女性ホルモンのはたらきを知って更年期対策する女性

女性にとって大切な女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンがあります。

分泌量は30歳前後でピークを迎え、45歳頃の更年期から急激に減少します。

この記事では、女性ホルモンのはたらきやバランスの整え方、更年期対策、アンチエイジングとの関係をご紹介します。

この記事を読むことで得られることは?
  • 女性ホルモンとは何か?そのはたらきや特徴がわかります。
  • 女性ホルモンと年齢や生理周期、肌との関係がわかります。
  • 更年期障害の予防や対策のポイントがわかります。

京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事

ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。

この記事の目次を紹介する女性

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1.女性ホルモンの減少が気になるあなたへ

女性ホルモンの減少が気になる女性

「女性ホルモンのはたらきを知って更年期対策とアンチエイジング!」をお届けします。

女性は年齢とともに、思春期・性成熟期・更年期・ 老年期の4つのライフステージを経験します。

40代の半ば、「更年期」を迎える頃になると、女性ホルモンの減少が気になる方も多いのではないでしょうか?

あなたはいかがですか?

女性ホルモンの分泌量は、一生の間でスプーン一杯分ほどしかないと考えられています。

そんな女性ホルモンが減ると、頭痛やめまい、のぼせ、動悸、発汗便秘ほか、さまざまな更年期障害の症状が現われます。

また、動脈硬化や骨粗鬆症などの病気にもなりやすくなります。

お肌では、潤いが減少して、ハリツヤがなくなったり、コラーゲンが減って顔のたるみの原因になってしまいます。

毛髪にも影響を及ぼし、女性の薄毛や脱毛の原因になることも。

このように、女性ホルモンはからだの健康にとっても美肌にとっても大切な物質です。

では、女性ホルモンの減少とは、どのように付き合っていけばよいのでしょうか?

残念ながら、減ってしまった女性ホルモンは増やすことはできません。

しかし、食事やサプリメント、生活習慣を改善することでバランスを整えたり、活性化させることは可能です。

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この記事では、女性ホルモンのはたらき、減少の原因、バランスを整えて更年期障害や動脈硬化などを防ぐ方法をご紹介します。

「女性ホルモンってそもそも何?ちゃんと知りたい!」

「女性ホルモンのはたらきや種類は?肌にどんな効果があるの?」

「女性ホルモンを増やす方法は?何をすれば良いの?」

「更年期障害を少しでも軽くする方法は?おすすめの対策を知りたい!」

「女性ホルモン補充療法でアンチエイジングができるの?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

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女性ホルモンの変化を知って楽しく生きる!|中川ゆうこさん

美女座談会「女性ホルモンやコラーゲン、美白のお話」

<この記事の大切なポイント>
  • 女性ホルモンは、生殖腺である卵胞から分泌されるホルモンです。女性の柔らかいからだつきや生理、妊娠など生殖機能に加えて、心にも影響を与えます。
  • 女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。役割は違いますが、どちらも大切です。
  • 卵胞ホルモン(エストロゲン)は、排卵日が近くなる生理後10日を過ぎたころ以降から分泌が増え、排卵日の手前にピークを迎えます。一方、黄体ホルモン(プロゲステロン)は、排卵日の手前から増え始め、黄体期の半ばでピークを迎えます。
  • 女性ホルモンの分泌は、思春期から増え、30代前半でピークを迎えます。その後、減少に転じ、45歳頃からの更年期に急激に減少します。
  • 一般に40代半ばから50代半ばまでを更年期と呼びます。この時期は、女性ホルモン、特に卵胞ホルモン(エストロゲン)の減少で、のぼせ、ほてり、発汗、抑うつ、不眠など身心に不快な症状がでることがあります。これを更年期障害と呼びます。
  • 更年期障害は、ホルモン補充療法(HRT)と漢方などで治療を行うことが可能です。症状がひどい場合は早めに婦人科などを受診しましょう。
  • 女性ホルモンを増やすことはできませんが、はたらきの近い大豆イソフラボンなどを摂ることで更年期の症状を軽減することは可能です。最近、特に注目されているのが、大豆イソフラボンが変化して産生されるエクオールです。また、よい睡眠、適度な運動なども女性ホルモンのバランスを整える上で大切です。

2.女性ホルモンとその種類

女性ホルモンとその種類を紹介する女性

1)ホルモンとは

女性ホルモンの前に、そもそもホルモンとは何かを理解しましょう。

ホルモンとは、からだの外や中で環境変化が起きても、それに反応してからだのはたらきを常に同じに保つように、体内のさまざまな部位で分泌される化学物質の総称です。

ホルモンは、主に内分泌腺(ないぶんぴつせん)でつくられます。

内分泌腺とは1つだけではなく、脳下垂体(のうかすいたい)、甲状腺(こうじょうせん)、副甲状腺、副じん、すい臓、生殖腺(せいしょくせん)などがあります。

また、内分泌腺以外でも、じん臓、骨髄(こつずい)、脂肪(しぼう)組織などでホルモンがつくられます。

さらに、局所ではたらくEGF(上皮成長因子)FGF(線維芽細胞増殖因子)などの成長因子はサイトカインと呼ばれますが、大きなカテゴリーではホルモンの一種です。

ホルモンは、現在、100種類ほどあることがわかっています。

ホルモンはわずかな量で必要な効果を発揮するため、必要なタイミングで適量分泌されることがからだや皮膚などにとって大切です。

病気やストレス、加齢ほか何らかの原因で、多すぎたり少なすぎたりするとからだにとってよくないトラブルが起こります。

2)女性ホルモンと種類

生殖腺である卵胞から分泌されるホルモンが女性ホルモンです。

その名のとおり、女性の柔らかいからだつきや生理や妊娠などの生殖機能に影響を与えます。

また、女性ホルモンは「心」にも影響を及ぼします。

女性ホルモンには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。

ともに、脳からの指令で卵巣から分泌されます。

卵胞ホルモンであるエストロゲンには、エストロン、エストラジオール、エストリオールの3種類があります。

3)女性ホルモンの分泌とバランス

バランスを取る女性

女性ホルモンの分泌は、脳の1つである間脳の視床下部から卵巣に指令を出すことで始まります。

まず、間脳の視床下部からGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)が分泌されます。

その刺激が脳下垂体に伝わり、FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体化ホルモン)という2種類の性腺刺激ホルモンが分泌されます。

この2つが、卵巣を刺激して、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種の女性ホルモンが分泌されるのです。

人のからだは常にバランスを取るようにはたらいていますが、それを監視しているのが脳です。

脳は、卵巣からの女性ホルモン分泌量が正常かどうかを監視しています。

だから、その増減のバランスを保てるのです。

しかし、ストレスや脳の障害といった問題があると、女性ホルモンのバランスが乱れてしまうのです。

その結果、生理の状態や体調に悪影響がでます。

また、肌荒れなどが起こることもあります。


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3.女性ホルモンのはたらき

女性ホルモンのはたらきのイメージ

1)卵胞ホルモン(エストロゲン)のはたらき

卵胞ホルモンには、さまざまなはたらきがあります。

妊娠との関係では、子宮に作用して、受精卵のベッドとなる子宮内膜を厚くします。

女性らしさを形づくるホルモンとして、乳房、皮膚、骨、筋肉、脳、自律神経などのはたらきにも関係しています。

また、コレステロールの代謝をよくしたり、基礎体温を下げるはたらきがあります。

卵胞ホルモンは、お肌で水分の保持やコラーゲンを増やすはたらきがあることから、美肌ホルモンと呼ばれることがあります。

ほかにも、髪の毛を美しく保つはたらきがあります。

思春期から分泌量が多くなり、30代でピークに達し、更年期になると減少します。

そして閉経を迎えることには激減します。

エストロゲンが減ると、更年期障害、骨粗鬆症、動脈硬化などのリスクが増加します。

2)黄体ホルモン(プロゲステロン)のはたらき

黄体ホルモン(プロゲステロン)のイメージ

黄体ホルモンにも、さまざまなはたらきがあります。

妊娠との関係では、子宮内膜を受精卵が着床しやすいように整えます。

また、女性が妊娠した場合は分泌が続き、胎児が育ちやすい子宮環境を整えます。

一方、妊娠していなければ分泌量が減少し、子宮内膜を体外に排出させるのです。

さらに、食欲増進、基礎体温を上げるはたらきがあります。

黄体ホルモンは、お肌との関係では、皮脂の分泌を増やしたり、メラニンを増やしシミやそばかすの原因になることがあります。

こうした美肌にはマイナスのはたらきから、ブスホルモンと呼ばれることがあります。

しかし、これらのはたらきは、妊娠をサポートすることからきています。

たとえば、メラニンが増えるのは、紫外線によるダメージから細胞を守ろうとするものです。

黄体ホルモンはお肌の表面に起こる変化だけを見るとよくない女性ホルモンかもしれませんが、卵胞ホルモンとともに大切なものです。


4.女性ホルモンの周期とからだやお肌との関係

女性ホルモンのイメージ

生理(月経)が始まる日から1週間くらいの生理期間は、2種の女性ホルモンはともに分泌量が多くありません。

排卵日が近くなる生理後10日を過ぎたころ以降から、卵胞ホルモンの分泌が増えます。

そして、排卵日手前でピークを迎えます。

この期間、つまり生理から卵胞期、排卵期直後までは卵胞ホルモンが優位です。

この時期は、お肌が健康な時期で調子がよい場合が多いのです。

ただし、相対的に皮脂分泌が少ないので、若干、乾燥肌に傾きます。

しっかり保湿を行うことを心がけましょう。

また、新しいエイジングケア化粧品を試すのもこの期間がおすすめです。

<生理周期と女性ホルモンの関係>

生理周期と女性ホルモンの関係の図

一方、排卵日のころから、黄体ホルモンの分泌量が増えます。

この期間は、体温が上がり妊娠の準備が進んでいきます。

妊娠しなかったときは、28日目ころに再び生理が起こります。

排卵後から生理までの黄体期では、黄体ホルモンが優位です。

黄体期から生理までは、脂性肌の傾向になったり、ニキビができたりすることが多くなります。

だから、この時期はクレンジング洗顔でお肌を清潔にすることが大切なのです。

<参考記事>

女性ホルモンのバランスを整えて美肌をキープ!(飯塚美香さん)


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5.加齢と女性ホルモンとの関係と付き合い方

加齢と女性ホルモンとの関係と付き合い方を考える女性

1)女性ホルモン分泌量の加齢による変化

女性ホルモンは、初潮を迎える頃から分泌が始まり、思春期から急増します。

そして、20代から30代前半にピークを迎えます。

ピークに達した後は、少しずつ分泌量が減り、更年期を迎える40代後半から50代にかけて急激に減少していきます。

女性は一生を通じて、女性ホルモンの影響を受けますが、こうした年齢による変化を知った上で上手に付き合っていくことが大切です。

続いて、年代別の女性ホルモンと心身やお肌への影響を詳しく見ていきましょう。

2)10代のからだとお肌の変化

女性の思春期は、10歳頃から始まり、多くの人が14歳ごろまでに初めての生理(初経)を迎えます。

この時期は、からだが急激に変化するため、身心のバランスがうまく取れず、女性ホルモンバランスも乱れがちです。

そのため、ニキビ肌や毛穴の黒ずみ・開きで悩む方も多いのです。

その後、15歳頃からは、性機能が成熟し、卵巣機能が高まってきます。

そのため、エストロゲンの分泌が順調になってきます。

3)20代のからだとお肌の変化

20代女性

20代になると身心とも成熟してくるので、卵胞ホルモン、黄体ホルモンともに分泌が順調です。

だから、健康であれば身心もバランスが取れ、お肌もキレイな時期です。

バランスのよい生活習慣を維持すれば、健康や美肌がキープできる年代です。

ただし、人によっては20代で女性ホルモンのピークを迎えることもあります。

お肌の透明感が減るなどで顔のくすみが気になれば、20代でもエイジングケアを始めましょう。

また、この時期に女性ホルモンバランスが崩れると大人ニキビに悩むこともあります。

4)30代のからだとお肌の変化

多くの女性は、30代で女性ホルモンの分泌のピークを迎えます。

ピークを迎える頃までは、それほど意識しなくてもからだもお肌も元気な場合が多いのです。

ただし、現代女性は仕事も忙しくストレスが多くなりがちです。

ストレスは女性ホルモンのバランスを乱し、肌荒れの原因などになります。

そんな女性は、ストレスを軽減することを意識しましょう。

30代後半になると、女性ホルモンが減少し始める女性が多くなります。

お肌では乾燥肌だけでなく、たるみ毛穴口元のしわ目元のしわなどによって肌の老化を感じることも。

30代は女性がエイジングケアを始めた方がよい年代です。

特に、乾燥肌対策を強く意識しましょう。

なお、30代や40代の女性ホルモンバランスの乱れは、肝斑の原因になることもあります。

<参考記事>

なぜストレスが多いと肌荒れに?原因と予防・改善の対策

5)40代のからだとお肌の変化

40代女性

40代は女性ホルモンの減少が続き、更年期とともにからだやお肌の大きな変化を経験する女性が多くなります。

更年期とは、閉経の前後5年程度のことです。

人によって差がありますが、一般的には40代半ばから50代半ばの10年間くらいが更年期にあたります。

この時期は、生理不順などが増えてきます。また、不正出血や周期の乱れなども多くなり、更年期障害を経験する女性も多くなっていきます。

また、卵胞ホルモンの急激な減少や加齢などが重なって、お肌のたるみが目立ち始めることもあります。

顔のたるみは、ほうれい線たるみ毛穴目の下の黒くま目の下のたるみなどの原因になります。

健康や美肌のためには、40代は本格的にエイジングケアアンチエイジングを意識した生活習慣を送ることが大切な年代です。

6)50代のからだとお肌の変化

女性ホルモンの分泌はさらに減少するとともに、多くの女性が閉経を迎えます。

日本人女性の閉経年齢は、50.5歳といわれていますので、50代半ばまでに多くの女性が閉経を迎えます。

もちろん、50代も更年期障害を経験する女性が多くいます。

また、加齢と相まって骨粗鬆症、動脈硬化など、女性ホルモンの減少と関係の深い病気のリスクも高くなっていきます。

お肌の老化もさらに進み、深いしわやほうれい線が目立ってくることもあります。

ほかにも、まぶたのたるみマリオネットラインゴルゴラインなど、たるみが原因のエイジングサインで悩む方も増えます。

もちろん、50代のエイジングケアも大切です。

保湿を中心に紫外線対策なども継続することで、肌老化が進まないように心がけましょう。

しかし、どんなエイジングケア化粧品でも深いほうれい線を解消することや深いシワを消すことはできません。

大きな改善を望むなら美容医療を考える必要があります。

<参考記事>

ほうれい線は骨粗鬆症で目立つ!更年期のエイジングケア

7)60代以降のからだとお肌の変化

60代女性

60代以降は、大半の女性が閉経を迎えているため、女性ホルモンはほとんど分泌されません。

女性ホルモンバランスの乱れによる更年期症状は減りますが、骨粗鬆症をはじめとする病気のリスクは加齢と相まって高くなります。

お肌の角質層の水分はさらに減って、お肌のハリやツヤが失われて50代以上にシワが目立ちます。

セラミド天然保湿因子(NMF)なども少なくなり、乾燥がひどくなって、乾燥肌によるかゆみ皮脂欠乏性湿疹(皮脂欠乏性皮膚炎)老人性乾皮症などのリスクも高くなっていきます。

だからこそ、60代や70代でもエイジングケアをしっかり行うことで今以上に肌老化を進ませないことが大切です。


6.更年期障害とその予防や対策

更年期障害とその予防や対策を説明する女性

1)更年期障害とは?

女性ホルモンが急激に減少する40代半ばから50代半ばに、からだや精神面に起こるさまざまな不快な症状が更年期障害です。

特に、卵胞ホルモンの1つであるエストラジオールの減少が、更年期障害の原因と考えられています。

また、交感神経と副交感神経の2種類の自律神経のバランスの乱れも原因と考えられています。

検査を行っても更年期で女性ホルモンが減少している以外に特別な原因がない場合も、症状があれば更年期障害です。

更年期障害は、すべての女性に起こるわけではなく、ほとんど気にならない方もいます。

一方、症状が重く、日常生活に支障をきたす方もいます。

つまり、更年期であることと更年期障害であることは別なのです。

2)更年期障害の症状

更年期障害の症状を感じる女性

更年期障害の症状は多種多様で、特徴的な症状もあります。

また、年齢とともにあらわれる症状が変わることもあります。

大きくは、身体症状と精神症状に分かれます。

①更年期障害の身体症状

ホットフラッシュ(ほてり)、のぼせ、発汗、冷えむくみ、動悸・息切れ、疲労感、頭痛、肩こり、腰痛、関節痛、めまい、胸やけ、胃痛、便秘、下痢、吐き気、耳鳴り、腟の乾きや萎縮、性交痛、ドライアイ、肌荒れ、湿疹・かぶれなど

②更年期障害の精神症状

イライラ、不安感、恐怖感、憂うつ感、不眠、意欲がわかない、能率の低下など

このうち、のぼせ、ほてり、発汗、抑うつ、不眠が更年期障害の5大症状といわれています。

このように更年期障害は、さまざまな症状がでますが、中には原因が明らかなものがあります。

更年期障害にはそれに応じた治療法がありますし、そうでない場合は異なる治療法が必要です。

そのため、更年期に身心の異常を感じた場合は、早めに病院やクリニックを受診しましょう。

まずは、更年期外来のある婦人科がおすすめです。

また、精神症状が大きな場合は、心療内科に相談することもよい方法です。

3)更年期障害の治療

婦人科の医師

更年期障害の治療は、主にホルモン補充療法(HRT)と漢方療法の2つがあります。

また、精神神経症状が強い場合は、抗不安薬や睡眠薬などが処方されることもあります。

①ホルモン補充療法(HRT)

ホルモン補充療法(HRT)とは、その名のとおり更年期で減少したホルモンを補うことで、症状を軽減する治療法です。

ホルモン検査によって不足しているホルモンを、注射、クリームによる経皮吸収、経口によって補います。

副作用としては、不規則な出血、乳房の張りや痛み、腹部の張り、むくみなどがあります。

HRTは、のぼせ、ほてり、発汗、腰背痛、神経質、頭痛、抑うつ、不眠、手足のしびれに適しているといわれています。

②漢方薬による治療

漢方薬も更年期障害の治療に用いられます。

漢方薬には、倦怠感、冷え、腰背痛などに効果が期待できます。

漢方薬のメリットは、複数の症状に対して効果が現れることです。

一方、デメリットは漢方薬が合わなければ、症状が改善されないことです。

どちらを選ぶか、また併用するかは医師と十分に相談して決めましょう。

<参考記事>

「メノポーズ(閉経)週間」だから、女性ホルモンによる肌悩みと体調不良を考えよう


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7.まだある!女性ホルモンの対策

女性ホルモンの対策を教える女性

1)エクオールサプリメントも女性ホルモン対策の1つ

更年期の女性ホルモンの減少を食い止めることはできません。

食べ物でも女性ホルモンを増やすことはできないのです。

しかし、最近では女性ホルモンに似たはたらきをするエクオールという成分が注目を浴びています。

エクオールとは、大豆イソフラボンに含まれるダイゼインの代謝物で、さまざま研究の結果から、女性ホルモンに似たはたらきをすることがわかっています。

たとえば、更年期症状の改善、骨粗しょう症の予防、生活習慣病の予防などの効果が期待できるのです。

エクオールは、ダイゼインがある種の腸内細菌によって代謝されると、腸の中で産生されます。

しかし、残念なことに、エクオールを生み出す腸内細菌は、日本人では2人に1人しか持っていません。

だから食べ物でエクオールをつくれない日本女性が約50%いるのです。

そんな状況から、エクオールをサプリメントで摂ることが注目されています。

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2)アンチエイジングを意識した生活習慣を続けよう

アンチエイジングを意識した生活習慣を送る女性

女性ホルモンのバランスを整えるには、更年期になっても正しい生活習慣を続けることが大切です。

アンチエイジングや更年期障害の予防だけでなく、美肌のためにも大切です。

①食べ物で女性ホルモンを整える

女性ホルモンバランスのためにも、美肌のためにも食べ物は大切です。

肉や魚、大豆などのたんぱく質、炭水化物や糖質、脂質をはじめ、野菜果実などでビタミンやミネラルをバランスよく摂ることが大切です。

また、食物繊維を十分にとって腸内環境を整えることも大切です。

女性ホルモンと食べ物についての詳しい情報は、「女性ホルモンを増やす食べ物でエイジレスな美肌へ!」をご覧ください。

②十分な量の良質な睡眠が大切

睡眠不足になると、ストレスが溜まったり、疲れやすくなります。

そのため、睡眠不足は女性ホルモンのバランスを乱すのです。

だから、よい睡眠を十分取ることは女性ホルモン対策なのです。

③適度な運動でホルモンバランスを整えよう

運動で更年期障害を予防する女性

女性ホルモンのバランスを整えるためには、更年期でも適度な運動が大切です。

たとえば、ウォーキング、ストレッチ、ヨガなどがおすすめです。

④喫煙や受動喫煙を止める

喫煙や受動喫煙は、活性酸素をたくさん発生させます。

もちろん、タバコはホルモンバランスを乱す原因やお肌の老化の原因になります。

喫煙はもちろん、受動喫煙も避けるようにしましょう。

⑤アルコールは適度にたしなむ

アルコール(飲酒)も適度であればストレス解消になるので、女性ホルモンにとっても悪いことではありません。

しかし、飲み過ぎはよくありません。

特に、生理前および生理中、妊娠中、更年期にはアルコールを控えめにすることが女性ホルモンのバランスを崩さないコツです。

お酒は適量を上手に飲むことが大切です。

<参考記事>

お酒の飲み過ぎは、腸内環境にも美肌にも大ダメージ!

3)アロマセラピーで更年期の心身のケア

アロマテラピーとは、「精油(エッセンシャルオイル)を用いてホリスティックな観点から行う自然療法」(AEAJ;公益社団法人日本アロマ環境協会による)と定義されています。

心身のリラックスをはじめ、病気の治療や症状の緩和などのための補完・代替医療として活用されることがあります。

更年期障害に対しても、「女性のためのハーブ」とも呼ばれるクラリセージなど、酢酸リナリル、リナロール、スクラレオールなどエストロゲン様作用を持つエッセンシャルオイルを用いることで症状の軽減が期待できます。

<参考記事>

バラの香り「フェニルエタノール」の抗うつ効果と攻撃性を抑える効果

<参考書籍>

ここちよいココロ カラダ 生活をつくる アロマテラピー事典(岩井ますみ 著、株式会社アントレックス)


8.まとめ

まとめ

女性にとって大切な女性ホルモンや更年期障害について幅広く解説しました。

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンがあります。

分泌量は30歳前後でピークを迎え、45歳頃の更年期から急激に減少します。

そのために、更年期障害を経験する女性も少なくありません。

また、女性ホルモンの減少の影響でお肌のハリやツヤが衰えることも。

そのため、スキンケアやエイジングケアに加えて、内側からの対策が大切になります。

女性ホルモンのはたらきやバランスの整え方、更年期対策、アンチエイジングとの関係を理解し、いつまでも健康と美肌をキープしましょう。

この記事「女性ホルモンのはたらきを知って更年期対策とアンチエイジング!」が、エイジングケア世代の皆様にとってお役に立てば幸いです。

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著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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