化粧水は安全?あらためて安全性をチェックしてみよう!

安全性の高い化粧水

化粧水と言えば、基本的には安全性の高いもの。

とはいえ、誰にとっても100%安全とはいえません

これは、化粧水だけではなく化粧品すべてに言えることですし、エイジングケア化粧品も同じです。

 

保湿化粧水やエイジングケア化粧水を選ぶ際、全般的な安全性と使用して刺激感がないかどうかが、大切なポイントです。

この記事では、自分に合った安全性の高い化粧水の選び方について、チェックするポイントを解説しています。

 

 

「どんな成分に気を付ければ安全な化粧水を選べるの?」

「化粧水の安全性を見極める方法って?」

「私にとって安全な化粧水って?」

 

などが気になる方は、エイジングケアにしっかり取り組む上でも、大切なことなので、ぜひ、読み進めてくださいね!

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • 化粧水は、基本的には安全性の高いアイテムですが、誰にとっても100%安全とは言えません。
  • 化粧水の安全性は、成分の安全性と自分の肌質や肌状態によって変わります。
  • 敏感肌や乾燥肌、インナードライ肌の方に避けていただきたいのは、エタノール(アルコール)、PG、DPGです。

 

1.化粧水の安全性に関する考え方の基本

 

まず、化粧水をはじめ、化粧品に使われている成分は、基本的には安全性が高いものです。

そうでなければ、化粧品化粧水の成分として認められることはありません。

 

 

化粧品の成分

 

 

しかしながら、全ての化粧水の成分が、100%安全とは言えないのです。

それは、

  • 化粧水の成分自体が、アレルギーほか何らかの刺激性を持っている場合がある。
  • 化粧水の成分の濃度によって、刺激を感じるかどうかが変わる。

 

という化粧品の成分そのものによる要素と

  • お肌の質や状態によって、同じ成分でも問題がある場合とない場合がある。
  • 年齢とともにお肌のバリア機能が低下し、成分に刺激を感じやすくなる。

というお肌の要素による場合があるからです。

 

そのため、化粧水の安全性を考えることとは、

①化粧水の安全性そのものを考える

②自分のお肌を理解する

という2つのアプローチが大切です。

 

化粧水ランキングやオススメなどで、敏感肌用やさしい化粧水と広告されているものを選ぶ前に、この2つを理解することが大切です。

 

「①化粧水の安全性そのものを考える」については、

その化粧水の配合量の多い成分、安全性が気になる成分をチェックすることで、安全かどうかがある程度把握できます。

 

「②自分のお肌を理解する」とは、

自分がどんな成分に反応してしまうのかを理解しなければなりません。

 

エイジングケア化粧水でも他の基礎化粧品でも、考えるポイントは同じです。

 

 

ドレッサーにあるエイジンゲケア化粧水、基礎化粧品は安全かを考える・界面活性剤について安全性も高く、配合量も少ない成分の化粧水を使う様子

 

 


2.安全性のために知っておきたい化粧水の成分

 

化粧水の安全性を考える上で知っておきたい成分を説明します。

安全な成分も紹介しますので、基礎知識として知っておくと、化粧水ランキングやオススメの化粧水をチェックする際に便利です。

 

1)水(精製水)

原則としては、安全性を気にしなくてよい成分です。

 

化粧水に最も配合されているのは、「水」です。

水は、精製水を使っているものとミネラルウォーターなどこだわった成分が入ったものがありますが、ほとんどの化粧水は精製水を使っています。

 

エイジングケア化粧水では、水にこだわっていることを標榜しているものもあります。

 

自分に合わないミネラル成分がないか確認しましょう。

温泉水などを使っている化粧水もありますが、そのままでは微生物などが入るので、配合率が低いか、防腐剤を多めに使う場合もあります。

よく開発へのこだわりとして、「精製水」ではなく「●●温泉の水」などを使っている場合がありますが、多くは売り文句にすること自体を目的としているケースが多いのです。

 

水に関しては過度に気にする必要はありませんが、安全性の観点からは、精製水を使っているものが無難です。

 

 

水分

 

 

2)グリセリン

原則としては、安全性を気にしなくてよい成分です。

 

多くの化粧水のベース成分として配合されているのがグリセリンです。

もちろん、エイジングケア化粧水にもよく配合されます。

 

グリセリンは、安全性の高い成分なので、安全性の観点からはあまり気にする必要はありませんが、考えるポイントが2つあります。

 

現在、グリセリンの多くは、植物性でパーム油やヤシ油を加水分解したものです。

多くは安全なのですが、精製度が低い場合は不純物が混入するリスクも上がります。

グリセリンの価格は、その品質で大きく異なりますが、表示名はすべて「グリセリン」です。

 

品質は、表示ではわからないので、過度に低価格の化粧水を避けることが選び方の1つです。

 

また、グリセリンには、水に混ざると熱を発する性質があります。

化粧水ではありませんが、成分表示でグリセリンが1番に記載されているものは、お肌が濡れていると化学反応で温度が急激に上がる場合があるので注意しましょう。

 

グリセリンについての詳しい情報は、

グリセリンは、化粧品や化粧水に適した成分!効果と安全性は?」をご覧ください。

 

3)BG(ブチレングリコール)

BGも化粧水によく配合される成分の1つで、エイジングケア化粧水にもよく配合されます。

 

基本的には、低刺激の成分なので、安全性の観点からは、あまり気にする必要はありません。

グリセリンよりも粘性が小さくサラッとしています。

保湿抗菌作用もあるので、防腐剤の量を少なくする目的で配合される場合があります。

 

4)エタノール(アルコール)

肌質やお肌の状態で、注意すべき成分の1つです。

 

敏感肌インナードライ肌、肌荒れの際には使用を控えた方がよい成分です。

なぜなら、揮発性があるためにお肌の乾燥の原因となるからです。

 

 

 

アルコール

 

 

化粧水で「アルコール」といえば、通常、エタノールのことです。

グリセリンやBGも化学的には、「アルコール」の1種ですが、化粧品では「アルコール」とは呼ばず、慣習的には、「エタノール=アルコール」です。

基本的に刺激を感じる成分なので、自分がエタノールに刺激を感じやすいかどうかを確認しましょう。

 

エイジングケア化粧水の場合でも配合される場合がありますので、エタノール配合の化粧水を使う場合は、使用法をしっかり確認し、使用量、使用部位に気を付けましょう。

 

なお、アルコールについての詳しい情報やアルコールフリー化粧水については、「アルコールフリー化粧水のエイジングケアで失敗しない選び方の秘密」をご覧ください。

 

また、敏感肌の方の化粧水の選び方については、「敏感肌化粧水の選び方は、ランキングより正しい知識で!」をご覧ください。

 

5)PGとDPG

「安全な化粧水」という点では、PGはできれば避けた方がよい成分です。
DPGはPGに比べれば刺激が少ないのですが、要注意です。

 

ベース成分であるPG(プロピレングリコール)は、旧表示指定成分です。

つまり、厚生労働省によって、刺激性が高いと考えられ、指定された成分です。

最近では使われることが減った成分ですが、念のために配合の有無を確認しましょう。

 

DPG(ジプロピレングリコール)は、PGをつくる際の副産物としてできるもので、PGよりも刺激の低い成分です。
ベタツキが少なくサラッとした使用感であること、各種成分をよく溶かすので、化粧品にもよく使用される成分です。
ただ、刺激があるので、DPG配合の化粧水を使う場合は、ご自身が反応してしまうかどうかを確認した方がよいでしょう。

 

6)防腐剤

防腐剤については、「化粧水の成り立ちと中身って?オススメも人気も同じ!」で説明しました。

 

化粧水にとっては、必要悪のような存在ですが、これがないと品質を安定化できない場合もあります。

 

 

防腐剤

 

 

エイジングケア化粧水でも他の化粧水でも配合される場合が多いのは、パラベンとフェノキシエタノールです。
基本的には、どちらも安全性の高い防腐剤ですが、刺激があり、合わない方もいますので、ご自身が反応してしまうかどうかを確認した方がよいでしょう。

特に、パラベンは過去に「悪者」にされましたが、今では安全性に大きな問題のない防腐剤と考えられています。

 

ただし、パラベンには、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベンがあります。

 

「メチルパラベン < エチルパラベン < プロピルパラベン < ブチルパラベン」の順で刺激が強くなります。

 

ブチルパラベンは、できれば避けたい防腐剤です。

 

多種類のものが含まれていても「パラベン」とだけ表示される場合があります。

気になる場合は、販売会社に配合の有無を確認することも1つの方法です。

 

なお、「防腐剤無添加化粧品」も、必ずしも安全ではありません。
なぜなら、防腐剤を配合しなくても、抗菌効果のある成分の配合量を増やせば、「防腐剤」は使わなくて済みます。
その成分に刺激があれば、刺激を感じることもあるのです。

 

7)界面活性剤

界面活性剤については、「化粧水の成り立ちと中身って?オススメも人気も同じ!」で説明しました。

 

界面活性剤は、

  • アニオン(陰イオン)界面活性剤
  • カチオン(陽イオン)界面活性剤
  • 両性(アンホ)界面活性剤
  • 非イオン(ノニオン)界面活性剤

の4つに分類されます。

 

化粧水に配合される界面活性剤の多くは、非イオン(ノニオン)界面活性剤で、安全性も高く、配合量も少ないため、あまり気にする必要はありません。

PEG60-水添ヒマシ油、PEG20-ソルビタンココエート、ステアリン酸ソルビタンなどが代表例です。

 

 

化粧水の成分、お肌の状態を理解しておく大切さをイメ-ジした写真

 

8)植物由来成分

植物由来成分は、必ずしも安全な成分ではありません。

それは、アレルギーのリスクがあるからです。

 

ただし、化粧水に配合されることの多い「植物エキス」は、配合量も少ないので過度に気にしなくてもよいのですが、その成分にアレルギーがある場合、敏感肌の場合には避けた方が無難です。

 

一方、「精油(エッセンシャルオイル)」は、植物の芳香性から高い濃度で抽出しているため、その分、アレルギーのリスクは上がります。

化粧水では精油が配合されるケースはあまり見かけませんが、アロママッサージなどで使うオイルには、リスクがあることも理解しておきましょう。

 

もちろん、エステなどで使うアロマオイルは、上限の濃度が決まっているので、過度に心配する必要はありません。

ただ、「天然成分」や「植物成分」=「安全」というようには考えてはいけません。

なので、オーガニックコスメ、ナチュラルコスメ、自然派コスメというだけで、安全な化粧水と決めるけることのないようにしましょう。

 

9)水溶性ビタミンC誘導体

化粧水に配合されるエイジングケア化粧品成分として効果の高いものに水溶性ビタミンC誘導体があります。

 

水溶性ビタミンC誘導体は、コラーゲンを増やしたり抗酸化作用があるなどエイジングケアにとってプラスも多いのですが、人によっては刺激を感じたり、高濃度になるとそのリスクも上がるので、注意が必要な成分の1つです。

 

ビタミンC誘導体化粧水についての詳しい情報は、「ビタミンC誘導体化粧水の選び方~エイジングケアの視点から~」をご覧ください。

 

10)美白成分

美白成分は、実はリスクのある成分もあります。

本来、メラニンができるのはお肌を守るはたらきです。

それを阻害することが美白成分のはたらきです。

 

 

美白の女性

 

 

美白や美白成分については、「エイジングケアにとって大切な「美白」を正しく理解する!」や「美白化粧水の選び方にランキングは必要?」をご覧ください。

 

11)香料・着色料

合成の香料や着色料は、安全性に問題のある成分もあります。

これらは、化粧水に入っている必要性はありません。

なので、化粧水の安全性の観点からは不要な成分です。

 

 


3.簡単!化粧水の安全性チェック

 

簡単に化粧水の安全性をチェックする方法があります。

お手持ちの化粧水でチェックしてみてください。

 

  • パラベンの表記あり
  • フェノキシエタノールの表記あり
  • 上位5番目までに、PG(プロピレングリコール)の表記あり
  • 上位5番目までに、DPG(ジプロピレングリコール)の表記あり

 

チェックに当てはまる項目があっても、自分で使ってみて、特に問題がないなら、その成分に刺激を感じないということです。

個人差のあるポイントなので、今まで使って刺激があった成分が何かを覚えておくことが大切です。

 

 


4.安全に化粧水を使うために知っておきたい他の影響

 

1)化粧水の状態と安全性

今までなんともなかったのに、使っている化粧水の刺激を感じることがあります。

今までなんともなかったのですから、化粧水の成分そのものの可能性は高くありません。

 

 

化粧品の状態変化

 

 

そんなときは、まず、化粧水の保管場所が適切であったか、古くなりすぎていないか(開封後、数カ月放置されていたなど)を確認してみましょう。

特に、開封後、高温多湿のところに置いたり、蓋の閉まり方が不十分な状態で長期間放置していると、雑菌が繁殖することもあるのでご注意ください。

 

2)お肌の状態と安全性

そうした問題がないなら、ご自身のお肌あるいは体調、体質の変化などの可能性があります。

 

洗顔のやりすぎなどでバリア機能が低下したり、生理前の1週間は黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響で肌荒れしやすいなど、お肌の調子が悪くなっている時期は、今まで大丈夫だった成分でも刺激を感じる場合があります。

そんなときは、「化粧水が合わなくなった」とすぐに化粧水を切り替えることを考える前に、一端、化粧水を休止して様子を見てはいかがでしょうか。

シンプルなケアに戻した後、お肌の調子が戻れば、また同じ化粧水が使えることがよくあります。

 

化粧水の成分をしっかり見極めることは大切ですが、同時にご自身のお肌の状態を理解しておくことも大切です。

 

3)エイジングと安全性

 

  • 化粧水も適切に保管している
  • スキンケアやエイジングケアも正しく行っている

のに、化粧水に刺激を感じたら、エイジングによるお肌の老化が原因かもしれません。

 

加齢とともにお肌のバリア機能の低下、ターンオーバーの乱れ、表皮真皮の衰えなどさまざまな老化が起こります。

化粧水にもスキンケアにも問題がなくても、刺激を感じるなら化粧水をより優しいものに変えることよい方法の1つです。

 

 

安全な化粧水

 

 

その他の化粧水に関する情報は、下記も参考になります。

化粧水の種類による効果と選び方は、ランキングより大切!

化粧水の使い方で美肌効果を高める!上手なエイジングケア

エイジングケア化粧水の選び方は、肌質と年齢で考える

化粧水のおすすめ!大切にしたい7つのチェックポイント

 

ご自分に合う化粧水を探すには、「自分で選ぶための知恵」を身につけることが大切です。こちらの記事もご参考にしてみてください。

化粧水ランキングを斬る!おすすめや人気の化粧水のカラクリとは?

 

そして、エイジングケア化粧水の中身を理解するための事例として、ナールスゲン配合エイジングケアローションである「ナールスピュア」を解剖してみました。
こちらもあわせてご覧ください。

化粧水ランキングを超える!エイジングケア化粧水の選び方

 

 


5.まとめ

 

化粧水の安全性や化粧水を安全に使うポイント、気を付けるべき化粧品成分について取り上げてきました。

加齢とともにお肌の機能は誰でも低下しますので、エイジングケアを行う上でも、化粧水の安全性は気になるポイントだと思います。

化粧水は、化粧水ランキングなどよりもしっかりと成分を理解し、また、自分の肌質や肌状態に合ったものを選ぶことが、安全性を考える大切なポイントです。

 

最近の成分は安全性も高くなっていますが、その成分に刺激があるかどうかは人ぞれぞれです。

 

この記事が、ご自身に合ったエイジングケア化粧水を選んだり、安全に化粧水を使うために、どんな成分に刺激があるか、自分にとってどんな成分なら問題がないかを確認するための参考になれば幸いです。

 

なお、化粧水の全成分表示の読み方を理解するためには、下記の記事がお役に立ちます。

『エイジングケア化粧品の理解を助ける!「全成分表示」とは?』

 

 

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