ビタミンC不足は毛穴を目立たせ、老化スピードも速めてしまう!

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ビタミンCは美肌や健康維持に欠かせない成分でよく知られています。

このビタミンCが不足していると、皮脂分泌抑制や炎症・酸化の抑制、お肌の代謝の促進がうまく進みません。

また長期的な不足は、お肌だけでなくからだ全体の老化のスピードを速める研究報告もあります。

今回はビタミンCの毛穴と老化への影響、上手な取り入れ方をご紹介します。

この記事の監修者
ナールスコム店長 村上清美

ナールスコム

ナールスコム店長 村上清美

メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。

<保有資格>
コスメコンシェルジュ
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト

毛穴による黒ずみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス毛穴による黒ずみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
目次

1.ビタミンCの効果は知っていても、日常的に摂っている人は少ない?!

ビタミンCを連想させるレモン

「ビタミンC不足は毛穴を目立たせ、老化スピードも速めてしまう!」をお届けします。

「あなたはビタミンCの効果を知っていますか?」と質問されて、どれくらい答えられますか?

よく知られるビタミンCの効果としては、「美白」「シミ予防」「疲労回復」「抗酸化作用」「アンチエイジング」などがあります。

この質問についてのアンケート調査結果があります。

株式会社ドクターシーラボが行ったビタミンCに関するアンケート調査で、「ビタミンCが肌・疲労回復・免疫力に効果的なことを知っているか?』と聞いたところ、それぞれの項目について約7割の人が「知っている」「なんとなく知っている」と回答していました。

一方で、ビタミンCを毎日摂り入れている人は3割にも満たっていません。

この調査から、ビタミンCの効果は知っていても、日常的にうまく摂り入れていない人が多いことが推測されます。

<図 ビタミンCが肌・疲労回復・免疫に効果的なことを知っていますか?>

ビタミンCが肌・疲労回復・免疫に効果的なことを知っていますか?

<図 ビタミンCを日頃から摂り入れていますか?また何で摂り入れていますか?>

ビタミンCを日頃から摂り入れていますか?また何で摂り入れていますか?

ドクターシーラボ調べ(調査概要: Webアンケート/2020年12月16日~18日/20歳~59歳/女性481名)

ビタミンCは上記に挙げたように、美白やシミへの効果だけではありません。

実は、あらゆるタイプの毛穴に効果を発揮するはたらきがあります。

また、皮膚や血管、骨を丈夫にするにために必要なコラーゲンの合成に、ビタミンCが一役買っています。

さらに、気温や湿度が低下する寒い時期、風邪の予防や治療に効果があることが研究結果からもわかっています。

このような効果のあるビタミンCですが、長期的に不足していると、お肌の老化だけでなく、老化そのもののスピードを速める恐れがあることがエビデンスとして提示されています。

今回の編集部ニュースでは、ビタミンCの毛穴へのはたらきと、老化のスピードを速めるというエビデンスをご紹介します。

そして、日常的にビタミンCをどのように摂り入れられるか、そのコツもご紹介しますね。

<参考記事>

コラーゲンを増やすにはビタミンCのチカラが必要!


2.ビタミンCは「あらゆる毛穴」の救世主

毛穴が気になる女性

「毛穴」と言えば、若い世代からエイジングケア世代の女性まで、肌悩みの上位に入ってきます。

1)毛穴の種類

毛穴には大きく分けて「開き毛穴」「黒ずみ毛穴」「たるみ毛穴」の3つがあります。

その原因は以下の通りです。

2)ビタミンCが毛穴に発揮するパワー

これら原因に対して効果を発揮するのが、ビタミンC。

ビタミンCには、皮脂の分泌を抑制、毛穴を引き締める、炎症や酸化を抑える、お肌の代謝を促進する作用があります。

また、ビタミンCはコラーゲンを増やす作用があるので、使い続けることで真皮線維芽細胞でのコラーゲンの生成が促進されます。

これは毛穴周りも同様で、コラーゲンが増えることでお肌のハリが高まり、たるみ毛穴を目立ちにくくします。

3)ビタミンCは、ビタミンA・ビタミンB群・グルタチオンと組むと最強の毛穴ケアに!

そしてこのビタミンCのチカラをより発揮するようサポートしてくれるのが、ビタミンA、ビタミンB群、グルタチオンです。

①ビタミンAとビタミンB群のはたらき

ビタミンAは、皮膚や粘膜を構成する細胞を活性化し、お肌のターンオーバーを整えるはたらきがあります。

エイジングケア化粧品成分名としては「レチノイン酸トコフェリル」、「レチノール」、「レチナール」として表示されます。

ビタミンBには、お肌のさまざまな機能を調整する補酵素としてはたらいています。エイジングケア化粧品成分名としては「ナイアシンアミド」、「シアノコバラミン」、「パンテノール」などがあります。

このビタミンA、Bはともに、ビタミンCと同じく皮脂分泌抑制、抗炎症、代謝促進の作用を持っています。

だから、この3つを一緒にお肌に塗布することで、ビタミンCが持つパワーがアップし、過剰な皮脂分泌を抑えて酸化を予防し、炎症による毛穴の赤みを抑え、毛穴を引き締めます。

さらに、抗炎症作用によって大人ニキビの予防にも効果があります。

②グルタチオンのはたらき

グルタチオンは、グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸がつながっているトリペプチドです。

抗酸化作用、美白作用、肝機能を高める作用があります。

また、酸化したビタミンCを元の状態に戻す(還元)はたらきを持っています。

③ビタミンA・B・Cとグルタチオンの最強毛穴ケア

ビタミンA、B、Cとグルタチオンの組み合わせが毛穴ケアにとって最強なのは、ビタミンAとBはお互いにサポートしあっており、ビタミンBは働きを終え酸化したビタミンCとグルタチオンを元の状態に戻してくれます。

またグルタチオンもビタミンCを元の状態に戻します。

つまり、ビタミンA、B、Cとグルタチオンが組み合わさることで、お肌の皮脂分泌の抑制、お肌の赤みを低下、お肌のターンオーバー促進を最大限に発揮して、あらゆる毛穴のタイプに効果を示してくれるわけです。

<図 ビタミンA・B・Cとグルタミンの組み合わせが毛穴ケアに良い理由>

ビタミンA・B・Cとグルタミンの組み合わせが毛穴ケアに良い理由

「毛穴道 もう一生悩まない。」より引用改変

<参考>
・毛穴道 もう一生悩まない。. 毛穴道研究会(著), 亀山孝一郎(監修), 講談社, 2020.





3.ビタミンC不足は老化が速まる。必要な摂取量は?

中川ゆう子さん

実は、人間はビタミンCを作る酵素を持っていないため、体内でビタミンCを作ることができません。

そのため、食事かサプリメントで必要な量を摂らなくてはいけません。

もし、ビタミンCの摂取量が不足し続けると、老化のスピードを速めるという実験結果が報告されています。

1)研究内容

実験では、ビタミンCを体内で作れない遺伝子破壊マウスをつくり、体内のビタミンCが不足した状態にしました。

このマウスにビタミンCの少ない餌(1日必要量の2.5%のビタミンC)で飼育して、長期間観察を行いました。

その結果、普通のマウスの平均寿命(50%が死亡する齢)は24か月でしたが、ビタミンCが不足したマウスの平均寿命はその1/4である6か月でした。

死亡したマウスを調べてみると、がんや炎症などの明らかな病気にはなっておらず、体重減少や臓器の萎縮といった老衰のような状態で死亡していたとのことです。

つまりこの結果から、ビタミンCが長期的に不足していると寿命を短くすることが考えられます。

2)老化予防に必要な1日のビタミンC摂取量

では、1日にどれくらいのビタミンCを摂取すればよいのでしょうか?

この研究者らは、マウスの実験から計算すると、毎日2.5mgしか摂取しない生活を続けていたら、老化のスピードが速まり、約3年後に死亡し始め、約13年後には半数が死亡してしまうということになるとしています。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、ビタミンCの1日の摂取推奨量は100mg(いちご5~6個に相当)です。

でもこの量は、壊血病を予防する量です。

抗酸化作用による老化予防や加齢に伴う疾患の予防には、1日500~1000mg摂取していると、体内のビタミンC残存量をほぼ十分に一定に維持できると考えられています。


4.体内で作ることができないビタミンC。上手く摂り入れるコツ

ビタミンC豊富な食事風景

美肌と健康を維持するためには、理想的なのは、ご紹介した通り1日500~1000mgのビタミンCを摂取すること。

1000mgですとレモン約50個分に相当しますが、この量を毎日食事から摂るのは大変です。

摂取したビタミンCは、腸管上皮細胞から体内に取り込まれます。

でも、一定以上は体内に貯め込めないという特性があります。

ビタミンCを一気に多量を摂取しても全て取り込まれるわけではなく、3時間程度で尿として排泄されてしまいます。

だから、ビタミンCを摂るコツは「こまめに摂ること」です。以下のように、からだに摂りいれるのをオススメします。

1)朝・昼・夜に分けて、食事やサプリメントから摂る

朝はジュースやスムージーなどで時短。昼と夜はサラダなどでたっぷりと補給したり、サプリメントを利用しましょう。

2)じゃがいもを有効活用する

ビタミンCを多く含む食材として、フルーツならキウイ、アセロラ、柑橘類(オレンジやグレープフルーツなど)、野菜なら赤ピーマン、緑ピーマン、芽キャベツ、ブロッコリー、トマト、じゃがいもなどがあります。

ビタミンCは水溶性なので、野菜で摂る時は生のままで摂る方が良いとされています。

ですが、実はじゃがいもは、含まれているビタミンCの量はそれほど多くありません(100g中35mg)が、茹でても、じゃがいものデンプンがビタミンCを保護してくれて、ビタミンCがほとんど分解されません。

ポテトサラダやベイクドポテトなど、サイドディッシュとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

3)ソラレンを多く含む食べ物を夜に摂る

ソラレンが多い食材はビタミンCも豊富です。

果物だと、レモン、グレープフルーツ、オレンジ、ライムなどの柑橘類、キウイ、イチジク、アセロラで、特に皮に豊富に含まれています。

また野菜だと、キュウリ、セロリ、春菊、ブロッコリー、三つ葉、パセリに豊富です。

しかし、ソラレンは紫外線吸収を促進する場合がありますので、ソラレンをたくさん食べて体内やお肌にある状態で紫外線を浴びると、日焼け止めなどで対策をしていても日焼けするリスクがあります。

ソラレンは、食べてから約2時間程度で全身に届いて、その後5~7時間ほど血中内にとどまると考えられています。

ですから、ソラレンが豊富なものをたくさん食べるときには、夕方から夜がオススメです。

4)お肌への補給はビタミンC配合の化粧品アイテムを

食べ物やサプリメントを利用するだけでなく、お肌への補給はビタミンC誘導体が配合されたエイジングケア化粧品を利用しましょう。

ビタミンC誘導体は水溶性、油溶性、両親媒性とあります。

エイジングケア化粧水には水溶性ビタミンC誘導体、美容液保湿クリームには油溶性ビタミンC誘導体が配合されているのがオススメです。

両親媒性(りょうしんばいせい)ビタミンC誘導体は、水溶性と油溶性の両方の性質を持っており、代表的なのがAPPS(アプレシエ)です。

化粧水や美容液に配合されることが増えています。

また、新しく登場したのが、3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸という、別名セラミドプロモーターと呼ばれる成分です。

これは、セラミドを増やすはたらきと、敏感肌で起こっている皮膚の神経線維が伸びるのを抑制する効果があります。

エイジングケア化粧品でビタミンCを補給するときは、ホットタオルなどでお顔を温めて血行を良くしてから使うと、成分がより浸透しやすくなりますよ。

<ビタミンCなどの栄養素を食べ物から摂りいれるための参考記事>

美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで

美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?

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化粧水ランキングを超える!エイジングケア化粧水の選び方

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<おすすめのビタミンC誘導体・ビタミンB群配合ローション>

ナールスゲン&ビタミンC誘導体&ナイアシンアミド配合エイジングケアローション「ナールスピュア」

<おすすめのビタミンA誘導体・持続型ビタミンC誘導体配合クリーム>

おすすめのナールスゲン&ビタミンA誘導体・持続型ビタミンC誘導体配合保湿クリーム「ナールスユニバ」




5.編集後記

「ビタミンC不足は毛穴を目立たせ、老化スピードも速めてしまう!」をお届けしました。

毛穴で悩まれている方には、グルタチオンを増やすナールスゲンに加えて、3種のビタミンC誘導体やビタミンB群(ナイアシンアミド)が配合されている化粧水「ナールスピュア」と、ビタミンA・持続型ビタミンC誘導体が配合されている保湿クリーム「ナールスユニバ」を組み合わせてお使いいただくことで、最強チームの効果を実感いただけるのではないかと思います。

この記事「ビタミンC不足は毛穴を目立たせ、老化スピードも速めてしまう!」が、ナールスエイジングケアアカデミーの読者のみなさまのお役に立てれば幸いです。

著者・編集者・校正者情報

(執筆:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ

医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ
医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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