30代は多くの女性が、「そろそろエイジングケアを始めよう!」と思うとき。
あなたも30代なら、そうお考えではないでしょうか?
その際、真っ先に使う基礎化粧品といえば、化粧水。
この記事では、そんな30代で初めてエイジングケア化粧水を使う方のために、選び方と使い方のコツをご紹介します。
また、オススメや人気、ランキングの高い30代向け化粧水もご紹介します。
- 30代からは、化粧水を選ぶ前に肌の変化や状態を理解することが大切です。お肌の表皮で保湿の3大因子の減少が始まるからです。
- また、真皮の衰えも始まりコラーゲンやエラスチンも減少します。そのため、30代からはさまざまなエイジングサインが目立ち始めます。
- そんな30代からは、エイジングケアを意識して化粧水を選ぶことが大切です。エイジングケア化粧水は、抗酸化成分を配合したものをはじめ、コラーゲンやエラスチンをサポートするものを選びましょう。
- 30代からのエイジングケア化粧水は、肌質や肌悩みから選び方を考えることも大切です。また、肌への優しさを意識することも大切です。
- 30代の自分にピッタリのエイジングケア化粧水を選んだら、正しく使いましょう。バシャバシャ使う必要はありません。
広島大学医学部医学科卒業後、JCHO東京新宿メディカルセンターなどでの勤務を経て 現在はエルムクリニック麻布院の院長を務める。
読みたいところから読める目次
1.30代で初めてエイジングケア化粧水を試したいあなたへ
「30代におすすめのエイジングケア化粧水!選び方と使い方のコツ」をお届けします。
あなたは30代になって化粧水選びが難しくなったと感じていませんか?
美肌をキープするのも、難しくなかったですね。
そのころは、エイジングケアを意識することもなかったのに、30代になったいまでは、「そろそろエイジングケアを!」と考える方もいるのではないでしょうか?
そんなエイジングケアのためのエイジングケア化粧品で、洗顔後に真っ先に使うのがエイジングケア化粧水です。
多くの30代女性のエイジングケアのスタートは、エイジングケア化粧水を選ぶことから始まります。
そのときに頼るのは、@コスメなどの口コミや美容雑誌の特集。あるいは、ウェブサイトの化粧水ランキングではないでしょうか?
もちろん、それも悪い方法ではありませんが、本当に大切なのは、30代のお肌の変化や老化、あなたご自身の肌質を知ったうえで、自分に合ったエイジングケア化粧水を選ぶことではないでしょうか?
そして、そのエイジングケア化粧水を正しく使うことも大切です。
この記事では、30代のエイジングケア化粧水の選び方と使い方のコツを幅広くご紹介します。
また、おすすめの化粧水をご紹介します。
「30代のお肌の変化って?化粧水の選び方は?」
「そもそも保湿化粧水って?また、エイジングケア化粧水って何?」
「30代からはエイジングケアを始める必要があるの?化粧水は大切?」
「30代で初めてエイジングケア化粧水を使うので失敗したくない!おすすめは?」
「エイジングケア化粧水の正しい使い方が知りたい!NGの方法は?」
などとお考えの方は、ぜひ、続きを読み進めていただければ幸いです。
なお、30代のエイジングケア全般についての詳しい情報は、「30代、初めてのエイジングケア化粧品。失敗で老け顔に!」をご覧ください。
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2.30代のお肌と老化と肌悩みは?
30代の化粧水について考える前に、お肌の変化を確認してみましょう。
1)30代のお肌の表皮の変化は?
20代後半から30歳位が、最初に肌の変化を感じやすい時期といわれています。
代表的な変化として、肌のうるおいを保つ保湿の3大因子と呼ばれる「皮脂膜」「角質細胞間脂質」「NMF(天然保湿因子)」の3つの減少が始まります。
これらの成分は、お肌の表皮の角質層でバリア機能を保ち保湿の役割を果たしています。
しかし、お肌の曲がり角といわれる20代の半ばから、少しずつ減少し始め、30代では「乾燥肌になりやすくなった」などと実感することがあるのです。
だから、30代からは、保湿の3大因子の減少による影響を最小限に抑えるため、エイジングケアを取り入れていくことが必要になってくるのです。
そのためのアイテムの1つが化粧水です。
①皮脂膜
30代に入ると、皮脂腺から分泌される皮脂が減り、汗と混じってできる肌を守ってくれる天然の保湿クリームである皮脂膜の生成も減っていきます。
そのため、以前より乾燥やお肌のかさつきなどを感じるようになる場合が多いのです。
20代のころは脂性肌でベタつきを感じることがあった人でも、30代では肌の状態が変化する女性も少なからずいます。
②角質細胞間脂質
角質層の細胞と細胞の間に存在している角質細胞間脂質は、約半分近くがセラミドからできています。
肌の水分保持に関して非常に重要な役割を持っている角質細胞間脂質が減少することで、うるおいが失われがちになります。
③NMF(天然保湿因子)
角質細胞内で水分を保つ役割があるNMF(天然保湿因子)です。
単一の成分ではなく、アミノ酸やミネラル、尿素など、人がもともと持っている水分を抱え込む成分の総称です。
水分を取り入れるはたらき(吸湿性)と水分を抱え込むはたらき(保湿性)の両方を持ち、肌のうるおいを保つ上で重要なはたらきをしています。
NMFが減少すると、水分を外から補給しても、またすぐに乾いた状態に戻ってしまいがちです。
健やかなで潤いが十分な角質層には、約20%〜30%の水分が含まれているといわれていますが、この水分量が減ってしまうと、お肌のキメが乱れがちになり、ハリやうるおいのある肌からは遠のいてしまいます。
このように、年齢を重ねると肌の表皮のはたらきが衰えることで、バリア機能が低下しがちになります。
また、角質細胞が生まれてから角質まで上がって役割を終えるお肌の新陳代謝であるターンオーバーの期間も長くなっていくのです。
だからこそ、30代からは年齢に合わせたお手入れであるエイジングケアを取り入れていくことが大切になってくるのです。
化粧水は、表皮の美肌のためのスキンケアアイテムです。
2)30代のお肌の真皮の変化は?
お肌の表皮の奥には、お肌の真皮があります。
30代では、真皮はどんな変化が起こるのでしょうか?
真皮の70%はコラーゲンで、ほかにはコラーゲンを束ねてバネの役割を担うエラスチン、潤いを担うヒアルロン酸やプロテオグリカンがあります。
これらの成分をつくっているのが、真皮にある線維芽細胞です。
30代になると真皮も衰えはじめ、これらの線維芽細胞の活力も低下し始めます。
その結果、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、プロテオグリカンの量も減っていくのです。
つまり、30代は表皮と真皮がともに衰えだし、「エイジング」を実感し始める年齢といえるのです。
といっても、真皮の衰えが大きいわけではないので、早くエイジングケアを行なえば予防は可能です。
しかし、化粧水は真皮まで届かないので、一度進んだ真皮の肌老化を改善することはできません。
3)30代のエイジングインデックスって?
私たちは、こうした表皮と真皮の衰えを数値で表せるように指標化しました。
それが、お肌のエイジングインデックスです。
エイジングインデックスとは、お肌の状態を、年代別に「お肌全体の代謝」「表皮の老化」「真皮の老化」の3つを軸に、それぞれに関連する要素を8つの指標で数値化し、レーダーチャートで表現したものです。
<お肌のエイジングインデックス>
<30歳のエイジングインデックス>
<35歳のエイジングインデックス>
4)30代から目立つエイジングサイン
30代は、いま、説明したエイジングインデックスの低下を受けて、さまざまなエイジングサインが目立ち始めます。
代表的なエイジングサインとして以下のようなものがあります。
- お肌が乾燥気味でカサカサする
- 今までの保湿化粧水の浸透が悪くなった気がする
- 縦長の毛穴が目立つようになってきた
- 疲れが顔にでやすいと感じる(「疲れ顔」が気になる)
- 顔色がパッとせず暗く見える
- 小じわが目立ってきた
- 乾燥によるほうれい線が目立ってきた
- お肌の傷が治りにくい
- 化粧ノリが悪くなった
- 化粧崩れしやすくなった
いかがでしたでしょうか?
1つでも当てはまるものがあるようなら、できるだけ早めにエイジングケアを行うことをオススメします。
30代で出やすいエイジングサインではありますが、早い人では20代後半から実感する人もいます。
エイジングケアは、なるべく早いうちから行うことが大切です。
気付いた時からすぐに始めるようにしましょう。
5)30代からのエイジングケアの意義は?
エイジングケアは、決して後ろ向きの行動ではありません。
むしろ年齢に負けないエイジレスな美肌をつくるための前向きなアクションです。
どんな人でも年齢を重ねます。例外はありません。
しかし、同じ年数を生きてきても、いつまでも若々しい人は存在します。
女優さんのように見られる職業の人は、特に意識的にケアを行っているからこそ、人が憧れるような美しさを保つことができるのです。
皮膚・お肌の基本的なつくりは誰でも同じです。年齢を重ねるほど、自分を大切にケアしてきた人がより輝くことができます。
まずは、できることからの小さなアクションでも大丈夫です。
「エイジングケアって、いつから(何歳から)始めればいいの?」は、人それぞれですが、30代になれば早めにエイジングケアをする習慣を取り入れて、より輝く女性になっていきましょう。
また、「30代必見!20代と40代が答えたエイジングケアのスタート年齢と理由」も参考にしてくださいね。
3.30歳からのエイジングケア化粧水の役割と特徴
30代からのエイジングケア化粧水の選び方の前に、化粧水の種類と化粧水の役割を理解し、エイジングケア化粧水の役割と特徴を押えておきましょう。
1)化粧水の種類と役割を理解しよう
化粧水には、たくさんの種類があります。代表的なものをみていきましょう。
①保湿化粧水/柔軟化粧水
一般に化粧水といえば、保湿化粧水(柔軟化粧水)のことです。
主な目的は保湿であり、乾燥肌の予防や改善です。
普段使いの基本の化粧水といえます。
一般肌用化粧水、柔軟化粧水、あるいは保湿化粧水やただ化粧水とだけ表記されます。
基本的には、洗顔後のお肌に水分と保湿成分を補うこと、そして、化粧水の後の美容液やフェイスマスク、乳液、保湿クリームなどの基礎化粧品を浸透しやすくするための土台をつくる役割があります。
保湿成分にも多くの種類があり、1つ1つの化粧水で濃度なども異なっています。
化粧品には全成分表示が義務付けられており、濃度が高い順に記載されています。
自分の肌に合った商品を選ぶ意味でも、化粧品を購入する際は、成分チェックを欠かさないようにしましょう。
もちろん、これらの化粧水の数はとても多く、1,000円程度のプチプラコスメから10,000円以上する高級ブランドコスメまでさまざまありますが、成分をチェックする基本は同じです。
また、アルコールが使われていないアルコールフリー化粧水、プロテオグリカン化粧水、セラミド化粧水、アミノ酸化粧水、ビタミンC誘導体化粧水などの配合成分を冠にした呼び名がありますが、それらの多くは保湿化粧水です。
さらに、エイジングケア化粧水も大きな意味では、このカテゴリーで、主に30代以上の方向けにエイジングケア化粧品成分を配合したものです。
②美白化粧水
美白化粧水に含まれる成分は、「日焼けによるメラニンの生成を抑え、シミやそばかすが増えるのを防ぐ」ことを主な目的としています。
美白といっても肌を白くするのではなく、シミ・そばかすの予防やくすみを改善することで肌の透明感や明るさが減少するのを防ぐことがメインです。
「美白」という表記をするためには、厚生労働省が認めた美白有効成分が配合されている医薬部外品(薬用)であるという条件を満たす必要があります。
③収れん化粧水
収れん化粧水とは、肌を引き締める効果がある化粧水のことです。
一般的に、化粧水・美容液・乳液とケアをした後に使われます。
余分な皮脂の分泌を抑えてくれるはたらきがあるので、夏場のテカリや化粧崩れ防止に特に効果を発揮してくれるものです。
多くの収れん化粧水には、肌を引き締める効果があるアルコール分が含まれていますので、乾燥肌や敏感肌、乾燥性敏感肌、インナードライ肌の人など、肌質によっては使用を控えることをオススメします。
また、その性質から、男性がテカリ防止などの目的で使用することもあります。
④拭き取り化粧水
拭き取り化粧水の目的は保湿することではありません。
クレンジングによるメイク落としや洗顔などで落としきれなかった汚れや古い角質を、コットンを使って拭き取ることを目的としてつくられています。
保湿成分がまったく含まれていない訳ではありませんが、一般的な化粧水とは役割が違いますので、その点は理解しておきましょう。
拭き取り化粧水を使用した後は、普段使いの化粧水でしっかり保湿することが大切です。
また、敏感肌や皮膚が薄い人は、控えるか、注意が必要です。
⑤ニキビ用化粧水
ニキビ対策の化粧水です。
サリチル酸、グリチルリチン酸2カリウムなど、殺菌作用や抗炎症作用のある成分が配合されています。
その分、肌に刺激を与え、場合によっては乾燥を助長させてしまうことがありますので、使用する際には気をつけましょう。
⑥アルカリ性化粧水
PH(ペーハー)が「アルカリ性」の化粧水です。
肌が弱酸性であることから、化粧水は基本的に弱酸性となっています。
皮膚常在菌や毛包虫(顔ダニ)のバランスを保ち、肌に刺激を与えないためです。
アルカリ化粧水は、あえてアルカリ性にすることで角質を溶かすはたらきを持たせたものです。
いってみれば、アルカリ性の温泉とよく似た効果を発揮するのです。
アルカリ化粧水は、ターンオーバーが遅くなった場合や角質肥厚など、ゴワゴワしたお肌を柔らかくしたい場合に使われる化粧水です。
長く使用しすぎると、肌が薄くなったり、ターンオーバーが早まりすぎるなどのデメリットが生じますので、注意が必要です。
また、敏感肌や、皮膚が薄い人は、使用を控えたほうがよいでしょう。
ほかにも、化粧水の前に使用する化粧水である「プレ化粧水」や「導入化粧水」、「ブースター化粧水」などがあります。
2)エイジングケア化粧水とは
エイジングケア化粧水には、法律上の定義はありません。
エイジングケア化粧水とは、一般的には保湿成分だけではなく機能性の高いエイジングケア化粧品成分を配合した保湿化粧水で主に30代以上の方向けにつくられたものです。
ビタミンC誘導体やビタミンE誘導体などの成分が入った化粧水などがエイジングケア化粧水と呼ばれます。
ビタミンC誘導体とビタミンE誘導体には、どちらも抗酸化作用があります。
またビタミンC誘導体には、ほかにも美白効果や、ニキビ跡のケア、毛穴の引き締め・詰まり改善効果など多くのはたらきがあります。
水溶性のエイジングケア化粧品成分である「ナールスゲン」、「ネオダーミル」、「アスタキサンチン」、「フラーレン」、「レスベラトロール」、「コエンザイムQ10」、「プラセンタエキス」、「エルゴチオネイン」、「金コロイド」などが含まれた化粧水もエイジングケア化粧水と呼ばれます。
エイジングケア化粧水は、抗酸化作用などのある機能性の高い成分や保湿力の高い成分が配合された化粧水と理解しておきましょう。
4.30代のエイジングケア化粧水の選び方
化粧水の選び方は、@コスメなどのランキングや口コミを参考にするのもよいのですが、成分を理解することに加え、肌質や肌悩みについて理解することが大切です。
1)保湿を化粧水に求める選び方と求めない選び方
30代に限らずスキンケアで求めるべきことは、保湿です。つまり、乾燥肌のスキンケアです。だから、スキンケア化粧品に求めるはたらきは保湿です。
だから、化粧水も30代からは保湿力が大切です。
しかし、化粧水だけでは保湿は完了できないのです。
なぜなら、「化粧水」という特性上、セラミドなどの油溶性成分、シアバターやスクワランなどのオイル系の油分(エモリエント成分)は、その配合濃度が極めて少なくなるからです。
スキンケア化粧品による保湿には、「水分を与える」「水分を保持する」「水分の蒸発を防ぐ」という3つのプロセスがありますが、そもそも化粧水は、「水分の蒸発を防ぐ」プロセスは弱いのです。
<化粧品のアイテムごとの保湿の性質>
だから、30代からの化粧水の選び方としては、次の2つがポイントです。
①水溶性の保湿成分による「水分の保持」と「エイジングケア」の両方を重視する。
②化粧水では、あまり保湿を重視せず「エイジングケア」を重視する。
①の場合は、プロテオグリカンやヒアルロン酸など保湿効果の高い成分とナールスゲンやビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体などを配合した化粧水を選ぶことになります。
これで十分潤う方で普通肌の方なら、美容液は不要の場合もあります。
②の場合は、保湿成分はあまり気にせず、ナールスゲンやビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体、そのほかでは抗酸化成分を意識すればよいでしょう。
ただし、この場合は、保湿力の高い成分を配合した美容液を一緒に使うことをオススメします。
このように化粧水の選び方は、後に使う美容液や保湿クリームをどう選ぶかもあわせて考えることも大切なのです。
だから30代からは、化粧水ランキングなどで化粧水のことだけに集中するのではなく、エイジングケア全体のプロセスを考えた上で化粧水を選ぶことが大切です。
そのためのポイントは、「おすすめの化粧水は大切な7つのチェックポイントで!」をご覧ください。
2)肌質を考えた化粧水の選び方
30代からは、多くの方が乾燥肌に傾きます。この時期、あらためて肌質を考えて化粧水を選ぶことが大切です。
詳しくは、「エイジングケア化粧水の選び方は、肌質と年齢で考える」で取り上げていますが、ここではポイントをご紹介します。
まずは自分の肌質を把握してみましょう。
ここで大切なのは、30代のいまの自分の肌質をチェックすることです。
肌質は変化しますので、20代や以前の肌質を見たときの結果を参考にすると、現在の肌質に合っていない場合があります。
①普通肌とオススメの化粧水
普通肌とは、健やかな状態の肌です。
どんな化粧水を使っても、肌トラブルなどが起こることは少ない理想的なお肌の持ち主です。
お肌全体に適度な潤いがありますが、30代からは頬やUゾーンは多少カサついてくることもあります。
そんな乾燥肌とまではいかない肌状態でも、30代は保湿を強く意識しましょう。
基本的には、皮脂量と水分量のバランスがとれていますので、過度な皮脂ケアは不要です。
保湿とエイジングケアを兼ねたエイジングケア化粧水がオススメです。
特に、ビタミンC誘導体やナールスゲンなどのエイジングケア化粧品成分とプロテオグリカンやヒアルロン酸などの保湿成分が配合された化粧水がオススメです。
それで状態がよければ普段は化粧水によるスキンケアだけでも大丈夫です。
冬の時期や乾燥を感じる場合には、美容液をはじめ、ほかのスキンケアアイテムも使いましょう。
②乾燥肌
乾燥肌とは、肌の水分量や皮脂量が少ない状態の肌のことです。
肌の水分量が少なく皮脂量が多ければインナードライ肌ですが、その本質は乾燥肌です。
30代になると多くの女性が乾燥肌傾向になります。
全体的にカサカサしていて、うるおいやツヤが減少しています。また、目元のしわをはじめ小じわが生じやすいという特徴もあります。
乾燥肌が進むとよりバリア機能が低下して敏感肌になることもあります。
だから、保湿をシッカリ行うことが30代からの乾燥肌対策として大切です。
化粧水は、プロテオグリカンやヒアルロン酸などの保湿成分が配合された化粧水がオススメです。
また、エイジングケアにはビタミンC誘導体化粧水はよいのですが乾燥肌をさらに進ませてしまうリスクがあるので、濃度は低めのものをオススメします。
乾燥肌の場合はどんな化粧水でもそれだけでは不十分な場合もあるので、美容液や保湿クリームも使いましょう。
インナードライ肌も乾燥肌と同じと考えて化粧水を選べばよいのですが、乾燥肌以上に美容液や保湿クリームを重視して保湿をしっかり行うことが大切です。
なお、乾燥肌の場合は、拭き取り化粧水、収れん化粧水、アルカリ性化粧水はバリア機能の低下のリスクがあるので、控えるかまたは慎重に使いましょう。
特に、敏感肌の方は、「敏感肌化粧水の選び方は、ランキングより正しい知識で!」を参考にして化粧水を選んでくださいね。
③脂性肌
脂性肌とは、肌全体がテカりやすいなど、皮脂量や水分量が多い状態の肌のことです。
キメが粗く毛穴が開いている状態であるため、化粧も崩れやすいという特徴があります。
脂性肌は、どの化粧水を使っても基本的には問題ありません。
皮脂量のバランスが崩れているので、皮脂をコントロールするビタミンCを誘導体入りのエイジングケア化粧水がオススメです。
ただし、一見脂性肌に見えて実は乾燥肌というインナードライ肌の場合は、脂性肌のケアを行ってはいけません。
30代で急に脂性肌の変わったという方には、実はインナードライ肌だったという場合もあるので要注意です。
詳しくは、「もう間違えない!脂性肌を改善するオススメの化粧水の選び方と使い方」をご覧ください。
④混合肌
混合肌とは、部分的に乾燥肌であったり脂性肌である肌のことです。
どんな方でもTゾーンは脂っぽくUゾーンはかさつきがありますが、30歳を超えて、その差が顕著になることがあります。
必要に応じて、顔のパーツ別のケアをする必要がありますが、混合肌も多くの場合は、その本質は乾燥肌です。
だから化粧水は、乾燥肌と同じ考え方で選びましょう。
化粧水だけでエイジングケアを行なうのは難しいので、美容液や保湿クリームに重点をおくことがオススメです。
詳しくは、「混合肌を改善する化粧水!30歳からのオススメと選び方・使い方」をご覧ください。
3)肌悩みに合ったエイジングケア化粧水を選ぼう
30代では、エイジングインデックスの低下によって、さまざまな肌悩みがでてきます。
また、お肌の老化も進んできます。
とはいっても、大きくは3つの肌悩みに分かれます。
①表皮の肌悩みはエイジングケア化粧品で改善
1つは、表皮のバリア機能とターンオーバーの乱れによる乾燥肌とそれに関連する肌悩みです。
乾燥による小じわ、乾燥によるほうれい線、乾燥によるくすみなどがそれにあたります。
また、敏感肌やインナードライ肌などもお肌の乾燥が深く関わっています。
これらの表皮の肌悩みは、保湿をしっかり行えるエイジングケア化粧品で改善が可能です。
表皮に関する肌悩みでもう1つは、メラニンに関係があるのが老人性色素斑をはじめとするシミです。
これも、角質層にメラニン色素が留まってしまう肌悩みです。
この場合は、美白化粧水を使うことも必要ですが、その前にしっかりと紫外線対策を行いましょう。
30代ではまだ表皮の肌悩みの方が多いので、多くは正しいエイジングケアや生活習慣で改善することも可能です。
②真皮の肌悩みが目立つ前にエイジングケア化粧水で予防
もう1つは、真皮の衰えによる肌悩みです。
シワにはいくつか種類がありますが、真皮じわがその代表です。
つまり、深いシワの原因は、真皮までダメージを受けていることです。
また、ほうれい線、顔のたるみ、目の下のたるみ、目の下のクマ(黒くま)、たるみ毛穴、黄ぐすみなどがそうです。
これらの真皮の衰えで目立つエイジングサインは、どんなエイジングケア化粧水でも改善は難しくなります。
だから、こうしたエイジングサインに悩む前から、抗酸化作用やコラーゲンやエラスチンなどをサポートする成分を配合したエイジングケア化粧水を使うことをオススメします。
40代や50代になってさらにエイジングサインが進行する前に、しっかりとエイジングケアを行ないましょう。
オススメは、浸透性が高く刺激が少ない両親媒性ビタミンC誘導体APPS、プロテオグリカン、ナールスゲン、ビタミンE誘導体を配合し、界面活性剤フリーを実現したエイジングケア化粧水「ナールスピュア」です。
また、個別の肌悩みに対する詳しい化粧水の選び方は、次の記事を参考にしてください。
*30代~40代でほうれい線を消すエイジングケア化粧水!選び方は?
*シワ対策のエイジングケア化粧水!選び方の3つのポイントと使い方
*失敗で老け肌!くすみ対策の化粧水の正しい選び方の3つコツとは?
③ほかの要素の肌悩みと化粧水
さらに、表皮や真皮以外にも皮下脂肪、表情筋、血行などの要素が絡む肌悩みもあります。
たとえば、目の下の青クマ、くすみなどは、血行不良が原因の場合があります。
また、たるみは皮下脂肪や表情筋の影響を受けることがありますが、30代ではまだそれほど深刻な場合は少ないでしょう。
まれに30代でもゴルゴラインやマリオネットラインに悩む方がいますが、これらは顔のたるみが原因です。
それ以外でも、むくみが原因となるほうれい線、急激なダイエットによるほうれい線などもあります。
これらは、化粧水ではケアできません。
だから、30代でこうした肌悩みがある場合は、生活習慣の改善や美容医療が必要です。
4)30代からの男性のエイジングケア化粧水
男性の場合の化粧水の選び方について触れてきませんでしたが、基本は女性と同じです。
ただ、男性の肌は、女性と比べて、次の違いや影響があります。
- 皮脂が多い
- 水分量が少ない
- 髭剃りによるダメージを受ける
また、喫煙による肌老化や紫外線ダメージを気にしない方も多いので、「男性も気になるほうれい線!メンズならではの原因と改善対策」や「男性(メンズ)は毛穴が目立ちやすい!?予防と改善の対策」で取り上げたとおり、エイジングサインが目立つのが早い場合もあります。
だから、30代からはエイジングケア化粧水を使うことをオススメします。
男性のエイジングケアや化粧水の選び方についての詳しい情報は、「メンズ(男性)にもエイジングケアが必要な3つの理由と5つの対策」や「メンズ(男性)も化粧水を使うのが常識!ランキングに頼らない選び方」「『男性のスキンケア』はいまや国際的なビジネスマナー !女性とどう違う?」をご覧ください。
5)使い続けることを前提に化粧水を選ぼう
30代で化粧水を切り替える場合は、その後、継続して使うことを前提に選びましょう。
そのポイントは、お値段と企業からの情報提供や対応姿勢です。
値段は、容量をチェックして1ヶ月あたりの金額に換算して確認しましょう。
企業姿勢や情報提供は、化粧水を買った際の同梱物やメール、ウェブサイトの情報をチェックして真摯な姿勢があるか、スキンケアをしっかりサポートしてくれるかなどをチェックしましょう。
5.30代にオススメのエイジングケア化粧水
容量: 120ml
価格: 4,950円(*初回 3,465円)(税込)
30代の方にオススメしたい化粧水が、ナールスゲン配合のエイジングケア化粧水「ナールスピュア」。
ナールスピュアは、エイジングケアを考える方なら、敏感肌などの方をはじめどなたでも使っていただけるエイジングケア化粧水です。
乾燥肌対策や毛穴の黒ずみだけでなく、しわやほうれい線、たるみ毛穴などエイジングサインの予防対策にピッタリなエイジングケア化粧水です。
1)ナールスピュアはナールスゲン化粧水
ナールスピュアは、ナールスゲンを推奨濃度で配合したナールスゲン化粧水です。
ナールスピュアは、お肌がゴクゴク飲むような新感覚のテクスチャー。
サッパリした感覚でも角質層に奥まで浸透し、お肌をうるおします。
ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47、グルタチオンを増やすことでエイジングケアの効果が期待できます。
また、最近、ヒアルロン酸やほうれい線やシワ予防に効果があるヒートショックプロテイン(HSP)70を増やすことがわかりました。
ナールスピュアは、そんなナールスゲンのはたらきを実感できる30代にピッタリの化粧水です。
2)まだある!ナールスピュアの特徴
そのほかの特徴は、次のとおりです。
- 両親媒性ビタミンビタミンC誘導体APPS(アプレシエ)配合による美肌効果
- 高保湿成分プロテオグリカン配合による高い保湿効果
- 水性保湿油ウィルブライドS-753がうるおいをもたらす
- ビタミンE誘導体で肌荒れなどを防ぐ
- アルコールフリー
- 香料・着色料・鉱物油などエイジングケアに不要な成分が無添加の化粧水
- 界面活性剤完全フリーを実現
だから、30代のエイジングケアに向く化粧水です。
なお、さまざまな化粧品成分のはたらきは、次の表を参考にしてください。
<エイジングケア化粧品成分の比較>
<全成分表示>
水、BG、グリセリン、ベタイン、1,2-ヘキサンジオール、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホシホン酸メチル、アスコルビルリン酸Na、トコフェリルリン酸Na、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、水溶性プロテオグリカン、フェノキシエタノール
6.30代におすすめの化粧水・人気の化粧水
30代に人気の化粧水やおすすめされている化粧水をご紹介します。
ここでは、@コスメや楽天、アマゾン、美容雑誌などで人気が高く、ランキングも上位にある、おすすめの化粧水を選ぶ際のポイントをご紹介します。
30代の方が化粧水を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
なお、ご紹介の順番はおすすめや人気、ランキング順ではありません。
1)SK-Ⅱ フェイシャルトリートメントエッセンス
メーカー:P&Gプレステージ
容量:75ml、160ml 、230ml
価格:8,500円、17,000円、22,000円
(すべて税別)
<特徴や評価>
30年以上にわたって支持されているSK-Ⅱブランドの化粧水です。
独自開発された成分「ピテラ」を90%以上配合しています。
ピテラとは、ガラクトミセス培養液のこと。「ガラクトミセス」は天然酵母の一つであり、それを培養してできるのが、ガラクトミセス培養液です。
アミノ酸やミネラル、ビタミン類を豊富に含んでおり、キメが整い、透明感のあるお肌を実現します。
また、天然由来の成分なので、お肌への負担も少ないといわれています。
サイズのラインナップは、手頃な75ml、通常サイズの160ml、大容量の230mlの3種類。
30代にとって価格は高めですが、元気で若々しいお肌を保ちたい方にとって、試す価値がある化粧水といえるでしょう。
<全成分表示>
ガラクトミセス培養液(ギュウニュウ)、BG、ペンチレングリコール、水、安息香酸NA、メチルパラベン、ソルビン酸
2)アクセーヌ モイストバランスローション
メーカー:アクセーヌ
容量:360ml
価格:5,500円(税別)
<特徴や評価>
さらりとしたテクスチャーとコストパフォーマンスのよさが人気の化粧水です。
ただ表面を潤すのではなく、「浸透力」と「保持力」にアプローチしています。
浸透力として、お肌の奥まで潤いを届けるために「超微細ナノカプセル化技術」を採用。
保持力のあるセラミド類似成分を、角質層のすみずみまで行きわたらせることで、プルンとしたお肌を保つことが期待できます。
また、角質細胞の一つ一つを潤わせる「セルバウンス技術」も採用しており、まさに潤いの持続に特化した化粧水といえます。
360mlもの大容量でありながら、価格も比較的リーズナブルで、バシャバシャ使えるのも魅力。(ただし、「化粧水は90%が水!バシャバシャたっぷり使っても乾燥肌は改善しない」でも取り上げているとおり、化粧水を大量に使うべきではありません)
無香料、無着色、アルコール(エタノール)がフリーという低刺激性を特徴とすることから、さまざまな肌タイプの人にも使いやすいのがメリットです。
<全成分表示>
水、グリセリン、BG、PEG-40、ヒアルロン酸Na、ベタイン、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、PEG-12ジメチコン、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、アクリレーツコポリマー、イソステアリン酸、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、オレイン酸PEG-6ソルビタン、ジグリセリン、ジメチコン、ステアロイルグルタミン酸Na、セタノール、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ポリソルベート60、ミリスチン酸オクチルドデシル、トコフェロール、メチルパラベン
3)アクアフォース ローションM(しっとり)
メーカー:オルビス
容量:180ml
価格: 1,500円(税別)
<特徴や評価>
17年目を迎えたオルビスのロングセラー商品です。
キメが整い、ハリツヤや透明感のあるお肌を保つため、「角層」全体のうるおいに着目。
3種類のアミノ酸を独自にブレンドした「ピュアアクアエッセンス」や、ナノ化した保湿成分「うるおいマグネットAQ」などで水分量をキープし、角層にうるおいを与えます。
使い続けることで、キメの整ったモチモチした肌状態をキープします。
アクアフォースシリーズにはさっぱりタイプもありますが、こちらのしっとりタイプには、DPG(ジプロピレングリコール)を配合。とろみのあるテクスチャーで、うるおいを実感できます。また、さっぱりタイプにはエタノールが配合されていますが、しっとりタイプはアルコールフリーです。30代以上にはしっとりタイプがおすすめです。
また、乾燥肌の方や、冬場など乾燥が気になる季節には、しっとりタイプを試してみるのがおすすめです。
<全成分表示>
水、BG、グリセリン、DPG、ソルビトール、糖脂質、褐藻エキス、アラニン、グリシン、セリン、グリチルリチン酸2K、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、グリセレス-12、ジグリセリン、水酸化K、フェノキシエタノール、メチルパラベン
4)アスタリフト モイストローション
メーカー:富士フイルム
容量:130ml
価格:3,800円(税別)
<特徴や評価>
技術力を誇る富士フイルムが開発したアスタリフトブランドの化粧水です。
アスタキサンチンなどの美容成分による赤色、またダマスクローズの香りやお肌にスーッとなじむテクスチャーが特徴です。
注目は、CLリフレッシャーと呼ばれるうるおい成分。
ビタミンA(パルミチン酸レチノール)および抗酸化物質アスタキサンチンを合わせたナノビタミンAxと、コラーゲンペプチド(加水分解コラーゲン)からできている独自成分です。
また、3種のコラーゲンやヒアルロン酸なども配合されており、みずみずしくハリのあるお肌になることが期待できます。
価格も比較的リーズナブルで、気軽に試せるのが嬉しいところ。もし試して気に入れば、公式サイトから定期購入すると、さらにおトクになります。
<全成分表示>
水、DPG、PEG-32、BG、ペンチレングリコール、グリセリン、PEG-6、リン酸アスコルビルMg、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、ヘマトコッカスプルビアリス油、トマト果実エキス、グリチルリチン酸2K、パルミチン酸レチノール、アセチルヒドロキシプロリン、トコフェロール、アルギニン、PEG-60水添ヒマシ油、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、ステアリン酸ポリグリセリル-2、オレイン酸ポリグリセリル-10、ステアリン酸スクロース、レシチン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、グルコシルルチン、キサンタンガム、ダマスクバラ花油、クエン酸、クエン酸Na、水酸化Na、香料、フェノキシエタノール
5)無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ
メーカー: 良品計画
容量:50ml、200ml、400ml
価格:290円(税込)、690円(税込)、1,190円 (税込)
<特徴や評価>
岩手県釜石の天然水を使用した人気のスキンケアシリーズの化粧水です。
プチプラ化粧水としても優秀で、しっとりとしたお肌に導きます。
肌を乾燥から守るための成分として、グレープフルーツ種子エキスとスベリヒユエキスを配合。
また、うるおい成分として、リピジュア®(ポリクオタニウム-51)とヒアルロン酸Naが含まれています。
敏感肌用のため、無香料、無着色、無鉱物油、弱酸性、パラベンフリー、アルコールフリーと、デリケートな肌にも使いやすい処方になっています。
携帯用の50ml、通常サイズの200ml、大容量の400mlと3つのタイプが用意されており、使うシーンに合わせてサイズを選べるのもメリットです。
コストパフォーマンスが高く、またコンビニでも手に入るなど、使いやすさ抜群です。
<全成分表示>
水、DPG、グリセリン、PEG-32、ジグリセリン、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ヒアルロン酸Na、アラントイン、グレープフルーツ種子エキス、ポリクオタニウム-51、スベリヒユエキス、BG、フェノキシエタノール、PCA-Na、クエン酸Na、クエン酸
6)ナチュリエ ハトムギ化粧水
メーカー: イミュ
容量:500ml
価格:650円(税別)
<特徴や評価>
プチプラ化粧水といえばこれ、といわれるほど人気の高い化粧水です。
保湿成分として、天然植物成分ハトムギエキスを配合しています。
500mlと大容量なうえ、価格もリーズナブルなので、高い化粧水にはなかなか手が出ない、という方でも気兼ねなく使えます。
通販やドラッグストアで気軽に手に入るのもうれしいですね。
お風呂上がりや日焼け後のスキンケアのほか、ローションパックやプレ化粧水としても使えるなど、利用方法はいろいろ。
たっぷり付けてもべたつきがなく、さっぱりとした使い心地なので、ボディケアにもおすすめです。
香料や界面活性剤は含まれていませんが、アルコールフリーではないため、敏感肌の方は注意が必要です。
また、30代からのエイジングケアのためには、プチプラだからといって、バシャバシャ使うのは控えてくださいね。
<全成分表示>
水、DPG、BG、グリセリン、ハトムギエキス、グリチルリチン酸2K、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン
7)薬用スキンコンディショナーエッセンシャル
メーカー:アルビオン
容量:110ml、165ml、330ml
価格:3,500円、5,000円、8,500円(すべて税別)
<特徴や評価>
「スキコン」という呼び名で40年以上にわたって親しまれている、アルビオンのロングセラー化粧水。医薬部外品です。
肌のコンディションを整え、乾燥を防いで心地よく引き締めることから、愛用者が多い製品です。
うるおい成分として使用されているハトムギは、農林水産省のJAS規格を満たした有機栽培のもの。
肌質の改善や、ニキビや肌荒れといった肌トラブル予防にも効果が期待できます。
色が白い理由は、オイルを乳化して配合し、肌に浸透させやすくしたためです。
サイズは3パターンで展開しており、手頃な110ml、ほどよい165ml、たっぷり使える330mlから選べます。
興味がある方は、まずは110mlから試してみるのもおすすめです。
パラベンが3種類入っていることやアルコールフリーではない点には注意しましょう。
<全成分表示>
グリチルリチン酸ジカリウム、精製水、エタノール、1,3-ブチレングリコール、グルタチオン、ハマメリスエキス、マロニエエキス、ヨクイニンエキス、1-メントール 、カラギーナン、セスキオレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、無水エタノール、エチルパラベン、プロビルパラベン、メチルパラベン、香料
8)米肌(MAIHADA)肌潤化粧水
メーカー:コーセープロビジョン
容量:120ml
価格:5,000円(税別)
<特徴や評価>
米肌(まいはだ)シリーズの人気化粧水です。
お米から開発された有効成分「ライスパワー®No.11」が含まれているのが特徴です。
ライスパワー®No.11は、「肌の水分保持能」、つまり肌が水分を保つ力の改善に有効だとして、厚生労働省から承認を受けている成分です。
また、美容成分が浸透しやすくなるよう、肌を柔らかくほぐす角層柔軟オイルが配合されています。
化粧水自体はとろみのあるテクスチャーで、肌につけると、しっとりと吸い付く感触があります。
無香料、無着色かつ鉱物油フリーなので、肌が弱い方でも試しやすい商品といえるでしょう。
価格はやや高めですが、公式サイトから定期購入することで1品プレゼントしてもらえるなど、おトクに使う方法もあります。
<全成分表示>
水、BG、エタノール、グリセリン、ジグリセリン、グリコシルトレハロース、コメエキス、ダイズ発酵エキス、ビフィズス菌発酵エキス、EDTA-2Na、イソステアリン酸PEG-50水添ヒマシ油、オクチルドデカノール、キサンタンガム、クエン酸、チオ硫酸Na、リン酸2Na、加水分解水添デンプン、乳酸Na、メチルパラベン
9)リプラスティ プレソリューション
メーカー: ヘレナ ルビンスタイン
容量:150ml
価格:13,500円 (税別)
<特徴や評価>
ヘレナルビンスタインのスキンケアシリーズで人気のプレ化粧液です。
水溶層とオイル層からなる、バイフェーズ(2層式)タイプのローションで、水溶液部分にはグリコール酸やサリチル酸など、美容クリニックでも使用されている成分が含まれています。
また、オイルが肌の乾燥を防ぎ、うるおいを守ります。
肌がゴワつく原因の角質をオフし、後から使う美容液の浸透をスムーズにするなど、プロのビューティーアドバイザーからの評判も高い一品です。
ピーリング効果もありますが、オイルの効果で肌のヒリヒリ感がほとんどないのも特徴です。
価格が高いのが気になるところですが、少量でも効果が見込めるため、一度試してみるのもよいでしょう。
ただし、敏感肌やインナードライ肌の方は要注意です。
<全成分表示>
水、イソへキサデカン、水添ポリ ( C6-14オレフィン)、グリセリン、エタノール、DPG、塩化 Na、1, 2-へキサンジオール、PCA-Na、フェノキシエタノール、ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸、グリコール酸、エチルへキシルグリセリン、サリチル酸、(カプリリル/ カプリル)グルコシド、EDTA-2Na、リモネン、リナロール、ペンジルアルコール、シトロネロール、サリチル酸ベンジル、シトラール、トコフェロール、香料
10)VC100エッセンスローションEX
メーカー: ドクターシーラボ
容量: 150ml
価格: 4,700円(税別)
<特徴や評価>
エイジングケアローションとして人気の高い化粧水です。
肌の引き締めをはじめ、キメを整えてうるおいを保持するなど、多角的にアプローチします。
浸透ビタミンC(APPS)と浸透発酵コラーゲンを配合しています。
成分の浸透力に優れており、肌にみずみずしさとツヤ感が生まれることが期待できます。
このほかにも、肌にハリを持たせる成分として生コラーゲン、保湿成分として加水分解コラーゲンなども含まれています。
肌への負担が考慮され、無香料、無着色、無鉱物油、パラベンフリー、アルコールフリーでもあるのがポイントです。
香りは、グレープフルーツとオレンジの精油を配合した柑橘系。
ドラッグストアや通販でも手に入りやすいのが嬉しいところです。
ただし、比較的ビタミンC誘導体が高濃度なので敏感肌の方は要注意です。
<全成分表示>
水、DPG、グリセリン、1,2-ヘキサンジオール、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、PPG-20メチルグルコース、オレイルアルコール、乳酸桿菌/加水分解コラーゲン発酵液エキス、アスペルギルス/加水分解コラーゲン発酵液、水溶性コラーゲン、加水分解コラーゲン、水溶性プロテオグリカン、オリゴペプチド-24、フラーレン、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、バリン、ロイシン、イソロイシン、フェニルアラニン、トレオニン、リシン HCI、グリシン、アラニン、セリン、ヒスチジン、ヒスチジンHCI、グルタミン酸、プロリン、タウリン、アルギニン、アスパラギン酸、エクトイン、PCA、PCA-Na、リン酸アスコルビルMg、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、アスコルビルグルコシド、オレンジ果皮エキス、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、カルボキシメチルヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、グルコシルセラミド、コメヌカスフィンゴ糖脂質、ポリクオタニウム-51、ミツバアケビ茎エキス、ツバキ葉エキス、ユビキノン、環状リゾフォスファチジン酸、チャ葉エキス、アラントイン、フィトスフィンゴシン、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ベヘニルアルコール、トレハロース、グルコース、BG、ペンチレングリコール、PPG-10メチルグルコース、PHG-32、PEG-75、水添レシチン、リゾレシチン、PEG-30グリセリルココエート、ポリソルベート80、PEG-10メチルエーテルジメチコン、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイルラクチレートNa、ラウリン酸ポリグリセリル-10、α-グルカン、シクロデキストリン、乳酸メンチル、乳酸Na、塩化Na、クエン酸、クエン酸Na、水酸化Na、PVP、グレープフルーツ果皮油、オレンジ果皮油、フェノキシエタノール
7.30代の化粧水の使い方
1)化粧水を使う前に30代で意識したいこと
30代は化粧水でただ保湿するという考えではなく、化粧水に含まれる成分をしっかり肌に浸透させる意識を持つことがとても大切です。
そのために必要なのが、先ほど挙げたようなエイジングケア化粧品成分です。
また、30代からは間違った使い方でお肌への負担や刺激を与えることのないようにすることも大切です。
つまり、化粧水の持つはたらきを最大限引き出すとともに、化粧水を安全に使うことも大切なのです。
20代ではあまり意識せずに使っていた化粧水も30代からは、エイジングケアを意識した使い方が大切です。
化粧水の使い方については、「化粧水の正しい使い方とつけ方で美肌に!上手なエイジングケア」で詳しく取り上げていますが、ここでは30代のエイジングケアで気をつけたいポイントを整理してみます。
2)化粧水の使い方の基本
化粧水を使うときは、まず適量を両手のひらに取り、体温であたためましょう。
あたためることで化粧水の成分が肌に浸透しやすくなります。
つけ方としては、顔の中心から外側へ、手で顔を包み込みながら、大きく円を描くように全体に優しく塗布をしていきます。
化粧水をバシャバシャとつけるのは望ましくありません。
化粧水は適量を使用するようにしましょう。
続いて、目元や口元などお肌が薄くデリケートなパーツ(Oゾーン)は、指の腹でそっと押さえるように伸ばします。
次におでこは手に残った化粧水をなじませ、最後にフェイスラインを軽く押さえましょう。
潤いが足りないようなら、もう一度同じことを繰り返してもかまいません。
ただし、何度も化粧水を使うよりも、続いて美容液など違うアイテムを使うほうが効果的です。
乾燥しやすいUゾーン(顎〜頬)は、特に気を配りましょう。
30代以降は、お肌は刺激に弱くなっていきます。
化粧水は、優しく肌に乗せるようなイメージで使いましょう。
その後、美容成分が肌に染み込みやすいように優しく丁寧にハンドプレスすると効果的です。
丁寧なお手入れを心がけましょう。
<化粧水の使い方の動画>
また、30代のエイジングケアとしては、デコルテなどのケアや首のシワのケアにも化粧水を付けましょう。
さらに、エイジングケア化粧水を手に付けることで、手肌の乾燥肌対策になったり、手肌の老化や手のシワ予防も可能です。
3)30代からの化粧水の使い方は浸透と優しさを重視
また、美容成分を浸透させるには化粧水パックを活用する方法もおすすめです。
生え際などの手では難しい部分にもじんわり化粧水を浸透させることができます。
コットンやシートにたっぷりと化粧水を染み込ませ、肌の気になる箇所において成分を浸透させましょう。
さらに、ビタミンC誘導体、アミノ酸、ナールスゲン、プラセンタエキス、トラネキサム酸などは、イオン導入に向く成分です。
これらの成分が配合されている化粧水は、イオン導入化粧水としても使えます。
化粧水の後は、エイジングケア美容液で水溶性、油溶性両方の美容成分を補うことも30代のエイジングケアには大切です。
さらに、乾燥が気になる場合や冬場は、乳液、保湿クリームあるいは美容オイルで油分を補うことも大切です。
4)化粧水を使ってトラブルがある場合は?
化粧水を使って、赤みや痒みがでたり、肌荒れがおこる、ヒリヒリと刺激を感じるなどの場合は、お肌にあっていないことが考えられます。
そんな場合は、すぐに使用を中止しましょう。
もし、すぐに改善しない場合は、スキンケアやメイクを控え、皮膚科などで治療を受けましょう。
8.30代から考えたいスキンケアとアンチエイジング
30代のエイジングケアでは、化粧水以外でも正しいスキンケアとアンチエイジングを意識した日常生活が大切です。
1)正しいスキンケアのポイント
30代になるとクレンジングや洗顔の負担が大きくなってきます。
だから、シートタイプやオイルタイプよりクレンジングジェルやクレンジングクリームなど優しいタイプを使いましょう。
アミノ酸系界面活性剤が洗浄成分の敏感肌向けのクレンジング料がオススメです。
クレンジングは強く擦らないように行い、また、クレンジングの時間は、60秒程度で終えましょう。
洗顔も同じで、刺激の少ないタイプを使って優しく、短時間ですませましょう。
クレンジングや洗顔後は、時間をおかずに化粧水をつけましょう。
<30代のスキンケアの参考記事>
*30代女性のナールスエイジングケア化粧品使用実感インタビュー
2)アンチエイジングを意識した日常生活
30代からは内側からのエイジングケアも大切です。
アンチエイジングを意識した日常生活を心がけましょう。
まず、意識するのは美肌のための食べ物です。
タンパク質を中心にビタミン、ミネラルなど乾燥肌を防ぐ食べ物をバランスよく摂りましょう。
また、野菜の食べ方でも美肌がキープできますし、食物繊維を豊富に含む食べ物で便秘を防ぐことも美肌にプラスです。
ほかにも質の高い睡眠を心がけることや、ストレスの発散のために適度な運動を行ったり、趣味を楽しむことなども大切です。
このように30代では化粧水によるエイジングケア以外でも大切なことはたくさんあるのです。
<参考書籍>
9.まとめ
30代からのエイジングケア化粧水の選び方と使い方について幅広くご紹介しました。
いかがでしたか?
20代では気にならなかったお肌の乾燥やエイジングサインが気になり始める方も多くなるころです。
そんなときに使うのが、エイジングケア化粧品ですが、多くの方はエイジングケア化粧水を最初に使い始めます。
そんな30代のためのランキングや口コミだけに頼らない化粧水の選び方をご紹介しました。
ぜひ、この記事の内容をご参考に、30代のあなたの肌質や肌状態、肌悩みにピッタリのエイジングケア化粧水を選び、正しくお使いいただければ幸いです。
30代もそれ以降も、健やかで美しい素肌を手に入れてくださいね。
著者・編集者・校正者情報
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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