金(ゴールド)コロイドの美肌やエイジングケアへの効果は?

金コロイドの解説をする女性

金コロイドとは、金をナノ化して溶液に分散したものです。最近では、エイジングケア化粧品の成分としても使われます。

そんな金コロイドの美肌やエイジングケアの効果は?また、どんな肌悩みにつかえば良いのでしょうか?

この記事では、金コロイドが持つエイジングケアへの期待に迫ってみます。

1.金コロイドでエイジングケアを考えたいあなたへ

ご存知のとおり「金(ゴールド)」は古くから洋の東西を問わず、さまざまな分野で珍重されてきました。

漢方医学では「金を服せば長命となり神仙となる」と説かれており、また、かのクレオパトラも金を愛用していたことで有名です。

さらに、金はかつて貨幣価値の基準でしたし、宝飾品としても愛好者の多い貴金属です。

何にせよ、「金」は、日本人にもなじみ深い存在ですね。

さて、最近、そんな金が、エイジングケアに効果が高い成分として注目を集めていることを存じでしょうか?

実は、「金」は、金を小さくした「金コロイド」としてエイジングケア化粧水をはじめ、エイジングケア化粧品成分として活用されているのです。

なぜなら、金コロイドには高い抗酸化力をはじめ、エイジングケアにとってウレシイ効果があるからです。

この記事では、金コロイドとは何か、どのような肌悩みに効果があるのか、また金コロイドの使い方のポイントなどをご紹介します。

「金コロイドって一体、どんな成分?」

「金コロイドで期待できる効果って?」

「どんな肌悩みに金コロイドを使えば良いの?」

「金コロイドを使わない方が良い場合って?」

「金コロイドを配合したクレンジングって良いの?」

などを知りたい方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • 金コロイドとは、金を細かなナノ粒子にして溶液中に分散させた成分です。
  • 金コロイドには、抗酸化作用、美白作用、ターンオーバーを整える作用があります。
  • 金コロイドを配合したエイジングケア化粧品は、肌老化の予防にオススメです。
  • 金コロイドは安定性が高くイオン化傾向が低いので、金属アレルギーの心配が少ない成分です。
  • 最近では、金コロイドはクレンジングにも配合されるようになってきました。

2.金コロイドとは?

金コロイドとはなにかを考える女性

1)金コロイドって一体何なの?

金コロイドとは、金を非常に細かなナノ粒子にして溶液中に分散させたものです。

金コロイドは、「ゴールドコロイド」や「ゴールドナノコロイド」とも呼ばれますが、エイジングケア化粧品全成分表示では「金」と記載されることもあります。

この金コロイドは金と違って、表皮角質層に浸透させることが可能です。

なぜなら、金コロイドの粒子径は1μm以下と非常に小さいからです。

また、ナノ化されたことで、金の粒子表面の電荷により反発作用が生まれ、常に凝集することなく安定して分散するという化粧品成分としてのメリットがあるのです。

一方、「金箔入り」で金箔が外から見える化粧品などがありますが、こちらは、金コロイドではないので、お肌の表面に留まります。

金箔は見た目に華やかですが、お肌に取り込むには粒子が大きすぎて、角質層には浸透しないのです。

このように金コロイドとは、ナノ化することで化粧品成分としての効果を発揮しやすく工夫したものです。

2)金コロイドの歴史と現在

金コロイドは、古代ローマ時代にステンドグラスの赤色を出すために使用されていたと伝えられています。

しかし、その原理はよくわかっておらず、長い年月を経ていました。

その後、1850年代になってから、イギリスの科学者であるマイケル・ファラデーによって、金の着色の原理・メカニズムが解明されました。

金コロイドの着色の原理は、微粒子の生成にありますが、粒子径によって色が異なるというものです。

粒子径が大きいものから順に、金色(黄色)、黒色、青色、赤色と様々な色合いを持つのです。
つまり、金コロイドは、金色をしているとは限らないのです。

また、金コロイドは、形状も様々であり、球形から棒状、ワイヤー状のものなど、いろいろな形を作りだしているのも特徴的です。

そんな金コロイドは、これまで、主に化学反応の触媒や電子精密機器での導電材料、心臓病やガン疾患などの診断用マーカーに使用されてきました。

そして、今ではその抗酸化作用などにも着目されて、エイジングケア化粧品などの成分として、化粧品メーカーが活用するようになってきたのです。


3.金コロイドのエイジングケアへの効果は?

では、金コロイドのエイジングケア成分としての効果を整理しましょう。

金コロイドのエイジングケアへの効果について説明する女性

1)抗酸化作用

金は、非常に安定性が高いため、高い抗酸化力、つまり酸化を防ぐはたらきを持っています。

もちろん、金コロイドの抗酸化力も非常に高く、また持続力にも優れていることがわかっています。

どんな状況下でもほぼ酸化しないので、半永久的に輝きを保てることが特徴です。

このため、金コロイドを上手に使うことで、健康的で若々しいエイジレスな美肌を維持することができるのです。

では、抗酸化作用をより深く理解するために、活性酸素についても学んでおきましょう。

活性酵素はいくつか種類がありますが、主に紫外線や喫煙、ストレスなどが原因で体内に発生します。

活性酵素が体内で増えてしまうと、細胞を傷つけて酸化が進み、お肌からハリツヤ、うるおいがなくなっていきます。

酸化は、顔のたるみほうれい線シワたるみ毛穴などの嫌なエイジングサインの大きな原因です。

だから、お肌の老化を防ぎ、美肌を保つためには、お肌の酸化を抑えることがポイントです。

抗酸化作用の高い成分をお肌に塗って浸透させることで、酸化に対抗することができます。

金コロイドの他に抗酸化作用を持つ成分としては、ビタミンC誘導体ビタミンE誘導体プラセンタエキス、フラーレン、アスタキサンチン、コエンザイムQ10などもあります。

しかし、これらの成分は抗酸化力を発揮したあとにその力が無くなってしまいます。

これが金コロイドとの大きな違いです。

ただし、金コロイドを塗ったからと言って紫外線がすべて防げるわけではないので、日焼け止めなどによる紫外線対策もしっかり行ってくださいね。

2)美白効果

金コロイドは美白効果を持つことでも知られています。

化粧品における美白とは、色を白くすることではなく、日焼け止めによるシミ・そばかすなどを防ぐはたらきのことをいいます。

紫外線などを受けると、お肌を守るために、メラニンが発生します。

表皮の基底層のメラノサイトで、チロシンというアミノ酸が、紫外線によって活性化されるチロシナーゼと呼ばれる酸化酵素の作用でメラニンに変化するのです。

メラニンは、通常はお肌のターンオーバーに伴って自然に体外に排出されます。

しかし、合成されすぎたり、肌のターンオーバーが乱れてメラニンの排出が上手くできないと、シミやくすみとなって肌に残ってしまいます。

金コロイドには、チロシナーゼの活性化を阻害することで、メラニンの生成を抑制し、シミを防ぐ効果があります。

ただし、金コロイドは厚生労働省が認可した成分のリストには入っていないので、金コロイド配合の化粧品が、医薬部外品として正式に「美白化粧品」や「美白化粧水」とは名乗れないのです。

3)金コロイドがターンオーバーの正常化をサポート

金コロイドは電子を放出して、微弱な電流を作り出しマイナスイオンを帯びます。

実は私たちの体も、生体電流と呼ばれるごく微弱な電気が流れていることをご存知でしょうか?

金の放つ微弱電流と、人間の体が持つ生体電流は似ています。

そのため、金コロイドをとると、老化などで弱った電流を適度に活発化させ、新陳代謝を促進する効果があるとされているのです。

新陳代謝が活発化することで、毛細血管が拡張されて血行促進につながり、さらにターンオーバーをサポートします。

ここで、ターンオーバーについても復習しておきましょう。

皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっています。

さらに「表皮」は一番下から「基底(きてい)層」「有棘(ゆうきょく)層」「顆粒(かりゅう)層」「角層(角質層)」という順に並んで構成されています。

ターンオーバーとは、表皮の底にある基底層の部分で新しい細胞が作られ、徐々に一番上の角質層にまで押し上げられていき、最後は垢となって自然にはがれ落ちるプロセスです。

ターンオーバーの周期は顔の場合、20代で28日程度、30代、40代なると年齢 ×1~1.5倍程度です。

ターンオーバーが正常であれば、不要な角質が無く、お肌のごわつき角栓もできくいのです。だから、キメが整っていて、透明感のあるお肌をキープできるのです。

さらに、金コロイドは、発せられるマイナスイオンによって保湿もサポートします。

このように、金コロイドはお肌を守るバリア機能を助け、乾燥肌を防ぐのです。


4.金コロイドを使いたい肌悩みは?

肌悩みに金コロイドを使いたい女性

1)金コロイドを使うエイジングケア

今、説明した金コロイドの特徴を考えると、金コロイドを活用してエイジングケアに取り組むのは良い方法と言えるでしょう。

昔から「25歳はお肌の曲がり角」と言われていますが、実際その通りであり、お肌の内側から、目に見えない老化の兆候は始まっています。

20代くらいでは

「まだエイジングケアは必要ないかな」

いつからエイジングケアを始めれば良いのかな?

と考える方が多いでしょうが、エイジングケアは早く始めれば始めるほど、エイジングサインの予防ができるのです。

エイジングケアは早すぎていけないということはありませんので、気になる方は、早めに金コロイドなどを配合したエイジングケア化粧品を取り入れることが効果的です。

特にお肌の変化が目立ちやすい30代以降は、積極的にエイジングケアを行なうことをオススメします。

金コロイドも、あなたのエイジングケアのパートナーとなってくれることでしょう。

もちろん、エイジングケアの効果を高めるには、十分な睡眠、適度な運動、バランスのとれた食事などアンチエイジングを意識した生活習慣を心がけることも大切です。

エイジングケア化粧品だけに頼りすぎないようにしましょう。

2)どんな肌悩みの予防に金コロイドを使うの?

お肌の老化でコラーゲンエラスチンなどをつくる線維芽細胞も衰えます。お肌の酸化を防げれば、線維芽細胞を守ることもできるのです。

だから、金コロイドは、ターンオーバーの乱れやお肌の乾燥に加えてさまざまなエイジングサインの予防にも使えるのです。

具体的には、次のような肌悩みに効果が期待できます。

①しわが気になる

目元で目立ちやすいシワ。また、乾燥で口元に小じわが目立つことも。

そんなシワが深くなると、一気に老けた印象になってしまうので、できるだけ目立たないように予防したいですね。

金コロイドの抗酸化作用や保湿効果によって、しわの予防が期待できます。

金コロイドは、でも比較的安心して使うことができますので、唇のしわまで防ぐことが可能です。

②ほうれい線

ほうれい線は、真皮の衰え、表情筋の衰え、皮下脂肪の肥大化など、顔のたるみが原因で起こる肌悩みの代表です。

そんなほうれい線は肌の酸化を防ぐことが予防法の1つです。

だから、金コロイドはほうれい線予防にもオススメの成分です。

③たるみ毛穴

たるみ毛穴は、毛穴の黒ずみなどと違ってお肌の老化の影響が強いものです。ほうれい線などと同じく真皮の衰えが原因です。

たるみ毛穴は、顔のたるみの前兆でもあるので、金コロイドで予防したい肌悩みの1つです。

④くすみやシミがある

顔の印象を暗くしてしまうくすみシミもいやなエイジングサイン。

金コロイドの美白効果で、シミを予防しましょう。

ターンオーバーが正常に働くことも、くすみの改善に効果を発揮してくれます。

⑤乾燥する

保湿効果がある金コロイドなら、乾燥肌の予防が期待できます。

乾燥対策はエイジングケアの基本です。30代を過ぎた40代のエイジングケア50代のエイジングケアでは、金コロイドを活用することと合わせて、より高い保湿力のあるセラミドなどを配合したエイジングケア化粧品でしっかり保湿を行いましょう。


5.金コロイドをつかってはいけない場合は?

金コロイドを使ってよいか考える女性

1)ほぼ誰でも使える金コロイド

様々な嬉しいエイジングケア効果のある金コロイド。

しかし、金コロイドを使うということは、お肌の角質層に金が浸透します。

そのため、金属アレルギーが心配になるのではないでしょうか?

結論を言えば、金コロイドの金属アレルギーの心配は少ないので、特に使えない肌質はありません。

刺激性も無いので、普通肌脂性肌の方はもちろん、乾燥肌、混合肌敏感肌インナードライ肌でも使えるのです。

2)金は金属アレルギーが少ない

実は、金属アレルギーとは、直接金属に触れることによってアレルギー反応が起きることではないのです。

金属アレルギーは、金属から溶け出た金属イオンが、皮膚や粘膜のたんぱく質と結合して、新しいたんぱく質を作ることで起こるのです。

この新しいたんぱく質に免疫細胞が過度に反応し、「これは自分のたんぱく質ではない!(=アレルゲン)」と認識することで、アレルギーを起こします。

つまり、イオン化しにくい金属は基本的にアレルギーが起こりにくいのです。

金をはじめプラチナや銀などの貴金属は、非常に安定性が高く、自身はイオン化しにくいのです。

金は純度によって主に5種類に分かれており、純度の高いものから順に24K、22K、18K、14K、10Kとなっています。

24Kは全体の99.99%に混合物が入っていない金であり、純粋な金、つまり純金と呼ばれます。

一般的には、金が75%、残りの25%は他の金属が混ざったものとされる18K以上の純度の高い金なら、アレルギーの心配はないと考えられています。

金属アレルギーは、金属にコバルト・ニッケル・クロムなどの不純物が含まれていることで生じる場合多いとされているからです。

3)金コロイドのアレルギーは?

化粧品に使用されている金コロイドは24Kと純度が高く、安定性も高いので金属アレルギーがでることはまずないと言われています。

とはいっても、金コロイドはマイナスに荷電しているので、金属アレルギーの可能性を完全に否定することはできません。

心配なら、事前にパッチテストを行って、異常が出ないか確認してから使用するようにしましょう。


6.金コロイドを配合したクレンジングって?

最近では、金コロイドが配合されたクレンジング料もあります。

金にはマイナスイオンを発生させる作用があります。

一方、メイクの汚れ、過剰な皮脂、古い角質はプラスイオンを帯びています。

クレンジングでメイク落としをする際には、金コロイドのマイナスイオンと汚れのプラスイオンが引きあって汚れを取るのをサポートするのです。

クレンジングなどで洗い流すため金コロイドがお肌に留まる量は少ないためお肌への抗酸化力がどこまで発揮されるかくは不明ですが、金コロイドが他のクレンジング料の成分の酸化を防ぐことメリットがあります。

しかし、クレンジングは金コロイドが配合されているという理由だけで選んではいけません。とくに、エイジングケアを考えたクレンジングはなおさらです。

エイジングケアを考えた優しいクレンジングなら、アミノ酸系界面活性剤配合のクレンジングがオススメです。

様々なアイテムに使われるようになった金コロイドですが、特徴を理解して自分に合ったクレンジングを選びましょう。


7.まとめ

最近、エイジングケア化粧品でもよく配合されるようになってきた金コロイドとその効果、金コロイドを使いたい肌悩み、注意点など幅広くご紹介しました。

金コロイドがどんなエイジングケア化粧品成分かご理解いただけましたでしょうか?

金コロイドは、抗酸化作用、美白作用、ターンオーバーの改善などの効果があります。

そんな金コロイドは、化粧水や美容液ほかクレンジングに配合されることもあります。

金コロイドを上手にエイジングケアに活かしましょう。

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