春になって外へ出る機会が増えると気になる毛穴の黒ずみや開き。
そんな春の季節の毛穴のケのコツって?
今回は、美容情報サイト「キレイナビ」代表で美容ライターの飯塚美香さんに、春のやるべき毛穴ケアやエイジングケア、スキンケアでのNGについてご紹介いただきます。
- 春に毛穴ケアをスタートする際に、やってはいけないケア方法がわかります。
- 毛穴ケアに大切な洗顔やクレンジングの正しい方法がわかります。
- 毛穴ケアにおすすめの酵素洗顔について知ることができます。
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
*毛穴による黒ずみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
読みたいところから読める目次
1.春に毛穴が気になるあなたへ
春は温かくなってきて、お出かけする機会が増えてきます。
そんなときに気になるのが毛穴。
いちご鼻や角栓が目立つとお出かけする気分も一気になくなってしまいますね。
毛穴の悩みは、10代や20代の若い世代からエイジングケア世代まで、どんな年代にもわたる肌悩み。
早く解決したいですね。
そのためには正しく春のスキンケアや乾燥肌対策を実践することが大切です。
そこで今回は、美容ライターで美容情報サイト「キレイナビ」代表でもある飯塚美香さんに、春の季節の毛穴ケアでやりたいスキンケアについてご紹介いただきます。
また、ナールスエイジングケアアカデミー編集部としても春の毛穴ケアについてのコメントを追加しています。
「春の季節にしっかり毛穴ケアを行いたい!やるべき対策は?」
「春に大切な毛穴のスキンケアを教えて?優先順位を教えて!」
「毛穴パックはよい方法?NG?」
「やってはいけない毛穴ケアってあるの?具体的に知りたい!」
「酵素洗顔は春の毛穴ケアにどうなの?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
<動画で学ぶエイジングケア>
*目立つ毛穴を消して美肌になる対策|動画で3分間エイジングケア
*春の毛穴ケアにおすすめのクレンジングジェル「ナールス エークレンズ」
<飯塚 美香さんプロフィール>
有限会社アイアール代表取締役。
美容情報サイト「キレイナビ」を運営するほか、JPMパーソナルメイクアドバイザー、日本ダイエット健康協会認定インストラクター、コスメコンシェルジュ、美容薬学、薬膳マイスター、スキンケアマイスター、アロマテラピー講師などの資格を生かし、全国各地でセミナー・ベントを開催。
また、サプリメントプロデュース、雑誌やWEBでの美容コラム執筆、美容関連サイトの監修、通販番組出演など美容家としても活動中。
パーソナルビューティーコンサルタントとして、美容・健康の悩み解決をサポートする活動もスタート。
<保有資格>
- JPMパーソナルメイクアドバイザー
- 日本ダイエット健康協会認定インストラクター
- 日本化粧品協会認定コスメコンシェルジュ
- 日本コスメティック協会認定スキンケアマイスター
- AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
- 美容薬学検定1級取得
- 国際薬膳食育師3級取得(薬膳マイスター)
*毛穴による黒ずみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
2.やってはいけない毛穴ケアをご存知ですか?
毛穴の悩みといってもさまざまだと思います。
春になり、気温が上がってくると冬の間はあまりしていなかった毛穴ケアをスタートする方も多いですよね。
しかし、間違った毛穴ケアをすると余計に毛穴を広げてしまったり、お肌に負担をかけてしまったりと、肌トラブルの原因にもなります。
まずは、やってはいけない毛穴ケアについてお話したいと思います。
春の毛穴ケアでこんなことをしていたら要注意です!
1)毛穴パックの使い過ぎ
毛穴の汚れをごっそり搔き出してくれるような毛穴パック。
お肌に密着させて一気に剥がすタイプは、無理に毛穴の奥の汚れを取るため、毛穴が広がってしまいます。
開いたままの毛穴には汚れが入りやすくなってしまい、毛穴の黒ずみやいちご鼻の原因に。
また、必要な皮脂まで取り除いてしまうと、お肌が自らを保湿しようとします。
そのため、皮脂が過剰に分泌されてしまうことも。
また、塗って洗い流すタイプの毛穴パックも、お肌に負担になるような成分が入っている場合があります。
少しでもお肌に刺激を感じるようでしたら、すぐに洗い流して使用を中止して下さい。
毛穴パックの使い過ぎは肌トラブルの原因になることがありますので、注意が必要です。
特に、敏感肌やインナードライ肌、乾燥肌の方は気を付けましょう。
2)刺激の強いフェイスマッサージ
美肌のためによかれと行っているフェイスマッサージが、逆にお肌を傷める原因にもなります。
マッサージクリームやオイルを付けてしていなかったり、少量しか付けていなかったりすると、お肌の上で指が滑らずに摩擦が生じてしまいます。
お肌にとって、摩擦は大敵。
シワやたるみ、色素沈着を引き起こしてシミになったり、毛穴が開いてしまったりすることも。
正しいマッサージを行えば血流がよくなり、お肌のターンオーバーが整ってよい効果をもたらしますが、むやみに自己流マッサージをすることは避けたほうがよいでしょう。
3)刺激の強い洗顔やクレンジング
毛穴ケアでは、まず洗顔やクレンジングで汚れを落とそうと思うかもしれません。
確かに毛穴の汚れを取り去ることは大切なことです。
しかし、刺激の強い洗顔やクレンジングを行ってしまうと、かえって毛穴を開かせ黒ずみやいちご鼻を進行させてしまうことになってしまいます。
スクラブ入りの洗顔料を使ってゴシゴシと洗ったり、刺激の強いホットクレンジングを使ってお肌に負担をかけることがないようにしましょう。
刺激が強いものを使うと、お肌は自らを守ろうとして皮脂を過剰に分泌したり、皮膚が分厚くなってしまうこともあります。
そうならないように、優しい洗顔を心がけましょう。
4)器具を使って角栓出し
バラエティショップやドラッグストアなどで、毛穴のなかの角栓を除去する器具が売られているのを見たことがあると思います。
ピンセットのように角栓を引っこ抜くものや、毛穴をプッシュして角栓を押し出すようなもの。
これらの器具を使って無理に角栓を出そうとすると、周りのお肌を傷付けてしまう危険性があります。
器具を使った後に洗浄や消毒を怠ると、衛生面でも心配があります。
こういった器具を使うのは避けたほうがよいでしょう。
3.春の毛穴ケアはこれでばっちり!
それでは、次に春の毛穴ケアにおすすめの方法をご紹介していきたいと思います。
毛穴の黒ずみ、いちご鼻、角栓などにお悩みの方や、美肌を目指したい方、エイジングケアをしたい方はぜひ参考にしてみて下さいね。
1)まずは正しい朝の洗顔で毛穴をキレイに
朝のスキンケアでは、冬の間はお肌の乾燥を防ぐためにと、朝はお湯のみで洗顔している方もいらっしゃいますよね。
春になり気温が高くなると、夜寝ている間の汗や皮脂分泌が多くなります。
洗顔料を使わないと、汗や皮脂、寝ている間にお肌に付着したほこりや汚れなどが落としきれず、その汚れが毛穴に詰まり、黒ずみの原因となることも。
朝も洗顔料をきちんと使って洗顔するようにしましょう。
洗顔料はよく泡立てて、泡を指で転がすようにして、優しくお肌の上を滑らせます。
決して力を入れてゴシゴシ洗わないように注意して下さい。
毛穴が気になる小鼻や頬は、クルクルと円を描くように洗いましょう。
そして、大切なのは洗い流し。
お肌に洗顔料が残らないように、洗っているときの倍以上の時間をかけて洗い流すようにして下さい。
この時、熱いお湯ですとお肌を乾燥させ、毛穴を開かせてしまいます。
体温よりも少し低めの温度のぬるま湯で洗い流すとよいでしょう。
また、最後は冷たい水で引き締めてもよいですが、あまり冷たすぎると血管が攣縮してしまいます。
これも毛穴によくないので、過度に冷えた水を使うことは控えましょう。
また、洗顔後は清潔なタオルを使い、お肌に押し当てるように水分を拭き取ります。
決してゴシゴシと擦らないようにして下さいね。
2)春にオススメの保湿ケア
洗顔で毛穴の汚れを取り除いた後は、しっかりと保湿することが大切。
“取り去るケア”をした後に“与えるケア”をしてあげないと、お肌の乾燥を招き、皮脂が過剰分泌される原因になります。
春は1年のうちで最もお肌がゆらぐ季節です。
湿度や気温が変化することや、花粉の影響もあって、お肌が敏感に傾いたり肌荒れになりやすいとき。
保湿をしつつお肌のバリア機能を高めるケアをすることがオススメです。
セラミド配合美容液やセラミド配合クリームを使ったり、敏感肌向けの保湿力の高い化粧品にチェンジするなどして、いつもより優しい保湿を心がけましょう。
3)春は紫外線対策で毛穴悩みを防ごう
紫外線ダメージは乾燥肌や毛穴の黒ずみなどの原因になります。
だから、春は日焼け止めなどでしっかり紫外線対策を行うことが大切です。
UV化粧下地なら便利なので、オススメのアイテムの1つです。
まだ夏ほど陽ざしも強くないので、日常生活ならSPF20やPA++くらいでも十分です。
この時期なら毛穴へのダメージを避けるためにも紫外線散乱剤の優しいタイプがおすすめです。
4)夜のメイク落としスキンケア
毛穴ケアで大切なことの一つが、夜のメイク落としとスキンケアです。
お肌にメイクや汚れが残っていると、酸化したメイクやほこり、汚れなどが毛穴に詰まり、毛穴の開き、黒ずみ、いちご鼻の原因となります。
帰宅後に疲れているからと、メイクを落とさないで寝てしまうなんてもってのほか!
メイクは落とし残しのないように、毎日きちんと落とすようにしましょう。
もちろん、メイクしたまま寝落ちすることもNGです。
お肌の潤いをキープしつつ、毛穴の汚れをスッキリと落とすようなクレンジングを選ぶことが大切です。
オススメは伸びがよくて、メイクともなじみやすいクレンジングジェル。
ミネラルオイルなどのクレンジングオイルと比べると、皮脂を取り除き過ぎてしまうこともなく、ジェルがお肌の摩擦を軽減してくれるので、優しくメイクを落とすことができます。
おすすめはアミノ酸系界面活性剤配合のもので、ダブル洗顔不要のクレンジング料です。
なぜなら、春の季節に大切な潤いをキープできるからです。
また、毛穴の汚れを優しく取り除けるクレイ配合のクレンジングジェルを使えば、メイク落としと同時に毛穴ケアができるので便利です。
さらに、アーチチョーク葉エキス配合の毛穴汚れをしっかり落とせるクレンジング料なら、なおよいでしょう。
クレンジングオイルを使うなら、オリーブオイルやアルガンオイルなどの油脂系オイル配合のタイプがお肌に優しいのでおすすめです。
5)メイク落とし後のスキンケア
メイクを落とした後はスキンケアでしっかりと保湿。
毛穴の黒ずみケア用の化粧水などを使いましょう。
でも、保湿化粧水だけで済ましていると、お肌の水分が蒸発してしまうことも。
化粧水で水分をたっぷり与えた後は、美容液も使ってしっかり水分を保持しましょう。
さらに、必要に応じて乳液や保湿クリームなどの油分を与えて、お肌に蓋をしてあげましょう。
ただ、油分は付け過ぎても毛穴にはよくありません。
ベタベタになるまで付ける必要はありませんので、毛穴が気になる部分は薄く伸ばしてお肌になじませるようにしましょう。
<春の毛穴ケアなどの飯塚美香さんの参考記事>
*春の毛穴ケアはクレンジングジェルで!メリットと選び方(飯塚美香さん寄稿)
*春になる前から要注意!花粉対策ですっきりと美肌を(飯塚美香さん)
*春先の敏感肌を防ぎたい!原因を突き止めて美肌対策(飯塚美香さん)
*春に実践したい!おすすめのほうれい線対策で美肌へ(飯塚美香さん)
*目立つ毛穴と紫外線の深い関係を知って対策を!(飯塚美香さん寄稿)
4.まとめ(飯塚さん)
毛穴や角栓が目立つからといって、無理矢理取り除いたり、ゴシゴシと洗うようなことはお肌に負担をかけ、かえって毛穴を開かせてしまいます。
極力お肌に刺激を与えないように、優しくケアをすることが大切です。
正しい洗顔とクレンジングをして、しっかりと保湿する。
この基本的なケアが、毛穴ケアには効果的だといえます。
お肌がゆらぎやすい春は、特にお肌に刺激を与えないようにして、優しいケアを行うように心がけましょう。
正しい方法でケアをすれば、毛穴の黒ずみ、いちご鼻などのお悩みもきっとよくなっていきます。
やってはいけない毛穴ケアには注意し、おすすめの毛穴ケアをぜひ試してみて下さいね。
5.まだある!春の毛穴ケアで気になること!
1)春の酵素洗顔は毛穴ケアによいの?悪いの?
毛穴の黒ずみや汚れを取る方法として飯塚さんの記事では紹介されなかった方法に酵素洗顔があります。
酵素洗顔は、春になって皮脂分泌が過剰で毛穴が汚れている場合や、ターンオーバーが遅くて古い角質が取れずに毛穴が目立つ場合にはよい方法です。
春の毛穴ケアとしては、使える場合も多い手段です。
しかし、乾燥で毛穴が目立つ場合やターンオーバーが促進し過ぎて皮脂が過剰分泌される場合は、控えたほうがよい方法です。
詳しくは、「毛穴の黒ずみは酵素洗顔で解消!?正しいエイジングケアは?」をご覧ください。
2)毛穴の開きとたるみは違う?
春に目立つ毛穴でも開きとたるみは異なります。
開き毛穴は、円形に開いていて、過剰な皮脂の分泌が原因です。
一方、たるみ毛穴は楕円形(涙型)に伸びていることが特徴で、主な原因は、肌老化による顔のたるみです。
その原因や改善対策の詳しい情報は、「毛穴の開きとたるみは違う?原因と改善のエイジングケア対策」をご覧ください。
<参考記事>
*毛穴の黒ずみを解消したい!化粧水の選び方・使い方とスキンケア
3)どうしても改善しない毛穴はどうすれば良い?
春の毛穴ケアをいろいろ試しても改善しない場合は、メイクと美容医療が選択肢です。
メイクに関しては、「30代以上必見! 毛穴を目立ちにくくするメイク術|メイクレッスン動画」や「たるみ毛穴のカバーはメイクとエイジングケア化粧品」を参考にしてください。
また、美容医療に関しては、「毛穴の開き・黒ずみの治療。施術の費用とクリニックの選び方」を参考にしてください。
<毛穴ケアの参考記事>
*40代美女3名が実践する毛穴ケア!3つの法則
<毛穴ケアの参考書籍>
*ヘアピンでもできる!毛穴スッキリ!美肌メソッド(吉田貴子 著、株式会社秀和システム)
6.編集後記
美容家で美容情報サイト「キレイナビ」代表でもある飯塚 美香さんに、春の季節にやるべきスキンケアとNGスキンケアについてご紹介いただきました。
また、ナールスエイジングケアアカデミーでも一部、毛穴ケアについて内容を追加しました。
いかがでしたか?
巷で紹介されている毛穴ケアにも、NGなスキンケアがあることがおわかりいただけたのではないでしょうか?
毛穴ケアで大切なことは、汚れを落しつつ必要な潤いを逃さないクレンジングや洗顔です。
20代からエイジングケア世代の女性まで、この記事を参考に上手に春の毛穴ケアを行ってくださいね。
「春に毛穴をキレイにしたい!やるべきスキンケアとNG(飯塚美香さん)」が、エイジングケア世代の女性の美肌づくりのお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(2章から4章の執筆:美容ライター 飯塚美香)
プロフィールは前出
(1章及び5章、6章の執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(全記事の編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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