HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす7つの方法で美肌へ!

HSPを増やすために入浴する女性

「HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす7つの方法」について。

HSPは、免疫アップや健康で注目を浴びている肌にも大切な成分。

HSPを増やすことで、ハリやツヤのある健やかな素肌を導くことができます。

この記事ではHSPを増やす7つの方法についてご紹介します。

また、HSP47やHSP70を増やすエイジングケア化粧品成分もご紹介します。

HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす7つの方法で美肌へ!の目次

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1.ヒートショックプロテイン(HSP)を増やしたいあなたへ

HSPを増やしたい女性

「HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす7つの方法で美肌へ!」をお届けします。

「ヒートショックプロテイン(HSP)」という言葉は、最近よく聞きますよね。

このHSPは、自分のからだのなかにあるたんぱく質でエイジングケアにとって強力な味方。

美肌をつくる大切な成分です。

でも、HSPは年齢とともに減少していきます。だから、いろんな方法で増やすことが大切。

ここでは、美肌成分のHSPを増やす7つの方法をご紹介します。

ぜひ、HSPを増やして健康と美肌をキープしましょう。

「ヒートショックプロテイン(HSP)ってそもそも何なの?教えて!」

「ヒートショックプロテイン(HSP)って健康によいって聞くけど、本当?なぜなの?」

「ヒートショックプロテイン(HSP)ってお肌にどんなはたらきがあるの?肌悩みを防げる?」

「ヒートショックプロテイン(HSP)を増やす方法は?どうすればよいの?」

「ヒートショックプロテイン(HSP)を増やすエイジングケア化粧品成分って?」

などを知りたい方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

<HSPを増やすエイジングケアのために!>

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<この記事の大切なポイント>
  • ヒートショックプロテイン(HSP)とは、「熱ショックたんぱく質」のことです。熱ストレスがからだやお肌に加わると増えるたんぱく質です。最近ではHSPを増やす方法が研究されています。
  • ヒートショックプロテイン(HSP)は、抗炎症作用、免疫作用、美肌作用があることから、最近ではとても注目が高まっています。たとえば、健康増進やアンチエイジング医療などへの応用も期待されています。
  • HSPにはたくさん種類があります。美肌と関係の深いのは、HSP47、HSP70です。これらを増やすことで美肌が期待できます。
  • HSP47は、コラーゲンとだけ結びついて、コラーゲンが正しい形になるのを助けます。また、HSP70には、紫外線ダメージを防ぐ作用があります。
  • HSPを増やす方法は7つあります。入浴ほか、からだを温めることで増やすことができます。また、42度洗顔、βグルカンを含む食べ物、ナールスゲン、適度な運動でも増やすことができます。さらに、加圧トレーニングや薬剤でもHSPが増えます。

2.HSP(ヒートショックプロテイン)の効果

HSPの効果に驚く女性

病気からの回復やエイジングケアとの関係で注目を浴びるHSP(ヒートショックプロテイン)。

最近、雑誌や「ためしてガッテン」や「世界一受けたい授業」などのTV番組でも取り上げられ、話題になることもありますよね!

このHSP(ヒートショックプロテイン)、みなさんはどんなものかご存知ですか?

HSPとは、「熱ショックたんぱく質」とも呼ばれる、人間の細胞のなかにあるたんぱく質のひとつです。

そもそも、私たちのからだは、皮膚や筋肉、血管など、あらゆる組織や細胞はたんぱく質からできていて、紫外線やウィルス、気温の変化、精神的ストレスなど、外部から過度のストレスを受けると、たんぱく質が傷ついて正常なはたらきができなくなってしまいます。

一方で、たんぱく質が傷つくと、それを修復しようとはたらくたんぱく質が生まれるのですが、それがHSP(ヒートショックプロテイン)。

このようにHSP(ヒートショックプロテイン)は、ストレスによって生まれることから、「ストレスたんぱく」とも呼ばれます。

このHSPは、私たちのからだに備わっている自己回復力を呼び覚ますことで健康をサポートしたり、しわシミなどの予防にも効果を発揮し、美肌をもたらしてくれることもわかってきたのです。

具体的には、ストレス防御作用以外に、次の作用があります。

  • 炎症を抑える作用
  • 免疫を高める作用
  • たんぱく質の合成をサポートする作用(分子シャペロン作用)

その結果、次のような効果が期待できます。

特に、免疫を高める作用は、感染症の予防やがんなどの病気との関係でも注目されています。

それは、HSPには、がん細胞や病原微生物などを攻撃するナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化させるはたらきがあるからです。

こうしたHSPのはたらきが、医療への応用でも期待されています。

その点については、「ヒートショックプロテイン加温健康法(伊藤要子 著)」や「42℃温めで素肌美人(水島徹 著)」で詳しく解説されています。

美肌との関係では、たんぱく質の合成をサポートする作用が影響を与えています。

お肌も多くはたんぱく質なので、合成が促進されることで美肌になるからです。


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3.HSPを増やして美肌をキープ

HSP(ヒートショックプロテイン)が増えて美肌になる女性

1)HSP(ヒートショックプロテイン)47を増やそう

HSPがもつ美肌パワーのなかでも、注目したいのがコラーゲンへの作用です。

HSPにはいくつかの種類があって、そのひとつ、HSP 47(分子量47000ダルトンのヒートショックプロテインという意味です)は、主に真皮にある成分です。

コラーゲンと結びついて、コラーゲンを正しい形に導き、質の高いコラーゲンにするのを助けるはたらきがあります。

コラーゲンはお肌のハリや弾力を保ち、その衰えがシワたるみと深く関わっていることはご存知ですよね。

美肌のためにはコラーゲンを減らさないこと、衰えさせないことが大切ですが、HSP47がそのために一役買っているのです。

つまり、日頃から体内や皮膚にHSPを増やしておけば、コラーゲンへのはたらきが高まり、たるみが原因のイヤ~なエイジングサインであるほうれい線たるみ毛穴などの予防につながるというわけなのです。

このようにHSP47を増やすことで、肌老化を予防することができるのです。

これは、HSPの分子シャペロン作用の1つです。

シャペロンとは、「介添え役」という意味で、HSP47は、自分自身が「分子」として、コラーゲンの「介添え役」を担っているのです。

なお、HSP47とコラーゲンの関係についての詳しい情報は、「ヒートショックプロテイン(HSP)47はエイジングケアに大切な成分」をご覧ください。

2)HSP70を増やそう!

HSP70も分子シャペロンの1つで、主に表皮にあって、分子量が70000ダルトンのHSPです。

HSP70は、メラニンを抑えることで紫外線ダメージを防ぎます。

つまり、シワやシミなどのお肌の老化を防いでくれるヒートショックプロテインです。

それについて詳しくは、「シミを予防するHSP(ヒートショックプロテイン)の効果とは?」や「HSP(ヒートショックプロテイン)でシワやほうれい線が予防できる!」をご覧ください。

また、HSP70は、脳のストレスをコントロールする指令塔にはたらきかけることで、ノンレム睡眠の時間を長くするはたらきがあります。

つまり、HSP70は質の高い睡眠をもたらすことでも美肌をサポートするのです。

このように、HSP70を増やすことで高い美肌効果を得られるのです。

3)ほかのHSPも増やそう

HSPにはほかにもたくさん種類があります。

大きく分けて10種類、細かく分けると100種類以上あると考えられています。

たとえば、次のようなものがあります。

  • HSP 32:活性酸素で増えて、細胞を保護します。
  • HSP 60:ミトコンドリアのなかにあって、ほかのタンパク質をサポートします。
  • HSP 90:人間の細胞のなかで最も、ほかのタンパク質をサポートします。
  • HSP104:形がおかしくなったタンパク質を元に戻します。

これらもそれぞれ役割をもっています。

このように、HSP70を増やすことはお肌のアンチエイジングやエイジングケアに大切なのです。

では、普段の生活のなかでできる「HSPを増やす7つの方法」をご紹介します。


4.HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす7つの方法

HSPを増やす方法について説明する女性

1)お風呂はちょっと熱めの40~42℃でHSPを増やす!

まず、もっとも手軽なHSPアップの方法は、入浴によって適度な熱ストレスを与えること。

HSPは、熱の刺激を受けて細胞が「熱い」と感じた時に増加します。

その温度の基準は、40~42℃のちょっと熱めです。

ですので、下記の温度と時間を目安に入浴して、しっかりからだを温めるのがポイントです。

<温度と目安時間>

42℃の場合:10分程度

41℃の場合:15分

40℃の場合:20分

お風呂でヒートショックプロテインを増やす女性

身近で手軽なお風呂を利用して、HSPを増やすことができるならウレシイですね。

そのほかのHSP入浴法のポイントとして、次に点に注意しましょう。

  • 熱いのが苦手な方は、ふだんよりは少し高め、からだが気持ちいいと感じるくらいの温度で試してみる。
  • 入浴前後の水分補給は、冷水より常温のお水やスポーツドリンクで。
  • 入浴後はHSPや水分が減らないように、しっかり保温

※HSP入浴法は、心臓に負担がかかりますので、高血圧などの方は注意が必要です。

そのほかの病気を含め、何らかの病気がある場合は、お風呂の入り方を医師などに相談されることをおすすめします。

入浴法は「「たった1℃が体を変える ほんとうに健康になる入浴法」で美肌へ! 」も参考になります。

2)42℃洗顔でHSPアップ!お肌もツヤツヤ

全身のHSPを増やすには42℃の場合10分程度はかかるのですが、皮膚表面の細胞だけなら熱が伝わりやすいので、5分ほど温めれば増やすことができます。

そこで、美肌のためには、お顔を温める42℃洗顔が効果的。

やり方は、次のとおりです。

①3分間42℃のお湯で洗いながら顔を温める。

②顔が温まったら、42℃のお湯で温めたタオルで約2分間お顔を保温する。

これなら、湯船に浸かりながらできますし、とってもカンタンですね。

クレンジングは、この前に済ませておいてくださいね)

3)HSPを増やすには、食材選びもひと工夫

しっかりと選んだ食材で食事をする女性

食べ物のなかでは、水溶性食物繊維の一種であるきのこや海藻類、酵母などに多く含まれるβグルカンが、HSPを増加させる作用があることがわかっています。

また、唐辛子などを使った辛い料理は、胃腸に適度な刺激を与えることで、HSPを増やす効果が期待できます。

さらに、アスパラガスを加熱・酵素処理すると分泌されるペプチドであるアスパラプロリンがHSP70を増やすことがわかっています。

ほかにも、からだを温める食べ物お酒などアルコールも適度ならHSPアップが期待できます。

バランスのよい食事が基本ですが、こうした食材を上手に利用することで、HSPアップにつなげたいですね。

4)化粧品成分や美顔器でHSPを増やす

①HSPを増やす化粧品成分

エイジングケア化粧品成分には、HSP(ヒートショックプロテイン)47を増やす成分があります。

それが、京都大学と大阪市立大学で共同開発されたナールスゲン

ナールスゲンは、HSP47を約1.3倍増やすことが実験でわかっています。

ナールスゲンは、HSP47以外にも、表皮でグルタチオンを増やしたり、線維芽細胞を活性化させることで、エラスチン、コラーゲンを増やすことが知られています。

また、最近ではヒアルロン酸をはじめ、シミやシワ、ほうれい線などのエイジングサインを予防するHSP(ヒートショックプロテイ)70を増やすこともわかってきました。

ヒートショックプロテインとナールスゲンの関係の秘密を3分動画で!」も参考にしてください。

また、チューリップのエキスや地に生える多年草の「野馬追(ヤツバイ)」にもHSPを増やす効果があります。

②HSPを増やす美顔器

美顔器でHSPアップが期待できるものがあります。

2018年に40周年を迎えたヤーマンが発売している「42℃温冷プレート」や「ミスト一体型スチーマー」がそうです。

また、EMS美顔器で使われるEMSでからだを刺激することでHSPを増やす加温エステを取り入れているエステティックサロンもあります。

5)運動でもHSPを増やすことができる!

運動でHSPを増やす女性
ご存知のとおり、運動を行えば、体温が上がります。

だから、運動でもHSPを増やすことができます。

スロージョギングや加圧トレーニングでHSPが増えることが確認されています。

ほかにもホットヨガや加温エクササイズなどのよい方法です。

では、運動でなぜHSPが増えるのか、もう少し詳しくみましょう。

運動を行えば、ストレスを感じます。

そのストレスには、次の3つの種類があります。

  • 体温が上がる熱ストレス
  • 疲労で、乳酸が増加し酸性に傾き筋肉が固くなる酸性ストレス
  • 息苦しくなってしまう低酸素ストレス

もちろん、運動を行えば活性酸素も増えます。

こうした状態は、一見、よくないように思えますが、「適度な運動がからだによい」ことは誰もが知っている常識ですね。

こうしたストレスは、それが適度であれば、だんだんからだは慣れてくるのです。

つまり、「慣れる」ことで、体力や免疫が上がっていくのです。

この運動の際に、体温が上がり、血流が促進されます。

その際に、酸素が消費されると、からだは温熱と同じようなストレスを受けます。

その結果、HSPが増えるのです。

もちろん、運動で血行促進すれば、くすみ目の下のクマ(青クマ)などの肌悩みも改善されるので、HSPが増える以外の効果も期待できますね。

6)サウナでHSPを増やす

低温のサウナに10分〜15分入って、がにじむ出る体温を38℃くらいにすることでHSPを増やすことが可能です。

ただし、高温サウナに長時間入るのは健康によくないので控えましょう。

7)医薬品でHSPを増やす

胃潰瘍の治療薬セルベックスの有効成分GAA(ゲラニルゲラニルアセトン)でHSPがふえることがわかっています。

HSPを高める方法を7とおりご紹介してきました。

日常生活でできることも多いのでぜひ、試していただければ幸いです。

しかし、HSPはあくまで健康や美肌のための1つの要素です。

つまり、HSPを高めることだけを意識しすぎるのではなく、エイジングケア全体や日常生活全体のバランスが大切です。

美肌のため、エイジングケアのための日常生活については、「エイジングケアより大切な日常の生活習慣で肌老化の予防を!」もあわせてお読みいただければ幸いです。

<体温を上げてHSPを増やすための参考情報>

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5.まとめ

HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす7つの方法のまとめ

「HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす7つの方法で美肌へ!」をお届けしました。

まず、HSP(ヒートショックプロテイン)がどんなものかご紹介しました。

また、自宅で簡単にできる、からだのなかからのアンチエイジングやエイジングケアとして、HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす方法をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

HSPのはたらきや健康、美肌との関係についてもご理解いただけましたでしょうか?

HSPは、私たちのからだに備わっている自己回復力を呼び覚ますことで、健康をサポートしたり、しわやシミなどの予防にも効果を発揮し、美肌をもたらしてくれる成分。

ぜひ、アンチエイジングやエイジングケアのために日々の生活のなかでHSPを増やす工夫をしてくださいね。

(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。流通関係を中心にマーケティングプランやPB商品の開発等を担当。1990年よりフリーとなり、飲食関連のコーディネート、企業広報誌や医療・健康関連情報誌のライティングやコスメ関係のブログ記事発信など、仕事の領域を広げつつ現在に至る。

ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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