フェノキシエタノールは化粧品の防腐剤。メリットと危険性!

フェノキシエタノールは、化粧品に配合される防腐剤の1種です。

「エタノール」と名前が付いていますが、化粧品で言う「アルコール」とは別の成分です。

この記事では、そんなフェノキシエタノールの特徴、メリットやデメリット、危険性などを幅広くご紹介します。

目次ちゃん

1.フェノキシエタノールが気になるあなたへ

ラメラ構造がカギだと理解している女性

フェノキシエタノールは、最近ではさまざまな化粧品の防腐剤として配合されることが増えてきた成分です。

防腐剤と言えば、パラベンが有名ですが、フェノキシエタノールの知名度も高まってきました。

特にここ数年では、エイジングケア化粧品にもフェノキシエタノールが配合されるケースが増えています。

なぜなら、1つにはパラベンよりイメージがよいからです。

もう1つは、フェノキシエタノールは低い使用量でも防腐効果を発揮できるように進化したことが挙げられます。

フェノキシエタノールが安全に使えるようになってきたことは、お肌悩みが増えつつあるエイジングケア世代の女性には大きな福音ですね。

しかし、フェノキシエタノールもメリットばかりではなく、デメリットもあります。

この記事では、そんなフェノキシエタノールの特徴やメリットとデメリット、また危険性についてもご紹介します。さらに、フェノキシエタノールを低い濃度で配合したオススメのエイジングケア化粧水もご紹介します。

「フェノキシエタノールのはたらきは?」

「なぜ、フェノキシエタノールが化粧品に必要なの?」

「フェノキシエタノールとパラベンの違いは?」

「フェノキシエタノールは敏感肌に使えるの?」

「フェノキシエタノールに刺激を感じる場合はどうすればよいの?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

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フェノキシエタノールは微量配合(約0.1%)で敏感肌でもOK!

エイジングケアに使っていただきたい!

ナールスゲン配合エイジングケア化粧水「ナールスピュア」

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<この記事の大切なポイント>
  • フェノキシエタノールとは、化粧品などに含まれる防腐剤の1種です。
  • フェノキシエタノールほか防腐剤は、刺激性や毒性のリスクはあるものの、化粧品の品質を維持するためには有用な成分です。
  • 最近では、化粧品の処方技術が進歩し、フェノキシエタノールの配合濃度が下がっているので、刺激などのリスクが減っています。
  • 中には、フェノキシエタノールに刺激を感じる方もいますので、その場合はパラベンなど違う防腐剤の化粧品を使うことも選択肢の1つです。
  • 防腐剤無添加化粧品が必ずしも優しい化粧品ではないことを知っておきましょう。

2.フェノキシエタノールとは?

ハテナ

1)フェノキシエタノールの基本情報

フェノキシエタノールは、グリコールエーテルというアルコールの一種です。フェノキシエタノールは、玉露の揮発成分として発見された成分で、化粧品の防腐剤として使用されます。

また、香水の香りを保つための保留剤としても使われます。

フェノキシエタノールは、無色または淡黄色の液体で、わずかな粘性と匂いがあり、抗菌力を持っています。

2)フェノキシエタノールの特徴とメリット

エイジングケア化粧品をはじめどんな化粧品も一旦開封すれば、人の手に触れたりすることで、外からの微生物が入るリスクが発生します。

そのため、化粧品の品質を守るためには、防腐剤を配合する必要があります。

フェノキシエタノールほか防腐剤には、刺激性や毒性がありますが、お肌のトラブルの原因とならない必要最低限の量を配合することで、化粧品の品質を維持しているのです。

これがフェノキシエタノールの基本的なはたらきであり、配合のメリットです。

フェノキシエタノールなどの防腐剤や殺菌効果のある成分を配合しないと、化粧品を開封した後、菌などの微生物の増殖リスクが高くなります。

もし、化粧品の中に菌などが混入すれば、カビの発生や変色・異臭・劣化など、品質上の問題が起こることもあります。

これが、フェノキシエタノールなどの防腐剤を配合しない場合のデメリットです。

3)フェノキシエタノールとパラベンの違い

ここで、フェノキシエタノールともう1つの代表的な化粧品の防腐剤パラベンとの違いを簡単にご紹介します。

フェノキシエタノールは、有名な防腐剤であるパラベンの殺菌効果が効きにくい微生物に対しても有効な点がメリットです。

それ以外にも、

  • 同一の濃度なら、パラベンより刺激性が低い
  • パラベンより殺菌力が劣る
  • アレルギーの心配がない

という特徴があります。

フェノキシエタノールは、全般的な殺菌力がパラベンより弱いことから、一般的にはパラベンより濃い濃度での配合が必要になります。

ただ、最近ではフェノキシエタノールの処方設計の技術が進化し、フェノキシエタノールの濃度は0.2%~0.3%程度で配合されることから、かなり濃度が下がってきていると言えます。

一方、パラベンでは、濃度0.1%程度が平均的な配合量だと考えられています。

防腐剤の配合の基準値は、1%以下なので、フェノキシエタノールもその範囲内でしか配合されません。また、BGほか抗菌性の保湿剤が一緒に配合される場合は、濃度は0.2%以下の場合もあるのです。

こうしたことから、化粧品で使う場合のパラベンとフェノキシエタノールの安全性、毒性については、ほぼ同じと考えればよいでしょう。

なお、アレルギーに関しては、フェノキシエタノールでは心配がないことが、疫学研究(*)で示されています。

(*)James G. Marks ,1998,Journal of the American Academy of Dermatology Volume 38.


3.フェノキシエタノールのデメリットと危険性

1)フェノキシエタノール配合化粧品の危険性は低い

フェノキシエタノールであれパラベンであれ、抗菌力があるので毒性や刺激性があることは否定できません。

だから、肌質や肌状態によっては刺激を感じたり、肌荒れを起こす場合があります。

一方で、敏感肌でもフェノキシエタノール配合の化粧品が使えることもあります。

防腐剤についてはさまざまな意見がありますが、化粧品に配合される濃度では、刺激などの問題が起こるリスクは低いと言えます。

つまり、フェノキシエタノールは、よほどお肌が敏感な場合やフェノキシエタノールに感受性がある方以外は、心配する必要はないでしょう。

2)フェノキシエタノールそのものの危険性

フェノキシエタノールの原液を直接嗅いだ場合は、頭痛や咽頭通を起こすリスクがあります。しかし、一般の方がフェノキシエタノールの原液を扱うことはほぼないので、その心配はほとんどありません。

一部のウェブサイトで、フェノキシエタノール配合の化粧品で頭痛や咽頭通の危険性が指摘されていますが、そうしたトラブルは極めて稀なケースと言えます。

もちろん、可能性を否定することはできませんので、万が一、化粧品を使って他の病気や生理などと関係なく頭痛や咽頭痛を起こした場合は、使用を中止しましょう。


4.フェノキシエタノールに関するトピックス

1)フェノキシエタノールが入っていてもアルコールフリー?

フェノキシエタノールは、「エタノール」という言葉がつくので、エタノールの1種かと思われますがそうではありません。

大きなカテゴリーではアルコールの一種なのですが、フェノキシエタノールが使われていてもエタノールが配合されていなければ、ノンアルコール化粧品でありアルコールフリー化粧品なのです。

なお、アルコール(エタノール)は数%から10%以上配合されるケースもあります。

そのため、フェノキシエタノールを心配する以上に刺激が強いアルコール配合化粧品があります。

メンズ化粧水収れん化粧水ふき取り化粧水にはアルコールが多く配合されるケースがあるので、注意しましょう。

2)防腐剤無添加化粧品は安心?

最近では、「防腐剤無添加」を謳う化粧品も登場しています。

本当に防腐剤や防腐効果のある成分を全く配合していないなら、使い切りや小分け包装でないと品質の維持が難しくなります。

一方、一般的な化粧品と同じように保管できるなら、「防腐剤」と呼ばれる成分は配合されていなくても防腐効果のある成分が配合されています。

保湿のための化粧品に配合されるアミノ酸アミノ酸誘導体ほかさまざまな美容成分は、栄養価が高く微生物が好む成分です。

だから、先ほどもお伝えしたとおり、化粧品の品質を維持する上では、抗菌効果を発揮する成分を配合する必要があるのです。

しかもその場合には、フェノキシエタノールなどの防腐剤の配合濃度より高くなります。

その結果、防腐剤と同等、場合によってはそれ以上の刺激になってしまいます。

つまり、防腐剤無添加が必ずしもフェノキシエタノール配合の化粧品より安全とは言えないのです。

無添加や自然派を謳う無添加化粧品は、「化学」「合成」などを、意図的に攻撃する場合があります。

一方で、「オーガニック」「植物」などを「優しい」「安全」といったイメージで訴求します。

そんな無添加化粧品では、植物の精油(エッセンシャルオイル)が、防腐剤的に使われることもありますが、これには非常に高い刺激性があります。だからこそ、抗菌効果やよい効果もあるのです。

「天然」「自然」「化学」「合成」「植物」と「安全」に因果関係はないのです。

「天然」であれ「合成」であれ、安全性や毒性の試験をして結果に問題がなければ安全ですし、逆もしかりです。

化粧品を選ぶ場合は、言葉の持つイメージだけにとらわれないようにしましょう。

特に、敏感肌の方が敏感肌化粧品敏感肌化粧水を選ぶ場合には注意しましょう。


5.オススメのフェノキシエタノール配合化粧水

グルコシルセラミドについて説明する女性

1)ナールスピュアはフェノキシエタノール配合

フェノキシエタノールを配合すること自体がオススメになるわけではありませんが、フェノキシエタノール配合の化粧水にもオススメのものがあります。

オススメの化粧水は、ナールスゲン配合のエイジングケア化粧水である「ナールスピュア

ナールスピュアは、防腐剤としてフェノキシエタノールを約0.1%という低濃度で配合しています。一方、パラベンは配合していません。

2)ナールスピュアの特徴は?

ナールスピュアは、@コスメの化粧水ランキングの口コミでも高評価を得ています。

肌老化によるエイジングサインであるほうれい線しわたるみ毛穴などが目立たないように予防するエイジングケア化粧水です。

ナールスゲンを推奨濃度で配合し、プロテオグリカンビタミンC誘導体であるAPPS(アプレシエ)アスコルビン酸NaビタミンE誘導体を配合しています。

成分の配合技術の工夫と水性保湿油(ウィルブライド S-753)を配合することで、界面活性剤フリー(無添加)を実現。さらに、無香料・無着色・アルコールフリーで安全性にも配慮しています。

30代や40代からのエイジングケアにオススメの化粧水です。


6.まとめ

まとめ

フェノキシエタノールとはどんな防腐剤なのか、その特徴やメリット、デメリット、またその危険性についてご紹介しました。

これで、フェノキシエタノールについてご理解いただけたのではないでしょうか?

フェノキシエタノールは、最近、パラベンに変わって使用頻度が増えている防腐剤で、化粧品をつくる上で有用性の高い成分です。

比較的、刺激性は低く、最近では低濃度で配合されるエイジングケア化粧品も増えています。

このため、敏感肌でも使える場合もありますが、刺激を感じる方もいます。そんな場合は、他の防腐剤の化粧品を選ぶことも選択肢の1つです。

フェノキシエタノールのメリットとデメリットを正しく理解し、ご自身のお肌に合ったエイジングケア化粧品を選んでくださいね。

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