美白化粧水の選び方にランキングは必要?

気を付けなければならない日常生活について考える女性

紫外線によるメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐための「美白」

 

「急にシミが増えてきた気がする」

「これ以上、シミをつくりたくない」

 

という女性にとって、美白成分配合の化粧水を取り入れるのは、予防のためにも、できてしまったメラニンに対処するためにも良い選択肢の1つといえます。

でも、たくさんある美白化粧水の中からどれを選べばいいのか、迷ってしまいますね。

 

実は、美白成分にはさまざまな種類があり、メラニンが作られるプロセスのどの段階で作用するかによって分類されているのです。

美白化粧水のランキングやおすすめなどの情報も役立つことはありますが、成分のことを十分に説明していない美白化粧水ランキングもあります。

 

そんな美白化粧水ランキングで選んでしまえば、自分の目的に合った美白ケア、エイジングケアができないばかりか、配合されている有効成分が無駄になってしまうことにもなりかねません。

 

また、美白作用には、一定のリスクもあるので、その点に対する理解も重要です。

 

「美白」への第1歩は、美白成分の作用機序とリスクを理解した上で、自分自身のシミの悩みにあった美白成分を選ぶこと。

この記事を読んで、美白成分や美白化粧水の知識を身につけ、ランキングに頼らずに自分にぴったりの美白化粧水を選んでくださいね。

 

 

1.そもそも、美白化粧水って?

 

 

そもそも、美白化粧水って?

 

 

化粧水は、

  • ベース成分(基材または基本成分)
  • 機能性成分
  • 安定化成分
  • その他の成分

で構成され、80%程度あるいはそれ以上が水からできています。

化粧水もいくつかの種類に分類されますが、その基本的な役割は、お肌を潤しキメを整えることです。

 

化粧水の種類について詳しく知りたい方は、「化粧水の種類とは?ランキングやオススメの前に理解しよう!」を参考にしてください。

 

また、化粧水の選び方については、こちらの記事もぜひご覧ください。

*化粧水ランキングに頼らない化粧水の選び方

 

化粧水 手

 

美白化粧水とは、化粧水の種類のひとつで、いわゆる「美白成分」が配合されたものです。

 

化粧水に限らず、美白化粧品と呼ばれるものには、メラニンの過剰生成を防ぎ、できてしまったメラニンをできるだけ早くお肌の外に排出し、表皮へ移行させない(シミとして定着させない)ための有効成分が配合されています。

 

ここで、ひとつ気をつけておきたいのは、美白というと、「お肌が白くなる」、「できたシミが消える」などのイメージがあるようですが、化粧品の効果で言う「美白」とは、「肌に余分なメラニンがない、その人本来持っている肌にする」ことを意味しています。

 

美白化粧水を使う前に、美白とはお肌をもとのお肌以上に白くするものではなく、前述のようにメラニンの生成を抑え、シミをつくらないための予防レベルであることを理解しておきましょう。

 

「美白」についての詳しい情報はこちらです。

*エイジングケアにとって大切な「美白」を正しく理解する!

 

 


2.どう選ぶ?美白成分

 

紫外線を浴びると、お肌の中でメラニン色素がつくられ始めますが、それを抑えてくれるのが美白成分です。

 

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メラニンとは、シミのもとになる色素。

紫外線などの影響によって表皮の一番奥の基底層にあるメラノサイトでつくられます。

 

「美白」を名乗るには、厚生労働省が認めた美白有効成分が配合されていて、医薬部外品(薬用)の承認を受ける必要があります。

 

ただし、医薬部外品でなくても、きちんと美白成分を含んでいるものもありますので、美白化粧水をはじめ、美容液やクリームなど、美白化粧品を選ぶ際には、必ず美白成分が配合されているかどうかを確認することが大切です。

 

また、美白成分にはたくさんの種類があり、メラニン生成過程におけるはたらきやお肌への役割にも違いがあります。

では、どのような美白成分があるのか、代表的な成分について作用別にご紹介します。

 

1)メラニン生成抑制作用

①メラニンをつくる酵素チロシナーゼの活性化を阻害する

  • ビタミンC誘導体
  • アルブチン
  • コウジ酸
  • エラグ酸
  • ルシノール
  • ダエダリンA
  • プラセンタエキス
  • ハイドロキノン

 

これらの成分の中で、ハイドロキノンは刺激が強いことが知られています。

 

②メラノサイトに指令を出す情報伝達物質を阻害する

  • カモミラET
  • トラネキサム酸

 

2)メラニン還元、排出を助ける作用

  • ビタミンC誘導体
  • エナジーシグナルAMP

 

美白成分を作用機序で分類しましたが、ランキングに頼る前に、それぞれの美白成分のはたらきを理解することが基本となります。

また、どの成分が自分のお肌に合うのか、相性もあります。

美白化粧水を選ぶ際にはランキングやおすすめ情報に頼らずに、必ず自分のお肌で試して確認することが大切です。

 

こちらの記事も、ぜひ併せてお読みください。

*エイジングケアで気をつけたい肝斑とシミは、違いの理解が重要!

 

 


3.美白化粧水に有効なビタミンC誘導体のメリットとデメリット

 

これらの数ある美白成分の中でも、美白作用ほか多くの作用を持ち、よく美白化粧水に配合される成分がビタミンC誘導体です。

 

ビタミンC誘導体とは、リン酸型ビタミンCなど、ビタミンCをお肌に浸透しやすい形に変えたもの。

ビタミンC誘導体は水溶性のため、美容液や乳液など、他のスキンケアアイテムよりは化粧水に配合した方が安定しやすく、お肌への吸収がよいのがその理由です。

美白の効果の点でも、即効性があることが大きなメリットです。

 

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なぜなら、ビタミンC誘導体は、メラニンが基底層から表皮の上部に上がってきた際に、直接、その還元作用を発揮するからです。

 

また、ビタミンC誘導体の他の作用としては、美白効果だけではなく抗酸化作用にも優れ、ニキビの炎症を抑える作用もあります。

さらには、コラーゲンの生成をサポートするので、毛穴の開きやしわなどへのエイジングケア効果も期待できます。

 

こうした幅広い作用を持つことから美白化粧水をはじめエイジングケア化粧水などにもよく使われるビタミンC誘導体ですが、メリットだけではなくデメリットもあるのです。

 

いま、ビタミンCは還元作用を発揮することを説明しましたが、この作用には、「刺激」が伴います。

ビタミンCは、本来、かなり強い酸性物質です。ビタミンC誘導体にすることで、その酸性は緩和されますが、それでも刺激性は残っています。

 

そのため、高濃度の場合や過剰に使えば刺激を感じるリスクは高くなるのです。

また、お肌が弱い人も注意が必要です。

美白もエイジングケアもという方などは、ビタミンC誘導体は、非常にすぐれた化粧品成分です。しかし、このようなデメリットもあることを覚えておきましょう。

 

もちろん、刺激を感じない方や高濃度でも美容皮膚科など専門家の指示の下でお使いいただければ大きな問題はありません。

良い成分なのでメリットとデメリットを理解して上手に使いましょう。

 

また、美白成分ではありませんが、紫外線による細胞の損傷を軽減するナールスゲンなどのエイジングケア化粧品成分が配合されたエイジングケアローションなども、毎日の美白ケアをサポートするアイテムとしておすすめです。

 

ナールスピュア

 

 


4.知っておきたい美白化粧水のリスク

 

女性にとって憧れもある美白。

水を差すような話なのですが、美白化粧水はそもそも、お肌が本来持つ、防御作用に逆らっているのです。

 

シミは、実は、防御作用の「賜物」なのです。

紫外線の中でもA波は、皮膚の組織の深いところまで到達してダメージを与えます。しかし、人の肌には紫外線を防御するための機能が備わっているのです。

 

それが、メラニンです。

メラニンは、「チロシン」と呼ばれるアミノ酸が「チロシナーゼ」で酸化されて作られます。

メラニン色素は、紫外線の影響が大きければ、たくさん作られます。そして、それが集まって、部分的な色素沈着を起こします。

これが、シミなのですが、お肌が紫外線と一生懸命戦った証なのです。

 

美白化粧水に含まれる美白成分は、この防御反応を抑制するはたらきをしています。

つまり、お肌本来の働きとは真逆なことを行っているのです。

 

だから、一般的な美白成分は、「効果」と「副作用」を考え、問題の起こらないように濃度を設定されています。また、多くの美白成分は、経皮吸収性も過度に高くなく、まだ配合濃度も適度なので、皮膚の基底層まで届くことは少ないと言えます。

 

とはいえ、白斑事件に見られるようなリスクが100%ぬぐいされるものではありません。

化粧品による美白には、常にリスクがあることを理解した上で、美白化粧水を使いましょう。

 

 


5.美白化粧水の使い方

 

紫外線が強くなったり、シミが目立ってくると美白化粧品を使い始める人も多いようですが、これまで説明したように、美白成分はこれからつくられるメラニン色素を減らすように働きます。

 

しかし、大切なのは美白化粧水を使う前からの紫外線対策です、

日焼け止めほか帽子やサングラス、衣類などでしっかりと紫外線対策を行うことが大切です。

 

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美白化粧水は、シミがつくられないよう予防的に使うものなので、できるだけ刺激がなく使いやすいものを選んで紫外線の強い季節の前後だけに使いましょう。

 

さらに、美白化粧品は、シミの上だけに使うのではなく、顔全体に使うこともポイントです。

その点、化粧水なら洗顔後に顔全体につけるので、毎日の美白ケアにも取り入れやすく、美白効果にも期待できますね。

 

ただし、美白化粧水を長期間、毎日、使い続けることは避けた方が良いと考えます。

「予防的に毎日、習慣に!」との情報もありますが、それが長期となった場合は、リスクが高くなることも考えられます。

 

なぜなら、

 

メラニンそのものは、紫外線ダメージを防御するバリアとしても働いているからです。

それを、毎日、できないようにすることは乾燥を招いたり、お肌の老化を促進する方向にはたらくことになるからです。

私たちは、美白化粧水による美白よりも、紫外線を浴びないことで「美白化粧品」を過度に使わないようにすることの方が大切だと考えます。

 

 


6.まとめ

 

美白化粧水のまとめ

 

ランキングに頼らない美白化粧水の成分や選び方、また効果的な使い方について説明しました。

 

化粧水に限らず、美白化粧品は、そのメリットとデメリットを理解した上で、選ぶこと、使うことが大切です。

 

ぜひ、この記事を参考にしていただき、美白成分の特性を理解するとともに、美白ケアやエイジングケアに、効果的に取り入れてくださいね。

 

 

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