タイトジャンクションは、バリア機能と敏感肌に深く関係!

タイトジャンクションが弱った女性

あまりその名をしられていないのですが、

お肌のバリア機能との関係で大切なのがタイトジャンクション。

タイトジャンクションが正しくはたらかないとバリア機能が低下して、敏感肌の原因になってしまうことも。

この記事では、そんなタイトジャンクションについて詳しくご紹介します。

バリア機能を守るための知識として理解していただければ幸いです。

エイジングケア保湿クリームを使って敏感肌を早く改善したい方は、こちらをご覧ください。

敏感肌とインナードライ肌の対策とエイジングケア

目次ちゃん

1.タイトジャンクションとエイジングケア

エイジングケアを意識する女性

タイトジャンクションという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

タイトジャンクションという言葉は、美容に詳しい方にも、まだあまり知られていません。

タイトジャンクションは、

英語ではtight junctionで、日本語では密着結合(みっちゃくけつごう)とも呼ばれます。

また、タイト結合と呼ばれることもあります。

タイトジャンクションは、お肌の中で隣り合う上皮細胞同士が密着し、お肌の中の成分が細胞と細胞の間を通過するのを防ぐ、結合のことです。

実は、このタイトジャンクションは、敏感肌エイジングケアに大きな影響を及ぼすバリア機能と深い関係があります。

だから、タイトジャンクションを守ることが、健やかでエイジレスな美肌をキープするための大切なポイントです。

この記事では、そんなタイトジャンクションを取り上げます。

「タイトジャンクションって一体何?」

「タイトジャンクションとバリア機能ってどんな関係があるの?」

「タイトジャンクションと敏感肌の関係は?」

などを知りたい方や敏感肌の方、エイジングケア世代の方に、ぜひ、知っていただければ幸いです。

なお、敏感肌全体について、知りたい方は、

敏感肌の改善のために!症状・原因と10のエイジングケア対策」をご覧ください。

<PR>

タイトジャンクションを守るオススメの保湿クリーム「ナールスユニバ」

ナールスユニバ

タイトジャンクションを守るオススメのクレンジングジェル「ナールスエークレンズ」

エークレンズ
<この記事の大切なポイント>
  • タイトジャンクションとは、細胞同士をくっつける接着装置のようなものです。
  • タイトジャンクションは、バリア機能の正常化のために大切な役割を担います。
  • タイトジャンクションが切れたり、緩んでしまうと、敏感肌になるリスクが高まります。
  • タイトジャンクションを守るには、紫外線、冷え、ストレスなどを避けることです。
  • タイトジャンクションを直接守るエイジングケア化粧品はありませんが、保湿をしっかりすることで、バリア機能は正常化できます。

2.タイトジャンクションとは何か?

タイトジャンクションについて説明する女性

1)お肌でも発見されたタイトジャンクション

タイトジャンクションとは、日本語で密着結合と呼ばれるとおり、細胞と細胞が密着するようシールのようにつながっている、タンパク質でできた構造体です。

簡単に言えば、タイトジャンクションとは、細胞同士をくっつける接着装置です。

タイトジャンクションは、胃や腸、肝臓、尿管、血管などにあることがわかっていましたが、かつてはお肌にはないと考えられていました。

しかし、研究が進み21世紀になって皮膚の表皮の顆粒層にもあることがわかったのです。

また、タイトジャンクションはまだ研究途上なので他の層にもある可能性があります。

2)タイトジャンクションのはたらき

このタイトジャンクションは、細胞同士を密着させることで、細胞と細胞の隙間をふさぐはたらきがあります。

その結果、

  • お肌の水分や栄養分などが外部に出ていくのを防ぐ
  • お肌の外から異物が入るのを防ぐ
  • イオンの透過を制御する

のです。

つまり、タイトジャンクションは、

角質層とともにエイジングケアの要であるお肌のバリア機能を維持するために、大きな役割を果たしているのです。

タイトジャンクションのモデル図

今まで、お肌との関係では、あまり知られていなかったタイトジャンクションですが、最近ではバリア機能の維持や敏感肌との関係で、注目を浴びつつあるのです。


3.タイトジャンクションとお肌のバリア機能

お肌のバリア機能

それでは、少し難しいのですが、タイトジャンクションとバリア機能の関係を説明します。

1)タイトジャンクションとカルシウムイオンの関係

最初に知っていただきたいのは、お肌の中のカルシウムイオンのはたらきです。

カルシウムイオンは、表皮の顆粒層にたくさんあります。

そして、表皮が健康にターンオーバーを行い、十分な潤いをもつ角層をつくるためには必要なものです。

なぜなら、表皮の基底層で生まれた細胞が角層細胞に変化するために、カルシウムイオンがスイッチのはたらきをしているからです。

つまり、カルシウムイオンが十分あれば、ターンオーバーは正常化し、逆に少なければ、停滞してしまうのです。

実は、このカルシウムイオンは、タイトジャンクションと深い関係があるのです。

健康なお肌の場合、タイトジャンクションが水分を保持するだけでなく、カルシウムイオンもしっかり保持しているのです。

だからこそ、ターンオーバーが正常にはたらき、健康な角質が生まれることで、バリア機能も維持されているのです。

つまり、タイトジャンクションは、カルシウムイオンを保持することで、バリア機能を担っているのです。

2)タイトジャンクションとお肌の弱酸性

もう1つ、タイトジャンクションには、エイジングケアにとっての好ましいはたらきがあります。

それは、角質層を弱酸性に保つはたらきです。

角質層が弱酸性に保たれている女性

その結果、セラミドなどの角質細胞間脂質天然保湿因子(NMF)のひとつであるアミノ酸のもととなる成分の代謝が正常な状態をキープするのです。

また、表皮常在菌のバランスも保つことができるのです。

バリア機能と言えば、角層にあるセラミドなどの細胞間脂質に注目が集まっていますが、実際は、セラミドだけではなく、タイトジャンクションとのコラボレーションによって支えられているのです。

つまり、タイトジャンクションは角質を正常な状態に保つには必須の機能なのです。

3)タイトジャンクションと自然免疫

さらに、興味深いのは、タイトジャンクションと自然免疫の関係です。

細菌やウイルスなどをはじめとする病原体が皮膚から入ってくると、炎症が起こってお肌が荒れてしまいます。

炎症は、自然免疫がはたらいている証拠なのですが、この免疫を働かせるセンサーは、たんぱく質の1種であるToll様受容体(トルようじゅようたい、Toll-like receptor)(略号TLR)です。

このたんぱく質が、病原体を認識すれば、タイトジャンクションに信号が送られ、バリア機能を高めるようになります。

このようにタイトジャンクションには、免疫の影響を受けてバリア機能を守るはたらきもあるのです。

こうしてみると、人の身体は非常によくできていて、健やかな状態なら自然にエイジングケアができることがわかります。

エイジングケア化粧品に過度に頼るよりも、身体全体の健康を維持することが大切なこともわかりますね。


4.タイトジャンクションが弱まる要因

タイトジャンクションが正常な女性のお肌

残念ながら、タイトジャンクションも鉄壁ではなく、様々な影響で弱ってしまうことがあります。

それらは、主にエイジング、紫外線、ストレスなどです。

そして、その影響でお肌の乾燥や敏感肌をもたらす場合もあるのです。

エイジングケアの大切なポイントは、バリア機能を正常化させるスキンケアなので、タイトジャンクションを意識することも大切です。

1)紫外線のタイトジャンクションへの影響

紫外線がお肌に悪影響を与えることはよくご存じだと思います。

紫外線を浴びると、活性酸素によるダメージで、タイトジャンクションも切れ切れの状態になってしまうのです。

その結果、バリア機能が低下してしまいます。

紫外線のダメージについては、光老化をはじめお肌の酸化など、エイジングケアにとっては問題が大きいので、すでによくご存じだと思います。

タイトジャンクションにも悪影響を与えることを意識して、1年中紫外線対策を行いましょう。

タイトジャンクションを守る紫外線対策グッズ

紫外線対策は、「スポーツを楽しむ女性のためのスキンケアの基本~10年後、20年後も健やかで美しい素肌のままでいるために~」が、とても役立ちますので、ぜひ、読んでみてください。

2)冷え性や低体温のタイトジャンクションへの影響

お肌の温度が低下すると、タイトジャンクションの動きが弱まり、カルシウムイオンが流出します。

その結果、バリア機能が低下してしまいます。

寒い冬の時期、冷え性、ストレス、睡眠不足、血行不良なども体温が低下する原因となります。

また、体温の低下は自然免疫も低下させることになるので、タイトジャンクションとのコラボレーションも弱まってしまいます。

このため、体温を低下させないようにすることは、お肌のバリア機能を正常に保つことにつながるのです。

その点からは、温活もお肌のエイジングケアの大切な活動だと言えます。

特に、女性の社会進出が当たり前になった現在、エイジングケア世代の女性がストレスや不眠に悩むケースが増えています。

タイトジャンクションをしっかりはたらかせるためには、「身体を温めること」をもっと強く意識した方がよいのはないでしょうか。

3)ストレスのタイトジャンクションへの影響

ストレスもタイトジャンクションに悪影響を与えることがわかってきました。

それは、肌荒れは、ストレスによって活性酸素が発生することや末梢神経の収縮で体温が下がるからです。

ストレスを感じる女性

つまり、ストレスも紫外線や低体温と似た影響をお肌に与えるのです。

もちろん、喫煙も酸化ストレスの原因になりますし、睡眠不足も同様です。

タイトジャンクションを守るには、過度なストレスを避けるようにしましょう。


5.敏感肌とタイトジャンクション

敏感肌に悩む女性

1)タイトジャンクションを守って敏感肌対策

紫外線、冷え、ストレスなどはタイトジャンクションを弱める要因で、その結果、バリア機能が低下します。

このようにタイトジャンクションは、バリア機能と深くかかわっていますから、それが損なわれると敏感肌をもたらすリスクが高まることは、おわかりいただけると思います。

さて、そんな敏感肌とタイトジャンクションの関係で興味深い研究があります。

敏感肌の方は、皮膚の神経線維が表皮にまで突き出している場合が多いのです。

健康なお肌の場合は、神経線維は真皮にとどまり、表皮まで突き出すことはありません。

敏感肌に悩む女性

しかし、敏感肌の場合、表層まで神経が伸びているため、刺激を感じやすいのです。

これは、タイトジャンクションが切れてしまったり、緩んでしまった結果、神経線維が表皮まで突き出した可能性があります。

このように、タイトジャンクションのはたらきの低下や構造の変化は、敏感肌の原因になりうるのです。

だから、敏感肌を防ぐための手段の1つは、タイトジャンクションを守ることとも言えますね。

2)敏感肌対策は、CE(コーニファイドエンベロープ)も大切

お肌悩みは、様々ありますが、中でも最近増えているのが敏感肌。

敏感肌は、乾燥肌がひどくなった肌質ですが、肌老化も進みます。

だから敏感肌の方は、ほうれい線しわなども目立ちやすいのです。

そんな敏感肌は、タイトジャンクションだけではなく、

角質細胞を包む膜であるCE(コーニファイドエンベロープ)などもかかわっています。

タイトジャンクションはもちろん大切ですが、敏感肌を予防したり、改善するには、他の要素も意識しましょう。


6.タイトジャンクションとエイジングケア化粧品

エイジングケア化粧品

1)保湿を中心としたエイジングケアで敏感肌予防

タイトジャンクションのはたらきを直接高めるエイジングケア化粧品はありません。

だから、エイジングケア化粧品で行えることは、紫外線対策と保湿です。

先ほども触れたとおり、紫外線対策はしっかりと行いましょう。

次に、保湿ももちろん大切な要素。

エイジングケア化粧品などでしっかりと保湿を行うことが、間接的にタイトジャンクションを正常に維持します。

したがって、バリア機能を維持するためのエイジングケア化粧品としては、セラミドなどの保湿力の高い成分やナールスゲンなどの時間をかけて水分をしっかり保持するエイジングケア化粧品成分を配合したものを選びましょう。

他にも、ヒアルロン酸コラーゲンプロテオグリカンなどの保湿力の高い成分もあるので、これらの成分の配合されたエイジングケア化粧品もよい選択肢です。

これらは水溶性成分なので保湿化粧水エイジングケア化粧水エイジングケア美容液で補いたい成分です。

一方、油溶性の保湿成分であるワセリン、スクワラン、シアバターなどは皮脂からできる皮脂膜に近いはたらきがあります。

これらは、保湿クリームで補いましょう。

また、ホホバオイルやアルガンオイルなどの美容オイルも保湿を行ってタイトジャンクションを守ってくれます。

上手にエイジングケア化粧品を活用して、乾燥肌の予防や改善に役立て、タイトジャンクションを守りましょう。

なお、保湿に関しては「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」に詳しく解説していますので、ご参考にしてください。

ナールスゲン配合のエイジングケアローション「ナールスピュア」

また、すでに敏感肌の方は、より慎重にエイジングケア化粧品を選ぶ必要があります。

敏感肌の化粧品の選び方は、

敏感肌化粧品の選び方は、ランキングやイメージでは危ない!

敏感肌化粧水の選び方は、ランキングより正しい知識で!」を参考にしてください。

2)タイトジャンクション形成をサポートする成分「POs-Ca」

POs-Ca(リン酸化オリゴ糖カルシウム)という成分は、ジャガイモ由来の澱粉からつくられた成分です。

POs-Caは、すでにオーラルケアやスキンケアで実績のある成分です。

POs-Caはもともと、食品原料であり水溶性のカルシウム素材で安全性の高い成分です。

このPOs-Caは、実験でタイトジャンクションの形成をサポートすることがわかっています。

ただし、成分としての実験であり、これを配合したエイジングケア化粧品が必ずしもタイトジャンクション形成をサポートするわけではありません。


7.クレンジングや洗顔でタイトジャンクションを守ろう

クレンジングの方法を考える女性

バリア機能を低下させる原因の1つに間違ったクレンジングや洗顔があります。

また、刺激の強い洗顔料クレンジング料を使うこともバリア機能を低下させて、結果的にタイトジャンクションを弱体化させることになってしまいます。

だから、タイトジャンクションを守るためには、クレンジングや洗顔にも注意が必要なのです。

特にエイジングケア世代では注意するよう心がけましょう。

タイトジャンクションを守るためには、エイジングケア専用のクレンジング料や洗顔料、アミノ酸系界面活性剤を使ったクレンジング料や洗顔料がオススメです。

すでに敏感肌の方は、クレンジングミルク、クレンジングクリーム、クレンジングジェルなどで敏感肌用クレンジング料を選びましょう。

メイクや汚れなどを落とすプロセスもタイトジャンクションを守るために優しさが大切なのです。


8.まとめ

タイトジャンクションのまとめ

いかがでしたか?タイトジャンクションが、エイジングケアの要であるバリア機能と深い関係にあることがおわかりいただけたのではないでしょうか?

また、敏感肌にはタイトジャンクションのはたらきの低下がかかわっていることもご理解いただけたと思います。

聞きなれない言葉に戸惑われたと思いますが、エイジングケアを考える上で、大切なキーワードの1つなので、ぜひ、タイトジャンクションを意識した温活などにも取り組んでみてはいかがでしょうか。

もちろん、紫外線対策、ストレスを減らす対策やエイジングケア化粧品による保湿も大切。

さらに、優しいクレンジングと洗顔でタイトジャンクションを守ることも大切です。

ぜひ、しっかりとタイトジャンクションが正常にはたらくエイジングケアで敏感肌を防ぎましょう。

関連記事

敏感肌の改善のために!症状・原因と10のエイジングケア対策

続きを読む

CE(コーニファイドエンベロープ)とは?敏感肌なら意識しよう!

続きを読む

ゆらぎ肌は、正しいエイジングケアで改善!敏感肌になる前に

続きを読む


nahlsエイジングケアアカデミーを訪れていただき、ありがとうございます。

nahlsエイジングケアアカデミーでは啓発的な内容が中心ですが、
ナールスコムでは、ナールスブランドの製品情報だけでなく、
お客様にご参加いただいた座談会や
スキンケア・エイジングケアのお役に立つコンテンツが満載です。

きっと、あなたにとって、必要な情報が見つかると思います。
下記から、どうぞ。

ナールスゲン配合エイジングケア化粧品なら「ナールスコム」