夏は紫外線ダメージなどで肌老化のリスクが高くなります。
だから、肌質に合う美容液でしっかりエイジングケアやスキンケアを行なうことが大切です。
この記事では、夏の肌老や肌トラブルを防ぐ、エイジングケアのための美容液の選び方や使い方をご紹介します。
また、夏におすすめの美容液をご紹介します。
- 夏は紫外線量がピークに達して肌老化を促進する季節です。また、汗のかき過ぎ、エアコン、暑さによる疲れなどで乾燥肌や夏老け肌のリスクも高い季節です。だから、エイジングケアと保湿をしっかり意識して美容液を選ぶことが大切です。
- 夏のエイジングケアのための美容液は、ナールスゲンやビタミンC誘導体などのコラーゲンをサポートする成分を配合したものがおすすめです。また、エラスチンやヒートショックプロテインを増やす成分を配合したアイテムもおすすめです。
- また、夏は紫外線のアフターケアができるコエンザイムQ10、フラーレン、リコピンなどの抗酸化成分を配合した美容液がおすすめです。酸化を防ぐことで肌老化を予防しましょう。
- 夏でも保湿は大切です。セラミドやプロテオグリカンなどの高い保湿成分を配合した美容液を使いましょう。
- 夏の季節はもちろん、どの季節でも正しく美容液を使うことが大切です。適切な使用量で正しく使いましょう。
京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
岩手医科大学歯学部卒業後、都内歯科矯正施設で矯正歯科医として表側・裏側矯正や小児の顎骨成長発育誘導多数から成人矯正まであらゆる矯正治療を習得。
その後、矯正と審美歯科、美容皮膚科、美容外科、再生医療、免疫療法を組み合わせた日本で初めてのトータルビューティを実現できるクリニック「医療法人社団 サカイクリニック62」を開業。
歯と美容医療を組み合わせたパイオニアとしてドクター向け講師として活躍する稀有な存在として有名。
得意分野は、口元と肌の若返り美容。美容マシンに関する目利きがずば抜けており、世界でも安全・安心で効果の高いマシンを毎年数台導入するなど、常に患者さまにとって満足度の高い施術を行えるよう心がけている。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆日本化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
読みたいところから読める目次
1.夏の季節!美容液によるエイジングケアで肌老化を防ぎたいあなたへ
「夏の美容液のおすすめは?正しい選び方と使い方で肌老化を予防」をお届けします。
また、エアコンによる乾燥肌のほか、からだも疲労するのでさまざまな肌悩みのリスクもあります。
さらに、皮脂分泌が多く汗をかきやすいことから、毛穴の悩みやお肌のTゾーンのテカリの悩みも。
そんな夏は、こうした季節的な影響を考えて、エイジングケアのための美容液を選ぶことが大切です。
特に30代のエイジングケア世代になると加齢による肌老化も気になってきますね。
では、そんな夏のエイジングケアのための美容液はどのように選べばよいのでしょうか?
また、美容液の使い方も正しく使うことが大切です。
この記事では、夏のエイジングケアのための美容液の選び方や使い方をご紹介します。また、夏におすすめのエイジングケア美容液をご紹介します。
「夏の季節、お肌にはどんな影響があるの?美容液で期待できることは?」
「エイジングケアで夏に気をつけることって?美容液の前は化粧水も必要?」
「夏の美容液の選び方のポイントは?おすすめを紹介して!」
「美容液を正しく使うコツは?夏に特別な方法はあるの?」
「夏にスキンケア以外に気をつけることって?」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
<夏のエイジングケアにおすすめの美容液>
*ナールスゲン推奨濃度配合エイジングケア美容液「ナールス ネオ」
2.夏の季節が与えるお肌への影響は?
エイジングケアの美容液の選び方の前に、夏の季節が与えるお肌への影響について考えてみましょう。
また、夏はどんな肌悩みやトラブルが多いのでしょうか?
夏は1年のうちで最も紫外線ダメージが大きく、肌の酸化のリスクが高い季節です。
また、高温多湿で汗や皮脂分泌も多くなってしまう季節。
そんな季節的な特徴と肌悩みとの関係を理解することが、スキンケアやエイジングケアに大切です。
1)紫外線量が最大の季節
紫外線は1年中降り注いでいますが、夏は紫外線量が最大の季節です。
1年で降り注ぐ紫外線のうち、約70%〜80%は4月~9月に集中的に降り注ぐと考えられています。
気温が高くなり薄着になる季節ですが、紫外線対策をしっかり行うことが大切です。
なぜ紫外線の量が増えるかというと、地球と太陽との距離に関係があります。
日本が太陽に最も近づくのは夏至のころです。
太陽との距離が近くなる分、紫外線が大気層を通過する距離が短くなり、強い紫外線のまま地表に到達します。
そのため、強い紫外線が夏の時期に集中的に降り注ぐのです。
強い紫外線の影響でお肌の酸化が引き起こされると、肌老化が進みます。
また、日焼け(サンバーンやサンタン)によるシミが目立ったり乾燥肌のリスクも高くなります。
2)高温多湿による汗のかきすぎ
高温多湿な日本の夏は、汗を大量にかきます。
大量の汗をかくことでお肌の潤い成分が洗い流され、乾燥が進みやすくなります。
さらに、乾燥したお肌を守るために必要以上に皮脂が分泌され、表面は皮脂でベタベタしているのに内側は乾燥した状態のインナードライ肌になることもあります。
また、pHが急激に変化して皮膚常在菌や顔ダニのバランスが崩れることがあるので注意が必要です。
汗に含まれる塩分が肌に付着している場合、お肌をゴシゴシこすることで塩分がお肌を傷つけ肌トラブルを招く原因にもなります。
3)エアコンによる乾燥肌リスク
気温が高くなるとエアコンを使う機会が増えますよね。
外気温と室温との急激な寒暖差、部屋の乾燥、吹き続ける冷風による肌ダメージなどでお肌の水分が蒸発し、乾燥肌を引き起こしてしまうのです。
お肌のバリア機能が正常にはたらいていれば、短時間のエアコンによる悪影響を防ぐことができますが、疲れなどの影響でバリア機能が低下していたり、長時間エアコンを使う環境ではお肌への負担が大きくなり、乾燥肌などの肌トラブルが生じやすくなります。
また、エアコンで身体を冷やすことは、女性ホルモンの乱れやからだの冷え、顔冷えを招く原因です。
さらに、夏のインナードライ肌の原因になることもあります。
だから、夏の乾燥肌対策もぬかりなく行いましょう。
4)からだの疲労による肌疲労や夏老け
急激な温度変化は、ストレスにつながりからだは疲弊します。
また、暑さによって睡眠不足になるなど、生活習慣の乱れが生じる場合もあるのです。
からだが疲労するとお肌にも悪影響を及ぼします。
バリア機能の低下、ターンオーバーが乱れることによる肌トラブル、紫外線の影響などで肌疲労が起こり、お肌のハリがなくなる、シミやそばかすが目立ちやすくなるなど、さまざまな症状が生じがちです。
そんなお肌が夏老け肌です。
そうなると肌の透明感がなくなって、夏でもくすみが目立つことがあります。
3.夏のエイジングケアに使いたい美容液の選び方
夏のエイジングケアに使いたい美容液の選び方についてご紹介します。
最近では、テクスチャーがサッパリでもこってりでも、保湿力とは関係がなくなっています。
だから、テクスチャーの好みで選んでも問題ありません。
大切なのは、肌状態や年齢に合う夏の美容液を選ぶことです。
ぜひ、ご自身の肌質や好みに合うものを見つけてくださいね。
1)肌のハリにはたらきかけてエイジングケアができる
お肌のハリのもとになるのは、肌のコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質です。
ともに、真皮にある「線維芽細胞」でつくられますが、加齢とともに産生量は減少します。
いくつかの研究結果がありますが、20代で産生量はピークを迎え、その後は徐々に減り50代では20代の70%程度になると考えられているのです。
一方、美容液に含まれるコラーゲンやエラスチンは化粧品成分としては保湿成分で、表皮に潤いを与えます。
だから、これらを補っても肌のコラーゲンにはなりません。
だからこそ、コラーゲンにはたらきかける作用があるエイジングケア化粧品成分を配合した美容液を使うことで、お肌のハリや弾力がアップし、若々しいエイジレスなお肌を維持することに繋がります。
そんな成分としては、ナールスゲン、ネオダーミル、ビタミンA誘導体(レチノール)、ビタミンC誘導体、アセチルデカペプチド-3、マトリキシルなどがあります。
ひと夏超えるごとに肌のエイジングインデックスは低下します。
だから、夏が来るたびにエイジングケアを意識して美容液を選びましょう。
<年齢別の夏の美容液の選び方>
*40代のおすすめの美容液の選び方!ランキングよりエイジングケア
2)酸化を防いで紫外線のアフターケアもできる
紫外線を浴びた後の肌は、活性酸素が過剰に発生します。
それによって光老化が起こり、ほうれい線やしわなどたるみが原因の肌老化を引き起こします。
特に夏はそのリスクが高くなるので、まずは日焼け止めをはじめとした紫外線対策が大切です。
その上で、抗酸化力の高い成分を配合した美容液を使うと、紫外線のアフターケアとして肌の酸化を予防することが可能です。
夏は、ビタミンA誘導体(レチノールやレチノイン酸トコフェリル)、ビタミンC誘導体(VCエチルやAPPS、セラミドプロモーター)、ナイアシンアミド、ビタミンE誘導体(トコフェロール、トコフェリルリン酸Na)、プラセンタエキス、フラーレン、リコピン、コエンザイムQ10、金コロイド、レスベラトロール、ブドウ葉/種子/皮エキスなど、抗酸化力の高い成分が入った美容液を使用することがおすすめです。
3)夏でも保湿力が大切
美容液には保湿成分などの有効成分が含まれています。
もちろん、しっかり保湿することでエイジングケアが可能です。
皮脂や汗の多い夏は、お肌はしっとりしますので、保湿ケアは重要でないと考えている方がいるかもしれません。
しかし、エアコンなどの影響で夏でも乾燥肌対策のためには、保湿ケアをすることがとても大切です。
十分に保湿されたお肌とは、
『保湿成分によって適切な量の水分がお肌の中につなぎ止められ、さらに油分によって水分の蒸発を防ぎ、お肌にしっかり保持されている状態』のことをさします。
化粧品には大きく、次のいずれか、または複数のはたらきがあります。
お肌に水分を与える(Give Water)
お肌の水分を保持する(Keep Water)
お肌の水分の蒸発を防ぐ(Cover Water)
美容液の基本的な役割は、「お肌の水分を保持する」ことです。
美容液などの保湿ケアを通じて保湿力が保たれていることで、バリア機能が正常にはたらき、夏の過酷な環境に負けない美肌を維持できます。
クレンジングや洗顔の後、化粧水の次に保湿美容液を使いましょう。
プロテオグリカンやヒアルロン酸、セラミドなどがおすすめの保湿成分です。
特に、ヒト型セラミドを配合したセラミド美容液は保湿力が高くおすすめです。
なお、夏の化粧水の選び方は、「夏はどんな化粧水がオススメ?エイジングケアのための選び方と使い方」も参考にしてください。
4)エイジングケア世代なら優しくて刺激が少ない美容液を
エイジングケア世代は、お肌に優しく、刺激が少ない美容液を選ぶことが肝心です。
年齢を重ねるごとにお肌の保湿成分は減少し、バリア機能が低下しやすくなっているため、刺激に弱くなっています。
特に敏感肌や乾燥性敏感肌、高齢で乾燥肌の方は注意が必要です。
美容液も、保湿力が高いことと合わせて低刺激で安全性の高いものを選びましょう。
そのため、若いころと同じ化粧品を使っている場合は、自分のお肌の状態に合わせて使用している化粧品を見直しましょう。
アルコール(エタノール)は刺激が強いので、刺激性の低いアルコールフリーの化粧品を選ぶことをおすすめします。
アルコールのほかにも、PG、合成香料、合成着色料などが入った化粧品は避けたほうがよいでしょう。
また、最近ではリスクは下がりましたが、パラベンやフェノキシエタノールなどの防腐剤でも刺激を感じる方がいます。
これらは品質管理上、必要な成分なので、自分が何に刺激を感じるかを把握しておけば、それを配合しない美容液を選ぶことが可能です。
さらに、皮膚呼吸を妨げるなどといった誤解のあるジメチコンなどのシリコーンオイルやカルボマーなどの高分子ポリマーは、刺激性もなく安全な成分です。
5)自分の肌質や肌悩みに合う美容液
美容液は各社からたくさんのアイテムが販売されています。
基本的に自分の肌質や肌悩みに合った美容液を選ぶことが大切です。
まずは自分の肌質や肌状態を確認しましょう。
肌質は主に、次の4つにわけられます。
水分が多く油分が少なめな「普通肌」
水分が少なく油分も少なめな「乾燥肌」
水分が多く油分も多めな「脂性肌」
顔のパーツによって水分油分が違う「混合肌」
一般的に夏は脂性肌に傾くことが多いのですが、インナードライ肌の場合もあるので美容液は注意して選びましょう。
トラブルが少ない普通肌であれば、どんな美容液を選んでも問題はありません。
しかし乾燥肌や脂性肌などの場合は、肌質に合わない美容液を使うことで肌トラブルが悪化する可能性があります。
定期的にお肌の状態を確認して、自分に合った美容液を選びましょう。
また、肌悩みは人それぞれです。
シワやシミ・ソバカスが気になる方もいれば、たるみ、くすみなどが気になる人もいます。
美容液は基本的に自分が一番気になる悩みに合わせて選ぶことが大切です。
シワが気になるならシワ美容液、シミが気になる方は美白美容液など、自分がケアしたい肌悩みに合わせて美容液を決めましょう。
もちろん、ナールスゲンやビタミンC誘導体は多くの肌悩みがケアできる成分なので、これらを配合した美容液がおすすめです。
<夏の肌悩み別美容液の選び方>
4.夏におすすめのエイジングケア美容液
夏にオススメのエイジングケア美容液がナールス ネオです。
美女が選ぶベスト美容液などでも高い評価を得ている目元・口元専用美容液です。
1)ナールス ネオの開発コンセプト
目元のハリや口元のハリ、ツヤをキープすることで、目元のシワなどをケアする「目元・口元のエイジングサインへのファイナルアンサー」を目指して開発しました。
ほうれい線ケア美容液、しわケア美容液として使っていただきたいエイジングケア化粧品です。
2)ナールス ネオの配合成分のポイント
①ナールスゲンを推奨濃度で配合
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47を増やします。
また、からだや肌の酸化を防ぐ成分であるグルタチオンを増やします。
また、最近ではヒアルロン酸やシミを防ぐHSP70を増やすことがわかっています。
②ネオダーミルを推奨最高濃度で配合
ネオダーミルは、バイオテクノロジーによって生まれた細胞のエネルギー源で、Ⅰ型コラーゲン、Ⅲ型コラーゲン、エラスチンを強力にサポート。
2週間でシワの体積を13%減少、シワの深さを15%減少させる臨床データを有する成分です。
肌のハリや弾力をキープするための「攻めるエイジングケア」をサポートします。
③2種のビタミンC誘導体配合
ナールス ネオは、ビタミンC美容液です。
水溶性ビタミンC誘導体のなかでも効果が高く刺激が少ないVCエチル(エチルアスコルビン酸)と、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)を配合。
コラーゲン産生をサポートします。
④プロテオグリカン配合
ナールス ネオは、プロテオグリカン配合美容液です。
プロテオグリカンは、糖とタンパクが複合した「糖たんぱく質」で、EGF(上皮成長因子)に似たはたらきで、お肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、コラーゲンの産生をサポート。
また、ヒアルロン酸に匹敵する高い保湿力を持った成分です。
潤いのあるふっくらしたお肌をキープする「守るエイジングケア」をサポートします。
⑤ビタミンA誘導体配合
レチノールを改良したビタミンA誘導体(レチノイン酸トコフェリル)配合。
ターンオーバーを促進して、お肌のハリを取り戻します。
⑥6種のセラミド配合
セラミドのなかでも、保湿力の高いヒト型セラミド6種(NG、NP、NS、EOS、EOP、AP)を配合したセラミド美容液です。
⑦抗酸化成分を複数配合
抗酸化成分として、レスベラトロール、金コロイド、コエンザイムQ10、エルゴチオネインを配合。
⑧アセチルデカペプチド-3配合
アセチルデカペプチド-3は、アルギニン、スレオニン、セリン、チロシン、トリプトファンのアミノ酸と酢酸が結合したペプチド成分です。
FGF(線維芽細胞増殖因子)に似たはたらきで、顔のたるみや目の下のたるみ、目の下の黒くまなどのエイジングサインの予防や改善が期待される成分です。
⑨スクワラン配合
美容オイルにも使われるエモリエント成分として有名なスクワランを配合することで、夏の潤いのキープと肌ツヤをサポートします。
⑩お肌に不要な成分は無添加
無香料・無着色、旧指定成分は配合していません。
パラベン、フェノキシエタノールほかアルコール性防腐剤の無添加化粧品です。
また、アルコールフリーです。
*フェノキシエタノール、パラベンが、キャリーオーバーとして微量含まれます。
5.夏に美容液を正しく使おう
美容液の使い方は、夏でもそのほかの季節でも基本は同じです。
「美容液の効果的な使い方と順番があった!美肌への近道を公開」で詳しくご紹介していますので、ここでは夏に注意したいポイントを整理します。
1)美容液の前は化粧水を使う
「化粧水、美容液、乳液、保湿クリームの役割の違いとつける順番は?」で取り上げているように、夏でも美容液の前には化粧水を使うことが効果的です。
化粧水を使うことで、肌のキメが整い、美容液の有効成分がお肌に浸透しやすくなります。
化粧水や美容液を使うときは、適量を手に取りお肌にしっかりなじませることがポイントです。
目安として1回のケアで500円玉大の化粧水を使うようにしましょう。
ただし、化粧水を使うだけではお肌を十分に保湿することはできません。
化粧水は「お肌に水分を与える」効果には優れていますが、「お肌の水分を保持する」「お肌の水分の蒸発を防ぐ」効果は弱いのです。
だからこそ、夏でも化粧水の後は、忘れずに美容液を使い、しっかり保湿ケアを行うことが大切です。
美容液は、1回の使用量の目安は、サラッとしたタイプなら100円玉大程度です。
一方、乳液に近いタイプなら小豆大を2~3粒分ぐらいです。
詳しくは、「化粧品1回あたりの使用量の適量を知りたい!」をご覧ください。
2)やさしい力加減で使用する
夏に限らず、美容液は優しい力加減でつけることがポイントです。
適量を手に取り、乾燥しやすい目元や口元などに、ていねいにつけることもポイントです。
付け終わった後は優しくハンドプレスしましょう。
6.夏は美容液以外でのエイジングケアも大切
夏は、美容液を使う前の洗顔やクレンジング、その後の紫外線対策も大切です。
1)美容液の前に正しい洗顔とクレンジングを
夏のスキンケアは正しい洗顔やクレンジングが大切です。
メイクをしっかり落とした後に、化粧水や美容液を使いましょう。
お肌がゴワゴワしたり、角栓が気になる場合は、酵素洗顔も効果的です。
また、クレンジングは夏の肌状態を意識したものを選びましょう。
2)美容液の後の紫外線対策
夏の紫外線はほかの季節より早くメイクを酸化させてしまいます。
スキンケアやエイジングケアの後は、さまざまな角度から対策を行うことが必要です。
日焼け止めやUV化粧下地、衣類・帽子・サングラスなどファッションでも紫外線対策を行いましょう。
また、夏は目から入る紫外線対策や高エネルギー可視光線(HEV)を含むブルーライト、近赤外線対策も必要です。
UVカットや有害光線をカットできるサングラスを使うことをおすすめします。
さらに、紫外線対策によい食べ物も意識して摂りましょう。
7.夏におすすめの美容液に関するよくある質問
Q1.美容液は毎日つけなくてもいいですか?
美容液は、肌に合っていて調子が良いなら、継続的に使用することがおすすめです。
しかし、毎日つけなくても問題はありません。美容液の使用頻度は個人の肌状態や希望の肌への目標に合わせて調整するようにしましょう。
Q2.美容液は本当に効果があるの?
美容液に含まれる成分によって、効果は変わります。美容液の一般的な効果は保湿です。
それによって、乾燥肌の予防や改善、キメが整う、ハリやツヤがでる、肌のトーン均一化が期待できます。
また、シワ改善成分配合の医薬部外品の美容液なら、
また、シミやしわの軽減、肌のトーン均一化コラーゲン生成の促進によるシワ改善効果が期待できます。
また、美白美容液ならシミやソバカスを防ぐことができます。
ただし、な美容液は肌トラブルがない人にとっては効果を感じづらいでしょう。
Q3.美容液は1日に何回くらい使えばいいですか?
美容液は1日に1回~2回を使うことが一般的です。製品によっては、朝か夜のみの1回だけを使うものもあります。肌に異常がある際は使用しないことも検討し、メーカーの指示に沿って使用するようにしましょう。
Q4.夏のスキンケアの順番は?
夏のスキンケアも、通常時のスキンケアと順番は変わりません。
洗顔・クレンジング→化粧水→美容液→保湿クリームの順番で使うようにしましょう。
8.まとめ
夏のエイジングケアのための美容液の選び方と使い方についてご紹介しました。また、夏にオススメの美容液をご紹介しました。
いかがでしたか?
夏の肌にとって、最も大きなリスクは紫外線ダメージによる肌の酸化が招く肌老化です。
しかし、ほかにも汗のかき過ぎやエアコンによる乾燥肌などのリスクもあります。
そのため、夏の季節は、エイジングケアと保湿の両方を兼ね備えた美容液を上手に選んで正しく使うことが大切です。
ぜひ、この記事「夏の美容液のおすすめは?正しい選び方と使い方で肌老化」を参考に、夏のエイジングケアのための美容液を上手に選んでくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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