ビタミンC誘導体化粧水の選び方~エイジングケアの視点から~

ビタミンC誘導体が配合された化粧水は、比較的、古くから人気のある化粧水です。

それは、ビタミンCの優れた効果が、エイジングケアや美白にも役立つから。

 

さらに、最近のビタミンC誘導体は、随分進化し、その選択肢も増えてきました。

 

かつては、百貨店や化粧品専門店で売られていたビタミンC誘導体化粧水ですが、今では、ドラッグストア、コンビニ、通販などさまざまな流通ルートがあります。

 

また、プチプラなど安いコスメでもビタミンC誘導体が使われるケースもあれば、国内や海外の高級ブランドのものもあり、大手メーカーから小さな会社までビタミンC誘導体を使った化粧品を販売しています。

さらには、20代などの若者向けの化粧水からエイジングケア世代の方向けまで、本当にさまざまなビタミンC誘導体化粧水があります。

 

だからこそ、ビタミンC誘導体化粧水の選び方がますます大切になってきました。

 

そのために、ランキングや口コミ、ブログのレビューなどを参考にする方も多いようです。

 

でも、その前に、

  • そもそもビタミンC誘導体って何?
  • ビタミンC誘導体配合の化粧水は、他の化粧水とどう違うの?
  • ビタミンC誘導体のエイジングケア効果って?

と疑問を持つ方も多いはず。

 

そこで今回は、エイジングケア世代の方のためにビタミンC誘導体の基本情報から化粧水の選び方まで一挙にご紹介したいと思います。

 

  • 最近お肌にハリや潤いがなくなってきたので、ビタミンC誘導体化粧水でエイジングケアを考えたい
  • 自分の肌に合ったビタミンC誘導体化粧水を探したい
  • オイリー肌なのでビタミンC誘導体化粧水を試したい

などとお考えの方には、今回の記事は心強い味方になるでしょう。

 

また、一般的な、化粧水ランキングなどではわからないおすすめ情報も掲載していますので、是非、続きを読んでいただければ幸いです。

 

なお、化粧水全般の選び方は、「化粧水ランキングを超える!エイジングケア化粧水の選び方」をご覧ください。

 

ビタミンC誘導体化粧水を選ぶポイントだけを簡単に知りたい方は、「6.ビタミンC誘導体化粧水を選ぶポイント」を先にお読みください。

 

すでにビタミンCのことはよく知っているので、おすすめのビタミンC誘導体ローションについて知りたい方は、「ナールスゲン+ビタミンCで、ダブルのエイジングケア「ナールスピュア」」をお読みください。

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>

  • ビタミンCは、そのままでは安定性が低く化粧品成分としては、弱点があります。
  • ビタミンC誘導体とは、ビタミンC本来の力を化粧品で発揮させるために、少し加工したものです。
  • ビタミンC誘導体には、エイジングケア効果や美白効果など様々な良い効果がある一方、刺激もあるので万能ではありません。また、高濃度であれば良いわけでもありません。
  • ビタミンC誘導体には、水溶性、油溶性の他に両性のものもあります。
  • 化粧水には水溶性ビタミンC誘導体配合のものがおすすめで、油溶性ビタミンC誘導体は、保湿クリームがおすすめです。
  • ビタミンC誘導体化粧水をローションパックで使うのも良い方法の1つです。
  • エイジングケア化粧品成分ナールスゲンとビタミンCには、コラーゲンを増やす相乗効果があります。

 

 

1.ビタミンCとビタミンC誘導体

 

1)ビタミンCとは?

ビタミンC誘導体の前に、まずビタミンCについて簡単にふれておきましょう。

 

ビタミンCは、別名「L-アスコルビン酸」と呼ばれる水溶性のビタミンです。ビタミンCには、体の細胞を保護し、活性酸素の害を減らすはたらきがあります。

また、コラーゲンの生成を促すはたらきもあります。さらには、酸化してしまったビタミンEの抗酸化作用を再生させるはたらきもあり、とても優れた成分です。

 

残念なことに、人間は、ビタミンCを体内で合成できないので、必要量をすべて食事などで摂る必要があります。

厚生労働省によると、その推奨量は成人で100mg/日です。

 

ビタミンCが多く含まれる食物は、赤パプリカ、黄パプリカ、ブロッコリー、ゴーヤ、小松菜などの野菜。また、ゆずやレモンなど柑橘類にも多く含まれます。

 

ビタミンCは摂りすぎても排泄されてしまいますし、サプリメントなどで過度に摂ると、下痢、頻尿、発疹を起こす場合もあります。

そのため、一度に大量に摂るのではなく、毎日、適量を継続的に摂ることがポイントです。通常は、野菜や果物などを含んだバランスの良い食生活を習慣にしていれば、欠乏することの少ないビタミンです。

もし、欠乏すれば、倦怠感や疲労感、食欲不振、筋肉痛など「壊血病」の初期症状が現れます。

 

このようにビタミンCは、私たちの健康や老化を防ぐには、欠かせない成分なのです。

 

 

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2)ビタミンC誘導体とは

食品から摂る分には、ビタミンCはそのままでも問題のない成分です。しかし、化粧水などの化粧品として使用する場合は、問題があります。それは、ビタミンCが不安定でこわれやすい性質を持っていることです。

 

ビタミンCは、「還元作用」、つまり酸化されやすい特性を持つ成分です。

そのため、ビタミンCをそのままの形でお肌に塗布しても、すぐに酸化して壊れます。

だから、お肌の中にあまり浸透しないまま、その活力を失ってしまうのです。仮に、浸透し始めても、途中で壊れて本来のはたらきを発揮できないのです。

 

こうした問題点を解決するために、ビタミンCは誘導体化され、化粧水をはじめとする化粧品に配合されるにふさわしい形に進化したのです。

 

「誘導体」とは、もとの成分が持つ特性を失わないレベルで、化学的に少し加工することで、安定性を高めたりして、使いやすくなった成分のことです。

 

ビタミンC誘導体は、誘導体にすることで、皮膚の中にも誘導体のままで浸透して、体内の酵素によってビタミンCに戻り、本来の力を発揮できるのです。

 

ビタミンC誘導体とは、「お肌の中でビタミンCとしてはたらくまで、仮面を被った状態でいて、お肌に入った後、仮面を外して本来の姿に戻るもの」と考えればわかりやすいと思います。

この誘導体の技術は、ビタミンC以外でもビタミンAやビタミンEなどでも化粧品成分を作る際に活用されています。

この技術によって、基礎化粧品は随分進化したのです。

 

 


2ビタミンC誘導体の効果と作用は?

 

ビタミンC誘導体には、美肌や美白、エイジングケアのための多くの作用があります。ビタミンC誘導体が、化粧水をはじめとする多くの化粧品に使われるのは、たった1つの成分で、多くの美肌効果をもたらしてくれるからです。

 

それでは、ビタミンC誘導体の効果と作用を1つひとつチェックしてみましょう。

 

1)美白効果

ビタミンC誘導体には、メラニンの生成を抑える作用と、できてしまったメラニンの色素を還元してメラニンの沈着を防ぐ作用があります。この作用によって、シミを予防する美白作用があるのです。

 

なお、美白についての詳しい情報は、「エイジングケアにとって大切な「美白」を正しく理解する!」をご覧ください。

 

2)ニキビの予防・改善効果

ニキビの予防にもビタミンC誘導体は効果的です。

なぜなら、ニキビができる原因の1つである皮脂をビタミンCがコントロールするからです。ビタミンCは、過剰な皮脂の分泌を減らし、ニキビの炎症を抑えてくれるのです。

 

3)毛穴の引き締め・詰まり改善効果

毛穴の引き締めや詰まりの改善にも、ビタミンC誘導体は効果的です。

ニキビ対策と同じく、皮脂のコントロール作用で毛穴を引き締め、目立たなくします。

もう1つ、コラーゲンを増やす作用もあり、たるみ毛穴(帯状毛穴)の予防にもつながります。

 

4)エイジングケア効果

ビタミンC誘導体にはエイジングケアに有効な抗酸化作用があります。

お肌は、紫外線やストレスなどで、「活性酸素」にさらされます。この「活性酸素」が過剰になれば、お肌の細胞やコラーゲン、エラスチンなどにダメージを与えます。

その結果、しわやしみ、たるみなどのエイジングサインの原因になるのです。

 

抗酸化とは、活性酸素を除去する作用のことです。ビタミンC誘導体は、そんな活性酸素を還元作用で少なくすることで、エイジングケア効果を発揮します。

 

また、ビタミンC誘導体には、血行を促進する作用もあるので、ターンオーバーの正常化もサポートするのです。

 

5)肌のコラーゲンを増やす効果 シワやたるみの改善

ビタミンC誘導体は、お肌のコラーゲンを増やす作用があります。コラーゲンは、お肌のハリや弾力の源で、これが減るとしわやほうれい線などが目立ってしまうのです。

 

コラーゲンは、真皮線維芽細胞によって作られますが、エイジングとともにその生成量は減ってしまいます。

 

また、紫外線のダメージもコラーゲンを減らすことになります。

 

ビタミンC誘導体は、コラーゲンの生成を助け、しわやたるみなどの予防や進行の抑制をサポートします。

 

6)エイジングケア化粧品成分ナールスゲンとの相乗効果

ビタミンC誘導体は、エイジングケア化粧品成分であるナールスゲンとの相乗効果によって、より多くのコラーゲンを増やすことが実験でわかっています。

 

つまり、ビタミンC誘導体とナールスゲンをともに配合した化粧水は、より高いエイジングケア効果が期待できるのです。

 

7)刺激による赤みなどの問題

美肌に良いことばかりのようなビタミンC誘導体ですが、欠点もあります。それは、刺激性があることです。

お肌の状態やタイプ、ビタミンC誘導体の濃度によっては、刺激を感じる、お肌が赤くなるなど、お肌トラブルの原因になってしまうリスクもあるのです。

 

そのため、自分がビタミンC誘導体に刺激を感じるかどうか、濃度が高くても大丈夫かなどをチェックすることが大切です。

 

このようにビタミンC誘導体は、多くの良い作用を持った化粧品成分であることは間違いありません。

ご自身が刺激を感じない適度な濃度の化粧水で使えば、エイジングケアにとって、とても頼もしい味方になってくれる成分なのです。

 

8)高濃度のビタミンC誘導体化粧水の功罪

一般的な市販のビタミンC誘導体化粧水の濃度は1~2%程度です。

一方、美容皮膚科などで処方されるビタミンC誘導体化粧水には、その濃度が5%を超える高濃度のものがあります。

 

こうした高濃度ビタミンC誘導体化粧水は、より高い効果を期待して点滴されることもあります。

 

それによって、美白、コラーゲン生成の促進、活性酸素除去に高い効果を発揮させようとしているのです。

 

しかしながら、

  • 費用負担が通常のビタミンC誘導体化粧水より大きい
  • 高濃度のため刺激が強くて使えないこともある
  • 皮脂コントロールをしすぎて乾燥肌を進行させる

などのデメリットもあるのです。

 

つまり、高濃度ビタミンC誘導体は、メリットもデメリットもあるので、必ずしもお肌にプラスにはたらくとは限らないことに注意しましょう。

 

だから、普通肌やオイリー肌でお肌が丈夫な方は、使っても大丈夫かもしれませんが、乾燥肌、インナードライ肌、敏感肌の方は、高濃度ビタミンC誘導体化粧水を使うかどうかについては慎重になるべきです。

 

 


3.肌質と肌悩みから考えるビタミンC誘導体の使い方

 

今、紹介した通り、ビタミンC誘導体化粧水は、多くのはたらきがあります。

そんなビタミンC誘導体は、どんな肌質や肌タイプのどんな肌悩みに使えばよいのでしょうか?

ここであらためて整理してみます。

 

1)ビタミンC誘導体と肌質の関係

お肌の質は、水分量と皮脂量の関係で、大きくは

・普通肌(ノーマルスキン)

・乾燥肌(ドライスキン)

・脂性肌(オイリースキン)

・乾燥性脂性肌(インナードライ肌)

の4つに分かれます。

 

 

ビタミンC誘導体と肌質の関係

 

 

このうち、普通肌の方や脂性肌の方は、あまり気にせずビタミンC誘導体化粧水をお使いただけます。

 

乾燥肌や乾燥性脂性肌(インナードライ肌)の方の場合は、あまり高濃度なビタミンC誘導体化粧水は避けた方が良いでしょう。もちろん、敏感肌の方も同じです。

なぜならば、高濃度のビタミンC誘導体は、皮脂分泌抑制の力が強いこと、刺激性も高くなることから、ビタミンC誘導体のデメリットがメリットを上回るリスクが高くなるからです。

 

もちろん、普通肌やオイリー肌の方でも、ビタミンC誘導体に刺激を感じる方は、使用を控えましょう。

 

なお、肌質についての詳しい情報は、「肌質(お肌のタイプ)の見分け方と改善のコツ」をご覧ください。

 

また、乾燥肌、敏感肌、インナードライ肌については、下記を参考にしてください。

 

敏感肌のすべてがわかる!症状・原因と10の対策

乾燥肌の改善対策 | 正しいスキンケアとエイジングケア

インナードライ肌の改善のためには?~エイジングケアの視点から~

 

2)ビタミンC誘導体と肌悩み

①シミ対策

美白効果については、すでに説明しましたが、大切なことなので、もう1度説明します。

ビタミンCには、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制する作用があります。

そのため、シミ・そばかす・色素沈着の予防効果が期待できます。

これは、「美白」作用ですが、できてしまったシミを消すものではなく、美白化粧水であっても、予防的なケアのため、もしくは、現在のシミを今以上濃くしないために使うものです。

 

ビタミンC誘導体化粧水を含む美白化粧水については、「美白化粧水の選び方にランキングは必要?」を参考にしてみてください。

 

②デコルテのニキビ対策

顔のニキビ対策についても、すでに説明しています。

実は、ニキビはデコルテにもできることをご存知でしたか?

夏場はデコルテの露出も多いので、ニキビが目立つのも嫌なものです。

ビタミンC誘導体化粧水は、そんなデコルテのニキビ対策にも有効です。

 

デコルテのエイジングケアやニキビ対策の詳しい情報は、「気になるデコルテ、しっかりケアで魅せる素肌へ」や「デコルテのニキビ対策は、エイジングケアも意識!」をご覧ください。

 

③毛穴

毛穴のうち、詰まり毛穴、開き毛穴、黒ずみ毛穴は、皮脂の分泌過剰が原因の1つになる場合もあります。

そんな場合なら、ビタミンC誘導体化粧水が有効な選択肢の1つです。

 

また、毛穴の中で、たるみ毛穴は、しわなどと同じく真皮のコラーゲンの量が減ることで原因で目立ってしまうこともあるのです。

そんな場合も、ビタミンC誘導体化粧水が有効な選択肢の1つです。

だから、ビタミンC誘導体化粧水は、ほとんどの毛穴の予防対策に役立つのです。

 

毛穴については、「毛穴のエイジングケア」や「たるみ毛穴。原因・症状と10の改善対策」を参考にしてみてください。

 

④しわやほうれい線

ビタミンCがコラーゲンをつくるサポートをすることは、すでに説明しました。コラーゲンは、真皮にあってお肌のハリや弾力を支えています。

しかし、年齢とともにその量は減っていくのです。

 

そうなると、しわやたるみ、ほうれい線などの原因の1つとなります。

だから、ビタミンC誘導体化粧水は、しわやほうれい線の予防的なエイジングケアには良い選択肢です。

 

なお、しわ対策の化粧品の選び方は、「しわ化粧品の選び方とおすすめ」を参考にしてみてください。

ほうれい線対策の化粧品の選び方は、「ほうれい線対策のエイジングケア化粧品の選び方」を参考にしてみてください。

 

⑤くま

くまには、「青くま」、「茶ぐま」、「黒くま」の3つのタイプがあります。

 

青くまは、血行不良が原因なので保湿や十分な睡眠などがその対策です。

茶ぐまは、メラニン色素の沈着が原因なので、ビタミンC誘導体化粧水は、良い予防対策となります。

また、黒くまは、真皮の衰えによるたるみが原因で、コラーゲンの減少が深くかかわっています。この場合も、ビタミンC誘導体化粧水は、良い予防対策となります。

 

目の下のくまの原因や対策については、「目の下のくまのエイジングケア」を参考にしてみてください。

また、目の下のたるみについては、「目の下のたるみの解消!すべてが学べる7つのポイント」をご覧ください。

 

⑥くすみ

一口にくすみといっても、その原因はさまざまで、血行不良、メラニン色素、お肌の乾燥、ターンオーバーの乱れ、毛穴の汚れ、糖化などが考えられます。

 

ビタミンC誘導体は、メラニン色素やターンオーバーの乱れ、毛穴の汚れなどが原因のくすみの対策として期待できます。

また、くすみが消えるとお肌に透明感が生まれ、若々しいイメージの表情も作ることができます。

 

くすみについては、「くすみの原因とエイジングケア対策」を参考にしてみてください。

また、お肌の透明感を出したいなら、「透明感を出すエイジングケアとは?」を参考にしてみてください。

 

⑦紫外線のアフターケア

ビタミンCは、食べ物で摂っても紫外線でダメージを受けたお肌を抗酸化作用によって守ります。

しかし、お肌への対策を考えた場合は、スキンケア製品でビタミンCを取り入れることも大切です。

 

だから、ビタミンC誘導体化粧水は、紫外線のアフターケアでのエイジングケア対策にもピッタリなアイテムです。

 

紫外線を浴びた後のエイジングケアについては、「外出とエイジングケア 日焼けのアフターケアはビタミンACEで!」を参考にしてみてください。

 

 


4ビタミンC誘導体の種類と化粧水との関係

 

 

さまざまなビタミンC誘導体化粧品

 

 

ビタミンC誘導体は、水や油への親和性で3つのタイプに分けることができます。

 

化粧水と最も相性が良いのは、水溶性のビタミンC誘導体ですが、3つのタイプそれぞれにメリットやデメリットがあります。

 

1)水溶性ビタミンC誘導体

水溶性ビタミンC誘導体は皮膚に吸収されやすく、多くの化粧水に配合されています。

 

化粧水に表示される際には、「アスコルビルリン酸Mg」、「アスコルビルリン酸Na」、「リン酸型ビタミンC」、「アスコルビン酸グルコシド」、「アスコルビルエチル」というように表示されています。ビタミンC誘導体の3つのタイプの中で、即効性があることが特徴です。

 

しかし、刺激性が油溶性ビタミンC誘導体より高いのが欠点です。

 

水溶性ビタミンC誘導体は、普通肌や特にオイリー(脂性)肌の方にはおススメのビタミンC誘導体です。

 

2)油溶性ビタミンC誘導体

油溶性ビタミンC誘導体は、水溶性ビタミンC誘導体に油溶性物質を結合させたものです。油溶性物質を結合したことにより、水溶性のビタミンC誘導体では対応しきれなかった濃いテクスチャーの美容液や保湿クリーム、オールインワンゲルなどへの配合が容易になりました。

 

水溶性ビタミンC誘導体に比較して、即効性では劣りますが、効果の持続時間では勝ることが特徴です。

 

他にも、

  • 水溶性のビタミンC誘導体よりもお肌に浸透しやすい
  • お肌の乾燥を招きにくい
  • 水溶性のビタミンC誘導体よりも刺激が少ない

というメリットもあります。

 

化粧品に使われる際は、「テトラヘキシルデカン酸アスコビル(VCIP)」、「ステアリン酸アスコビル」、「テトライソパルミチン酸アスコルビル」などと表示されています。

 

油溶性ビタミンC誘導体は「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)は、油溶性ビタミンC誘導体」に詳しく解説しています。

 

こうした特性のため、乾燥肌、混合肌、インナードライ肌、敏感肌の方は、水溶性ビタミンC配合化粧水よりも、油溶性ビタミンC配合の美容液や保湿クリームを使う方がベターです。

 

とくに、敏感肌やインナードライの方は、VCIP配合の保湿クリームがおすすめです。

 

敏感肌・インナードライ肌の為の保湿クリーム化粧品「ナールスユニバ」

 

3)両親媒性ビタミンC誘導体

両親媒性(りょうしんばいせい)ビタミンC誘導体は、水溶性と油溶性の両方の性質を持つビタミンC誘導体です。APPSがその代表的なビタミンC誘導体です。

 

水溶性ビタミンC誘導体と油溶性ビタミンC誘導体は、お肌のタイプや化粧品のタイプを選びますが、両親媒性ビタミンC誘導体は、いずれの場合にも使えるというメリットがあります。そのため、化粧水にも美容液にも配合されるケースが増えています。

 

一方、成分としての安定性に欠けることや、まだあまり化粧品としての実績が少なく、データも揃っていないなどの欠点もあります。

 

他には、

  • 脂溶性ビタミンC誘導体よりもお肌に浸透しやすい
  • お肌の乾燥を招きにくい

というメリットもあります。

 

化粧品に使われる際は、「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)」または、「アスコルビン酸-2リン酸-6パルミチン酸(APPS)」、「イソステアリルアスコルビルリン酸2Na(APIS)」などと表示されます

 

このように、ビタミンC誘導体といっても1つのタイプではなく、さまざまなものが登場しています。自分の肌質やタイプなどに合わせて上手に選びましょう。

 

もちろん、ビタミンC誘導体化粧水には、それ以外の配合成分があります。それらの成分にも目を向けて、ビタミンC誘導体化粧水を選びましょう。

 

詳しくは、「化粧水の成分を知ろう!基本成分・保湿成分・エイジングケア化粧品成分」をご覧ください。

 

 


5.ビタミンC誘導体化粧水を選ぶポイント

 

ここまで、ビタミンC誘導体の効果や種類、どんな肌質の場合に良いかなどを紹介してきました。

ここまでしっかりお読みいただいていれば、ビタミンC誘導体化粧水の選び方はほぼ理解できたと思います。

 

ここであらためてビタミンC誘導体化粧水の選び方のポイントを整理します。

 

①自分の肌質や肌状態を確認する

普通肌やオイリー肌で特にトラブルがない方の場合は、特に制約条件はありません。

しかし、乾燥肌やインナードライ肌の方の場合は、高濃度のビタミンC誘導体化粧水ではなく、1~3%程度の一般的な濃度のものがおすすめです。

また、敏感肌の方は、できれば油溶性ビタミンC誘導体配合の保湿クリームがおすすめです。

なお、肌質や肌の状態にかかわらず、ビタミンC誘導体に刺激を感じる方は、使用を控えた方が良いでしょう。

 

②ビタミンC誘導体化粧水を使う目的を考える

ビタミンC誘導体は、美白、ニキビ対策、エイジングアなどさまざまな肌悩みに使える優れた成分です。

しかし、たった1つですべての効果を期待するよりも、他の成分との組み合わせで肌悩みの対策を考えましょう。

 

例えば、美白が目的であれば、アルブチンやカモミラETなど異なる美白成分を含む医薬部外品などが良いでしょう。

 

また、しわ、ほうれい線、たるみ毛穴などのエイジングケアを考えるなら、ナールスゲン、ビタミンA誘導体、ネオダーミルなどのコラーゲンなどの生成をサポートする成分やアスタキサンチン、フラーレンなどの抗酸化成分が一緒に配合されているエイジングケア化粧水がおすすめです。

 

まだ20代で、エイジングケアまではあまり意識せず比較的安価なものを選びたいなら、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの汎用性の高い保湿成分が一緒に配合されたビタミンC誘導体化粧水がおすすめです。

 

③信頼できる企業から選ぶ

今やビタミンC誘導体化粧水は豊富であり、製品の品質も悪いものは少なくなっています。

逆に、多くの化粧品メーカーは、その企業努力で良いビタミンC誘導体化粧水を作っていますので、ある程度の価格帯のものなら、品質の差がそれほど大きいとは言えません。

 

品質差がないならば、

  • どれだけ親身になってくれる企業か?
  • スキンケアやエイジングケアの正しい情報を提供してくれる企業か?
  • 製品情報をしっかり開示してくれる企業か?

などを最後の決め手にしてはいかがでしょうか。

 

 


6ビタミンC誘導体化粧水によるおすすめスキンケア

 

ビタミンC誘導体のエイジングケア効果や美容効果について、お話してきました。

 

さらに、ビタミンC誘導体の効果を最大限利用するためには、プラスαのスキンケアの方法を知っておくと便利です。

1つには、イオン導入器を使うことです。

 

イオン導入器でビタミンC誘導体化粧水を使うと、より浸透しやすくなります。しっかりとビタミンC誘導体の効果を実感したい方は、イオン導入器をお使いになることをおすすめします。

 

もっとお手軽な方法は、ローションパック

ビタミンC誘導体化粧水によるローションパックはとっても簡単です。

 

★ローションパックの方法

  • まずは、やさしく洗顔しましょう。
  • もし、角質が溜まっている感じがしたり、お肌にくすみやごわごわした感じがあるなら、酵素洗顔がおすすめです。
  • その後で、ビタミンC誘導体配合の化粧水やローションでローションパックを行います。

 

具体的には、

①水で湿らせたフェイスシート、または、大判コットンにビタミンC誘導体配合の化粧水やローション500円玉大を含ませて全体になじませるようにします。

 

フェイスシートの場合は、そのままお顔全体にぴたりと密着させます。

大判コットの場合は、数枚に裂いて、お顔全体に、できるだけ隙間無く貼り付けて密着させます。

 

②2分~3分置パックしてから取り外します。

パックの時間は3分以上だと、逆にお肌が乾燥してしまうので注意が必要です。

 

③そしてローションパックのあとは、必ず乳液や保湿クリームでお肌を保湿しましょう。

 

ローションパックは、エステなどでも取り入れている方法ですが、あまり高い頻度で行うとターンオーバーが促進しすぎて、お肌の乾燥を助長するので、週1~2回程度を目安にしましょう。

 

また、ローションパックと通常のスキンケアのバランスに気を付けながらお肌のケアを行いましょう。

 

 


7おすすめのビタミンC誘導体化粧水

 

私たちがおすすめするのは、化粧水とは呼ばずに「素肌サプリメント」と呼んでいるナールスピュアです。

水溶性ビタミンC誘導体であるアスコルビルリン酸Naとエイジングケア化粧品成分ナールスゲンを配合したエイジングケアローションです。

 

ナールスゲンの特性を活かすべく、相乗効果のあるビタミンC誘導体に加えて、ビタミンE誘導体など厳選した化粧品成分のみを配合したシンプルな処方のエイジングケア化粧品です。

 

いちばんのポイントは、ビタミンC誘導体とナールスゲンを同時に使うと、それぞれ単独の場合よりも多くのコラーゲンを増やすデータがあることです。

つまり、「1+1」が「2以上」になるのです。

 

ナールスピュアは、お肌の健康と美しさを保つ「素肌サプリメント」として、1カ月2カ月と使い続けるほどに効果を発揮する心強い味方です。

 

 

★エイジングケア化粧品 ナールスピュアの特徴

  • 従来のカテゴリーとは一線を画する「素肌サプリメント」をコンセプトとしたエイジングケア化粧品
  • 洗顔後、いつもの化粧水の前に使っていただく、100%水溶性成分でできたエイジングケア化粧品
  • 最先端エイジングケア化粧品成分ナールスゲンが、お肌のターンオーバーをサポート
  • ナールスゲンと相乗効果のあるビタミンC誘導体と抗酸化成分ビタミンE誘導体配合のシンプル処方
  • たるみ毛穴、しわ、ほうれい線などの予防対策になるエイジングケア化粧品
  • お手持ちのスキンケアアイテムを変更するのではなく、プラスして使える便利なエイジングケア化粧品

 

今までのビタミンC誘導体化粧水にはない特徴を持つナールスピュアをおすすめします。

ビタミンC誘導体配合エイジングケアローション「ナールスピュア」

 

 

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8まとめ

 

ビタミンC誘導体や、ビタミンC誘導体化粧水のエイジングケアへの効果はご理解いただけましたでしょうか?

 

ビタミンC誘導体化粧水は、エイジングケアにとって優れた化粧品の1つです。

しかし、メリットだけでなくデメリットもあります。

さらには、その種類もたくさんあります。

 

それだけにしっかりと選ぶことも大切です。

 

そのためには、ビタミンCそのもの、ビタミンC誘導体とその種類、どんな肌悩みにどのように使うかを理解することが大切です。

 

この記事では、ビタミンC誘導体化粧水を選ぶための情報に加えて、おすすめのビタミンC誘導体エイジングケアローションを紹介しました。

 

是非、化粧水ランキングに頼らなくても正しいエイジングケアの知識を身に付けていただき、自分にピッタリのビタミンC誘導体化粧水を見つけていただければ幸いです。

 

 

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