衝撃!ヒアルロン酸で乾燥肌に!誤った使い方を避けて正しい保湿

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ヒアルロン酸を使えば乾燥肌になる!というお話を聞いたことがありますか?

形成外科医の落合博子先生が自著『美容常識の9割はウソ』で説明されているのです。

え?逆では?と驚かれた方も多いのでは?もちろん、誤った使い方を避けて正しい保湿を心がければよいのです。

この記事では、ヒアルロン酸でなぜ乾燥肌になるのかについてご紹介します。

この記事を読むことで得られることは?
  • なぜ、ヒアルロン酸で乾燥肌になるのかがわかります。
  • ヒアルロン酸の正しい使い方がわかります。
  • ヒアルロン酸のさまざまな効果や可能性がわかります。

京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事

ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。

この記事の目次を紹介する女性のイラスト

1.ヒアルロン酸で乾燥肌になることに驚いたあなたへ

「衝撃!ヒアルロン酸で乾燥肌に!誤った使い方を避けて正しい保湿」をお届けします。

ヒアルロン酸は有名な保湿成分で、美肌をキープするための美容成分。

誰もが乾燥肌対策保湿ケアにとてもよいと思っているのではないでしょうか?

また、最近では保湿以外の効果も期待できることがわかってきています。

そんなヒアルロン酸が乾燥肌の原因になると聞けば驚いてしまいますね。

実は、ナールスエイジングケアアカデミーの「エイジングケア書籍レビュー」でもご紹介している『美容常識の9割はウソ』で、形成外科医の落合博子先生が「ヒアルロン酸で乾燥肌になる」メカニズムについて解説されています。

「保湿によいと思って使っていたヒアルロン酸配合のエイジングケア化粧品で、まさか乾燥肌になるなんて!?」と誰もが思ってしまいますよね。

この記事では、『美容常識の9割はウソ』のなかのヒアルロン酸が乾燥肌の原因になる理由をあらためてご紹介します。また、そうならないための、ヒアルロン酸やよく似たメカニズムを持つ保湿成分を配合した化粧品の正しい使い方をご紹介します。

「ヒアルロン酸で乾燥肌になるって本当?」

「だとしたら、なぜ乾燥肌になるの?」

「ヒアルロン酸は正しい使い方ならしっかり保湿できるよね?」

「使い方でどんなことに気をつければ乾燥肌を防げるの?」

「ヒアルロン酸以外で乾燥肌になる成分ってあるの?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてみてくださいね。

<動画でみる「ヒアルロン酸が乾燥肌になる原因とは?」>



<上手に使えば乾燥肌の予防や改善に!>

ヒアルロン酸配合エイジングケアフェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」

ヒアルロン酸配合エイジングケアクレンジングジェル「ナールス エークレンズ」

<この記事の大切なポイント>
  • ヒアルロン酸は、人の肌では真皮と表皮にあります。肌のハリや潤いを保つ成分としてはたらいています。
  • 化粧品成分のヒアルロン酸の代表はヒアルロン酸Naです。間違った使い方をすれば、乾燥肌の原因になるリスクがあります。
  • ヒアルロン酸Naは、高い保湿力と皮膜力があります。つまり、肌を保湿して柔らかくするはたらきがあります。だから、さまざまなスキンケア化粧品やエイジングケア化粧品に配合されます。
  • しかし、ヒアルロン酸Naは、柔軟性を持続させる時間が短いというデメリットがあります。だから、時間とともに乾くにつれ、被膜形成の影響で皮膚につっぱり感を与えます。また、最初の状態より皮膚が固くなることがわかっています。
  • そのため、ヒアルロン酸Naで乾燥したように感じることがあるのです。その結果、何度も塗りなおしたくなってしまうことがあります。
  • すると、肌表面が水浸しになってしまうことから、バリア機能が崩れて乾燥肌になるのです。つまり、これがヒアルロン酸Naで乾燥肌になるしくみです。
  • 市販の化粧品では、吸湿効果が長時間続くグリセリンやアミノ酸がヒアルロン酸Naと一緒に配合されます。その結果、単独で使う場合よりも、柔軟効果や持続性が高まることがわかっています。だから、ヒアルロン酸Naによる乾燥肌を過度に心配する必要はありません。

2.体内のヒアルロン酸

ヒアルロン酸のイメージ

ヒアルロン酸はアミノ酸と糖分が何重にも重なってできている成分で、「酸性ムコ多糖類」と呼ばれます。

通常、分子量数百万という大きな分子です。

人や動物の目、関節、皮膚にあります。

ヒアルロン酸は、皮膚では真皮の線維芽細胞でつくられます。

多くは真皮にあって、コラーゲンエラスチンプロテオグリカンとともに細胞外マトリクスとして細胞間、繊維間の結合組織を埋めています。

また、一部は表皮にもあります。

ヒアルロン酸は、肌で水分を大量に保持することで、保湿力を発揮し肌のハリと柔らかさをもたらします。

一方ヒアルロン酸は、エイジングで減ってしまうことから、肌の老化や関節の老化が起こるのです。

そんな人がもとから持つヒアルロン酸と、化粧品などに配合されるヒアルロン酸では、はたらきや効果が異なるのです。


3.ヒアルロン酸は優れた化粧品成分

ヒアルロン酸の保湿効果を実感する女性

ではまず、ヒアルロン酸についておさらいしましょう。

今では、ヒアルロン酸にはさまざまなタイプがありますが、ここでは最も一般的な「ヒアルロン酸Na」と「超低分子ヒアルロン酸」について簡単にまとめます。

1)ヒアルロン酸Naの特徴

ヒアルロン酸Naは、化粧品の全成分表示の名称です。

医薬部外品では、「ヒアルロン酸ナトリウム」と表記されます。

分子量が大きく、肌表面にとどまって保湿効果を発揮します。

化粧品成分としてのヒアルロン酸は、水分を抱え込むように保湿力を発揮します。

1gあたり水6リットル分の保水力があることから、とても人気の高い保湿成分の1つです。

また、湿度の影響を受けず保湿力を発揮する特徴があります。

<ヒアルロン酸と他の保湿剤の水分保持力>

ヒアルロン酸と他の保湿剤の水分保持力のグラフ

そのため、スキンケアやエイジングケアのための美容成分として、化粧水美容液をはじめ、石けん洗顔料クレンジング料乳液保湿クリームフェイスマスク美白化粧品ボディの乾燥肌ケア用品、化粧下地、日焼け止め、ファンデーション、パウダー、マスカラなどのメイクアイテムシャンプーリンス、コンディショナー、トリートメントなど頭皮ケアのアイテム、入浴剤など多岐にわたって使われています。

もちろん、エイジングケア化粧水エイジングケア美容液などのエイジングケア化粧品でもヒアルロン酸はよく使われます。

肌悩みとしては、毛穴の黒ずみくすみ小じわほうれい線など、乾燥肌が原因で目立つエイジングサインを予防することが可能です。

つまり、肌老化によるエイジングサインの予防美容も期待されています。

また、安全性も高く刺激性もないことから、肌質を選ばずに使えます。

つまり、普通肌脂性肌乾燥肌インナードライ肌の4つの基本の肌タイプに加え、混合肌敏感肌乾燥性敏感肌でも使えるのです。

<参考記事>

ほうれい線の予防や改善にヒアルロン酸は効果があるの?

2)超低分子ヒアルロン酸の特徴

約800というナノレベルの超低分子ヒアルロン酸(HA4)は、角質層に浸透してバリア機能を守ることがわかっています。

ほかにも、紫外線ダメージを軽減してシミを防いだり、セラミドの生成を促進するはたらきも認められています。

<参考記事>

超低分子ヒアルロン酸なら角質に浸透してバリア機能を改善

ヒアルロン酸の新しい効果を発見!日焼けによるお肌の炎症を抑制


4.なぜヒアルロン酸Naで乾燥肌になるの?

なぜヒアルロン酸で乾燥肌になるのか考える女性

「乾燥肌とヒアルロン酸」というテーマの対象は、ヒアルロン酸Naです。

先ほどもお伝えしましたが、ヒアルロン酸Naの保水性は即効性があります。

また、保護膜を形成するため、肌にしっとりとなめらかな質感を与えます。

だから、お肌の表面にヒアルロン酸Naを塗ると、そこに水分が保たれて潤っているように感じると思います。

これはヒアルロン酸が、角質層のなかではなく、肌表面で化粧品に含まれる水分を保水して膜をつくり、水分蒸発を防ぐことによって、お肌の保湿状態を保っているのです。

<ヒアルロン酸のはたらき|化粧品成分と肌の成分との違い>

ヒアルロン酸のはたらき|化粧品成分と肌の成分との違いを示すイラスト

しかし、ヒアルロン酸Naのデメリットとして柔軟持続性は乏しいこととがわかっています。

だから、ヒアルロン酸Naだけを肌に塗ると、時間がたって乾くにつれて被膜形成の影響で皮膚につっぱり感を与え、最初の状態より皮膚が固くなることがわかっています。

つまり、ヒアルロン酸Naで乾燥したように感じることがあるのです。

そうなると、またヒアルロン酸Naを塗りたくなってしまいます。

それを何度も繰り返せば、そのヒアルロン酸Naの保水膜が常に角質に触れていることになります。

常に触れているということは、常に濡れているのと同じ状態なので、角質層がふやけるのです。

長い時間、お風呂に入っていると指などがふやけますよね。

要は、その状態と同じなんです。

だから、ヒアルロン酸Naを何度も塗りすぎると、バリア機能が崩れて、大切な保湿成分である天然保湿因子(NMF)が皮膚から流れ出してしまいます。

そして、その結果、乾燥肌を招いてしまうということになるのです。

つまり、ヒアルロン酸だけを何度も塗ることは肌にダメージを与えることになるのです。


5.どうすればヒアルロン酸による乾燥を防げるの?

どうすればヒアルロン酸による乾燥を防げるのか考える女性

まず基本は、化粧品の適量を正しく使うことです。

過度な回数や量を塗るのではなく、適切な使い方を心がけましょう。

また、ヒアルロン酸Naだけを配合した手づくり化粧品は、そのデメリットを感じやすいので使うのを控えたほうが無難です。

では、市販の化粧品はどうなのでしょうか?

実は、市販の化粧品の場合はそれほど心配ありません。

なぜならば、多くの化粧品メーカーは、ヒアルロン酸Naのデメリットを補う成分を一緒に配合しているからです。

ヒアルロン酸Naは、肌に塗った後、短時間の経過では吸湿量が大きいのですが、長時間になると、水分を吸着するヒューメクタントであるPCA-Naグリセリンのほうが大きくなります。

<短時間のヒアルロン酸とグリセリンの吸湿性>

短時間のヒアルロン酸とグリセリンの吸湿性のグラフ

<長時間のヒアルロン酸とグリセリンの吸湿性>

長時間のヒアルロン酸とグリセリンの吸湿性のグラフ

また、グリセリンと一緒に使えば、単独で使う場合よりも高い肌の柔軟効果をもたらし、持続性も高いことがわかっています。

だから、化粧品ではヒアルロン酸Na単独ではなく、グリセリンやアミノ酸などヒューメクタントが一緒に配合されているのです。

このように、保湿力の高さで定評のあるヒアルロン酸にもデメリットがあるので、化粧品を選ぶ際には、そのデメリットを補う成分が配合されているかどうかなどをチェックすることが大切です。


6.ヒアルロン酸が配合されたナールス製品のご紹介

ナールスのエイジングケア化粧品でヒアルロン酸を配合している製品として2つあります。

1つは、フェイスマスクの 「ナールス リジェ パーフェクトマスク」。

そしてもう1つは、クレンジングジェルの「ナールス エークレンズ」です。

1)ナールスリジェパーフェクトマスク

フェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」

ナールス リジェ パーフェクトマスクは、ナタデココの原料を主成分とした食物由来のナノ繊維でできたバイオセルロース製なので、お肌にぴったりと吸い付くように密着して、美容成分をしっかり浸透させます。

ナールス リジェ パーフェクトマスクは、大切なイベント前のスペシャルケアとしてお使いいただくアイテムとしてオススメしています。

だから、即効性の高い保湿効果が得られるようヒアルロン酸ナトリウムを配合しています。

そのほかの美容成分としては、ヒト幹細胞培養液、推奨濃度のナールスゲン小じわやシミにも効果的なプラセンタエキス糖化を防ぐカルノシン、リンパ管をケアするキュアパッションターンオーバーを促すアロエベラ液汁光老化を防ぐ「ヒメフウロエキス」など、美容液1本分相当の25mLもの美容成分を配合しています。

★ナールスリジェパーフェクトマスクを詳しく知りたい、購入したい方は、こちらから

2)ナールス エークレンズ

ヒアルロン酸配合のクレンジングジェル ナールス エークレンズ

ナールス エークレンズは、皮膚科医の河本英恵先生(かわもと医院きれいクリニック院長)監修のもと開発した水性のオイルフリーのクレンジング料です。

ヒアルロン酸ナトリウムと加水分解ヒアルロン酸を配合しています。

アミノ酸系界面活性剤(洗浄成分)で、メイク汚れと皮脂汚れをしっかり取り除きますが、敏感肌や乾燥肌の方にもお使いいただけるクレンジング料です。

また、ダブル洗願不要で、マツエクもOKです。

★ナールスエークレンズを詳しく知りたい、購入したい方は、こちらから


7.まとめ

まとめ

ヒアルロン酸で乾燥肌になる理由やそれを防ぐ方法をご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

多くの方は、ヒアルロン酸は乾燥肌対策の美容成分で高い保湿力があることはご存知です。

しかし、まさかヒアルロン酸が乾燥肌の原因になるとは思っていないのではないでしょうか?

多くの化粧品成分にはメリットもデメリットもあります。

今回、ご紹介したヒアルロン酸も同じです。

誤った使い方をすれば乾燥肌の原因になります。

しかし、ヒューメクタントと組み合わせることでより保湿効果を高めることができます。

どんな成分も特徴や効果、そして作用をしっかりと理解してから、適切な使い方でスキンケアやエイジングケアを行い、エイジレスな美肌をキープしましょう。

この記事「衝撃!ヒアルロン酸で乾燥肌に!誤った使い方を避けて正しい保湿」が、エイジングケア世代の皆様のお役に立てば幸いです。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。

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