40代のあなたは、今、お使いの美容液に満足されていますか?
もしそうでないなら、すぐにブランドを比較したり、違う美容液を選ぶ前に、改めて40代の美容液の選び方を考えてみませんか?
この記事では、40代の肌の変化とそれに合ったエイジングケアや美容液の選び方や使い方をご紹介します。
また、40代にオススメのエイジングケア美容液をご紹介します。
あなたの美肌づくりのお役に立てれば幸いです。
なお、記事中に、「40代の美容液の選び方」の各章のまとめを用意していますので、全体像を理解するには各章のまとめをお読みください。
また、目次で必要な情報をチェックしてからお読みいただくのも便利です。
- 40代では、お肌の老化はかなり進んでいるので美容液を中心としたエイジングケアを始めましょう。そのためには、自分のお肌にとっておすすめの美容液をランキングや口コミだけに頼らずに選ぶことが大切です。
- 40代の美容液に求めるのは、高い保湿力です。続いて、コラーゲンやエラスチンのサポートする成分も大切です。また、抗酸化作用のあるビタミンC誘導体配合の美容液もオススメです。
- 40代で今の美容液の効果が不十分なら新しいものに切り替えましょう。5,000円~10,000円程度の価格帯のものがオススメです。
- 40代のエイジングケアは、美容液だけに頼らず、食べ物や運動、睡眠も大切です。アンチエイジングを意識した正しい生活習慣を送りましょう。
- 美容液は正しい使い方をすることで効果を発揮します。40代でも使い方に不安があれば、あらためて学びなおしましょう。
岩手医科大学歯学部卒業後、都内歯科矯正施設で矯正歯科医として表側・裏側矯正や小児の顎骨成長発育誘導多数から成人矯正まであらゆる矯正治療を習得。
その後、矯正と審美歯科、美容皮膚科、美容外科、再生医療、免疫療法を組み合わせた日本で初めてのトータルビューティを実現できるクリニック「医療法人社団 サカイクリニック62」を開業。
歯と美容医療を組み合わせたパイオニアとしてドクター向け講師として活躍する稀有な存在として有名。
得意分野は、口元と肌の若返り美容。美容マシンに関する目利きがずば抜けており、世界でも安全・安心で効果の高いマシンを毎年数台導入するなど、常に患者さまにとって満足度の高い施術を行えるよう心がけている。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
読みたいところから読める目次
1.40代になって美容液を見直したいあなたへ
40代のエイジングケア世代の女性なら美容液をお使いの方も多いのではないでしょうか。
でも正しく美容液を選ぶことができているでしょうか?
また、今の美容液で十分に美肌を実感できているでしょうか?
お肌の乾燥をはじめ、くすみ、シミ、しわ、たるみやほうれい線など、さまざまな肌悩みがあらわれやすく、また深刻化しやすい40代。
40代は、本格的にエイジングケアを考えなければならない年代ですね。
エイジングケアのための基礎化粧品としては、化粧水、美容液、乳液、保湿クリーム、美容オイルなどのアイテムがあります。
なかでも有効成分が濃縮して配合されていて、気になる肌悩みを集中的にケアできるのが美容液です。
エイジングケア世代ならどの年代にとっても、美容液はスキンケア、エイジングケアのメインともいえる大切なアイテム。
特に、加齢による影響でお肌が老化する40代からは、美容液の役割は重要といえます。
一般的には、美容液と言えば、乾燥肌対策の保湿美容液のことですが、今では種類や機能が増えています。
そんな中から、40代のあなたに合った美容液を見つけることが大切。
放っておくとどんどん深刻化するエイジングサインを少しでも改善し、お肌を健やかに保つための美容液の選び方を考えてみましょう。
この記事を読むことで美容液ランキングに頼らずに、40代からの美容液を選ぶ上で、重要なポイントがおわかりいただけます。
また、40代にオススメのエイジングケア美容液をご紹介します。
「今の美容液が少し物足りない!40代のわたしにおすすめの美容液は?」
「肌老化が気になる。40歳になった。この機会に美容液の選び方を勉強したい!」
「よいエイジングケア美容液ってどんなもの?40代向きってあるの?」
「40代からの美容液の選び方のコツを知りたい!」
「美容液の正しい使い方を知りたい!」
とお考えの方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。
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40代からのオススメのエイジングケア美容液「ナールス ネオ」
2.40代であらわれるお肌の変化とは?
美容液に限らず、どんなスキンケア、エイジングケア化粧品を選ぶ時も基本となるのは、自分自身の肌質やお肌の状態をきちんと把握すること。
そのためには、年齢とともに変化するお肌の状態、つまり各年代に顕著にあらわれるお肌の老化のサインやその原因を理解しておくことが大切です。
40代のお肌について理解を進めましょう。
1)40代の表皮の衰え
40代のお肌は、まず表皮では水分量と皮脂分泌量(油分)がともに減少し、またセラミドの量もピーク時の半分程度になってしまいます。
角質層では、他にも天然保湿因子(NMF)も減少しています。
その結果、お肌のターンオーバー(新陳代謝)の周期も長くなり、バリア機能も低下しがちに…。
そのため、30代の頃よりもお肌の乾燥が気になり出すのもこの時期です。
だから、40代は乾燥肌のスキンケアが大切なのです。
2)40代の真皮の衰えと女性ホルモンの変化
さらに、真皮では、紫外線ダメージの蓄積や線維芽細胞自体の老化の影響を受け、ハリや弾力をキープするコラーゲンやエラスチンが減少、劣化します。
ハリ、弾力を維持できなくなったお肌には、しわやたるみ、ほうれい線などのエイジングサインが目立ってくるのです。
また、40代後半は、更年期に入ることで、女性ホルモン エストロゲンが急激に減少するのも40代の大きな特徴の1つ。
そのため、お肌だけでなく、身体全体にも不調が及ぶこともあります。
このように、40代で顕著にあらわれるお肌の変化について知り、そのための適切なエイジングケアをしておくことはとても大切。
漫然と、20代や30代と同じスキンケアを続けていては、お肌の老化のスピードを速めてしまうことにもなります。
3)40代のエイジングインデックス
そんな40代のお肌の状態を表すのが、エイジングインデックス。
ご覧の通り、「お肌全体の代謝」「表皮の老化」「真皮の老化」の3つを軸に、それぞれに関連する要素を8つの指標で数値化し、レーダーチャートで表現したものです。
40代では、お肌の状態がかなり老化していることがわかりますね。
とくに、コラーゲンやエラスチンの減少は目立ちます。
これが40代のお肌悩みに大きな影響を与えているのです。
また、40歳から45歳に至るとお肌の老化が進んでいることが確認できます。
40代ではしっかりとエイジングケアを行いましょう。
※各年代のお肌の老化の進行度合いについては、お肌のエイジングインデックスの記事を参考にしてください。
<第2章のまとめ>
40代では、お肌の老化が進み、表皮ではセラミドがピークの半分程度になり、真皮ではコラーゲンやエラスチンが半分以下になっています。
だから、肌質や肌状態に合う美容液でエイジングケアをすることが大切です。
また、40代後半の更年期では女性ホルモンも激減します。
バリア機能の低下やハリやツヤが失われるのは、こうしたお肌の内部の衰えが原因なのです。
3.40代が知っておきたい美容液の役割
40代になるとたるみの前兆であるたるみ毛穴やむくみなどで悩み始める場合も。
早いうちにリフトアップしたいですね。
美容液は、「化粧水」+「乳液(または保湿クリーム)」という基本のスキンケアの間に加え、保湿、美白、エイジングケア、角質ケア、など、+αの効果を期待して、有効成分を高濃度に配合したスペシャルケアのための基礎化粧品。
水溶性の保湿成分であるヒューメクタントと油溶性の保湿成分であるエモリエントがバランスよく配合されています。
豊富に含まれた有効成分が、それぞれの目的に合わせ、お肌に必要な栄養を補給してくれます。
密度が濃い分、サイズが小さめのものが多いようですが、毎日のスキンケア、エイジングケアに継続して使用することによって、少量でも効果が期待できます。
特に高価なエイジングケア美容液の中には、そんな成分が多く目元専用美容液や口元専用美容液などもあります。
このように美容液は、エイジングサインが目立ってくる40代にとって、頼もしいアイテムといえるのです。
40代のエイジングケアに大きな期待を持って使う美容液だからこそ、配合されている有効成分とそのはたらきについて正しく理解したいですね。
また、自分自身のお肌にとってより効果的な美容液を選ぶようにしたいですね。
ところで、たくさんの種類の中から美容液を選ぶ際には、つい美容液ランキングや人気ランキング、口コミ情報に頼ってしまいがちです。
確かに、1つの情報源としてはわかりやすいですね。
でも、ランキング上位の美容液が自分自身にぴったりの美容液とは限りません。
- 美容液って、そもそも何を基準に選べばいいの?
- エイジングケア美容液を使ってみたいけど、選び方がわからない
という方は、美容液の選び方の基本と大切なポイントを解説した「美容液ランキングとエイジングケア美容液の選び方7つの秘密」を参考にしてください。
では、次に、40代からの美容液の選び方とはたらきや期待できる効果について、主な目的別にご紹介します。
<第3章のまとめ>
美容液は、40代のエイジングケアの要です。
なぜなら、美容液には水溶性の保湿成分、油溶性の保湿成分、さらにはエイジングケア化粧品成分が高濃度で凝縮されているものが多いからです。
そんな40代のエイジングケアのための美容液は、ランキングや口コミではなく、正しい知識で自分に合うものを選びましょう。
4.40代から使いたい美容液とは?
1)40代の美容液の選び方の基本
今や美容液は、ランコム、エスティローダー、クラランスなどの高価な海外ブランド、資生堂やポーラ、カネボウなどの大手国内メーカーのものだけでもたくさんの種類があります。
また、ちふれや無印良品といった、プチプラコスメなどの安い美容液まで種類はさまざまです。
また、最近では、オールインワン化粧品も人気です。美容液を兼ねたオールインワンジェルなどもありますね。
売り場も百貨店、専門店からドラッグストア、そしてアマゾンや楽天などの通信販売までさまざまです。
そして、美容液の情報と言えば、「美的」「美ST」「MAQUIA」「VOCE」「VERY」など30代から40代、あるいは50代のエイジングケア世代向けの美容雑誌から、@コスメなどの口コミサイト、まとめ記事、個人のブログなどがあります。
有名人や芸能人がモデルをしているので、ついついそんな美容液に注目が集まることもありますね。
そんな中、どの情報を信じて美容液を選べばよいのでしょうか?
40代からの美容液の選び方で、最も大切なことを1つだけ上げるなら、それは美容成分の知識です。
なぜなら、どんな美容液もいくつかの美容成分でできているため、メーカーや販売方法に関わらず、それを1つ1つチェックすればどんな美容液かがわかるのです。
つまり、次の3つがわかります。
- 成分の効果とどんな肌悩みのケアを期待できるのか?
- 配合の目的は?
- 安全性や刺激性は?
もう1つは、成分表示ルールを知ることです。
現在では、医薬部外品を除けば、化粧品には、「全成分表示」が義務付けられています。
そこには、表示のルールがあって、基本は、配合濃度の多い順番に記載されるのです。
この2点が美容液の選ぶ方の最も大切で基本的なポイントなのです。
そんな40代の美容液は、次の3つのポイントを基本に考えましょう。
- 保湿力の高い成分がしっかり配合されたもの
- 機能性の高いエイジングケア化粧品成分が配合されたもの
- 合成香料や合成香料、アルコールは避け、自分にとって刺激のないもの
なお、40代のエイジングケア化粧品の選び方の全体的なお話は、「40代だからこそ考えたいエイジングケアと化粧品の選び方!」で詳しく紹介しています。
2)40歳からは保湿力強化が鍵!
では、40代の美容液で考えたい保湿について考えてみましょう。
スキンケア、エイジングケアの基本である「保湿」。
美容液も、その役割の基本は保湿にあり、お肌に必要な保湿成分を補い、しかも逃げないように留めておくという大切なはたらきをします。
スキンケア、エイジングケアのステップにおいては、化粧水によってお肌に与えられた水分、また自分自身のお肌内部にある水分を保持する役割を担っているのが美容液。
その後、保湿の仕上げとして水分の蒸散を防ぐ役割は、乳液や保湿クリームが担います。
保湿についてもっと詳しく知りたい方は、「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」をお読みください。
お肌の水分保持力が低下する40代、また慢性的な乾燥肌に悩む方にとっては、基本の保湿力アップを目的に、保湿効果の高い成分が配合された美容液を選ぶことは、必須といえます。
40代からの美容液で、おすすめしたい保湿成分として、いくつかの種類をご紹介します。
①セラミド
セラミドは、水分を両側からサンドイッチのようにはさむことで、「保水」します。
また、湿度が下がっても蒸発しません。
そのため、冬場でも高い保湿力を発揮するので、40代からのエイジングケアにはおすすめの保湿成分です。
しかし、脂溶性の化粧品成分のため、化粧水には配合しにくく、ある程度の油分を含んだ美容液として取り入れる方が効果的なのです。
つまり、セラミド化粧水よりセラミド美容液やセラミドクリームがオススメです。
そんな保水力に優れたセラミドの中でも、ヒト型セラミドは高い保湿力を持っています。
なぜなら、その名のとおり、人がもとから持っているセラミドと同じ構造をしているから。
美容液の全成分表示には、「セラミド2」、「セラミドAP」、「セラミドNP」などと記載されているので、パッケージなどをぜひ確認してくださいね。
また、コレステロールやスフィンゴ脂質などはセラミドに似た成分で、よく一緒に美容液に配合されます。
ユズセラミドやグルコシルセラミドなどは植物性セラミドです。これらも美容液に配合されます。
セラミドについての詳しい情報はこちら
②プロテオグリカン
かつては、つくり出すことが難しかったことから、1g3000万円もしたという成分で、そのことがよく話題に。
また、プロテオグリカンは、水溶性の保湿成分で、糖とたんぱく質が結びついた「複合糖質」に分類される成分。
ヒアルロン酸に匹敵、あるいはそれ以上の保湿力があると言われる注目の化粧品成分です。
基礎実験ですが、コラーゲンやヒアルロン酸を増やす効果も認められています。
プロテオグリカンは美容液でなくてもプロテオグリカン化粧水としてもオススメです。
プロテオグリカンについての詳しい情報はこちら
また、実績の多い有名な成分としては、角質層で水分を抱え込む次の成分なども、美容液の保湿成分としてよく配合されています。
- ヒアルロン酸
- エラスチン
- コラーゲン
また、サッパリしたオイルであるスクワランなども美容液に配合されます。
ベースとなる保湿成分としては、グリセリンやBG、NMF(天然保湿因子)の元であるアミノ酸などもよく使われます。
これらの中で、私たちが40代からの美容液でおすすめしたいのは、ヒト型セラミドとプロテオグリカンの両方が入っているものです。
脂溶性のセラミド、水溶性のプロテオグリカンをうまく配合できるのは美容液ならではです。
40歳からのエイジングケアには、しっかりした「保湿」が期待できるヒト型セラミドとプロテオグリカンが入った美容液がオススメです。
ぜひ、40代の乾燥肌を改善する美容液を選びましょう。
3)エイジングケアを強化する美容成分
美容液の基本である「保湿」に加え、しわやたるみ、ほうれい線、たるみ毛穴といった、エイジングサインの対策として使用するエイジングケア美容液。
それぞれのエイジングサインが発生する原因を理解し、今以上に目立たないようにしたり、将来さらに深刻にならないようサポートするエイジングケア化粧品成分が配合されているものを選びましょう。
一般的に、次のような美容成分が、エイジングケア化粧品成分と呼ばれています。
- 抗酸化作用が高いもの
- 線維芽細胞にはたらきかけてコラーゲンやエラスチンの産生をサポートするもの
- お肌のターンオーバーをサポートするもの
注目したいエイジングケア化粧品成分は、次の通りです。
①ビタミンA誘導体(レチノール)
ターンオーバーを促し、真皮のコラーゲンをサポートするはたらきなどがあり、主にしわ対策の美容液に配合。
ただし、レチノールは、刺激が強いので注意が必要です。
効果はそのままで、刺激性を弱くした「レチノイン酸トコフェリル」がおすすめです。
②ナールスゲン
分子量が、330程度の極めて小さなアミノ酸誘導体。
水溶性のエイジングケア化粧品成分です。
基礎実験で、3つの美肌たんぱく質 、コラーゲン、エラスチン、HSP(ヒートショックプロテイン)47を増やすことがわかっています。
また、表皮で抗酸化物質であるグルタチオンを増やします。
ナールスゲンの詳しい情報は、こちら
*ナールスゲン 京都大学発エイジングケア化粧品成分の10の秘密
③ネオダーミル
スイス発バイオテクノロジーで開発された新しいエイジングケア化粧品成分。
基礎実験で、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンを増やすことがわかっています。
④ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、美白効果、ニキビの予防・改善効果、毛穴の引き締め・詰まり改善、肌のコラーゲンを増やす効果などから、若い世代からエイジングケア世代まで幅広い世代に人気の化粧品成分です。
また、酸化を防ぎます。
こうしたことから40代の美容液によく配合されます。
ビタミンC誘導体には、アスコルビン酸ナトリウムやVCエチルなどの水溶性ビタミンC誘導体とVC-IPなどの油溶性ビタミンC誘導体がありますが、美容液では軽めのテクスチャーなら水溶性、重めのテクスチャーなら油溶性が使われることが多いようです。
また、最近では両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)なども登場しています。
特に、APPS配合のビタミンC誘導体美容液やビタミンC誘導体化粧水が人気です。
他には、抗酸化成分として、次のような美容成分があります。
40代からの肌悩みでいつも上位にランクインするのは、ほうれい線、しわ、たるみ。
その原因の1つは、コラーゲンやエラスチンなどの減少です。
ならば、ナールスゲンやネオダーミルなど、コラーゲンやエラスチンをサポートするエイジングケア化粧品成分がオススメです。
また、抗酸化成分も40代からのエイジングサインの対策には大切なので、いずれかが入っているエイジングケア美容液を選びましょう。
40代でも自分に合ったエイジングケア美容液を選んで、肌ツヤがあって肌理の整った透明感のあるお肌を目指してくださいね。
<第4章のまとめ>
40代の美容の選び方で最も大切なのは、成分を理解してその期待効果を知ることと、全成分表示のルールを知ることです。
どんなメーカーの美容液でもこれで概ねどんなものかわかります。
そして、自分の肌質や目的に合ったものを選べばよいのです。
また、どんな肌悩みでも保湿とエイジングケアは大切です。
保湿成分としてはセラミド、エイジングケア化粧品成分としてはナールスゲンやネオダーミルがオススメです。
40代では少し高価でもよい成分が入った美容液を選びましょう。
5.40代の肌悩みと美容液の選び方
1)40代の肌悩みの原因の多くは乾燥
40代になるとお肌の老化の原因が増えてくることがおわかりいただけたと思います。
そして、それらが複雑に絡み合ってさまざまな肌悩みが増えてきます。
しかし、多くの肌悩みの共通の原因は、乾燥です。
だから、まず意識することは保湿美容液による乾燥肌対策です。
また、乾燥とテカリが混在する混合肌になることも。
そして、ひどい場合はインナードライ肌(乾燥性脂性肌)や敏感肌になることもあります。
特に、30代から40代では小じわは目元のしわ、口元のしわが目立ちやすくなります。
また、脂性肌の悩みと思われているいちご鼻、角栓なども、お肌の乾燥で皮脂がかえって過剰分泌することが原因の場合もあるのです。
だから、先ほどお伝えしたよう保湿力の高い美容液が必要なのです。
それでも不十分な場合は、シアバターなどを配合した乾燥肌対策のクリームも使いましょう。
2)肌老化に対する美容液の選び方
乾燥肌以外では、肌悩みで少しずつ対策が異なる場合もあるので、肌悩み別で美容液を考えることも大切です。
しかし、表情筋の衰え、皮下脂肪の衰え、真皮の衰えが原因で目立つ顔のたるみは、美容液では改善できません。
つまり、たるみが原因の深いシワ、ほうれい線を消すことはできないのです。
また、目の下のたるみ、目の下のクマ(黒クマ)、まぶたのたるみ、マリオネットライン、ゴルゴラインなどは顔のたるみが原因です。
だから、美容液ではこれらも改善できないのです。
エイジングケア美容液は、あくまで予防美容的な手段なのです。
だからこそ、エイジングケア化粧品成分配合の美容液で早くエイジングケアを始めることが大切なのです。
ほうれい線やしわ対策の美容液の選び方は次の記事を参考にしてください。
また、敏感肌やインナードライ肌の方もより刺激の少ない化粧品や美容液を選ぶ必要があります。
敏感肌やインナードライ肌の美容液の選び方は次の記事を参考にしてください。
また、肌悩み別に異なる原因もあるので、食べ物やエクササイズなど、美容液以外の改善の対策も取り入れましょう。
<第5章のまとめ>
美容液は肌悩みで選ぶことを考えますが、乾燥肌は多くの肌悩みに共通しています。
だから、多くの肌悩みで保湿による乾燥肌対策が基本なのです。
一方、40代で目立ち始める顔のたるみが原因の肌悩みはエイジングケア美容液でも改善できないので、予防的に早くエイジングケアを始めましょう。
ただ、40代で敏感肌やインナードライ肌の方は、より刺激の少ない美容液を選ぶようにしましょう。
また、肌悩みで少しずつ原因も違うので個別の肌悩みの原因を知って、美容液以外の対策を取り入れることも大切です。
6.美容液の効果を引き出す使い方とは?
1)美容液の使い方の基本
まず、美容液をはじめ化粧品は適量使うことが基本です。
使う順番の基本は、「化粧水 → 美容液 → 乳液 → 保湿クリーム」です。
2種類の美容液を使う場合は、テクスチャーの軽いものを先に使いましょう。
顔全体に使った後、気になるパーツに重ね塗りをしましょう。
強く擦らずにやさしくハンドプレスでなじませましょう。
2)美容液と異なる成分のフェイスマスクがオススメ
有効成分をきちんと確認し、エイジングケアのための美容液がみつかったら、特別な時だけに使用するのではなく、毎日少しずつでも継続して使用することが大切です。
また、肌悩みが複数あるからといって、あれもこれもと使い分けたり、何種類もの美容液を一度に重ねづけするのもおすすめできません。
お肌には許容量があるため、たくさんの美容液を使ったからといって、すべての成分がお肌に浸透するとは限らないからです。
いくつかの美容液を使いたい場合は、異なる成分の配合されたものやスペシャルケアとして、フェイスマスクなどを取り入れましょう。
40代にオススメのフェイスマスクは、バイオセルロース製の「ナールス パッション」です。
リンパ管ケア成分「キュアパッション」(クダモノトケイソウ果実エキス)やヒアルロン酸Na、グレープフルーツ果皮エキス、ヒメフウロエキス、アロエベラ液汁などを配合した、ナールスのエイジングケア化粧品とは相性のよいエイジングケアフェイスマスクです。
美容液に加えて週1回程度使うことをオススメします。
3)目的や季節に応じて使い分けを
目的別にいくつかの種類の美容液を用意するのはいいことですが、たとえば、
- 朝のスキンケアは紫外線ダメージを防ぐために抗酸化作用のある美容液
- 夜のスキンケアは睡眠中にターンオーバーを促進させる成分配合の美容液
というふうに、効果的なタイミングで使い分け、凝縮した有効成分を最大限お肌に浸透させましょう。
エイジングサインが目立ってくる40代は、顔全体には保湿の美容液を、気になる目もとや口もとには専用の集中ケア美容液をつけるなど、ポイント的に使い分けるのもおすすめの使い方です。
さらに季節に応じた使い分けも考えてみましょう。
春や夏にはどちらかといえばサッパリタイプ、秋や冬はコッテリタイプの美容液がおすすめです。
季節別のおすすめの美容液は次の記事を参考にしてください。
なお、美容液の使い方の詳しい情報は、「美容液の効果的な使い方と順番があった!美肌への近道を公開」をご覧ください。
<第6章のまとめ>
美容液は、正しく使ってこそ効果が発揮できます。
40代でも他の年代でも同じです。
使う量が少なすぎても多すぎてもよくありませんし、何種類もの美容液を使ったからと言って、効果が倍増するわけでもありません。
正しい使い方をしっかりマスターしましょう。
7.40代にオススメのエイジングケア美容液
40代のエイジングケアにオススメの美容液がナールス ネオです。
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元・口元専用美容液です。
私たちの美容液ランキングの第1位です。
そんなナールス ネオは、2019年5月にリニューアルしました。
1)ナールス ネオの開発コンセプト
目元や口元のハリやツヤをキープして、「目元のエイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。
2)ナールス ネオの配合成分のポイント
①ナールスゲンを推奨濃度で配合
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47を増やします。
また、お肌の表皮でグルタチオンを増やし、酸化を防ぎます。
②ネオダーミルを推奨最高濃度で配合
バイオテクノロジーによって生まれた細胞のエネルギー源で、コラーゲン、エラスチンを強力にサポート。
2週間でシワの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データを有する成分です。
肌のハリや弾力をキープするための「攻めるエイジングケア」をサポートします。
③2種のビタミンC誘導体配合
ナールス ネオは、40代にオススメのビタミンC美容液です。
水溶性ビタミンC誘導体の中でも効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。
毛穴ケアも期待できます。
④プロテオグリカン配合
ナールス ネオは、プロテオグリカン美容液です。
プロテオグリカンは、糖とタンパクが複合した「糖たんぱく質」で、お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポート。
また、ヒアルロン酸に匹敵する高い保湿力を持った成分です。
潤いのあるふっくらしたお肌をキープする「守るエイジングケア」をサポートします。
⑤ビタミンA誘導体配合
レチノールを改良したビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル配合。
ターンオーバーを促進して、お肌のハリを取り戻します。
⑥6種のセラミド配合
セラミドの中でも、保湿力に定評のあるヒト型セラミド6種(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)を配合したセラミド美容液です。
お肌のバリア機能を守ります。
⑦9種のアミノ酸配合
ヒドロキシプロリン、グリシン、アラニン、プロリン、セリン、アルギニン、リシン、グルタミン酸、トレオニンの9種のアミノ酸とその代謝物であるPCA-Naを配合してNMF(天然保湿因子)の構造に近い成分設計をしました。
⑧抗酸化成分を複数配合
半永久的に抗酸化作用を発揮する金コロイドとともに、強力な抗酸化成分であるコエンザイムQ10やエルゴチオネインを配合することで、お肌の酸化を防ぎます。
⑨お肌に不要な成分を無添加
無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。
パラベン、フェノキシエタノールほか、アルコール性防腐剤の無添加化粧品です。
また、アルコールフリー化粧品です。
*フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。
そんなナールス ネオは、冬の乾燥肌対策だけでなく夏の乾燥肌対策や春の乾燥肌対策、秋の乾燥肌対策でも使えます。
つまり、どの季節でも使える40代にオススメの美容液です。
3)新しいナールス ネオに追加された成分は?
そんなナールス ネオが、さらに「抗酸化」と「抗シワ」を強化して生まれ変わりました。
従来の成分はそのままに3つの成分を追加しました。
40代のエイジングケアにとっても心強い美容液です。
①レスベラトロール
レスベラトロールは、ポリフェノールの一種で高い抗酸化力を持っています。
間接的に長寿遺伝子を活性化することが研究でわかっています。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れや乾燥肌の予防が期待されています。
②ブドウ葉/種子/皮エキス
ブドウ葉/種子/皮エキスは、ポリフェノールを含み高い抗酸化力を持つことが大きな特徴です。
肌老化の予防、シミやくすみの予防、肌荒れの予防、アトピー性皮膚炎の予防などが期待できます。
③アセチルデカペプチド-3
アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、メチオニン、グルタミン酸の3つのアミノ酸からつくられたペプチドです。
FGF(線維芽細胞成長因子)に似たはたらきがあります。
FGFとは、細胞の増殖や分化を促す成長因子の1つで、線維芽細胞を活性化させるはたらきがあります。
顔のたるみが原因のエイジングサインやシワ、ほうれい線の予防が期待されています。
これら3つの成分は、刺激性がなく、敏感肌をはじめどんな肌質でも使える成分です。
また、ボトルデザインがスタイリッシュになって、持ちやすく、出しやすく、1回に出す量の調節がしやすくなっています!
<第7章のまとめ>
40代のエイジングケアには、保湿成分とエイジングケア化粧品成分をバランスよく配合したナールスネオがオススメです。
2019年に抗シワと抗酸化を強化してリニューアルしました。
肌質を選ばずに使える40代女性のためのエイジングケア美容液です。
8.40代のエイジングケアで大切なこと
1)40代は洗顔やクレンジングもやさしく
40代になると、化粧水や美容液を使う前にメイクを落とすクレンジング、また洗顔を優しく行うことが大切です。
なぜなら、肌が薄くなりつつある40代はクレンジングや洗顔の負担が大きくなるからです。
だから、40代のクレンジングは、優しさと適度な洗浄力が大切なのです。
40代にオススメは、クレンジングジェルやクレンジングクリームです。
中でも、アミノ酸系界面活性剤が洗浄成分の敏感肌向けのクレンジング料がオススメです。
クレンジングは強く擦らずに行うこと、また、クレンジングの時間は、60秒程度で終えましょう。
洗顔も同じで、刺激の少ないタイプを使って優しく、短時間ですませましょう。
クレンジングや洗顔後は、時間をおかずに化粧水をつけましょう。
40代の化粧水は、美容液と同じくエイジングケア化粧水がオススメです。
2)40代は美容液に加えて食べ物も大切
エイジングケア美容液を使う目的をよく理解し、過度に頼ってしまうのではなく、美肌のためには、バランスのよい食事や質の高い睡眠、適度な運動などでアンチエイジングを意識した生活習慣を身につけましょう。
特に、40代からは食べ物に注意することで乾燥肌の原因を避けることやたるみなどを予防することが大切です。
40代になると酸化を防ぐ成分が入った食べ物を摂ることは大切です。
酸化を防ぐには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含む食べ物がオススメです。
ビタミンAやCは、かぼちゃやブロッコリー、にんじん、ほうれん草などの緑黄色野菜、柑橘系のフルーツなどに豊富に含まれます。
野菜もアンチエイジングを意識した食べ方をしましょう。
また、卵や牛乳、乳製品のほか、肉、魚介類、大豆製品などたんぱく質も積極的に摂りましょう。
美肌のための食べ物、飲み物については、次の記事も参考にしてください。
他には、コーヒーや緑茶にも抗酸化成分が含まれますし、カカオが豊富なダークチョコレートも美肌への効果が期待できます。
40代のエイジングケアに食べ物や飲み物を上手に取り入れましょう。
<第8章のまとめ>
40代では、美容液以外にクレンジングや洗顔を優しく行うことなどを心がけましょう。
また、食べ物や飲料、日常生活でアンチエイジングを意識することも大切です。
美容液だけに頼らず美肌を目指しましょう。
9.まとめ
40代の美容液の選び方や使い方をご紹介しました。
また、オススメのエイジングケア美容液をご紹介しました。
いかがでしたか?
化粧水と乳液や保湿クリームの間のひと手間によって、スキンケア、エイジングケア効果を高めてくれる美容液。
加齢による影響でさまざまな肌悩みがあらわれ出す40代では、保湿と同時にエイジングサインに対してアプローチしてくれる有効成分配合の美容液を選ぶことがポイントです。
また、美容液はテクスチャーもさまざまなので、感触や使い心地などにもこだわって、気持ちよく使い続けることも大切ですね。
ぜひ、40代のあなたにピッタリのエイジングケア美容液をお使いくださいね。
美容液選びに迷ったら、美容液ランキングではわからない「エイジングケア美容液」の選び方 7つの秘密の記事もぜひお読みください。
◎ナールス ネオ
スイス発、バイオテクノロジーで開発されたネオダーミルと最先端エイジングケア成分ナールスゲンを配合した、目元・口元の気になるサインへの集中ケア美容液です。
*ほうれい線にはたらきかけるエイジングケア美容液ナールスネオ
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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