エイジングケアの救世主?プロテオグリカンって本当は?

プロテオグリカンの保水力

ここ数年、エイジングケア化粧品成分プロテオグリカン配合の美容液や化粧水が急増しています。

それには、どんな理由があるのでしょうか。

 

この記事では、人気上昇中のエイジングケア化粧品成分のプロテオグリカンとは、本当はどんな成分かを解き明かします。

 

 

1.そもそもプロテオグリカンとは?

 

プロテオグリカンは、「たんぱく質」と「糖」が結合してできた成分です。

ある特定のたんぱく質に何本かの糖鎖(糖が結合してできた化合物)である「グリコサミノグリカン」が結合しているものの総称を「プロテオグリカン」と呼んでいます。

つまり、プロテオグリカンは唯一無二ではなく、いま説明した成分の「総称」なのです。

 

これは、セラミドも同じです。

そのため、グリコサミノグリカンを構成している糖鎖の種類によって、プロテオグリカンもいくつかのタイプに分類されます。

 

この2つだけでなく、多くの成分は「総称」で呼ばれることがあるので、一般に使われる「名前」が何を指しているのかを理解することが、エイジングケア化粧品の成分などを理解するための第一歩となります。

 

 


2.プロテオグリカンはお肌にもあるもの?

 

エイジングケア化粧品成分を理解する際、よく問題になるは、自分自身のお肌にある成分と化粧品として外から補うものが、同じ名前であることです。

 

Fotolia_77042320_XS

 

プロテオグリカンもその1つ。

そして、いま説明したように、いくつか種類があります。

 

お肌の真皮層にあるものは「ヴァーシカン」などです。また、軟骨組織に存在する「アグリカン」です。

真皮では、プロテオグリカンは、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどと一緒に、細胞外マトリクスを形成しています。

 

 


3.細胞外マトリックスって?

 

細胞外マトリクスとは、細胞と細胞の間を埋めるものです。

真皮は、細胞だけでは安定しないので、プロテオグリカンをはじめとする成分が組み合わさって、細胞が安定できる足場のような場所を作っています。

また、毛細血管から出た酸素や栄養素、ホルモンなどを、一旦保持して、必要なものが必要な場所に移動できるようにはたらいています。

 

このはたらきは、からだにとって、とても大切ですが、老化とともに細胞外マトリックスが衰えれば、その機能も低下します。

細胞外マトリクスであるコラーゲン、エラスチン、プロテオグリカン、ヒアルロン酸は、エイジングケアにとって大切です。「物質」としてハリやツヤ、弾力のもとしてだけではなく、はたらき自体が重要だからです。

 

 


4.プロテオグリカンのはたらきは?

 

プロテオグリカンは、単体としても、コラーゲンやヒアルロン酸同様、お肌のエイジングケアや、からだのアンチエイジングにとって重要な役割を担っています。

fotolia_53335470

 

1)保湿効果

プロテオグリカンは、たんぱく質と糖が結びついてできた成分ですが、その糖である「グリコサミノグリカン」が、水分を吸収することで、高い保湿効果を発揮します。
その保湿力は、ヒアルロン酸と同等か、それ以上と言われています。

 

2)コラーゲンやヒアルロン酸を増やすはたらき

プロテオグリカンには、なんと、コラーゲンとヒアルロン酸を増やすはたらきがあります。
コラーゲン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンは真皮にあって、お肌のハリやツヤ、弾力を維持するためにはたらいていますが、異なるはたらきがあるので、どれも大切な成分です。

プロテオグリカンが、コラーゲン、ヒアルロン酸を増やすことは、エイジングケアにとって心強いはたらきです。

 

3)EGF用作用

EGF(上皮成長因子、Epidermal Growth Factor)とは、人が持っている53個のアミノ酸から成るたんぱく質で、細胞の成長促進をつかさどる因子です。

EGFは、20代後半から急激に減少すると言われていますが、その結果、ターンオーバーが遅くなって、お肌の老化をもたらす一因になっています。

プロテオグリカンには、EGF様作用という機能があります。
EGF様作用というのは、あたかもEGFの様にはたらく作用ということで、プロテオグリカンがEGFの代わりをします。
これによって、アンチエイジングの効果が期待できるというわけです。

プロテオグリカンには、この減ったEGFの肩代わりをするようなはたらきがあります。

 

4)クッションのはたらき

プロテオグリカンは、ひざなどの関節では、軟骨にあります。
クッションとしてはたらくことで、外からかかる力を緩衝します。また、骨と骨の間の潤滑油的なはたらきもあります。

 

5)抗酸化作用と炎症抑制作用

プロテオグリカンには抗酸化作用や、体内で炎症を起こす細胞の生成を抑える炎症抑制作用があることもわかっています。

そのため、プロテオグリカンが経ると、関節が痛くなったり、炎症を起こすことがあります。

 

 


5.プロテオグリカンのエイジングケア化粧品としての期待

こうしたプロテオグリカンの特性が、エイジングケアにとって魅力的なことから、期待と注目が集まっていたのです。
そこで、プロテオグリカンをエイジングケア化粧品の原料として応用が始まりました。

 

プロテオグリカンのエイジングケア化粧品としての詳しい説明は、こちらからお読みいただけます。

*エイジングケア化粧品成分としてのプロテオグリカンの期待は?

 

 


6.まとめ

 

エイジングケア化粧品の成分として人気が高まりつつある「プロテオグリカン」。

しかし、大切なのは、そもそもプロテオグリカンって何か?を理解することです。

今回、プロテオグリカンについての全体像を説明しましたので、エイジングケアの実践の知識の1つとしてお役立ていただければ幸いです。

 

なお、乾燥肌の対策はすべてのエイジングケアの基本です。
是非、「乾燥肌の改善対策 | 正しいスキンケアとエイジングケア」も合わせてお読みくださいね。

 

関連記事

プロテオグリカンの効果は保湿とエイジングケア化粧品の要!

続きを読む


nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。

nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、
ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、
お客様にご参加いただいた座談会や
スキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。

きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。
下記から、どうぞ。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」