コラーゲンを増やすにはビタミンCのチカラが必要!

ビタミンCのサポートでお肌のコラーゲンが増えた女性

コラーゲンはお肌のハリ・ツヤを維持するだけでなく、骨や血管、内臓、筋肉などカラダにとって大切な成分。

このコラーゲンを作るにはビタミンCのサポートが欠かせません。

今回は、コラーゲンとその生成を促進するビタミンCの種類や働き、そしてビタミンCとコラーゲンが組み合わさった新しい美容成分「VCコラーゲン」をご紹介します。

コラーゲンを増やすにはビタミンCのチカラが必要!の目次

1.コラーゲンはカラダのあらゆるところで必要な成分

「コラーゲンを増やすにはビタミンCのチカラが必要なのをご存じ?」をお届けします。

コラーゲンと聞けば、「お肌がぷるぷる、つやつやになる!」といった美肌を得るためのエイジングケア化粧品の成分やドリンク剤で使われる成分というイメージがありますよね。

このコラーゲン、カラダの中で作られていて、年齢とともに減少することは、ナールスエイジングケアアカデミーの読者のみなさんならご存じと思います。

コラーゲンはたんぱく質の1種で、3本のたんぱく質による3重のらせん構造からできており、人のたんぱく質の70%を占めているといわれています。

コラーゲンはカラダのいたるところに存在していますが、40%がお肌に、20%が骨や軟骨に、残りは血管や内臓に存在しているといわれています。

だから、お肌だけでなく、私たちのからだを支える上で大切な成分です。

また、コラーゲンはその構造からも細かく分類されています。

グリシンプロリンヒドロキシプロリンなどのアミノ酸同士が結合してペプチドになり、それがまた結合するとたんぱく質になりますが、このアミノ酸の組成の違いでⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型など約30種類のタイプにわかれます。

I型コラーゲンは主に真皮や血管、Ⅱ型コラーゲンは軟骨や眼の硝子体、Ⅲ型コラーゲンは血管の内壁などに多くあります。


2.コラーゲンとビタミンCの関係

コラーゲンのサプリメント

コラーゲンがカラダの中で作られるために、ビタミンCが必要なことをご存知な方も多いと思います。

でもそれがなぜかを知っている方はそれほど多くないのでは?

ビタミンCは酸化しやすい性質(還元作用)があり、これがカラダの中で他の物質の酵素反応に必要な金属イオンを還元する力となっています。

だから、コラーゲンの3重のらせん構造を作る酵素の働きを、ビタミンCが助けています。

さらにビタミンCは、コラーゲン産生を促進し、紫外線ダメージなどによる活性酸素からカラダを守る抗酸化作用や、美白効果も持っています。

これが、ビタミンCが美肌のための栄養素たるゆえんです。

ですが、人間を含めて霊長類はビタミンCを作る酵素を体に持っていないため、食べ物で摂ったり、サプリメントで補ったりする必要があります。


3.化粧品やサプリメントに含まれるコラーゲン

コラーゲン配合のエイジングケア化粧品

1)化粧品に含まれるコラーゲンは肌のものとは違う

さて、お肌の弾力ツヤに必要なコラーゲンとですが、エイジングケア化粧品によく配合されます。

しかし、エイジングケア化粧品に配合されるコラーゲンは、真皮にあるコラーゲンとははたらきが異なるのです。

皮膚にもともとあるコラーゲンは比較的硬くて肌をしっかり支えることで肌のハリをサポートします。

しかし、化粧品成分のコラーゲンは保湿成分です。

肌の表皮を潤して乾燥肌の予防や改善に役立つのです。

2)化粧品成分としてのコラーゲンの種類

コラーゲンは、由来によってアニマルコラーゲンとフィッシュコラーゲンに分かれます。

フィッシュコラーゲンのうち海水性の天然魚由来のものは、マリンコラーゲンと呼ばれます。

また、その加工方法によって「アテロコラーゲン」「加水分解コラーゲン」「低分子量コラーゲン」の3種類に分かれます。

➀アテロコラーゲン

テロペプチドを酵素的に分解したコラーゲン。水溶性コラーゲンとも呼ばれます。

3重のらせん構造をキープしているので、分子量が大きく、水溶液のテクスチャーは比較的粘性が高くてとろみがあります。

②加水分解コラーゲン

コラーゲンを加水分解したもので、「コラーゲンペプチド」と呼ばれています。

浸透力を高めるために分子を小さくしたため、コラーゲンの3重のらせん構造などの特性はキープされていません。

そのためテクスチャーは、粘性が少なくサラッとしており、お肌なじみがよいです。

③低分子量コラーゲン

加水分解コラーゲンの分子をさらに小さく加工したものです。

分子量が1,000ダルトン以下の「ナノ化コラーゲン」または「浸透型コラーゲン」と呼ばれるものもあります。

しかし、この状態になると実はコラーゲンではなくペプチドです。

コラーゲンとコラーゲン化粧品については、「コラーゲン化粧品はたくさんあるけどエイジングケアに大切?」や「コラーゲンのエイジングケアとアンチエイジングにおける役割」、「ほうれい線の改善・解消にコラーゲンは効果があるのか?」に詳しく書いていますので、こちらをお読みくださいね。

3)コラーゲンサプリメントのコラーゲンは?

サプリメントに含まれるコラーゲンは、コラーゲンを分解したコラーゲンペプチドです。

これは飲めば分解されてアミノ酸になります。その一部が、カラダのコラーゲンの原料として使われます。

また、最近ではコラーゲンペプチドがそのまま血液や細胞内に運ばれることがわかってきました。

そんなコラーゲンサプリメントについては、次の記事も参考にしてください。

コラーゲンはなぜ必要?その解説とおすすめコラーゲンサプリご紹介!

プルプル美肌になる!コラーゲンサプリメントの種類と選び方のコツ

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4.化粧品成分としてのビタミンCの種類

ビタミンC誘導体のイメージ

1)ビタミンC誘導体とは?

ビタミンCは酸化されやすい性質があるので、そのままお肌に塗っても酸化して、お肌に浸透しません。

だから、ビタミンCの基本的特性を維持して少し化学的に加工した「ビタミンC誘導体」が誕生しました。

これなら、お肌に塗っても角質層に浸透してビタミンCとしての効果を発揮します。

ビタミンC誘導体には、水溶性ビタミンC誘導体油溶性ビタミンC誘導体、両親媒性ビタミンC誘導体の3種類があります。

2)ビタミンC誘導体の種類

①水溶性ビタミンC誘導体

皮膚に吸収されやすく、多くの化粧水に配合されており、即効性があります。

アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸マグネシウム、3-O-エチルアスコルビン酸(VCエチル)などがあります。

ですが、油溶性ビタミンC誘導体よりも刺激性が高いというデメリットがあります。

水溶性ビタミンC誘導体は、普通肌脂性肌肌質の方におすすめの成分です。

②油溶性ビタミンC誘導体

水溶性ビタミンC誘導体に油溶性物質を結合させたものを指します。

VC-IP(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)が代表的です。

油溶性ビタミンC誘導体ができたおかげで、リッチなテクスチャーの美容液保湿クリームオールインワンゲルなどに配合しやすくなりました。

水溶性ビタミンC誘導体と比べて、即効性はよりも低いですが、効果の持続時間は長いです。

また、お肌にも浸透しやすく、乾燥しにくく、刺激も少ないです。

乾燥肌混合肌インナードライ肌敏感肌の方におすすめの成分です。

③両親媒性ビタミンC誘導体

このビタミンC誘導体は、水溶性と油溶性の両方の性質を持っています。

代表的なのは、最近話題のAPPS(アプレシエ)や3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸です。

3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸は、セラミドプロモーターという名前が付けられています。

このセラミドプロモーターには、コラーゲンの生成を助けるだけでなく、なんと!セラミドも増やすというはたらきもあります。

両親媒性ビタミンC誘導体は、どのような肌質の方でも使えますし、どのような化粧品にも配合が可能です。

ビタミンC誘導体についてもっと詳しく知りたい方は、「ビタミンC誘導体化粧水の選び方はエイジングケアの視点で」をお読みくださいね。


5.コラーゲンとビタミンCが一緒になった新成分って?

新成分を説明する女医

化粧品にコラーゲンとビタミンC誘導体を配合するときは、それぞれの成分を配合しています。

この2つの成分を組み合わせた新しいコラーゲン原料「VCコラーゲン」というのが、新日本製薬株式会社によって開発されました。

この新しい成分は、一般的なコラーゲン原料と比較して、真皮の線維芽細胞でのコラーゲン産生量が約5倍高いことが確認できたそうです。

また、コラーゲンとビタミンCを単体で配合した場合よりも、VCコラーゲンを配合した場合で、線維芽細胞のコラーゲン産生が高まることも確認できたそうです。

<線維芽細胞のコラーゲン生産量の比較>

線維芽細胞のコラーゲン生産量の比較

お肌の弾力キープや、くすみシミシワ予防など、エイジングケア世代の私たちにとって、美肌づくりをサポートしてくれる新しい成分が誕生するのは嬉しいですよね。


6.2種のビタミンC誘導体を配合した「ナールスピュア」が進化します

進化するナールスピュア

ナールスピュアの主成分はナールスゲンですが、コラーゲンやエラスチンヒートショックプロテイン(HSP)47、HSP70、ヒアルロン酸を増やすことが、研究からわかっています。

さらに、ビタミンC誘導体との相乗効果でコラーゲンをさらに増やします。

だからナールスピュアには、アスコルビン酸ナトリウムとAPPSを配合しています。

そして2020年秋、ナールスピュアは、さらにお肌の保湿、お肌のハリ・ツヤ、バリア機能のサポートを一層強くするためリニューアルします!

両親媒性ビタミンC誘導体の「セラミドプロモーター」を追加します。

これでビタミンC誘導体が3種配合されることになります。

さらに、シワ改善・美白・肌荒れ改善の医薬部外品の有効成分としての承認を受けている「ナイアシンアミド」、NMF(天然保湿因子)の成分でお肌の水分を吸着して保湿効果を発揮するヒューメクタントである「ピロリドンカルボン酸ナトリウム(PCA-Na)」も追加します。

ただいま、7周年感謝キャンペーンとして、ナールス製品を5,500円以上(税込)以上お買い物された方に、リニューアルする【ナールスピュア 50mlミニボトル(非売品)】をプレゼントしています。

先着700名様限定です。

詳しくは、こちらをご覧ください。

ナールス7周年感謝キャンペーン


7.編集後記

「コラーゲンを増やすにはビタミンCのチカラが必要なのをご存じ?」をお届けしました。

50歳を過ぎたあたりから、シワやくすみ、顔のたるみ目元のたるみがますます気になってきて、お肌を支えているコラーゲンやエラスチンなんかがぐっと減ってきたんだな・・・と実感しています。

コラーゲンなどは自分の細胞で作り出すことができますから、化粧品で補うのはもちろんですが、やはり食事でお肌もカラダも整えていくことが大切ですね。

夏の暑さが厳しいときは、食欲もあまりわかないときもありますが、コラーゲンのもととなるタンパク質とビタミンCが豊富で夏バテしているときにピッタリな夏キャベツなどの野菜などで力をつけようと思います。

この「コラーゲンを増やすにはビタミンCのチカラが必要なのをご存じ?」が、ナールスエイジングケアアカデミーの読者の皆様のお役に立てれば幸いです。

(執筆:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ

医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。

(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。コスメ検定1級。

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