セラミドは肌の保湿力の鍵!その秘密と化粧品の選び方

セラミドは、いまや誰もが知っている保湿成分。

しかし、本当に正しく理解できているでしょうか?

 

セラミドを正しく理解することは、保湿を正しく理解することにつながります。

なぜなら、セラミドと保湿には深い関わりがあり、それを理解しようとすると、同時に保湿のお話も登場するからです。

 

そして、保湿を理解することは、エイジングケアやスキンケアを理解することです。

なぜなら、どんな年齢、どんなお肌の方であっても、スキンケアやエイジングケアの基本は、保湿だからです。

 

この記事では、セラミドの正しい情報とセラミド配合化粧品の選び方やオススメのエイジングケア化粧品を紹介します。

また、セラミドと皮膚の病気の関係や食べ物の関係なども取り上げます。

 

さらに、多くの方が疑問に思っている以下のことも解説しています。

・実際、セラミドって本当に保湿に良いの?

・セラミド化粧品を使ってみたいけど、実際、どれを選べば良いの?

・化粧水、美容液、保湿クリームがあるけどどれが良いの?

 

ランキングや口コミなどに頼らなくても、セラミドについて理解して、自分が求めるセラミド化粧品がわかるような内容になっていますので、是非、続きをお読みください。

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>

①セラミドは、人のお肌にあって保湿にはとても大切な成分ですが、エイジングケア世代では外からセラミドを化粧品で補うことも必要です。

→なぜなら、セラミドは、年齢とともに減ってきて自分のものだけでは不足するからです。

 

②とはいっても、保湿をセラミドだけで考えてはいけません。

→なぜなら、保湿には、皮脂膜や天然保湿因子などの要素も大切だからです。

 

③エイジングケア化粧品成分としてセラミドを配合した化粧品がたくさんありますが、ヒト型セラミドが配合されたものを選びましょう。

→なぜなら、ヒト型セラミドはヒトが肌に持っているセラミドとほぼ同じ構造であり、そのはたらきが自分自身のセラミドに近いからです。

 

④セラミド配合化粧品は、美容液や保湿クリームを選びましょう。

→なぜなら、セラミドは、脂溶性成分なので化粧水よりも美容液や保湿クリームに高い濃度で配合されるケースが多いからです。

 

⑤セラミドの維持のために洗顔やクレンジングにも注意を払いましょう。

→なぜなら、擦りすぎたり長すぎる洗顔やクレンジングは、セラミドを流してしまうリスクがあるからです。

 

これらは、美容皮膚科などの専門家も指摘しているポイントであり、セラミドの特性を考えても納得できることです。

 

 

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「セラミドの基本は、もう十分理解しているので具体的なセラミド化粧品について知りたい!」と言う方はコチラをご覧ください。

3種ヒト型セラミド配合エイジングケア保湿クリーム「ナールスユニバ」

セラミド2配合エイジングケア美容液「ナールスネオ」

セラミド2配合ハンド美容ジェル「ナールスロゼ」

 

 

1.セラミドとは?

 

セラミドとは、ヒトが自分の肌に持っている成分です。

セラミドは、表皮の1番上の層である角層の中に存在している「細胞間脂質」を構成する成分の1つです。

 

細胞間脂質には、セラミドのほかにも遊離脂肪酸、コレステロール、コレステロールエステルなどがありますが、セラミドが約50%を占めています。

 

表皮の一番上の角層に変化する直前の顆粒細胞の細胞質には、層板顆粒(そうばんかりゅう)と呼ばれる顆粒が豊富にあります。

この顆粒細胞が死んで角質細胞に変化する際に、細胞の外に層板顆粒が分泌されます。

セラミドは、この層板顆粒の中で合成されるのです。

そして、コレステロールなどとともに、角質細胞と角質細胞の間で「細胞間脂質」となるのです。

 

細胞間脂質は、8~10層の層状から成り、厚さ0.02mmの構造で、肌の水分保持とバリア機能のための重要なはたらきを担っています。

 

角層では、角質細胞をレンガ、セラミドなどの細胞間脂質を、レンガとレンガの間を埋めるセメントに例えられます。

「セメント」であるセラミドが十分な量であれば、「レンガ」である角質細胞をつなぎとめることで、バリア機能がしっかり発揮されて十分に保湿できるのです。

 

セラミドについての全体的な概要はコチラ

注目のエイジングケア成分“セラミド”が、よくわかる!

 

しかし、肌のセラミドは年齢とともに減少します。

例えば、50歳代では20歳代の約半分にまで減少すると言われています。

 

セラミドが不足すると細胞間脂質がスカスカになって隙間ができてしまいます。

それが、肌のバリア機能の低下や、乾燥が進む原因の1つになっています。

こうして減ってしまったセラミドを補うのが、化粧品成分としてのセラミドなのです。

 

年齢別セラミドの量はコチラ

エイジングケア化粧品を選ぶ「道標」と年代別エイジングケア

 

ただし、セラミドだけで保湿を考えるのは危険です。

なぜなら、保湿には「皮脂膜」や「NMF(天然保湿因子)」なども関わっているからです。

 

セラミドはとても大切な保湿成分であることに間違いはありませんが、セラミドさえあれば良いということではありません。

保湿は、セラミドに加えて皮脂膜やNMF(天然保湿因子)の3つのいずれも大切です。

 

なお、保湿全般は「お肌の保湿とは?これで本当にわかります」で詳しく解説していますので、こちらを参考にしてください。

 

 


2.種類とはたらき

 

1)セラミドの種類

セラミドとは、ヒトが自分の肌に持っている成分とお伝えしましたが、ヒトの肌にあるセラミドにもたくさんの種類があります。

 

肌のセラミドは、大分類で12、細かく分類すると300以上あると言われています。

しかし、まだまだ発見されていないセラミドもあります。

つまり、セラミドはまだわかっていないこともたくさんあるのです。

 

そして、化粧品成分に使われるセラミドにもいくつか種類があります。

1つは、ヒトが持つセラミドとほとんど同じ構造を持つ「ヒト型セラミド」です。

ヒト型以外では、合成セラミド(疑似セラミド)、天然セラミド、植物性セラミドなどがあります。

 

※天然セラミドは、ヒト以外の馬などの動物由来のもので「動物セラミド」とも呼ばれます。

 

セラミドの分類や種類についての詳しい情報はコチラ

エイジングケア化粧品成分ヒト型セラミドを深く知ろう!

エイジングケア化粧品成分ヒト型セラミドの分類

 

2)セラミドのはたらき

先ほどもふれましたが、セラミドは、表皮の1番上の層である角質層の中に存在している「細胞間脂質」を構成する成分の1つです。

 

細胞間脂質は、NMF(天然保湿因子)が抱え込んでいる水分をサンドイッチのように間にはさみ込み、水分を逃がさないはたらきをします。

 

細胞間脂質のように水分を「はさみ込むタイプ」は最も水分保持力が強く、肌を健全に保つ上で大変重要な役割を担っています。

強力な水分保持力を持つ細胞間脂質の主成分がセラミドで、細胞間脂質の約50%を占めています。

セラミドのように水分を「はさみ込む」タイプは、とても強い保湿力を持つのが特徴です。

 

また、冬などの寒い時期に湿度が下がっても機能は低下せず、保湿力を維持することも大きな特徴です。

 

多くの化粧品に配合されているヒアルロン酸、エラスチン、コラーゲンは、「水分を抱え込む」タイプに分類されます。角質層で自ら水分を抱え込むことで保湿します。セラミドのように「水分をはさみ込む」タイプよりも保湿力は弱まります。

 

また、コラーゲンやヒアルロン酸は分子量が大きいことが欠点として挙げられます。もちろん、ナノ化技術で小さくした成分もありますが、その役割は保湿であって、その力はセラミドよりも劣るのです。

 

また、もともと肌の真皮にあるコラーゲンやヒアルロン酸と化粧品に含まれているコラーゲンやヒアルロン酸とでは役割が違います。

 

一方、セラミドは、もともと肌の表皮にあるセラミドと化粧品に含まれているセラミドと近いはたらきをするのです。

 

また、セラミドの分子量は、1,000ドルトン以下であるため、角質層の奥に届く可能性があります。さらに、コンニャクやコーン由来の植物性セラミドでは、線維芽細胞を増やす線維芽細胞賦活作用が認められているデータがあるものもあります。

 

こうした点からも、セラミドを配合したエイジングケア化粧品は非常に高い保湿効果が期待できるといわれています。

 

 


3.セラミド化粧品を選ぶポイントは?

 

最近は、セラミドを配合した色々なエイジングケア化粧品が開発されており、日々進化しています。たくさんある化粧品の中から、より良いものをどう選べばいいかのポイントを紹介します。

 

1)セラミドの種類で選ぶ

セラミドといっても、エイジングケア化粧品成分に配合されている種類は多数あります。

多数ある中でも、やはり「ヒト型セラミド」がオススメです。

なぜなら、「ヒト型セラミド」はヒトの肌に存在しているセラミドとほぼ同等の構造を持ち、他の合成セラミドなどに比べて保水力が高く、比較的刺激が少ないというメリットもあります。

 

化粧品の成分表示に記載されている「セラミド2」「セラミドNP」「セラミドAP」などがヒト型セラミドにあたります。

 

ヒト型セラミドについての詳しい説明はコチラ

エイジングケア化粧品成分ヒト型セラミドを深く知ろう!

エイジングケア化粧品成分ヒト型セラミドの分類

 

また、ヒト型セラミドはもともと肌の角質層に含まれる成分に近いものですから、敏感肌にも安心な保湿成分です。

このヒト型セラミドの中で、人の肌に最も多いものは、「セラミド2」です。

基本は、セラミド2が入っていて、さらに「セラミド1」「セラミドNP」「セラミドAP」など、他のヒト型セラミドもいくつか含まれる化粧品がおすすめです。

 

2)セラミドは、化粧水ではなく美容液や保湿クリームで取り入れる

セラミドは保湿効果の高い成分ですが、どちらかと言えば、化粧水に配合するには不向きな成分です。

 

セラミドは「脂溶性」なので、「水」でできている化粧水にはやや溶けにくい性質があり、化粧水に配合されていたとしても配合量は少ないものが多いのです。

 

化粧水の主な役割は、水溶性の成分を与えて、次に使うエイジングケア美容液や保湿クリームの浸透を高めることです。化粧水の基本的な成分は「水」なので、「水」と相性の良いエイジングケア化粧品成分が配合されたものを選びましょう。

 

水溶性のエイジングケア化粧品成分は、ナールスゲン、ヒアルロン酸、アミノ酸などがあげられます。

 

これらの成分はセラミドの保湿機能を引き上げる効果もあるので、化粧水にはナールスゲン、ヒアルロン酸、アミノ酸が配合されたものを使い、美容液や保湿クリームにセラミドが配合されたものを使う方が保湿効果を高めることができます。

 

セラミド配合の化粧水に効果がないわけではありませんが、セラミドの保湿力を発揮させるには、エイジングケア美容液や保湿クリームからセラミドを取り入れることをオススメします。

 

 

保湿

 

3)セラミドの配合濃度を確認する

化粧品の成分表示は、配合濃度の多い順に記載するようになっているので※、全成分表示の中でセラミドが上位に記載されているものを選びましょう。

※配合量が1%未満の成分と着色剤のみ順不同となっています。

 

配合量は企業秘密の場合が多く、尋ねても教えてくれないことが多いのですが、製品に自信のある企業は教えてくれる場合がありますので、配合濃度を尋ねてみるのも良い製品を選ぶポイントの1つになるかもしれません。

 

4)セラミド化粧品の価格で選ぶ

セラミド配合のエイジングケア化粧品であまりにも低価格なものは避けた方が良いと思います。ヒト型セラミドは、一般的に高価格なエイジングケア化粧品成分です。十分な配合濃度で複数のセラミドを配合すれば、低価格で販売するのは難しいと言えます。

 

さらに、エイジングケア化粧品なら、保湿だけでなく、美白や抗しわなど他の機能を持つ成分を配合している場合も多いでしょうし、低価格の商品は避けた方が無難です。

 

5)セラミド化粧品の提供企業で選ぶ

その企業の広告や情報提供のあり方、接客などを鑑みて、信頼できる企業の化粧品を選びましょう。最近では、良心的で信頼できる企業も多いのですが、残念ながらそうでない企業があることも事実です。

 

その企業のホームページや発信している情報内容、評判などをしっかり確かめましょう。

 

6)セラミド以外の成分にも注目する

セラミドを配合している化粧品は、それだけを配合している場合はほとんどなく、他にも保湿成分やエイジングケア化粧品成分を配合しています。

セラミドとは違うタイプの保湿成分がどんなものかをチェックしましょう。

 

例えば、コラーゲン、ヒアルロン酸は、水分を抱え込むタイプの保湿成分です。

アミノ酸やグリセリンは、水分を吸着するタイプの保湿成分です。

これらの保湿成分は、美容液にも含まれているので、セラミドと一緒に使えば、より保湿効果が高まります。

 

また、皮脂膜に近いはたらきをするのが、シアバター、スクワランなどです。

これらは、保湿クリームによく含まれるので、これがあればセラミドの補完的なはたらきが期待できます。

 

また、セラミドには無いはたらきをするエイジングケア化粧品成分にも着目しましょう。

 

ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体などの抗酸化作用を持つ成分、またナールスゲンやネオダーミルなどのコラーゲンやエラスチンを増やすサポートをする成分が一緒に配合されていれば、エイジングケアへの効果がより期待できます。

 

一方、安全性に注意が必要な成分もあります。

防腐剤であるパラベンやフェノキシエタノールなどは多くの化粧品に含まれます。

これらは、基本的に安全ですが、中には刺激を感じる方もいます

自分に合わない防腐剤がある場合は、それらが配合されていないものを選びましょう。

 

また、合成香料や合成着色料は、スキンケアやエイジングケアには不要です。

これらは避けた方が無難なので、配合されていないセラミド化粧品を選びましょう。

 

 


4.ナールスのセラミド配合化粧品のご紹介

 

ナールスブランドの化粧品は、すべてエイジングケアを意識したものです。

3つのアイテムにセラミドを配合しており、美容液、保湿クリーム、ハンド美容ジェルがあります。

いずれも、合成着色料や合成香料はフリーで、できるだけ防腐剤にも配慮しています。

 

ナールスユニバ

「育む」「攻める」「守る」のエイジングケアを同時に実現することをサポートするナールスブランドの第2弾

ナールスゲン®を推奨濃度で配合し、3種のヒト型セラミド(セラミド2、セラミドNP、セラミドAP)、油溶性ビタミンC、シアバターなどを配合したエイジングケア保湿クリーム。

インナードライ肌や敏感肌などでセラミド不足を感じる方にピッタリの保湿クリームです。

パラベンもフェノキシエタノールも配合していませんので、この2つに刺激を感じる方でもお使いいただけます。

 

ナールスユニバの詳しい情報はコチラ

3種ヒト型セラミド配合エイジングケア保湿クリーム「ナールスユニバ」

インナードライや敏感肌を改善するメカニズムは?

 

ナールスネオ

目元や口元のエイジングサインを集中的にケアするナールスブランドの第3弾

ナールスゲン®を推奨濃度で配合し、ネオダーミル、プロテオグリカン、ヒト型セラミド2などを配合したエイジングケア美容液。

ほうれい線やたるみ毛穴が気になる方にピッタリの美容液です。

 

ナールスネオには、キャリーオーバー成分として微量のパラベンとフェノキシエタノールが含まれます。

 

ナールスネオの詳しい情報はコチラ

セラミド2配合エイジングケア美容液「ナールスネオ」

美魔女がナールスネオを語る

 

ナールスロゼ

「香りを楽しむ」「リラックスしながら本格的な手肌のエイジングケア」をコンセプトにしたナールスブランドの第5弾

ナールスゲンを推奨濃度で配合し、バラの女王ダマスクローズを50%という超高濃度で配合。

さらに、ヒト型セラミドやビタミンC誘導体などを配合したハンド美容ジェル。

ベタつかないのでオールシーズン使っていただけます。

ナールスロゼには、パラベンもフェノキシエタノールも全く配合していません。

 

ナールスロゼの詳しい情報はコチラ

セラミド2配合ハンド美容ジェル「ナールスロゼ」

 

 


5.食べ物やサプリで補える?

 

肌の中のセラミドが減少すると、角質層の保水機能やバリア機能が低下してしまいます。

 

セラミドは、化粧品で肌へ補うことが可能ですが、食事やサプリメントから取り入れることもできます。

食べたセラミドが、そのまま肌のセラミドになることはありませんが、セラミドを作る力をサポートするため、エイジングケアにはとても良いことです。

 

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植物由来のセラミドを使用したサプリメントを毎日0.6g、4週間摂取した後、皮膚の水分蒸発量が減少し、皮膚の保湿性が向上したという結果が報告されています。

(坪井 誠.FOOD STYLE 2006;21:10)

食事からでは補いきれない場合の選択肢として考えるのもいいかもしれませんね。

 

セラミドを含む食品や、セラミドと一緒に取りたいナイアシンの情報はコチラ

*セラミドを食べ物、飲み物で!乾燥肌としわにも効果が期待?

 

しかし、やはり即効性を期待するならセラミドはエイジングケア化粧品で補う方がいいでしょう。

 

 


6.セラミドを減らさない洗顔とクレンジング方法

 

スキンケアで、セラミドを減らしてしまうリスクは、洗顔とクレンジングです。

 

クレンジングはメイクを落とすもの。最近のメイクはくずれにくくできているため、それを落とすクレンジング料には、強い界面活性剤が使われています。クレンジング料を強く肌にこすりすぎたり、長時間顔にのせているとメイクだけでなく、セラミドも溶けて流れてしまうのです。

クレンジングは1分以内、できれば40秒以内で済ませ、比較的優しいクリームまたはジェルタイプのものを選びましょう。

 

また、洗顔も同様に強くこすりすぎたり、2分以上の長い洗顔、1日に何度も洗顔するなどは、肌の角質層を傷め、セラミドが洗い流されてしまうことに繋がります。

 

優しいクレンジング料と洗顔料を選び、適度な時間と回数を心掛けてセラミドを減らさないようにしましょう。

 

クレンジングについての詳しい情報は、「セラミドを減らさないエイジングケア!間違ったクレンジングはNG」をご覧ください。

 

 


7.セラミドを減少させないスキンケアと生活習慣とは?

 

セラミドとは、自分の肌に存在している成分ということをご説明しましたが、皮膚の中で作られるセラミドは20歳を過ぎると徐々に減少し、40歳前後で約半分、70歳前後で約30%まで減少すると言われています。

では、どうすればセラミドの減少を予防できるのでしょうか。

 

1)入浴・洗顔

先程、間違った洗顔は、肌の角質層を傷付け、セラミドが洗い流されてしまうことに繋がることを説明しましたが、入浴もセラミドを減少させてしまうことがあるので注意が必要です。

 

熱いお湯は角質層をふやかし、保湿成分を流出させる原因になってしまうため、38~39℃程度のぬるめのお風呂やシャワーがおすすめです。また、あまり長時間お風呂に浸かるのは避け、20分程度にしましょう。

 

ただし、HSP(ヒートショックプロテイン)を増やすという点では、40℃ぐらいの熱めのお湯につかることも有用なので、週1~2回程度取り入れても良いでしょう。

 

また、洗顔同様に、体をゴシゴシ洗うのも避けましょう。ボディソープをよく泡立て、手のひらを使ってやさしく洗うだけでも汚れは十分落とせます。

 

お風呂上りは、タオルなどで優しく水気を拭き取ってから、すぐに保湿するようにしましょう。

 

2)睡眠

肌の生まれ変わりを促す成長ホルモンが最も多く分泌されるのが22:00~2:00と言われています。

この時間帯に良質な睡眠をとることができれば、肌のターンオーバーを整え、セラミドの生産を促すことに繋がります。

 

良質な睡眠をとるためには、以下のようなことを心掛けてください。

 

就寝2時間前には食事を終わらせ、何も食べないようにしましょう。

これは、就寝前に血糖値を下げ、眠りにつく頃に体温が下がった状態にしておくためです。

 

就寝1時間前にはゆっくりと入浴し、副交感神経に切り替えます。

できるだけTVやPC、スマートフォンのブルーライトを見ないように心掛け、ストレッチなどで体をほぐしてリラックスしておくと、深い眠りにつきやすくなります。

 

睡眠不足は肌荒れの原因です。

睡眠不足が続くと、成長ホルモンの分泌が減り、ターンオーバーが遅れ、肌の中のセラミドも減少していく一方です。

 

大切なのは良質な熟睡をとること。そのためには、入浴で心身をリラックスさせたり、寝つきがよくなるアロマを炊いたりして、質の良い睡眠が取れるように心掛けましょう。

枕や寝具などにこだわるなど、少しの工夫で眠りの質を上げることができます。

 

睡眠と美肌の関係はコチラ

“美肌は夜つくられる”は、ホント!?

 

3)運動

適度な運動をすることは、血行やリンパの流れをよくして新陳代謝を促します。

血行やリンパの流れがよくなることで、食事から摂った栄養分がきちんと肌に届くようになりますし、ターンオーバーを促し、セラミドの生成を増やすことに繋がります。

 

定期的に体を動かすことが大切なので、ジョギングやウォーキングなど手軽にできるものから始めるのもいいでしょう。

時間を決めて運動をするのが難しい場合は、日常生活の中で体を動かす習慣をつけましょう。

階段を頻繁に利用したり、早歩きで歩いたり、お風呂上りにストレッチをするだけでも効果があります。

 

4)紫外線

紫外線は、セラミドによってつくられている皮膚のバリア機能を低下させるため、紫外線対策は万全に行ってください。

せっかく規則正しい生活をして、セラミドを化粧品で補っても、紫外線対策を怠ってしまっては全てが台無しです。

 

紫外線対策についてはコチラ

コワイのは、加齢よりも紫外線!?

紫外線ダメージ、効果的に防ぐには?

 

5)その他のポイント

喫煙は血行が悪くなるので、肌のターンオーバーをさまたげます。

さらに、セラミドの生成もさまたげてしまいます。

また、タバコの煙が肌に付着することも、肌荒れの原因になります。

喫煙は、受動喫煙も含めできる限り避けましょう。

 

タバコが肌に及ぼす影響はコチラ

タバコが見た目老化を促進する3つの理由

 

煙草 喫煙

 

 


8.セラミドの異常による肌の病気

 

セラミドの減少と皮膚の病気の関係も明らかになってきました。

ここでは、2つの皮膚の病気とセラミドの関係を紹介します。

 

1)セラミドと老人性乾皮症の関係

老人性乾皮症という皮膚の病気とセラミドの関係が明らかになってきました。

老人性乾皮症は、肌の乾燥が進み、角層にひび割れができて、粉をふいたようになってしまう病気です。

その名のとおり、「老化」と関係の深い皮膚の病気で、60歳以上の高齢の方に多く、秋から冬の乾燥の季節に症状が出やすいことが知られています。

 

実は、この老人性乾皮症、セラミドの減少と関係しているのです。

 

詳しくはコチラ

エイジングケア化粧品成分セラミドと老人性乾皮症の関係は?

 

2)セラミドとアトピー性皮膚炎の関係

アトピー性皮膚炎は、免疫の異常とアレルギー反応が関わる皮膚の病気です。

日本皮膚科学会の定義では、「増悪・寛解を繰り返す、瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ(「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」より)」とされています。

 

アトピー性皮膚炎の患者さんの皮膚は、そうでない人に比べて、角層の水分保持機能やバリア機能が著しく低下していることがわかっています。

さらに、バリア機能に関連の深いセラミドが減少していることもわかってきました

 

詳しくはコチラ

エイジングケア成分セラミドとアトピー性皮膚炎の関係は?

 

 


9.まとめ

 

いまや誰もが知っているエイジングケア化粧品成分である「セラミド」。

その種類、はたらきや、セラミドを配合したエイジングケア化粧品の選び方などについて幅広く説明しました。

セラミドが、エイジングケアや健やかな肌のためにも大切な成分であることがご理解いただけたと思います。

是非、エイジングケア化粧品でセラミドを上手に取り入れて、健やかで美しい素肌を目指してください。

 

なお、乾燥肌の対策はすべてのエイジングケアの基本です。
是非、「乾燥肌の改善対策 | 正しいスキンケアとエイジングケア」も合わせてお読みくださいね。

 

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