乾燥肌は食べ物と飲み物で保湿、そしてエイジングケア化粧品!

今の時代は、多くの女性が乾燥肌で悩んでいます。もちろん、男性でも乾燥肌でお悩みの方も。

そして、多くは保湿化粧品によるスキンケアで乾燥肌の対策を行っています。

しかし、乾燥肌の予防や改善には、食べ物や飲み物で内側からお肌を潤すことも大切なのです。

この記事では、そんな食べ物と飲み物による乾燥肌の対策について幅広くご紹介します。

食べ物・飲み物による乾燥肌対策に加えて、エイジングケア化粧品での保湿なら「ナールス」

1.乾燥肌の対策を食べ物・飲み物で考えたいあなたへ

エイジングケアの要ともいわれる「保湿」。

お肌のうるおいを保つためには、スキンケア化粧品はもちろん、室内環境などからも、しっかり保湿を行って乾燥肌対策をすることが大切です。

でも、人間のお肌は食べ物や飲み物から摂る「水」が60%

だから、乾燥肌対策の保湿は、お肌の外からの対策だけでは、十分ではありません。

身体の内側からの保湿、つまり食べ物や飲み物でうるおいを補給することも重要なのです。

つまり、乾燥肌は、食べ物と飲み物で身体の中を潤しながら、エイジングケア化粧品を使うのが正解なのです。

では、「どのような食べ物や飲み物がお肌にうるおいをもたらしてくれるのか」、「食べ方や飲み方での注意は?」なども気になるのではないでしょうか?

この記事では、食べ物や食事面、また飲み物や飲み方からのお肌の乾燥対策をご紹介します。

「スキンケアやエイジングケア化粧品だけの乾燥肌対策では、今一つ、実感できない!」

「お肌の乾燥と食べ物や飲み物との関係について知っておきたい!」

「乾燥肌によい栄養素や食べ物や飲み物、また悪い食べ物や飲み物を知りたい!」

「エイジングケアをスキンケア以外の手段でも取り組みたい!」

「食べ物や飲み物で、乾燥に強い「保湿力」の高いお肌を手に入れたい!」

とお考えの方は、是非、続きを読んでくださいね。

なお、乾燥肌の原因について知りたい方は、「乾燥肌の原因の11の要素とは?~エイジングケアの視点から~」をご覧ください。

また、乾燥肌の対策全般ついては、「乾燥肌の予防や改善対策は、正しいエイジングケアが大切」をご覧ください。

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • 乾燥肌の対策では、食べ物や飲み物はとても大切です。
  • 乾燥肌によい食材は、納豆、パプリカ、アボガド、やまいも、いわしやあじなどです。
  • 乾燥肌に悪いのは、身体を冷やす、塩分を摂りすぎる、活性酸素を発生させる食べ物です。そのような食べ物は、なるべく避けるように注意しましょう。
  • 乾燥肌によい飲み物は、豆乳、青汁、生姜湯などです。
  • 乾燥肌に悪いのは、冷たい飲み物です。だから、冷たい飲み物はできるだけ避けましょう。

2.乾燥肌と食べ物・飲み物と栄養素の関係

1)乾燥肌と人の身体

乾燥肌はエイジングケア化粧品だけで改善するものではなく、食べ物や飲み物でも対策することが大切です。

人間の身体の60%は水分です(大人の場合)。

なんと、胎児は90%、赤ん坊で75%、子どもは70%が水分です。

年齢とともに水分量は減っていきますが、70歳でも50%は水分です。

そして、人が生きるために必要な水分は、食べ物、水、飲み物で摂っています。

つまり、人の身体は、食べたもの飲んだものが代謝されることでできているのです。

だから、栄養素が高くバランスのよいものを摂れば健康な身体になりますし、その逆であれば、不健康な身体になります。

お肌も同じことです。

保湿できる食べ物や飲み物、つまり乾燥を防ぐ食べ物や飲み物をバランスよく摂れば、潤いのあるお肌になり、その逆に乾燥肌を招くような食べ物や偏った食生活は、乾燥を招きお肌をカサカサにしてしまいます。

食べ物や飲み物の影響は短期的に現れるのではなく、中長期的に現れます。

なぜなら、

  • 食生活による代謝の影響はある程度時間が経ってお肌に影響を与える
  • 食生活による体内環境の変化にも、ある程度時間がかかる

からです。

代謝が悪化すると、食べ物から身体に必要な成分を合成するはたらきが低下します。

そうなると、お肌では、徐々に表皮皮脂の分泌やセラミドの合成が減ってしまいます。

このため、乾燥肌になりやすくなるのです。

また、腸の環境などが悪化すれば、便秘になることもあります。

そうなると、排せつのはたらきが悪くなるので、お肌から汚れを外に出そうとする力がはたらきます。

その結果、肌荒れや吹き出物がでたり、お肌の乾燥が起こりやすくなるのです。

逆に、バランスの取れた食べ物や飲み物による食生活は美肌の味方です。

体内が健康であれば、保湿力の高い健やかで美しい素肌が手に入るのです。

だから、食べ物で便秘対策を行うことも大切です。

よい方向であれ、悪い方向であれ、食べ物や飲み物でその方向に向かって結果が現れるのは、一定の期間が必要です。

長期的な乾燥肌のための食べ物や飲み物を摂ることで、キメの整ったハリツヤのあるお肌を目指しましょう。

もちろん、そんなお肌には透明感もあるでしょう

2)お肌の乾燥とエイジングの関係

そんなお肌の内側の状況は、何に影響を与えるのでしょうか?

それは、バリア機能ターンオーバーです。

食べ物によって十分に栄養が補給されないとお肌は育ちませんし、エイジングを重ねるとバリア機能が低下します。

なぜなら、バリア機能を担っている、皮脂膜天然保湿因子(NMF)角質細胞間脂質は、たんぱく質の元であるアミノ酸や脂肪など食べ物から摂る栄養素からできているからです。

バランスよく食べなければ、血液の流れも滞って、十分にお肌に栄養素がとどきません。

これも乾燥肌の原因になるのです。

また、年齢を重ねるとターンオーバーの期間も長くなります。

もし、今、乾燥肌の方で、食べ物や飲み物などの食生活や栄養素に問題があると思う方は、まずはターンオーバーの期間を目安に食生活を改善し、調子が良ければ継続してみてはいかがでしょうか。

ターンオーバーは、かつては28日と言われていましたが、今では年齢×1~1.5倍程度と考えられます。

だから、食べ物による乾燥肌の改善も1ヶ月以上は続けてみましょう。

逆に、食生活を見直しても、乾燥肌が改善しないなら、スキンケアアイテムの問題かもしれませんので、洗顔クレンジング、化粧品を見直してもよいかもしれませんね。


3.乾燥肌予防のために摂りたい食べ物と食べ方

まず、乾燥肌対策の食べ物について詳しく取り上げます。

身体の中からエイジングケア

1)乾燥肌予防と改善のために摂りたい栄養素

お肌にとってよいとされる栄養素、美肌をもたらす栄養素は、良質のたんぱく質、ビタミン類、ミネラルなどです。

この中でも、お肌の乾燥が気になる時に積極的に摂りたいのが、ビタミンA、B、C、Eなどのビタミン類、亜鉛や鉄などのミネラル。

それ以外ではセラミドやα-リノレン酸です。

だから、セラミドを豊富に含む食べ物も乾燥肌対策には大切です。それについては「セラミドを食べ物、飲み物で!乾燥肌とシワにも効果が期待?」で詳しく解説しています。

特に、お肌のターンオーバーを調整し、本来の健やかな状態でお肌が生まれ変わるのをサポートするビタミンAは、乾燥肌を予防し、うるおいを保つための必須栄養素。

乾燥肌や肌荒れ予防には積極的に摂りたい栄養素です。

また、血行を促すはたらきのある鉄分も、乾燥肌には効果的といわれています。

さらに、ビタミン類の多くには抗酸化作用、亜鉛には細胞分裂を助ける力があるので、お肌の乾燥対策だけではなく、コラーゲンを増やすこともできるので、エイジングケアにも有効なのです。

ぜひ、内側からの乾燥肌対策のために、こうした栄養素を含む食べ物や飲み物を毎日の食生活に、バランスよく取り入れてみてくださいね。

2)乾燥肌の予防と改善にオススメの食べ物

おすすめの食材としては、大豆製品の納豆をはじめ、野菜ではパプリカ、アボガドなど、魚であればいわしやあじなどです。

①納豆

納豆には、たんぱく質・ビタミンEなどが豊富に含まれています。

また、女性ホルモン様物質であるイソフラボンなども含まれるので、乾燥肌対策やエイジングケアに有効です。

イソフラボンには、コラーゲンの生成を助けるため、肌のハリや弾力を維持するサポートをしてくれます。

さらに、ビタミンB2も含まれることで、肌の新陳代謝もサポートしてくれるのです。

お肌のことだけでなく、健康やアンチエイジングにはぜひ取り入れたい食べ物です。

②パプリカ

パプリカは、最もビタミンCが豊富に含まれる野菜の1つで、他にもβ-カロテンやビタミンEなど乾燥肌によいビタミンが豊富です。

パプリカは、疲労しにくい身体、免疫力アップ、美肌の3つに役立つ野菜です。

乾燥肌対策だけではなく、アンチエイジングには取り入れたい食べ物です。

特に、オレンジパプリカがビタミンの含有量が多く、乾燥肌予防やエイジングケアにおすすめです。

③アボカド

アボカドは、“森のバター”として有名です。

アボカドには、不飽和脂肪酸のオレイン酸、セラミドの生成に携わるリノール酸やリノレン酸も含まれています。これらは、乾燥肌を予防する上で大切な栄養素です。

また、ビタミンE・β-カロテン・ビタミンCなども豊富で、乾燥肌予防やエイジングケアにおすすめです。ただし、栄養価が高すぎて胃もたれなどを起こすことがあるので、食べ過ぎには注意しましょう。

④いわしやあじ、さば

いわしやあじ、さばなど青背の魚には、たんぱく質・ビタミンAが豊富な上に、DHA・EPA(不飽和脂肪酸)が含まれます。乾燥肌対策に加え、生活習慣病の予防にもなる食材です。

不飽和脂肪酸は、血行をよくすることで、ターンオーバーを促進します。

このはたらきが、乾燥肌の改善に役立つのです。

⑤レバーやしじみ

レバー、しじみ、かつお、まぐろ、ひじき、納豆、小松菜には、鉄分が豊富に含まれます。

ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂れば、吸収率が高まるのでオススメです。

⑥牡蠣やチーズ

牡蠣、レバー、チーズ、ごま、カシューナッツ、海苔、小麦胚芽などには亜鉛が豊富に含まれます。

亜鉛は、酵素の組成や細胞分裂に関わっています。

とくに、牡蠣は低脂肪高たんぱくの食べ物で、タウリンなどのアミノ酸、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、亜鉛、鉄分、カルシウムなどのミネラルをバランスよく多量に含みます。

そうしたことから、牡蠣は、海のミルクとも呼ばれます。

乾燥肌対策をはじめ美肌にはオススメの食べ物です。

⑦こんにゃく

こんにゃく、中でも生芋こんにゃくにはたくさんセラミドが含まれています。

食べたセラミドがそのままお肌のセラミドになるわけではありませんが、分解されたのちにセラミド生成に活用されるので、乾燥肌対策にオススメの食べ物です。

⑧卵黄

卵には美肌や乾燥肌対策に役立つ栄養素が豊富です。

たんぱく質、脂質、ビタミンAに加えて、ビタミンB群の1つであるビオチン、アミノ酸の1種でコラーゲンの原料になるプロリンなどが豊富な食べ物です。

他では、山芋、にんじん、ゴマなども乾燥肌対策やエイジングケアにおすすめの食材です。

いま、あげた食べ物は、それほど珍しいものではなく、多くは日常の食卓で補えるものです。

ひとつ1つを意識するというよりは、肉類、魚類、野菜類を偏りなく多種類摂ることに気をつければ、それほど無理せずとも摂れるのではないでしょうか。

そのように心掛けることで、乾燥肌対策やエイジングケアだけでなく、身体全体の健康にもつながります。

3)乾燥肌予防のための食べ方の注意点

いま、乾燥肌対策の食べ物をあげましたが、食べ方にも注意が必要です。

それは、生野菜ばかりを食べないことです。

なぜなら、生野菜には水分が多すぎる場合があり、生野菜だけで必要な栄養素を摂るための量を食べるのは大変なことと、身体を冷やしてしまって乾燥肌にマイナスの影響を与えるリスクがあるからです。

例えば、レタスやキュウリなどは大半が水でビタミンは少なめです。

だから、たくさん食べても乾燥肌対策にはあまりよいとは言えません。

できれば、にんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜を中心に温野菜にして摂るようにしましょう。

その他にも、身体を冷やす野菜は、もともと暖かい地域が原産の野菜であるトマト、レタス、大根、ニンニクなどです。

これらは、栄養価が高い野菜も多いので、美肌のために取り入れたい食べ物ですが、摂りすぎると身体を冷やすので、身体全体の健康にも乾燥肌対策にもマイナスです。

逆に、にんじん、ショウガ、にら、ゴボウ、かぼちゃなどは身体を温める食べ物なので、乾燥肌対策としてもプラスですし、免疫なども高めるので身体全体の健康にもよい影響を与えます。

とはいっても、一回で食べる量、食事の時間がマチマチだったり、偏った食べ方をしたら、お肌にも身体にもよくないことは言うまでもありませんね。

なお、乾燥肌の予防や改善以外の食べ物や飲み物、栄養素に関する詳しい情報は、「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」をご覧ください。


4.乾燥肌予防のための飲み物と飲み方

ここからは、乾燥肌予防の飲み物と飲み方を紹介します。

1)乾燥肌予防の基本は、暖かい飲み物

お肌のターンオーバーを正常化し、血液の流れをよくするための基本は、暖かい飲み物を摂ることです。

身体を温めることは冷え性の改善や免疫力を高めることにもつながるため、バリア機能にもよい影響を与え、乾燥肌の予防につながるのです。

逆に、冷たい飲み物は体温を下げ、血行不良などによる乾燥肌のリスクが高まります。

また、むくみ目の下のクマ(青グマ)くすみなどの原因にもなることもあります。

具体的な飲み物としては、生姜湯やハーブティーがオススメです。

ハーブティーには、カモミール、ラベンダー、カレンデュラ、ローズヒップ、ローズマリー、レモングラス、ハイビスカス、ダンディライオンなどさまざまなものがあります。

栄養素や効能が違うので、美肌と乾燥肌対策には、1つだけにこだわらずバランスよく取り入れましょう。

2)ビタミンや抗酸化成分を含む飲み物

乾燥肌対策の1つは、内側からお肌の酸化お肌の老化を防ぐことです。

そんな飲み物としては、青汁、フルーツジュース、豆乳などもオススメです。

フルーツジュースならもちろん果汁100%のものを飲みましょう。

抗酸化力の高いビタミンCが豊富なグレープフルーツ、キウイ、レモンなどは、乾燥肌対策に加えてエイジングケアの効果も期待できます。

抗酸化力の高い飲み物としては、カテキンを含む緑茶やポリフェノールを含むウーロン茶やワインなども、エイジングケアによい効果があります。

ただし、ウーロン茶は、脂肪分解のはたらきがあるので、摂りすぎると乾燥肌のリスクがありますし、ワインも飲み過ぎるとアルコールの影響も大きくなって健康にはよくありません。

乾燥肌対策には、適度な量を摂ることが大切です。

3)飲み方で乾燥肌対策

乾燥肌の対策やエイジングケアによい飲み物だからと言って、むやみに飲むのはかえってマイナスです。

また、乾燥肌対策をはじめ、健康維持のためには水分補給にも注意したいポイントがあります。

基本的なポイントは、

  • 乾燥肌を予防し、健康な状態を維持する水分量は、目安として1日1.5~2ℓ程度
  • 水分は、一度に大量に摂らずに、コップ一杯程度を起床時や毎食時、間食時、入浴後、就寝前など小まめに分けて摂る
  • ただし、スポーツの後や暑い季節に汗をたくさんかいた後は、通常時より多めに水分を補給する

などです。

このように、飲み物は飲み方も意識して、乾燥肌の予防に活かしましょう。

私たちは、そんな食べ物や飲み物による乾燥肌対策を応援するためにこんなセミナーも開催しました。

エイジングケアの第一歩は、おいしくてバランスのよい料理から


5.乾燥肌対策のための過度に摂るのを避けたい食べ物・飲み物・嗜好品

食べ物や飲み物、嗜好品の中には、乾燥肌を悪化させてしまうリスクのあるものがあります。

それは、身体を冷やすもの、塩分が多すぎるもの、活性酸素を発生させるものす。

これらは絶対的に悪いとは言い切れない部分もありますが、過度に摂りすぎることは乾燥肌だけでなく、身体の健康にもよくありません。

特に、乾燥肌の方は、控えめにしましょう。

具体的には、漬物、ファストフード、コーヒー、清涼飲料、アイスクリーム、たばこなどです。

漬物は発酵食品なので身体によいのですが、塩分が濃すぎるため、摂りすぎると塩分が過多になるリスクがあるので、乾燥肌の方は適度な量を摂ることが大切です。

コーヒーや緑茶は、がん予防の効果が注目されていますが、カフェインには、血管を収縮させるはたらきがあります。

これは、身体の冷えにつながるので、飲み過ぎは避けましょう。

また、カフェインには利尿作用があるため、水分の排せつが増えてしまうことで、身体やお肌の水分不足を招くこともあります。

なお、カフェインは、ココア・緑茶・紅茶などにも含まれています。

これらは、抗酸化作用もあるのでプラス面もありますが、乾燥肌の方は、摂り過ぎには注意しましょう。

ファストフードの中には、カロリーが高くて栄養価の低いもの、飽和脂肪酸などが含まれるものがあります。これらも過度に摂りすぎることはお肌にも身体にもよくありません。

夏場などには、ついつい、手が伸びてしまう清涼飲料水やアイスクリーム。

これらも飲み過ぎ、食べ過ぎは、身体が冷えて代謝不良を招くことがあります。

さらには、糖分が多いことから、お肌の糖化のリスクもあります。

その結果、乾燥肌が悪化したり、お肌の老化が進むこともあります。

最後に、最も避けたいのは「タバコ」です。

喫煙は、活性酸素でお肌の乾燥やお肌の老化を促進するだけでなく、血管などにも悪影響を与えます。

喫煙は、受動喫煙も含めできるだけ避けたいですね。

タバコのお肌の乾燥への影響などについては、「喫煙がお肌の老化を加速!タバコで老け顔になる原因と対策」をご覧ください。


6.乾燥肌を防ぐ栄養素のはたらきとオススメの食べ物

コラーゲン豊富でお肌がプルプルした女性

次に、各栄養素がお肌でどのようなはたらきをするのか、また、どのような食べ物に多く含まれているか、そのポイントをまとめてみました。

この情報を、乾燥肌対策だけでなく、身体全体の健康のためにも活かしてくださいね。

1)ビタミンA(β-カロテン)

ビタミンAは、角質層NMF(天然保湿因子)の生成をサポートし、皮膚や粘膜にうるおいをもたらし、乾燥肌を予防します。

また、お肌のコラーゲンをつくるのを助けたり、新陳代謝を活発にします。

β-カロテンとは、緑黄色野菜などに多く含まれるカロテノイドの一種です。抗酸化力が高く、体内で必要量に応じてビタミンAに変わる栄養素です。

β-カロテンは、脂質と一緒に摂ると吸収力がアップするため、油で炒めるなど、調理方法も工夫するとよいでしょう。

★美肌や乾燥肌対策におすすめのビタミンAやβ-カロテンを含む食品

レバー、ウナギ、アナゴ、サバ・イワシなどの青魚、乳製品、卵

モロヘイヤ・にんじん・かぼちゃ・春菊・ほうれん草・小松菜などの緑黄色野菜、のり、ワカメ、緑茶 など

ビタミンAが豊富なほうれん草

2)ビタミンB群

ビタミンB群は、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種の総称です。

ビタミンB2は、リボフラビン、ビタミンB6は、ピリドキシンとも呼ばれます。

ビタミンB群は、お肌のターンオーバーを正常に保つのをサポートするものがたくさんあります。

また、お肌が乾燥することで起こる肌荒れを抑えるはたらきがあります。

さらに、ビタミンB1、B2には、皮脂の分泌をコントロールする効果があります。

ビタミンB6は、不足するとニキビの原因になります。

★美肌や乾燥肌対策におすすめのビタミンB群を含む食品

ビタミンB1:豚ヒレ肉、豚もも肉、焼きのり、うなぎ、ピーナッツ

ビタミンB2:レバー、うなぎ、卵、いわし、大豆、納豆 など

ナイアシン:かつお、たらこ、まぐろ、ピーナッツ、豚レバー、しめじ など

パントテン酸:干しシイタケ、卵黄、レバー、鶏肉、たらこ、納豆 など

ビタミンB6: にんにく、ピスタチオ、バナナ、アボカド、かつお、まぐろ、レバー、肉類 など

葉酸:モロヘイヤ、ほうれん草、枝豆、抹茶、やきのり、納豆、いちご など

ビチオン:アーモンド、ピーナッツ、鶏レバー、あさり、青のり、卵など

ビタミンBが豊富な卵

3)ビタミンC

ビタミンCは、お肌のコラーゲンをつくるのをサポートします。

抗酸化作用、つまり血液中の活性酸素を取り除いたり、酸化したビタミンEをもとに戻すはたらきもあり、紫外線に対する抵抗力をつけるのにも適しています。

他にも、美白作用、皮脂をコントロールする作用もあります。

★美肌や乾燥肌対策におすすめのビタミンCを含む食品

キウイフルーツ、いちご、柿などの果物、パプリカ、パセリ、芽キャベツ、

ブロッコリー、カリフラワー、じゃがいも など

ビタミンCが豊富な果物

4)ビタミンE

ビタミンEは、血行を促進し、お肌の新陳代謝を活発にします。

血流を改善することで、色素沈着の予防にもはたらきます。

また、抗酸化作用もあり、ビタミンCと一緒に摂れば効率的です。

しわほうれい線シミ対策にも役立ちます。

★美肌や乾燥肌対策におすすめのビタミンEを含む食品

アーモンドなどのナッツ類、ごま、大豆、アボカド、赤パプリカ、たらこ など

5)セラミド

乾燥肌対策の保湿成分としてもセラミドは有名です。

人のお肌では、角質間細胞脂質の代表で、高い保湿力があります。

食品でも摂ることができますが、そのままお肌でセラミドになるわけではありません。

植物の色素成分に多く含まれるフィトケミカルには、セラミドを増やすはたらきがあり、食事ではいろいろな色の食品を摂るとよいでしょう。

特に、「黒」の食品にはセラミドが豊富に含まれています。

★美肌や乾燥肌対策におすすめのセラミドを含む食品

こんにゃく、しらたき、大豆、黒豆、小豆、ごぼう、ひじき、ワカメ など

セラミドを含むひじき

6)亜鉛

亜鉛には、細胞分裂を助けるはたらきがあります。

だから、ターンオーバーの正常化にも乾燥肌予防にも有用な栄養素です。

お肌だけでなく、髪の毛、などの健康を維持するのに必要です。

★美肌や乾燥肌対策におすすめの亜鉛を含む食品

牡蠣、赤身の肉、卵黄、タラバガニ、たらこ など

7)鉄

鉄は、お肌に栄養を届ける、血液の源です。

乾燥肌予防に加え、血行不良によっておこるくすみの緩和にも有効です。

★美肌や乾燥肌対策におすすめの鉄を含む食品

鶏レバー、しじみ、あさり、かつお、まぐろ、高野豆腐、ひじき、小松菜、菜の花 など

8)α-リノレン酸

α-リノレン酸は、セラミドをつくる原料となるほか、血中の中性脂肪を下げたり、高血圧を予防する作用があるといわれています。

体内ではつくることができないので、食品から摂らなければならない油の成分のひとつです。

★美肌や乾燥肌対策におすすめのα-リノレン酸を含む食品

アマニ油、エゴマ油、魚油、くるみ など

9)コラーゲン

コラーゲンは、アミノ酸からできているタンパク質のひとつです。

お肌では主に真皮にあってお肌のハリや弾力のもとになっています。

コラーゲンを食べるとコラーゲンペプチドに分解され、最終的にはアミノ酸に分解されます。

食べたコラーゲンがすべてお肌のコラーゲンにはなるわけではありませんが、体内で代謝を受けて糖となって、新たなコラーゲンをつくる原料として利用されます。

だから、コラーゲンを摂ることは、長い目でみれば乾燥肌の予防が期待できます。

また、最近の研究では、コラーゲンペプチドがそのまま血管に入って体内をめぐり、線維芽細胞にシグナルを送ることでコラーゲンを増やす可能性のあることが示唆されています。

コラーゲンについての詳しい情報は、「コラーゲンのエイジングケアとアンチエイジングにおける役割」をご覧ください。

コラーゲンは、鶏の手羽先、鶏軟骨、牛すじ、フカヒレ、サケ、イワシ、ブリ、エビ、イカなどに豊富に含まれています。

なお、化粧品でお肌につけるコラーゲンは、保湿成分としてお肌表面で水分を保持しますが、体内でコラーゲンにはなりません。

10)ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、ムコ多糖類と呼ばれる糖がたくさん集まった高分子ポリマーです。

お肌では主に真皮にあってお肌の潤いのもとになっています。

ヒアルロン酸は、人間だけではなく動物や魚にも多く含まれています。

食べたヒアルロン酸がすべてお肌のヒアルロン酸にはなるわけではありませんが、体内で代謝を受けて糖となって、新たなヒアルロン酸をつくる原料として利用されます。

だから、ヒアルロン酸を摂ることは、長い目でみれば乾燥肌の予防が期待できます。

ヒアルロン酸は、鶏の軟骨、鶏手羽、トサカ、豚足、鮭やカレイ、魚の目、フカヒレなどに豊富に含まれています。

なお、化粧品でお肌につけるヒアルロン酸は、保湿成分としてお肌表面で水分を保持しますが、体内でヒアルロン酸にはなりません。

これらの栄養素や食品は、食べたらすぐにお肌の乾燥がなくなる、というものではありません。

大切なのは毎日の食生活にバランスよく取り入れ、継続することです。

化粧品によるエイジングケアと同じで、日々の積み重ねがポイントですね。

ぜひ、継続的に適量を摂ることで、乾燥肌を予防し、エイジレスな美肌を手に入れてくださいね。


7.食べ物と飲み物に加えてエイジングケア化粧品

粘性の少ないコラーゲン

今、ご紹介したように、乾燥肌の予防や改善のために、日々の生活の中で食べ物や飲み物を意識することはとても大切です。

しかし、食べ物や飲み物は、乾燥肌を即効的に改善するのではなく、中長期的に乾燥しにくいお肌を育むことがその役割です。

だから、食べ物や飲み物に加えて、エイジングケア化粧品で保湿を行い、乾燥肌の対策をすることも忘れてはいけません。

特に、冬場の気温や湿度の低い時期は、いくら乾燥肌によい食べ物や飲み物を摂っても、お肌は乾燥してしまいます。

そんな場合は、しっかりエイジングケア化粧品も使って保湿しましょう。

夏場でも乾燥肌やインナードライ肌の対策は大切ですから、化粧水美容液を上手に使ってエイジングケアを行いましょう。

また、冬場の乾燥が厳しい季節には、水分を保持するヒューメクタントと油膜を張って水分の蒸発を防ぐエモリエントの配合されたエイジングケア保湿クリームで、即効性の高い乾燥肌対策行いましょう。


8.まとめ

お肌の乾燥が気になる時、意識して摂りたい栄養素や食べ物についておわかりいただけましたか?

乾燥肌の予防や対策になるオススメの食べ物や飲み物をご紹介しました。

また、乾燥肌の場合は、できれば避けたい食べ物や飲み物も紹介しました。

乾燥肌対策、つまり「保湿」は、エイジングケアの基本。

エイジングケア化粧品を上手に使ってスキンケアを行うことも大切ですが、毎日摂取する食べ物や飲み物は、保湿力の基礎作りにはもっと大切。

食べ物と飲み物による乾燥対策とエイジングケアで、おいしく食べながら内側からうるおう美肌を叶えましょう!

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