化粧水にピッタリの美容成分で美肌になれる保湿とエイジングケア!

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あなたは、自分が選んだ化粧水の保湿成分やエイジングケア化粧品成分がどんなはたらきや特徴があるのかご存知でしょうか?

化粧水は、含まれている成分のはたらきとその濃度や組み合わせで期待できる効果が決まります。

だから、成分のはたらきを理解すれば、化粧水のはたらきがわかるのです。

朝・昼・夜のスキンケアで美容専門家が重視するアイテムと、イチオシのアイテムは?」でご説明しているように、朝のスキンケアで最も大切と考えられているのが化粧水。

この記事では、化粧水に含まれる基本成分・保湿成分・エイジングケア化粧品成分の特徴をまとめて公開しています。

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<この記事の大切なポイント>
  • 成分を理解することによって、化粧水に期待できる効果、安全性や刺激性などがわかります。化粧水に配合される成分は、水(精製水)、ベース成分(基材または基本成分)、機能性成分、安定化成分、そのほかの成分です。
  • これらは、水溶性成分、油溶性成分、界面活性剤のいずれかですが、化粧水の場合は、水と水溶性成分がほとんどです。水溶性の成分は、モイスチャライザーやヒューメクタントと呼ばれます。
  • 油溶性の成分はエモリエント成分と呼ばれます。化粧水に配合される場合は、極めて低濃度です。また、配合されないこともあります。
  • グリセリンやBGは、化粧水のベースとなる保湿成分で、多くの化粧水に配合されますが、あまり広告などで訴求されることはありません。しかし、大切な保湿を担う基本成分で、水分を吸着して保湿します。
  • 化粧水に配合される水溶性の保湿成分で代表的なものは、コラーゲン、ヒアルロン酸などです。これらは、水分を抱え込んで保湿します。
  • エイジングケア化粧品成分とは、一般に機能性の高い化粧品成分で、抗酸化作用やコラーゲンなどを増やす作用のある成分です。化粧水に含まれるのは、ナールスゲンやビタミンC誘導体などの水溶性のエイジングケア化粧品成分です。
  • 化粧水だけで保湿を完結するのは難しいので、肌質や肌状態、季節に合わせて美容液や保湿クリームを使いましょう。

京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事

ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。

この記事の監修者
ナールスコム店長 村上清美

ナールスコム

ナールスコム店長 村上清美

メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。

<保有資格>
コスメコンシェルジュ
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト

記事の目次を紹介する女性のイラスト

1.化粧水の成分にご興味のあるあなたへ

化粧水の成分について説明する女性

「化粧水にピッタリの美容成分で美肌になれる保湿とエイジングケア!」をお届けします。

化粧水は、スキンケアやエイジングケアにとってなくてはならないアイテム。

保湿のためのさまざまな美容成分が含まれている美肌を導く基礎化粧品です。

化粧水の基本的な役割は、肌にうるおいを与えてターンオーバーバリア機能を正常に保つことですが、いまや配合成分の種類が増えたので期待できる効果もさまざま。

代表的な保湿成分や特徴のあるエイジングケア化粧品成分についての知識があるだけで、化粧水を選ぶことが随分と簡単になります。

つまり、@コスメの口コミや雑誌などでよく取り上げられる化粧水の人気ランキングに頼らずに、化粧水を選ぶ知恵が身につくのです。

この記事では、保湿化粧水エイジングケア化粧水に含まれる代表的な美容成分についての特徴や役割のポイントを説明します。

エイジングケア化粧品成分や保湿成分の特徴を把握することで、自分の肌質やお肌のタイプに合ったエイジングケア化粧水を選べるようになっていただければ幸いです。

「代表的な化粧水の保湿成分を知りたい!教えて!」

「水溶性成分と油溶性成分ではどちらが化粧水にピッタリなの?」

「代表的な化粧水のエイジングケア化粧品成分を知りたい!」

「ランキングや口コミではなく、正しい知識で化粧水を選びたい!」

「セラミドは化粧水にピッタリな成分なの?」

などが知りたい方は、エイジングケアにしっかり取り組む上でも、大切なことなので、ぜひ、読み進めてくださいね!

<化粧水にぴったりの美容成分配合!エイジングケア化粧水「ナールスピュア」>

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本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?

2.化粧水に配合する成分とは?

保湿化粧水やエイジンゲケア化粧水をコットンで塗っている様子

1)化粧水を構成する成分

化粧水は、次の成分が基本的な骨格で、エイジングケア化粧水も同じです。

  • (精製水)
  • ベース成分(基材または基本成分)
  • 機能性成分
  • 安定化成分
  • そのほかの成分

化粧水の成り立ちと中身って?成分はオススメも人気も同じ!」では、エイジングケアを考える前に、理解しておきたい化粧水の構成、成り立ち、中身の概要を説明しました。

この記事「化粧水にピッタリの美容成分で美肌になれる保湿とエイジングケア!」では、保湿化粧水、エイジングケア化粧水に含まれるエイジングケア化粧品成分の特徴などを説明します。

2)化粧水の多くは、水溶性の成分

化粧水とは、お肌を健やかに保つために、お肌の表皮角質層に水分や保湿成分などを与えることで、お肌のキメを整えたり、引き締めたり、柔らかくしたり、うるおいをもたらす基礎化粧品です。

つまり、保湿、収れん、柔軟などが化粧水のはたらきです。

そんな化粧水にもさまざまな種類がありますが、多くは水溶性成分でできています。

化粧水をはじめ、美容液乳液保湿クリームフェイスマスクなどは、次の成分でできています。

これらの中で、最も水溶性成分比率が高いのが化粧水です。




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3.代表的な水溶性のベース成分

化粧水の水溶性のベース成分のイメージ

まず、化粧水に配合される水溶性のベース成分についてご紹介します。

これらの成分は、多くは化粧水に配合されますが、広告やウェブページで訴求されることは少ない成分です。

なぜなら、いまや当たり前の保湿成分となっているからです。

1)グリセリン

グリセリンは、水分を吸着することで保湿効果があり、また、ほかの成分を溶けやすくする、低温でも固まりにくくするなどのはたらきがあります。
しかも、安全性の高い成分です。

そのため、多くの化粧水にグリセリンが配合されています。

かつては、ウシ由来のグリセリンも使用されていましたが、いまではヤシ油やパーム油など植物由来のグリセリンがほとんどです。

ただ、それでも種類が多く、品質や濃度によって、価格もさまざまです。

化粧品の全成分の表示は、「グリセリン」としか記載されませんので、どんなグリセリンを使っているかまではわかりません。

医薬品の場合は、純度の高い合成のグリセリンが使われますが、化粧品の場合は、各社さまざまです。

価格の高いエイジングケア化粧水などは、グリセリンも高品質で純度の高いものが使われる傾向にあります。

グリセリンについての詳しい情報は、「グリセリンは化粧品や化粧水に適した成分!効果と安全性は?」をご覧ください。

なお、ジグリセリンエチルヘキシルグリセリンもグリセリンと似たはたらきがあります。

2)BG(ブチレングリコール)

BG(ブチレングリコール)のイメージ

BGも保湿効果があるとともに、油性成分の溶解性を高める効果や、防腐剤の効果を高める役割もあります。

BGも、グリセリン同様、多くの化粧水に配合されています。

刺激性もなく安全性の高い成分です。

3)PG(プロピレングリコール)

PGは、「1,2-プロパンジオール」とも呼ばれる「旧表示指定成分」の1つです。

水溶性の多価アルコールで、以前は頻繁に化粧水などの保湿成分として使用されていました。

しかし、皮膚刺激の強さから、最近では使用頻度が減っています。

敏感肌インナードライ肌乾燥肌の方は避けたほうがよい成分の1つです。

選ぼうとする化粧水の全成分表示に、PGがあるかどうかは必ずチェックしましょう。

4)DPG(ジプロピレングリコール)

DPG(ジプロピレングリコール)のイメージ

DPGは、PGをつくる際に副産物として得られる保湿成分です。

PGより皮膚刺激が低く、サッパリした使用感で化粧水の伸びをよくするために使われます。

また、メントールやビタミンC誘導体を溶かすための溶剤としてもよく使われます。

PGほどではありませんが、刺激性は残っていますので、要注意の保湿成分です。

5)エタノール(アルコール)

化粧品で「アルコール」といえば、「エタノール」のことです。

特徴として揮発性・抗菌作用があります。

「ブタノール」「ベヘニルアルコール」「セタノール」「コレステロール」などもアルコールの仲間ですが、化粧品に配合された場合はアルコールとは呼びません。

石油由来のエチレンと水から合成される「合成アルコール」とサトウキビなどを発酵させてつくる「発酵アルコール」もあります。

敏感肌やインナードライ肌、乾燥肌の方は避けたほうがよい成分の1つです。

エタノールについて詳しくは、こちらをご覧ください。

美肌を目指す!おすすめのノンアルコール化粧品と選び方の3つのコツ

アルコールフリー化粧水で潤い素肌へ!失敗しない選び方の3つのコツ


4.化粧水の代表的な水溶性の保湿成分

保湿成分の入った化粧水で潤いを実感している女性の写真

保湿成分は、いまや数え切れないほどの種類がありますが、ここでは化粧水に配合されることの多い水溶性の代表的な保湿成分のポイントを示します。

保湿成分は、お肌のキメを整えたり、お肌の透明感をもたらします。

また、乾燥肌の原因にはたらきかけ、乾燥肌の改善くすみなどの肌悩みの対策に適した成分です。

1)水溶性セラミド

セラミドは、もともと表皮の角質層にある角質細胞間脂質の約50%を占める成分で、バリア機能を維持するはたらきがあります。

そんなセラミドは、化粧品成分としても有名ですが、保湿化粧水、エイジングケア化粧水によく配合されるのが水溶性セラミド。

セラミドは、水分をしっかり挟み込んでキープする保湿力の高い成分なので、エイジングケア化粧水にも重要と考えられます。

セラミドはもともと脂溶性成分だったのですが、ユズ果実から抽出したユズセラミドや米から抽出したグルコシルセラミドという水溶性セラミドが最近開発され、美容液などにも配合されることが多くなりました。

なお、ヒト型セラミドをはじめ、多くのセラミドは脂溶性の成分です。

セラミドを詳しくお知りになりたい方は、こちらの記事もご覧下さい。

セラミドは肌の保湿力の鍵!その秘密と化粧品の選び方

保湿成分セラミドのはたらきとエイジングケア効果とは?

セラミド化粧水は効果的?ランキングではわからない選び方

セラミドの保湿力で美肌力アップ!|動画で3分間エイジングケア

2)プロテオグリカン

プロテオグリカンのイメージ

プロテオグリカンは、ヒトのお肌では真皮にある成分です。

化粧品に配合されるのは、鮭の鼻軟骨から抽出した水溶性の原料で、ヒアルロン酸より高い保湿力があること、コラーゲンやヒアルロン酸を増やすなどの特性から、最近、注目が集まっている成分です。

また、プロテオグリカンには、お肌の細胞の増殖を促進する作用(EGFに近い作用)があり、シワタルミの対策などエイジングケア効果が期待されています。

最近では、プロテオグリカン配合のエイジングケア化粧水も多くなってきました。

プロテオグリカンについて、詳しくはこちらをお読みください。

プロテオグリカンの効果は保湿とエイジングケア化粧品の要!

プロテオグリカンはアンチエイジングやエイジングケアで期待

プロテオグリカン配合エイジングケア化粧水の選び方と使い方

プロテオグリカンの保湿効果で潤い美肌|動画で3分間エイジングケア

3)ヒアルロン酸

ヒアルロン酸のイメージ

ヒアルロン酸は、ヒトのお肌では真皮にあり、このほか表皮にも一部あります。

いまやその名を知らない人がいないほど有名な保湿成分で、エイジングケア化粧水にもよく配合されます。

以前は、動物由来のヒアルロン酸も多かったようですが、最近では、化粧品に配合されるのは、乳酸球菌による発酵で製造したものが多くなっています。

水に溶けるととろみが出るのが特徴で、ヒアルロン酸自身の200~600倍の水分を抱え込んで保湿効果を発揮します。

ヒアルロン酸についての詳しい情報は、「ヒアルロン酸の保湿効果にはデメリットがあった!その秘密と安全性」をご覧ください。

また、「衝撃!ヒアルロン酸で乾燥肌になる!誤った使い方を避けて正しい保湿」、「ヒアルロン酸の新しい効果を発見!日焼けによるお肌の炎症を抑制」も参考にしてください。

4)コラーゲン

コラーゲンは、ヒトの肌では真皮にあって、線維芽細胞でつくられます。

また、化粧品成分としてもヒアルロン酸と並び有名な保湿成分です。

コラーゲン化粧品で、肌のハリ肌のツヤがでるのは、お肌の中でコラーゲンができるのではなく、あくまでコラーゲンの保湿力によりお肌が潤った結果です。

化粧品に配合されるのは、豚や魚の皮や鱗から抽出して水溶性にした成分です。

動物由来のコラーゲンはアニマルコラーゲン、魚由来のコラーゲンはフィシュコラーゲンマリンコラーゲンと呼ばれます。

水分を抱え込んで保湿効果を発揮しますが、その保湿効果は、プロテオグリカンやヒアルロン酸よりは低いといわれています。

コラーゲンもエイジングケア化粧水によく配合されます。

コラーゲンについて詳しくは、こちらをご覧ください。

コラーゲン化粧品はたくさんあるけどエイジングケアに大切?

コラーゲンのエイジングケアとアンチエイジングにおける役割

5)アミノ酸

アミノ酸のイメージ

もともと表皮にあるNMF(天然保湿因子)は、アミノ酸類が約50%です。

そのNMFを構成するアミノ酸も化粧水の保湿成分としてよく使われます。

グリシンアラニンプロリンセリンアルギニンリシングルタミン酸トレオニンベタインなどがその代表です。

アミノ酸もエイジングケア化粧水によく配合されます。

アミノ酸についての詳しい情報は、「アミノ酸化粧品のエイジングケア効果とアミノ酸誘導体」や「アミノ酸化粧水で美肌になる!効果とエイジングケアのメリットは?」をご覧ください。

また、PCA-Na(ピロリドンカルボン酸ナトリウム)はアミノ酸代謝物です。

6)エラスチン

エラスチンは、もともと真皮にあるたんぱく質で「弾性線維」と呼ばれる成分です。

コラーゲンと同じく、線維芽細胞によってつくられます。

最近では、化粧品成分として化粧水などに配合されるようになってきました。

化粧品成分としてのエラスチンは、ブリ、ハマチ、マグロ、カツオ、タラなどの魚や、豚などの動物から抽出したものです。

エラスチン化粧品をお肌に塗っても、そのままお肌のエラスチンになるわけではありません。

エラスチンについての詳しい情報は、「エラスチンのエイジングケア効果と化粧品成分としての役割」や「エラスチンの特徴とナールスゲンの関係|動画で3分間エイジングケア」をご覧ください。




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5.化粧水の代表的なエイジングケア化粧品成分

エイジングケア化粧品成分でお肌の潤いを取り戻す女性

エイジングケア化粧品成分とは、シワやたるみ、ほうれい線たるみ毛穴目の下のクマなどの肌老化の対策などエイジングケアの効用を狙った成分です。

また、お肌の酸化を予防する抗酸化作用があったり、最近では、お肌の糖化を予防する点に着目した成分も登場してきました。

しかし、薬機法(旧 薬事法)では、化粧品の成分が届くのは、表皮の角質層までであり真皮まで届かないものと規定されています。

したがって、エイジングサインが出る前の予防美容的なはたらきは期待できても、目立ってしまえば改善を期待することはできません。

だから、「ほうれい線が消える」「しわがなくなる」「たるみがなくなる」などの肌悩み解消は、化粧品には期待できません。

公式に「エイジングケア成分」「エイジングケア化粧品成分」というカテゴリーはありませんが、加齢にともなうシワやたるみのほか、いわゆるエイジングサインへのケアを目的として配合する成分です。

最近では、産学連携や海外でも画期的な成分が開発されつつあります。

科学的なデータや論文発表、学会での発表などを行っている興味深い成分も増えています。

最近では、エイジングケア化粧品成分を強調したい場合に、成分名+化粧水の名前で呼ぶことがあります。

たとえば、ナールスゲン化粧水プロテオグリカン化粧水APPS化粧水などがあります。

1)ナールスゲン

ナールスゲンのイメージ

その分子量が約321.26ダルトンという極めて小さな水溶性のアミノ酸誘導体です。

京都大学と大阪市立大学の共同開発成分で、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン47(HSP47)、HSP70、ヒアルロン酸などの産生を増やすことから、エイジングケアの新成分として注目されています。

ビタミンCと一緒に使えば、相乗効果でコラーゲンの産生がさらに増えることもわかっています。

また、表皮でグルタチオンを増やすはたらきや紫外線による光老化を防ぐはたらきもあります。

シワやたるみの対策に配合されます。

ナールスゲンを詳しくお知りになりたい方は、こちらの記事もご覧下さい。

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2)ネオダーミル

ネオダーミルのイメージ

ネオダーミルは 、スイスのバイオテクノロジー技術を持つ化粧品原料会社であるインデュケム社(Induchem AG)によって開発された最先端のエイジングケア化粧品成分です。

ネオダーミルは、単一の成分ではなく、グリセリン、水およびメチルグルコシド6 リン酸・銅・リシン・プロリン複合体の混合物です。

ネオダーミルは、細胞のエネルギー分子である主軸成分メチルグルコシド6 リン酸が中心となり、Ⅰ型コラーゲンⅢ型コラーゲン、エラスチンの生成を促進します。

シワやたるみの対策に配合されます。

ネオダーミルを詳しくお知りになりたい方は、こちらの記事もご覧下さい。

ネオダーミルは、いま注目の新エイジングケア化粧品成分!

ネオダーミルはシワ対策の化粧品成分|動画で3分間エイジングケア

3)プラセンタエキス

プラセンタとは、「胎盤」のことで、豚、羊、馬などの胎盤の成分を抽出したエイジングケア化粧品成分です。

たんぱく質・アミノ酸・ビタミン・ミネラル・核酸・酵素などが含まれています。

保湿、血行促進、新陳代謝促進に加え、美白作用もあるので、美白化粧水に使われることもあります。

プラセンタエキスについての詳しい情報は、「プラセンタエキスの化粧品での効果!馬豚・豚・羊の違いは?」をご覧ください。

4)フラーレン

60個の炭素のみでできたサッカーボールのような球状の極めて安定性の高い構造のエイジングケア化粧品成分です。

従来、水に溶けにくかったのですが、高度に生成した水溶性フラーレンが開発され、化粧品への応用が可能になりました。

強い抗酸化力が特徴で、活性酸素を消去させることで、エイジングケア化粧品成分としてはたらきます。

フラーレンはその発見者がノーベル賞を受賞したことら、広告などで「ノーベル賞受賞の化粧品成分」として誤った使い方をされることもあります。

5)水溶性ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体のイメージ

ビタミンCそのものは、不安定なため、お肌に浸透しにくく壊れやすいものです。

それを改良して、浸透性を高めたものがビタミンC誘導体です。

ビタミンC誘導体には、水溶性ビタミンC誘導体油溶性ビタミンC誘導体がありますが、化粧水に配合されるのは水溶性ビタミンC誘導体です。

また、最近、改良型である両親媒性のビタミンC誘導体であるAPPS(アプレシエ)も登場しています。

さらに、セラミドを増やす3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸(セラミドプロモーター)などの選択肢も増えています。

この成分は、ビタミンC誘導体の中では稀有な特性を持ち、敏感肌にもおすすめです。

水溶性ビタミンC誘導体は、抗酸化作用、コラーゲンの生成促進などのエイジングケア化粧品成分としての特徴と、メラニンの生成抑制や還元作用などの美白成分の特徴を持っています。

そのため、エイジングケア化粧水、美白化粧水のどちらにも配合されます。

リン酸アスコルビルMgやリン酸アスコルビルNa、ビタミンCエチルなどが代表的なビタミンC誘導体です。

なお、ビタミンC誘導体化粧水についての詳しい情報は、「乾燥肌対策の保湿にビタミンC誘導体化粧水は使っていいの?悪いの?」や「ビタミンC誘導体化粧水の選び方はエイジングケアの視点で」、「ビタミンC誘導体化粧水の美肌効果!|動画で3分間エイジングケア」をご覧ください。

6)水溶性ビタミンE誘導体

水溶性ビタミンE誘導体のイメージ

ビタミンE誘導体トコフェロールは、抗酸化作用や血行促進作用を持つ成分です。

本来、ビタミンE誘導体は油溶性の成分なので、化粧水に配合するのには向かない成分です。

そんなビタミンE誘導体を改良して、水溶性の性質を持たせたのが、トコフェリルリン酸Naです。

ビタミンE誘導体についての詳しい情報は、「ビタミンE誘導体トコフェリルリン酸Naは化粧水にも配合できる成分」をご覧ください。

7)ナイアシンアミド

ナイアシンアミドはビタミンB群の一種で、ニコチン酸アミドとも呼ばれます。

以上3つの有効成分として医薬部外品の承認を受けている、珍しい成分です。

セラミド、コラーゲンを増やし、メラニンを抑えるはたらきがあります。

また、肌質を選ばず使えます。

さらに温度変化に強いという、高い安定性が特徴の成分です。

カネボウのしわケア化粧品ほかエスト・アヤナス・コスメデコルテといったブランドでも使われる信頼性の高い成分です。

詳しくは、「ナイアシンアミドはシワ改善有効成分!化粧品としての効果と安全性」をご覧ください。

そのほかでは、ナールスブランドの化粧品に配合されているキュアパッションダマスクローズなども水溶性の成分です。

キュアパッションはリンパに着目の成分|動画で3分間エイジングケア」や「ダマスクローズの香りで幸せと美肌を!|動画で3分間エイジングケア」も参考にしてください。

ほかにも化粧水に配合される成分はたくさんありますし、保湿化粧水やエイジングケア化粧水には、これらの成分の1つまたは複数が配合されている場合が多いでしょう。

しかし、配合濃度はそれぞれなので、同じ成分が配合されていても効果が十分に期待できるかといえば、必ずしもそうではありません。

また、安全性の観点からは、配合濃度が高ければ刺激などを感じるリスクも上がるので、濃度が高いことが必ずしもよいとはいえません。

エイジングケア化粧品成分には、ある一定の幅で推奨されている濃度がありますので、その濃度を配合しているエイジングケア化粧水を選ぶのがベターです。




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6.化粧水や成分についてもっと知ろう!

化粧水の成分についてより深い知識を提供する女性

化粧水は、保湿成分やエイジングケア化粧品成分を知ることも大切ですが、選び方や使い方などを知ることで、スキンケアやエイジングケアが楽しくなります。

エイジングケアアカデミーでは、そんな化粧水に関してさまざまな記事をご用意しています。

そこで、化粧水の選び方や使い方などについてもっと深く知りたい方は、次の記事をご覧ください。

1)化粧水を選ぶための基本

おすすめの化粧水は大切な7つのチェックポイントで!

化粧水を安全に安心して使いたい!3つのコツとチェック方法

化粧水は10種類以上も?目的別の効果とランキングに頼らない選び方!

30代におすすめのエイジングケア化粧水!選び方と使い方のコツ

40代におすすめのエイジングケア化粧水!選び方・使い方は肌悩みで!

50代のエイジングケア化粧水は優しいのがおすすめ!選び方と使い方

2)年齢別や肌悩み別の化粧水

エイジングケア化粧水の選び方のコツは肌質と年齢と肌悩みの3つ

30代~40代でほうれい線を消すエイジングケア化粧水!選び方は?

50代からのほうれい線ケア化粧水の選び方の秘密?おすすめもご紹介

メンズ(男性)も化粧水を使うのが常識!ランキングに頼らない選び方

3)化粧水の使い方

化粧水の正しい使い方とつけ方で美肌に!上手なエイジングケア

化粧水をコットンで使うことはエイジングケア世代に良いの?悪いの?

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化粧水はハンドプレスで浸透力や保湿効果が高まるって本当?

化粧水のパッティングは、エイジングケアにとって良いつけ方?

化粧水は90%が水!バシャバシャたっぷり使っても乾燥肌は改善しない

ご自分に合う化粧水を探すには、「自分で選ぶための知恵」を身につけることが大切です。

こちらの記事もご参考にしてみてください。

化粧水ランキングを斬る!おすすめや人気化粧水のカラクリ?

そして、エイジングケア化粧水の中身を理解するための事例として、ナールスゲン配合エイジングケアローションである「ナールスピュア」を解剖してみました。

こちらもあわせてご覧ください。

化粧水ランキングを超える!エイジングケア化粧水の選び方

4)化粧水の成分をもっと知ろう

ナールスエイジングケアアカデミーのエイジングケア書籍レビューでは、さまざまな本を紹介しています。

ここでは、化粧水をはじめ、さまざまな化粧品の成分が学べる書籍をご紹介します。

*「化粧品成分ガイド 第6版(宇山侊男/岡部美代治/久光一誠 著、フレグランスジャーナル社)

*「お姫様の美肌図鑑(作・絵 たなかしん プロデュース 高橋典子 監修 まのえいこ、株式会社じほう)

*「世界一ためになる!美容成分図鑑 (佐藤薫 著、株式会社新星出版社)

*「化粧品選びの常識が変わる!美肌成分事典(かずのすけ/白野実 著、主婦の友社)

*「知れば知るほどキレイになれる!美容成分キャラ図鑑(小西さやか 著、株式会社東西社)

*「天然成分だけで化粧品をつくることはできないのか?(角谷貴斗 著、中央書院)


7.まとめ

まとめ

化粧水に含まれる代表的な保湿成分やエイジングケア化粧品成分について、特徴やはたらきをご紹介しました。

いかがでしたか?

ほかにもたくさんの保湿成分やエイジングケア化粧品成分がありますので、すべてを網羅できていません。

それでも、主要な化粧水の成分はここでご紹介したものになりますので、参考にしていただけると思います。

エイジングケア化粧水を選ぶ際には、オススメの化粧水やランキング上位の化粧水などの成分をチェックしてみてはいかがでしょうか。

この記事「化粧水にピッタリの美容成分で美肌になれる保湿とエイジングケア!」が、エイジングケア世代の男性や女性のみなさまのお役に立てば幸いです。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。

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