メラニン色素を減らすだけの美白は危険!役割と増やさない方法

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メラニンはシミのもとになるというイメージが強いため、肌に悪いものと考えられがちですが、実は肌を紫外線から守る大切なはたらきをするものなのです。

だから、メラニンを減らすだけの美白は危険な面も。

この記事では、メラニンを過度に増やさない対策をご紹介します。

<この記事の大切なポイント>
  • メラニンはメラニン色素とも呼ばれ、さまざまな生物の体内でつくられます。人では、皮膚の表皮の一番下の基底層の下にある基底膜にあるメラノサイトという細胞によって、アミノ酸の一種であるチロシンという物質からつくられます。
  • メラニンには2種類のタイプが存在します。1つは黒色のユーメラニン(真性メラニン)、もう1つは黄色のフェオメラニン(黄色メラニン)です。
  • メラニンはシミの原因となるので悪者だと思われていますが、紫外線を吸収して細胞を守るはたらきがあります。だから、メラニンを減らすことだけを意識した美白を長期に続けることは、おすすめできません。
  • メラニンによるシミを防ぐために大切なことは、紫外線対策、優しいスキンケアで肌への刺激を少なくすること、しっかり保湿ケアを行ってターンオーバーを正常化させることです。
  • メラニンを過剰に発生させないためには、ビタミンACEやポリフェノールなどを含む抗酸化成分が豊富な食べ物を摂ることも大切です。
この記事の監修医

岩手医科大学歯学部卒業後、都内歯科矯正施設で矯正歯科医として表側・裏側矯正や小児の顎骨成長発育誘導多数から成人矯正まであらゆる矯正治療を習得。
その後、矯正と審美歯科、美容皮膚科、美容外科、再生医療、免疫療法を組み合わせた日本で初めてのトータルビューティを実現できるクリニック「医療法人社団 サカイクリニック62」を開業。
歯と美容医療を組み合わせたパイオニアとしてドクター向け講師として活躍する稀有な存在として有名。
得意分野は、口元と肌の若返り美容。美容マシンに関する目利きがずば抜けており、世界でも安全・安心で効果の高いマシンを毎年数台導入するなど、常に患者さまにとって満足度の高い施術を行えるよう心がけている。

メラニン色素を減らすだけの美白は危険!役割と増やさない方法の目次

1.メラニンを減らして美白をしたいあなたへ

メラニンを気にする女性

シミくすみのもとになることで有名なメラニン色素。

エイジングケア世代の女性にとって対策が必要です。

シミやくすみなどの肌悩みがあれば、肌の透明感が失われ、美肌から遠ざかります。

だから、あなたは、そんなメラニンを美白の敵だと思って減らすことだけを意識していませんか?

美白化粧水など美白ケアのアイテムの多くは、メラニンができないようにする作用でシミやソバカスを予防するものです。

だから、20代をはじめ、幅広い年代の女性には、メラニンが悪いものだという印象を持つ方が多くいます。

30代や40代のエイジングケア世代の女性でもそう考えている方が多いようです。

確かに、シミやくすみは紫外線ダメージによってメラニンがお肌に溜まってしまうことが原因です。

しかし、これはもともと紫外線からお肌を守るためにメラニンが増えたことによるものです。

本来は、メラニンは紫外線や刺激などのダメージを防ぐ大切な物質なのです。

この記事では、メラニンの種類やはたらき、生成のプロセスをご紹介します。また、シミ対策を美白に頼りすぎることのリスクやメラニンを過剰に増やさない方法をご紹介します。さらに、シミ対策のためのおすすめのUV化粧下地をご紹介します。

「メラニンの役割を正しく理解したい!」

「美白ってお肌によいの?悪いの?」

「メラニンを減らすことってだめなの?」

「メラニンを過度に増やさないでシミを防ぎたい!」

「くすみやシミを防ぐよい方法は?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。

<メラニンの過剰生成を抑えるためのUV化粧下地>

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2.メラニンとその種類

メラニンのイメージ

1)メラニンとは?

メラニン(melanin)は、ヒトを含む動物、植物、原生動物、また一部の菌類、真正細菌でつくられる色素です。

化学的には、フェノール類物質が高分子化して色素となったもので、メラニン色素とも呼ばれます。

人では、皮膚表皮の基底層に存在するメラノサイトという細胞によって、アミノ酸の一種であるチロシンという物質からつくられます。

メラニンには、紫外線を吸収して細胞を守るはたらきがあります。

紫外線による日焼けで皮膚が黒くなるのは、メラニンが細胞を守る反応なのです。

それが一時的であれば、ターンオーバーによって肌の外へ排出されます。

しかし、紫外線ダメージが大きかったり長時間浴びすぎると、必要以上にメラニンが増加します。

それがそのままお肌に留まって、シミやソバカスになるのです。

2)メラニンの種類

2種類のイメージ

メラニンには2種類のタイプが存在します。

1つは黒色のユーメラニン(真性メラニン)、もう1つは黄色のフェオメラニン(黄色メラニン)です。

人の皮膚や髪の毛にあるメラニンは、2種類の複合体です。

そして、その複合の比率によって色が異なるのです。

ユーメラニン(真性メラニン)とフェオメラニン(黄色メラニン)の比率は、遺伝によって決まっていると考えられています。

人種による肌の色の違いは、この比率の違いなのです。

自分の肌の色をチェックする女性

①ユーメラニンとは?

真性メラニン、または黒色メラニンと呼ばれます。

黒い髪、黒い肌をつくるメラニンで、黒人に多く白人にはほとんどありません。

ユーメラニンには、紫外線により発生する活性酸素を減らす作用があります。

このはたらきによって、肌の酸化がもたらす肌老化を守っているのです。

一般的に、メラニンと言えばユーメラニンのことを指します。

②フェオメラニン

紫外線のイメージ

黄色メラニン、または肌色メラニンと呼ばれます。

白い肌、金髪や銀髪をつくるメラニンで、白人に多く黒人にはほとんどありません。

フェオメラニンは、紫外線を浴びると活性酸素をつくる性質があります。

白人に皮膚癌が多い理由の1つが、フェオメラニンが多いことだと考えられています。

一方、日本人などのアジア人は、ユーメラニンとフェオメラニンの両方をある程度のバランスで持っています。

だから、肌は基本的に黄色ですが、色白や色黒の人、髪も黒から茶色の人がいます。

また、日焼けで黒くなるか赤く腫れるかなど、個人差も大きいのです。





3.メラニンができるメカニズムとプロセス

メカニズムについて研究するイメージ

肌に紫外線が当たったり刺激を受けると、肌の内部で活性酸素が発生します。

過度な活性酸素は、お肌や身体の健康にとって悪影響を与えます。

人間の身体には、生来、外部刺激から肌や身体を守るはたらきが備わっています。

メラニンができるしくみは、その1つです。

1)紫外線がメラニン発生の第一歩

紫外線を浴びると、お肌は危険を察知します。

そこで、脳は表皮にあるケラチノサイト(角化細胞)に危険を知らせるエンドセリンという伝達物質をつくらせます。

その伝達物質を受け取ると、メラノサイトを活性化するのです。

そうすると、メラノサイトでは、メラニンの元となる物質「チロシン」が、チロシナーゼという酵素によって酸化され、ドーパという物質に変換されます。

それがさらにドーパキノンに変換されます。

ドーパキノンは化学的反応性が高いので、酵素の力がなくてもドーパクロム、インドールキノンへと変化します。

そして、最終的には酸化してメラニンができるのです。

メラノサイトの中で合成されたメラニンは、周囲のケラチノサイトに送られます。

多くの場合、このプロセスでできるのは、ユーメラニンです。

一方、ドーパキノンとシステインが反応すると、システイニルドーパという物質を経てフェオメラニンができます。

2)炎症や摩擦もメラニン発生のきっかけ

今、メラニンができるきっかけを紫外線だとご紹介しましたが、お肌の炎症や摩擦も原因になることがあります。

繊維による肌への刺激、ひじやひざかかとの摩擦、虫刺されによる炎症、肌荒れ、ニキビ、無理な脱毛による毛穴の炎症などもメラニンが多くできるきっかけになります。

これらによってメラニンが過剰にできると、身体のさまざまなパーツの黒ずみとして目立つことがあるのです。





4.メラニンと美白の関係を知ろう

色白で美しい女性

ここまで、メラニンのはたらきをはじめ、メラニンができるプロセスやメカニズムを見てきました。

ここで美白とメラニンの関係を整理しておきます。

また、美白の何が問題かについても整理しておきます。

1)美白のメカニズム

美白化粧品とは、「紫外線によるメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ」もので、医薬部外品(薬用化粧品)です。

ここでのポイントは「メラニンの生成を抑える」ことです。

さきほどメラニンができるプロセスをご紹介しましたが、美白化粧水や美白美容液には、このプロセスのどこかを抑える「有効成分」が配合されています。

その作用ポイントは、次の5つです。

ポイント

①伝達物質をブロックする

メラニンをつくる指令を送る伝達物質であるエンドセリンができるのを抑える作用。美白成分としては、カモミラET、トラネキサム酸、 t-AMCHAがあります。

②チロシナーゼの活性や成熟化を阻害する

チロシナーゼの活性を阻害することで、メラニン色素がつくられないようにするタイプ。

ビタミンC誘導体、ダエダリンA、ハイドロキノン、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、ルシノール、プラセンタエキス、トラネキサム酸、油溶性甘草エキス(グラブリジン)など多くの美白成分がこのタイプです。

また、これとよく似たタイプにチロシナーゼの成熟化を阻害し、分解促進することで、メラニン色素に転化するチロシナーゼ自体を減らすような美白成分があります。

マグノリグナン、リノール酸がそのタイプです。

③メラニンを還元する

メラニンは、刺激を受けると化学反応で酸化され、黒褐色になります。

酸化されたメラニンを還元すれば色がもとにもどります。

この還元作用を持つタイプの美白成分として、ビタミンC誘導体があります。

ビタミンC誘導体のイメージ

④メラニンの排泄を促進する

メラニンを表皮から排泄されるのを促進するはたらきをするタイプ

美白成分としては、エナジーシグナルAMPがあります。

⑤メラニンの受け渡しをブロックする

メラニン色素が表皮細胞に蓄積されることを阻止するはたらきをします。

D-メラノTMがそのタイプの美白成分です。

2)なぜ美白が肌によくないリスクがあるのか?

リスクを示す女性

まずメラニンはお肌の防御のためにはたらく成分です。それが生まれるのを阻害することそのものがお肌の防御力を弱めることになります。

メラニンをつくる伝達物質をブロックしたり、チロシナーゼの活性や成熟化を阻害することはそのリスクを高めるのです。

一方、還元は一旦できたメラニンをもとに戻すのでそのリスクはありません。しかし、還元作用には刺激を伴います。

ビタミンC誘導体は還元とチロシナーゼ阻害に加えて、コラーゲンを増やすなどエイジングケアにとってよいはたらきがある一方で、刺激が高いのは還元作用を持つからなのです。

つまり、強い美白作用のある成分を使うことや美白化粧品を長期的に使用することは、お肌にとってダメージを与えることになるのです。





5.メラニンによるシミを防ぐ対策

シミがあまり目立たなくなった女性

メラニンそのものがお肌にとって有用なものであることや、美白化粧品の使い過ぎもリスクがあることことはおわかりいただけたと思います。

とはいっても、シミが目立つ肌は美容的な観点では嫌ですね。

そんなメラニン色素が溜まってシミなるのを防ぐには、どうすればよいのでしょうか?

答えは、過剰なメラニンを作り過ぎないような対策を行うこと、またメラニンがちゃんと肌の外へ出ていくようにすることです。

過剰なメラニンを作り過ぎないための対策は、紫外線対策と刺激の少ないエイジングケアやスキンケアです。

メラニンがちゃんと肌の外へ出ていくようにするには、お肌のターンオーバーを正常な状態にすること、つまりお肌を健やかに保つことが大切です。

この3つについてポイントをご紹介します。

1)紫外線をブロックする

紫外線のイメージ

メラニンを過剰につくらない最も大切なことは、紫外線対策です。秋や冬の紫外線対策なら、日焼け止めを使わなくても、SPF20以上、PA++以上などの紫外線ブロック力のあるUV化粧下地やUVファンデーションでも十分です。

日焼け止めを使う場合も、同じ程度の紫外線ブロック力があれば十分です。刺激の低い紫外線散乱剤の日焼け止めがおすすめです。

特に、肌質乾燥肌敏感肌の方は、優しい日焼け止めを選びましょう。

春の紫外線対策や夏の紫外線対策は、もう少し紫外線ブロック力の高い日焼け止めが必要なこともありますが、それに加えて帽子・衣類・サングラスなどファッションによる紫外線対策や日陰を利用するなども心がけましょう。

なお、日焼け止めが皮脂などで落ちてしまうと効果がなくなるので、春や夏は注意して塗り直しましょう。

2)お肌に優しいスキンケアやエイジングケア

肌をいたわる女性

刺激の強い洗顔クレンジングもメラニンを増やす原因になります。ごしごしと擦ることは決してせず、優しく洗うことを心がけましょう。

もちろん、洗顔料クレンジング料の洗浄成分も刺激の強いものは避けるようにしましょう。オススメはアミノ酸系界面活性剤の洗浄成分です。

また、化粧水美容液などの基礎化粧品の成分でも刺激の強い成分は避けるようにしましょう。

アルコール、合成着色料、合成香料などは刺激性がある場合も多いので控えた方が無難です。

3)ターンオーバーを正常化する

ターンオーバーの周期のイメージをカレンダーで表す図

生成されたメラニンは、適切なターンオーバーで古い角質とともに排出されれば、シミとして残りません。

ターンオーバーの正常化は、保湿を十分にすることでお肌を健やかに保つことが大切です。

セラミドプロテオグリカンヒアルロン酸ナールスゲンなどの保湿成分を配合したエイジングケア化粧品などが保湿ケアに役立ちます。

また、肌によい食べ物を摂ることや適度な運動をする、十分で質のよい睡眠を取るなど、日常生活で全身の血行をよくし、新陳代謝を高めましょう。

もし、ターンオーバーが遅くてお肌がゴワゴワしている場合は、酵素洗顔やピーリングを行うこともよい方法です。

ただし、やり過ぎるとバリア機能を低下させるリスクがあります。

だから、適度な回数にとどめることが大切です。


6.メラニンを過度に増やさないためのオススメの化粧下地

UV化粧下地ナールスヴェール

メラニンによるシミを防ぐためのオススメの日焼け止め・UV化粧下地がナールス ヴェール

「ナールス ヴェール」は、京都大学と大阪市立大学で共同開発されたエイジングケア化粧品成分である「ナールスゲン」を推奨濃度で配合したノンケミカルタイプのUV化粧下地です。

ナールス ヴェールは、乾燥肌や敏感肌、インナードライ肌でも使える、エイジングケア世代の女性のための優しいタイプのUV化粧下地です。

紫外線散乱剤のみの配合ですが、SPF40、PA+++という高いUVカット力を実現しています。

だから、1年中使えます。

さらに、独自処方により、つけているのを忘れるほど軽いテクスチャーであることも大きな特徴です。

ナールス ヴェールの特徴を整理すると、次の通りです。

  • SPF40&PA+++でどんな季節でも日常生活や外出時の紫外線をしっかりカット
  • 敏感肌の方にもオススメのノンケミカル&ノンパラベンでお肌に優しい処方
  • お肌になじみやすい独自処方の肌色で白浮きしない
  • べとべとしないノンオイリー処方でとても軽いつけ心地
  • 汗やでもメイクが崩れにくいウォータープルーフ処方
  • ナールスゲン&ビタミンC誘導体配合でエイジングケアもできる
  • スクワラングリセリンなどの保湿成分配合でうるおいをキープ

全成分表示

シクロペンタシロキサン、水、ジメチコン酸化チタンBG酸化亜鉛、PEG-9ジメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル(*)、水酸化AI、ハイドロゲンジメチコン、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、グリセリン、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、スクワラン、酸化ジルコニウム、ジステアルジモニウムヘクトライト、グルタミン酸Na、トコフェロールグリチルリチン酸2Kテトラヘキシルデカン酸アスコルビルフェノキシエタノール酸化鉄

(*)ナールスゲン





7.メラニンが過剰にできるのを防ぐ栄養素と食べ物

メラニンが過剰にできるのを防ぐ食べ物

メラニンによるシミを防ぐには、ビタミンやポリフェノールが豊富な食べ物を積極的に摂ることも大切です。

なぜなら、これらの栄養素には抗酸化作用があるので、紫外線を浴びることで生じた活性酸素を抑制してメラニンの過剰な生成を抑えてくれるからです。

また、シミだけでなく、肌のたるみによる肌老化の予防や紫外線による光老化の予防にもつながるので、美肌のためにとてもよい栄養素です。

1)ビタミンA(β-カロテン)

ビタミンA(β-カロテン)には、高い抗酸化作用に加えて、皮膚や粘膜を保護するはたらきがあります。

だから、メラニンによるシミだけではなく、肌荒れやターンオーバー改善、肌のハリツヤにもよい影響を与えます。

ビタミンAは、油溶性なので油で炒めて摂るなどがおすすめです。

炒めた食材を食べる女性

レバー、ニンジン、ブロッコリー、カボチャ、トマト、シソなどに豊富です。

2)ビタミンC

ビタミンCは、メラニン色素の過剰生成を抑制します。また、コラーゲンを増やしたり、皮脂のコントロールもする万能のビタミンです。

ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱い性質があります。

そのため、果物野菜などを生で食べることがおすすめです。

赤ピーマン、ブロッコリー、ゴーヤ、パプリカ、キウイフルーツ、レモン、イチゴなどに豊富です。

3)ビタミンE

ビタミンEが豊富なナッツ類

ビタミンEは、血行を促進するはたらきによって、肌の新陳代謝を高めます。その結果、メラニンによるシミやそばかすを防ぎます。

ビタミンCと併せて摂ると相乗効果があります。

アーモンドなどのナッツ類、ゴマ、植物油、かぼちゃ、アボカド、ウナギ、大豆などに豊富です。

4)他にもある抗酸化作用の高い栄養素

ビタミンACE以外にも、次のような栄養素(ポリフェノール)が豊富な食べ物でメラニンによるシミの予防が可能です。

  • アスタキサンチン:鮭やイクラ、マスなどに豊富
  • リコピン:トマト、スイカ、柿などに豊富
  • 茶カテキン:緑茶などに豊富
  • クロロゲン酸類:コーヒーなど豊富
  • カカオ:ダークチョコレートなどに豊富


8.まとめ

メラニン色素を減らすだけの美白は危険!役割と増やさない方法のまとめ

メラニンとは何か、その種類やはたらき、生成のプロセスをご紹介しました。

また、シミ対策を美白化粧品に頼りすぎることのデメリットやメラニンを過剰に増やさない方法をご紹介しました。

さらに、おすすめのUV化粧下地をご紹介しました。

いかがでしたか?

メラニンがなぜ大切か、またメラニンを過剰につくらせないことが大切なことがおわかりいただけたのではないでしょうか?

ぜひ、この記事を参考に正しいエイジングケアでシミのない美肌を目指してくださいね。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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