目元や目の周りは、ハリがなくなるととても老けて見えます。
そんな目元は、小じわ、目の下のクマ、たるみができやすいパーツです。
この記事では、目元のハリがなくなる原因と予防、ハリを取り戻すためのエイジングケアの対策から美容医療まで幅広くご紹介します。
また、オススメの目元美容液もご紹介します。
- 目元はお肌が薄く、皮脂腺も少ないパーツのため、デリケートでハリがなくなりやすいのです。そして、エイジングが進めばより老化が進みます。
- 目元のハリがなくなると目元のシワをはじめ、さまざまなエイジングサインも目立ってきます。だからこそ、予防が大切です。
- 目元のハリをキープするスキンケア、エイジングケアの基本は、保湿、清潔、紫外線対策です。この3つをしっかり行うことが予防に効果的です。
- 目元のハリを取り戻すには、目元専用のエイジングケア美容液やアイクリームが効果的です。ただし、たるみが進むと改善は難しくなります。
- 時々、目元の周りをフェイスマスクなどでスペシャルケアすることもハリをキープするために有効です。季節の変わり目や乾燥が厳しい時期などに上手に取り入れましょう。
- 眼輪筋など表情筋のエクササイズ、ツボ押しなどで血行促進させることも目元のハリを摂り戻す対策になります。スキンケアやエイジングケアだけに頼らず、組み合わせて実践しましょう。
- 目の下のたるみや目の下の黒くまなどで失った目元のハリを取り戻すには、美容医療も有効な選択肢の1つです。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*目の下のくまの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
*目元のシワの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
*目の下のたるみの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
読みたいところから読める目次
1.目元のハリがなくなってきたと悩むあなたへ
もともと目元のお肌は薄く刺激に弱いため、乾燥肌になりやすいパーツです。
特に、年齢を重ねれば重ねるほど目元のハリはなくなってしまいます。
目元のハリ対策として効果的なのは、そんな目元のお肌の特徴を理解してハリがあるときから、目元を意識したスキンケアやエイジングケアを行うことです。
とは言え、エイジングケアをそれほど意識しない20代の若い頃やまだ目元のハリが十分な時は、そこまで気が回らないという方が多いのではないでしょうか。
でも、30代や40代になって、実際に目元のハリがなくなるとあせってしまいますし、できるだけ早く目元のハリを取り戻して美肌でいたいですよね!
この記事では、目元のハリがなくなる原因と改善のためのエイジングケアの対策、オススメの目元専用のエイジングケア美容液、美容医療までを幅広くご紹介します。
「40代になって目元の衰えを感じる。早く目元のハリを取り戻したい」
「目元のハリをキープするエイジングケアの基本って?保湿だけではだめなの?」
「目元専用美容液って効果があるの?ハリは取り戻せるの?」
「化粧品以外で目元のハリを取り戻す方法はあるの?あれば教えて!」
「目元のハリを取り戻すための美容医療ってどんな方法があるの?リスクは?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
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2.目元にハリがなくなる原因は?
1)目元のお肌の特徴と原因
目の周りの皮膚は、顔の他のパーツに比べて非常に薄いのです。
詳しくは、「目元・口元の乾燥・肌悩みとお肌の特徴を考えたエイジングケア」で取り上げていますが、次のような特徴があります。
といった特徴があります。
そのため、紫外線ダメージなど外部環境の刺激に弱く、乾燥肌ほかさまざまな肌悩みやエイジングサインが出やすい箇所です。
また、クレンジングや洗顔など、スキンケアによる刺激や負担も受けやすいのです。
だから、肌の老化も進みやすいのです。
このように目元や目の周りは、エイジング以外でもハリを失う要素がたくさんあるのです。
2)目元にハリがなくなるとさまざまなエイジングサインが!
①目尻や目元の小じわ
目尻や目元は、しわができやすいパーツで、特に小じわが目立ちます。
目元のしわの原因は、乾燥であることが多く、小じわとして目立ちます。
早い段階でしっかりと保湿による乾燥肌対策を行えば、しわを消すことが可能です。
他にも、表情のクセや日常の姿勢が悪いこと、食生活や生活習慣の乱れ、間違ったスキンケアなどが原因になることもあるので注意が必要です。
目の周りのしわは人目につきやすいので、小じわがあると一気に老けた印象が増してしまいがち。
若々しい印象を保つためにも、できるだけ発生させないように、エイジングケアを行ないましょう。
目元のシワ対策については、「目元・目尻・目の下のしわの予防と改善対策のエイジングケア」を参考にしてください。
②目の下のたるみ
目の下のたるみは、お肌の老化によるもので、顔のたるみの1つです。
ゴルゴライン、マリオネットライン、深いほうれい線などと同じく、改善するのがとても難しいエイジングサインです。
真皮の線維芽細胞の衰えによりコラーゲン、エラスチン、プロテオグリカン、ヒアルロン酸が減少すると、肌のハリが失われ、たるみが生じます。
また、加齢などによる目の周囲の表情筋の衰えが原因で、皮下脂肪が肥大化して皮膚が垂れ下がってしまうこともあるのです。
特に現代は、仕事やプライベートでパソコンやスマートフォンの画面を見ている時間が長く、まばたきが少なくなって、筋肉が衰えやすい傾向にあります。
そのため、仕事や作業の合間に目を休めるなど、意識的にケアすることが大切です。
スマホによるたるみの詳しい情報は、「スマホ習慣がたるみやシワ、老け顔の原因!美肌への影響とは?」も参考にしてください。
目の下がふくらんでいるようにたるんでいる時は、眼窩脂肪が飛び出ている可能性があります。
目を守る役割がある眼窩脂肪は、眼球を包むようにして存在しています。
本来は、靱帯が眼窩脂肪を支えていますが、加齢によって靱帯がゆるむと、重さに耐えきれなくなって目の下に飛び出してしまうのです。
③目の下のクマ
疲れ顔や老け顔の原因となる目の下のクマにはいくつかの種類があります。
目の周りの毛細血管の血液循環が滞ることで、青く見えてしまうクマです。
目の周りの皮膚は特に薄いので、血行不良が目に見える形で現れますが、実際は顔全体の血行が悪くなった状態ですので気を付けましょう。
続いて、むくみやたるみが原因で生じる黒グマ。年齢とともに、もともと薄い下まぶたの皮膚がさらに薄くなってたるんで影ができることで生じます。
むくみが加わると、さらに悪目立ちしてしまうことが特徴です。
眼窩脂肪の肥大化によるたるみがクマのように見えてしまうこともあります。
老化現象なので、エイジングケアで予防することが大切です。
小さなシミの集合体が、茶色のクマのようにみえてしまうものです。
気になってこすってしまうと、色素沈着や角質肥厚が悪化しやすいので注意しましょう。
このタイプのクマには、美白化粧水などによる美白ケアでメラニンを排出することが効果的です。
④上まぶたのたるみ
まぶたのたるみは、上まぶたに目立つこともあります。
目の周りの表情筋である眼輪筋の衰えによって、上まぶたが垂れ下がってしまうことで生じます。
また、頭皮のたるみも上まぶたをたるませる原因です。
だから、頭皮のケアを行うことも重要なポイントとなります。
上まぶたのたるみは老化現象の一種であり、特に40代以上のエイジングケア世代の女性に目立つことが多いです。
20代や30代からエイジングケアすることで、予防が可能です。
目元のハリをキープするために、エイジングケアは若い頃から始めるとよいでしょう。
なお、まぶたが垂れ下がり、黒目の中心部分(瞳孔)に覆いかぶさってしまえば、「眼瞼下垂」という病気です。
このような場合は、早く眼科を受診しましょう。
3.目元のハリをキープするスキンケアの基本
1)保湿
目元のハリをキープするために大切なことは、まず保湿です。
しっかりと保湿を行って、目元のお肌のバリア機能とターンオーバーを正常な状態にキープしましょう。
目元の乾燥を防ぐ保湿ケアをすることで、小じわなどを予防したり改善することができます。
①目元のハリをキープする保湿成分
目の周りは皮膚が薄くとてもデリケートなので、保湿力が高いことに加え、安全性が高い保湿成分が配合された化粧品を選ぶことが重要です。
オススメの成分としては、セラミド、プロテオグリカン、ヒアルロン酸などがあげられます。
最強の保湿成分として名高いセラミドの中でも、皮膚のセラミドとほぼ同じ構造を持つヒト型セラミドが特にオススメできる成分です。
また、NMF(天然保湿因子)の成分であるアミノ酸(グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンなど)もよい選択肢です。また、コラーゲンの元となるアミノ酸の1つであるヒドロキシプロリンもオススメです。
保湿成分は、水分を挟み込むタイプ、水分を抱え込むタイプ、水分を吸着するタイプの3つのタイプに分類することができます。
また、代表的な成分は以下の通りです。
- 水分を挟み込むタイプ:セラミド、コレステロール、スフィンゴ脂質など
- 水分を抱え込むタイプ:プロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなど
- 水分を吸着するタイプ:アミノ酸、グリセリン、尿素など(これらの成分をヒューメクタントと呼びます。)
保湿力は
水分を挟み込むタイプ >水分を抱え込むタイプ >水分を吸着するタイプ
の順に高くなっています。
それぞれ良さがありますので、3つのタイプが配合されたエイジングケア化粧品がオススメです。
ただし、尿素はたんぱく質を分解するので、目元のハリのケアにはオススメできません。
化粧品にどのような成分が含まれているかは、全成分表示を確認するとわかります。
基本的に配合量の多い順に記載されているので、全成分表示をチェックする際は、成分名と合わせて量も確認することが大切です。
なお、アルコール、PG、香料、着色料などが入った化粧品は、繊細な目元のケアには不向きですので避けましょう。
ノンアルコール化粧品、アルコールフリー化粧水がオススメです。
②目元のハリケアは、化粧水だけでなく美容液や保湿クリームを活用しよう
保湿と聞くと、保湿化粧水だけで済ませてしまう人がいますが、実は化粧水だけでは十分にケアできているとは言えません。
化粧水には、水分を保持する水溶性成分が含まれていますが、水分の蒸発を防ぐ油溶性成分はほとんど含まれることがありません。
保湿には、「水分を与える」、「水分を保持する」、「水分の蒸発を防ぐ」の3つのプロセスがあります。
化粧水は「水分を与える」はたらきに優れていますが「水分の蒸発を防ぐ」はたらきはありません。
「水分を保持する」「水分の蒸発を防ぐ」効果は、油溶性成分(エモリエント)が入ったエイジングケア美容液やエイジングケア保湿クリームが担います。
しっかり保湿するためにも、化粧水だけなく油溶性成分が入った美容液や保湿クリームを使いましょう。
目元専用のケアアイテムを活用する方法は、特に高い効果を発揮してくれます。
③優しくケアする
顔周りは優しくケアすることが基本ですが、中でも目元周りは、優しい力加減で行うことがポイントです。
目元のハリをキープするために、エイジングケア化粧品を使う時は、「塗る」というより「載せる」意識で、丁寧にケアしてあげましょう。
皮膚が薄い分、少し力を込めてしまっただけで、ダメージにつながってしまうことがあります。
力加減には十分注意することが大切です。
2)清潔に保つことで目元のハリをキープ
目の周りが汚れているとそれだけ皮膚に負担を与えてしまいます。
汚れが気になってゴシゴシこすってしまうと老化を加速させてしまうことも…。
美容だけでなく目の健康のためにも、目元周りを清潔に保つことが大切です。
汚れは、チリやホコリだけとは限りません。
古い皮脂や落としきれなかったメイクも汚れとなります。
特に、メイクを放置するとお肌の酸化の原因になり、お肌を老化させて目元のハリがなくなってしまいます。
目の周りは濃いメイクをしがちなので、丁寧に優しくしっかり洗い流して目の周りの皮膚の負担にならないようにしましょう。
アイメイクしている方は、アイメイク専用のリムーバーを使うと、落としやすくなります。
そうでない場合は、優しいアミノ酸系界面活性剤を使ったクレンジング料がオススメです。
エイジングケア世代の方は、摩擦の少ないクレンジングジェルやクレンジングミルク、クレンジングクリームを選ぶとよいでしょう。
また、敏感肌やインナードライ肌の方は、敏感肌用のクレンジング料を使いましょう。
もちろんスキンケアを行う時には、清潔な手で行うことも肝心です。
3)紫外線対策
紫外線は、光老化をもたらすので目元のハリの大敵です。
紫外線ダメージを受けると、お肌の乾燥が促進されてしまい目元の小じわの原因になりますし、長年、紫外線を浴びると目元のたるみが目立ってしまいます。
日頃から紫外線対策を取り入れて目元のハリをキープしましょう。
日焼け止めに加え、サングラスや日傘などの紫外線対策グッズを取り入れることや衣類などファッションで紫外線対策をすることもオススメです。
中でもUVカット使用のサングラスには、目に入る紫外線のほぼ100%をカットできると言われている優れものもあります。
紫外線対策が盛んな欧米では子供の頃からサングラスをかけることが習慣化されています。
キチンと紫外線カット加工が施されたサングラスを選んで、紫外線対策をしていきましょう。
なお紫外線は1年中降り注いでいますので、春や夏だけでなく秋も冬も紫外線対策をすることがポイントです。
紫外線の中でも、UVA、とくに波長が長く、真皮にダメージを与えるといわれるロングUVAには注意しましょう。
また、最近では近赤外線もたるみの原因になることがわかってきました。目元のハリをキープするには近赤外線対策も必要になってきたのです。
4.目元のハリを取り戻すエイジングケア対策
1)目元のスペシャルケアでハリを取り戻す
日頃のスキンケアを合わせて、スペシャルケアを行うと目元のハリのキープに有効です。
アイクリームや目元用パックなどを活用して、たっぷり保湿してあげましょう。
目元なので刺激の強い成分を避けることや普段の美容液などと違う保湿成分を使うこともオススメです。
また、スペシャルなエイジングケアとして、週に1回程度のフェイスマスクを取りいれるとよいでしょう。
フェイスマスクは、美容成分を凝縮した美容液に近い成分でできているのが特徴で、デリケートな目元のスペシャルケアにもピッタリです。
使用する際は、まず、しっかりと洗顔し、蒸しタオルなどでお肌を温め、化粧水で保湿しておいてから使うとより効果的です。
浸透力の高いバイオセルロース製マスクもオススメです。
2)眼輪筋など表情筋のエクササイズ
目の周りの表情筋である眼輪筋を鍛えることは、目の周りのたるみ改善やシワ防止に効果的であり、目元のハリを取り戻すことに役立ちます。
眼輪筋だけではなく、例えば目尻から口元に伸びている大頬骨筋や小頬骨筋と呼ばれる頬の表情筋を鍛えることはリフトアップが期待できるのでオススメです。
ただし、表情筋を鍛えるためのエクササイズは、やり方を間違えてしまうと逆効果になりますので、注意しましょう。
効果が高いオススメのエクササイズをご紹介します。
<眼輪筋のエクササイズの例>
①8の字トレーニングの手順
- 目を自然に開いた状態にする。
- まず目を時計回りに5回動かす。
- 続いて、反対周りに5回動かす。
最後に、目を8の字に動かす。
②目を開け閉めするエクササイズ
- まず、目を軽く閉じる。
- 閉じた目に少しずつ力を込めてさらに強く閉じる。
- 限界まで閉じて、そこで5秒間キープする。
- 5秒後、ゆっくりと目の力を抜く。
- 力を抜き終わったら、パッと目を大きく見開く。
- そのままの状態で5秒間キープ。
少しずつ力を抜いていき、もとの状態に戻す。
③目の焦点を合わせるエクササイズ
- 指を1本立て、目の前に出す。
- 指を見るようにして遠くから顔にどんどん近づける。
- 今度はだんだん遠ざける。
ピントが合った場所で止め、5秒間見つめる。
これを10回ほど繰り返すことがオススメです。
眼輪筋の収縮力をUPさせるだけでなく、ピント調節機能の訓練にもなり、疲れにくい目を育むことができます。
3)目の周りの血行促進でハリを取り戻す
ホットタオルやアイケア製品などを使用し、目元をゆっくりと温めると、目の周りの血液循環がよくなり、目元にハリが戻ります。
寝る前に、じんわりあたためてあげましょう。
現代は、スマホなどデジタル機器の発達に伴って目を酷使しやすい環境のため、眼精疲労に悩まされる人も多くなっています。
目元をあたためると、目の疲れをとることもでき、リラックスしやすくなります。
目の周りの血行を促進させることもハリを取り戻すことに有効です。
血行促進には、目の周りのツボを刺激する方法がオススメできます。
血液の循環が高まるので、代謝が活発化します。
目のしわの予防や改善にも効果を発揮してくれるでしょう。
目の周りのツボは主に7つあります。
①攅竹(さんちく)
②魚腰(ぎょよう)
③絲竹空(しちくくう)
④瞳子髎(どうしりょう)
⑤球後(きゅうご)
⑥承泣(しょうきゅう)
⑦睛明(せいめい)
上手な押し方のポイントは3つあります。
まず、手を清潔にして押しましょう。眼球が近いので、汚れが入ってしまっては危険です。
次に、押す時は中指の腹で垂直に押します。
指の先を使ってしまうと、爪を立ててしまったり、正しい場所を押せないことがあるので必ず指の腹を使うことがポイントです。
最も重要なのは力加減。
心地よいと感じる程度の適度な力で押すことが肝心です。
強すぎると、逆に目の負担になって血流を悪くし、疲れが増したり痛みが生じることがありますので、十分に気を付けましょう。
各ポイントを踏まえ、ツボに中指を添えて息をゆっくり吐きながら適度に圧を感じる優しい力加減で押し、息を吐ききったら、指を離して軽く息を吸います。
数回繰り返せば、1つのツボ押しが終了です。
焦らず、じんわりゆっくりとツボを押して血行を促進させましょう。
5.目元のハリの改善にオススメの美容液
目元のハリを取り戻すオススメのエイジングケア美容液は「ナールス ネオ」。
私たちの美容液ランキング1位のエイジングケア美容液です。
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元・口元専用美容液です。
そんなナールス ネオは、2019年5月にリニューアルしました。
1)ナールスネオの開発コンセプト
「目元、口元などの気になるエイジングサイン。色んなケアを試したけど、どうしても気なってしまう」。
そんな気になるパーツを、最先端のエイジングケア成分で「攻める」美容液です。
「目元のエイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。
「in-cosmetics 2013」(パリ)で、「イノベーションアワード金賞」を受賞したスイス発の最新バイオテクノロジーによる成分「ネオダーミル」を最高推奨濃度(2%)で配合し、大学発の3つの成分「ナールスゲン」「プロテオグリカン」「ダエダリンA」を配合することで、目元や口元のハリやつやをキープします。
*in-cosmeticsとは、世界中の化粧品原料企業が集う、化粧品原材料の国際展示会です。
2)目元美容液「ナールスネオ」の主な配合成分のポイント
①ナールスゲンを推奨濃度で配合
ナールスゲンは、京都大学・大阪市立大学の共同研究のエイジングケア化粧品成分です。コラーゲン、エラスチン、HSP(ヒートショックプロテイン)47をサポート。
じっくり時間をかけて、お肌に潤いを与え、目元のハリやツヤをキープする「育むエイジングケア」をサポート。
また、身体や肌の酸化を防ぐ成分であるグルタチオンを表皮で増やします。
②ネオダーミルを推奨最高濃度で配合
ネオダーミルは、バイオテクノロジーによって生まれた細胞のエネルギー源で、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンを強力にサポートするエイジングケア化粧品成分です。
2週間でしわの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データを有し、「攻めるエイジングケア」をサポート。
③2種のビタミンC誘導体配合
ナールス ネオは、ビタミンC美容液です。
水溶性ビタミンC誘導体の中でも効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。
コラーゲン産生をサポートして目元のハリをキープします。
また、皮脂をコントロールすることで毛穴ケアも期待できます。
④プロテオグリカン配合
ナールス ネオは、プロテオグリカン美容液です。
プロテオグリカンは、糖とタンパクが複合した「糖たんぱく質」で、お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポート。
また、ヒアルロン酸に匹敵する高い保湿力を持った成分です。
潤いのあるふっくらした目元をキープする「守るエイジングケア」をサポート。
⑤ビタミンA誘導体配合
レチノールを改良したビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル配合。
ターンオーバーを促進して、目元のハリを取り戻します。
⑥6種のセラミド配合
セラミドの中でも、保湿力に定評のあるヒト型セラミド6種(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)を配合したセラミド美容液です。
目元をしっかり保湿することでハリをキープします。
⑦9種のアミノ酸配合
ヒドロキシプロリンほかグリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンの9種のアミノ酸とその代謝物であるPCA-Naを配合してNMF(天然保湿因子)の構造に近い成分設計をしました。
アミノ酸は水分を吸着して保湿するヒューメクタントで、お肌のバリア機能を守ります。
⑧抗酸化成分を複数配合
半永久的に抗酸化作用を発揮する金コロイドとともに、強力な抗酸化成分であるコエンザイムQ10やエルゴチオネインを配合することで、お肌の酸化を防ぎ、目元のハリのキープをサポートします。
⑨お肌に不要な成分を無添加
無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。
パラベン、フェノキシエタノールほか、アルコール性防腐剤の無添加化粧品です。
また、アルコールフリー化粧品です。
*フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。
そんなナールス ネオは、冬の乾燥肌対策だけでなく夏でも乾燥肌対策に使えます。
だから、季節を問わず目元のハリのキープに役立つのです。
3)新しいナールス ネオに追加された成分は?
そんなナールス ネオが、さらに「抗酸化」と「抗シワ」を強化して生まれ変わりました。
従来の成分はそのままに3つの成分を追加しました。
だから、より目元のハリのキープに役立ちます。
①レスベラトロール
レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で高い抗酸化力を持っています。
間接的に長寿遺伝子を活性化することが研究でわかっています。
目元のケア以外でも肌老化の予防、くすみの予防、肌荒れや乾燥肌の予防が期待されています。
②ブドウ葉/種子/皮エキス
ブドウ葉/種子/皮エキスは、ポリフェノールを含み高い抗酸化力を持つことが大きな特徴です。
目元ケア以外でも肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れの予防、アトピー性皮膚炎の予防などが期待できます。
③アセチルデカペプチド-3
アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、メチオニン、グルタミン酸の3つのアミノ酸からつくられたペプチドです。
FGF(線維芽細胞成長因子)に似たはたらきがあります。
FGFとは、細胞の増殖や分化を促す成長因子の1つで線維芽細胞を活性化させるはたらきがあります。
目元のシワやたるみ予防してハリをキープすることが期待されています。
これら3つの成分は、セラミド同様に刺激性がなく、敏感肌やインナードライ肌をはじめどんな肌質でも使える成分です。
また、ボトルデザインがスタイリッシュになって、持ちやすく、出しやすく、1回に出す量の調節がしやすくなっています!
6.目元のハリを取り戻す美容医療
1)目元のハリの美容医療を受ける前に
目元のハリを改善するために、即効性のある効果を期待したいなら、美容外科や美容クリニックで、美容医療を選択する方法もあります。
専門医による美容医療では、予防を中心としたエイジングケア化粧品にはできない目元のハリの大きな改善が期待できます。
しかし、美容医療は、病気の治療ではないので健康保険が適用されませんので、治療費はクリニックの方針によって自由に決められています。
美容医療は日進月歩で、新技術が次々と開発されていることもあり、どの美容医療を受けるかを決める上でも、メリットとデメリット、費用などを把握することが大切です。
不安点は医師にしっかり事前に確認し、リスクを考慮した上で判断しましょう。
誠意を持って患者さんの立場を理解して、丁寧に説明してくれる医療施設を選ぶことがポイントです。
目の下は大切な顔のパーツなので、慎重に判断することをオススメします。
2)さまざまな目元のハリの美容医療
目元のハリを改善し、若々しさを取り戻す美容医療は、大きくメスを使わない方法とメスを使って手術する方法に分かれます。
目の下のしわや小さなくぼみによる黒くま、小さなふくらみなどはメスを使わない美容医療でも一定の改善効果を得ることが可能です。
しかし、目の下のたるみが大きい場合は、メスを使う方法でないと大きな改善効果を得ることができません。
参考のために目元のハリを取り戻す施術のポイントをご紹介します。
①メスを使わずに目元のハリを取り戻す美容医療
目の周りの小じわには、自分の血液からつくるPRPやFGFなどの成長因子を注入する方法があります。
また、目の下のくぼみには、ヒアルロン酸や脂肪注入で目の下をふっくらさせることが可能です。
②メスを使った目元のハリを取り戻す美容医療
最もポピュラーな治療法が、「ハムラ法」です。
目の下の余分な皮膚を取り除いて、膨らんでいる部分の脂肪をへこんでいる部分へ移動させる施術です。
目の下のたるみだけでなく、ふくらみやくぼみを同時に治療することが可能です。
くぼみを注入で治すのではなく、ふくらみをスライドさせて美しく整えます。
今、ご紹介した治療法以外にもそれぞれの美容外科やクリニックでさまざまな施術が行われています。
詳しい情報は、湘南美容外科のウェブサイトなどにも掲載されていますので参考にしてください。
<目元のハリを取り戻す美容クリニックを探すなら>
7.まとめ
目元や目の周りのハリがなくなる原因から、取り戻すためのエイジングケア、オススメの目元美容液、美容医療まで幅広くご紹介しました。
いかがでしたか?
もともと目元のお肌は薄く刺激に弱いため、乾燥しやすくハリもなくなりやすいのです。
そんな目元のハリを取り戻す方法は、スキンケアからスキンケア以外の対策までさまざまなものがあります。
ぜひ、この記事でご紹介した目元のハリがなくなる原因を理解した上で、目元のハリを取り戻すエイジングケアや他の対策を実践していただければ幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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