エチルヘキサン酸セチルとは?化粧品成分としての効果と安全性

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エチルヘキサン酸セチルという化粧品成分をご存知でしょうか?

油脂であり、エモリエント成分の一種です。

さらりとした感触で伸びがよいため、化粧品のテクスチャー改善のためにさまざまなオイル成分と組み合わせて美容液や保湿クリームなどに配合されます。

この記事では、エチルヘキサン酸セチルの特性や効果、安全性について詳しくご紹介します。

また、どんな化粧品に配合されるかを取り上げます。さらに、おすすめのエチルヘキサン酸セチル配合の保湿クリームをご紹介します。

エチルヘキサン酸セチルの記事の目次

1.エチルヘキサン酸セチルに興味があるあなたへ

エチルヘキサン酸セチルに興味がある女性

エチルヘキサン酸セチルという化粧品成分をご存知でしょうか?

エチルヘキサン酸セチルは、いわゆる油脂(オイル)でエモリエント成分です。

つまり、油溶性の成分で水に溶けず、お肌の表面で皮脂膜のように水分の蒸発を防ぐことで保湿効果を発揮し、美肌に導く成分です。

油溶性でありながら、ベタツキがなくさらりしたテクスチャーです。

また、肌へのなじみがよいことから、保湿だけでなく感触を改善する目的で美容液保湿クリームをはじめ、多くの化粧品に配合されています。

もちろん、エイジングケア化粧品にも配合されます。

正しいエイジングケアのためには、エチルヘキサン酸セチルなどの化粧品成分を理解することも大切です。

なぜなら、成分のメリットやデメリットを知って上手に使うことが、美肌になるコツだからです。

この記事では、エチルヘキサン酸セチルの特性、効果、安全性について詳しくご紹介します。

また、配合される化粧品の種類を取り上げます。

さらに、おすすめのエチルヘキサン酸セチル配合の保湿クリームをご紹介します。

「エチルヘキサン酸セチルってどんな化粧品成分?特徴を教えて!」

「どんな効果があるの?」

「エチルヘキサン酸セチルの保湿力は?十分なの?」

「安全性や刺激性は?敏感肌でも使えるの?」

「エチルヘキサン酸セチル配合のオススメの化粧品は?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

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<この記事の大切なポイント>
  • エチルヘキサン酸セチルは、粘性が低い液状の油脂です。脂肪酸や乳酸などの酸とアルコール類が結合した成分です。
  • エチルヘキサン酸セチルは、エモリエント成分の1つとして皮脂膜に近いはたらきをすることで、保湿効果を発揮したり、お肌を柔軟にします。つまり、乾燥肌の予防や改善が期待できる化粧品成分です。
  • エチルヘキサン酸セチルは、基本的には安全性の高い成分で、どんな肌質でも使える化粧品成分です。だから、敏感肌やインナードライ肌でも使えます。
  • エチルヘキサン酸セチルは、べたつきが少なく肌馴染みがよい成分のため、基礎化粧品だけでなく、メイク用品などさまざまなスキンケアアイテムに用いられます。とても有用性の高い化粧品成分です。
  • エチルヘキサン酸セチル配合の美容液や保湿クリームは、乾燥肌対策にオススメです。上手にエイジングケアに活かしましょう。

2.エチルヘキサン酸セチルとは?

1)エチルヘキサン酸セチルの基本

エチルヘキサン酸セチルのイメージ

エチルヘキサン酸セチルは、2-エチルヘキサン酸とセタノールが結びついた液状のエステルです。

つまり、脂肪酸や乳酸などの酸とアルコール類が結合した油脂です。

エチルヘキサン酸セチルは、オクタン酸セチルとも呼ばれていました。

化粧品成分としての全成分表示では、エチルヘキサン酸セチルです。

医薬部外品に配合される場合は、「2-エチルヘキサン酸グリセリル」と表記されます。

2)エチルヘキサン酸セチルの特徴

エチルヘキサン酸セチルの特徴は次のとおりです。

  • オイルなのにベタつきが少ない
  • 肌へのなじみがよい
  • エモリエント効果が高い
  • 他のオイル成分と一緒に使いやすい

スキンケアアイテムに使う保湿成分として、優れた特性を持っています。

この特性は、エイジングケア化粧品に配合する上で大きなメリットです。

3)エチルヘキサン酸セチルの安全性は?

エチルヘキサン酸セチルの安全性のイメージ

エチルヘキサン酸セチルは、皮膚への刺激性や毒性はほとんどなく、アレルギーの報告もほとんどありません。

したがって、基本的には安全性の高い成分です。

だから、普通肌脂性肌はもちろんのこと、乾燥肌混合肌インナードライ肌敏感肌を含めて、どんな肌質でも使える成分です。

そのため、敏感肌化粧品にも配合されます。

しかし、誰にでも全く安全とは言えません。

人によっては、赤みがでたり肌荒れなどが起こる可能性も100%否定できません。

化粧品かぶれ(接触皮膚炎)を起こすこともありえます。

アトピー性皮膚炎がある方やお肌が弱い方は、パッチテストをすることをおすすめします。

4)エチルヘキサン酸セチルはどんな化粧品に配合されるの?

エチルヘキサン酸セチル配合保湿クリームのイメージ

エチルヘキサン酸セチルはさまざまな化粧品に配合されます。

オイル系やクリーム系のクレンジング料クレンジングジェル乳液保湿美容液保湿クリームフェイスマスクオールインワン化粧品フェイスマッサージ用クリーム、ハンドクリーム、口紅、唇ケア用品、日焼け止め、化粧下地、リキッドファンデーションやパウダーなどメイクのアイテム、ヘアワックスなど頭皮ケア用品、脱毛クリーム、入浴剤などに使われます。

また、エイジングケア美容液エイジングケア保湿クリームなどにも配合されるようになっています。





3.エチルヘキサン酸セチルの効果や役割は?

エチルヘキサン酸セチルの効果を実感する女性

1)エモリエント効果

エチルヘキサン酸セチルの基本的なはたらきは、水分の蒸散を防いで乾燥肌の予防や改善をもたらすことです。

つまり、乾燥肌対策によって、ターンオーバーバリア機能を正常化して肌のキメを整えることが期待できるのです。

その結果、肌悩み肌老化の予防が可能です。

例えば、乾燥による小じわのケア毛穴のケアほうれい線ケアくすみケアなどにも役立つのです。

エチルヘキサン酸セチルは、油溶性の成分なのでシアバタースクワラン、オリーブオイルなどの美容オイルと似たはたらきがあり、特に冬の乾燥肌対策に向いた成分です。

一方、セラミドプロテオグリカンヒアルロン酸などが持つ保水性はありません。つまり、エチルヘキサン酸セチルには水分を保持するはたらきはないのです。

2)感触改良

油っぽさがなくよく伸びて、サラッとした軽い感触なので、乳液や保湿クリーム、ヘアケアアイテムの感触を改良することを目的に使われます。

また、顔料分散性が高いことから、メイクアップ化粧品の感触を改良することを目的に使われます。


4.オススメのエチルヘキサン酸セチル配合保湿クリームは?

エチルヘキサン酸セチル配合保湿クリーム「ナールス ユニバ」

エチルヘキサン酸セチル配合のオススメのエイジングケア保湿クリームは、「ナールス ユニバ」です。

私たちの保湿クリームランキングでは、第1位です。

1)ナールスユニバの開発コンセプト

ナールス ユニバとは、QOS(Quality Of Skin=お肌の質)の向上、つまり、「細かく整ったキメ」、 「お肌の内側からのハリと弾力」、「健やかな肌の透明感」、「表皮バリア機能」、「十分な潤い」などを実現すべく、攻めと守りのエイジングケアをサポートする成分をバランスよく配合した高機能な保湿クリームです。

成分は濃厚、でも使い心地は軽く、すごく伸びがよいクリームです。

2)ナールスユニバの配合成分のポイント

ナールス ユニバは、エチルヘキサン酸セチルを配合することで、エモリエント効果の発揮と使いやすいテクスチャーを目指しました。

エチルヘキサン酸セチル配合以外には、次のような特徴があります。

①ナールスゲンを推奨濃度で配合

ナールスゲンを推奨濃度で配合しています。

ナールスゲンは、ヒアルロン酸、コラーゲンエラスチンヒートショックプロテイン(HSP)47、ヒートショックプロテイン(HSP)70などの真皮のたんぱく質や、お肌の酸化を防ぐグルタチオンを増やします。

②3種のヒト型セラミド配合

セラミドの中でも浸透性に優れた3種のヒト型セラミド(2、AP、NP)で、お肌のバリア機能と高い保湿をサポートします。

③持続型ビタミンC誘導体配合

持続型ビタミンC誘導体VC-IPが、抗酸化作用、ナールスゲンとの相乗効果を存分に発揮。

④シアバター配合

シアバターの保湿力に加え、お肌へのなじみのよさとなめらかな質感を実現。

⑤安全性の高いビタミンA誘導体配合

レチノールを改良したレチノイン酸トコフェリルで、お肌のハリ・ツヤをサポート。

また、しわの改善をサポートします。

⑥お肌に不要な成分を無添加

パラベンフリーフェノキシエタノールフリーほか、アルコール性防腐剤などの無添加化粧品です。

また、アルコール(エタノール)、香料、着色料も無添加です。





5.まとめ

エチルヘキサン酸セチルの記事のまとめ

エチルヘキサン酸セチルの特徴や効果、安全性について詳しくご紹介しました。

また、どんなタイプの化粧品に配合されるかを取り上げました。

さらに、エチルヘキサン酸セチル配合のオススメの保湿クリームをご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

エチルヘキサン酸セチルは、高いエモリエント効果があり、肌馴染みもよく使いやすい油溶性の成分です。

そのため、エイジングケア化粧品を含め、さまざまなスキンケアアイテムに配合されます。

ぜひ、エチルヘキサン酸セチル配合の化粧品を上手にエイジングケアに活かしてくださいね。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。

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