紫外線は目にも悪影響を及ぼします。
つまり、紫外線が目に入ると目が老化し、眼科疾患になってしまうこともあります。
だから、目もしっかり紫外線対策を行うことが大切です。
また、なんとシミの原因になることも。
この記事では、目の紫外線の問題と対策について幅広くご紹介します。
また、おすすめのアイケアメガネもご紹介します。
- 紫外線は、お肌だけではなく、目の老化や白内障や紫外線角膜炎などの病気の原因になります。だから、目の紫外線対策も大切です。
- 目に入った紫外線で、お肌が日焼けすることも知っておきましょう。マウスを使った実験でそのことが証明されています。
- 目の紫外線対策には、UVカットのサングラスが効果的です。紫外線を反射するものではなく、吸収して防ぐものがおすすめです。また、顔に密着するものもおすすめです。
- 目の紫外線対策のUVカットサングラスは、色が薄いほうが目が疲れないのでおすすめです。濃いものを使う必要はありません。
- 紫外線以外にも、目から入る近赤外線やブルーライトをカットすることも大切です。これらの有害光線をカットできるレンズのサングラスを選びましょう。
- 目だけでなく肌の紫外線対策のためには、日焼け止めや帽子、UVカットの衣類やグッズなどを併用することも大切です。肌もしっかり守りましょう。
- 目や肌の紫外線のアフターケアとしては、ビタミンACEを含む食べ物の摂取やエイジングケア化粧品を活用しましょう。また、ルティンやビタミンB群、お茶に含まれるカテキン、コラーゲンペプチドも光老化の予防に役立ちます。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*紫外線による日焼けと炎症の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
読みたいところから読める目次
1.目の紫外線ダメージが気になるあなたへ
「目の紫外線対策!肌が黒くなるのは目の日焼けが原因?」をお届けします。
目の紫外線対策は、老化や目の病気の予防に大切ですが、それほど意識していない方も多いようです。
紫外線が顔のたるみやしわ、シミの原因であり、美肌の敵であることはよく知られています。
エイジングケアのために、また、1年中美白のための美白化粧水などの化粧品を使ったり、日傘や帽子で陽ざしを防いでいるという人は多いのですが、目が紫外線対策の盲点になっていませんか?
UVカットサングラスをしない方は、目から入ってくる紫外線に対しては無防備な状態になっています。
そして、目に入った紫外線によって、お肌が日焼けするリスクがあるのです。
不思議かもしれませんが、目に紫外線を浴びると、シミができたりお肌が黒くなるエビデンスがあるのです。
さらには、目が紫外線でダメージを受けると、活性酸素が増えて白内障など目の病気のリスクも増えてしまいます。
また、最近では、太陽光線に含まれる近赤外線やブルーライトが目や肌に悪影響を与えることがわかってきました。
だから、お肌だけでなく、目を紫外線やそのほかの有害光線から守ることもエイジングケアでは大切なことです。
「目には、日焼け止めやエイジングケア化粧品は使えないので仕方ない!」と考えるのではなく、さまざまな手段で目の紫外線ケアを行いましょう。
今回は、紫外線対策の意外な盲点、目の日焼けによるトラブルと予防法、つまり目の紫外線対策についてのお話です。
また、おすすめのUVカットサングラスをご紹介します。
「目の紫外線対策やケアってどうすればいいの?対策の仕方を知りたい!」
「白内障など目の病気と紫外線ってどんな関係?原因になるの?」
「目から浴びた紫外線でお肌が日焼けするってどういうこと?シミができるの?」
「紫外線から目のダメージを防ぐサプリメントはあるの?どんな栄養素が良いの?」
「どんなUVカットサングラスが目の紫外線対策によいの?おすすめは?」
などが気になる場合は、ぜひ、続きをお読みください。
<動画で見る“目の紫外線対策”>
【肌老化を防ぐ】目の紫外線対策のためのサングラスを選ぶ7つのポイント!
<スゴ腕眼科医が教えるアンチエイジングのためのサングラスの選び方>
<紫外線だけでなく近赤外線&ブルーライトを吸収してカットするアイケアメガネ!>
*紫外線・近赤外線をカットするアイケアメガネを40代美女が試着
*飯塚美香さんがナールスアイケアメガネを使って目の紫外線対策!
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2.紫外線は目の老化の原因
紫外線はUVAとUVBとUVCの3種類がありますが、地上に届くUVAとUVBが目にダメージを与えます。
1)紫外線がおよぼす日本人の目に対する影響
目にはもともと、紫外線から目を守る機能が備わっています。
特に、日本人の場合は、黒い瞳の人が大半なので、白人に多い青色などの色素の薄い瞳よりも、紫外線に対する防御力が強いといわれています。
なぜなら、日本人を含む黒い髪や黒い瞳が多い人種は、環境に適応するために、進化の過程で紫外線からからだを守るためのメラニン色素が増加し、そうなったと考えられているのです。
だから、日常生活で多少の紫外線を浴びるくらいなら、短期的には大きな問題はありません。
このことは、日本人にとっては、大きなメリットですね。
しかし、スポーツやアウトドアレジャーなどで、長時間強い紫外線を浴びると、日焼けでお肌が炎症を起こすのと同じように、目にも紫外線によるトラブルが現れてきます。
また、日常生活の紫外線でも、長年浴び続けると、肌の老化である「光老化」と同じように目の老化やダメージにつながります。
たとえば、目が充血する、涙が出て止まらない、乾燥する(ドライアイ)などは、紫外線によって角膜が炎症を起こしているために現れる症状です。
<紫外線の目や目元への影響>
*目元のシワの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
2)紫外線と目の病気
紫外線は、今説明したトラブルだけはなく、長い間のダメージで目の病気の原因になってしまうこともあります。
紫外線は免疫を低下させるため、蓄積によって目の病気をもたらすのです。
白内障と加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう)が代表的なケースです。
①目からの紫外線と白内障
目の水晶体に紫外線が蓄積されると、水晶体が老化して「白内障」の原因になることもあります。
白内障になると、通常は透明な組織である水晶体が白く濁ってしまうため、集めた光がうまく眼底に届かなくなります。
その結果、視力が低下するだけではなく、視界が全体的にかすんで見えにくくなったり、光をまぶしく感じる、暗いときと明るいときでモノの見え方が違うなどの症状が現れます。
白内障は、ケガ・遺伝・病気・加齢などに加えて、紫外線もその原因です。
特に、「白内障」の約20%は、紫外線が原因とする報告もあるので気をつけたいですね。
つまり、白内障は目の老化による病気とも考えられるのです。
白内障には、白内障の進行を抑える目的でピレノキシンやグルタチオンを主成分とする点眼薬や、チオプロニンやパロチンを主成分とする内服薬もありますが、いずれも進行を遅らせるための予防的な意味合いが強く、大きな改善を期待できるものではありません。
白内障が進行した場合は、白内障手術が一般的な治療法です。
②目からの紫外線と加齢黄斑変性症
また、最近、日本でも患者さんが増えている加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう)という目の病気も、紫外線がその原因の1つと考えられています。
また、紫外線より少し波長の長い高エネルギー可視光線(HEV)も原因と考えられています。
加齢黄斑変性症は、目にあたった光を感じ取り、脳へ情報を送る役割を担う、目の最も奥にある網膜の真ん中部分の黄斑(おうはん)が侵される病気です。
加齢黄斑変性症になると、物がゆがんで見える、視野の中心が欠ける、ぼやけて見えるなどの症状がでます。
加齢黄斑変性症も、目の老化による病気と考えられています。
加齢黄斑変性症の予防や進行を遅らせるには、ルティンを含む抗酸化サプリメントの摂取が推奨されています。
また、加齢黄斑変性の治療は、21世紀に入って大きく進展しました。
2004年には、光線力学的療法(PDT)という治療法が適応できるようになり、2008年からは、抗VEGF抗体(抗血管新生薬)という新しいタイプの注射薬が登場したのです。
光線力学的療法(PDT)とは、光に反応する薬を腕に注射した後に、加齢黄斑変性で網膜の中心部のいたんだところにレーザー光を照射することで、この病気の原因である新生血管を閉じさせる治療法です。
一方、抗VEGF抗体(抗血管新生薬)療法とは、加齢黄斑変性の原因である血管内皮増殖因子(VEGF:Vascular Endothelial Growth Factor)という物質が活発にはたらくのを抑える薬による治療法です。
③紫外線角膜炎
強い紫外線を集中的に浴びると角膜が傷付き、炎症が起こってしまうことがあります。
これは角膜炎の1種で、紫外線角膜炎または電気性眼炎(雪目)と呼びます。
スキーヤーが雪の反射を含めた強い紫外線で患ってしまうことや、溶接作業を行う方でもよくみられる目の病気で、UVBによる目の日焼け(サンバーン)なのです。
目の充血、目の痛み、異物感、涙が止まらないことなどが主な症状です。
多くの場合は、1〜2日で自然に治癒します。
また、薬局で薬剤師と相談の上、早めにコンドロイチンなどの粘膜保護成分、ビタミンB2など角膜の代謝をアップする成分、ビタミンB6など炎症を抑える成分が入った市販の点眼薬を使うこともよい方法です。
それでも症状が十分に改善しない場合は、早めに眼科を受診しましょう。
④翼状片と瞼裂斑
ほかにも、白目部分が黒目である角膜に伸びてきてしまう目の病気である「翼状片(よくじょうへん)」や頻繁に目に炎症が起きてしまう「瞼裂斑(けんれつはん)」も紫外線が影響をおよぼしている目の病気です。
翼状片は、光の通り道を邪魔してしまって目が見えにくくなります。
そして、進行すると乱視を引き起こします。
瞼裂斑は、紫外線や加齢などが原因でできる目のシミです。
白目の一部がシミのように黄色く濁り、盛り上がってしまいます。
ドライアイの原因になることもあります。
⑤紫外線と目の老化
紫外線が、お肌の老化原因であることは比較的よく知られていますが、目の老化の原因であることはあまり知られていません。
しかし、いま、例に挙げた目の病気のことからもわかるとおり、紫外線は目の老化の原因の1つです。
だから、目の病気予防の観点からも、目の紫外線対策は大切なのです。
お肌のエイジングケアには気を付けていても、目のことまでは意識していないという方も少なからずいるようですが、ぜひ、目のエイジングケアも意識して実践しましょう。
なお、目の老化予防には、先ほども紹介したルティンの摂取がよいことがわかっています。
ルティンは、強い抗酸化作用をもつカロテノイド(天然の色素)です。
もともと、目の水晶体や黄斑部に多く存在しています。
ほうれん草やケールなどの緑黄色野菜に多く含まれるので、目の老化予防のためには、積極的に摂るようにしましょう。
ルティンは、ほかでは、ちりめんキャベツ、パセリ、ブロッコリー、かぼちゃ、にんじん、グリーンピースにも多く含まれています。
また、眼精疲労にはシアノコバラミン(ビタミンB12)が良いことがわかっています。
シアノコバラミンは、しじみ、赤貝などの貝類、牛や鶏のレバー、海藻類などに豊富です。
野菜についての詳しい情報は、「野菜の食べ方で美肌に差がつく!?エイジングケアによい野菜」をご覧ください。
このほか、アスタキサンチンやリコピン、レスベラトロールなどの抗酸化成分も目の紫外線対策に効果的です。
3.目から入った紫外線でお肌が日焼けする!?
1)目から紫外線を浴びると肌のメラニンが増える
ここからは、目から入る紫外線のお肌への影響のお話をします。
お肌はしっかりUVケアしていても、目に紫外線が当たると実はお肌も日焼けをするって、ご存知でしたか?
肌は紫外線を直接浴びなくても目で受けるだけで日焼けするか?という実験を、大阪市立大の井上正康教授らの研究チームが実施しました。
その結果、目からの紫外線でお肌のメラニンが増えることがわかりました。
2)お肌が日焼けする理由は?
では、なぜ、目からの紫外線で日焼けを起こしてしまうのでしょうか?
まず、目は強い紫外線を浴びると、角膜に炎症を起こします。
その炎症が刺激になって、紫外線から身を守るために脳は「メラニンをつくれ」と命令を出し、表皮の奥のメラノサイトがメラニン色素を生成してしまうのです。
これはマウスで行った実験で、人間での結果ではありません。
<マウスを使った目からの紫外線とシミ発生の実験>
しかし、マウスの実験とはいえ、人間にも同じ影響がでる可能性も十分にあり得ます。
もう少しメカニズムを詳しく説明します。
目に紫外線が当たると角膜に炎症が起こり、その情報が脳へ伝わります。
そうすると、リスクから防御するために脳はホルモンを分泌します。
ホルモンの刺激によって肌のメラノサイトがメラニンを分泌させてしまうことから、メラニンが増え、シミができるのです。
<目の紫外線がシミをつくるメカニズム>
このように、目から紫外線を浴びることで日焼けによるシミの原因になる可能性があるのです。
つまり、美白のためには、お肌に日焼け止めを塗って安心していてはダメということ。
目が無防備では、せっかくのUVケア効果も半減してしまいます。
だから、お肌の紫外線対策のためには、目を紫外線から守ることを考える必要があるのです。
*目の下のたるみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
4.目の紫外線対策にはサングラスが必需品!その選び方は?
これまでお伝えしてきたように、エイジングケアのためには、日中 強い紫外線の中で過ごすときなどは、サングラスを着用するのが効果的です。
つまり、サングラスは目の紫外線対策におすすめなのです。
では、どんなサングラスを選べばいいのでしょうか?
詳しくは、「紫外線対策のサングラスの選び方!おすすめと7つのポイント」で紹介していますので、こちらではポイントを挙げてみます。
1)UVカット加工のもので目を守る
サングラスの商品表示ラベルには、「紫外線透過率」が数字で表示されています。
低いほどレンズの性能が優れているということになり、0.1%以下であれば99.9%紫外線を遮断できるという意味です。
「紫外線透過率」1%未満のものか、「UV400カット」(すべてのUVAの波長までカット)の表記があるものを選ぶといいでしょう。
<おすすめのUV透過率>
2)紫外線以外の有害光線をカットできるサングラス
近赤外線とは、波長が780~2000(または2500)nmの不可視光線です。
長期間浴びると眼瞼炎や角膜炎、白内障、加齢黄斑変性症のリスクが高くなります。
また、最近の研究で、UVAと同じく、顔のたるみやそれが原因で目立つたるみ毛穴、ほうれい線、しわなどを引き起こすことがわかってきました。
ブルーライトは、波長が380~500nm(または495nm)の青色の可視光線で、エネルギーの強い光です。
ブルーライトは目の奥深くの網膜にダメージを与えます。
また、朝に浴びれば、体内時計を整える効果がありますが、夜に浴びると、体内時計が狂ってしまいます。
そのため、睡眠障害の原因になるリスクがあります。
さらに、実験では色素沈着を起こしてシミが目立ったという報告もあります。
だから、紫外線カット機能に加えて、これらの有害光線をカットできるサングラスがおすすめです。
3)紫外線を吸収してカットするサングラス
<おすすめは紫外線吸収タイプのレンズ>
UVカット機能のあるサングラスのレンズには、紫外線を反射してカットするタイプと吸収してカットするタイプがあります。
反射してカットするタイプでは、目の上や横、後ろから入る紫外線や有害光線をカットできません。
一方、吸収してカットするタイプなら、どこから有害光線が来ても目に入るのを防ぐことができます。
だから、吸収してカットするサングラスが、目の紫外線対策におすすめです。
4)顔に密着するもので目を守る
レンズのタイプ以外では、顔に密着するタイプのサングラスを選ぶとよいでしょう。
横、後ろから入ってくる紫外線を防ぐためにも、フレームが大きく、目の横側までカバーできるタイプがおすすめです。
密着するタイプでも、反射型のレンズでは目の横や後ろからの紫外線が目に入るリスクがあります。
だから、やはりレンズは吸収型のものをおすすめします。
特に、斜めから太陽光線があたる秋の紫外線対策におすすめです。
とはいえ、サングラスはファッション性も大切ですよね。
おしゃれなデザインを選んだ場合などは、日傘、つばの広い帽子、アームカバーなども併用することもよい方法です。
5)色は薄くても大丈夫
濃い色のレンズのほうが、紫外線をカットできると勘違いしがちですが、色と紫外線対策の性能とは関係がありません。
逆に、UVカット加工を施していない色の濃いサングラスは、周りが暗くなったと目が認識して瞳孔を広げ、かえって紫外線を受け入れてしまうといわれています。
紫外線対策のサングラスで目を痛めてしまわないよう、UVカットの機能をしっかりチェックすることが大切です。
また、最近では、紫外線カット機能付きコンタクトレンズもあります。
こうしたコンタクトレンズも目の紫外線対策の選択肢の1つです。
5.目の紫外線対策におすすめのアイケアメガネ
目の紫外線対策におすすめのアイケアメガネをご紹介します。
特許出願中のライトブルーレンズやブラウンレンズを使ったアイケアメガネです。
このレンズは、有害光線を吸収してカットすることが最大の特徴です。
このはたらきは、目を守るとともに、目の下のたるみ、目元のしわ、目の下の黒クマの予防など、目の周りのエイジングケアに大きなメリットがあります。
このレンズには、大きな3つの特徴があります。
- 視界が明るいので、夜間運転もできる
- 濃いサングラスと比べてとても目に優しい
傷がつきにくく丈夫なので、有害光線カット効果が長持ち
また、次のような、さまざまな日常生活のシーンでも使えるとても便利なメガネです。
- 通勤・通学や、お子様の送り迎え、お買い物といった普段の外出時に使える
- 自宅でスマホやタブレットを使ったり、夜テレビを見るときに使える
- オフィスでパソコンを使って作業をするときにも使える
ゴルフやランニングなどのスポーツや、アウトドアで使える
さらに、アイケアメガネの使い勝手がよい7つの理由があります。
- 夏に限らず、どの季節でも日常的に使えるメガネライクなサングラス
- 超軽量(約16g)なので、メガネをかける負担が少なく疲れにくい
- サイズもとてもコンパクトなので、バッグに入れても邪魔にならない
- 国内の光学専門メーカーの職人による手づくり
- フレームは形状記憶素材のため、お尻で踏んでもつぶれないくらい丈夫
- 耳の形に合わせて変形してピッタリフィットする
色がナチュラルでサングラスに抵抗がある方でも使いやすい
*まぶたのたるみ・シワの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
<紫外線だけでなく近赤外線&ブルーライトを吸収してカットするアイケアメガネ!>
6.まだある!目の紫外線対策
UVカット加工のサングラスや紫外線カット機能付きコンタクトレンズをつけていれば、目の紫外線対策は大丈夫かといえばそうではありません。
1)帽子や日傘で目の紫外線対策
肌や目の紫外線対策は、帽子や衣類などと併用することが必要ですし、お肌にはしっかりと日焼け止めを使いましょう。
たとえば、隙間から入ってくる紫外線を、完全にシャットアウトすることはできないので、夏場の紫外線が強い日は、つばの広い帽子をかぶることが目の紫外線対策にはより有効です。
側面にスキマがあるサングラスしかない場合は、つば広の帽子を同時に使うことをおすすめします。
帽子は、顔や首筋、デコルテを守るだけでなく、目に入る紫外線の20%〜30%程度をブロックできるのです。
もちろん、日傘でも目や肌の紫外線対策が可能です。
日傘の色は、白よりも黒っぽい色のほうが多くの紫外線をブロックできます。
2)日陰に入って目や肌の紫外線対策
日陰にいるだけで、太陽にさらされているときと比べて、半分近い紫外線をブロックすることが可能です。
春や夏の紫外線が強い時期の外出は、できるだけ日陰を選ぶことで、目や肌の紫外線対策ができるのです。
3)紫外線を浴びたあとの目のアフターケア
外出後は目のケアが大切です。
まずは目をゆっくり休ませましょう。
しばらく目を閉じていると症状が落ち着くこともあります。
家に帰ったら、コンタクトレンズをしている方は、眼鏡に代えるのがおすすめです。
特にスポーツやレジャーなどで目に紫外線ダメージが大きいときには、目を冷やしたり、目薬を点眼しましょう。
タオルやハンカチを水で濡らし、絞ったものを目の上にのせて冷やすことをおすすめします。
また、目の酸化を防ぐ抗酸化成分、角膜の修復を促す活性型ビタミンB2、うるおいを与えて保護するコンドロイチンなど、紫外線による角膜ダメージケアに効果が期待できる点眼薬がおすすめです。
点眼薬は、ドラッグストアでも購入が可能ですが、用法用量を守って正しく使いましょう。
なお、目の症状がなかなか改善しなかったり、悪化するなどの場合は、眼科のクリニックを受診しましょう。
このほか、外出から帰った後は、紫外線のアフターケアとして、ビタミンACE(エース)を含む食べ物をしっかり摂ることや、ビタミンC誘導体やビタミンE誘導体配合のエイジングケア化粧品を使うことも大切です。
紫外線のアフターケアについては、「外出時の紫外線による日焼けのアフターケアはビタミンACEで!」をご覧ください。
また、紫外線対策の種類や方法については、「紫外線対策はファッションで差が!透過率は色・素材で違う」や「光老化とは?紫外線ダメージによる肌老化のメカニズムと対策・治療法」をご覧ください。
4)目を守る栄養素で紫外線対策
ルティンやシアノコバラミン、ビタミンACEが目を守る栄養素であることをご紹介しました。
ほかにも、ビタミンB1やB2は、視神経のはたらきを高めて視力の低下を防ぐ効果があります。
また、ビタミンB6は、目の調節機能をつかさどる水晶体と毛様体筋の主成分であるたんぱく質の吸収に不可欠です。
このように、ビタミンB群も目を守る栄養素です。
ほかにも緑茶に含まれるカテキン、コーヒーに含まれるクロロゲン、ブドウに含まれるレスベラトロール、ブルーベリーに含まれるアントシアニン、ダークチョコに含まれるカカオポリフェノールなど、抗酸化成分を食べ物で摂ることも肌へ目の紫外線対策につながります。
過度な期待はできませんが、長期的には目の老化を防ぐはたらきが期待できます。
ただし、ソラレンを含む柑橘系の果物の一部には注意が必要なものがあります。
また、コラーゲンペプチドのサプリメントには光老化を防ぐはたらきのエビデンスがあります。
<参考記事>
*紫外線対策の食べ物と飲料!日焼けや肌老化を防ぐ7つの栄養素とは?
*コラーゲンの敵!紫外線による光老化から肌を守るコラーゲンペプチド
*コラーゲンを毎日食べて、紫外線による光老化や肌老化を予防しよう!
5)テレワーク中も目から入る有害光線をカット
新型コロナウイルスの感染拡大を予防するため、テレワークやオンライン授業などで自宅にこもる生活が多くなった今、PCやスマホなどデジタルデバイスを使う時間が増えたために、ブルーライトを長時間浴び続けていることになります。
このことは、紫外線同様、目にとって大きなダメージになり、想像以上に負担がかかっているものと思われます。
そんな状況では、自宅でもアイケアメガネを使ったり、スマホやPCにブルーライトカットの工夫をするなど、目の有害光線対策も必要な時代になってきました。
<参考記事>
*テレワークで『デジタル時差ボケ』増加!改善にはブルーライト対策
*スマホ老眼やPCの見過ぎによる目の疲れを解消する5つのコツ!
7.目の紫外線対策に関するQ&A
1)子供でも目の紫外線対策は必要?
子供の目の紫外線対策は大切です。
なぜなら、子供の眼は成長過程であり水晶体が透明です。
そのため、目の紫外線ダメージを受けやすいと考えられています。
幼年期や少年期の紫外線ダメージは、将来の目の病気の原因になるリスクが高いという学説もあるので、子供のころから目の紫外線対策をおすすめします。
特に、紫外線が強い春や夏にスポーツをしたり、スキー場など紫外線の反射が大きい場所では、紫外線をカットできるサングラスやゴーグルの使用がおすすめです。
もちろん、老若男女問わず目の紫外線対策は大切です。
<参考記事>
*男性も紫外線対策は重要!老け顔を防ぐ日焼け止めとエイジングケア
2)冬でも目の紫外線対策は必要?
基本的には、冬も紫外線対策が必要です。
ただし、冬の日常生活で多少の紫外線を浴びる分には、サングラスまでは必要ありません。
冬の昼間にサングラスをするには怪しいイメージもあるので、そこまでは必要ないでしょう。
しかし、スキー場など紫外線が強い場所や冬でも陽ざしが強い日に1日中スポーツする場合には、サングラスなどで目の紫外線対策を行いましょう。
また、季節を問わず、サングラスっぽくないアイケアメガネでパソコンやスマホからの近赤外線やブルーライトから目を守ることを習慣づけましょう。
3)ドライアイになると目の紫外線ダメージが大きい?
ドライアイで目が乾燥していると、角膜がダメージを受けやすくなります。
目が健やかなら、涙が角膜の全体を覆っていて、紫外線をブロックし角膜を守る役割を果たします。
しかし、ドライアイで涙が減ると、目への紫外線ダメージが大きくなるリスクがあります。
目の日焼けを防ぐためには、ドライアイを早く改善することも大切です。
8.まとめ
目の紫外線対策について幅広くご紹介しました。
また、紫外線が目の老化や病気の原因になることや、目から入った紫外線がお肌にも影響を与えることなどについて取り上げました。
さらに、おすすめのUV&有害光線をカットするアイケアメガネをご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
お肌の紫外線対策同様、目の紫外線対策も大切であることが、ご理解いただけたのではないでしょうか?
目を紫外線から守るUVカットのサングラスは、お肌につける日焼け止めや美白化粧品と同様、エイジングケアをサポートしてくれる心強いアイテムといえますね。
日焼け止め、エイジングケア化粧品によるビフォー&アフターケアに加え、サングラスも紫外線ケアの必需品として取り入れ、活用しましょう。
ほかにも帽子、日傘、目薬なども上手に使って目の紫外線対策を心がけましょう。
この記事「目の紫外線対策!肌が黒くなるのは目の日焼けが原因?」が、エイジングケア世代の皆様にとってお役に立てば幸いです。
<参考記事>
*エイジングケア世代が最も気になる目元の加齢!アンチエイジングは?
*ブルーライトをうまく浴びてアンチエイジングや健康に役立てよう!
*紫外線によるシミがあると見た目が10歳も老ける!ケアや対策は?
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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