UVカットができる化粧下地はとても便利。
メイクの際に下地として使えば、紫外線対策ができます。
では、エイジングケア世代ではどう選べばよいのでしょうか?
今回は、キレイナビ代表で美容ライターの飯塚美香さんに、日焼け止め化粧下地の選び方のコツご紹介いただきます。
また、おすすめのUVカットができる化粧下地をご紹介します。
- UVカットができる化粧下地を使うメリットが理解できます。
- 自分のお肌にあったUVケア化粧下地の選び方のコツがわかります。
- おすすめのUV ケア化粧下地の情報が入手でき、紫外線対策やエイジングケアに活かせます。
本記事は、美容専門ライターが執筆しています。
ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。
ナールスコム店長 村上清美
メーカー営業、エステティシャンを経て、現在、ナールスゲン入りエイジングケア化粧品「ナールス」の公式サイト「ナールスコム」の店長として、ナールスブランドに関わる業務全般を担当。
<保有資格>
コスメコンシェルジュ
◆化粧品検定1級
◆日本エステティック協会認定エステティシャン
◆日本エステティック業協会上級認定エステティシャン
◆ソワンエステティック協会認定ビューティーセラピスト
読みたいところから読める目次
1.自分に合う日焼け止め下地を選びたいあなたへ
「UVケア化粧下地の選び方の5つのコツ~エイジングケアのために~」をお届けします。
紫外線をカットして肌老化が目立たない若々しい美肌をキープするために日焼け止めはとても大切。
そんな紫外線対策とメイクが同時にできるのが、UVカット効果のある化粧下地。
その便利さから最近では種類が増えています。
エイジングケア世代では、多数のUVカット化粧下地の中から何をポイントにして選べばよいのでしょうか?
そこで今回は、有名な美容ライターで美容情報サイト「キレイナビ」代表でもある飯塚美香さんに、日焼け止め化粧下地の選び方のコツご紹介いただきます。
また、ナールスエイジングケアアカデミー編集部からおすすめのUVケア化粧下地をご紹介します。
「UVケアができる化粧下地を選ぶポイントって?何が大切か知りたい!」
「UVケア化粧下地を使えば日焼け止めは不要?ファンデーションは?」
「エイジングケアによいUVケア化粧下地の条件は?教えて!」
などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。
<エイジングケアもできて潤いをキープするUV化粧下地>
*ナールスゲン推奨濃度配合UV化粧下地「ナールス ヴェール」
<UV化粧下地の参考記事>
*UV化粧下地「ナールス ヴェール」モデル白山真希さんインタビュー
*脂性肌におすすめの化粧下地11選ご紹介!選び方の3つの法則とは?
<飯塚 美香さんプロフィール>
有限会社アイアール代表取締役。美容情報サイト「キレイナビ」を運営するほか、JPMパーソナルメイクアドバイザー、日本ダイエット健康協会認定インストラクター、コスメコンシェルジュ、美容薬学、薬膳マイスター、スキンケアマイスター、アロマテラピー講師などの資格を生かし、全国各地でセミナー・イベントを開催。
また、サプリメントプロデュース、雑誌やWEBでの美容コラム執筆、美容関連サイトの監修、通販番組出演など美容家としても活動中。
パーソナルビューティーコンサルタントとして、美容・健康の悩み解決をサポートする活動もスタート。
<保有資格>
- JPMパーソナルメイクアドバイザー
- 日本ダイエット健康協会認定インストラクター
- 日本化粧品協会認定コスメコンシェルジュ
- 日本コスメティック協会認定スキンケアマイスター
- SOEUR認定アロマテラピーアドバイザー
- 美容薬学検定1級取得
国際薬膳食育師3級取得(薬膳マイスター)
2.UVカットができる化粧下地とは?
ファンデーションを塗る前に忘れてはならないことが、紫外線対策をすること。
紫外線は夏はもちろん、冬でも、1年中私たちの肌に降り注いでいます。
紫外線ダメージから肌を守ることが、エイジングケアには重要です。
UVカット効果の備わっていない化粧下地とファンデーションを塗るだけでは、紫外線ダメージから肌を守ることはできません。
きちんと日焼け止めを塗って肌を守り、その後に化粧下地とファンデーションを塗ってメイクをする必要があります。
しかし、日焼け止めを塗って、次に化粧下地を塗って、最後にファンデーションを塗って・・・と工程が多くなると、時間がかかりますし面倒ですよね。
あれこれと化粧品を付けることはお肌にも刺激になる場合がありますので、なるべくなら避けたいもの。
そこでおすすめなのが、UVカットができる化粧下地を使うこと。
日焼け止めと化粧下地が1つになっているので、ファンデーションの前には、日焼け止めは塗らずにUVカットができる化粧下地を塗るだけでOKです。
忙しい朝のスキンケアには、1つで済むのはとても便利ですよね。
UVカットができる化粧下地は、肌の奥にまで侵入し、シワやたるみ、ほうれい線の原因となるUVA(紫外線A波)を防ぐ効果、メラニン色素が増えることにより肌を黒く日焼けさせるサンタン、主にUVB(紫外線B波)が原因となって起こるサンバーン(日光皮膚炎)を防ぐ効果が備わっています。
UVAのうち、ほとんどは波長の長いロングUVAといわれていますが、UVAを防ぐのはPA+++などと表示されるPA値、UVBを防ぐのはSPF30、などと表示されるSPF値になります。
UVカットができる化粧下地には、パッケージにUVカット力が表示してありますので、購入前に確認してみてください。
また、当然日焼け止めでだけではなく、化粧下地としての効果も兼ね備えています。
塗ったときに肌に密着してファンデーションの付きや持ちをよくしたり、肌色をコントロールする機能、乾燥から肌を守る保湿効果が備わっている化粧下地も多くあります。
3.エイジングケアのためのUVケア化粧下地の選び方の5つのコツ
それでは、エイジングケアのためにはどのようなUVケア化粧下地を選べばよいのでしょうか?
選び方のコツについてお話していきましょう。
1)肌に優しく刺激が少ない
スキンケアの後、メイクの前に毎日使うものですので、UVケア化粧下地は肌に優しく刺激が少ないものを選ぶのがおすすめです。
日焼け止めの中には肌に負担を与えるものもあります。
日焼け止めのUVカット成分として配合されているものに、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤があります。
紫外線吸収剤は肌の上で化学反応を起こして紫外線の侵入を防ぎます。
そして、紫外線散乱剤は肌の上で光を反射して紫外線の侵入を防ぎます。
この2つのUVカット成分では、紫外線散乱剤のほうが肌に刺激が少ないのが特徴です。
紫外線散乱剤が配合された日焼け止めには、パッケージに「紫外線吸収剤不使用」や「ノンケミカル」と表示されています。
UVケア化粧下地を選ぶ時も、そのような表示がされているものを選ぶと安心でしょう。
また、パラベンや鉱物油など、人によっては肌に負担がかかるような成分があります。
そういった成分が無配合のUV化粧下地を選ぶようにするとよいですね。
特に敏感肌の方は、配合成分をきちんと確認してから購入するようにしましょう。
<参考記事>
2)乾燥しにくく潤いがキープできる
化粧下地は朝付けてから夜まで落とすことはないもの。
最初のメイクともいえますし、最後のスキンケアともいえます。
肌が乾燥しにくく、1日中潤いがキープできるUVケア化粧下地を選ぶようにしましょう。
こちらも配合成分に何が入っているかをパッケージなどに記載のある全成分表示で確認することが大切です。
現在は各メーカーから、さまざまな保湿成分配合のUVケア化粧下地が発売されています。
ナールスゲン、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、グリセリンといった保湿成分が配合されているものを選ぶようにするとよいでしょう。
また、UVケア化粧下地にはジェルタイプやムースタイプなどもありますが、保湿力を考えるならクリームタイプやリキッドタイプがおすすめです。
肌に塗った時に伸びがよく、しっとり潤うテクスチャーのものを選びましょう。
3)白浮きしにくい
その後に塗るファンデーションの発色を邪魔しないためにも、白浮きしにくいUVケア化粧下地を選ぶのがおすすめです。
紫外線散乱剤が配合されている日焼け止めは、白浮きしやすいという特徴がありますが、現在は各メーカーが研究を重ねて白浮きしないタイプが多くなっています。
また、UVケア化粧下地として発売されているものは、やはりファンデーションを塗った後のことまで計算されているものが多く、一般的な日焼け止めと比べても白浮きしにくいでしょう。
さらに、UVケア化粧下地は真っ白のものよりも、肌色に色づいているタイプがおすすめです。
白浮きしにくく、ファンデーションとの相性もよいのでメイクがキレイに仕上がります。
また、コントロールカラーの機能もあわせ持っているものも多く、肌のくすみや目の下のクマ、シミなどを自然にカバーしてくれます。
4)日常の紫外線対策が十分できる
化粧下地と日焼け止めを兼ね備えたUVケア化粧下地。
やはり日常の紫外線対策が十分にできるものを選ぶことは必須です。
シワやたるみの原因となるUVA(紫外線A波)を防ぐPA値、肌を黒く日焼けさせるUVB(紫外線B波)を防ぐSPFの数値を確認してから購入してください。
海やアウトドア、屋外でのスポーツ時にはSPF50、PA++++といった高いUVカット効果が必要ですが、日常の紫外線対策には、SPF20、PA++程度でも問題ないと思います。
ただ、紫外線量の多くなる3月~8月頃は、日常的な出勤や近所への買い物などの外出でも、紫外線を多く浴びてしまう場合があります。
紫外線量が特に多いと感じるような日には、SPF、PA値ともに高めのUVケア化粧下地を使うと安心です。
また、こうしたUVケア化粧下地による紫外線対策と同時に、帽子や日傘などのファッショングッズも活用して紫外線から肌を守りましょう。
なお、日焼け止め(サンスクリーン剤)の使い方は、日本皮膚科学会の「サンスクリーン剤の使い方」が参考になります。
5)エイジングケア効果が期待できる
年齢を重ねた肌には、エイジングケア効果が期待できるUVケア化粧下地をおすすめします。
現在は、日焼け止め、化粧下地、そして保湿やエイジングケアなど、スキンケア効果も兼ね備えているUV化粧下地が発売されています。
もちろん夜のスキンケアでは、美容液や保湿クリームなどできちんとエイジングケアをしていると思いますが、忙しい朝はなかなか時間が取れない場合もありますよね。
そんな時でも、UVケア化粧下地にエイジングケア効果が備わっていれば、朝は簡単なスキンケアしかできなかったとしても、化粧下地でエイジングケアができてしまいます。
保湿効果に優れていることはもちろん、シワの予防・改善に効果が期待できるもの、リフトアップ効果が期待できるもの、美白効果が期待できるものなど、さまざまな機能性化粧下地があります。
シワが気になる、シミが気になるなど、ご自身の肌悩みに合わせてUVケア化粧下地を選ぶとよいと思います。
たとえば、ナールスゲンやビタミンC誘導体などがエイジングケア化粧品成分です。
配合されている成分をパッケージなどで確認し、エイジングケアに効果が期待できるかどうかを見極めてから購入するとよいでしょう。
4.まとめ
エイジングケアのためのUVケア化粧下地の選び方のコツをご紹介しました。
仕事に家事に子育てに、現代の女性は何かと忙しい日々を送っているかと思います。
朝のあわただしい時間の中でも、効率的にスキンケアや紫外線対策をして、美しくメイクを仕上げるために。
また、いつまでもエイジレスな素肌を保つためにも、UVケア化粧下地はきっと頼もしい味方となるでしょう。
5.編集部おすすめのUV化粧下地
1)ナールスヴェールとは?
編集部オススメの日焼け止め・UV化粧下地がナールス ヴェール。
「ナールス ヴェール」は、京都大学と大阪市立大学で共同開発されたエイジングケア化粧品成分である「ナールスゲン」を推奨濃度で配合したノンケミカルタイプの日焼け止め&UV化粧下地です。
また、保湿ケアもできるので敏感肌でも使える優しい日焼け止めです。
もちろんインナードライ肌、乾燥肌でも使える日焼け止めです。
さらに、脂性肌の方にもおすすめの日焼け止め&UV化粧下地です。
紫外線散乱剤のみの配合ですが、SPF50+・PA++++という高いUVカット力を実現しています。
だから、夏の陽ざしでも十分にブロックする力があります。
だから、夏でもUV化粧下地としても使えます。
特別長い時間外出したり、海水浴などの紫外線の反射量が多いシーン以外なら問題なく使えます。
さらに、独自処方により、つけているのを忘れるほど軽いテクスチャーであることも大きな特徴です。
また、保湿もできるので1年中、UV化粧下地として使えます。
2)ナールス ヴェールの特徴は?
ナールス ヴェールの特徴を整理すると、次のとおりです。
- SPF50+&PA++++で日常生活や外出時の紫外線をしっかりカット
- 敏感肌の方にもオススメのノンケミカル&ノンパラベンでお肌に優しい処方
- お肌になじみやすい独自処方の肌色で白浮きしない
- べとべとしないノンオイリー処方でとても軽いつけ心地
- 汗や水でもメイクが崩れにくいウォータープルーフ処方
- ナールスゲン&油溶性ビタミンC誘導体(VCIP)配合でエイジングケアもできる
スクワランやセラミド、グリセリンなどの保湿成分配合でうるおいをキープ
3)ナールス ヴェールはブルーライトもカット
「酸化鉄配合の日焼け止めでブルーライトはカットできる?検証結果!」でご紹介していますが、ナールス ヴェールがブルーライトをカットすることがわかりました。
ブルーライトは、近赤外線などとともに太陽光線に含まれる有害光線です。
紫外線と同じく光老化による肌老化の原因となります。
このグラフが示すように、波長の短いブルーライトの場合、ほとんど透過しません。
真ん中あたりだと15%程度透過、つまり85%程度をカット、最も長い500nmなら25%程度透過、つまり75%カットしています。
これは平均で84.8%のカット率です。
完全に十分とはいえませんが、ノンケミカルで敏感肌でも使えるタイプの日焼け止めなのに、ここまでブルーライトをカットできるなら、とても良い検証結果です。
<季節別の紫外線対策の参考記事>
*春の紫外線対策。しっかりブロックして日焼けの無い美肌をキープ!
*夏の紫外線対策はエイジングケアの要!UVカットで美肌キープ
*秋も紫外線対策は大切!斜め横からの光線を日焼け止めでブロック
6.編集後記
美容家で美容情報サイト「キレイナビ」代表でもある飯塚美香さんに、UVケア化粧下地を選ぶポイントについてご紹介いただきました。
いかがでしたか?
今では、化粧下地には日焼け止めが同時にできるものが増え、スキンケアとメイクが同時にできるようになりました。
そんな化粧下地の中から、エイジングケア世代の方は、肌に優しく潤いがキープできるものを選ぶのがポイント。
この記事「UVケア化粧下地の選び方の5つのコツ~エイジングケアのために~」を参考に、上手にUVケア化粧下地を選んでくださいね。
<目の紫外線やブルーライト・近赤外線を防ぐUVカットサングラス>
*紫外線・近赤外線をカットするアイケアメガネを40代美女が試着
著者・編集者・校正者情報
(2章から4章の執筆:飯塚美香さん)
プロフィールは1章に掲載
(1章及び5章、6章の執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
(全記事の編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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