ベヘニルアルコールは化粧品の乳化剤!安全でアルコールフリー

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ベヘニルアルコールという化粧品成分をご存知でしょうか?

エタノールとは異なる性質を持つナタネ油由来の高級アルコールです。

乳化の安定性を高めるために用いられる成分で、安全性が高いことが特徴です。

この記事では、ベヘニルアルコールの特性や効果、安全性について詳しくご紹介します。

また、どんな化粧品に使われるのかを取り上げます。

さらに、おすすめのベヘニルアルコール配合のエイジングケア保湿クリームをご紹介します。

ベヘニルアルコールの記事の目次

1.ベヘニルアルコールの刺激性に不安があるあなたへ

ベヘニルアルコールに興味がある女性

あなたは、ベヘニルアルコールという化粧品成分をご存知でしょうか?

また、その名前から刺激性に不安を感じているでしょうか?

ベヘニルアルコールは、化学的には高級アルコールというアルコールです。

しかし、ベヘニルアルコール配合の化粧品は、エタノールが入っていなければ、ノンアルコール化粧品あるいはアルコールフリーの化粧品と呼ばれます。

なぜなら、化粧品で言うところの「アルコール」とは、「エタノール」のことだからです。

そんなベヘニルアルコールは乳化安定性に優れているため、乳液保湿クリームによく配合されます。

もちろん、エイジングケア化粧品にも配合されます。

正しいエイジングケアのためには、ベヘニルアルコールなどの化粧品成分を理解することも大切です。

この記事では、ベヘニルアルコールの特性、効果、安全性について詳しくご紹介します。

また、どんな化粧品に使われるのかを取り上げます。

さらに、おすすめのベヘニルアルコール配合のエイジングケア保湿クリームをご紹介します。

「ベヘニルアルコールってどんな化粧品成分?特徴は?」

「エタノールと何が違うの?」

「ベヘニルアルコールのはたらきは?また、効果は?」

「ベヘニルアルコールの安全性や刺激性は?敏感肌でも使えるの?」

「どんな化粧品に配合されるの?注意することは?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

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<この記事の大切なポイント>
  • ベヘニルアルコールは、ナタネ油からつくられる高級アルコールです。化粧品や医薬部外品に用いられます。
  • ベヘニルアルコールは、化学的には「アルコール」の一種ですが、化粧品成分としては、「アルコール」ではありません。化粧品で言うアルコールとは、「エタノール」です。
  • したがって、ベヘニルアルコールが配合されていてもエタノールが配合されていなければ、ノンアルコール化粧品です。言葉の意味をしっかり知っておくことで、化粧品への理解が深まります。
  • ベヘニルアルコールは、乳化安定剤として乳液や保湿クリームをはじめ、さまざまな化粧品に配合されます。他にも、感触改良に使えるなど、幅広い用途を持つとても有用な成分です。
  • ベヘニルアルコールは、基本的には安全性の高い成分でどんな肌質でも使える化粧品成分です。だから、乾燥肌や敏感肌でも使えます。

2.ベヘニルアルコールとは?

べへニルアルコールが入っている化粧品のイメージ

1)ベヘニルアルコールの基本

ベヘニルアルコールは、ナタネ油の還元アルコールから得られる高級アルコールです。

色は白色で、性状はロウ状の固体です。

他の高級アルコールには、セタノールやステアリルアルコールがありますが、ベヘニルアルコールは炭素数が大きくて安全性も高く、乳化安定性に優れているというメリットがあります。

また、融点も高いことから、ワックスを減らして、温度耐性の強い化粧品をつくることも可能です。

こうした特徴があるため、最近ではセタノールやステアリルアルコールの代わりに使用されることが増えています。

ベヘニルアルコールは、化粧品成分としての全成分表示では、ベヘニルアルコールです。

医薬部外品に配合される場合も、「ベヘニルアルコール」と表記されます。

2)なぜアルコール配合ではないの?

①ベヘニルアルコールは高級アルコール

アルコールを理解することが化粧品成分の理解に役立ちます。

アルコールとは、化学構造に炭素原子「C」と水酸基「-OH」を持つ成分です。

アルコールには、高級と低級があります。これは、「品質」のことではありません。

高級アルコールとは、炭素原子数6以上、OHが1つ(一価)のアルコールのことです。

一般に、高級アルコールは皮膚を保護するエモリエント成分としてや乳化の安定性の向上や粘度調整に用いられます。

ベヘニルアルコールは、炭素数が22個あり、OHが1つなので高級アルコールです。

②エタノールは低級アルコール

低級アルコールとは、炭素原子数が5個以下のアルコールです。

低級アルコールには、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノールがあります。

これらは高級アルコールとは性質が異なり、化粧品では溶剤や抗菌、清涼感を与えるために用いられます。

化粧品ではアルコール配合と言えば、エタノールを配合したものです。

なお、グリセリンジグリセリンなどは、水酸基が複数あるため、多価アルコールと呼ばれます。

これらは、水分を吸着することで保湿力を発揮する保湿成分です。

つまり、化粧品成分としては、ヒューメクタントに分類されます。

ベヘニルアルコールなどの化粧品成分は、アルコールという名がついていてもエタノールと性質が異なることが多いのです。

3)ベヘニルアルコールの安全性は?

ベヘニルアルコールの安全性のイメージ

ベヘニルアルコールは、エタノールと異なり刺激性が小さく安全性の高い成分です。

また、毒性やアレルギーもほとんどありません。

だから、普通肌脂性肌はもちろん、混合肌インナードライ肌敏感肌など、どんな肌質でも使える成分です。

そのため、敏感肌化粧品にも配合されます。

しかし、誰にでも全く安全とは言えません。

人によっては、赤みやかゆみがでたり、肌荒れなどが起こる可能性も100%否定できません。

つまり、化粧品かぶれ(接触皮膚炎)を起こす可能性がないとは言えないことにご留意ください。

アトピー性皮膚炎がある方やお肌が弱い方は、パッチテストをすることをおすすめします。





3.ベヘニルアルコールのはたらきや役割

ベヘニルアルコールの役割を説明する女性

1)ベヘニルアルコールの効果やはたらき

①乳化を補助する

ベヘニルアルコールは、そのままでは混じりにくい水溶性成分と油溶性成分(エモリエント成分)を混じりやすくするのを助けます。

特に、水の中に油が浮いて分散している構造でジェルっぽいO/W(Oil in Water)型の乳液や保湿クリームの粘度調整および安定化に寄与するはたらきがあります。

また、ベヘニルアルコールを使うことで界面活性剤を減らせることもメリットです。

②感触を改良する

ベヘニルアルコールは、融点が高いため粘度の温度耐性に優れています。

つまり、温度変化の影響を受けにくいのです。また、適度なエモリエント性があります。

そのため、化粧品の粘度を調整して、感触を改良するために使われます。

ベヘニルアルコールを使うことで、皮膚へのなじみが改良され、肌にみずみずしい感触をもたらすメリットがあります。

2)ベヘニルアルコールはどんな化粧品に配合されるの?

ベヘニルアルコールは、乳化安定剤、結合剤、増粘剤として、乳液や保湿クリーム以外にもさまざまな化粧品に配合されます。

その種類は、数千を超えています。

洗顔フォームなどの洗顔料クレンジングジェルやクレンジングクリームなどのクレンジング料保湿化粧水保湿美容液フェイスマスクオールインワンジェルハンドクリーム、リップクリームなど唇ケア用品、フェイスマッサージ用クリーム、日焼け止め、化粧下地、リキッドファンデーションなどメイクのアイテム、シャンプーリンス、ヘアコンディショナー、ヘアワックスなど頭皮ケア用品などに使われます。

またやエイジングケア美容液エイジングケア保湿クリームなどにも配合されるようになっています。


4.オススメのベヘニルアルコール配合保湿クリームは?

ベヘニルアルコール配合保湿クリームナールス ユニバ

ベヘニルアルコール配合のオススメのエイジングケア保湿クリームは、「ナールス ユニバ」です。

私たちの保湿クリームランキングでは、第1位です。

1)ナールス ユニバの開発コンセプト

ナールス ユニバとは、QOS(Quality Of Skin=お肌の質)の向上、つまり、「細かく整ったキメ」、「お肌の内側からのハリと弾力 、「健やかな肌の透明感」、「表皮バリア機能」、「十分な潤い」などを実現すべく、攻めと守りのエイジングケアをサポートする成分を、バランスよく配合した高機能な保湿クリームです。

成分は濃厚、でも使い心地は軽く、すごく伸びがよいクリームです。

2)ナールス ユニバの配合成分のポイント

ナールス ユニバは、ベヘニルアルコールを配合することで、安全性が高いまま乳化安定性を高めることを目指しました。

ベヘニルアルコール配合以外には、次のような特徴があります。

①ナールスゲンを推奨濃度で配合

アミノ酸誘導体であるエイジングケア化粧品成分ナールスゲンを推奨濃度で配合しています。

ナールスゲンは、コラーゲンエラスチンヒートショックプロテイン(HSP)47などの真皮のたんぱく質やヒアルロン酸、HSP70 、お肌の酸化を防ぐグルタチオンを増やします。

②3種のヒト型セラミド配合

セラミドの中でも浸透性に優れた3種のヒト型セラミド(2、AP、NP)で、お肌のバリア機能と高い保湿をサポートします。

③持続型ビタミンC誘導体配合

持続型ビタミンC誘導体VC-IPが、抗酸化作用とともに、ナールスゲンとの相乗効果を存分に発揮。

④シアバター配合

シアバターの保湿力に加え、お肌へのなじみのよさとなめらかな質感を実現。

⑤安全性の高いビタミンA誘導体配合

レチノールを改良したレチノイン酸トコフェリルで、お肌のハリ・ツヤをサポート。

しわの改善をサポートします。

⑥お肌に不要な成分は無添加

パラベンフリーフェノキシエタノールフリーほか、アルコール(エタノール)やアルコール性防腐剤の無添加化粧品です。

また、アルコールを配合しないノンアルコール化粧品です。

冬の乾燥肌対策をはじめ、40代のエイジングケア50代のエイジングケアにもピッタリです。

さらに、60代以上のエイジングケア高齢の方の乾燥肌対策にも使える保湿クリームです。


5.まとめ

ベヘニルアルコールのまとめのイメージ

ベヘニルアルコールの特徴や効果、安全性について詳しくご紹介しました。

また、どんな化粧品に使われるのかを取り上げました。

さらに、ベヘニルアルコール配合のオススメのエイジングケア保湿クリームをご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

ベヘニルアルコールは、安全性の高い乳化安定剤で、エイジングケア世代にとっても安心して使用できる成分です。

また、感触改良のためにも用いられます。

そんなベヘニルアルコールは、刺激性や毒性も少なく、エイジングケア化粧品を含めさまざまなスキンケアアイテムに配合されます。つまり、とても有用な化粧品成分です。

ぜひ、ベヘニルアルコール配合の化粧品を上手にエイジングケアに活かしてくださいね。




著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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