FGF(Fibroblast Growth Factor=線維芽細胞増殖因子)とは?特徴とはたらき

FGFについて考える女性

FGFとは、Fibroblast Growth Factorの略で、日本語では線維芽細胞増殖因子と呼びます。

線維芽細胞を刺激してコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を増やすのを助けるはたらきがあり、化粧品や美容医療に利用されています。

この記事では、FGFの特徴やはたらき、安全性についてご紹介します。

Uゾーンのスキンケアやエイジングケアで大人ニキビを防ごうの目次

1.FGFを利用したエイジングケアに興味がある方へ

FGFを利用したエイジングケアに興味がある女性

FGFは、人間の身体にあるFibroblast Growth Factorの略です。

日本語では、線維芽細胞増殖因子と呼びます。

FGFは、たんぱく質の一種で、線維芽細胞を刺激してコラーゲン、エラスチンヒアルロン酸を増やすのを助けます。

これらの成分は肌の老化を防いだり、美肌にとって大切なことから、FGFはアンチエイジングやエイジングケアで注目されています。

実際、エイジングケア化粧品に配合されたり、美容医療で使われることもあります。

<strong>この記事では、FGFとは何か、また化粧品成分としてのFGFの効果や安全性についてご紹介します。また、FGFがどんな化粧品に配合されるかについてもご紹介します。

さらに、美容医療でのはたらきや特徴などをご紹介します。</strong>

「FGFって何?」

「どんなはたらきがあるの?」

「FGFは化粧品でどのような効果があるの?」

「安全性や副作用は?」

「FGFは美容医療でどのように使われるの?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

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<この記事の大切なポイント>
  • FGFとはFibroblast Growth Factorの略で、日本語で線維芽細胞増殖因子と呼ばれるたんぱく質の一種です。線維芽細胞を増やす因子で、血管新生、創傷治癒、胚発生に関係する成分です。
  • 化粧品成分としてのFGFは、FGF-1とFGF-7の2種があります。FGF-1の全成分表示名称は、「ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11」(ヒトオリゴペプチド-13(旧称))です。FGF-7の全成分表示名称は、「ヒト遺伝子組換ポリペプチド-3」(ヒトオリゴペプチド-5(旧称))です。
  • 化粧品成分としてのFGF-1は、コラーゲンを増やす効果が期待でき、たるみ毛穴、しわ、ほうれい線などの予防に役立ちます。だから、主にエイジングケア化粧水やエイジングケア美容液などに配合されます。
  • 化粧品成分としてのFGF-7は、発毛などを促すはたらきがあります。だから、主にシャンプーやコンディショナーなど頭皮のエイジングケアのアイテムに配合されます。
  • FGFを利用した美容医療が、肌再生FGF注入療法です。注射で真皮までFGFを届け肌のハリを取り戻します。顔のたるみやさまざまな部位のたるみに適用されます。

2.FGFとは?

FGFについて考える女性

1)FGFとそのはたらき

FGFとはFibroblast Growth Factorの略です。

日本語では、線維芽細胞増殖因子と呼ばれるたんぱく質の一種です。

FGFは、その名のとおり、線維芽細胞を増やす因子で、もともと体内でつくられる血管新生、創傷治癒、胚発生に関係する成分です。

ところで、皮膚は大きく分けると「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で構成されています。

表皮は、0.02~0.03㎜の薄い層で主にバリア機能を果たす役割があります。

真皮は表皮の下にあり、乳頭層、乳頭下層、網状層の3層構造です。

皮下組織は血管・神経・汗腺などを保護しています。

FGFに関わりが深いのは真皮です。

真皮の厚さは平均で2mm程度ですが、お肌の大切な部分であり、肌(皮膚)組織の大部分を占めています。

真皮の中にある線維維芽細胞は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生み出し、お肌のハリや弾力を保つことに役立っています。

FGFは、線維芽細胞そのものを増殖するはたらきとともに、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成を促すはたらきによって、ハリや弾力のある若々しいお肌を生み出します。

2)FGFとEGF

FGFとEGFを考える女性

FGFと同じ成長因子の1つにEGFがあります。

EGFは、Epidermal Growth Factorの略で、日本語では上皮成長因子と呼びます。

これも人間の身体が本来持っている因子で、53個のアミノ酸から形成されるたんぱく質の一種です。

アメリカの生物学者スタンレー・コーエン博士により発見されました。

そして、この研究でスタンレー・コーエン博士がノーベル生理学・医学賞を受賞したことから有名になりました。

EGFは、化粧品の全成分表示では、「ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1」(ヒトオリゴペプチド-1(旧称))と記載される細胞賦活成分の1つです。

FGFと同じく、エイジングケア化粧品ほかスキンケア製品に配合されるようになっています。

EGFはターンオーバーを活発化させたり、皮膚を再生するはたらきがあるたんぱく質です。

肌に多く含まれており、唾液や母乳にもあることが確認されています。

発見された当初は、抽出が難しく、一部の限られた医療分野でしか使用されていませんでした。

しかし、今では、生成や抽出が比較的容易になったことから、多くの分野で活用されています。

2005年には化粧品にも配合できるようになり、美容に役立てられるようになりました。

エイジングケア化粧品成分としてシミやニキビ跡、メラニン色素の沈着改善などの効果が期待できます。

人にもともと存在する成分なので、安全性が高い点もメリットです。

配合量に関しては、NPO法人日本EGF協会はEGF配合基準値のガイドラインを「商品1ml(g)あたり0.1μg以上を配合すること」と定めています。

この基準をクリアしている化粧品には協会の認定マークが貼られていますので、選ぶ際の一つの目安にしてみるとよいでしょう。

一方、FGFは、お肌のハリを生み出してシワたるみほうれい線などの改善効果を期待できます。

EGFとFGFはそれぞれ期待できる効果が違います。

化粧品の中には、両方を配合しているものもありますので、選ぶ際に意識してみるとよいでしょう。

なお、どちらも加齢とともに減少する成分ですので、外部から取り入れることはエイジングケアに有効と言えます。


3.化粧品成分としてのFGF

化粧品成分FGFのイメージ

1)化粧品成分としてのFGFは2種ある

FGFは1種類ではありません。

実は、23種類からなるファミリーを形成していることが判明しています。

それぞれ、FGF-1からはじまり、FGF-23まで名前がつけられているのです。

そのうち、化粧品成分として世にでているのは、FGF-1とFGF-7です。

FGF-1とFGF-7は、日本EGF協会が推奨する配合量の基準を設けています。

2)FGF-1

①FGF-1の基本

FGF-1は、2006年9月に承認されて以来、エイジングケアのためにスキンケア化粧品の成分として利用されています。

全成分表示の名称は、「ヒト遺伝子組換ポリペプチド-11」(ヒトオリゴペプチド-13(旧称))です。

化粧品成分としてのFGF-1は、E.Coli (非病原性大腸桿菌)により産生された単鎖の糖のないヒト遺伝子組換ペプチドです。

つまり、アミノ酸が多数結合したもので、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グリシングルタミン酸、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリンセリントレオニン、トリプトファン、チロシン及びバリンで構成された155個のアミノ酸からできています。

②FGF-1の特徴

FGF-1は線維芽細胞の再生や増殖に関わっています。

化粧品成分としてのFGF-1は、コラーゲンを増やす効果が期待でき、たるみ毛穴、しわ、ほうれい線などの予防に役立ちます。

また、EGFと一緒に使用すると相乗効果をもたらすことが確認されています。

それでもあくまで化粧品なので、深いほうれい線を消すことなどはできません。

③FGF-1はどんな化粧品に配合されるの?

エイジングケア化粧水エイジングケア美容液をはじめ、化粧水美容液、まつ毛美容液、フェイスマスク頭皮ケアなどのアイテムに配合されています。

3)FGF-7

①FGF-7の基本

FGF-7の化粧品の全成分表示名称は、「ヒト遺伝子組換ポリペプチド-3」(ヒトオリゴペプチド-5(旧称))です。別名KGFとも呼ばれています。

②FGF-7の特徴

FGF-7は毛乳頭細胞から産生されており、毛母細胞に作用して毛髪の成長を促すはたらきがあると考えられています。

また、FGF-7は、発毛などを促すだけでなく、顔全体のたるみのケアも期待できます。

それでもあくまで化粧品なので、深いほうれい線を消すことなどはできません。

③FGF-7はどんな化粧品に配合されるの?

健やかな髪や頭皮を育む上で有効な成分なので、多くの頭皮や髪のケア製品に配合されているのです。

FGF7は、主にシャンプーやコンディショナーなどの頭皮ケアのアイテムに配合されます。

また、美容液やまつげ美容液、フェイスマスクに配合されます。

4)FGFに近いはたらきをするアセチルデカペプチド-3

アセチルデカペプチド-3は、FGFのようなはたらきをする成分です。

肌のハリやツヤをキープしてシワの改善をサポートする成分として、美容液などのエイジングケア化粧品に配合されます。

5)FGFの安全性は?

FGF-1、FGF-7、アセチルデカペプチド-3のいずれも刺激性はなく、アレルゲンとしての報告もありません。

そのため、基本的に安全性の高い成分であると考えられます。

したがって、普通肌脂性肌はもちろん、混合肌乾燥肌敏感肌インナードライ肌肌質の方でも使うことが可能です。

しかし、どんな成分であっても誰にでも安全とは言えません。

だから、肌荒れや赤み、かゆみなどを感じる可能性を100%否定することはできません。

アトピー性皮膚炎があるなど肌が弱い方は、パッチテストをすることをおすすめします。


4.FGFを使った美容医療

美容医療を受ける女性

FGFを使った美容医療が、肌再生FGF注入療法です。

真皮のコラーゲン生成を促進し、肌のハリを取り戻します。

エイジングケア化粧品では、お肌の奥にある真皮にまで成分が届きませんが、美容医療なら真皮までFGFを届けることが可能です。

気になる箇所にFGFを直接注入することで、深いシワや目の下のたるみなどの改善が期待できる美容医療です。

これまで、手術が必要だったエイジングサインに効果があるとして注目を集めています。

適応部位は、美容クリニックにもよりますが主に下記になります。

細かい部分はクリニックにより差がありますが、施術時間は約15分程度。

個人差はありますが、2週間〜1ヶ月程度で効果を実感できる場合が多くなっています。

切開をする施術ではないので、ダウンタイムが短いという特徴があります。

また、自己の線維芽細胞そのものの増殖を促すため、効果が長期間持続します。

3年ほど効果が持続する場合もあり、費用対効果は高いと言えます。

なお、自己組織再生を促す施術なので感染症などのリスクは低く、安全性が高いこともメリットです。

施術後すぐにメイクをすることは可能ですが、施術当日は激しい運動や飲酒喫煙は控えましょう。

なお、施術料金は、FGFを注入する箇所などによって異なります。

1)肌再生FGF注入療法と他の注入療法の違いは?

FGF注入を他の美容医療と比べてみましょう。

①ヒアルロン酸注射

美容医療の定番となっているヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸を気になる部分に注入することで、シワなどを押し上げて目立たなくする効果があります。

メスを使わない安心感も相まって、大ブームを起こした美容医療です。

ただし、注入したヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されるため、約3ヶ月~半年後には効果がなくなってしまいます。

一方、FGF注入は1回の施術で長期間効果が持続します。

②ボトックス注射

ボツリヌス菌がつくり出す成分をシワの部分に注入し、表情筋のはたらきを止め、表情ジワを目立たなくする施術がボトックス注射です。

施術時間は10〜15分程度、痛みが少なく術後すぐにメイクができるという特徴があります。

量が多すぎると、目が開けにくくなるなどのトラブルがあることから、少量を使うことがポイントです。

持続期間は4〜6ヶ月程度とされています。

ボトックス注射は、主に表情ジワの改善に効果を期待できるので、FGF注入との併用も有効です。

2)肌再生FGF注入療法を受ける前に

FGF注入は全ての美容クリニックで導入されているわけではありません。

中には医師の考えのもと、FGF注入をしないクリニックもあります。

美容治療は、信頼できるクリニックを選んで施術を受けることが最大のポイントです。

最低3軒程度クリニックを訪問してカウンセリングを受け、比較検討をすることをおすすめします。

FGF注入をしたい時は、メリット、デメリットを含めて丁寧かつ科学的に説明してくれるクリニックを選びましょう。

医師の説明をよく聞き、内容をよく理解した上で施術するかどうか決めることをおすすめします。

なお、美容クリニックや美容皮膚科の選び方は、「美容看護師から見たよい美容皮膚科の選び方のコツ」を参考にしてください。

FGFを使った美容クリニック施設検索は、こちら

美容クリニック施設検索

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5.まとめ

FGF(Fibroblast Growth Factor=線維芽細胞増殖因子)とは?特徴とはたらきのまとめ

FGFとは何か、化粧品成分としての特徴や効果、安全性などを紹介しました。

また、美容医療でのはたらきや特徴などをご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

FGFはアンチエイジングやエイジングケアにとって魅力的な成分です。

しかしながら、エイジングケア化粧品ではもともと身体にあるFGFと同じはたらきまではできません。

一方、美容医療で真皮まで届ければ効果は高くなります。

そんなFGFを正しく理解して、アンチエイジングやエイジングケアに取り組んでいただければ幸いです。

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