険です。
肌の奥にある真皮にダメージを与え、お肌のハリと弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを変性させます。
だから、しっかりとUV-Aをカットすることが大切です。
目の周りの皮膚はデリケートなので、安直に日焼け止めを塗るよりも、つばのある帽子、紫外線カットサングラスなどファッションでの紫外線対策を優先しましょう。
また、目の紫外線対策も大切です。ブルーライトや近赤外線もまぶたのたるみのリスクになるので、これらもカットできるサングラスがおすすめです。
目の周りの日焼け止めは、キチンと目の周りに使える刺激の少ない日焼け止めを選んで使用しましょう。
目の周りだけ、別の日焼け止めを使うのも、刺激を避ける上で有効です。
例えば、アルコールフリーで紫外線吸収剤不使用のノンケミカルの日焼け止め、また子供用の日焼け止めを使うのもよい方法です。
UV-Aは、曇りでも地上に到達し、部屋に窓ガラスを透過して入ってきます。また、年中降り注いでいますので、まぶたのたるみ予防のためには冬も紫外線対策が必要です。
それでも紫外線を100%避けることはできませんから、ビタミンACE(エース)による紫外線のアフターケアも行いましょう。
2)よい生活習慣でまぶたのたるみ予防
2つ目は、生活習慣を整えることです。
①正しい食生活を送ろう
まず、バランスのよい食生活を心がけましょう。
栄養バランスのとれた食生活は、まぶたのたるみやしわ対策だけでなく健康やダイエットにも役に立ちます。
身体の中からたるみ対策する上でオススメなのは、良質なたんぱく質や各種ビタミンとミネラルを適量摂取することです。
ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールには、活性酸素を除去する効果があるので、忘れずに意識して摂りましょう。
逆にバランスの悪い食生活を続けていると、活性酸素によってお肌が酸化し、まぶたのたるみの原因にもなってしまいます。
「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」や「美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?」を参考にして、美肌のための正しい食生活を実践しましょう。
③十分な睡眠で美肌を
まぶたのたるみの予防には、十分な睡眠時間を確保することも重要です。
良質な睡眠をとることで、ストレスが緩和され、肌のターンオーバーが促されます。
つまり、よい睡眠は美肌の源なのです。
美肌だけでなく、健康を維持するためにも、睡眠は大切です。
ただ時間が長ければよいというわけでもなく、質のよい睡眠を取れるように工夫しましょう。
食事時間を早める、ゆっくり湯船に浸かる、寝る前はスマホやPCを見ないなど、ちょっとした工夫をすることで、睡眠の質がよくなり疲れなどが取れやすくなります。
血行促進にもなりますので、身体の冷えも改善します。
その結果、目の下のクマや血行不良によるくすみなども、できにくくなるでしょう。
夜寝る前のエイジングケアと質の高い睡眠でハリとツヤのある美肌を目指しましょう。
③適度な運動でたるみを予防
適度な運動習慣も有効です。
無理をしてジムなどに通おうとしなくても、エレベーターではなく階段を使ってみる、自転車ではなく徒歩で移動するなど、毎日少しずつ運動するように習慣付けると、身体全体が健やかになりたるみも生じにくくなります。
気持ちを若返らせる上でも効果的ですね。
3)目を休ませることも大切
まぶたのたるみ予防は、何かと使いすぎている目を休める時間を意識的に取り入れることも大切です。
人間は1日に2万回近くまばたきしていると言われています。
また、仕事でPCを使うという方は、1日中PCばかり見ているという場合も多いのではないでしょうか。
特に現代人は、PCやスマホと言った便利なツールが発達したこともあり、非常によく目を使っていると言われています。
最近では、PCなどのブルーライトが紫外線と同じような悪影響を与える危険性があることも指摘されています。
また、ドライアイも目の疲れなどが原因です。
少なくとも1時間PCのモニターを見ていたなら、5分程度休むようにするなど、適切な休憩を挟むようにしましょう。
ブルーライトが気になるならば、ブルーライトをカットしてくれる眼鏡を着用するなどの工夫も効果的です。
8.まぶたのエイジングケアにオススメの目元専用美容液
わたしたちのオススメのエイジングケア美容液は、「ナールス ネオ」。
「ナールス ネオ」は、目元の気になるエイジングサイン対策のエイジングケア美容液です。
目元のたるみやしわをはじめ、エイジングサインをケアするためのエイジングケア化粧品成分を厳選し、適切な濃度で配合しています。
1)オススメのポイント
①金賞受賞成分「ネオダーミル」最高推奨濃度配合
目元のしわ対策として、「in-cosmetics 2013」(パリ)で「イノベーションアワード金賞」を受賞した、スイス発の最新バイオテクノロジーによるエイジングケア化粧品成分ネオダーミルを最高推奨濃度(2%)で配合。
ネオダーミルは、Ⅰ型コラーゲンや「若さのコラーゲン」あるいは「ベビーコラーゲン」と呼ばれるⅢ型コラーゲンを増やすエイジングケア化粧品成分です。
②大学発成分「ナールスゲン」推奨濃度配合
目元のたるみ・しわ対策として、京都大学発、産学連携創製のエイジングケア化粧品成分ナールスゲンを推奨濃度で配合。
ナールスゲンは、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸のほか、ヒートショックプロテイン(HSP)47やヒートショックプロテイン(HSP)70、肌の酸化を防ぐグルタチオンを増やします。
③2種のビタミンC誘導体配
ナールス ネオは、ビタミンC誘導体美容液です。
水溶性ビタミンC誘導体の中でも効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。
目元のエイジングサインのケアも期待できる美容液です。
④プロテオグリカン配合
ナールス ネオは、プロテオグリカン美容液です。
お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポートするプロテオグリカンで、潤いのあるふっくらしたお肌をキープする「守るエイジングケア」サポートします。
⑤ビタミンA誘導体配合
目元のしわ対策として、レチノールを改良したビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル配合。
ターンオーバーを促進して、お肌のハリを取り戻します。
⑥6種のセラミド配合
セラミドの中でも保湿力に定評のあるヒト型セラミド6種(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)を配合したセラミド美容液です。
お肌のバリア機能を守ります。
⑦9種のアミノ酸配合
ヒドロキシプロリンほかグリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンの9種のアミノ酸とその代謝物であるPCA-Naを配合し、NMF(天然保湿因子)の構造に近い成分設計をしました。
アミノ酸は水分を吸着して保湿するヒューメクタントで、お肌のバリア機能を守ります。
⑧抗酸化成分を複数配合
半永久的に抗酸化作用を発揮する金コロイドとともに、強力な抗酸化成分であるコエンザイムQ10やエルゴチオネインを配合することで、お肌の酸化を防ぎます。
⑨お肌に不要な成分を無添加
無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。
パラベンフリー、フェノキシエタノールフリーほかアルコール(エタノール)も無添加で、防腐剤の無添加化粧品です。
*フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。
このように、ナールス ネオは目元の特性を意識して、厳選したエイジングケア化粧品成分と保湿成分を配合した目元のエイジングケア美容液なのです。
2)新しいナールス ネオに追加された成分は?
そんなナールス ネオが、さらに「抗酸化」と「抗シワ」を強化して2019年に生まれ変わりました。
従来の成分はそのままに、3つの成分を追加しました。
これで、より目元のエイジングケアが期待できます。
①レスベラトロール
レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で高い抗酸化力を持っています。
間接的に長寿遺伝子を活性化することが研究でわかっています。
目元のケアを強化しています。
②ブドウ葉/種子/皮エキス
ブドウ葉/種子/皮エキスは、ポリフェノールを含み高い抗酸化力を持つことが大きな特徴です。
③アセチルデカペプチド-3
アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、メチオニン、グルタミン酸の3つのアミノ酸からつくられたペプチドです。
FGF(線維芽細胞成長因子)に似たはたらきがあります。
FGFとは、細胞の増殖や分化を促す成長因子の1つで、線維芽細胞を活性化させるはたらきがあります。
目元のたるみやシワのケアにもよい成分です。
9.美容整形や眼科でのまぶたのたるみ治療
1)美容整形や美容クリニックでのまぶたのたるみの治療
エイジングケア化粧品やその他の対策を組み合わせても、垂れ下がってしまったまぶたのたるみが改善しない場合、美容整形に頼って治療することも選択肢の1つです。
まぶたのたるみを取る治療には、次のような方法があります。
- 脂肪溶解注射で不要な皮下脂肪を溶かす治療
- 細い特殊な糸を使用する切開のいらない埋没法という治療
- 皮下脂肪を切開で取り去る治療
いずれもメリット、デメリットがありますし、手技も美容外科や美容クリニックによってさまざまです。
まぶたのたるみの治療を受ける場合は、信頼できる医師に十分に相談し、納得したうえで受けましょう。
なお、美容整形や美容クリニックでは、自費診療なので健康保険が適応できません。
したがって、治療費は全額負担です。
2)眼瞼下垂なら眼科で保険診療も可能
眼瞼下垂は、まぶたが垂れ下がり、黒目の中心部分(瞳孔)に覆いかぶさっている病気です。
主に、老化など後天性の原因による目の病気ですが、先天性のものや全身疾患などにより起こる場合もあります。
急に症状がでた場合は、できるだけ早く眼科を受診することをおすすめします。
眼瞼下垂の治療の基本は、切開法という手術で、健康保険の適応となります。
10.まぶたのたるみのまとめ
まぶたのたるみやしわの特徴、原因と改善や解消のための対策について幅広くご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
まぶたのたるみは、目立ってしまうとエイジングケア化粧品では改善することができません。
だから、目立つ前に予防することが大切です。
また、目の周りの優しいクレンジングや洗顔、紫外線対策もまぶたのたるみ予防につながります。
もし、まぶたのたるみが目立ってきたら、まぶたのエクササイズ、ツボ押しなどを組み合わせて改善に努めましょう。
それでも難しい場合は、美容整形など美容医療に頼ることも選択肢の1つです。
また、まぶたのたるみが、眼瞼下垂なら眼科で治療しましょう。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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