水酸化K(カリウム)は化粧品に使うアルカリ剤(pH調整剤)

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水酸化Kは、「すいさんかカリウム」と読みますが、アルカリ剤の一種で化粧品ではpH調整剤として配合されます。

また、ステアリン酸やラウリン酸などの脂肪酸と塩をつくることで洗顔料などの界面活性剤として使用されています。

この記事では、水酸化Kのはたらきや効果、安全性を解説します。

また、どんな化粧品に配合されるかをご紹介します。

さらに、水酸化K配合のオススメのクレンジング料についてもご紹介します。

水酸化K(カリウム)は化粧品に使うアルカリ剤(pH調整剤)の目次

1.水酸化K(カリウム)に興味があるあなたへ

化粧品に使う水酸化K(カリウム)に興味がある女性

水酸化K(カリウム)は、水酸化Na(ナトリウム)などと並ぶ代表的なアルカリ剤のひとつです。

水酸化Kは、塩化カリウムを電解して得られる成分で化粧水美容液など化粧品のpH調整剤として使われます。

また、ステアリン酸やラウリン酸などの脂肪酸と塩をつくることで石けんの材料にもなり、洗顔料などにも使われます。

また、エイジングケア化粧品にも配合されます。

正しいエイジングケアのためには、水酸化Kをはじめ、さまざまな化粧品成分について理解することが大切です。

なぜなら、特徴やメリット、デメリットを知ることで上手な使い方ができて、美肌になれるから。

この記事では、水酸化K(カリウム)の特性、効果、安全性について詳しくご紹介します。

また、どんな化粧品に配合されるかを取り上げます。さらに、水酸化K配合のオススメのクレンジング料についてもご紹介します。

「水酸化Kってどんな化粧品成分?効果やはたらきは?」

「メリットとデメリットは?」

「水酸化Kの安全性や刺激性は?敏感肌でも使えるの?」

「水酸化Naとどう違うの?」

「水酸化K配合のオススメのクレンジング料は?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

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<この記事の大切なポイント>
  • 水酸化K(カリウム)は、代表的なアルカリ剤のひとつです。白色の小球、または薄片や塊です。
  • 水酸化Kは、pH調整剤、石けん素地の材料として使われます。水酸化Na(ナトリウム)も同じはたらきをします。
  • 水酸化Kは、洗顔料やクレンジング料、化粧水をはじめさまざまな化粧品に配合されます。水酸化Naより水に溶けやすいので、液状やジェル状のスキンケア製品に適しています。
  • 水酸化Kは、強いアルカリなので本来はとても危険性の高い成分です。しかし、化粧品成分として配合される場合は、酸で中和されて、かつ低い濃度で配合されます。
  • 安全性のリスクはほぼ取り除かれています。だから、水酸化K 配合の化粧品や石けん、クレンジング料などは、肌質を問わず使用することが可能です。

2.水酸化K(カリウム)とは?

化粧品に配合されている水酸化Kについて考える女性

1)水酸化Kの基本的な特徴

水酸化Kは、白色の小球、または薄片や塊です。

水酸化Na(ナトリウム)とともに代表的なアルカリ剤(pH調整剤)です。

ステアリン酸やラウリン酸などの脂肪酸と結合して「カリ石けん素地」として石けんの原料に使われることも多い成分です。

また、カルボマー(アクリレーツ/アクリル酸(C10-30))クロスポリマーなどのアルカリ中和タイプの高分子と反応させることで、粘性を高める増粘剤として乳化の安定性を高めるために配合されます。

さらに、水酸化Kの薄い水溶液は、肌の表面を柔らかくする効果もあるので、さまざまな化粧品に配合されます。

化粧品としての全成分表示は、「水酸化K」です。

一方、医薬部外品の場合の表示名称は、「水酸化カリウム」です。

2)水酸化Kと水酸化Naの違いは?

どちらも同じはたらきをしますが、水酸化Kと水酸化Naの違いは、への溶けやすさです。

どちらも水に溶けやすいのですが、水酸化Kの方がより溶けやすいのです。

そのため、水酸化Kはクレンジング料や液体、乳液状の石けんなどによく使われます。

一方、水酸化Naは、固形の石けんや酵素洗顔パウダーなどによく使われます。





3.水酸化K(カリウム)が配合される化粧品

アルカリ剤水酸化Kが配合される化粧品のイメージ

水酸化Kは、さまざまな化粧品に配合されます。

石けん、洗顔フォーム、酵素洗顔パウダーなどの洗顔料、クレンジングジェルなどのクレンジング料保湿化粧水保湿美容液乳液保湿クリームフェイスマスクオールインワン化粧品、ボディローション、ハンドクリームシャンプーリンスなどの毛髪や頭皮ケアのアイテム、日焼け止めや化粧下地などのメイク用のアイテムに使われます。

エイジングケア化粧水エイジングケア美容液エイジングケア保湿クリームなどにも配合されます。


4.水酸化K(カリウム)の安全性

水酸化Kの安全性のイメージ

水酸化Kは水に溶けると非常に強いアルカリ性を示し、皮膚につくと大変危険な成分です。

そのため、5%の濃度を超える場合は、毒物及び劇物取締法により劇物に指定されています。

しかし、脂肪酸など酸と反応して中和されることで、毒性や刺激性がなくなります。

化粧品に配合される場合は、必ず中和させて危険性をなくしていますし、また配合濃度も低く設定されます。

だから、水酸化Kの単体としての危険性が現れることはありません。

つまり、化粧品に配合されるレベルでは、水酸化Kは、毒性、刺激性、アレルギーなどが少ない安全性の高い成分であると考えられます。

だから、バリア機能を壊すなどのリスクが低い成分です。

したがって、普通肌脂性肌はもちろん、乾燥肌敏感肌インナードライ肌をはじめ、どんな肌質の方でも使うことが可能です。

しかし、どんな成分でも、誰にでも100%安全とは言えないことは留意しておきましょう。


5.水酸化K(カリウム)配合のオススメのクレンジング料

ナールスエークレンズ

水酸化K配合のオススメのクレンジングジェルをご紹介します。

アミノ酸系界面活性剤配合クレンジングジェル「ナールス エークレンズ」です。

水性のオイルフリーのクレンジングジェルで、水酸化K以外にもアミノ酸系界面活性剤の1つであるラウロイルグルタミン酸Naが主な洗浄成分なので、乾燥肌や敏感肌でも安心して使えるクレンジング料です。

また、ダブル洗顔不要のクレンジング料です。

水酸化K配合以外の特徴は次の通りです。

ナールス エークレンズは、皮膚科医監修で、次のような特徴があります。

ぜひ、エイジングケア世代の女性に使っていただきたいクレンジングジェルです。

<全成分>

水、BGラウリン酸ポリグリセリル-10ペンチレングリコールグリセリン、ラウロイルグルタミン酸Na、ヒアルロン酸Na加水分解ヒアルロン酸、グルコシルセラミド、金、タナクラクレイ、カワラヨモギ花エキス、シソ葉エキス、ユズ果実エキス、アーチチョーク葉エキス、ダマスクバラ花油α-グルカンPEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、ポリアクリル酸Na、水酸化K





6.まとめ

水酸化K(カリウム)は化粧品に使うアルカリ剤(pH調整剤)のまとめ

水酸化K(カリウム)がどんな化粧品成分なのか、その特徴や効果、安全性をご紹介しました。

また、どんな化粧品に配合されるかも取り上げました。

さらに、水酸化K配合のオススメのクレンジングジェルについてもご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

水酸化Kは、クレンジング料をはじめさまざまな化粧品に使われています。

本来、劇薬ですが、低濃度でかつ中和されていればとても安全だからです。

ぜひ、水酸化Kを正しく理解して、上手にエイジングケアに取り入れてくださいね。

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著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。

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