毛穴ケアで黒ずみや開きをなくす!?目立つ毛穴の原因と対策

毛穴の黒ずみや毛穴の開きは、どちらかといえば若い世代のお肌の悩み。

でも、たるみでできる毛穴は立派なエイジングサイン。

「え?毛穴って若い人だけの肌悩みだと思っていたのに、たるみ毛穴はエイジングサインなの?」

と感じられる方もいるかと思います。

 

目立つ毛穴にもいくつか種類がって、その中でもやっかいなエイジングサインが「たるみ毛穴」と「帯状毛穴」。また、角栓が溜まる毛穴の黒ずみや毛穴の開きなど、毛穴の悩みは多種多様。

 

そんな目立つ毛穴ですが、毛穴を消したり、なくすことはできません。

なぜなら、毛穴は誰にでも存在するもので、お肌にとって大切な役割を果たすから。

しかし、毛穴が目立つ原因をしっかり理解すれば、開いたり、黒ずむなど目立つ毛穴の予防や対策が可能です。

また、エイジングケア化粧品を上手に使えば、毛穴が目立つのを防ぐことも可能です。

 

今回の記事は、黒ずみ毛穴やたるみ毛穴をはじめ、幅広く毛穴の目立つ原因と対策について、取り上げます。

 

  • 私の毛穴の目立ち方はどのタイプ?
  • 原因を知って、毛穴のケアをしっかり理解したい
  • 何とか毛穴を目立たせないケア方法を知りたい

とお考えの方は、ぜひ、続きをお読みください。

 

正しいスキンケアを行って、毛穴の目立たない肌を手に入れましょう!

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>

  • 毛穴のトラブルには、皮脂、角栓、たるみ、乾燥、加齢などさまざまな原因があり、それぞれ対策が異なります。
  • 本来、毛穴は大切な役割があり、消したり無くしたりすることはできません。
  • 毛穴のトラブルのタイプは、年齢によるお肌の変化に合わせて変わるので、常に「エイジングケア」を意識しましょう。
  • 毛穴ケアは、スキンケア以上に食べ物や日常生活の改善が大切です。
  • 目立つ毛穴は美容医療でも改善が可能です。

 

 

 

1.毛穴が目立つって?

 

毛穴ケアをする女性

 

毛穴が開いてボツボツのお肌…。そんなお肌だと憂うつになってしまいますね。

そもそも毛穴が開く原因って何でしょうか?

 

毛穴の奥には皮脂を分泌する皮脂腺があります。つまり、毛穴は皮脂腺の出口なのです。

つまり、お肌にとってはなくてはならない存在で、通常、毛穴は顔に20万個あると言われています。

このように、毛穴はお肌にとって必要なもので、消すこともなくすこともできません。

 

しかし、毛穴が目立たなくてツルンとした肌の方もいますよね。

では、毛穴が目立つ方はどのような方なのでしょうか?

例えば、男性ホルモンが遺伝的に高い人は、思春期頃から皮脂が増え、毛穴が開いたりニキビができやすくなったりします。

また、毛穴の大小には生まれつき個人差があり、皮脂腺が大きい人はオイリー気味で毛穴も大きく、目立ちやすくなります。

 

遺伝的な毛穴の大きさの改善は難しくても、正しい毛穴ケアや日常生活を改めることで対策は可能です。

脂っこい食事や睡眠不足は、皮脂を増やし、毛穴を目立たせてしまいます。つまり、食生活や睡眠の改善で毛穴を目立たないようにすることが可能なのです。

ぜひ、ご自身の毛穴の原因を知って、対策を実行しましょう。

 

 


2.毛穴の役割は?

 

目立つ毛穴ケアのお話の前に知っておいていただきたいことや毛穴の本来の役割について説明します。

 

1)毛穴って顔にどれだけあるの?

 

毛穴に悩んでいる女性

 

医学的に毛穴は「毛包」といいます。

一般的には「毛穴」で通っていますが、本当は「皮膚のくぼみ」です。

 

この毛穴、つまり毛包は、先ほど触れた通り顔に約20万個あります。

ただし、顔全体にまんべんなく分布しているのではありません。

お察しだと思いますが、多いのはTゾーン。つまり、「額」と「鼻」です。

Tゾーンの毛穴は、頬などと比べると7倍も多いのです。

一方、毛穴が少ないのは、まぶたです。

 

毛穴の大きな役割は皮脂分泌。

だから、額や鼻は皮脂が多くてテカりやすく、まぶたは乾燥しやすいのです。

 

2)毛穴はどんな形?

 

いちご鼻の毛穴

 

では、もともと毛穴ってどんな形で、どのくらいの大きさなのでしょうか?

 

トラブルがないお肌の場合、毛穴は丸い形をしています。

 

毛穴のトラブルが無い場合、その大きさは「0.2mm」以下です。

このレベルだと毛穴が目立たず気にならない程度です。

ただ、毛穴の大きさは朝と夕方で少し変わります。

夕方になると、糖質コルチコイドという副腎皮質ホルモンによって開くので少し大きくなります。

また、ストレスでもこの糖質コルチコイドが分泌されるので、毛穴が大きくなります。

 

毛穴が目立つ原因の1つに生まれつき毛穴の大きい人がいます。

これは遺伝なので、エイジングケア化粧品などの毛穴ケアでどうにかできるものではありません。

 

毛穴は、男性ホルモンの分泌でその大きさが決まるといわれています。

なぜなら、男性ホルモンが多ければ、皮脂腺が大きくなるからです。

皮脂腺が大きくなれば、それを包んでいる毛穴も結果的に大きくなります。

しかし、毛穴が大きいと皮脂の分泌が多いので、乾燥肌のリスクが下がるというメリットがあります。

逆に、毛穴が小さいと見た目としては良いかもしれませんが、皮脂が少なく、乾燥肌になりやすいのです。

必ずしも毛穴が小さければ良いのではなく、毛穴の大きさも適度が良いのです。

 

3)毛穴の役割は?

 

毛穴の役割

 

毛穴にはお肌にとって大切な役割があります。

まず、外部の刺激からお肌を守る保湿機能やバリア機能があります。

毛穴は皮脂を分泌し、汗と混じって皮脂膜ができます。

この皮脂膜は、天然の保湿クリームとして、お肌の水分の蒸発を防いだり、異物の侵入や外部刺激を防いで、バリア機能を果たしてくれるのです。

 

毛穴の役割の2つ目は、老廃物を排出することです。

皮脂を分泌する際に、一緒に不要な老廃物もお肌の外に出してくれるのです。

 

そして3つ目は、体温調節機能。

毛穴には「立毛筋(りつもうきん)」というものがついています。

立毛筋は「起毛筋(きもうきん)」とも呼ばれ、「鳥肌」を作る平滑筋の束です。

この立毛筋は、気温が低い時や交感神経が優位になった場合に収縮します。

そして、体毛を立て、毛穴を閉じることで、体温を維持するのです。

一方、気温が高く暑い時は、毛穴の奥の汗腺から汗が出で、体温を下げるはたらきをします。

 

 


3.目立つ毛穴の種類と原因

 

毛穴のトラブルの原因は以下の4つがあげられます。

そして、7つ種類の毛穴に分けられます。

 

1)皮脂が多すぎて目立つ毛穴

 

皮脂が多すぎて目立つ毛穴

 

★詰まり毛穴

皮脂、角質、汚れが混ざり、角栓ができてしまった毛穴です。鼻とその周りによくでき、「いちご毛穴」や「いちご鼻」などとも呼ばれています。

お肌がゴワゴワしている方に多い毛穴です。

体質的に皮脂が多い人は角栓が詰まりやすいので、特に注意が必要です。また、放置すれば、角栓が大きくなってニキビを発症することもあります。

 

角栓についての詳しい情報は、「角栓の除去はダメ!?鼻の角栓の原因と正しいエイジングケア」をご覧ください。

 

★開き毛穴

皮脂の分泌量が多く、毛穴が丸く開いて目立ってしまうタイプです。

オイリー肌の人に多い毛穴で、お肌がテカリやすい人や化粧くずれしやすい人、また、朝起きたとき、お肌がベタついている人は要注意です。

皮脂分泌量の多い20代は、このタイプの毛穴で悩むことが多いです。

また、遺伝的に男性ホルモンの多い人は皮脂分泌量が多いので、開き毛穴が目立ちやすいのです。

 

★黒ずみ毛穴

毛穴の皮脂が酸化して、茶色くなった状態で角栓に詰まっている毛穴です。

クレンジングや洗顔が不十分で、古い角層やほこりなどが混じり合うことで目立ってしまいます。

皮脂の多い人は、洗顔で手を抜くと黒ずみ毛穴にもなりやすいので要注意です。

また、ニキビに悩む人に多い毛穴でもあります。

鼻に毛穴の黒ずみがある場合は「いちご鼻」と呼ばれます。

 

黒ずみ毛穴やいちご鼻の詳しい情報や対策は、「いちご鼻の原因と正しい治し方。噂の改善対策を検証する!」や「毛穴の黒ずみ解消するには?酵素洗顔で正しいエイジングケア」をご覧ください。

 

2)エイジング(加齢)が原因で毛穴が目立つ

 

毛穴を気にしている女性

 

 

★たるみ毛穴・帯状毛穴

年齢とともに毛穴が広がってきたと感じる場合は、たるみ毛穴かもしれません。

加齢で皮膚のコラーゲンが減って、毛穴がゆるんで広がったものです。

頬に多く、毛穴が縦に延びているのが特徴で、早い人では20代後半くらいから目立ちはじめます。

「しずく毛穴」、「なみだ毛穴」「ミカン毛穴」などと呼ばれることもあります。

いち早くケアを始めないと、ますます目立つことになってしまいます。

たるみ毛穴が進展し、毛穴と毛穴がつながった状態になったものは「帯状毛穴」と呼ばれることもあります。

 

たるみ毛穴についての詳しい情報は、「たるみ毛穴。原因・症状と10の改善対策」をご覧ください。

 

3)乾燥が原因で目立つ毛穴

 

乾燥を気にしている女性

 

★乾燥毛穴

乾燥によってお肌がしぼんだ結果、毛穴の影が目立った状態です。

つまり、お肌の潤い不足でキメが乱れたことによって目立つ毛穴です。

乾燥肌の人に多く、クレンジングや洗顔のやりすぎも要注意です。

 

なお、乾燥の原因や対策は、「お肌の乾燥とその原因は?~エイジングケアの視点から~」や「乾燥肌の改善対策 | 正しいスキンケアとエイジングケア」をご覧ください。

 

4)紫外線によって目立つ毛穴

 

紫外線に当たってメラニン毛穴で悩む女性

 

★メラニン毛穴

毛穴の周りがリング状に黒くなっていたらメラニン毛穴の可能性があります。

紫外線を浴びた結果、メラニンが蓄積して毛穴の周りに滞った状態です。

春から夏に多く、紫外線ケアをしっかりすれば予防可能です。

 

 


4.毛穴トラブルと年齢の関係

 

毛穴が目立つトラブルの原因を見てきましたが、加齢、エイジングと関係が深いことに気付かれましたでしょうか?

皮脂分泌量や乾燥、たるみの度合いなどは年齢、年代でその傾向が異なります。

だから、毛穴ケアを考える上では、年代別の注意点を理解しておくことが大切なのです。

エイジングケアアカデミーでは、「毛穴のエイジングケア」と呼び、年代ごとのスキンケアを推奨しています。

 

なお、年代別のお肌の変化について詳しくは、「年代別エイジングケアの道標「エイジングインデックス」とは?」をご覧ください。

 

ただ、年齢に関係なく、いつも意識して対策していただきたいのが「紫外線」。

紫外線は1年中降り注ぐ外部要因なので、常に意識して対策しましょう。

 

正しい洗顔で毛穴ケアをする女性

 

1)10代の毛穴ケアのポイント

10代は思春期を迎え、性ホルモンの分泌が増え、それに応じて皮脂分泌も増加します。

特に、額や鼻などTゾーンでは皮脂分泌が顕著です。

「思春期ニキビ」で悩むのも、その名の通りこの年代です。

皮脂が原因である開き毛穴、詰まり毛穴、黒ずみ毛穴に悩まされる年代です。

 

この年代の毛穴ケアとしては、正しい洗顔が第一です。

乾燥肌や敏感肌でないなら、良質な「純石けん」を使って、しっかり、かつ、優しく洗顔を行うことで予防が可能です。

 

2)20代の毛穴ケアのポイント

20代に皮脂分泌のピークを迎える方もいます。

また、社会人になってストレスが増えたり、飲酒、喫煙などの習慣が身に付いてしまう時期でもあります。さらには、仕事が忙しくて睡眠不足になってしまう方もいるかもしれません。

このような生活を送っているとホルモンバランスも乱れがちになります。

 

20代は、年代による皮脂分泌だけではなく、こうした環境の変化も毛穴が目立つのを加速させる場合もあるので、まずは日常生活を見直すことが毛穴ケアの第1歩です。

スキンケアとしては、10代同様に洗顔で予防することが大切です。

また、脂性肌(オイリー肌)の場合は、ビタミンC誘導体化粧水で皮脂をコントロールすることも良い選択肢です。

 

3)30代の毛穴ケアのポイント

30代になると皮脂分泌の低下、お肌の水分量の低下に加えて、お肌の中のセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなども減ってきます。

また、ターンオーバーも20代と比べて遅くなります。

 

この年代になると、乾燥毛穴やたるみ毛穴を意識する必要がでてきます。

だから、まずしっかり意識することは「保湿」です。

もし、毛穴が縦長に見えてきたなら、保湿に加えて機能性の高いエイジングケア化粧品を使い始める時期です。

 

4)40代の毛穴ケアのポイント

40代は、30代以上に皮脂分泌の低下、お肌の水分量の低下、そして、お肌の中のセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなどの減少が顕著になる年代です。

たるみやしわ、ほうれい線などが気になり、たるみ毛穴が目立ってくるのが40代です。

 

この年代になると、乾燥予防のためにもエイジングケア化粧品をしっかり使いましょう。

また、ターンオーバーの遅れで角栓に悩んでいる方は、酵素洗顔を試してみてはいかがでしょうか?

 

5)50代以降の毛穴ケアのポイント

50代は、40代にも増してエイジングが進んでしまいます。特にこの年代は閉経を迎える方が多く、女性ホルモンの分泌がほとんどなくなってしまいます。

そうなると、乾燥肌傾向がより顕著になるとともに、コラーゲンやエラスチンの産生も減ってしまうので、たるみも進行しがちです。

毛穴はすり鉢状に大きくなり、形も長細くなってしまうことも。

40代以上に乾燥毛穴やたるみ毛穴への対策が必要なのです。

さらには、お肌が薄くなってくるので、今まで以上に紫外線ケアをしっかり意識しましょう。

 

 


5.毛穴の対策とスキンケア

 

1)皮脂が原因の毛穴対策

 

毛穴ケアのための洗顔の様子

 

皮脂が原因の毛穴対策の基本は、皮脂の過剰分泌や古い角質や角栓がお肌にとどまる原因を取り除くことです。そのため、洗顔を見直すことが基本的な対策です。また、食生活の乱れ、脂っこい食事の摂りすぎで皮脂の分泌が多くなっている場合は、日常生活も改善しましょう。

 

★開き毛穴の対策

開き毛穴の原因は過剰な皮脂ですから、それを取り除くことがポイントです。

皮脂が原因の毛穴対策の第一は、洗顔を見直してみることです。

洗顔が不十分で皮脂が取れていないことがあるかもしれませんので、洗顔料を変えてみたり、あぶら取り紙でこまめにケアすることを試してみましょう。

 

例えば、酵素洗顔などで古い皮脂を分解させることも選択肢の1つです。酵素はたんぱく質を分解し、角栓を予防すると同時に、お肌をやわらかくする効果があります。ただし、洗浄力が強いので、肌の弱い人は、週に1~2回にとどめましょう。

また、強すぎる洗顔は、お肌に刺激を与え、乾燥の原因になってしまうので、その点は注意しましょう。 酵素洗顔をはじめる場合は、回数を増やしすぎないように、週1回程度からはじめましょう。

 

酵素洗顔についての詳しい情報は、「酵素洗顔とパウダーを学ぶ!ランキング無用の正しいエイジングケア」をご覧ください。

 

また、毛穴の開きが大きい場合は、AHA配合のスキンケア製品を使うことも良い選択の1つです。

 

★詰まり毛穴・黒ずみ毛穴の対策

詰まり毛穴と黒ずみ毛穴も皮脂が関与していますが、これらは皮脂の酸化や角栓ができることが原因なので、皮脂分泌が多くない場合もあります。

毛穴ケアとしては、開き毛穴と同様に洗顔の見直し、酵素洗顔やピーリングなどが直接的な対策ですが、その前に根本原因に着目することが大切です。

つまり、毛穴だけではなく、皮脂が酸化する原因、角栓ができてしまう原因に着目することです。

 

【皮脂の酸化や角栓ができる原因】

  • メイクが過剰で皮脂が酸化しやすい原因を作っていないか?
  • 夜のクレンジングを怠っていないか?
  • 角栓の除去ばかりに気を取られていないか?

などです。

 

刺激の強い毛穴パック、クレンジングや洗顔のし過ぎなども避けましょう。

そのうえで、ビタミンC誘導体の入った化粧品を使ったり、しっかり保湿することを意識しましょう。

 

2)エイジングが原因の毛穴対策

 

毛穴ケアのための保湿

 

たるみ毛穴と帯状毛穴の対策

たるみ毛穴や帯状毛穴は、お肌の老化によって毛穴の広がりが進んだものなので、コラーゲンを増やす成分、たとえばビタミンA誘導体(レチノールやレチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体(アスコルビル酸Na、APPSやVCIP、ネオダーミル、ナールスゲンなどを配合した化粧品を使って、早めのケアが大切です。

 

帯状毛穴まで進展してしまった場合は、エイジングケア化粧品だけでは改善が難しいので、美容皮膚科などの専門家に相談することも選択肢です。

 

もちろん、スキンケアの基本である保湿とUVケアも怠ってはいけません。

 

3)乾燥が原因の毛穴対策

 

乾燥による毛穴のケア

 

乾燥毛穴

保湿ケアが基本です。

誤った洗顔が原因の可能性もあるので、洗顔を見直してみましょう。クレンジングも同様です。「洗いすぎ」「落としすぎ」になっていないかを振り返ってみましょう。洗顔時のこすりすぎや刺激の強いクレンジングの使用、スクラブ洗顔、酵素洗顔のやりすぎなども避けましょう。

 

また、化粧水や美容液なら、セラミドプロテオグリカンヒアルロン酸NMF(天然保湿因子)の元であるアミノ酸成分など保湿力の高い成分を配合したスキンケアアイテムがオススメです。

 

なお、保湿についての詳しい情報は、「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」をご覧ください。

 

4)紫外線が原因の毛穴対策

 

紫外線対策をする女性

 

メラニン毛穴

まず、UVケアをしっかり行っているかチェックしましょう。日焼け止めクリームを塗ることも大切ですが、帽子やサングラス、黒っぽい服などで紫外線を避ける状態に身を置きましょう。

スキンケアはターンオーバーを促進させることが大切です。

ビタミンA誘導体やビタミンC誘導体などが入ったエイジングケア化粧品を使ったり、美白化粧品を使うなども選択肢です。

 

 


6.食べ物で、毛穴の予防・改善対策を!

 

1)毛穴ケアのためにGI値を知ろう!

 

毛穴対策のビタミンを含む食べ物

 

毛穴だけでなく、どんなエイジングサインも食べ物をおろそかにしては、改善の可能性が下がります。

特に皮脂が原因の毛穴で悩む方は、脂っこい食べ物や糖質の多い食べ物はなるべく避けるようにしましょう。

 

食べ物の糖質の指標に「GI(Glycemic Index=グリセミックインデックス)値」というものがあります。

GI値とは炭水化物が分解され、糖質に変わるまでのスピードを現した数値です。

 

GI値が高い=血糖値を急激に上げる

 

これは、毛穴にとっても良くないのです。

炭水化物なら、白米やパンはGI値が高く、玄米や蕎麦、春雨はGI値が低い食べ物です。

野菜なら、にんじん、カボチャ、じゃがいもなどはGI値が高く、レタス、ピーマン、キノコ類は、GI値が低い食べ物です。

 

その他では、フライドポテト、クッキー、チョコレートはGI値が高く、チーズやヨーグルト、りんご、いちごは、GI値が低い食べ物です。

 

2)毛穴ケアのためのオススメのビタミンは?

 

ビタミンが豊富な食べ物

 

毛穴に悩んでいる方には、ビタミンA、B2、B6、C、Eの摂取をオススメします。

 

①ビタミンA

ビタミンAは、肌のターンオーバーを促進し、みずみずしく健康的で透明感のある新しい皮膚を生まれやすくします。肌循環自体が良くなるので、トラブルが起こりづらいお肌を作りだすことができます。

 

鶏レバー・うなぎ・モロヘイヤ・ニンジン・ほうれん草・かぼちゃなどに多く含まれています。

 

②ビタミンB2(リボフラビン)

ビタミンB2(リボフラビン)は、脂質の代謝を促し、皮脂の分泌をコントロールします。

また、ビタミンB2は皮膚の粘膜や細胞の再生、酸化された脂質である過酸化脂質を還元するはたらきから、皮脂が原因の毛穴には大切なビタミンです。

 

豚・牛・鶏のレバー、海苔、とうがらしなどに多く含まれます。

 

③ビタミンB6

ビタミンB6は、たんぱく質や脂質の代謝にサポートし、健やかな肌や髪の毛をつくるはたらきがあります。また、ビタミンB6が不足すると、お肌が脂っぽくなってしまって、脂性肌をもたらし、皮脂による毛穴の原因になることもあるのです。

また、ビタミンB6はビタミンB2とともに摂ると良いといわれています。

 

まぐろ、かつお、牛レバー、にんにくなどに多く含まれます。

 

④ビタミンC

ビタミンCにはさまざまなはたらきがありますが、毛穴との関係で言えば、高い抗酸化力で活性酸素からお肌を守り、老化を防いでくれるので、毛穴の予防になります。

またコラーゲンの生成も促進するので、たるみ毛穴の対策にもなります。

さらには、皮脂分泌をコントロールすることから、皮脂が原因の毛穴の対策としても摂りたいビタミンです。

 

ピーマン、パプリカ、トマト、ゴーヤ、ブロッコリー、じゃがいも、カリフラワーなどの野菜、アセロラ、キウイ、レモンなどの果物に多く含まれます。

 

⑤ビタミンE

ビタミンEは、肌の表層の酸化を防ぎ、血行を促進して代謝をうながし、保湿もしてくれる優れたはたらきをします。目立つ毛穴にも作用し、さらにシワの改善、しみを防ぐといったお肌の美容美白効果もあります。

 

アボカド、ナッツ類、カボチャ、米ぬか、大麦油、小麦種子、パーム油などに多く含まれています。

 

 


7注意!意外に多い勘違い毛穴ケア

 

毛穴ケアのポイント

 

1毛穴パックで汚れをとっても毛穴は締まらない?

貼ってはがすタイプの毛穴パックは、はがした時に角栓がたくさん取れるので、その取れ具合が快感となり、やみつきになっているという人も少なくありません。

しかし、はがす時に痛みがあるということは、お肌にとってよいはずがありません。

 

角栓を取っても毛穴のサイズは変わらず、むしろ毛穴が余計に広がってしまうこともありますので、週1回程度に行うことが大切です。

 

2冷水で毛穴を引き締めると小さくなる?

洗顔の仕上げに冷水や、冷やしておいた化粧水で引き締める人もいるようです。

一時的にお肌が引き締まるように感じるかもしれませんが、毛細血管が縮まっただけで、一時的な感覚です。急な温度変化は赤ら顔の原因になるので注意が必要です。

 

3あぶら取り紙よりもティッシュの方が肌に優しい?

あぶら取り紙を使うと皮脂が取れすぎて、乾燥すると思っている方が多いようですが、そんなことはありません。

顔の表面にべたべたと浮き出してくるものは液体の部分で、あぶら取り紙であぶらをとっても、液体の部分しかとることはできず、個体の皮脂はお肌に残ります。これがお肌を守るはたらきをしてくれているのです。

 

ティッシュでおさえるという方もいますが、ティッシュの繊維はお肌を傷つけるので、あぶら取り紙を使いましょう。

 

 


8.毛穴の美容医療

 

美容医療を受ける女性

 

スキンケアや食べ物、日常生活などで毛穴ケアをしても、どうにもならないときには美容医療に頼るのも選択肢の1つです。

最近では、手軽な美容医療から本格的な施術までさまざまな手段があります。

施術前には信頼できる美容クリニックで十分に相談してから行いましょう。

 

ここでは、毛穴の美容医療についていくつかの方法を簡単に紹介します。

 

1)医薬品による毛穴治療

ビタミンA誘導体であるレチノイン酸(トレチノイン)で、お肌のターンオーバーを促進したり、コラーゲンを増やすことでたるみ毛穴などを治療する方法があります。

 

ここで使うレチノイン酸は、化粧品や医薬部外品に使われるレチノールより強い効果のあるものなので、医師の指導の下に使うことが義務付けられています。

レチノイン酸を使用中は、紫外線に敏感になるため、UVケアを必ず行うことが必要です。

また、刺激が強いので、お肌が赤くなったり、カサカサになることもあります。

さらに、胎児への悪影響の可能性が示唆されているので、妊娠されている方は避けた方が良い治療法です。

 

2)ケミカルピーリング

ホームピーリングより強いサリチル酸などのBHA(β-ヒドロキシ酸)を使って、毛穴に詰まった角栓を除去することで皮脂が原因の毛穴を治療する方法です。

BHA以外にもアルミの粉を吹き付ける方法などもあります。

酸の刺激でお肌がヒリヒリすることがあります。

 

3)イオン導入

高濃度ビタミンC誘導体や毛穴収縮作用のあるグリシルグリシンをお肌の奥まで浸透させる治療法です。

微弱電流を流すことでお肌に隙間を作り、有効成分をお肌の奥へ届かせて効果を高めます。

刺激は少なく、継続しやすいことがメリットです。

 

これら以外にもサーマクール、フラクセルレーザー、リファームSTなどさまざまな毛穴治療があります。

美容皮膚科で毛穴の治療を行う場合は、専門医と相談の上、しっかり理解してご自身に合った治療を受けましょう。

 

 


9まとめ

 

さまざまな毛穴の原因と予防や改善の対策はご理解いただけましたでしょうか?

また、毛穴は年代ごとに気を付けるポイントが異なることもお話しました。

 

毛穴はお肌にとってなくてはならいないものですが目立ってしまうのはいやですよね。

エイジングケア化粧品で対策できる毛穴からそうでないものまで、さまざまな種類がある毛穴は、予防や改善の方法を間違うと逆効果になってしまうこともあります。

ぜひ、しっかりと毛穴の原因と対策を理解した上で、必要に応じてエイジングケア化粧品を正しく使いましょう。

 

 

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