エイジングケア化粧品成分とは?種類・特徴と役割を考える

エイジングケア化粧品を特徴付けているのは、もちろん、エイジングケア化粧品成分です。

したがって、エイジングケア化粧品の特徴を理解するのは、それを構成するエイジングケア化粧品成分を理解することが大切です。

 

といっても、現在販売されている「エイジングケア化粧品」は多種多様。

そして、その成分も同様です。

しかも、さまざまなエイジングケア化粧品成分を「覚えたり、理解するのは難しい!」と、思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 

その理由はいくつかあります。

 

まず、使われる言葉があまり聞きなれないこと、そもそも「エイジングケアとは何か」が十分理解できていないこと、成分を理解していなくても特に困らないこと、などです。

しかし、自分に合ったエイジングケア化粧品を選び、正しく使うためには、エイジングケア化粧品の成分についても理解することが大切です。

 

この記事では、

  • エイジングケア化粧品成分とは何か?
  • エイジングケア化粧品成分の役割は?
  • 代表的なエイジングケア化粧品成分にはどんなものがあるか?

などを簡潔にご紹介します。

 

  • エイジングケアの基礎を理解したい
  • エイジングケア化粧品の中身を知りたい
  • エイジングケア化粧品成分について理解をしたい

とお考えなら、ぜひ、続きをお読みください。

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>

  • エイジングケア化粧品成分という決まった定義はありません。
  • 一般に、抗しわ作用、抗酸化作用などエイジングサインに対する効果が期待できる成分が、エイジングケア成分、または、エイジングケア化粧品成分と呼ばれます。
  • エイジングケア化粧品成分の実験によるデータがそのままエイジングケア化粧品の効果とはいえません。

 

1エイジングケア化粧品成分って、どんな成分?

 

さまざまなエイジングケア化粧品成分

 

 

ところで、エイジングケア化粧品成分とは、どんな成分なのでしょうか?

実は、これに明確な定義はありません。

一般的に、化粧品にさまざまな機能を付け加え、その特徴付ける成分を「機能性成分」と呼びます。

美白成分、抗炎症成分、紫外線防止成分、皮脂抑制成分などが、化粧品の機能性成分です。

 

エイジングケア化粧品成分とは、その1つであって、エイジングケアにとって何らかのはたらきのある成分を言います。

 

一般的には、抗しわや、抗酸化などのはたらきがある成分がエイジングケア化粧品成分と呼ばれます。

また、保湿力が高い成分の場合もエイジングケア化粧品成分と呼ぶことがあります。

そして、これらの成分をいくつか配合したものが、エイジングケア化粧品と呼ばれます。

 

ところで、エイジングケア化粧品成分には、1つの成分でいくつかのはたらきを持つ場合もあります。

 

例えば、ビタミンA誘導体やビタミンC誘導体などの比較的古くから知られているもの、最近ではすっかり有名になったセラミド、そして人気が上がってきたプロテオグリカンやナールスゲン、ネオダーミルなどの新しいエイジングケア化粧品成分などです。

 

エイジングケアアカデミーでは、これらのエイジングケア化粧品成分のひとつ1つにいて詳しい記事を用意しています。

 

そこで、この記事では、これらのエイジングケア化粧品成分の全体像をご理解いただくために、代表的なエイジングケア化粧品成分を網羅的にその特徴や役割を紹介します。

 

 


2.代表的なエイジングケア化粧品成分の役割と特徴

 

エイジングケア化粧品成分には、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを増やす作用が実験データで認められているものもあります。

しかし、エイジングケア化粧品であっても化粧品であり、真皮までは成分が届かないものと規定されています。

したがって、エイジングケア化粧品成分で認められた実験結果が、エイジングケア化粧品の効果と一致するわけではないことを理解しておきましょう。

 

1)ナールスゲン

 

ナールスゲンの構造式

 

①ナールスゲンの基本情報

京都大学と大阪市立大学の共同研究を経て、産学連携で創成されたアミノ酸誘導体。

分子量が331.26と極めて小さな水溶性のエイジングケア化粧品成分です。

 

②ナールスゲンの特徴と役割

水分の保持、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン47を増やす作用、抗酸化成分であるグルタチオンを増やす作用、光老化の抑制作用、角化細胞の遊走能を高まめるはたたきなどを持ち、しわくすみ乾燥肌の予防効果が期待されています。

さらに、たるみ目の下のくまほうれい線たるみ毛穴の対策としても使えるエイジングケア化粧品成分です。

 

ナールスゲンについての詳しい情報は、「ナールスゲン 京都大学発エイジングケア化粧品成分の10の秘密」をご覧ください。

 

2)ネオダーミル

①ネオダーミルの基本情報

ネオダーミルは、スイスで開発されたグリセリン、水、メチルグルコシド6 リン酸(MG6P)、銅、リシン、プロリンを混合したエイジングケア化粧品成分です。

水溶性成分で水に溶けると鮮やかなブルーになります。

 

②ネオダーミルの特徴と役割

ネオダーミルは、皮膚に最も多い1型コラーゲンと次に多いⅢ型コラーゲン、エラスチンを増やすはたらきがあります。

臨床試験で、深いしわを2週間で-15%浅くし、その体積を-13%小さくする結果が得られています。

しわや、たるみなどのエイジングサインの予防や進行の抑制に効果が期待されています。

 

ネオダーミルの詳しい情報は、「ネオダーミルは、いま注目の新エイジングケア化粧品成分!」をご覧ください。

 

3)アセチルヘキサペプチド-8(アルリジン)

①アセチルヘキサペプチド-8の基本情報

植物由来のアミノ酸が結合してできた「ペプチド」と呼ばれるエイジングケア化粧品成分です。

ペプチドとは、アミノ酸が2個以上まっすぐにつながったもので、それがさらに立体につながれば、たんぱく質になります。

アセチルヘキサペプチド-8よりも少し緩和な作用がある「パルミトイルペンタペプチド-4」もペプチドの1種です。

 

②アセチルヘキサペプチド-8の特徴・役割

使い続けることで表情じわの原因となる物質の分泌を抑制し、神経細胞の活動を減らすことで、表情筋の緊張を緩和せるはたらきがあります。

こうした作用により、しわに予防や改善が期待されています。

 

ボトックス注射が禁止されていたスペインで開発された経緯から、「塗るボトックス」とよばれていますが、ボトックス注射ほどの即効性はありません。

 

4)白金(プラチナ)

①白金の基本情報

白金(プラチナ)は、ナノコロイドという極めて小さな分子として、エイジングケア化粧品に配合されます。

実は、化粧品成分としては、黒っぽい液体で味やにおいはありません。

意外かもしれませんが、食品添加物として厚生労働省に認められている安全性の高い成分です。

 

②白金の特徴・役割

白金(プラチナ)は、極めて高い抗酸化作用を発揮するエイジングケア化粧品成分です。

なぜなら、11種類あると言われている活性酸素のすべてに抗酸化作用を発揮するからです。

 

また、ビタミンCなどは、一度、抗酸化作用を発揮するとそれが無くなりますが、白金は、極めて安定性が高いため、自身が酸化を受けないので、半永久的に抗酸化作用を発揮します。

 

しみ・しわ・たるみ・目の下のくま・肌のくすみなどのエイジングサインの予防や進行を抑制する効果が期待されています。

高価格なのでエイジングケア化粧品にはほとんどの場合、微量の配合です。

 

5)プラセンタエキス

①プラセンタエキスの基本情報

豚、牛、馬の胎盤から精製水で抽出されるエイジングケア化粧品成分です。

プラセンタとは英語で「胎盤」のことです。

プラセンタは1つの成分ではなく、たくさんの成分が入り混じっています。

 

②プラセンタエキスの特徴・役割

プラセンタには、保湿効果、血行促進、代謝アップ、抗酸化、メラニン排出促進などの効果が期待されるので、シミやそばかす、色素沈着を防ぐ効果が期待されます。

そのため、美白化粧品に配合されることもあります。

 

プラセンタの成分は、

  • チアミン、リボフラビン、ピリドキシン、パントテン酸などのビタミン
  • アルギニン、シスチン、グルタミン酸、セリンなどのアミノ酸
  • カルシウム、カリウム、ナトリウムなどのミネラル
  • その他にもコレステロール、酵素、デオキシリボ核酸などが含まれます。

 

6)レチノール

①レチノールの基本情報

レチノールは、エイジングケア化粧品成分としては、ビタミンA誘導体を指します。

レチノールとはカテゴリー名であって、成分の個別名ではありません。

「パルミチン酸レチノールや酢酸レチノール」などが成分名です。

淡黄色の透明に近い液体で、油溶性の成分です。

 

②レチノールの特徴・役割

レチノールにはターンオーバーを促進する作用、コラーゲンやエラスチンを増やす作用があります。しわの予防やくすみ、ニキビ予防などに効果が期待されています。

一方、レチノールは刺激が強いので、お肌が赤くなったり、ピリピリする場合があります。

また、医薬品のレチノイン酸(トレチノイン)ほどの効果を期待することはできません。

 

レチノールの詳しい情報は、「レチノールの効果と副作用を知って、正しいエイジングケア!」をご覧ください。

 

7)レチノイン酸トコフェリル

①レチノイン酸トコフェリルの基本情報

レチノイン酸トコフェリルは、ビタミンA誘導体であるレチノイン酸にビタミンE誘導体であるトコフェロールを結合し、レチノールよりも安全性を高める工夫をしたエイジングケア化粧品成分です。

 

②レチノイン酸トコフェリルの役割・特徴

レチノイン酸トコフェリルには、レチノールと同様、ターンオーバーを促進する作用、コラーゲンやエラスチンを増やす作用があります。しわの予防やくすみ、ニキビ予防などに効果が期待されています。

一方、レチノールほどではありませんが、お肌が赤くなったり、ピリピリするなど刺激を感じる場合があります。

 

レチノイン酸トコフェリルの詳しい情報は、「レチノイン酸トコフェリルで、ハリ・ツヤが増すエイジングケア」をご覧ください。

 

8)ナイアシンアミド

①ナイアシンアミドの基本情報

ナイアシンアミドは、「ニコチン酸アミド」と呼ばれることがあるビタミンB3の1種です。

シアノピリジンという物質から合成される白色の結晶または結晶性の粉末化粧品原料で、匂いの無い水溶性のエイジングケア化粧品成分です。

 

②ナイアシンアミドの特徴・役割

セラミド合成のサポート、バリア機能の正常化、血行促進作用があるので乾燥対策、くすみ対策などが期待できます。

 

メラニンの生成を抑制してしみやソバカスを抑制するはたらきもあるさまざまなエイジングケア効果が期待できる成分です。

そのため、美白化粧品にも使われます。

さらには、コラーゲンにはたらきかけることから、シワの予防効果も期待されます。

 

9)水溶性ビタミンC誘導体

 

水溶性ビタミンCのイメージ

 

①水溶性ビタミンC誘導体の基本情報

水溶性ビタミンC誘導体は、個別のエイジングケア化粧品成分と名前ではなく、カテゴリーの名前です。

ビタミンCはもともと水溶性の成分ですが、安定性が低く壊れやすいため、誘導体にすることでお肌への浸透や、お肌にとどまりやすいように改良したのが水溶性ビタミンC誘導体です。

代表的な成分は、「アスコルビン酸Na」や「アスコルビン酸Mg」があります。

 

②水溶性ビタミンC誘導体の特徴・役割

水溶性ビタミンC誘導体は、即効性が高いのが特徴です。

また、ビタミンCには、多くのエイジングケアにとってよい効果があります。

抗酸化作用、コラーゲンを増やす作用、メラニンの生成を抑える作用、皮脂分泌を抑える作用などです。

こうした作用から、しわ予防、くすみ予防、ニキビ予防や毛穴の黒ずみ対策などが期待されています。また、シミ対策の薬用化粧品(美白化粧品)にも使われます。

 

一方、ビタミンC誘導体には刺激があるので、高濃度な場合や肌質・お肌の状態によっては使えないケースもあります。

 

水溶性ビタミンC誘導体についての詳しい情報は、「水溶性ビタミンC誘導体の種類・特徴と効果的な使い方は?」をご覧ください。

 

10)油溶性ビタミンC誘導体

①油溶性ビタミンC誘導体の基本情報

油溶性ビタミンC誘導体も、水溶性ビタミンC誘導体同様、個別のエイジングケア化粧品成分と名前ではなく、カテゴリーの名前です。

油溶性ビタミンC誘導体は、保湿クリームなどに配合されますが、最も実績の多いのが、「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)」です。

 

②油溶性ビタミンC誘導体の特徴・役割

油溶性ビタミンC誘導体も、ビタミンCとしての特徴・役割がありますが、

水溶性ビタミンC誘導体と比較して、

  • 即効性が無い
  • 効果の持続時間が長い
  • 刺激が少ない

といった違いがあります。

 

油溶性ビタミンC誘導体やテトラヘキシルデカン酸アスコルビルの詳しい情報は、「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)は、油溶性ビタミンC」をご覧ください。

 

11)トコフェリルリン酸Na

①トコフェリルリン酸Naの基本情報

トコフェリルリン酸Naは、油溶性成分であるビタミンE(トコフェロール)にリン酸基を導入し、水溶性の性質を合わせ持つことができるようになったビタミンE誘導体です。

 

②トコフェリルリン酸Naの特徴・役割

トコフェロールは、水の中では分解しやすかったため、化粧水や美容液に高濃度で配合しづらいという欠点がありましたが、トコフェリルリン酸Naは、その欠点を補ったエイジングケア化粧品成分です。

トコフェリルリン酸Naには、抗酸化作用や抗炎症効果があり、肌荒れの防止や活性酸素の除去などが期待されています。

 

12)セラミド

①セラミドの基本情報

植物・動物・酵母由来などさまざまなタイプのものがあるエイジングケア化粧品成分です。

セラミドは、スフィンゴ脂質の1つで、脂質でありながら、親水基を持っているので油だけはなく水にも溶けやすい成分です。

 

②セラミドの特徴・役割

セラミドの特徴は、何といっても高い保湿力でバリア機能のはたらきを守ることです。

水分を挟み込むように保湿することで湿度が低くても水分を逃がさないことが大きな特徴です。

だから、乾燥肌対策としてはとても良い選択肢で、安全性も高いことから敏感肌インナードライ肌にも使えます。

 

植物由来のセラミドとして、「コメヌカスフィンゴ糖脂質」、動物由来のセラミドとしては「セレブロシド」、酵母由来のセラミドとしては、「ヒト型セラミド」があります。

 

これらの中で、人が持っているセラミドとほぼ同じ構造をもっているのがヒト型セラミドです。

 

セラミドについての詳しい情報は、「セラミドは肌の保湿力の鍵!その秘密と化粧品の選び方」をご覧ください。

 

13)プロテオグリカン

①プロテオグリカンの基本情報

プロテオグリカンは、「たんぱく質」と「糖」が結合してできた成分です。

エイジングケア化粧品成分のプロテオグリカンは、鮭の頭部の鼻軟骨由来で、弘前大学で開発されました。

水溶性の成分なので、主に化粧水や美容液で使われます。

 

②プロテオグリカンの特徴・役割

プロテオグリカンには、高い保湿効果とともに、Ⅰ型コラーゲンを増やすはたらき、ヒアルロン酸を増やすはたらきがあります。

プロテオグリカンのコラーゲンとヒアルロン酸を増やす効果は、EGF(上皮成長因子、Epidermal Growth Factor)様の作用によるものと考えられています。

乾燥肌対策の保湿やしわの予防などに効果が期待できます。

 

プロテオグリカンの詳しい情報は、「プロテオグリカンの効果は、乾燥や敏感肌に本当に良いの?」をご覧ください。

 

14)フラーレン

①フラーレンの基本情報

60個の炭素だけでできたサッカーボールのような球状の構造を持つ、極めて安定性の高いエイジングケア化粧品成分です。

化粧品成分としては、焦げ茶色の粘性のある液体です。

従来、水に溶けにくかったのですが、現在は、高度精製の技術のよって開発された水溶性フラーレンが化粧品成分として使われるようになりました。

 

②フラーレンの特徴・役割

ビタミンCの100倍以上とも言われる高い抗酸化力を持つ成分です。また、活性炭のような吸着作用により、活性酸素を取り込んで無害化します。

シワやシミの予防に効果が期待されています。

 

15)アスタキサンチン

①アスタキサンチンの基本情報

サケ、エビ、カニや海藻などの魚介類に多く含まれるカロテノイドと呼ばれる天然の赤い色素です。

 

②アスタキサンチンの特徴・役割

アスタキサンチンは、ビタミンEの約1,000倍以上、βカロチンの10倍以上の強力な抗酸化作用があり、活性酸素を除去することから、しわやたるみなどの予防効果が期待されています。

 

16)ユビキノン

①ユビキノンの基本情報

ユビキノンは、コエンザイムQ10(COQ10)の名前の方が一般的には良く知られています。

もともと心臓病の処方薬(医療用医薬品)として使われていた脂溶性の成分です。

エイジングケア化粧品成分としては、水溶性でかすかな香りを持つオレンジ色の粉体です。

 

②ユビキノンの特徴・役割

体内の代謝に重要なはたらきをしますが、体内で合成もできることから、ビタミン様物質と言われています。ビタミンの定義は、「体内で合成できない物質」なので、ユビキノンはビタミンに近いはたらきがあってもビタミンではないのです。

ユビキノンには強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去することから、しわやたるみなどの予防効果が期待されています。

 

17)キュアパッション

 

パッションフルーツ

 

①キュアパッションの基本情報

キュアパッションは、パッションフルーツ(和名:クダモノトケイソウ)のエイジングケアのはらたきに着目して、その果実から抽出したエイジングケア化粧品成分です。

表示名は、「クダモノトケイソウ果実エキス」です。

 

②キュアパッションの特徴・役割

キュアパッションには、リンパ管様構造の形成促進作用や皮膚微小リンパ管内皮細胞の増殖促進作用が認められています。

これらの作用により、お肌のくすみやむくみの改善、お肌を引き締める、リンパ管に注目した新しいUVケアのサポートが期待されます。

 

キュアパッションの詳しい情報は、「パッションフルーツのエイジングケア化粧品成分でリンパ管ケア!」をご覧ください。

 

18)コラーゲン

①コラーゲンの基本情報

豚や鶏、魚などの皮や鱗から抽出したたんぱく質であるコラーゲンを酸やアルカリなどで溶解するとエイジングケア化粧品成分としてのコラーゲンができます。

低温ではゲル状でヒトの体温くらいになると液体になります。

水溶性の成分で、なじみが良くサラッとしています。

 

②コラーゲンの特徴・役割

コラーゲンは今や知らない人がいないくらい有名な成分で、さまざまな化粧原料の会社が、さまざまな種類のコラーゲンを提供していて、その多くは「加水分解コラーゲン」ですが、「低分子コラーゲン」、「アテロコラーゲン」、「生コラーゲン」などと呼ばれるものがあります。

コラーゲンの化粧品成分としての役割は、保湿です。

コラーゲンには、お肌でコラーゲンになるわけではなく、乾燥を防ぐことが期待できます。

 

コラーゲンについての詳しい情報は、「コラーゲン化粧品ってたくさんあるけど、エイジングケアに大切?」をご覧ください。

 

19)ヒアルロン酸

①ヒアルロン酸の基本情報

以前は、鶏のトサカから抽出していましたが、最近では乳酸菌の発酵法で製造するケースが増えてきた水溶性のエイジングケア化粧品成分です。

ごく微量でも水に溶けるととろみがでます。

 

②ヒアルロン酸の特徴・役割

たった1gで、2~6Lの水分保持力があるといわれるほど保湿力の高い成分です。ヒアルロン酸にも多くの種類がありますが、一般的なヒアルロン酸は、「ヒアルロン酸Na(ナトリウム)」です。他には、「アセチルヒアルロン酸」、「加水分解ヒアルロン酸」などがあります。

 

ヒアルロン酸についての詳しい情報は、「ヒアルロン酸の効果を考える!正しいエイジングケアのために」をご覧ください。

 

20)シアバター

 

シアバター

 

①シアバターの基本情報

シアバターは、シアノキの実から採取される植物性油脂で、常温では固形のエイジングケア化粧品成分です。

約36℃が融点なので、体温で柔らかくなって液体に変わります。

本来、「オイル」なので、エイジングケア化粧品での成分表示は「シア脂」と表示されますが、一般的にはシアバターと呼ばれます。

 

②シアバターの特徴・役割

シアバターの主成分は「脂肪酸」です。

脂肪酸の中でもステアリン酸、オレイン酸が最も多く40%程度ずつで、リノール酸、パルミチン酸を加えると95%以上になります。

これらの脂肪酸は、人の皮脂の成分でもあることから、シアバターは皮脂に近いはたらきをしてくれます。

 

つまり、シアバターは水分の蒸発を防ぐことで保湿を担うエモリエント成分です。

微量ですが、ビタミンE(トコフェロール)や抗炎症成分アラントインなどが含まれます。

 

シアバターについての詳しい情報は、「シアバターとは?エイジングケアでの効果と使い方は?」をご覧ください。

 

 

その他にも、エイジングケアアカデミーで紹介している化粧品成分には、次のようなものがあります。

 

ダマスクローズ(ダマスクバラ花水)

ダマスクローズ以外のバラの成分

尿素

シアノコバラミン

 

代表的なエイジングケア化粧品成分について、紹介しましたが、他にもたくさんエイジングケア化粧品成分はあります。

今後、随時、エイジングケア化粧品成分を追加していく予定です。

エイジングケア化粧品成分の詳しい情報は、ひとつ1つの記事をチェックし、ここでは色々なエイジングケア化粧品成分を一覧する際にご利用ください。

 

また、これらのエイジングケア化粧品成分の情報と「エイジングケア化粧品を知る!その選び方の7ステップ」を読むことで、ランキングなどに頼らなくても自分に合ったエイジングケア化粧品を選べる知識が身に付きます。

 

 


3まとめ

 

エイジングケア化粧品成分といっても多種多様なので、ひとつ1つの成分について、どんな機能があるのかを理解することが大切です。

 

エイジングケアアカデミーでは、エイジングケアに取り組むみなさまのエイジングケア化粧品選びのサポートを目指して、エイジングケア化粧品成分それぞれについて情報をご提供しています。

 

ここで紹介するエイジングケア化粧品成分をご理解いただくことで、自分にあったエイジングケア化粧品選びにお役立てくださいね。

 

 

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