保湿効果の高いヒト型セラミド。種類による特徴と違いは?

ヒト型セラミド配合保湿クリーム

ヒト型セラミドをご存知でしょうか?

最も保湿力が高いと定評にある化粧品成分です。

セラミドは、もともと私たちの体内にあって、お肌のバリア機能の一機能を担っている成分です。

一方、化粧品成分としても存在します。

その中でヒトが持つセラミドと構造がほとんど同じものが、「ヒトあ型セラミド」です。

この成分のメリットやデメリット、エイジングケアへの効果とは、どのようなものでしょうか。

この記事では、その保湿力の高さから美容液や乳液、クリーム、またオールインワン化粧品にも配合されている「ヒト型セラミド」について、分類や特徴、他のセラミドとの違いなど、幅広くご紹介しています。

また、おすすめのセラミド配合の美容液や保湿クリーム、ハンドクリームをご紹介します。

保湿効果の高いヒト型セラミド。種類による特徴と違いは?の目次

1.ヒト型セラミドに興味があるあなたへ

ヒト型セラミドに興味がある女性

セラミドは、角質層の「角質細胞間脂質」の主要な成分。

お肌の保湿にとって、無くてはならない成分です。

しかし、エイジングで減少してしまうため、乾燥肌の原因になります。

そこで、セラミド配合の化粧品で補うのが有効とされています。

化粧品成分としてのセラミドは、たくさんの種類があり、少しずつ特徴も違ってきます。

セラミドの中でもヒト型セラミドは、エイジングケアに高い効果が期待される化粧品成分。

でも、困ったことにその種類もたくさんあって、理解が難しいのです。

この記事では、エイジングケア化粧品で注目の「ヒト型セラミドの最新の分類」をはじめ、他のセラミドとの違いや特徴について説明します。

また、ヒト型セラミド配合のおすすめのエイジングケア美容液保湿クリームハンドクリームをご紹介します。

「ヒト型セラミドは何がすごいの?」

「エイジングケアによいの?」

「ヒト型セラミドのメリットや保湿効果は?」

「どんな肌でも安心して使えるの?」

「オススメのヒト型セラミド配合のエイジングケア化粧品を教えて!」

などとお考えなら、ぜひ、続きをチェックしてください。

なお、まずセラミド全体やセラミド配合化粧品の選び方について知りたい方は、

セラミドは肌の保湿力の鍵!その秘密と化粧品の選び方

保湿成分セラミドのはたらきとエイジングケア効果とは?

をお読みください。

<オススメのヒト型セラミド配合化粧品>

6種のヒト型セラミド配合エイジングケア美容液「ナールス ネオ」

初回限定 30%オフ

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3種のヒト型セラミド配合エイジングケアクリーム「ナールス ユニバ」

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セラミド2配合ハンド美容ジェル「ナールス ロゼ」

セラミド2配合ハンド美容ジェル「ナールス ロゼ」

<この記事の大切なポイント>
  • ヒト型セラミドは、さまざまなタイプのものがあります。化粧品で「セラミド」の表記が許されているのは、「ヒト型セラミド」だけです。
  • セラミドは、もともと私たちの角質層にある油溶性の成分です。保湿にとても大きな役割があります。
  • セラミドは、皮膚の角質層の細胞間脂質の50%以上を占める物質で、お肌のバリア機能を担っています。しかし、年齢とともに減少します。
  • 合成のセラミドは、エイジングケア化粧品にも多く配合されています。しかし、お肌にあるヒトのセラミドとは違いがあります。
  • 皮膚の細胞間脂質のセラミドとほぼ同じ構造を持つように生成されたものが「ヒト型セラミド」です。保湿力が高いので、エイジングケアで人気の成分です。

2.お肌にあるヒトのセラミドの役割

セラミドのイメージ

お肌には、外的刺激や紫外線をブロックして身体を守ると同時に、内側からのお肌の水分をキープ(保湿)して、うるおいを保つはたらきをするバリア機能が備わっています。

バリア機能の中でも、主にうるおい保持を担っているのが、皮脂膜や角層内にあるNMF(天然保湿因子)、そして角質細胞間脂質です。

また、角質細胞の外を覆う膜であるCE=Cornified Envelope=コーニファイドエンベロープやお肌の中の成分が細胞と細胞の間を通過するのを防ぐ結合であるタイトジャンクションもバリア機能を担っています。

セラミドは、この角質細胞間脂質の約50%を占める主成分で、バリア機能の正常化に欠かせない成分です。

細胞と細胞の中でスポンジのように水分や油分を抱え込み、お肌や髪のうるおいに欠かせないはたらきをしています。

このように、セラミドとは、もともと体内に存在するうるおい成分。お肌だけではなく、さまざまな細胞の細胞膜にある脂質の一種なのです。

健やかなお肌にはセラミドが多く含まれ、みずみずしくしっとりとした美肌を保つことができます。

しかし、加齢とともに減少。また、気候や環境の変化によってもセラミドの量は減っていきます。

だから、化粧品や食べ物などで補う必要があります。

セラミドを増やすおすすめの食品や摂取方法については、「「エイジングインデックス」は、エイジングケアの道しるべ!」を参考にしてください。


<第2章のまとめ>

ヒトのセラミドは、角質細胞間脂質の約50%を占める主成分です。

細胞と細胞の中でスポンジのように水分や油分を抱え込み、バリア機能をはたすとともに、保水しています。


3.お肌のセラミドの分類

2種類のセラミドの違いを表す女性

ヒト型セラミドを説明する前に、まず、自分自身のお肌のセラミドとエイジングケア化粧品成分として使われるセラミドの2つの違いについて触れておきます。

名前は同じであっても、もともと体内にあるセラミドと化粧品成分で補うセラミドには違いがあります。

また、化粧品成分のセラミドにもいくつかの種類があります。

セラミドをしっかり理解することは、エイジングケアを理解することにもつながる大切なポイントですので、読み進めてくださいね。

前述のように、セラミドは細胞間脂質の実に50%以上を占める主要成分で、お肌のバリア機能を担う物質です。

「化学的には、スフィンゴイド類に脂肪酸がアミノ結合したもの」

という定義があります。

現在、大分類で12、細かく分類すると300以上あると言われていますが、まだまだ発見されていないセラミドもあり、そのはたらきも全て解明されているわけではありません。

実は、お肌のセラミドは、今、発見されている数より膨大な種類がある可能性が高いのです。

大分類は、セラミドが4種の「 スフィンゴシン」と、3種の「脂肪酸」から成り立っていることによるものです。

この組み合わせで、理論的に4 × 3 =12種のセラミドができます。

小分類は、セラミドの構造が同じでも、分子の大きさ(鎖長)などでさらに細分化されます。

スフィンゴイドの炭素数が5種あるので、スフィンゴイドの分類で、4 ×5 =20種。

脂肪酸は3種を細分類すると合計38種あります。

これで、20 × 38= 760 となり、理論上、760種類あることになります。

つまり、現在見つかっているのは、300数十種なのですが、まだまだ見つかる可能性はあります。

セラミドは種類によって少しずつ違った特性を持っています。

主なものをご紹介すると、

  • セラミド1 水分保持機能と外部の刺激からお肌を守るはたらきがある
  • セラミド2 水分を保持する力が強い
  • セラミド3 水分を保持するとともに、しわを浅くする
  • セラミド4 バリア機能に関係が深い
  • セラミド5 水分保持機能に加え、ターンオーバーを促進したり、しわを浅くする
  • セラミド6 水分保持機能に加え、ターンオーバーを促進したり、しわを浅くする
  • セラミド6II ターンオーバーを促進したり、しわを浅くするはたらきがある
  • セラミド7 細胞の増殖分化をコントロールし、皮膚にある菌(表皮常在菌)のバランスを整える

この中で、お肌に最も多いのはセラミド2で、お肌に及ぼす影響も一番大きいと考えられています。

また、これらのセラミドは年齢とともに減少することがわかっています。

年代によるセラミドの量の変化については、下記の記事に詳しく説明しています。

年代別エイジングケアの道標「エイジングインデックス」とは?


<第3章のまとめ>

もともとヒトのお肌にあるセラミドとエイジングケア化粧品などで補うセラミドには違いがあり、それぞれたくさんの種類に分類されています。

お肌のセラミドの中で一番多いのは「セラミド2」といわれ、水分を保持する力が強く、お肌へ及ぼす影響も大きいと考えられています。


4.エイジングケア化粧品成分のセラミドの分類

セラミドが配合されたエイジングケア化粧品

化粧品原料としてのセラミドは、次の4種類に大別されます。

1)合成由来のセラミド

①ヒト型セラミド

ヒトのセラミドに近い構造になるように、酵母を利用して生成された化粧品成分です。

化粧品成分の表示は、セラミド1、セラミド2、セラミドNP、セラミドAPなどです。

②合成セラミド

セラミドに類似した物質を化学的に合成したもので、疑似セラミドとも呼ばれています。

化粧品成分の表示は、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミドなどです。

2)天然由来のセラミド

①天然セラミド

馬などの脳や脊髄から抽出される動物由来の化粧品成分です。

化粧品成分としての表示は、ビオセラミド、セレブロシド、ウマスフィンゴ脂質です。

②植物性セラミド

コメ、トウモロコシ、大豆、コンニャクなど植物由来の化粧品成分です。

化粧品成分の表示は、植物性セラミド、グルコシルセラミド、コメヌカスフィンゴ糖物質などです。


<第4章のまとめ>

化粧品原料のセラミドは、合成由来の「ヒト型セラミド」と「合成セラミド」、天然由来の「天然セラミド」と「植物性セラミド」の4つに分けられます。


5.ヒト型セラミドの効果とメリット・デメリット

メリットとデメリットをあらわす女性

1)ヒト型セラミドの特徴とメリット

エイジングケア化粧品に配合されるヒト型セラミドは、酵母を利用してつくられています。

ヒト型セラミドは、人がもとから持っているものと全く同じではありませんが、角質細胞に存在するセラミドとほぼ同等の構造を持つ保湿成分です。そのため、「ヒト型」と呼ばれています。

お肌への親和性が最も高く、他の種類のセラミドに比較して、保湿力や浸透力に優れていることや、刺激が少ないことが特徴です。また、細胞間脂質の水分と油分を交互に挟み込んだ「ラメラ構造」の形成をサポートすることで、お肌のバリア機能を高めます。

2)どんな肌悩みによいの?

どの肌悩みにセラミドが効くか疑問に思う女性

①こんな肌悩みに使おう!

ヒト型セラミド配合の化粧品を使うことで、加齢によってセラミドが減少しお肌の乾燥が進んだ場合に効果を発揮します。

ヒト型セラミドは、乾燥肌対策に使うことによって肌荒れの予防大人ニキビの予防などが期待できます。

乾燥肌のスキンケアを行うことで、お肌のキメを整えハリツヤを取り戻すことができるのです。

また、乾燥肌が原因の肌悩みである毛穴の悩みくすみを改善して透明感のあるお肌に導きます。

さらに、目元のシワ口元のシワなど、小じわの予防も期待できます。

ヒト型セラミドのもう1つの大きなメリットは、アトピー性皮膚炎や敏感肌乾燥によるかゆみの改善に効果を発揮することです。

セラミドとアトピー性皮膚炎との関連性については、『セラミドと皮膚の病気「アトピー性皮膚炎」の関係は?』の記事を参考にしてください。

②ヒト型セラミド化粧品でも改善しない肌老化

肌の老化真皮表情筋皮下組織が衰えます。

そうなると、顔のたるみができてしまいます。

そんなエイジングサインは、ヒト型セラミド化粧品でも改善できないのです。

だから、目の下のたるみまぶたのたるみ、表情筋が原因のおでこのシワ目の下のクマ(黒クマ)マリオネットラインゴルゴラインも改善できません。

もちろん、深いシワを消すことやたるみが原因のほうれい線を消すこともできません。

3)ヒト型セラミドと一緒に使いたい成分

成分のイメージ

また、保湿成分にはそれぞれ特徴があるため、複数の成分を取り入れることで、よりうるおい効果を実感できます。

ヒト型セラミドといっしょに取り入れたい成分としては、次のものがあります。

①コラーゲン

うるおいとともに、お肌にハリを与える成分としても知られているコラーゲン。

加齢によって減少すると、ハリの低下やたるみにもつながり、美肌にとって欠かせない成分です。

化粧水などに配合されているコラーゲンは、「水溶性コラーゲン」「加水分解コラーゲン」などと表記されているので、化粧品を選ぶ際の参考にしてください。

コラーゲンについての詳しい情報は、「コラーゲン化粧品ってたくさんあるけど、エイジングケアに大切?」の記事をお読みください。

②ヒアルロン酸

ヒアルロン酸のイメージ

お肌の真皮の中にあって、水分の保持やクッションの役割を担っているヒアルロン酸。たった1gで約6ℓの水分を保つといわれる保湿成分です。

このヒアルロン酸を化粧品で補うことによって、お肌のうるおい効果をさらに高めることが期待できます。

エイジングケア化粧品成分としてのヒアルロン酸やヒアルロン酸配合の化粧品の選び方については、「ヒアルロン酸の効果を考える!正しいエイジングケアのために」を参考にしてください。

③プロテオグリカン

プロテオグリカンとはコラーゲンやヒアルロン酸と同じくお肌の真皮にある成分です。

化粧品成分としてのプロテオグリカンは、鮭の鼻軟骨から抽出される成分で、その保湿力の高さから最近、話題の成分です。

エイジングケア化粧品成分としてのプロテオグリカンやプロテオグリカン配合の化粧品の選び方については、「プロテオグリカンの効果は保湿とエイジングケア化粧品の要!」を参考にしてください。

4)どんな肌質に使えるの?

肌質を確かめる女性

ヒト型セラミドは、毒性や皮膚刺激性がなく、安全性が高い成分です。

また、アレルギーの報告もありません。

したがって普通肌脂性肌はもちろん、混合肌乾燥肌、敏感肌、インナードライ肌のどんな肌質の方でも使うことが可能です。

5)ヒト型セラミドのデメリット

安全性が高く、保湿力も高いことからメリットしかないようなヒト型セラミド。

唯一とも言えるデメリットは価格です。

残念ながら、ヒト型セラミドは高価格なのです。

だから、プチプラコスメなどに配合することは難しく、ある程度の金額のエイジングケア化粧品に配合されます。


<第5章のまとめ>

ヒト型セラミドは、人のお肌に存在するセラミドとほぼ同じ構造を持つ成分です。酵母を利用して生成されています。

そのため、お肌への親和性が高く、他のセラミドよりも保湿力や浸透力に優れ、刺激が少ないことが特徴です。

どんな肌質でも使え、乾燥肌やそれが原因の肌悩みに効果を発揮します。

また、ヒト型セラミドとコラーゲンやヒアルロン酸、プロテオグリカンなどの保湿成分をいっしょに取り入れることで、相乗効果が高まります。


6.ヒト型セラミドと他のセラミドで何が違うの?

ヒト型セラミドと他のセラミドの違いを考える女性

1)ヒト型セラミドの構造

では、ヒト型セラミドと他のセラミドでは、何がどう違うのでしょうか?

違いを理解するために、まずはセラミドの定義や構造について確認しておきましょう。

最初に理解するポイントは、「セラミド」と呼んでいるのは、「単一のもの」を指しているのではなく、ある化学構造を持ったものを全て、そう呼んでいることです。

エイジングケア化粧品の成分などで、理解を難しくしているのがこの点です。

余談ですが、「ナールスゲン」は唯一無二ですが、「コラーゲン」「アミノ酸」など、もとから動物や植物にある成分には、いくつもの種類があるのです。

さて、話を戻します。エイジングケアのお話なのに、化学の授業のようでややこしくなっていきますが、お付き合い下さい。

セラミドとは、スフィンゴ脂質の1種であり、 スフィンゴシンと脂肪酸がアミド結合した化合物の全てです。

「脂肪酸」は、脂質を構成する成分で、肉の脂肪、牛乳の脂肪、魚の油、植物油なども、その成分はほとんど脂肪酸からできています。

「スフィンゴシン」は、18個の炭素が長くつながった「長鎖アミノアルコール」と呼ばれる物質です。

アミド結合は、酸アミドRCONH2のカルボニル基Oと窒素原子の間の結合です。

セラミドの構造図

要は、今、説明した2つの成分が特定のつながり方をしていれば、全てセラミドなのです。

定義と構造を説明しましたが、「ヒト型セラミド」だけでなく、他の由来のものも、セラミドと言えなくはないのです。

しかし、どこか違っている点があるのです。

2)合成とヒト型の違いは?

合成セラミドは、一見、ヒトの角層にあるセラミドと同じ構造なのですが、「鏡に映った姿」のセラミドも混じっているのです。

この鏡に映った姿の物体は、他の化合物でも存在し、有機化学では「光学異性体」と呼ばれます。

また、このセラミドは、「ラセミ体セラミド」と言って、本来のセラミドのはたらきがありません。

つまり、合成セラミドは、本来の角層のセラミドと全く同じ構造のものとそうでないラセミ体セラミドが混ざったものなのです。

逆に言えば、ヒト型セラミドと呼べるのは、人のお肌の角層のセラミドと全く同じ光学異性体の構造のセラミドだけなのです。

どちらがエイジングケア化粧品成分として、よいはたらきをする可能性が高いかは、もうおわかりですね。

3)天然とヒト型の違いは?

セラミドのイメージ

「天然」と言う言葉からもわかるとおり、天然セラミドは、自然界に存在する動物から「抽出・精製」することによって、「セラミド」の構造と同じ成分とつくったものです。

広い意味では、天然は「動物」と「植物」も含まれますが、エイジングケア化粧品での表現の使い方では、「天然=動物由来」と位置づけられることが多いので、それにならいます。

最近では、「馬」由来の天然セラミドがよく使われていますが、ヒト型セラミドとどう違うのでしょうか?

「馬」由来のセラミドは、馬のセラミドではなく、馬の脳や脊髄から採ったもので、さまざまなタイプのセラミドや脂質が混在しています。

ヒト型セラミドにも、さまざまなタイプがあるので、そのことは問題ではありません。

天然セラミドの構造上の特徴は、セラミドの基本構造に加えて、「ガラクトース」という糖類が付いていることです。

これらは、糖セラミドと呼ばれることもあります。

これは、厳密に言えば「セラミド」ではなく、その前駆体、つまり、セラミドになる前の物質です。

セラミドの前駆物質は、人のお肌の上では、糖を取り去って、ヒト型セラミドになります。

しかし、天然セラミドがそのようなはたらきをするかどうは不明です。

一方、セラミドの合成を促進作用があることがわかっていますので、これは注目すべきポイントです。

4)植物セラミドとヒト型セラミドの違いは?

セラミドのイメージ

植物セラミドも、天然セラミドとよく似た構造です。

植物セラミドの構造上の特徴は、セラミドの基本構造に加えて、「グルコース」という糖類が付いていることです。

なので、天然セラミド同様に、ヒト型と同じはたらきをするかどうは不明です。

このように詳しく見れば、ヒト型セラミドだけが、お肌のセラミドと同じ構造であることがわかります。

ヒト型セラミドは、角層のセラミドそのものではありませんが、構造的な視点、活性のあるなしなどを考えれば、お肌のセラミドのはたらきに近い効果を期待できるエイジングケア化粧品成分と言えます。

ところで、エイジングケアによいといわれるこの成分は理解がややこしくても、見極めは簡単です。

なぜなら、化粧品の全成分表示名に「セラミド」と記載を許されているのは、ヒト型だけだからです。


<第6章のまとめ>

私たちがセラミドと呼んでいるものは、スフィンゴ脂質の1種であり、 スフィンゴシンと脂肪酸がアミド結合した化合物の「全て」のことです。

セラミドとは、「単一」のものを指しているのではないことを理解しておきましょう。

ヒト型セラミドと合成セラミド、天然セラミド、植物性セラミドを比較すると、お肌の角層のセラミドと同じ構造を持っているのは、ヒト型セラミドだけ。

つまり、ヒト型セラミドは、お肌のセラミドのはたらきに近い効果が期待できるエイジングケア化粧品成分といえるのです。


7.ヒト型セラミドの成分表記について

成分標記のイメージ

ヒト型セラミドの場合、エイジングケア化粧品の表示の際、必ず、「セラミド○○」と、数値か英語があります。

セラミドが、4種の「 スフィンゴシン」と、3種の「脂肪酸」から成り立っていることを説明しました。

「 スフィンゴシン」の4種は、

  • dihydrosphingosine(ジヒドロスフィンゴシン) DSタイプ
  • sphingosine(スフィンゴシン)         Sタイプ
  • phytosphingosine(フィトスフィンゴシン)    Pタイプ
  • 6-hydroxy sphingosine(6-ヒドロキシフィンゴシン) Hタイプ

です。

「脂肪酸」の3種類は、

  • non-hydroxy fatty acid(非ヒドロキシ脂肪酸)  Nタイプ
  • α-hydroxy fatty acid(αヒドロキシ脂肪酸)    Aタイプ
  • Esterified ω-hydroxy fatty acid(ωヒドロキシ脂肪酸) EOタイプ

です。

従来の、ヒト型セラミドの表記が、「数値」から「アルファベット」に変更されつつあるのは、アルファベット表記で表すことで、その構造がわかることにあるようです。

ヒト型セラミドとして、エイジングケア化粧品の成分として登録されていないものもあるので、全てが数値とアルファベットで一致するわけではありませんが、次のように対応します。

セラミド1  →  セラミドEOP

セラミド2  →  セラミドNS またはセラミドNG

セラミド3  →  セラミドNP

セラミド6Ⅱ →  セラミドAP

セラミド9  →  セラミドEOS

例えば、セラミド2は、non-hydroxy fatty acid(非ヒドロキシ脂肪酸=Nタイプ)とsphingosine(スフィンゴシン=Sタイプ)でできていることがわかります。

12種を分類すると、図のようになります。

ヒト型セラミドの種類の図

今後は、セラミドの表記は、数値からアルファベットで統一されるようですので、わかりやすくなりますね。

なお、化粧品箱などにセラミド以外の成分も含め、さまざまな成分を表示されますが、基本は、「配合濃度の多い順」となります。

その点については、「全成分表示は、エイジングケア化粧品の理解を助ける!?」をご覧ください。


<第7章のまとめ>

セラミドが配合されたエイジング化粧品は、必ず「セラミド○○」と数値や英語での表記があります。また、このように表記できるのは、ヒト型セラミドだけなのです。

従来は、セラミド2、セラミド3のような数値での表記でしたが、セラミドNS、セラミドNPなど、アルファベットでの表記に変更されつつあります。

これにより、各セラミドの構造がわかりやすくなります。


8.ヒト型セラミド配合のおすすめのエイジングケア化粧品

ヒト型セラミド配合のエイジングケア化粧品

1)ヒト型セラミド配合の化粧品の種類

ヒト型セラミドは、どちらかと言えば水に溶けにくく、脂に溶けやすい成分です。

実は、セラミドは、親水基を持っているので、水になじむ特性もありますが、その本質は、油分です。

だから、セラミド化粧水より美容液や保湿クリーム、オールインワンゲルなどで補うのがポイントです。

しかし、今やヒト型セラミドを配合したコスメは、大人気。

化粧水ランキング美容液ランキング保湿クリームランキングだけでなく色んなアイテムの上位に登場する可能性が高まります。

そんなこともあって数多くの化粧品に配合されています。

具体的には、クレンジングリキッドやクレンジングジェルなどのクレンジング料、洗顔石けんや洗顔フォーム、洗顔パウダーなどの洗顔料保湿化粧水美白化粧水保湿美容液、まつ毛美容液、乳液、アイクリーム、フェイスクリームフェイスマスク・フェイスパックオールインワンゲルやオールインワンジェル、ハンドクリーム、日焼け止め、ボディマッサージやフェイスマッサージ用のクリームなどに使われます。

さらに、シャンプーやコンディショナー、ヘアパックなど毛髪や頭皮のケア用品、口紅やリップグロスなどの唇の乾燥ケアのアイテム、ネイルケアアイテム、マスカラやリキッドファンデーションなどメイクのアイテムにも使われます。

また、エイジングケア化粧水やエイジングケア美容液などにも配合されます。

2)ヒト型セラミド配合エイジングケア美容液

6種のヒト型セラミド配合のオススメのエイジングケア美容液「ナールスネオ」

6種のヒト型セラミド(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)配合のオススメのエイジングケア美容液ナールス ネオです。

美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元・口元専用美容液です。

私たちの美容液ランキング第1位セラミド美容液です。

①ナールス ネオの開発コンセプト

口元や目元のハリをキープして、「目元・口元のエイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。

②ナールス ネオのヒト型セラミド以外の配合成分のポイント

ナールス ネオは、6種のヒト型セラミドを配合することで高い保湿効果を発揮します。

ナールス ネオには、ヒト型セラミド配合以外に次のような特徴があります。

<ナールスゲンを推奨濃度で配合>

ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチンヒートショックプロテイン(HSP)47を増やします。また、肌の酸化を防ぐ成分であるグルタチオンを増やします。

<ネオダーミルを推奨最高濃度で配合>

ネオダーミルは、バイオテクノロジーによって生まれた細胞のエネルギー源で、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンを強力にサポート。2週間でしわの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データを有する成分です。

<ビタミンC誘導体配合>

ナールス ネオは、ヒト型セラミド配合美容液であるとともにビタミンC誘導体美容液です。

水溶性ビタミンC誘導体の中で効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。

コラーゲン産生をサポートするとともに、皮脂をコントロールすることで毛穴ケアも期待できます。

<プロテオグリカン配合>

ナールス ネオは、ヒト型セラミド配合美容液であるとともにプロテオグリカン美容液です。

プロテオグリカンは、糖とタンパクが複合した「糖たんぱく質」で、お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポート。

潤いのあるふっくらしたお肌をキープする「守るエイジングケア」と「攻めるエイジングケア」をサポートします。

<ビタミンA誘導体配合>

レチノールを改良したビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリルを配合。

ターンオーバーを促進して、お肌のハリを取り戻します。

<金コロイド配合>

酸化を半永久的に防ぐ成分である金コロイドを配合。

抗酸化作用によってエイジングケアをサポートします。

<お肌に不要な成分を無添加>

無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。

パラベンフェノキシエタノールほか、アルコール性防腐剤の無添加化粧品です。

また、アルコールフリー化粧品です。

*フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。

3)ヒト型セラミド配合保湿クリーム

ヒト型セラミド配合エイジングケア保湿クリーム「ナールス ユニバ」

ヒト型セラミド配合のオススメのエイジングケア保湿クリームは、「ナールス ユニバ」

私たちの保湿クリームランキング第1位です。

①ナールス ユニバの開発コンセプト

ナールス ユニバは、3種のヒト型セラミド(2、AP、NP)を配合しています。

QOS(Quality Of Skin=お肌の質)の向上、つまり、「細かく整ったキメ」、 「お肌の内側からのハリと弾力」 、「健やかな肌の透明感」 、「表皮のバリア機能」、 「十分な潤い」 を実現すべく、攻めと守りのエイジングケアをサポートする成分をバランスよく配合した高機能なセラミドクリームです。

成分は濃厚、でも使い心地は軽く、すごく伸びがよいクリームです。

②ナールス ユニバのヒト型セラミド以外の配合成分のポイント

ナールス ユニバは、ヒト型セラミドを配合することで高い保湿効果を目指しました。

ナールス ユニバには、ヒト型セラミド配合以外に次のような特徴があります。

<ナールスゲン推奨濃度配合>

ナールスネオと同様にナールスゲンを推奨濃度で配合しています。

<スクワラン配合>

赤ちゃんでも使える優しい美容オイルであるスクワランを配合しています。

<持続型ビタミンVC-IP配合>

油溶性の持続型ビタミンC誘導体VC-IPが、抗酸化作用とともに、ナールスゲンとの相乗効果を存分に発揮します。

<保湿の王様シアバター配合>

保湿の王様と呼ばれるシアバターを配合することで、ヒト型セラミドと併せてより滑らかなお肌に導きます。

<抗炎症成分アラントイン配合>

炎症を鎮めるはたらきや組織賦活作用があるアラントインを配合することで、肌荒れを改善します。

また、ナールス ネオと同じくパラベンフリーフェノキシエタノールフリーアルコールフリーで低刺激です。

4)ヒト型セラミド配合ハンド美容ジェル

ヒト型セラミド配合のハンドクリーム「ナールス ロゼ」

オススメのヒト型セラミド配合のハンドクリームは、ナールス ロゼです。

ナールス ロゼは、セラミド2を配合しています。

①ナールス ロゼの開発コンセプト

ナールス ロゼは「ハンドクリーム」とは呼ばず「ハンド美容ジェル」と呼んでいます。

私たちのハンドクリームランキング第1位です。

ヒト型セラミドをはじめ、美容液に配合するのと同じレベルでエイジングケア化粧品成分や保湿成分を配合していることや、油溶性成分が少なく、テクスチャーがジェル状であることが理由です。

春や夏でも使えるハンドジェルで、しっかりと手肌の乾燥手のシワを防ぎます。

油分の多いハンドクリームにはない、水分の保持力に優れたエイジングケアハンドクリームです。

②ナールス ロゼのヒト型セラミド以外の配合成分のポイント

ナールス ロゼは、ヒト型セラミドを配合することで高い保湿効果を目指しました。

ナールス ロゼには、ヒト型セラミド配合以外に次のような特徴があります。

<ナールスゲン推奨濃度配合>

ナールス ネオと同様にナールスゲンを推奨濃度で配合しています。

<ビタミン配合>

水溶性ビタミンC誘導体アスコルビルリン酸Na両親媒性ビタミンE誘導体トコフェリルリン酸Naを配合。

手荒れケアのために高い抗酸化力を発揮します。

<ダマスクローズ&4種のバラ成分配合>

バラの女王「ダマスクローズ」を50%という高濃度で配合したほか、センチフォリアローズ、カニナバラ、ノイバラ、イザヨイバラの4種のバラ成分を配合しています。

バラの芳醇な香りが楽しめます。

<シアノコバラミン配合>

赤いビタミン「シアノコバラミン」(VB12)配合することで、保湿と鮮やかな色を演出。

<5つのフリー>

パラベンフェノキシエタノールなど防腐剤フリー、無香料、無着色、合成界面活性剤フリーで低刺激。


<第8章のまとめ>

ヒト型セラミドが配合されたエイジング化粧品は、今や大人気。

だから、美容液や保湿クリームに限らず多くの種類の化粧品に配合されています。

しかし、ヒト型セラミドの本質は油分なのでクリームタイプの化粧品に向いています。

ナールスでは、ヒト型セラミド配合の美容液、保湿クリーム、ハンド美容ジェルを提供しています。


9.まとめ

保湿効果の高いヒト型セラミド。種類による特徴と違いは?のまとめ

ヒト型セラミドについて特徴、メリット、デメリットを幅広くご紹介しました。

また、おすすめのヒト型セラミド配合の美容液や保湿クリームをご紹介しました。

いかがでしたでしょうか。

エイジングケア化粧品成分として有名な「ヒト型セラミド」についての理解が進んだでしょうか?

セラミドと一口にいっても、奥が深いことがおわかりいただけたと思います。

ヒト型セラミドと他のセラミドの違いをご理解いただき、エイジングケアを実践いただければ幸いです。

また、セラミドだけではなく、他のエイジングケア成分やアンチエイジングなどの理論や考え方も同じで、まだまだわからないことがたくさんあります。

どんどん増える新たなエイジングケアに関する情報をアップデートするのは大変ですが、重要なのは正確に理解すること、過度に振り回されないことではないでしょうか。

【ヒト型セラミドを配合したナールスブランド】

3種のヒト型セラミド配合エイジングケア保湿クリーム「ナールスユニバ」

6種のヒト型セラミド配合エイジングケア美容液「ナールスネオ」

セラミド2配合ハンド美容ジェル「ナールスロゼ」

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