アロマテラピーでエイジングケア!精油の香りで行う美肌対策

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アロマテラピーは気分をリラックスさせてくれます。

また、シミやシワの予防に効果的なアロマオイル(精油)もあります。

しかし、アロマテラピーには、注意事項もたくさんあるので正しく理解して行うことが大切です。

この記事では、アロマテラピーとは何か、アロマオイルの種類と特徴をご紹介します。

<この記事の大切なポイント>
  • アロマテラピーは、精油を使ってホリスティックな観点から行う自然療法です。まずは、その定義や目的を正しく理解しましょう。
  • アロマテラピーのアロマオイルには、「精油」(エッセンシャルオイル)を使うことが基本です。そんな、精油は効果も高い一方で、刺激が強いので、取り扱いには注意が必要です。
  • アロマテラピーには、リラックス効果をはじめさまざまな効果があります。例えば、お肌の老化を予防したり、美白をサポートするはたらきが期待できます。
  • アロマテラピーで、不眠、冷え性、便秘など予防、改善することが期待できます。アンチエイジングや内側からのエイジングケアにつながります。
  • 一般的なアロマテラピーとは少し異なるメディカルアロマテラピーもあります。最近では、それを取り入れている医療施設もあります。

化粧品成分上級スペシャリスト&京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事

ナールスエイジングケアアカデミーには月間数十万ページのアクセスがあります。

アロマテラピーでエイジングケア!精油の香りで行う美肌対策の目次

読みたいところから読める目次

1.アロマテラピーでエイジングケア効果を高めたいあなたへ

アロマテラピーでエイジングケア効果を高めたい女性

アロマテラピーには、身体だけではなく肌荒れの改善ほか、美肌のためにとてもよい効果があります。

つまり、アロマテラピーにはエイジングケアにとってのメリットがあるのです。

エイジングケアはエイジングケア化粧品だけでするものと思っていませんでしたか?

まず、アロマオイルの香りは、気分をリラックスさせてくれますね。

これでストレスが減ると活性酸素の発生を抑えることができ、お肌の酸化による肌老化の予防につながります。

そんなアロマテラピーは、最近では、自宅でも簡単に楽しめるアロマオイルや、ディフューザーがたくさんあります。

普段の生活に取り入れているという方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

また、アロマオイルは香りによるリラクゼーションだけでなく、お風呂やマッサージに使用することで、直接的なエイジングケアや美肌効果があるのです。

実は、保湿効果やシミしわなどの肌悩みの効果があるアロマオイルもあります。

だから、エイジングケアのひとつとして、アロマテラピーを取り入れることができるのです。

一方、アロマテラピーに使う精油(エッセンシャルオイル)にはリスクもたくさんあります。

だから、知識のないままアロマテラピーを始めることは危険です。

この記事では、エイジングケア化粧品だけに頼らないアロマテラピーによる美肌を維持する方法をご紹介します。また、注意点などもご紹介します。さらに、アロマオイルの種類や特徴もご紹介します。

「アロマテラピーの基本が知りたい!定義は?」

「アロマオイルって怖いって聞いたけど本当?」

「アロマテラピーを美肌づくりのサポートに活かしたい!」

「アロマオイルの種類や特徴は?」

「アロマテラピーでエイジングケア化粧品の効果をさらにアップさせたい!」

などとお考えの方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

2.アロマテラピーとは?

アロマテラピーとは何?を示すはてなマーク

アロマテラピーは、今では美容、健康の増進、リラクセーション、スポーツ、介護や医療、予防医学などでも活用されるようになっています。

そんなアロマテラピーの基本や定義についてご紹介します。

また、精油(エッセンシャルオイル)とは何かについてもご紹介します。

1)アロマテラピーの定義

アロマテラピーとは、植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心身のトラブルを穏やかに回復し、健康や美容に役立てていく自然療法のことです。

公益社団法人 日本アロマ環境協会(Aroma Environment Association of Japan=AEAJ)では、アロマテラピーを次のように定義しています。

<AEAJによるアロマテラピーの定義>

アロマテラピーは精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法(※ )である。

アロマテラピーの目的は以下の通りである。

  • リラクセーションやリフレッシュに役立てる。
  • 美と健康を増進する。
  • 身体や精神の恒常性※ の維持と促進を図る。
  • 身体や精神の不調を改善し、正常な健康を取り戻す。

※ 自然療法 人間が本来もっている自然治癒力を高めることにより、病気を未然に防ぐ、治癒を促す、体質を改善するなど健康の維持、増進を図ること。

※ 恒常性 体内の変化や環境の変化にかかわらず、体内環境を一定の範囲で維持するしくみ。

2)「精油」を理解してアロマテラピーの条件を知ろう

この定義からアロマテラピーとしての条件は、「精油」(エッセンシャルオイル)を使っていることがポイントです。

精油とは、次の条件を満たす成分です。

  • 植物から抽出した天然素材
  • 有効成分を高濃度に含有している
  • 植物の種類で香りと作用が異なる
  • 油溶性の成分
  • 揮発性がある
  • 油脂ではなく、植物油、美容オイルとも異なる

最近では、「精油」と間違うようなオイルが安価で売られている場合がありますが、これらを使って香りを楽しむことは、「アロマテラピー」ではありません。





3.アロマテラピーに使う精油はここに注意!

アロマテラピーに使う精油の取り扱いの基本を説明する女性

1)精油の取り扱いの基本

アロマテラピーに使う精油は、植物の持つ生命力を凝縮したもので、身体やお肌によいはたらきをもたらす一方で、刺激も強いのです。

そのため取り扱いは慎重に行うことが必要です。

そのポイントは、次の通りです。

  • 精油は飲まない
  • 希釈せずに肌にはつけない
  • パッチテストしてから肌に使う
  • 火気の付近、火元の付近には絶対置かない
  • 乳幼児の手の届かないところへ保管する
  • 妊娠中は希釈しても肌につけない

2)柑橘系の精油の光毒性に注意

柑橘系の精油の中には、肌についた状態で紫外線に当たると、紫外線ダメージが強くなってシミができやすいものがあります。

これを「光毒性」と呼びます。

光毒性を持つ精油はベルガモット、アンジェリカ・ルート、レモン、グレープフルーツの4種が代表的です。

これは、植物に含まれるソラレンという物質が原因と考えられています。

なお、ソラレンは、果物ではレモン、グレープフルーツ、オレンジ、アセロラ、キウイなどに、野菜では、きゅうり、ブロッコリー、パセリ、セロリ、しそ、三つ葉などにも含まれています。

これらの食べ物を朝食べた場合は、紫外線対策をしっかり行いましょう。


4.アロマテラピーの種類と特徴・効果

アロマテラピーの種類と特徴・効果のイメージ

アロマテラピーの種類と特徴をご紹介します。

また、期待できる効果もご紹介します。

1)芳香浴

アロマテラピーを気軽に楽しむ最もポピュラーな方法です。

ディフューザーやアロマポットなどを使って、お部屋にやさしい香りを充満させることで、日常のストレスから解放され、ゆったりとした気分を味わうことが出来ます。

ハンカチにアロマオイルを数滴垂らして持ち歩けば、外出先でも好きな香りを楽しむことができます。

ストレスから解放されれば、エイジングケアにもプラスになります。

アロマオイルの香りが、嗅覚をとおして脳の大脳辺系に信号を送り、リラックス効果などの心理的な効果をもたらします。

2)アロマオイルバス

アロマオイルバスを楽しむ女性

アロマオイルを3~4滴ほど、湯船に垂らす入浴方法です。

アロマオイルバスなら、精油の芳香だけでなくお肌からも吸収されます。

アロマオイルの精油は揮発性が高いので、蒸気たっぷりのお風呂の中で香りを楽しむのにはピッタリです。

入浴のリラックスとの相乗効果が望めます。

お風呂上がりは、化粧水美容液などで保湿を忘れずに!

3)オイルマッサージ

ボディマッサージの時にアロマオイルを使用すると、オイルの成分が身体に浸透して、肌をなめらかにしたり、ハリのある肌に導いてくれます。

血行が悪いと肩こりや腰痛、さらに肌のくすみの原因にもなりますから、マッサージで血行をよくしましょう。

エイジングケアにもオススメです。

ただし、ボディや顔に精油をつける場合は注意が必要です。

なぜなら、精油は分子が小さく表皮角質層バリア機能をすり抜けて、真皮にまで届く可能性があるからです。

特に、敏感肌の方など、刺激に弱い肌質や肌状態の方は注意が必要です。

マッサージオイルは、アロマオイルの精油を希釈用オイル(キャリアオイル)に混ぜ、アロマオイルの濃度が1%以下のオイルをつくります。

基本は、ホホバオイルやスクワランなどのキャリアオイル5mlに精油一滴(0.05ml)をたらすと1%です。最高濃度がこのレベルなので濃度はこれ以下でもOKです。

マッサージは心臓から遠いつま先や足首からはじめて、ふくらはぎ、太もも、腕といった順番で行います。

手のひらにオイルをつけて、むくみがちな部位や固いところを、心地よいと思える強さでマッサージをしましょう。

※アロマオイルは原液では使わないようにしましょう。

※肌の弱い人はパッチテストを行ってから使うようにしてください。

4)フェイスマッサージ

アロマフェイスマッサージをする女性

ボディのオイルマッサージと同じように、精油を1%以下で希釈してフェイスマッサージを行うこともエイジングケア効果が期待できます。

フェイスマッサージの方法としては、次の流れで行います。

①おでこやあごのフェイスラインから外側へ向けてマッサージ

②おでこやあごから耳の付け根にある耳介前リンパ節に向けてマッサージ

③鼻の下やほうれい線の付近から耳介前リンパ節に向けてマッサージ

④目頭から頬骨を通って耳介前リンパ節に向けてマッサージ

⑤目尻から眉間を通って耳介前リンパ節に向けてマッサージ

⑥最後に耳介前リンパ節から首筋を通って鎖骨リンパ節へ

顔のむくみほか、目の下のクマ(青グマ)の予防や顔のたるみ目の下のたるみなどの予防、顔冷えの予防にも有効です。





5.お肌にはたらきエイジングケア効果のあるアロマオイル

エイジングケア効果のあるアロマオイルを使っている女性

アロマオイルは、香りを嗅ぐだけで、脳の情動を司る部分に直接はたらきかけ、自律神経や女性ホルモンの分泌を整え、身体機能を調節するはたらきがあります。

つまり、内側からのエイジングケアにもよい影響を与えます。

また、アロマオイルで使われている精油は非常に粒子が細かく、肌への浸透性にすぐれているため、マッサージなどで使用することにより、皮膚から吸収されて、その効果を得ることが出来ます。

これは先ほどお伝えした通りです。

ここでは、エイジングケアや美肌効果があると言われているアロマオイルを紹介します。

1)シミやシワの予防効果が高いアロマオイル

シミやシワの予防効果が高いアロマオイルとしては、次のようなものがあります。

  • キャロットシード
  • ゼラニウム
  • ネロリ

皮膚を再生し、細胞を活性化するはたらきがあるアロマオイルのため、スキンケアにオススメです。

キャロットシードは、抗酸化作用もあり、シミやしわの予防、改善などエイジングケアにも優れた効果を発揮します。

2)保湿効果の高いアロマオイル

乾燥肌はさまざまな肌悩みの原因になります。

乾燥肌の予防や改善、肌荒れ対策には、代表的な三大花精油であるジャスミン、ネロリ、ローズがオススメです。

これらは高価な精油ですが、その分、美肌効果も高いと言われています。

中でも、ダマスクローズの精油はとても高価ですが、芳醇な香り、紫外線吸収作用による光老化の予防、リラックス効果など、エイジングケアにウレシイ効果が期待できます。

また、次のオイルなどもオススメの精油です。

  • カモミール
  • ラベンダー
  • パルマローザ

カモミールは不安や緊張を解きほぐしてくれる作用もあり、月経不順や更年期の症状を緩和してくれるはたらきがあります。

3)美白効果の高いアロマオイル

美白効果の高いアロマオイルを使う女性

精油は、厚生労働省で認められた美白成分ではないので、これらの美白効果を広告などで謳うことはできませんが、美白化粧水などに近いはたらきをするものもあります。

また、ターンオーバーを改善することでシミを防ぐ精油もあります。

  • 肌のターンオーバーを高める精油 → ラベンダー、ゼラニウム
  • ホルモンバランスを整える精油 → ゼラニウム
  • メラニン色素の発生を抑制する精油 → カモミール、ローズヒップ、グレープフルーツ

ゼラニウムは、ホルモンバランスを整えるので、肝斑の予防なども期待できます。

また、ラベンダーは安眠作用、抗炎症作用、ほてりを鎮める効果などのさまざまな作用がありますので、エイジングケアにもプラスです。

4)脂性肌のケアもできるアロマオイル

ジュニバーベリーは「心を浄化する」香りと称される事もあり、不安やストレス、落ち込んだ気持ちをリフレッシュさせる作用のある精油です。

一方、ジュニバーベリーは、お肌でも収れん作用、皮脂を抑制する効果、抗炎症効果があります。

そのため、脂性肌の改善、にきびケア、大人ニキビケア、毛穴の黒ずみや詰まり対策いちご鼻などのケアに適したアロマオイルです。

5)爪のケアもアロマオイルで!

最近では、ネイルが女性たちの間で盛んです。

エイジングケア世代の女性の中にもネイルを楽しむ方が増えています。

ただし、爪はネイルで傷んでしまうこともあります。

爪はお肌の一部なので、まず手肌の老化を防ぐためには、エイジングケア化粧品成分セラミドなどの保湿成分を配合したエイジングケアハンドクリームを使ってケアすることが基本です。

それに加えて、アロマオイルでもケアが可能です。

ジャスミン、ゼラニウム、ネロリ、フランキンセンス、ローズ、ラベンダーなどで手浴やトリートメントをすれば、爪のエイジングケアが可能です。

このようにアロマオイルには、エイジングケア化粧品と同じようなはたらきをするものがあるのです。


6.アロマテラピーで身体の内側から美肌を

身体の内側から美肌効果が期待できるアロマオイル

美肌を保つには内側からのエイジングケアも大切です。

アロマテラピーには、そんな内側からのエイジングケアをサポートする効果もあります。

1)アロマテラピーで十分な睡眠を

質が高く十分な時間の睡眠は美肌の源です。

しかし、現代人は不眠や睡眠不足の方がたくさんいます。

日本人は5人に1人が睡眠に問題を抱えていると言われていますが、毎日の睡眠不足が積み重なり、「睡眠負債」という命のリスクにつながることが明らかになっています。

睡眠不足に悩むエイジングケア世代の女性もたくさんおられるのではないでしょうか。

部屋を香らせたり、お風呂でアロマの香りを楽しむアロマテラピーは、睡眠のトラブルの改善に役立ちます。

イランイラン、オレンジ・スイート、クラリセージ、グレープフルーツ、サンダルウッド、ジャスミン、ネロリ、スイートマジョラム、ベルガモット、ゆず、ラベンダー、ローズ、ローズウッドなどが快適な睡眠をサポートする精油です。

2)アロマテラピーで冷え性対策

冷え性は、ストレス、睡眠不足、運動不足などで血行が悪くなっている状態です。

冷え症は美肌や健康の大敵なので早く改善することが大切です。

アロマオイルの手浴、足浴やボディマッサージなどで冷え性の予防や改善が期待できます。

ジュニパーベリー、スイートマジョラム、ブラックペッパー、ユーカリ、ラベンダー、レモングラス、ローズマリーなどが冷え性の改善をサポートする精油です。

3)アロマテラピーで花粉症対策

現在では、花粉症によるかゆみや肌荒れで苦しむ方がたくさんいます。そんな花粉症はアレルギー性疾患であり、根治が難しい病気の1つです。

アロマテラピーは花粉症の治療はできませせんが、症状を和らげて気持ちを楽にするサポートが可能です。

カモミール、シトロネラ、ジュニパーベリー、ティートリー、ペパーミント、ユーカリ、レモン、レモングラス、ローズマリーなどです。

4)アロマテラピーで便秘対策

アロマテラピーで便秘対策のイメージ

腸内細菌叢が乱れることで起こる便秘は、美肌から遠ざかる原因の1つです。

消化器系のはたらきをよくする精油によるアロマテラピーで、温湿布やお腹のマッサージを行えば、自律神経が整って便秘の予防や改善が期待できます。

お腹のマッサージは、おへそを中心に腸の右下、上、左下と、右から左へ回すように行いましょう。

オレンジ・スイート、カモミール・ローマン、ジュニパーベリー、ラベンダー、レモン、ローズマリー、スイートマジョラムが便秘の改善をサポートする精油です。

5)アロマテラピーでむくみ対策

むくみは、心臓のポンプ機能の低下や血流やリンパの流れが悪いことで起こります。

また、顔のむくみでほうれい線になってしまうこともあります。

むくみには、利尿作用のある精油を使って足浴や足のマッサージを行うことが効果的です。

オレンジ・スイート、ひのき、ユーカリ、グレープフルーツ、ジュニパーベリー、シトロネラ、ペパーミント、ゆず、レモングラス、ローズマリー、ラベンダー、ブラックペッパー、スイートマジョラムなどがむくみ対策にオススメの精油です。





7.メディカルアロマテラピーとは?

メディカルアロマテラピーについて知りたい女性

1)メディカルアロマテラピーとは?

日本でも身近になったアロマテラピーですが、欧米では、疾病の予防や健康増進に役立つ医療のひとつとして、メディカルアロマテラピーが1990年頃から医療現場でとり入れられるようになってきました。

特に、ヨーロッパでは昔からハーブがとても身近な存在で、日々の暮らしのなかでさまざまな役割を果たしています。

植物から抽出されたアロマオイルを利用するため、人間の身体に生まれながらに備わっている自然治癒力を高めるはたらきがあるとされています。

しかし、日本ではリラクゼーションの視点から利用されるアロマテラピーが主流で、治療を目的としたものはあまり普及していないようです。

健康保険の適応外であることや、科学的な立証データが不足していることから、積極的にメディカルアロマテラピーをとり入れている病院はまだまだ少ないのが現状です。

しかし、ストレスが多い現代において、健康増進効果や病気の予防に役立つメディカルアロマテラピーの需要は高まっていくことでしょう。

2)メディカルアロマテラピーが取り入れられている診療科

現在、行われているメディカルアロマテラピーを以下に紹介します。

さまざまな診療科で活用されているアロマテラピーは、次の通りです。

  • 心療内科・精神科 うつ症状や不安、悩みの緩和
  • 産科・婦人科 月経前緊張症(PMS)や更年期障害、不妊症などの改善をはじめ、出産時の痛みの緩和
  • 皮膚科アトピー性皮膚炎の改善
  • 耳鼻科 鼻炎症状の緩和
  • 整形外科 血行障害や肩こりの緩和
  • 眼科・歯科 麻酔の補助的な役割で、緊張緩和

上記の治療には、植物の有効成分が濃縮された精油を嗅ぐことで脳に作用させる方法と、お肌への塗布や吸入、経口摂取によって臓器や各器官へ作用させる方法など効能によってアロマオイルの使用方法が違っているようです。

メディカルアロマテラピーについての詳細は、専門の病院やクリニックへお問い合わせください。


8.ちょっと気になるアロマテラピーのQ&A

アロマテラピーのQ&Aのイメージ

1)アロマセラピーは、アロマテラピーと同じ?違う?

同じです。

アロマテラピーは仏語の「Aromathérapie」を日本語で読んだものです。

一方、アロマセラピー―は英語の「aromatherapy」を日本語で読んだものです。

どちらも意味は同じです。

2)精油は薄めて食べたり飲んだりしてもよいですか?

精油は天然の植物オイルを濃縮された液体です。そのため、体内へ取り込むことには健康上のリスクがあります。

たとえ薄めても、食べたり飲んだりしないようにしましょう。

3)ポプリオイルはアロマテラピーでは使えないのですか?

使えません。

ポプリオイルは精油や合成香料を鉱物油やアルコール、その他の溶剤で希釈したものです。

精油と混同されがちですが、異なるオイルです。

そのため、アロマテラピーに使えるものではありません。

「アロマオイル」などの商品名がついているものもあるので、購入の前にラベル表示を確認しましょう。





9.アロマテラピーとエイジングケアのまとめ

アロマテラピーでエイジングケア!精油の香りで行う美肌対策のまとめ

アロマテラピーとはどのようなものなのか、その定義やアロマオイルの種類、効果、また注意すべき点についてご紹介しました。

いかがでしたか?

アロマオイルが、エイジングケアに役立つことがご理解いただけたのではないでしょうか。

リラックスしながらエイジングケアの効果もあるなら、試してみる価値はありますよね。

エイジングケア化粧品とあわせて、アロマオイルも試してみてはいかがでしょうか?

ただし、アロマテラピーにはちゃんと定義があって、正しく行うにはしっかりと知識を身に着けることが大切です。

また、アロマオイル(精油=エッセンシャルオイル)にはさまざまな種類があり、香りも効果も多様です。

そんなアロマテラピーに使うアロマオイルの香りは、人それぞれで好みがあります。

どんなにエイジングケアや美肌にいいからといって、嫌いな香りを使うのはかえってストレスになります。

だから自分の好きな香りでリラックスしながら行うことをオススメします。

ぜひ、アロマテラピーを上手に取り入れて美肌を目指してくださいね。

<参考書籍>

アロマテラピー事典  岩井ますみ 著 株式会社アントレックス

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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