ラウロイルグルタミン酸Naは、低刺激なアミノ酸系界面活性剤!

ラウロイルグルタミン酸Naの説明をする女性

ラウロイルグルタミン酸Na(ナトリウム)とは、アミノ酸系界面活性剤の1種です。

弱酸性で低刺激なことから、敏感肌の方向けのシャンプー、洗顔料、クレンジングなどに使われる成分です。

この記事では、ラウロイルグルタミン酸Naの構造や特徴をご紹介します。

1.エイジングケア世代には、刺激の少ない界面活性剤が大切

刺激の少ないエイジングケアのヒントは、ラウロイルグルタミン酸Na(ナトリウム)にあります。

今から、ステップバイステップでその理由を説明します。

どんな方でも30代、40代、50代と年齢を重ねるにしたがって、お肌の老化が進みます。

これは、お肌の表皮真皮が衰えるからです。

エイジングに伴って皮脂腺から分泌される皮脂が減ってしまいます。

そのため、天然の保湿クリームである皮脂膜も減ります。

また、角質層天然保湿因子(NMF)セラミドが約50%を占める角質細胞間脂質も減っていくのです。

皮脂膜、天然保湿因子(NMF)、角質細胞間脂質は保湿の3大因子と呼ばれますが、これが減ることでバリア機能が低下して、乾燥肌の原因になります。

多くの女性がエイジングとともに乾燥肌になったり、それがひどくなって敏感肌になるのはバリア機能が衰えるからなのです。

だから、多くのエイジングケア世代の女性にとって、洗顔クレンジングでバリア機能にダメージを与えるのを避けることが大切です。

そのために、洗顔やクレンジングは、適度な洗浄力があって刺激の少ない界面活性剤を使うことがポイント。

ラウロイルグルタミン酸Naは、そんなエイジングケア世代のための界面活性剤の1つです。

「ラウロイルグルタミン酸Naってどんな特徴があるの?」

「アミノ酸系界面活性剤ってどんな界面活性剤?」

「ラウロイルグルタミン酸Naのメリットとデメリットは?」

などを知りたい方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • ラウロイルグルタミン酸Naはアミノ酸系アニオン界面活性剤の1種です。
  • アミノ酸系界面活性剤とは、界面活性剤の親水基と親油基の間にアミノ酸が挟まれたような形(構造)をしたものです。
  • アニオン界面活性剤とは、水に溶けて陰イオンになる界面活性剤で、泡立ちがよいことからシャンプーや洗浄剤、クレンジングに向いています。
  • ラウロイルグルタミン酸Naのメリットは、刺激が少ない、潤いを保つ、環境に優しいことです。
  • ラウロイルグルタミン酸Naのデメリットは、価格が高い、洗浄力不足の場合がある、濃度が高いとべたつくことがあることです。

2.ラウロイルグルタミン酸Na(ナトリウム)とは?

ラウロイルグルタミン酸Naとはなにか考える女性

ラウロイルグルタミン酸Naは、アミノ酸の1つのL-グルタミン酸と、ヤシ油などの天然の脂肪酸から作られたアミノ酸系アニオン界面活性剤です。

ラウロイルグルタミン酸Naは、アシルグルタミン酸塩(AGS)の1つで、

  • ココイルグルタミン酸Na
  • ココイルグルタミン酸TEA
  • N-ラウロイル-L-グルタミン酸Na
  • ラウロイルグルタミン酸TEA
  • 水添タロウグルタミン酸Na
  • ミリストイルグルタミン酸Na
  • ステアロイルグルタミン酸Na

などと同じ仲間です。

界面活性剤とは、洗顔料やクレンジング料やシャンプーなどに使われる成分です。

アミノ酸系界面活性剤とは、下の図のような構造を持った界面活性剤です。

アミノ酸系界面活性剤

また、「アニオン」とは、「水に溶けて陰イオンになる」という意味です。

アニオン系界面活性剤は

  • 乳化・分散性に優れる
  • 泡立ちがよい
  • 温度の影響を受けにくい

などの性質から、洗顔料、クレンジング、シャンプー、ボディーソープなどに使いやすい界面活性剤です。


3.ラウロイルグルタミン酸Na(ナトリウム)のメリットは?

ラウロイルグルタミン酸Naのメリットを語る女性

1)ラウロイルグルタミン酸Naは、肌に優しい

ラウロイルグルタミン酸Naは、お肌の表皮と同じく弱酸性の界面活性剤で、刺激が少ないことが大きなメリットです。

そのため表皮常在菌のバランスを崩すリスクが少ないのです。

また、植物由来ですが、アレルギーのリスクもほとんど心配がなく、安全性が高い成分です。

そのため、敏感肌やお肌の弱い方、年齢が高い方、ベビーケアなどでも安心して使えます。

もちろん、乾燥肌や混合肌などの肌質でも使えます。

2)ラウロイルグルタミン酸Naは、潤いを守る

ラウロイルグルタミン酸Naは、泡立ちがよく洗浄力がマイルドです。しっとりした洗い上がりに出来ることが特徴です。

ラウロイルグルタミン酸Naは、先顔料やクレンジングで使った場合もセラミドを過度に洗い流すリスクの少ない界面活性剤です。

だから、潤いを保ちやすいのです。

3)ラウロイルグルタミン酸Naは、地球環境に優しい

ラウロイルグルタミン酸Naは、「高生分解性」があります。

高生分解性とは、物質が微生物によって分解されやすいということです。

つまり、ラウロイルグルタミン酸Naは界面活性剤として使用されたあと、水と一緒に下水として流された後、すぐに分解されるのです。

だから、地球環境にも優しいのです。

これは、石鹸などと同じ特徴です。


4.ラウロイルグルタミン酸Na(ナトリウム)のデメリット

ラウロイルグルタミン酸Naのデメリットに悩む女性

1)コストが高い

ラウロイルグルタミン酸Naに限らず、アミノ酸系界面活性剤は価格が高いことがデメリットです。

ラウロイルグルタミン酸Naを使ったクレンジングやシャンプーは、原料が高いことで高価格になりがちです。

このように、価格が高いことが、アミノ酸系界面活性剤の普及を妨げている原因の1つになっています。

2)洗浄力が高くない

ラウロイルグルタミン酸Naは、石鹸などと比較して洗浄力はマイルドです。そのため、人によっては、「汚れが十分に落ちない」と感じる場合もあります。

適度な洗浄力は肌質や人の感覚で異なりますが、お肌の強い方、普通肌脂性肌の方の中には、洗浄力不足を感じる方も一定数います。

3)濃度が高いとべたつく

ラウロイルグルタミン酸Naは、高濃度で配合した場合、べたつきや負担感を感じる可能性があります。

この点については、それほど高濃度で配合されることは少ないのであまり心配ありませんが、1つのデメリットです。


5.ラウロイルグルタミン酸Na(ナトリウム)のまとめ

アミノ酸系アニオン界面活性剤の1種であるラウロイルグルタミン酸Na(ナトリウム)の構造、メリット、デメリットをご紹介しました。

ラウロイルグルタミン酸Naには、デメリットもありますが、刺激の少ない洗顔やクレンジングで優しいエイジングケアを行いたい女性には、メリットが大きな界面活性剤です。特に、40代、50代、また60歳以上のエイジングケア世代にとってはオススメの成分です。ぜひ、ラウロイルグルタミン酸Na(ナトリウム)配合のアイテムで優しいエイジングケアを実践してくださいね。

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