ほうれい線の改善・解消にコラーゲンは効果があるのか?

ほうれい線が気になる女性

コラーゲンといえば、化粧品、ドリンク、サプリメント、美容医療に使われる超メジャー成分です。

そんなコラーゲンは、お肌の中ではどんな役割を果たしているのでしょうか?

また、外から補うコラーゲンで、ほうれい線を改善すること、消す・なくすことは可能なのでしょうか?

この記事では、そんなコラーゲンとほうれい線ケアの関係に迫ってみます。

ほうれい線のエイジングケアで上手にコラーゲンを取り入れたい方は必見です!

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1.コラーゲンをほうれい線ケアに活かしたいあなたへ

ほうれい線ケアを活かしたい女性

「ほうれい線の改善・解消にコラーゲンは効果があるのか?」をお届けします。

お肌にあるコラーゲンが十分で健やかだと、確かにほうれい線は目立ちません。

だから、「外から補うコラーゲンで、ほうれい線を消すことができるんじゃないの?」そんな期待を持つアラサーやアラフォーの女性もいるのではないでしょうか?

コラーゲンといっても、お肌の真皮にある自分自身のコラーゲンから、化粧品、サプリメント、ドリンク、ゼリーなどの食品、美容医療で使う注入用の医薬品まであります。

実は、それぞれ使い方や期待できる効果も異なります。

だから、一言で「コラーゲンはほうれい線の改善や解消に有効?」という質問に回答することは難しいのです。

そこで、この記事では、自分自身のコラーゲンのお肌の中での役割やはたらき、ほうれい線との関係について整理します。

その上で、コラーゲンが美容や美容医療でどんな使い方ができるのかを踏まえて、ほうれい線の改善や解消にどこまで有効なのかを検証してみます。

「肌のコラーゲンが十分だとほうれい線は目立たない?これは正しい?」

「コラーゲン化粧品でほうれい線がなくなるの?無理なの?」

「ほうれい線ケアのためのコラーゲンを増やす美容成分はある?ない?」

「コラーゲンドリンクを飲むとほうれい線が薄くなるって本当?ウソ?」

「プチ整形でコラーゲン注入があるって聞いたけど安全なの?効果の持続性は?」

などの疑問がある方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。

<コラーゲンとほうれい線を動画で学ぶなら>

ほうれい線を消す対策って?

コラーゲン化粧品って本当は?

<コラーゲンをサポートするほうれい線ケアなら>

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プルプル肌診断

<この記事の大切なポイント>
  • お肌のコラーゲンは、真皮にあってその70%を占めている、お肌のハリやツヤのためにはたらく大切な成分です。つまり、ほうれい線が目立たないのはコラーゲンが十分にあるからです。
  • コラーゲンは美容やほうれい線対策という点では、化粧品、食品(サプリメント・ドリンク・ゼリーなど)、コラーゲン注射の3つで使われます。これらは元から肌にあるものとは異なります。また、ほうれい線への効果も異なります。
  • コラーゲンの化粧品成分としての役割は、保湿です。だから、乾燥肌で目立つほうれい線以外を消すことはできません。
  • コラーゲンの食品では、コラーゲンペプチドは細胞レベルに到達する可能性も示唆されています。最近ではエビデンスも発表されシワへの改善効果が期待できそうです。しかし、深いほうれい線の改善や解消にどこまで効果的かはよくわかりません。
  • コラーゲン注射は、ほうれい線を即効的に改善する美容医療の手段の1つです。
    お手軽でリスクも低いので人気ですが、アレルギーリスクがあるので、事前パッチテストが必要です。

2.ほうれい線とは?その原因と種類

ほうれい線が気になる女性

ほうれい線で悩んでいるのは、エイジングケア世代の女性だけではありません。

20~30代でもほうれい線に悩む女性が増えています。

ほうれい線は、医学医的には鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれる溝です。

ほうれい線とは大きくて深いシワ、だと思っている人も多いと思いますが、違うのです。

そんなほうれい線は、加齢で目立つ場合もあれば、若い人でもできてしまうこともあります。

まずは、ほうれい線の原因について詳しく見ていきましょう。

1)ほうれい線の原因

ほうれい線の根本的な原因は、「顔のたるみ」で、口元と頬の間の溝が目立ってしまうことです。

では、なぜその溝が目立つ「たるみ」が起こるのかについて詳しく見ていきましょう。

①真皮の衰え

ほうれい線の原因となるたるみをもたらす1つの要素は、真皮の衰えです。

加齢によってコラーゲンエラスチンなどの肌のハリ・弾力を保っていた成分が減少します。

また、線維芽細胞も衰えるので、コラーゲン、エラスチンを新しくつくる力も衰えます。

だから、真皮が衰えてくると肌がたるんでほうれい線が目立つのです。

コラーゲンが減少したり劣化したりする原因は加齢だけではありません。

紫外線を浴びたことでのダメージの蓄積やストレスによって体内に活性酸素が増えることでも細胞を傷つけて、肌のハリや弾力を衰えさせてしまうのです。

<参考記事>

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デスクワークやスマホ、テレビで表情筋が衰える女性

スマホとたるみやほうれい線の関係は、「スマホ習慣がたるみやシワ、老け顔の原因!美肌への影響は?」をご覧ください。

また、表情筋の対策には、「ほうれい線解消は表情筋対策と顔の運動・エクササイズで!」をご覧ください。

②皮下脂肪の肥大化

表情筋が衰えてくると、筋肉の上にある皮下脂肪も支えきれなくなります。

年齢とともに、からだと同様に顔にも脂肪がつきやすくなりますね。

筋肉にハリがあれば脂肪も目立ちませんが、土台がたるんでしまうと脂肪の重みで肌もたるんでしまうので、ほうれい線が目立つようになるのです。

この3つが主にたるみの原因となるのですが、ほかにも原因となる要素があります。

③そのほかのほうれい線の原因

なども、コラーゲンの減少に関わり、ほうれい線をつくる原因となります。

また、顔のむくみもほうれい線の原因になることもあります。

それについては、「ほうれい線の意外な敵!むくみによるたるみの対策とは?」をご覧ください。

<参考記事>

Oゾーンから始めるほうれい線ケアを飯塚美香さんがご紹介!

2)ほうれい線とお肌の乾燥の関係

①乾燥肌も薄いほうれい線の原因に!

実は、お肌の乾燥もほうれい線の原因になります。

乾燥といえば、肌のカサつきなどが気になると思いますが、肌理(キメ)が乱れて粗くなり、お肌の透明感が失われることもあります。

その結果、くすみが目立ったり、目元の乾燥によって小じわ・ちりめんじわが目立つこともよく知られています。

乾燥によるほうれい線を気にする女性

また、口元が乾燥すると、それほどたるみが深くない場合でも、溝が深く見えることがあります。

これが、乾燥によるほうれい線が、目立ちやすくなる理由の1つです。

高校生なのになぜほうれい線が目立つなどの場合は、乾燥が原因のこともよくあります。

②乾燥肌を放置すると、深いほうれい線の原因に

さらに、乾燥肌を放置すると、お肌の老化が進んで、深いほうれい線ができるリスクもあります。

それは、表皮だけに受けていたダメージが、次第に真皮にもおよぶからです。

健やかな肌は、一番上の角質層というところが適度な潤いを保っていて、しっかり「蓋」をしてくれていることにより、ホコリや細菌などの肌にダメージを与える外部刺激から守っています。

ところが、肌が乾燥すると肌のバリア機能が低下します。

そして、未成熟な角質細胞が角質を満たしてしまいます。

その結果、肌は外部刺激を受けやすくなり、肌荒れ大人ニキビなどのトラブルが増えるだけでなく、それを放置すれば真皮にもダメージを与えてしまいかねないのです。

真皮がダメージを受けると、コラーゲンやエラスチンにも影響がありますから、ゆくゆくはほうれい線の原因となる可能性があるのです。

3)ほうれい線の種類の真実は?

今、ほうれい線についてその原因を幅広く考えてみました。

ほうれい線は、もとからある「溝」ですから、目立つか、目立たないかは別として、誰にでもあるものです。

そして、ほうれい線は、大きくは2つに分かれます。

  • 1つは、たるみがない、少ないのに乾燥肌など表皮の問題で目立ってしまうもの。
  • もう1つは、たるみ自体が原因の深いほうれい線です。

これは、別のものという言い方もできますが、ほうれい線が年齢とともに目立ちやすくなっていくプロセスそのものとも言えるのです。

つまり、多くの場合、20代や30代前半で目立つほうれい線は、骨格などの問題を除けば、「溝」が乾燥によって目立つタイプのほうれい線です。

ところが、それを放置したり、年齢を重ねると「たるみ」も加わります。

そして、だんだんと深いほうれい線になってしまうのです。

つまり、別のものというよりほうれい線のステージ、進行具合が違うと考えてもよいのかもしれません。

さて、そんなほうれい線に、コラーゲンはどこまで効果があるのでしょうか?

<参考記事>

ほうれい線のタイプは、たるみの種類と骨格の違いで決まる!

ほうれい線は骨粗鬆症で目立つ!更年期のエイジングケア


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3.コラーゲンの役割とエイジングケア・アンチエイジング

コラーゲンという言葉を知らない人はいないでしょう。

お肌のハリを保つためはたらく成分ですね。

コラーゲンでほうれい線の悩みが改善した女性

ところが、コラーゲンとはどのようなものなのか、エイジングケアにどう役立つのか、ということを正しく理解できている人は 意外と少ないかもしれません。

そこで今回は、コラーゲンとは?ということ以外に、ほうれい線改善に役立てるためにはどのような方法があるのかというところもあわせてお話したいと思います。

1)コラーゲンとは?

コラーゲンについては、「コラーゲンのエイジングケアとアンチエイジングにおける効果と役割」で詳しく取り上げているので、ここではポイントを整理しますね。

コラーゲンは「膠原線維(こうげんせんい)」とも呼ばれ、肌だけでなく、骨や関節などからだのさまざまなところにある成分です。

その正体は、たんぱく質なんですね。

つまり、アミノ酸でできているのです。

そして、からだにあるたんぱく質のうち30%を占めています。

そしてそのコラーゲンのうち、40%はお肌にあります。

そんなコラーゲンは、お肌の真皮の70%も占めているのです。

2)お肌のコラーゲンの役割

コラーゲンというと、フカヒレとか豚足とか手羽先とか、なんだかプルプルしたもののイメージがありますね。

でも、あれはコラーゲンを加熱した状態の「ゼラチン」(膠=にかわ)で、肌の中の通常の状態ではないのです。

お肌にあるコラーゲンは、それほど伸縮性はありませんし、また、プルプルとは違うのです。

お肌のコラーゲンは、ネットのような構造をつくって、エラスチンとともに肌の構造をつくっているのです。

それは、コラーゲンが、3本の鎖でコイルのようになった螺旋状をして真皮に張り巡らされていることでできる役割です。

コラーゲンの構造

そんなコラーゲンを美しい形に整えるのを助けるのが、ヒートショックプロテイン(HSP)47というたんぱく質です。

真皮では、HSP47でキレイにつくられたコラーゲンとエラスチンがお肌の構造を形づくるとともに、弾力をもたらし、その間をヒアルロン酸プロテオグリカンが埋めることでプルプルの肌をつくっているのです。

そんなコラーゲンの中で、お肌に多いのはⅠ型コラーゲンⅢ型コラーゲンです。

中でもⅢ型コラーゲンは「若さのコラーゲン」とも呼ばれていますが、これが減るとほうれい線やシワが目立ちやすいのです。

3)コラーゲンと年齢の関係

肌に大切なコラーゲンですが、残念ながら年齢とともに減少していきます。

30代半ばをピークに、40歳を過ぎると徐々に減少していきます。

<コラーゲンと年齢の関係>

コラーゲンとエラスチンの加齢にともなう変化のグラフ

実際、どのくらいのコラーゲンが肌にあるのかというと、「体重 × 0.024」で計算することができます。

しかしこれは標準の量ですから、肌のダメージが大きい場合にはこの計算で出した量よりもずっと少ないということも。

年齢を重ねると真皮の新陳代謝が悪くなり、コラーゲンをつくり出すスピードが遅くなっていきます。

その結果、どんどんお肌がたるんできてしまうのです。

肌の弾力を保ち、ほうれい線をつくらずに若々しくいるためには、いかにしてこのコラーゲンの代謝を高めるかということも大事なのです。

コラーゲンがたくさんできるからだや肌は、スキンケアだけでできることではなく、食生活をはじめとするアンチエイジングを意識した生活習慣こそが大切なのです。

4)コラーゲンのほうれい線改善への3つのアプローチ

肌の弾力を支えるコラーゲンが減少していくことが、ほうれい線の原因の1つでした。

それでは、コラーゲンさえ補給できればほうれい線を改善できるのではと思われますが、そうは簡単にいかないのですね。

コラーゲンをほうれい線ケアや改善に役立てる方法としては3つあります。

①コラーゲン配合の化粧品を使うこと

化粧水や美容液など、コラーゲン配合のエイジングケア化粧品はたくさん出ていますね。

それが実際にどのような効果を及ぼすのか、ということを次の章でお話しします。

②コラーゲンを直接経口摂取すること

コラーゲンを食べた翌日はお肌がプルプルになる!?コラーゲンのサプリメントやドリンクもいろいろありますね。

これらは本当にお肌の弾力を回復するのに役立つのでしょうか。

③コラーゲンを肌に直接注入すること

美容整形も切らずに施術できるものが増えて、簡単に見た目を変えられるので人気が高まっていますね。

昔ほどハードルも高くないようです。

コラーゲンを肌に注入するということの効果やメリット、デメリットについてもお話しします。


4.コラーゲン化粧品のほうれい線改善の効果は?

コラーゲンがほうれい線に効果があるのか考える女性

肌に欠かせないコラーゲンですが、化粧品では実際ほうれい線を改善する効果があるのでしょうか。

コラーゲンは真皮にあるものですから、化粧品として外側から塗っても失ったコラーゲンを補給することはできません。

ここが意外と誤解の多い点だと思います。

コラーゲン配合と書かれていると、コラーゲンが増えるような錯覚を起こしますよね。

ところが、肌にあるコラーゲンと化粧品に配合されているコラーゲンとは違うものなので、肌の弾力を回復するためのコラーゲンを補給することは出来ないのです。

そもそも化粧品は、塗っても角質層より奥の真皮までは浸透しないのです。

じゃあコラーゲン入りって無駄なの?というと、そんなことはありません。

化粧品のコラーゲンは、肌表面や角質層で肌の保湿をするという役割があります。

角質層をしっかりと潤すことができれば、肌のバリア機能が向上し、ターンオーバーも正常化しますし、結果的に真皮を守ることにもつながります。

通常のコラーゲンは非常に分子が大きいので、肌に塗ってもなかなか浸透しませんが、お肌の表面で水分の蒸発を防ぎます。

一方、低分子コラーゲン(加水分解コラーゲン)は角質層までしっかり浸透し、水分を保持する役割があるのです。

肌をたっぷり保湿することができれば、ハリやツヤを取り戻し、乾燥によるしわなども目立たなくなります。

ほうれい線には浅いものと深いものがありましたが、浅いものであれば、保湿をしっかりすることで、目立たなくするのは可能なのです。

つまり、コラーゲンは優れた保湿成分ですから、エイジングケアには欠かせないものです。

コラーゲン化粧品では、たるみが原因の深いほうれい線を消すことはできませんが、乾燥さえ改善すれば、浅いほうれい線は改善が可能です。

つまり、コラーゲンはほかの保湿成分と同様に、乾燥によるほうれい線ケアの保湿成分としてよい選択肢の1つです。

なお、コラーゲン化粧品についての詳しい情報は、「コラーゲン化粧品の種類と効果!エイジングケアに大切?」をご覧ください。


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5.コラーゲンサプリ、ドリンクのほうれい線への効果は?

コラーゲンペプチド配合のサプリメント

では、さまざまあるコラーゲンサプリメントやドリンクは、ほうれい線に効果が期待できるのでしょうか。

コラーゲンというとサプリメントやドリンクなど本当にたくさんの商品が出ています。

値段も手頃なものから非常に高価なものまで幅広くありますが、本当に肌に効果があるのでしょうか。

効果があるとする説と、コラーゲンを摂ってもそのままコラーゲンに変換されるわけではないし、分解されるのでコラーゲンとしてからだに吸収されないから意味がない、という声もあります。

実は、コラーゲンについては、まだまだわかっていないことも多いのですが、コラーゲン食品で本当に肌の弾力が回復するという研究報告もあります。

ここでは、コラーゲンのサプリメントやドリンクのほうれい線への効果を確認してみます。

1)サプリやドリンクはコラーゲンペプチド

コラーゲンは、たんぱく質ですから、アミノ酸が集合してできたものです。

コラーゲンを加熱して加工すると、「コラーゲンペプチド」になります。

コラーゲンペプチドとは低分子コラーゲン、加水分解コラーゲンとも呼ばれます。

これは、コラーゲンとアミノ酸の中間的な物質で、多くのコラーゲンサプリメントは、コラーゲンペプチドとして加工されています。

<コラーゲン・ゼラチン・コラーゲンペプチドの関係>

コラーゲン・ゼラチン・コラーゲンペプチドの関係を表した図

2)コラーゲンペプチドの肌やほうれい線への効果

コラーゲンペプチドは、水に溶けやすく、消化吸収性も高い性質を持っています。

そして、「コラーゲンペプチド」で摂ると、一部はアミノ酸に分解されずにコラーゲンペプチドのまま、血管や細胞の中に吸収されることもわかってきました。

一例を示すと、ラットにコラーゲンペプチドを食べさせた30分後に、骨や関節、皮膚などに運ばれている実験データもあります。

また、皮膚のバリア機能と保湿性に関する研究では、活性型のコラーゲンペプチドが表皮だけでなく真皮にもはたらきかけることがわかりました。

真皮にある線維芽細胞に作用して、肌のハリをよくする遺伝子が活性化することで、皮膚が潤い、柔らかさが改善したそうです。

ラットでの実験結果ではありますが、人の肌でも同じ作用がある可能性もあります。

また、コラーゲンペプチドはコラーゲンの成分になるのではなく、線維芽細胞に命令を与えてコラーゲンをつくる指令をだしているのではないかという仮説があります。

これまで摂っても無駄だとされていたコラーゲンですが、コラーゲンペプチドの形で摂れば、肌や体内でコラーゲンを増やすことができるのかもしれません。

その可能性を裏づけるように、コラーゲンのしわ改善効果を示す臨床研究結果も報告されています。

ほうれい線ではなくしわですが、原因は似ているので参考にできる情報です。

そんなコラーゲンサプリメントについては、次の記事も参考にしてください。

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3)おすすめは魚由来のコラーゲン

では、コラーゲンサプリは、魚由来と動物由来ではどちらが良いのでしょうか?

動物由来よりも魚由来のコラーゲンのほうが吸収性がよいのでベターです。

中でも、香料、着色料、防腐剤をはじめとする一切の添加物を含まない天然海水魚由来のマリンコラーゲンがおすすめです。

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<低分子純粋コラーゲンを試した方々のお声>

実際に、天然海水魚由来のマリンコラーゲンを試された方々の声をご紹介します。

ナールスエイジングケアアカデミーのエイジングケアひろばで、サポーターを務めていただいている皆様のお声です。

いずれの方も、味や匂いなどを感じないというマリンコラーゲンの特徴を実感されています。

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4)深いほうれい線へのコラーゲンの効果に過度な期待はしない

とはいっても、まだまだ研究段階なので、すべてが解明されているわけではありません。

ですから今の段階では、コラーゲンのサプリメントやドリンクで、すぐにたるみによるほうれい線を改善するとまではいえないのです。

コラーゲンに限らず、たんぱく質は、美肌や健康に欠かせない栄養素ですから、しっかりと食べ物で摂ることが基本です。

また、ビタミンCにはコラーゲンを増やすはたらきがあるので、これらが豊富なアセロラやレモンなどのフルーツ赤パプリカやキャベツなどの野菜を積極的に摂りましょう。

バランスの良い食べ物

その上で、不足すればサプリメントなどで補いましょう。

なお、美肌と食べ物や飲み物については、「美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで」や「ほうれい線を予防・改善する食べ物・飲料・栄養素と食べ方は?」を参考にしてください。


6.コラーゲン注入のほうれい線への効果は?

それでは、直にほうれい線にコラーゲンを注入する方法の効果はどうでしょうか?

コラーゲン注射は、美容外科や美容クリニックなどで行われている施術の1つです。

施術時間も短く、即効性を感じられることから、とても人気があります。

コラーゲン注入で勘違いしてはいけないのは、注射でコラーゲンを肌に入れたとしてもコラーゲンがそのまま増えるわけではありません。

肌の弾力が元通りになったり、減少したコラーゲンが復活するわけではないのです。

ではなぜコラーゲン注入が人気なのか、それはコラーゲンを注入することでしわやたるみでへこんでしまったところを、部分的ではありますが盛り上げることができる、その効果に即効性があるからです。

しぼんでしまった風船に空気を入れるようなイメージでしょうか。

肌も下から盛り上げると表面にハリが出て、へこみが目立たなくなるということです。

しかし一時的にふっくら見える効果はありますが、たるみによるほうれい線を根本から改善することはできません。

ほうれい線治療を行う医師

1)コラーゲン注入のメリット

なんといっても施術時間が短いこと。

10~15分程度で終わります。

しかも切らない美容整形ですから、施術当日からメイクが可能です。

痛みに弱い方には、麻酔も用意されているので安心です。

これが、ほうれい線治療のコラーゲン注射のメリットです。

2)コラーゲン注入のデメリット

コラーゲンは元々人のからだの中にあるものです。

ですから、時間が経てばからだに吸収されてしまいますから、1度やればほうれい線治療は終わり、ではありません。

効果の持続期間には個人差がありますが、およそ3ヶ月から半年、長くても1年くらいで繰り返し行う必要があります。

また、コラーゲン注入はたんぱく質なので、人によってはアレルギーが起きることもあります。

こうした点が、ほうれい線治療のコラーゲン注射のデメリットです。

通常は、動物由来のコラーゲンを使う場合は事前に皮下テストを行い、アレルギーがでないかどうか確かめてから施術をします。

施術の仕上がり具合も医師の経験や技術力に左右される場合があり、高い料金を払ったのに満足いかない!ということのないように、納得がいくまでカウンセリングを受けたり、経験豊富な医師に施術してもらうことをおすすめします。

なお、ほうれい線の美容医療については、「ほうれい線は美容皮膚科で消す!クリニックと施術の選び方」や「美容整形でほうれい線を消したい!施術の種類と選び方」をご覧ください。

<コラーゲン注射によるほうれい線治療の美容クリニックを探すなら>

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7.ほうれい線のエイジングケアならコラーゲンを増やす成分を

コラーゲンを増やすエイジングケア化粧品

エイジングケア化粧品成分の中には、コラーゲンを増やすはたらきをするものがあります。

必ずしもそれが入ったエイジングケア化粧品を使ってコラーゲンが増えることにはつながりませんが、予防美容的なほうれい線対策が期待できます。

コラーゲンを増やすエイジングケア化粧品成分には次のようなものがあります。

1)ナールスゲン

ナールスゲンは、京都大学と大阪市立大学の共同開発で誕生した新しいエイジングケア化粧品成分です。

分子量が約321.26ダルトンという極めて小さく、肌の奥にまで浸透しやすい水溶性のアミノ酸誘導体です。

コラーゲン以外でもエラスチン、ヒートショックプロテイン(HSP)47、しわやほうれい線を予防するヒートショックプロテイン(HSP)70などを増やすはたらきがあります。

また、お肌表面で抗酸化物質グルタチオンを増やす作用、紫外線による光老化抑制作用、ヒアルロン酸の産生を高める作用も認められています。

だから、ほうれい線ケアにおすすめです。

2)ネオダーミル

ネオダーミルは、2013年にパリで開催されたin-cosmeticsという化粧品原材料の国際展示会では、栄えあるイノベーションアワード金賞を受賞したエイジングケア化粧品成分です。

成分は単一ではなく、グリセリン、水およびメチルグルコシド6 リン酸・銅・リシンプロリン複合体の混合物となっています。

ネオダーミルは、Ⅲ型コラーゲンを増やすことが大きな特徴です。

3)ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体もコラーゲンの生成をサポートします。

また、皮脂をコントロールするので毛穴ケアにも使えます。

さらに、メラニンを還元して美白作用も発揮します。

だから、ビタミンC誘導体は、ほうれい線のエイジングケだけでなく、さまざまな肌悩み肌老化で使いたい成分です。

ただし、刺激性があることが欠点です。

ビタミンC誘導体は、水溶性ビタミンC誘導体油溶性ビタミンC誘導体両親媒性ビタミンC誘導体の3種類があり、美容液にはいずれもが使われます。

水溶性ビタミンC誘導体では、「リン酸アスコルビン酸3Na」、「リン酸アスコルビルNa」、「リン酸アスコルビルMg」「VCエチル」などが代表的です。

油溶性ビタミンC誘導体では、「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(VCIP)」が刺激も少なく、持続性、浸透性が高い成分として知られています。

両親媒性ビタミンC誘導体には、「APPS(アプレシエ)」という高い浸透力があり刺激も比較的少ない成分があります。

最近では、セラミドプロモーターという両親媒性ビタミンC誘導体も登場しています。

4)ビタミンA誘導体

ビタミンA誘導体は、油溶性成分です。

レチノールやそれを改良したレチノイン酸トコフェリルなどがあります。

ターンオーバーの促進、コラーゲンの生成促進などの作用があります。

効果は期待できる一方で、刺激が強いので注意が必要です。

5)アセチルデカペプイド-3

アセチルデカペプチド-3は、FGF(線維芽細胞増殖因子)様のエイジングケア化粧品成分として注目されています。

FGFと似たはたらきをするので、コラーゲンを増やすはたらきがあります。

だから、ほうれい線ケアにおすすめです。

6)ニールワン

ポーラ リンクルショット メディカル セラム Nに配合されている「ニールワン(三フッ化イソプロピルオキソプロピルアミノカルボニルピロリジンカルボニルメチルプロピルアミノカルボニルベンゾイルアミノ酢酸Na)」は、しわ改善の効能を取得した医薬部外品成分です。

これは、真皮まで届くのでほうれい線ケアも期待できます。

7)ナイアシンアミド

ナイアシンアミドは、真皮と表皮にはたらきかけるしわ改善の効能を取得した医薬部外品成分です。

真皮まで届きコラーゲンを増やすので、でほうれい線ケアも期待できます。


8.ほうれい線ケアに大切なのは肌のコラーゲンを減らさないこと

ほうれい線が改善した女性

ほうれい線対策として、コラーゲンを増やすことも大切ですが、少なくとも減らさないことを意識することも大切です。

1)十分な睡眠でコラーゲンをキープ

質の高い十分な睡眠は美肌のために大切であり、もちろんコラーゲンを体内でつくるために大切です。

だからほうれい線ケアに効果的です。

特にエイジングケア世代では、コラーゲンが減少傾向にあるため、よい睡眠を意識しましょう。

2)紫外線対策

紫外線ダメージはコラーゲンを破壊してほうれい線の原因になります。

特に、UVAやさらに波長の長いロングUVAは、真皮の奥まで届いて肌老化をもたらすリスクです。

日焼け止めをはじめ、さまざまな紫外線対策を行うことがコラーゲンを減らさないことにつながります。

しっかり、紫外線対策をおこなってほうれい線を予防しましょう。

また、最近ではブルーライト近赤外線も肌やからだにダメージを与えることがわかってきました。

これらも意識してカットすることで、コラーゲンを守りほうれい線を予防することが期待できます。

3)喫煙習慣をもたない

喫煙習慣肌の酸化を進め、コラーゲンを破壊します。

だから、ほうれい線の大きなリスクです。

それ以外でも健康に害をもたらします。

喫煙習慣のない生活は、美肌はもちろん、健康面においてもとても大切です。


9.まとめ

まとめ画像

お肌のコラーゲンとほうれい線の関係について整理してみました。

また、化粧品、サプリメント、注入によって外から取り入れるコラーゲンのほうれい線への効果を整理し、検証してみました。

いかがだったでしょうか?

コラーゲンは、今や男性でも名前をよく知っていますし、美容に興味がある女性ともなればなおさらです。

ところが、コラーゲンは意外にも正しく理解されることが少ない成分でもあります。

その理由は、コラーゲンが一体何なのか、その使い道は?また、それぞれの使い道でどのようにはたらきが違うのか?などを整理せずに考えてしまうからではないでしょうか?

また、コラーゲンはまだまだ新たな研究も進められている成分なので、わからないことも多く、さまざまな可能性も秘めています。

今回、メジャーな肌悩みであるほうれい線を例にコラーゲンとの関係を整理することで、美肌のための上手なコラーゲンの利用法の理解を深めていただければ、何よりです。

エイジングケアには何といって正しい知識とそれに基づく実践が大切!

ぜひ、成分、肌悩み、効果を分けて考え、正しい理解につなげていただければ幸いです。

この記事「ほうれい線の改善・解消にコラーゲンは効果があるのか?」が、エイジングケア世代の皆様のお役に立てば幸いです。

<参考図書>

ほうれい線は消せる!日経ヘルス編

コラーゲン完全バイブル  真野博

(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。

ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

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