あなたは、クレンジング料にはさまざまなタイプがあることをご存知ですね。
そんなクレンジング料のなかでも、吸着性や肌へのなじみがよいこと、摩擦による肌への負担が軽減できることなどから、最近、人気が高いタイプがクレンジングジェルです。
とはいっても、クレンジングジェルも、いまではさまざまな種類のものが市販されています。
この記事では、クレンジングジェルの種類、選び方、使い方まで幅広くご紹介します。
また、ランキング上位のものをはじめ、無料サンプルプレゼントもあるおすすめのクレンジングジェルをご紹介します。
- クレンジングジェルは、ジェルの特性で摩擦が少なく、お肌への刺激が小さいことがメリットです。つまり、肌への負担が小さいのです。
- クレンジングジェルには、油性と水性があり、水性にはオイルフリーとオイルインがあるので、3種類に分かれます。最も刺激が小さいのは、水性のオイルフリーです。
- クレンジングジェルは、いずれのタイプにもメリットとデメリットがあります。だから、メイクの濃さ、マツエクの有無、肌質、年齢などに応じて選ぶ必要があります。
- 乾燥肌や敏感肌の方には、アミノ酸系界面活性剤配合で余分な添加物の少ない水性のクレンジングジェルがオススメです。また、エイジングケア世代の方も同様です。
- クレンジングジェルを含め、どんなクレンジング料も正しく使うことが大切です。正しく使うことで美肌がキープできます。
化粧品成分上級スペシャリスト&京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆日本化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*目の下のたるみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
読みたいところから読める目次
1.クレンジングジェルを使おうとお考えのあなたに
「クレンジングジェルの特徴と選び方・使い方とエイジングケア」をお届けします。
あなたは、「クレンジングジェルを使ってみようかしら?」「クレンジングジェルをどう選ぼうかしら?」などとお考えですね?
上手に使えば美肌をキープできます。
自分のメイク、肌質や肌状態、年齢に合っていて、メイクはしっかりと落ちながら、刺激がなく気持ちよく使えるものを選びたいですね。
そんなメイク落としのアイテムであるクレンジング料には、さまざまなタイプがあります。
それぞれのタイプに特徴、メリットやデメリットがあるので、クレンジングを選ぶのも大変です。
また、クレンジング料選びには、「クレンジングをエイジングケア発想で選んで肌老化ストップ!」でお伝えしたとおり、加齢とともにエイジングケアの視点を加えることも大切です。
そんなクレンジング料のなかで、滑りのよさ、みずみずしい使用感で最近人気が高いのが、クレンジングジェル。
あなたはもうクレンジングジェルをお使いでしょうか?
クレンジングジェルは、ダブル洗顔不要のものからマツエクOKのものまで、さまざまなタイプが市販されるようになってきました。
そのため、かえってクレンジングジェルの選び方や使い方も難しくなってきました。
この記事では、エイジングケアの視点からクレンジングジェルの種類、選び方、使い方のコツなど幅広くご紹介します。
また、ランキング上位のものをはじめ、無料サンプルプレゼントもあるおすすめのクレンジングジェルをご紹介します。
「クレンジングジェルを使いたいので選び方を知りたい!コツは?」
「いま使っているクレンジングジェルは、私に合っている?どうなの?」
「エイジングケアができるクレンジングジェルを使いたい!おすすめは?」
「敏感肌だけど、使えるクレンジングジェルがあるの?教えて!」
「クレンジングジェルの正しい使い方が知りたい!」
という方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<お肌にやさしいクレンジングジェル>
*敏感肌でも安心のアミノ酸系洗浄成分配合クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」
▼エイジングケア世代の女性のためのクレンジングジェルの動画
*【衝撃】オチがすごすぎて、ハマる人続出!|ナールス史上初の素敵なストーリー
2.クレンジングジェルとは?
クレンジングジェルがどんなものかを考えるために、クレンジング料の種類を先にご紹介し、その上でクレンジングジェルの特徴について説明します。
1)クレンジング料の種類
クレンジング料は、オイルタイプ、リキッドタイプ、ジェルタイプ、クリームタイプ、ミルクタイプなどがあります。
クレンジングの中心となる成分は、メイクを落とすための油分と界面活性剤で、その配合比率によって、「オイル型(溶剤)型」と「界面活性剤型」の2つに分類されます。
クレンジング料の基本を理解するために、その2つのタイプと違いをご紹介します。
①オイル型
ミネラルオイルなどの油性成分がメイク落としの中心的な役割を担うタイプのクレンジング料です。
つまり、オイルで油汚れを浮かせてメイクを落とします。
ウォータープルーフのメイク商品の専用リムーバーは、ほとんどがオイル型です。
メリットは、次の2点があげられます。
- 脱脂力が高い
肌への密着性が高い
一方、一般的には次の点がデメリットです。
肌への負担が大きい
②界面活性剤型
界面活性剤がメイク落としの中心的な役割を担うタイプのクレンジング料です。
界面活性剤の油汚れを包み込む性質を利用して、メイクを落とします。
界面活性剤は、油となじみやすい「親油基」、水となじみやすい「親水基」の両方を持っています。
<クレンジングジェルに使われる界面活性剤の分子構造>
クレンジングの際は、まず親油基がメイク汚れなどの油分とくっつきます。
そして、すすぎの際に親水基が水にくっつき、油汚れを流すというメカニズムです。
ミルクタイプやジェルタイプのクレンジング料の多くは、界面活性剤型です。
メリットは、次の2点があげられます。
- 使用後の感触がサッパリしている
比較的、肌への負担が少ない
一方、一般的には次の点がデメリットです。
オイルタイプのクレンジング料と比較して脱脂力が弱い
しかし、いまでは、オイルや界面活性剤がたくさんあること、それら以外の成分も配合することから、クレンジング料は多様化しています。
そのため、クレンジング料のタイプだけでは、その洗浄力や刺激の強さを決めつけることができなくなってきました。
<最近のタイプ別クレンジング料の洗浄力とお肌への刺激の強さ>
2)クレンジングジェルとその基本的な特徴
クレンジングジェルとは、その名のとおり、ジェルタイプのクレンジング料です。
ジェル特有のトロッとしたテクスチャーを持ち、肌へのなじみがよく、伸ばしやすいという利点があります。
なめらかな使い心地で、摩擦によるお肌への刺激も抑えられることもメリットです。
クレンジングの際に不要な摩擦が加わることで、乾燥肌や肌荒れ、シミやたるみなどの肌悩みの原因になってしまうこともあります。
クレンジングジェルなら、摩擦による肌への負担を軽くしてくれることから、幅広い世代の女性から人気を集めています。
一般的にクレンジングジェルの洗浄力は、オイルタイプとクリームタイプの中間程度です。
そのため、洗浄力の強さによるお肌へのダメージは、オイルタイプやリキッドタイプと比べて低いと位置づけることができます。
しかし、クレンジングジェルは、数多くのクレンジング料のなかでも、配合成分によって洗浄力や肌への優しさに幅があるタイプです。
何が含まれているか成分をチェックして、自分のメイクや肌に適したクレンジングジェルを選ぶ必要があります。
3.クレンジングジェルの種類
クレンジングジェルは、水性タイプと油性タイプの2つに分かれます。
さらに、水性クレンジングジェルは、オイルフリーとオイルインのものがあります。
1)オイルフリー水性クレンジングジェル
見分け方 | ・成分表示の1番目または3番以内が「水」 ・グリセリンやBGが成分表示の上位 ・オイル成分の表示がない |
ポイント | ・洗浄力や脱脂力は弱めから適度 ・テクスチャーはサッパリ ・洗い上りにしっとり感あり ・薄いメイク、ナチュラルメイク向け ・マツエクOK ・ポイントメイクには向かない |
オイルフリー水性クレンジングジェルは、その名のとおりオイルが入っていないので、まつげエクステ(マツエク)をしている人も使用することが可能です。
マツエクに使用している接着剤(グルー)は油分に弱いため、オイルが入っていると接着剤まで溶け出してしまうことがあります。
オイルフリー水性クレンジングジェルならその心配がありません。
また、洗い上がりがさっぱりとしており、ナチュラルメイクを落とすのに適しています。
さらに、最近ではダブル洗顔不要のオイルフリー水性クレンジングジェルもあります。
「オイルフリー」「100%オイルカット」の表示があれば、このタイプです。
また、全成分表示の1〜3行目に、水、BG、「~PEG」「~硫酸ナトリウム」「ラウロイル~」「ココイル~」などの表記があります。
オイルフリーの水性クレンジングジェルは、油分が入っていないので界面活性剤でメイクを落とすものです。
界面活性剤にもさまざまな種類があるので、水性クレンジングジェルの洗浄力と刺激性はどんな界面活性剤を配合するかに左右されます。
使用されている界面活性剤は低刺激なものが使われているケースが多く、洗浄力は低めですが、お肌への負担は少ないといえます。
なかでも、アミノ酸系界面活性剤配合であれば若干、洗浄力は低いものの、刺激は少なくて優しいタイプです。
また、お肌に本来必要な皮脂やセラミド、天然保湿因子(NMF)などを洗い流してしまう心配が少ないので使いやすく、乾燥肌や敏感肌でも使えるタイプもあります。
ただし、メイクが濃い方では落としきれない場合があります。
一方、強い界面活性剤を配合しているクレンジングジェルは、洗浄力は高くなりますが、同時に刺激も強くなります。
2)オイルイン水性クレンジングジェル
見分け方 | ・成分表示の1番目または3番以内が「水」 ・グリセリンやBGが成分表示の上位にある ・オイル成分の表示が成分表示の下位にある |
ポイント | ・洗浄力や脱脂力は弱めから適度 ・テクスチャーはサッパリ ・洗い上りにしっとり感あり ・薄いメイク、ナチュラルメイク向け ・ポイントメイクには向かない |
オイルイン水性クレンジングジェルは、汚れを落とす界面活性剤に加えて、油分も少量含まれているクレンジング料です。
オイルフリータイプよりもメイクの馴染みが早く、メイクも落としやすくなっています。
また、伸びがよいこともメリットです。
比較的お肌にも優しいですが、オイルタイプと比べると濃いメイクは落ちにくいので、ナチュラルメイクの方にオススメです。
洗い上がりはさっぱりとしており、ベタつき感はほぼありません。
「オイルフリー」の表示がなく、全成分表示に水、BG、「~PEG」「~硫酸ナトリウム」「ラウロイル~」「ココイル~」などの表記がありますが、加えて「〇〇オイル」「〇〇油」などもあります。
少量の油分が加わっていることで、洗浄力と洗い上がりのよさのバランスがよくなっているといえます。
そのため、日常使いに有効なクレンジングジェルといえるでしょう。
また、ダブル洗顔不要のタイプもありますが、界面活性剤のタイプによっては、お肌への刺激が強いことがありますので、成分には気を配っておくことがポイントです。
もちろん、アミノ酸系界面活性剤のオイルイン水性クレンジングジェルの場合は、刺激の心配は少なくなります。
3)油性クレンジングジェルの特徴
見分け方 | ・成分表示の上位に油分 |
ポイント | ・洗浄力や脱脂力は強め ・ジェルの中では重めのテクスチャー ・濃いメイクでも使える ・ポイントメイクに使えることも |
油性クレンジングジェルは、主成分のオイルをジェル状にしたクレンジング料で、界面活性剤の配合比率が少ないタイプです。
油性成分としては、ミネラルオイルやトリエチルヘキサノイン、エチルヘキシル酸セチルなどが使われます。
洗浄力は比較的高めで、濃いアイメイクなどもしっかり落とすことができます。
また、ウォータープルーフのマスカラやリキッドファンデーションも落ちるのがメリットです。
クレンジングジェルのなかでは、硬めのシットリしたテクスチャーです。
油性タイプは、クレンジングジェルのなかでも脱脂力が強いので、注意が必要です。
しっかりメイクを落とせるということは、お肌の負担になる可能性も上がるのです。
ジェル状なので肌への摩擦は少ないですが、お肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう場合もあります。
このタイプの場合、全成分表示の1行目または2行目に「〇〇オイル」「〇〇油」など油分の名前が記載されます。
このようにクレンジングジェルには3つのタイプがありますが、いずれにもメリットとデメリットがあります。
自分の肌質やお肌の状態、メイクの傾向に合わせて、最適なものを選ぶことが大切です。
4.クレンジングジェルの選び方
1)クレンジングジェルの選び方の基本
クレンジングジェルもたくさんの商品が販売されています。
自分に合った商品の選び方は、「自分のメイクのタイプ」と「肌質」や「肌状態」で選ぶことが基本です。
また、30代になるとエイジングケアの視点も加えて選ぶことが大切です。
自分に合ったクレンジングジェルを使っていると、洗い上がりのつっぱり感がない、乾燥しにくくなるなど、お肌によい変化が生じるので、楽しみながらのケアにつなげることができます。
一方で、自分に合わない場合には、使っていると刺激などの違和感や異常を感じたり、肌荒れになってしまうこともあります。
使用後に乾燥を感じないか、継続して使用してみて肌に悪い変化は出ていないかなどを確認することも大切です。
2)メイクのタイプでクレンジングジェルを選ぶ
メイクが落とし切れず肌に残ってしまうと、肌トラブルや肌の老化の原因になります。
だから、メイクの濃さを考えて、しっかりベースメイクを落とせるクレンジングを選ぶことが大切です。
基本的なクレンジングの選び方は、下記のとおりです。
<メイクの濃さとそれに合うクレンジング料>
クレンジングジェルは、一般的にその洗浄力は中間くらいですが、使用するオイルや界面活性剤などで洗浄力や刺激が変わります。
また、3つのタイプでも選び方が異なります。
基本は、次の考え方で選びます。
- マツエクを付けている方、ナチュラルメイクの方は、オイルフリーの水性クレンジングジェル
- ナチュラルメイクの方は、オイルインの水性クレンジングジェル
濃い目のメイク、ウォータープルーフのマスカラやリキッドファンデーションの方は、油性のクレンジングジェル
もちろん、ベースメイクが濃い日とベースメイクが薄い日でクレンジング料を使い分けることもよい方法です。
ただ、基本的にはエイジングとともにお肌は弱くなるので、お肌の負担を小さくする観点からは、メイクは薄くすることをオススメします。
3)肌質で考えるクレンジングジェルの選び方
①自分の肌質を知ろう!
自分の肌質を把握していますか?
肌質は、お肌の表皮の角質層の水分量と皮脂分泌量によって、普通肌、脂性肌、乾燥肌、インナードライ肌の4つのタイプに分かれます。
<お肌の質・タイプの分類>
また、これら以外にも、乾燥肌がひどくバリア機能の低下が著しいお肌は敏感肌、顔のパーツで脂性肌と乾燥肌が混在するお肌を混合肌と呼びます。
混合肌では、TゾーンがテカテカでUゾーンがカサカサなことが多くあります。
年齢を重ねるごとに肌質は乾燥肌に傾きやすくなりますが、まずは自分のいまの肌質をしっかり把握することが大切です。
その上で、肌質に合ったクレンジングジェルを選びましょう。
②普通肌はどんなクレンジングジェルでもOK
普通肌であれば、どのクレンジングジェルを選んでも特に問題はないでしょう。
自分の普段のメイクに合わせて、ナチュラルメイクなら水性クレンジングジェル、しっかりメイクなら油性クレンジングジェルをオススメします。
③脂性肌は、水性クレンジングジェルがオススメ
脂性肌には、洗い上がりがスッキリしているクレンジングジェルは重宝するアイテムです。
脂性肌の場合も、角層の状態は比較的よいのですが、皮脂分泌が多いので、油性タイプより水性タイプがオススメです。
もちろん、油性のクレンジングジェルでもクレンジングオイルなどと比べれば、サッパリしているので使えないことはありません。
テクスチャーが嫌いでなければ問題なく使えます。
「脂性肌のためのオススメのクレンジング料の選び方と使い方」も参考にしてください。
④乾燥肌、インナードライ肌、敏感肌は刺激の少ないものを選ぶ
乾燥肌やインナードライ肌、敏感肌の場合は注意が必要です。
クレンジングジェルのどのタイプかというより、優しいタイプの界面活性剤を配合しているもので、さらにお肌の刺激になる成分が配合されていないことが大切なポイントです。
乾燥肌や敏感肌の場合、お肌を外部刺激から守るバリア機能が低下していますので、どのタイプでも洗浄力の高いクレンジングジェルは避けるほうが無難です。
オススメなのは、刺激が少なくお肌に優しいアミノ酸系界面活性剤配合の水性クレンジングジェルです。
ただし、オイルが配合されていないため、メイクが落ちにくいというデメリットもありますので、メイクを控えめにすることでお肌の負担を小さくしましょう。
もし、ひどい敏感肌で水も染みるようなときは、クレンジング料が必要になるメイクは避けることをオススメします。
クレンジング料には、多少なりとも界面活性剤が使われていますので、お肌の負担になるからです。
まず、敏感肌を改善してからメイクを楽しみましょう。
もちろん、肌荒れで痛みが強い場合なども同じです。
肌が弱い方は、次の記事を参考にクレンジングジェルを選びましょう。
*肌荒れを防ぎたい!おすすめのクレンジング料の選び方と使い方
4)エイジングケアの視点で考えるクレンジングジェルの選び方
表皮の角質層にはお肌の潤いを保つために、次の3つが協力しあって、バリア機能を担っています。
これらは保湿の3大因子と呼ばれますが、若くて健やかお肌には十分な量があります。
しかし、30代を過ぎるころから徐々に減り始め、40~50代にかけて、加齢や女性ホルモンの減少、紫外線ダメージの蓄積などで、急激に減少するためお肌が乾燥しやすくなります。
また、表皮の新陳代謝であるターンオーバーも乱れがちになって、お肌はくすみがちになります。
そんな状態で自分の肌に合わないクレンジング料を選んでしまうと、エイジングケアの大敵である乾燥肌の原因になってしまうのです。
また、目元や口元などは、もともと皮膚が薄く乾燥しやすいので、乾燥による小じわやほうれい線が目立ちやすい箇所であり、刺激の強いクレンジング料は避けたいパーツです。
また、合成香料や合成着色料が入っているものもエイジングケアの観点からは避けることをオススメします。
年齢を重ねたら、洗浄力がマイルドで、できるだけお肌に優しいクレンジング料を選びましょう。
エイジングケアの視点では、アミノ酸系界面活性剤配合の水性タイプのクレンジングジェルで、不要な添加物が少ないものがよいでしょう。
また、ダブル洗顔不要のクレンジング料ならよりお肌の負担が少なくなります。
洗浄力の強さが自分に合っているかは、使ってみないとはっきりわかりませんので、使用後の洗い上がりの感触や刺激などをチェックすることが大切です。
1日や2日ではなく、使いはじめて1カ月程度で乾燥してくる場合もありますので、ある程度の期間試して自分のお肌に合っているかを確かめてみましょう。
その点では、お試しサンプルのあるものや返品保障、返金保障のあるクレンジング料で試すことをオススメします。
エイジングケアはクレンジングだけで考えることは難しいので、メイクをナチュラルメイクに変える工夫も有効です。
メイクの濃さを変えれば、洗浄力がマイルドなタイプでも、十分にメイクオフすることができます。
特に目元・口元などのOゾーンは、小じわができやすい部分ですので、メイクアップ製品をエイジングケア向きのものに変えることもよい方法です。
20代、30代、40代、50代の年代別のクレンジング料の選び方は、次の記事を参考にしてください。
*40代におすすめのクレンジングはランキングだけで選ばない!
5)季節や肌悩みも考慮してクレンジングジェルを選ぶ
たとえば春から夏にかけては、皮脂分泌が増えて毛穴の黒ずみやいちご鼻、角栓などの肌悩みが気になることが増えます。
また、ゆらぎ肌に悩むことも。
一方、夏は紫外線ダメージで肌疲労を起こし、夏老け肌になってしわが目立つことも。
そして、秋になると秋枯れ肌で肌のくすみが気になったり、冬の乾燥の季節には、顔冷えで目の下のクマが目立つことも。
クレンジングジェルは、そんな季節や肌悩みも踏まえて選ぶことも大切です。
<季節を意識したクレンジングジェルの選び方>
*秋におすすめのクレンジング料を正しく使ってエイジレスな美肌へ!
<肌悩みを意識したクレンジングジェルの選び方>
6)マスク生活ではクレンジングジェルがおすすめ
2020年から続く新型コロナウイルス感染症の予防対策として、マスク生活が日常になりました。
マスク生活は肌のバリア機能の低下による肌荒れや乾燥肌をもたらします。
そんな生活においては、摩擦の小さいクレンジングジェルがおすすめです。
中でも、刺激の少ない水性のクレンジングジェルがおすすめです。
<参考記事>
*マスク生活に使いたいクレンジング料!擦らず落とせるおすすめは?
5.クレンジングジェルの使い方
クレンジングジェルは、正しく使うことでメイクをしっかり落としながらもお肌への負担を最小限にとどめることができます。
クレンジングジェルの使い方は、「クレンジングの正しい方法と使い方で美肌を目指す!10のポイント」で詳しく取り上げていますので、ここではポイントをご紹介します。
1)クレンジングの前に手を清潔に
クレンジングの前に、まず、手を洗って清潔な状態にします。
乾かした手で、クレンジングジェルを適量手にとってあたためましょう。
オイルフリーなら特にあたためなくても構いませんが、油分が含まれている場合はあたためた方がメイクが落ちやすくなります。
クレンジングジェルは、手に取った段階では油分が水分に包まれている状態ですが、あたためてジェルの水分を蒸発させることで逆転し、水分が油分に包まれた状態になります。
表面に出てきた油分が、メイクなどの油汚れとなじみやすくなり、メイク落ちがよくなるのです。
オイルが入ったクレンジングジェルは、「転相」と呼ばれる水分と油分が逆転する現象が起きやすいように工夫されています。
最初に軽くあたためて、「転相」を起こしやすくしましょう。
2)クレンジングは、Tゾーンから
クレンジングは皮脂分泌の多いTゾーンから始めます。
額から鼻にかけてクレンジングジェルをなじませたら、顔全体に塗っていきます。
内側から外側に向かって円を描くようにするとなじませやすいです。
最後に目元・口元にもやさしくなじませます。
3)クレンジングは優しく行う
全行程をやさしい力加減で行うことがポイントです。
クレンジングジェルは摩擦が少ないですが、ゴシゴシ擦ってしまっては意味がありません。
エイジングケアにとって大切なお肌のうるおいを守るためにも、丁寧に行いましょう。
4)クレンジングは手短に終える
クレンジングジェルであっても、時間をかけすぎてしまうと、お肌の負担になりますので、なじませ終えたらぬるま湯で手早く洗い流します。
所要時間は、洗い流す時間を含め40秒〜1分程度を目安にしましょう。
5)クレンジングはぬるま湯で流す
ここでぬるま湯を使うこともポイントです。
お肌に塗る前のクレンジングジェルは、「転相」の効果で水分が油分に包まれた状態になっていました。
今度はぬるま湯を少しずつ使うことで、再び油分が水分に包まれた状態に戻すことができます。
この仕組は「再乳化」と呼ばれています。
「再乳化」されることによって、油汚れをすっきり洗い流すことができるのです。
6)適量使って過不足なく!
なお、どのタイプのクレンジング料を使っているときも、ほかの化粧品と同じく適量を守ることが基本となります。
使う量が少ないと、クレンジングジェルでも、指が直接肌に触れる部分が多くなってしまい、お肌が摩擦のダメージを受けやすくなります。
また、肝心のメイクオフが十分でなくメイクが肌に残ってしまい、肌トラブルを引き起こしてしまうこともあります。
各製品によって、適量には微妙に差がありますので、使いはじめるときに、その製品の適量を把握して十分な量を使うようにしましょう。
慣れてきたら、自分のお肌の状態などに合わせて、量の調整をすることも効果的です。
7)クレンジング後は保湿をしっかり
ジェルタイプを使っても、クレンジング後は、ダブル洗顔が必要な場合と不要な場合があります。
いずれの場合も、洗顔後にはしっかり保湿し、乾燥肌対策をすることが大切です。
化粧水でお肌に潤いを与え、美容液でしっかり水分を保持して、乳液や保湿クリームで水分が蒸発しないように蓋をすることが大切です。
適切なクレンジングと後に続く保湿ケアをしっかり行うことで、お肌のキメを整え、ハリやツヤをキープできるのです。
30代からは、エイジングケア化粧品を使うこともオススメします。
なお、クレンジングジェルの使い方の動画はこちらをご覧ください。
「ナールス エークレンズの使い方」
<参考記事>
6.オススメのクレンジングジェル
乾燥肌や敏感肌の方、エイジングケア世代の方にオススメのアミノ酸系界面活性剤配合クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」をご紹介します。
水性のオイルフリーのクレンジングジェルで、アミノ酸系界面活性剤であるラウロイルグルタミン酸Naが主な洗浄成分です。
ナールス エークレンズは、皮膚科医監修で、毛穴の汚れにも強いクレンジング料です。
また、敏感肌でも使えるクレンジング料です。
ほかにも、以下の特徴があります。
- アミノ酸系界面活性剤により、お肌に負担の少ない優しいクレンジングが可能です。
- 粘りのあるジェルがお肌に密着し、汚れをしっかり落としながらも、優しく洗い上げます。
- クレイ(軟質多孔性の海泥)が毛穴の汚れを吸着し、クリアな素肌をサポートします。
- アーチチョーク葉エキス配合で、毛穴のたるみ、毛穴の開きや詰まり、いちご鼻、ザラつきなどの毛穴の悩みにアプローチし、毛穴の目立ちにくいお肌をサポートします。
- ナノサイズまで小さくした「金コロイド」を配合。永続する抗酸化効果で、お肌の老化の原因となる活性酸素を除去し、お肌の酸化を防ぎます。
- グルコシルセラミド、ユズ果実エキスの効果でバリア機能の改善をサポートします。
- 肌荒れ防止成分のカワラヨモギ花エキス、シソ葉エキスが、デリケートなお肌を優しくいたわり、肌荒れを感じさせない健やかな素肌へと導きます。
- 10の無添加(無香料、無着色、無鉱物油、オイルフリー、アルコールフリー、パラベンフリー、フェノキシエタノールフリー、石油系界面活性剤フリー、PG・DPGフリー、旧表示指定成分フリー)を実現しています。
- マツエクもOKです。
W(ダブル)洗顔は、原則として不要です。
<全成分表示>
水、BG、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ペンチレングリコール、グリセリン、ラウロイルグルタミン酸Na、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、グルコシルセラミド、金、タナクラクレイ、カワラヨモギ花エキス、シソ葉エキス、ユズ果実エキス、アーチチョーク葉エキス、ダマスクバラ花油、α-グルカン、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、ポリアクリル酸Na、水酸化K
皮膚科医河本英恵先生
<コメント>
30代、40代と年齢を重ねるとお肌に大切なセラミドや天然保湿因子などが減ってしまいます。
そうなると誰もが乾燥肌や敏感肌になってしまうリスクに直面するのです。
だから、エイジングケア※世代にとっては、メイク落としも「優しさ」がとても大切です。
なぜなら、強いクレンジング料は、セラミドなどを洗い流し、お肌の乾燥をもらしてしまうからです。
だから、エイジングケア※世代のクレンジングは、しっかりと汚れを落としつつ、お肌の負担を小さくするという条件を満たすことが大切なのです。
ナールスエークレンズは、弱酸性のアミノ酸系洗浄剤で作った優しい水性のクレンジングジェルです。
また、クレイ(海泥)の吸着力でメイクや毛穴の汚れもしっかり落とすことが期待できます。
※年齢に応じたお肌のお手入れ
ナールスコム店長 村上清美
アミノ酸系界面活性剤配合クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」は、私が企画・開発を担当した水性のオイルフリーのクレンジングジェルです。
エイジングケア世代で肌が弱い私自身が使えるもので、ナールスのお客様のお声を活かして何度も試行錯誤を繰り返し、皮膚科医の河本英恵先生にもご監修いただいてようやく完成に至ったアイテムです。
お肌に優しい処方ながら、しっかり汚れを落とせることが特徴です。
エイジングケアにぴったりの敏感肌でも使えるクレンジング料なので、ぜひ、お試しくださいね。
7.おすすめや人気のクレンジングジェル10選一挙ご紹介
@コスメで口コミランキングの高いものや楽天、Amazonレビュー、また美容系の雑誌などで、人気が高いクレンジングジェルはどのようなものでしょうか。
ナールス エークレンズ以外のクレンジングジェルのおすすめのポイントや評価をご紹介しますので、クレンジングジェルを選ぶ際の参考にしてください。
なお、紹介の順はオススメ順やランキングを示しているわけではありません。
1)オルビス クレンジングジェル
①メーカー:オルビス
②容量:150g
③価格:1,467円(税込)
④特徴や評価
人気の高いオルビスの商品ということで、プチプラ感がありながらも高品質。
そして保湿成分がたっぷりと、なんと3種類も入っているので、ジェルの保湿力が高く、非常に濃厚で、とろりとした手触りです。
毛穴の汚れも落とせるクレンジング料です。
ただし、ナチュラルメイクに向いているタイプなので、濃いメイクを落とすときは、ほかのジェルに頼ったほうがいいかもしれません。
洗浄力より保湿力にこだわっているところがあるため、しっとりとした肌に仕上げたいナチュラルメイクの方におすすめです。
<全成分表示>
水、DPG、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、イソステアリン酸 PEG-20グリセリル、ジメチコン、グリチルリチン酸2K、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、ローヤルゼリーエキス、BG、カルボマー、PEG-75、水酸化K、シリル化シリカ、トコフェロール
2)ちふれ クレンジングジェル
①メーカー:ちふれ化粧品
②容量:100g
③価格:660円(税込)
④特徴や評価
ちふれの製品は、どれもコストパフォーマンスが非常に良好です。
つまり、価格が低い割にはよいクレンジングジェルということです。
ただし、あまりクレンジング力が強くないため、使用量が少ないと洗浄力が足りず、キレイにメイクが落ちません。
適量をしっかり使って、メイクを落とすのにはおすすめの一本です。
水飴のような固さを持っているジェルなので、よく手でなじませてからメイクにのせ、さらにそこでなじませ、軽くなる瞬間を確かめましょう。
そうすると、そこから一気に落としやすくなります。
ただし、ちょっと固いので、しっかりなじませる必要があり、そのあたりが注意点です。
刺激も少なく、ちふれらしいナチュラルで低価格なクレンジングジェルで、丁寧な使い方をすれば使い続けやすいアイテムの1つです。
ただし、鉱物油やパラベンなどが配合されています。
<全成分表示>
トリエチルヘキサノイン、エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸イソプロピル、ミネラルオイル、グリセリン、ソルビトール、PEG-40、オクチルドデセス-25、メチルパラベン、プロピルパラベン、ヒドロキシアニソール、トコフェロール、水
3)エリクシール シュペリエル メーククレンジングジェル N
①メーカー:資生堂
②容量:140g
③価格:2,750円(税込)
④特徴や評価
普段のメイク落としにぴったりです。ウォータープルーフなどの強烈なガッチリメイクは落とせませんが、洗い流したあともつっぱりません。
また、メイクオフの力はそこそこありますので、日常使いにぴったりです。
クレンジングジェルなので、しっとりとした仕上がりになりますし、乾燥もしませんのでおすすめです。
サラサラした手触りで水に溶かすと、伸びていく感じです。よく伸びるので、使用量も多くなくてもいいので、普段遣いにぴったりです。
ただし、ちょっとにおいにクセがあります。アクアフローラルの香りなのですが、いわゆるエタノール系のにおいのため、ニオイがきつくてあわない場合がありますので、気になる方はサンプルから試すなど、工夫が必要です。
また、エタノール(アルコール)が比較的高濃度な点も気になります。
<全成分表示>
水、グリセリン、BG,イソステアリン酸PEG-10、ジメチコン,エタノール,エチルヘキサン酸セチル、PEG-11メチルエーテルジメチコン、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、キサンタンガム、水溶性コラーゲン、加水分解エラスチン、ジイソステアリン酸PEG-12、カルボマー、水酸化K、EDTA-3Na、DPG、トコフェロール、メチルパラベン、フェノキシエタノール、香料
4)ドクターシーラボ VC100 ホットピールクレンジングゲルEX
①メーカー:ドクターシーラボ
②容量:150g
③価格:3,036円(税込)
④特徴や評価
少し温かい程度かなと思っていたら大間違いの、まるでスチームを当てたかのような熱を持った感覚を得るクレンジングジェルです。
肌に載せてくるくると回すことで、毛穴全体に広がっていく温かみを感じることができます。
ホカホカしてとても気持ちよいという方と熱すぎるという方に分かれそうです。
毛穴もしっかり引き締まって、ピーリングをしたかのような感覚があることが特徴です。
少し固めのテクスチャーなので、やや重たく感じるかもしれません。
しかし、伸ばして使うことで柑橘系の香りがちょうどいい感じににおいたってきます。
濡れた手でも使え、W洗顔不要。ホット系なので、冬場のシーズンに向いています。
抗酸化成分やエイジングケア化粧品成分も配合されています。
<全成分表示>
グリセリン、DPG、イソステアリン酸PEG-20グリセリル、水、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、ナイアシンアミド、アルテロモナス発酵エキス、サルビアヒスパニカ種子油、オリーブ果実油、プロテアーゼ、パパイン、ライム果汁、レモン果汁、グレープフルーツ果実エキス、オレンジ果汁、サンザシエキス、ナツメ果実エキス、リンゴ果実エキス、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液、モロッコ溶岩クレイ、乳酸、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、ノイバラ果実エキス、ボタンエキス、アカヤジオウ根エキス、クリサンテルムインジクムエキス、エブリコエキス、アーチチョーク葉エキス、テトラヒドロピペリン、加水分解アナツバメ巣エキス、水溶性プロテオグリカン、フラーレン、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トレオニン、リシン、グリシン、アラニン、セリン、ヒスチジン、グルタミン酸、プロリン、チロシン、タウリン、アルギニン、アスパラギン酸、オルニチンHCl、システイン、トリプトファン、アスコルビルグルコシド、リン酸アスコルビルMg、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、水溶性コラーゲン、ココイル加水分解コラーゲンK、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、加水分解ヒアルロン酸、ポリクオタニウム-51、ユビキノン、チオクト酸、クダモノトケイソウ果実エキス、グリチルリチン酸2K、アラントイン、リシンHCl、ヒスチジンHCl、リボフラビンリン酸Na、シアノコバラミン、キラヤ樹皮エキス、キハダ樹皮エキス、ムクロジ果皮エキス、BG、プロパンジオール、ペンチレングリコール、ヒマワリ種子油不けん化物、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、PVP、ポリソルベート60、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、コカミドプロピルベタイン、アジピン酸ジPPG-2ミレス-10、マロン酸ジエチルヘキシルシリンギリデン、グレープフルーツ果皮油、オレンジ果皮油、水酸化Na、フェノキシエタノール
5)マナラ ホットクレンジングゲル マッサージプラス
①メーカー:ランクアップ
②容量:200g
③価格:4,180円(税込)
④特徴や評価
マナラ ホットクレンジングゲルが大幅にパワーアップ。クレンジングしながらマッサージができるようになりました。
マッサージをすることで美容成分がはじけ、メイクや黒ずみ汚れを絡め取るものと、肌にうるおいとして残るものとに分かれ、洗い流してもツルツルに!
また、高級な美容液のように、91.3%が美容液成分でできているため、汚れはしっかり取り除くのに必要なうるおいは肌に残すので、毛穴も目立たなくなり、使うたびにうるおいに満ちてハリのあるみずみずしい肌へと導きます。
従来通り、ダブル洗顔は不要の温かくなるホットタイプのクレンジングジェル(ゲル)です。
<全成分表示>
グリセリン、トリエチルヘキサノイン、オリーブ果実油、イソステアリン酸PEG-8グリセリル、ステアリン酸グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル-10、水、フウチョウソウ葉エキス、アーチチョーク葉エキス、メドウフォーム油、パパイン、プロテアーゼ、α-アルブチン、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液、ヨーグルト液(牛乳)、ナイアシンアミド、グルコシルヘスペリジン、ビワ葉エキス、ゴボウ根エキス、ショウガ根エキス、マグワ根皮エキス、ゲットウ葉エキス、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、加水分解コラーゲン、マンダリンオレンジ果皮エキス、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、ヒアルロン酸Na、ユズ果実エキス、チャ葉エキス、セレブロシド、オウゴン根エキス、ノイバラ果実エキス、ローヤルゼリーエキス、メマツヨイグサ種子エキス、セイヨウトチノキ種子エキス、ヘマトコッカスプルビアリス油、ダイズ種子エキス、プエラリアミリフィカ根エキス、アスコルビン酸Na、ザクロ果実エキス、ハチミツ、オリーブ油脂肪酸エチルヘキシル、スクワラン、ニンジン根エキス、オプンチアフィクスインジカ茎エキス、ミツロウ、ダイズ油、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、DPG、ポリグルタミン酸、アルギン酸Na、シアノコバラミン、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ステアリン酸PEG-5グリセリル、ステアリン酸PEG-15グリセリル、加水分解酵母エキス、ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、クエン酸、クエン酸Na、(アスコルビル/トコフェリル)リン酸K、トコフェロール、イソステアリン酸ソルビタン、リン酸、BG、(C13-15)アルカン、ポリソルベート60、ペンチレングリコール、リン酸Na、PEG-60水添ヒマシ油、リモネン、フェノキシエタノール
6)ビーフリープラス スクワランイン オールインワンクレンジングジュレ
①メーカー:アイケイ
②容量:100g
③価格:1,320円(税込)
④特徴や評価
比較的低価格帯のクレンジングジェルです。
洗い上がりが優しいのが特徴です。
テクスチャーがゆるめなので、たっぷり伸ばしやすくて快適な使い心地です。
かたいタイプのジェルもありますが、こちらはやわらかめです。肌をこする必要がなく、泡立てて丁寧になじませることで、キレイに落とすことができます。
セラミドやスクワランなど保湿成分が多種配合されています。
アルコールや防腐剤などは配合されていません。
<全成分表示>
水、BG、コカミドプロピルベタイン、スクワラン、3-O-エチルアスコルビン酸、グリチルリチン酸2K、グリセリン、セラミドAP、セラミドNG、セラミドNP、サピンヅストリホリアツス果実エキス、オレンジ果皮油、水添レシチン、イソステアリン酸ポリグリセリル-10、キサンタンガム、カンテン、カラギーナン、ダイズステロール、エチルヘキシルグリセリン
7)オードムーゲ メイク落としジェル
①メーカー:小林製薬株式会社
②容量:130g
③価格:970円(税込)
④特徴や評価
クレンジングジェルなので、お肌に摩擦をかけずメイク落としをすることができます。
抗炎症作用のグリチルリチン酸2Kが配合されているので、肌荒れを抑えます。
ドラッグストアで購入できる手軽さは嬉しいポイントですね。
ただし、アルコール(エタノール)が配合されているので、敏感肌の方は注意が必要です。
<全成分表示>
水、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、BG、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ペンチレングリコール、グリチルリチン酸2K、キダチアロエ葉エキス、ハトムギ種子エキス、グリセリン、PG、PEG-75、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、エチルヘキシルグリセリン、カルボマー、水酸化Na、ペンテト酸5Na、エタノール、トコフェロール、フェノキシエタノール、香料
8)Curélメイク落としE
①メーカー:花王株式会社
②容量:130g
③価格:1,100円(税込)
④特徴や評価
グリチルリチン酸ジカリウムを配合し、肌荒れなど炎症を抑える効果が期待できるクレンジングジェルです。
エイジングケア世代はBGやパラベンは避けたい成分なので、使う際には注意が必要です。
<全成分表示>
グリチルリチン酸ジカリウム*、ソルビット液、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、グリセリン、POEオクチルドデシルエーテル、水、流動イソパラフィン、ジメチコン、イソノナン酸イソノニル、BG、イソプロパノール、ジステアリルジモニウムクロリド、パラベン
9)THREE Tバランシング クレンジング オイルジェル COSMOS ORGANIC
①メーカー:株式会社ACRO
②容量:100g
③価格:4,620円(税込)
④特徴や評価
ジェルタイプのクレンジング料です。
天然オイルを独自ブレンドしていることが特徴的なクレンジングオイルのジェルです。
ただし、スクラブが入っているので、大きな刺激になるとは考えづらいですが、
肌が弱い方や敏感肌さんは刺激になる可能性あるので注意が必要ですね。
<全成分表示>
(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル、オクチルドデカノール、グリセリン、オリーブ果実油、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、カオリン、ホホバ種子油、水、ステアリン酸スクロース、マンダリンオレンジ果皮、ラウリン酸スクロース、アルガニアスピノサ殻、ニオイテンジクアオイ花油、ベルガモット果皮油、ラバンデュラハイブリダ、ニュウコウジュ油、アブラナ種子油、オプンチアフィクスインジカ花エキス、アマナズナ種、コメヌカ油、チャ種子油、ニンジン根エキス、シア、オレイン酸、チャ花エキス、テルミナリアアルジュナエキス、スクワラン、レシチン、トコトリエノール、トコフェロール
10)4U care クレンジングオイルジェリー
①メーカー:株式会社レッドビジョン
②容量:110g
③価格:3,980円(税込)
④特徴や評価
パパイン酵素配合で古い角質を落とすことができます。
また、cicaと呼ばれている、ツボクサエキスが配合されているので、毛穴トラブルにもアプローチができるので、大人ニキビに悩まれている方にもおすすめです。
ヒアルロン酸NaやセラミドNG配合で、お肌の保湿に効果があり、お肌のバリア機能を正常化させようと働いてくれます。
ただし、メイクが落ちにくい場合はW洗顔をしたほうが良いですね。その場合は、ポイントリムーバーを使うようにして、工夫をしましょう。
<全成分表示>
トリエチルヘキサノイン、 パルミチン酸エチルヘキシル 、水 、オクチルドデセス-25、 デシルテトラデセス-25、 ソルビトール、 メチルグルセス-10、 グリセリン 、オクチルドデセス-20 、スクワラン、 イソノナン酸イソノニル 、グリチルリチン酸2K、 シメン-5-オール 、セラミドNG、 ヒアルロン酸Na 、フラーレン、 トマト果実エキス 、ツボクサエキス 、ヒポファエラムノイデス果実油 、BG 、異性化糖 、パパイン 、ポリクオタニウム-51、 カミツレ花エキス 、イタドリ根エキス、 オウゴン根エキス、 カンゾウ根エキス 、セージ葉エキス 、アルニカ花エキス 、チャ葉エキス、 アルテア根エキス、 ボタンエキス 、シソ葉エキス 、ドクダミエキス 、キイチゴ果実エキス、 ムラサキ根エキス 、カワラヨモギ花エキス 、ルイボスエキス、 ローズマリー葉エキス 、フユボダイジュ花エキス、 コンフリーエキス 、(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー 、1,2-ヘキサンジオール、 カプリリルグリコール、 PPG-4セテス-20、 乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液 、PVP、 グレープフルーツ果実エキス、 サンザシエキス、 ナツメ果実エキス 、リンゴ果実エキス、 ライム果汁 、オレンジ果汁、 レモン果汁 、オレンジ油、 ベルガモット果実油、 ニオイテンジクアオイ油、 ミリスチン酸オクチルドデシル、 クエン酸 、DPG、 デキストリン 、エチルヘキシルグリセリン、 フェノキシエタノール
8.クレンジングジェルの選び方に関するよくある質問
Q1.ジェルクレンジング オイルクレンジング どっちがいい?
ジェルクレンジングかオイルクレンジングのどちらが良いかは、メイクの濃さや肌質、肌状態、年齢などによって異なります。
一般的にはジェルよりもオイルの方がメイク落ちが良い反面、お肌への負担が大きくなります。メイクの濃さや肌状態を考慮して、できるだけお肌への負担が少ないものを選ぶのがおすすめです。
Q2.クレンジングジェルのデメリットは?
クレンジングジェルの一般的なデメリットは、オイル系のクレンジングに比べて洗浄力が劣ることです。でも、その分お肌への負担は少なくてすみます。
ただし、配合されている界面活性剤やオイルの種類によって洗浄力やお肌への刺激は変わります。
Q3.クレンジングジェルが水性か油性か見分ける方法は?
クレンジングジェルが水性か油性かを見分ける方法は、全成分の一番はじめに記載されている成分を確認することです。水が記載されている場合は水性で、油性成分が記載されている場合は油性です。ただし、オイルイン水性ジェルタイプは水が一番はじめに記載されていても油性成分が入っています。
Q4.クレンジングジェルは乳化しない?
油分が入っているクレンジングジェルは、メイクとなじませたあとに少量の水をなじませることで乳化します。
オイルが水と混ざって白くなる現象を乳化と言いますので、オイルフリーのクレンジングジェルは乳化不要です。
Q5.ジェルクレンジングのメリット・デメリットは?
ジェルクレンジングのメリットは肌への負担が少ないことで、デメリットは洗浄力があまり強くないことです。
ただしこれは一般的なメリットとデメリットです。
配合されているオイルや界面活性剤の種類によって、洗浄力や肌への負担は変わります。
8.まとめ
クレンジングジェルは、「ジェル」の特性であるメイク落としの際の摩擦が少ないことから、人気のクレンジング料です。
しかし、クレンジングジェルといっても、大きくは水性ジェルと油性ジェルに分かれます。
さらに、メイク落としのために配合するオイル、界面活性剤も異なるので、その洗浄力や刺激の強さもさまざまです。
だから、クレンジングジェルを選ぶときは、自分のメイクの濃さ、配合成分、肌質や年齢などを総合的に考えることが大切です。
特に、30代を超えれば、エイジングケアの観点からもお肌に負担の少ない優しいクレンジングを意識しましょう。
さらに、正しい使い方をすることも大切です。
ぜひ、この記事「クレンジングジェルの特徴と選び方・使い方とエイジングケア」を参考にして、自分に合ったクレンジングジェルを選んで、正しくお使いくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報をご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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