脂性肌のあなたは、クレンジング料の選び方や使い方にも気を使いますね。
なぜなら、ニキビ、毛穴の詰まりやいちご鼻などが目立つリスクがあるから。
この記事では、脂性肌を改善するためのクレンジング料の選び方や使い方、オススメの逸品をご紹介します。
- 脂性肌とは、顔がテカテカになるオイリーなお肌です。遺伝などで皮脂腺が多い場合や思春期の皮脂分泌が活発な場合になりやすい肌質です。クレンジングを怠らないようにしましょう。
- しかし、肌表面がオイリーでも内側がカサカサのインナードライ肌もあるので見分けることが大切です。また、刺激の強いクレンンジングを行うと、かえって皮脂の分泌量が増えるので注意しましょう。
- 脂性肌をはじめどんな肌質でもメイクをしっかり落としつつ、必要な潤いを落し過ぎないクレンジング料を選ぶことが基本的なポイントです。基本を大切にしましょう。
- エイジングケア世代では、脂性肌などの肌質にかかわらずアミノ酸系界面活性剤配合のクレンジング料がオススメです。優しいタイプを選びましょう。
- 肌質を問わず、所要時間を短くすることでお肌の負担を減らすことが大切です。脂性肌だからといって長時間のクレンジングは控えましょう。
- また、摩擦も大きな負担です。擦り過ぎない優しいクレンジングを行いましょう。脂性肌であっても、クレンジング後の保湿もしっかり行うことがスキンケアやエイジングケアの基本です。また、紫外線対策も大切です。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆日本化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
*大人の脂性肌あの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
読みたいところから読める目次
1.脂性肌でクレンジングを失敗したくないあなたへ
「脂性肌のためのオススメのクレンジング料の選び方と使い方」をお届けします。
顔がいつもテカテカしてオイリーな状態。
そんな脂性肌(オイリー肌)は、思春期や20代などの若い女性に多い肌悩み。
もちろん、エイジングケア世代でも悩む方もいます。
脂性肌は、毛穴の角栓が過度に大きくなったり、いちご鼻や大人ニキビなどになりやすい肌質です。
だから、クレンジング料もしっかり油分を落として、美肌をキープできるものを選ぶことが大切です。
しかし、脂性肌だからといって、負担の大きなメイク落としはかえってマイナスです。
さらに、肌表面がオイリーな肌状態でも、お肌の内側はカサカサのインナードライ肌だということもあります。
その場合は、通常の脂性肌のスキンケアやエイジングケアでは失敗します。
だからこそ脂性肌は、本当の肌質を見極めてクレンジング料を選ぶことが大切なのです。
もちろん、それだけではなく洗顔料やエイジングケア化粧品などで対策することも大切です。
この記事では、脂性肌のクレンジング料の選び方や使い方をご紹介します。また、脂性肌でも使えるオススメのクレンジング料をご紹介します。
「オイリーな状態はクレンジングで改善するの?しないの?」
「脂性肌なので、クレンジング料選びに悩むことが多い!おすすめのメイク落としは?」
「私のテカテカ肌を改善するメイク落としの方法って?正しいやり方を知りたい!」
「クレンジング料を正しく選ぶことで、脂性肌を改善したい!選び方のコツは?」
「エイジングケア世代向けのオイリー肌のクレンジング料ってあるの?」
などが気になる方は、ぜひ、この記事をチェックしてくださいね。
<脂性肌にもおすすめ!エイジングケア世代向けクレンジングジェル>
*オイルフリーのクレンジングジェル「ナールス エークレンズ」
<エイジングケア世代のためのクレンジングジェルの動画>
【衝撃】オチがすごすぎて、ハマる人続出!|ナールス史上初の素敵なストーリー
<医師が教えるクレンジングのQ&A>
2.脂性肌の原因と対策の基本
脂性肌のクレンジング料の選び方の前に、肌質の基本をおさらいしましょう。
1)脂性肌とは?
脂性肌は、オイリー肌とも呼ばれます。
ここでは症状、原因、改善の対策についておさらいしましょう。
肌質とは、「肌質(肌タイプ)の診断と改善のコツは?」でも紹介しているとおり、肌表面の皮脂の量と角質層の水分量で分類することができます。
そのタイプは、「普通肌」、「乾燥肌」、「乾燥性脂性肌(インナードライ肌)」、「脂性肌」の4つです。
また、パーツによってテカリとカサカサが混在する混合肌もあります。
さらに、刺激に弱い敏感肌や乾燥肌が原因で大きくバリア機能が低下した乾燥性敏感肌もあります。
<お肌の質・タイプの分類>
その中で、皮脂量、水分量とも多いのが「脂性肌」です。
皮脂腺が活発になり過ぎる場合もあります。
見分け方のポイントとしては次のとおりです。
- 洗顔後、20分~30分ほどで顔がオイリーにテカる
- 夕方になると化粧崩れが気になる
- 毛穴の開き、詰まり、黒ずみやいちご鼻などが気になる
- ニキビができやすい
- 肌の肌理(キメ)が人より粗く汚れているように見える
などが脂性肌の症状です。
2)こんな場合は、インナードライ肌や乾燥肌
しかし、脂性肌だと思っていても、インナードライ肌だということもあります。
つまり、お肌がテカっていても、また脂性肌に近い状態でもお肌が乾燥している場合があるのです。
たとえば、次の症状がそうです。
- 皮脂が多いのに、お肌にツッパリやカサツキを感じる
- 洗顔を入念にしているのにテカる
- キメが荒く毛穴が目立つ
- 肌がゴワゴワで角質が厚い
化粧のりが悪く、くすみが気になる
脂性肌と近い症状なのですが、インナードライ肌でもこんな肌症状がでるのです。
もともと、オイリーな肌タイプでないのに、エイジングでお肌表面がテカってきた場合などは、インナードライ肌を疑いましょう。
もしそうなら、スキンケア、エイジングケアは脂性肌に合わせては、NGです。
インナードライ肌のクレンジングを実践しましょう。
また、2020年から続く新型コロナウイルス感染症の予防対策として、マスク生活が日常になりました。マスク生活は肌のバリア機能の低下による肌荒れや乾燥肌、インナードライ肌の原因になってしまいます。
<参考記事>
*マスク生活に使いたいクレンジング料!擦らず落とせるおすすめは?
3)脂性肌の原因は
脂性肌は、男性ホルモンや女性ホルモンの1つである「プロゲステロン」のホルモンバランスの乱れや過剰分泌が主な原因です。
ホルモンバランスの乱れや過剰分泌の要因としては、次のものがあります。
- 遺伝的に男性ホルモンが多い
- 遺伝的に皮脂腺が多いまたは大きい
- 思春期などの年齢的なもの
- 季節的なもの
- 誤った食生活
- よくない生活習慣
肝機能の低下
一方、インナードライ肌の場合は、もともと乾燥肌なのに皮脂を過剰に取り除くなどでバリア機能が低下した結果、お肌が自らを守るために皮脂をたくさん分泌してしまうのです。これは、ターンオーバーが促進しすぎた状態です。
間違ったスキンケアによるオイリーな状態は、乾燥肌対策が大切です。
3.脂性肌のためのクレンジングの基本
ここでは、脂性肌のクレンジング料の選び方を理解する前の基本をおさえましょう。
1)クレンジングの目的と基本
クレンジングは、オイルや界面活性剤で油性のメイクを落すものです。
界面活性剤やオイルには一定の刺激がありますし、また、クレンジング料でお肌を擦る以上、ある程度の負担がともないます。
そんなクレンジングは、肌質はどうであっても、ポイントは次のとおりです。
- 肌に不要なメイク汚れはしっかり落とす
- 肌に必要なうるおいは残してバリア機能は守る
正しい方法でクレンジングを行って、肌に余計なダメージを与えない
テカリがあってオイリーな脂性肌の方でも、この基本は変わりません。
基本をしっかり守るクレンジングが脂性肌の改善に役立つのです。
2)脂性肌のためのクレンジングの方法
まず、外出から帰ったらすぐにメイクを落しましょう。
脂性肌の方は、不要な皮脂で肌老化の原因になるリスクがあります。
皮脂は、中性脂肪やスクワレンなどが集まった油分です。
皮脂は紫外線のダメージがなくても、分泌から5~6時間くらい経つと酸化し始め、メイクと混じると余計に酸化しやすくなります。
さらに、8時間~10時間と時間が進めば「過酸化脂質」に変化してしまいます。
肌の酸化は顔のたるみの原因となって、ほうれい線やしわ、たるみ毛穴などのエイジングサインを引き起こします。
また、詰まり毛穴やすり鉢毛穴の原因にもなって、透明感のあるお肌からも遠のいてしまって、くすみがちに。
だから、脂性肌の方には、外出後、すぐにクレンジングを行うことをオススメします。
ポイントは、次のとおりです。
- クレンジング料は適量を守る!
- 優しくメイクを落とす!
クレンジングは時短で!
もちろん、特に脂性肌の方はメイクをしたままに寝落ちはNGです。
万が一やってしまった場合は、「メイクを落さず寝落ちした私!翌朝のスキンケアと対策は?」を参考に、回復のための対策を実践しましょう。
①クレンジング料は適量を守る
クレンジング料が少ないとメイクが落ちないリスクがあります。
また、一生懸命落とそうと強く擦るリスクも大きくなります。
これでは、毛穴へ汚れを詰めるリスクにもなります。
クレンジング料の使用説明書に従って、適量を使いましょう。
また、逆もしかりです。
テカリが気になるからといって、多くクレンジング料を使うとオイルや界面活性剤のダメージが増えてしまいます。
使い過ぎにも注意しましょう。
②優しくメイクを落す
まず、クレンジングは皮脂量の多いTゾーンから使い始めるようにしましょう。
次に頬などのUゾーン、最後に目元や口元などのOゾーンにのばしてなじませていきます。
脂性肌であってもクレンジング料でお肌を擦ることはご法度です。
摩擦の少ない優しいクレンジングを心がけてください。
特に、口元や目元は皮膚が薄いパーツです。
強いクレンジングは、目元のハリがなくなって目元のしわやまぶたのたるみなどの原因になってしまいます。
脂性肌でもエイジングケア世代の方は、特に注意しましょう。
③クレンジングは時短で
クレンジングに時間をかけすぎるとオイルや界面活性剤によるダメージが大きくなります。
つまり、必要な皮脂や天然保湿因子(NMF)、セラミドを洗い流すリスクが増えるのです。
脂性肌でも時短を考えましょう。
クレンジングの時間は、40秒から1分程度を目安にしましょう。
最後に、洗い流す際は、水ではなく33℃~35℃くらいのぬるま湯を使うことがポイントです。
必要な保湿成分を落さない方法は、「セラミドを減らさないクレンジングと洗顔の選び方とは?」を参考にしてください。
また、もう1つのリスクは、クレンジング中のフェイスマッサージ。
これは、炎症性色素沈着になるリスクもあります。
この点については、「クレンジングの際のフェイスマッサージは肌老化を進める?」を参考にしてください。
<参考記事>
*洗顔の正しい方法と洗顔料の使い方10選!乾燥肌なら特に注意!
3)脂性肌にダブル洗顔は必要?
ダブル洗顔不要のクレンジング料を使っていない場合や濃いメイクの場合は、汚れやメイクが落ち切りません。
だから、基本的にはダブル洗顔が必要です。
といっても、脂性肌であってもダブル洗顔によるダメージはあります。
特にエイジングケア世代の方は、ナチュラルメイクでダブル洗顔が不要な状態にすることがオススメです。
一方、夜のスキンケアの際にメイクをちゃんと落としておけば、朝のスキンケアではクレンジングは不要なので、洗顔1回で十分です。
どうしても、角栓などが気になる場合は、朝に酵素洗顔を行うこともよい方法です。
回数をしっかり守って行いましょう。
「脂性肌を改善したい!酵素洗顔の方法と選び方のコツとは?」や「酵素洗顔の頻度はどれくらいが適切?その回数と正しい方法」も参考にしてください。
なお、洗顔もクレンジング同様に優しく行うことが大切です。
余計な力を入れず、十分に泡立った洗顔料を顔の肌の上でクルクルと転がすように優しく洗いましょう。
4.脂性肌のクレンジング料の選び方
1)脂性肌のクレンジング料を選ぶ前に
ではどんなクレンジング料が、オイリーな肌によいのでしょうか?
肌荒れやオイリーの悪化に繋がらないようにするためにも、自分にあったものを慎重に選びましょう。
といっても、ドラッグストアや百貨店、化粧品専門店などに行くとさまざまな種類のクレンジング料が並んでいて、迷ってしまいます。
また、@コスメなどのクレンジングランキングに口コミもたくさんあって、どれが自分の肌に合うのか選ぶのがむずかしいですね。
ここでは、成分やタイプの特徴から考える選び方のポイントをご紹介します。
なお、ここでは、脂性肌と間違いやすいインナードライ肌の方のメイク落としの選び方については、触れません。
そちらについては、「インナードライ肌を改善するクレンジング料の選び方と使い方」をご覧ください。
2)タイプで考える脂性肌のためのクレンジング料の選び方
かつては、クレンジング料はタイプによっておおむねその特徴が決まっていました。
しかし、今では界面活性剤やオイルの種類も増え、製品への工夫も凝らされるようになってきました。
だから、脂性肌のクレンジング料の選び方が難しくなってきました。
<従来のタイプ別のクレンジング料の洗浄力とお肌への刺激の強さ>
<最近のタイプ別のクレンジング料の洗浄力とお肌への刺激の強さ>
ここでは、脂性肌のクレンジング料のタイプ別の選び方のポイントをお示します。
まずは、表でポイントをまとめます。
①オイルタイプのクレンジング料
油分をメインに配合しているオイルタイプのクレンジング料は、脱脂力が高いのが特徴で、濃いアイメイクも含めてメイクをしっかり落とせることがメリットです。
しかし、脱脂力が強い分、肌の保湿成分まで洗い流してしまうなどのデメリットがあります。
主成分としては、ミネラルオイルやエチルヘキサン酸セチル、トリエチルヘキサノインなどが汎用されます。
脂性肌であっても、クレンジングオイルを選ぶ場合は、ミネラルオイルより油脂系オイル配合がオススメです。
美容オイルなどで使われているオリーブオイルやコメヌカオイル、アルガンオイルなどが原料のものです。
ただし、高価になってしまうことがデメリットです。
②リキッドタイプのクレンジング料
サラッとしたテクスチャーが人気のリキッドタイプは、お風呂で使えることがメリットです。
サッとメイクを落とせるというメリットがある反面、クレンジングオイルと比べると脱脂力が低いため、肌をこすり過ぎるなど、摩擦による負担がかかりやすいというデメリットがあります。
多くは非イオン界面活性剤が使われているので刺激や静電気の心配は少ないのですが、摩擦が多くなるリスクがあります。
脂性肌でも使えますので、正しい使い方で優しく洗うことがコツです。
③ジェルタイプのクレンジング料
クレンジングジェルには、水性タイプと油性タイプの2つのタイプがあります。
さらに、水性はオイルインとオイルフリーのクレンジング料があります。
だから、メイクの濃さや自分の好みに合わせて選ぶことが可能です。
ジェルタイプはなめらかなので、摩擦によるお肌への負担を軽減してくれます。
ただし、洗浄力はオイルタイプやリキッドタイプと比べると弱いので、油性のポイントメイクなどは落ちにくいデメリットがあります。
脂性肌でも比較的使いやすいタイプです。
④クリームタイプのクレンジング料
クレンジングクリームは、お肌に密着しやすく、しっとりとした洗い上がりを実現してくれることがメリットです。
一方、ベタつき感があること、オイルタイプと比べると洗浄力は弱いことがデメリットです。
脂性肌の方にはやや使いにくいタイプです。
⑤ミルクタイプのクレンジング料
クレンジングミルクは、洗い上がりのお肌をしっとりと仕上げてくれるのがメリットです。
お肌への余分な摩擦を抑え、皮脂を落とし過ぎず適度なうるおいを残したまま汚れだけを取り除いてくれます。
しかし、洗浄力が最も弱く濃いアイメイクなどは落ちにくいことや、メイクを油分となじませる乳化に時間がかかることがデメリットです。
脂性肌の方にはやや使いにくいタイプです。
⑥バームタイプのクレンジング料
クリームタイプとオイルタイプのメリットを活かしたのが、バームタイプです。
容器に入っている時は固形ですが、肌に伸ばしていくとオイル状に変化します。
そのため、肌への摩擦を抑えてメイクを落とすことができます。
脂性肌の方でも比較的使いやすいタイプです。
⑦シートタイプのクレンジング料
時間がない時にすぐに使えて便利なのが、シートタイプです。
時短というメリットはありますが、残念ながら拭き取りの刺激による肌への負担が大きいので、頻繁に使うことはオススメできません。
また、どうしてもメイクが残りやすいというデメリットもあります。
脂性肌にもオススメできないタイプのクレンジング料です。
3)脂性肌のクレンジング料で使いたい成分
①非イオン界面活性剤やアミノ酸系界面活性剤
最近のクレンジング料に配合される界面活性剤の多くは、ラウリン酸ポリグリセリル-10などの非イオン界面活性剤です。
これらは静電気による乾燥肌などのリスクも少なく安全性の高い界面活性剤で、脂性肌をはじめどんな肌質でも使えます。
さらに、より優しいタイプがラウロイルグルタミン酸Naなどのアミノ酸系界面活性剤です。
エイジングケア世代の脂性肌にもオススメです。
また、敏感肌の方のクレンジング料にもオススメです。
②油脂系のオイル
アルガンオイルやオリーブ油など、美容オイルでよく使われる油脂系のオイルには、グリセリンや脂肪酸なども含まれています。
そのため、ほかのオイルに比べて水に馴染みやすい性質があります。
つまり、顔にオイルが残りにくく、潤いを残せるというメリットがあります。
クレンジングオイルはどうしてもダメージがありますが、脂性肌やエイジングケア世代の方が使うなら油脂系オイルがオススメです。
③毛穴汚れによい成分
脂性肌では特にクレンジングで毛穴の汚れを落すことが大切です。
毛穴汚れを吸着するタナクラクレイなどのクレイ、毛穴ケアをサポートするアーチチョーク葉エキスなどはオススメの成分です。
4)脂性肌のクレンジング料で避けたい成分
①ミネラルオイル
ミネラルオイル、水添ポリイソブテン、イソドデカンなどミネラルオイル系の成分は、高い洗浄力と強い脱脂力があります。
だから、クレンジングによって必要な保湿成分まで洗い流されるリスクがあります。
脂性肌だといっても控えたい成分です。
②アルコール
アルコールは、化粧品の全成分表示では「エタノール」と表記されます。
アルコールは刺激や揮発性があります。
また、脂性肌をはじめどんな肌質でも、エイジングケア世代になれば控えたほうが刺激を受けるリスクを減らすことができます。
クレンジング料は、アルコールフリーを選ぶことがコツです。
③PG・DPG
クレンジングジェルやリキッドで、時々、この2つの成分が配合されることがあります。
PGは刺激性のある成分なので、エイジングケア世代では避けたい成分です。
DPGは、PGほどではありませんが、刺激性があるので高い濃度は避けたいところ。
脂性肌であっても、少なくともこの2つが全成分表示の1行目や2行目にあるクレンジング料は、配合濃度が高いので避けましょう。
④合成香料・合成着色料
これらはさまざまなものがあり、刺激性のあるものからないものまであります。
だから一概にはいえませんが、クレンジング料には特になくてもよい成分です。
肌質に限らずエイジングケア世代では、控えたほうが無難でしょう。
脂性肌でもオススメできません。
5)脂性肌でもエイジングとともにクレンジング料は優しいものを
もともと脂性肌でも、年齢を重ねるとお肌が薄くなって乾燥肌傾向になるので、顔のパーツの一部がカサカサになってしまうことがあります。
だから、年齢とともにより刺激が少ないマイルドなタイプを選ぶことが大切です。
20代、30代、40代、50代の年代別のエイジングケアのためのクレンジング料の選び方は、次の記事を参考にしてください。
6)ほかの肌悩みがあればその点も考えよう
どんな肌質であっても、エイジングケア世代になると、さまざまな肌悩みが増えてきます。
脂性肌でも同じです。
肌悩みはクレンジング料だけで改善するわけではありませんが、少なくとも悪化させるタイプのものを選んではいけません。
肌悩み別のクレンジング料の選び方については、下記の記事も参考にしてください。
*毛穴汚れにおすすめのクレンジング料の選び方とおすすめ・人気12選
7)脂性肌の季節別のクレンジング料の選び方
春や夏の季節では、脂性肌の方は毛穴の黒ずみや角栓などに気をつける必要があります。
そんな季節別のクレンジング料の選び方は、次の記事を参考にしてください。
*秋におすすめのクレンジング料を正しく使ってエイジレスな美肌へ!
5.脂性肌にオススメのクレンジング料
脂性肌の方にオススメのアミノ酸系界面活性剤配合クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」をご紹介します。
水性のオイルフリーのクレンジングジェルで、アミノ酸系界面活性剤であるラウロイルグルタミン酸Naが主な洗浄成分です。
脂性肌だけでなくエイジングケアにもオススメです。
ナールス エークレンズは、皮膚科医監修で、次のような特徴があります。
- アミノ酸系界面活性剤により、お肌に負担の少ない優しいクレンジングが可能です。
- 粘りのあるジェルがお肌に密着し、汚れをしっかり落としながらも、優しく洗い上げます。
- タナクラクレイ(軟質多孔性の海泥)が毛穴の汚れを吸着し、クリアな素肌をサポートします。
- アーチチョーク葉エキス配合で、毛穴のたるみ、開き、詰まり、いちご鼻、ザラつきなどの毛穴の悩みにアプローチし、毛穴の目立ちにくいお肌をサポートします。
- ナノサイズまで小さくした「金コロイド」を配合。永続する抗酸化効果で、お肌の老化の原因となる活性酸素を除去し、お肌の酸化を防ぎます。
- グルコシルセラミド、ユズ果実エキスの効果で、バリア機能の改善をサポートします。
- 肌荒れ防止成分のカワラヨモギ花エキス、シソ葉エキスが、デリケートなお肌を優しくいたわり、肌荒れを感じさせない健やかな美肌へと導きます。
- 10の無添加(無香料、無着色、無鉱物油、オイルフリー、アルコールフリー、パラベンフリー、フェノキシエタノールフリー、石油系界面活性剤フリー、PG・DPGフリー、旧表示指定成分フリー)を実現しています。
- マツエクもOKのクレンジング料です。
W(ダブル)洗顔不要のクレンジング料です。
<全成分表示>
水、BG、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ペンチレングリコール、グリセリン、ラウロイルグルタミン酸Na、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、グルコシルセラミド、金、タナクラクレイ、カワラヨモギ花エキス、シソ葉エキス、ユズ果実エキス、アーチチョーク葉エキス、ダマスクバラ花油、α-グルカン、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、ポリアクリル酸Na、水酸化K
ナールスエークレンズ監修医コメント
皮膚科医河本英恵先生
医学博士、大阪府女医会理事、旭区医師会理事、日本医師会認定スポーツ医、大阪市難病指定医
<メディア登場歴>
◆健康手帖 TV 大阪
◆毎日新聞 寄稿 手は口ほどに物を言う
◆毎日新聞 寄稿 マスク皮膚炎
◆毎日新聞 寄稿 多汗症
◆NHKラジオ 手荒れのお話し
<コメント>
30代、40代と年齢を重ねるとお肌に大切なセラミドや天然保湿因子などが減ってしまいます。そうなると誰もが乾燥肌や敏感肌になってしまうリスクに直面するのです。
だから、エイジングケア※世代にとっては、メイク落としも「優しさ」がとても大切です。なぜなら、強いクレンジング料は、セラミドなどを洗い流し、お肌の乾燥をもらしてしまうからです。
だから、エイジングケア※世代のクレンジングは、しっかりと汚れを落としつつ、お肌の負担を小さくするという条件を満たすことが大切なのです。
ナールスエークレンズは、弱酸性のアミノ酸系洗浄剤で作った優しい水性のクレンジングジェルです。また、クレイ(海泥)の吸着力でメイクや毛穴の汚れもしっかり落とすことが期待できます。
※年齢に応じたお肌のお手入れ
<ナールスエークレンズ企画・開発者コメント>
アミノ酸系界面活性剤配合クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」は、私が企画・開発を担当した水性のオイルフリーのクレンジングジェルです。
エイジングケア世代で肌が弱い私自身が使えるもので、ナールスのお客様のお声を活かして何度も試行錯誤を繰り返し、皮膚科医の河本英恵先生にもご監修いただいてようやく完成に至ったアイテムです。
お肌に優しい処方ながら、しっかり汚れを落とせることが特徴です。
脂性肌にもおすすめのクレンジング料なので、ぜひ、お試しくださいね。
6.まだある!脂性肌におすすめのクレンジング料10選
ここでは、脂性肌におすすめのクレンジング料を10アイテムご紹介致します。
1)SUQQU コンフォート メルト クレンジング クリーム
①メーカー:株式会社 エキップ
②容量:130g
③通常価格:1,100円(税込)
④特徴や評価
ミネラルオイルが主の洗浄成分。
アンズ果汁やメチルセリンやヒアルロン酸Naは保湿の成分なので、クレンジング作用がありながら、保湿も怠らない商品。
<全成分表示>
ミネラルオイル、水、DPG、トリベヘニン、PEG-40水添ヒマシ油、ステアリン酸PEG-6ソルビタン、パルミチン酸セチル、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、ステアロイルグルタミン酸Na、トリエチルヘキサノイン、コメ発酵液、香料、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、アンズ果汁、EDTA-2Na、グリセリン、メチルセリン、ヒアルロン酸Na、シロキクラゲ多糖体、フェノキシエタノール
2)IYASAKA #肌をメイクする石鹸
①メーカー:合同会社FIVEONE
②容量:100g
③通常価格:¥3,270
④特徴や評価
汚れを吸着し、しっかり保湿をすることで明るい肌へ導くことを謳っている石鹸です。
濃密な弾力泡が、古くなった皮脂汚れを洗浄します。
保湿成分として、海洋性の超低分子コラーゲンを石鹸に配合できる限界量6,000mg配合。
さらに水分を保持するセラミドやリピジュア、アミノ酸を含んでいるローヤルゼリーや、蓋の役割をして水分を蒸発させないスクワランも配合されています。
<全成分表示>
カリ含有石ケン素地、水、スクロース、グリセリン、加水分解コラーゲン、ソルビトール、オリーブ油、ポリクオタニウム-51、ラベンダー油、カンゾウ根エキス、ハチミツ、ヒアルロン酸Na、ローヤルゼリーエキス、ユビキノン、セラミド3、スクワラン、エタノール、BG、エチドロン酸4Na
3)ORBIS クレンジングリキッド
①メーカー:オルビス株式会社
②容量:150ml
③通常価格:¥1,467
④特徴や評価
オルビスのvip会員に聞いたオルビスの商品でナンバーワンに好きな商品で堂々の一位になっているクレンジングリキッドです。
非イオン界面活性剤と抗炎症作用のグリチルリチン酸2Kや抗酸化作用のトコフェロールが配合されているので、クレンジングをしながら肌トラブル予防もできますね。
セリン、グリシン、アラニンといった非必須アミノ酸とヒアルロン酸がお肌の潤いを保ちます。
<全成分表示>
DPG、水、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、イソステアリン酸PEG-20グリセリル、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ジイソステアリン酸PEG-12、ステアリン酸PEG-45、グリセレス-12、イソステアリン酸PG、シクロペンタシロキサン、プロパンジオール、グリチルリチン酸2K、セリン、グリシン、アラニン、ヒアルロン酸Na、ローズマリーエキス、BG、クエン酸、クエン酸Na、トコフェロール
4)a nu クレンジング
①メーカー:株式会社Anu cosmetics
②容量:115ml
③通常価格:¥3,960
④特徴や評価
再生医療の先生が完全監修をしているW洗顔不要のクレンジングオイルです。
クレンジングオイルですが、洗顔、プレ美容液までをこの1本で完結することを提唱しています。
洗浄成分の主成分はダイズ油です。ダイズ油は安全性に問題はありませんが、酸化に対する安定性がやや不安な成分です。
しかし、クレンジング料であり、洗い流すことから、深く警戒する必要はないと考えられます。
ダイズ油はニキビや毛穴を作りやすくするオレイン酸の含有量がすくないため、脂性肌に悩んでいる方におすすめです。
<全成分表示>
ダイズ油、トリエチルヘキサノイン、エチルヘキサン酸セチル、トリイソステアリン酸PEG-20、グリセリル、マカデミア種子油、イソステアリン酸PEG-10BG 、ジイソステアリン酸PEG-8、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、 香料、トコフェロール、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、水、BG、イソマルト、 グリセリン、 ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸、ポリグリセリル-10、ステアロイルラクチレートNa、セラミドNP、エタノール、リンゴ果実培養細胞エキス、エーデルワイス花/葉エキス、カニナバラ果実エキス、フェノキシエタノール、キサンタンガム、ラベンダー花エキス、ヒメフウロエキス、レシチン、アルガニアスピノサカルス培養エキス、ノウゼンハレン花エキス、安息香酸Na
5)HALOクッションクレンジング
①メーカー:株式会社ブランジスタソリューション
②容量:120g
③通常価格:¥3,960
④特徴や評価
フィール ザ ハロ クッションクレンジング
細かい炭酸が毛穴にアプローチしてくれるクレンジング料です。
ウォータープルーフのメイクも落としてくれます。
全成分表示のトップにあるコメヌカ油は油脂オイルのため、洗浄力もさることながら、刺激の少ないお肌に優しい洗浄成分です。
また、次点にミネラルオイルがきていますが、こちらは洗浄力に長けています。
洗浄力とお肌への刺激どちらにも考慮して作られていることが伺えますね。
アルコール・合成着色料・防腐剤・パラベン・サルフェート・マイクロビーズ・増粘剤・紫外線吸収剤全て不使用なので、お肌にも優しい設計ですね。
また、柑橘系の香りのする泡なので、癒しの時間でありながら、ヘッドスパにも使えることを謳っています。
<全成分表示>
コメヌカ油、ミネラルオイル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、ジカプリン酸ポリグリセリル-6、二酸化炭素、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、シア脂油、ホホバ種子油、アボカド油、カニナバラ果実油、オリーブ油、サフラワー油、コメ胚芽油、ツバキ種子油、メドウフォーム油、アーモンド油、ヒマワリ種子油、月見草油、ブドウ種子油、カノラ油、マカデミア種子油、ヘーゼルナッツ油、ククイナッツ油、アブラナ種子油、DPG、トウガラシ果実エキス、ジパルミチン酸アスコルビル、トコフェロール、香料
6)4U care ジェリークレンジング洗顔
①メーカー:株式会社レッドビジョン
②容量:110g
③通常価格:¥3,980
④特徴や評価
お肌でくるくる溶かすとオイルに変化していくクレンジングジェルです。
脂性肌の方は皮脂の分泌が多くなりますが、4U carのジェリークレンジング洗顔には、皮脂が原因のお肌トラブル2点にアプローチしてくれる成分が配合されています。
それはツボクサエキスとパパイン酵素です。
ツボクサエキスは抗炎症作用や抗酸化作用に効果があり、パパイン酵素は不要な角質を落としてくれます。
メイクが落ちにくい場合はW洗顔をすることを推奨していたので、濃いアイメイクなどはポイントリムーバーを使うなど工夫する必要があります。
<全成分表示>
トリエチルヘキサノイン、 パルミチン酸エチルヘキシル 、水 、オクチルドデセス-25、 デシルテトラデセス-25、 ソルビトール、 メチルグルセス-10、 グリセリン 、オクチルドデセス-20 、スクワラン、 イソノナン酸イソノニル 、グリチルリチン酸2K、 シメン-5-オール 、セラミドNG、 ヒアルロン酸Na 、フラーレン、 トマト果実エキス 、ツボクサエキス 、ヒポファエラムノイデス果実油 、BG 、異性化糖 、パパイン 、ポリクオタニウム-51、 カミツレ花エキス 、イタドリ根エキス、 オウゴン根エキス、 カンゾウ根エキス 、セージ葉エキス 、アルニカ花エキス 、チャ葉エキス、 アルテア根エキス、 ボタンエキス 、シソ葉エキス 、ドクダミエキス 、キイチゴ果実エキス、 ムラサキ根エキス 、カワラヨモギ花エキス 、ルイボスエキス、 ローズマリー葉エキス 、フユボダイジュ花エキス、 コンフリーエキス 、(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー 、1,2-ヘキサンジオール、 カプリリルグリコール、 PPG-4セテス-20、 乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液 、PVP、 グレープフルーツ果実エキス、 サンザシエキス、 ナツメ果実エキス 、リンゴ果実エキス、 ライム果汁 、オレンジ果汁、 レモン果汁 、オレンジ油、 ベルガモット果実油、 ニオイテンジクアオイ油、 ミリスチン酸オクチルドデシル、 クエン酸 、DPG、 デキストリン 、エチルヘキシルグリセリン、 フェノキシエタノール
7)FANCL マイルドクレンジングオイル
①メーカー:株式会社レッドビジョン
②容量:110g
③通常価格:¥3,980
④特徴や評価
「濡れた手で使えるクレンジングオイル」として有名なクレンジングオイルです。
ホップエキスが毛穴の引き締めにアプローチをしてくれます。
クレンジングオイルなので洗浄力と脱脂力は強いです。エイジングケア世代は避けた方が良いですが、脂性肌の方にはおすすめです。
<全成分表示>
エチルヘキサン酸セチル、ジイソノナン酸BG、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20、オクタイソノナン酸ポリグリセリル-20、グリセリン、トリデカン、ジカプリリルエーテル、メドウフォーム油、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ジグリセリン、ホップエキス、チャ葉エキス、オニイチゴ根エキス、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ヒマワリ種子油、BG、ペンチレングリコール、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、PPG-2アルギニン、ステアリン酸イヌリン、水、トコフェロール、乳酸
8)シュウウエムラ アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジングオイル
①メーカー:日本ロレアル株式会社
②容量:150ml
③通常価格:¥5,280
④特徴や評価
W洗顔不要のクレンジングオイルです。
全成分表示のトップにあるトウモロコシ胚芽油は油脂系オイルに分類されます。
油脂系オイルは、オイルなのである程度の洗浄力があるうえに、肌の油分を奪いすぎないので、敏感肌でもお使いいただけることがメリットです。
ただし、パルミチン酸エチルヘキシルは脱脂力が高いため、皮脂の分泌が多くなってくる季節である春~夏にお使いいただくことがお勧めです。
そのほかにも、スクワラン、ツバキ種子油、ホホバ種子油などはエモリエントの目的で配合されていると考えられます。
<全成分表示>
トウモロコシ胚芽油、パルミチン酸エチルヘキシル トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、ジオレイン酸ポリグリセリル-10、ジカプリン酸ポリグリセリル-6、オレイン酸ポリグリセリル-2、メドウフォーム油、フェノキシエタノール、リナロール、スクワラン、ツバキ種子油、ホホバ種子油、ラウロイルサルコシンイソプロピル、サフラワー油、ジカプリリルエーテル、炭酸ジカプリリル、トコフェロール、ゲラニオール、ダイズ油、クエン酸ステアリン酸グリセリル、シア脂、リン脂質、オタネニンジン根エキス、ダイサンチクエキス、クエン酸、香料
9)ルルルン クレンジングバーム
①メーカー:株式会社グライド・エンタープライズ
②容量:90g
③通常価格:¥2,420
④特徴や評価
フェイスマスクが有名なルルルンシリーズより誕生したクレンジング料です。
炭の力で毛穴汚れを吸着し、落とすという効果から、黒いクレンジングバームであることが特徴的です。
ベントナイトというクレイとアーチチョーク葉エキスが配合されています。
どちらも毛穴にアプローチができるので、皮脂の分泌で毛穴詰まりに悩むことの多い脂性肌の方にはぴったりですね。
<全成分表示>
パルミチン酸エチルヘキシル、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、イソステアリン酸、水添ヒマシ油、合成ワックス、キャンデリラロウ、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、炭、ベントナイト、グリチルレチン酸ステアリル、ホホバ種子油、シルク、リンゴ酸、乳酸、乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、ヨモギ葉エキス、マタタビ果実エキス、ビルベリー葉エキス、アーチチョーク葉エキス、ユズ果実エキス、トコフェロール、クエン酸、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、BG、水、香料
10)アテニアスキンクリア クレンズ オイル
①メーカー:株式会社アテニア
②容量:175ml
③通常価格:¥1,870
④特徴や評価
ファンケルのグループ会社であるアテニアのクレンジングオイルです。
エモリエント剤を多く配合しているので、トロトロしたテクスチャーが特徴。
クレンジングオイルのため洗浄力と脱脂力はやや強いと考えられますが、脂性肌の方にはおすすめです。
<全成分表示>
エチルヘキサン酸セチル、ジイソノナン酸BG、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-10、ヘキサカプリル酸ポリグリセリル-20、オクタイソノナン酸ポリグリセリル-20、グリセリン、アッケシソウエキス、シスツスモンスペリエンシスエキス、ヘリクリスムイタリクムエキス、アルガニアスピノサ核油、バオバブ種子油 、レモングラス油、ベルガモット果実油、ビターオレンジ花油、ラベンダー油、ジグリセリン、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、水、ジカプリリルエーテル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ダイズ油、パルミチン酸アスコルビ、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、ステアリン酸イヌリン、トコフェロール、香料、フェノキシエタノール
7.クレンジング後のスキンケアと日常生活
1)スキンケアによる脂性肌改善
クレンジング後、洗顔後の保湿も大切です。
脂性肌でもしっかり保湿を行いましょう。
化粧水、美容液、乳液、保湿クリームなどをこの順番で必要に応じて使います。
いずれのアイテムも刺激があった場合は使用を控えましょう。
脂性肌のエイジングケア世代の方は、ナールスゲンやビタミンC誘導体など酸化を防ぐ成分を配合したエイジングケア化粧水がオススメです。
また、皮脂コントロールやニキビ対策のためにAPPS化粧水などのビタミンC誘導体化粧水を使うことをオススメします。
ただし、ビタミンCの濃度が高い場合、乾燥肌の原因になるリスクがあるので高濃度のタイプは要注意です。
「もう間違えない!脂性肌を改善するおすすめの化粧水の選び方と使い方」も参考にしてくださいね。
2)脂性肌でも紫外線対策は大切
脂性肌の方は、特に夏には紫外線対策が欠かせません。しっかりとUVケアできる日焼け止めを使いましょう。
また、UVカットサングラスほか衣類や帽子などのファッションで紫外線対策を行いましょう。
また、冬でもUVAは肌老化や肌の酸化の原因になります。冬も紫外線対策を怠らないようにしましょう。
冬なら優しいノンケミカルの日焼け止めで十分対策が可能です。
また、化粧下地で紫外線対策が可能です。
脂性肌は化粧下地の選び方は、「脂性肌におすすめの化粧下地11選ご紹介!選び方の3つの法則とは?」を参考にしてください。
3)日常生活で脂性肌を改善
脂性肌の改善のためには、クレンジングやスキンケアのほか、日常生活にも気をつけましょう。
遺伝的な原因はスキンケアだけでは取り除けませんが、対策は可能です。
まずは、油を過度に摂らないようにし、脂性肌を改善する美肌のための食べ物を摂りましょう。
中性脂肪やGI値の高い食べ物を控えることが大切です。
ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCは、皮脂をコントロールする栄養素です。
ビタミンB2は、豚・鶏・牛レバー、うなぎ、牛乳、納豆、アーモンド、卵などに含まれています。
ビタミンB6は、かつお、まぐろなどの魚類、レバー、肉など多く含まれています。
ビタミンCは、赤・黄ピーマンなどの野菜、アセロラ、ゆず、いちごなどの果物に多く含まれます。
脂性肌の方は、これらの栄養素を積極的に摂りましょう。
また、日常生活では、アンチエイジングのために、次のようなことを心がけましょう。
すべてを1度に改善することは難しいかもしれませんが、皮脂コントロールのためにも、1つでもよい習慣を身につけましょう。
<参考記事>
8.脂性肌におすすめのクレンジングに関するよくある質問
Q1.脂性肌はクレンジングした方がいいですか?
脂性肌の方はメイクをした日は必ずクレンジングした方が良いです。
ノーメイクの日は洗顔料でOKです。
ただし、過剰に洗顔しすぎると、かえって皮脂の分泌を促すリスクがありますので、朝と夜の1日2回を目安にクレンジングや洗顔を行いましょう。
Q2.脂性肌はクレンジングは必要ですか?
メイクや洗顔料で落ちない日焼け止めを塗った日は、脂性肌の方も、もちろんクレンジングが必要です。
脂性肌の方は皮脂の分泌量が多く、ニキビや毛穴の黒ずみなどの肌トラブルがおきやすいため、ノーメイクの日でも洗顔料で洗顔しましょう。
Q3.脂性肌は朝もクレンジングしたほうがいいですか?
脂性肌の方で、朝に洗顔料を使って洗顔しておられる場合、クレンジングは不要です。
とくにクレンジング後に洗顔料で洗顔するダブル洗顔が必要なタイプの場合、お肌への負担が大きくなるリスクがあるため、洗顔料のみで洗顔することをおすすめします。
Q4.皮脂が多い人は朝洗顔はどうしたらいいですか?
皮脂が多い人は、朝は洗顔料や洗顔石けんを使って洗顔するのがおすすめです。
ただし、お肌の表面は皮脂が多けどお肌内部は乾燥しているインナードライ肌の方の場合、乾燥を防ぐために皮脂が分泌している状態なので、洗浄力が低めの洗顔料でやさしく洗顔するようにし、保湿に重点をおくようにしましょう。
Q5.何故オイルクレンジングがダメなのか?
オイルクレンジングがダメだと言われる理由は、脱脂力が強い分、お肌の保湿成分まで洗い流してしまうリスクがあるからです。
お肌への優しさを考えるなら、オイルの中では脱脂力が低く、摩擦などの刺激が少ない油脂系のクレンジングオイルがおすすめです。
9.まとめ
脂性肌のためのクレンジング料の選び方や使い方をご紹介しました。また、おすすめのアイテムをご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
一見、脂性肌はお肌が強く、余分な皮脂を取り除くクレンジングがオススメのように思われがち。
でもこれは誤りです。
脂性肌の場合、古い皮脂を取り除くことは大切ですが、過剰なクレンジングによって必要な潤いまで洗い流してしまってはNGなのです。
この記事「脂性肌のためのオススメのクレンジング料の選び方と使い方」を参考に、クレンジング料の選び方や使い方の正しい知識を身につけることで、脂性肌に悩まない健やかな素肌を育んでいただければ幸いです。
<脂性肌にもおすすめのエイジングケア化粧品>
脂性肌におすすめのクレンジングも試せるナールストラベルセット
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、お客様にご参加いただいた座談会やスキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。下記から、どうぞ。ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」
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