40代のほうれい線の特徴・原因と対策!早めに改善を目指そう

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40代になると、今まで気にならなかった「ほうれい線」が目立つことも。

年齢を重ねるにつれて目立つほうれい線は、どうすれば目立たなくできるのでしょうか?

この記事では、40代のほうれい線の特徴や原因、スキンケアやエイジングケアの対策、美容医療を一挙ご紹介します。
ほうれい線を予防・改善したい40代の方は、ぜひ、参考にしてください。

 

この記事の監修医師
■経歴
2012年 国保直営総合病院君津中央病院
2014年 千葉大学医学部附属病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科入局
2017年 東京中央美容外科 同年 東京中央美容外科 浜松院院長就任
2019年9月 プルージュ美容クリニック初代院長(立ち上げ)
2020年6月 南越谷メディカルクリニック院長
2021年2月 フローラクリニック院長

大手美容外科を含む数院で院長を歴任し、その傍ら、数十の美容クリニックで非常勤勤務を行い多種多様な施術を経験。
2021年、オタク文化が栄える池袋にフローラクリニックを開院。 自身もコスプレイヤー・役者・タレントとして活動するなど、エンタメ分野でも幅広く活躍。

この記事の目次を紹介する女性のイラスト

1.40代になるとほうれい線が今までより目立ってくる

40代になると、ほうれい線が目立って悩む人がたくさんいます。

年齢を重ねるにつれて、肌は老化しますが、その中でも嫌な肌悩みの代表格がほうれい線です。

40代は30代と比較して、肌の表皮のターンオーバーが遅くなるとともに、皮膚の弾力を保つための真皮のコラーゲンやエラスチンの生成も減少します。

その結果、顔のたるみが進み、ほうれい線が深く目立つことも少なくありません。

また、角質層のセラミドや天然保湿因子(NMF)なども減っていきます。さらに、女性ホルモンのエストロゲンの減少も進みます。

その結果、乾燥による浅いほうれい線がだんだん深くなっていく方も多くなります。

しかし、幸いなことに、ほうれい線は予防が可能です。

そのため、ほうれい線が深くならない対策、スキンケアやエイジングケアの対策を早く、正しく行うことが大切です。

また、深くなっても美容医療による改善が可能です。

本記事では、40代のほうれい線の特徴から深くなる原因、予防のためのさまざまな対策などを解説します。

なお、本記事の美容医療の症例は、東京都豊島区東池袋 フローラクリニックのご提供です。

<参考記事>

ほうれい線の症状・原因と対策|エイジングケア化粧品ナールス

ほうれい線を消す、改善するための対策がすべてわかる!

参考記事

ほうれい線やシワはエイジングケア世代にとって嫌な肌老化。何とかしたい肌悩みの代表格です。果たしてこの2つの原因は違うのか、同じなのか?この記事では、ほうれい線とシワの違いを原因から考え、正しいエイジングケアや改善方法、治療などを[…]

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2.40代のほうれい線の特徴

1)乾燥によるほうれい線が深くなる

40代になると、30代以上に肌のバリア機能が低下し、保湿機能が衰えます。

その結果、乾燥しやすくなるため、浅いほうれい線が目立ちやすくなります。

また、乾燥が長く続くと肌老化が進み、ほうれい線が深くなることもあります。

2)肌のハリと弾力の低下が進む

40代の肌は、30代の頃と比べてハリと弾力が低下します。これは、肌内部のコラーゲンやエラスチンの生成が減少するためです。

また、皮下組織や表情筋が衰える場合もあり、ほうれい線が深く目立つ方も少なからずいます。

3)ほうれい線の深さと長さに関する特徴

40代になるとほうれい線は、30代より深さと長さが増すことが特徴です。しかし、その程度は個人差があります。

40代を迎えるまでのスキンケアやエイジングケアの習慣や、これまでの生活習慣によるところが大きいのです。

つまり、同じ40代でも人によって、ほうれい線の深さや長さは異なるのです。


3.ほうれい線の原因について

ほうれい線の原因はさまざまです。

どの年代でも、ほうれい線は肌の潤いや弾力性を失ってしまうことでより顕著になります。

ここでは、特に40代のほうれい線が目立つ5つの原因をご紹介します。

1)加齢による真皮の衰え

40代になると、真皮のコラーゲンとエラスチンの減少が進みます。そのため、弾力性とハリを低下させ、たるみを引き起こすことでほうれい線の原因になります。

コラーゲンとエラスチンは真皮から表皮を支え、強く、丈夫な状態を維持するために重要な役割を果たしています。

しかし、これらの成分は、加齢や紫外線ダメージによって減少し、真皮が衰えます。そのため、40代を迎えると顔のたるみが進み、深いほうれい線が目立つことがあります。

2)表情筋の衰え

口周りの表情筋の衰えも原因の一つです。表情筋は口の周りの皮膚を支えています。

加齢によって筋力が衰えると口角が下がり、肌もたるむためにほうれい線が目立ってしまうのです。

仕事でパソコンに向かっていたり、マスクを着用したりする時間が長いと、無表情でいる時間が長くなるため、より表情筋が衰えやすくなります。

3)肌の乾燥

肌が乾燥すると、ほうれい線がより目立つようになります。40代になると皮脂の分泌量が減るため、肌が乾燥しやすくなります。

また、角質層にある天然保湿因子(NMF)や肌の潤いを保つヒアルロン酸、セラミドの量も減少します。その結果、バリア機能や保湿能が低下します。

その結果、肌は乾燥し、ほうれい線が目立ちます。特に冬の乾燥は、ほうれい線を深く刻む原因となります。

4)皮下組織の衰え

40代になると、皮下脂肪が増えたり衰えが目立ち始めます。そのため、顔のたるみがより進みます。

これが深いほうれい線の原因になります。

5)深い場合は遺伝的な骨格の問題

40代以前からほうれい線が深い場合、遺伝的な骨格の特徴が影響していることがあります。

顔の骨格や筋肉の付き方は遺伝によって左右され、これがほうれい線の深さに影響を及ぼすことがあります。

骨格によるほうれい線は、スキンケアやエイジングケアでは改善が難しく、美容医療によるアプローチが必要です。

<参考記事>

ほうれい線の原因とは?目立つのはなぜ?深くなる理由を探る!

▼「消し方」=「目立たなくする方法」

ほうれい線の「消し方」という言葉をよく目にしますが、実はほうれい線を「消す」ことはできません。

ほうれい線は頬と口元の境界線で、生まれたときから誰にでもあるものです。この境界線が加齢とともに深くなり、目立つことで「消したい」と感じるようになります。

次の章から、ほうれい線を目立たなくする美容医療とセルフケアを紹介します。


4.40代のほうれい線改善におすすめの美容医療

40代になると、スキンケアやエイジングケアでは改善できない顔のたるみによって、深いほうれい線が目立つケースが増えてきます。

その場合、ほうれい線を改善するには、美容医療による治療が最も効果的です。ほうれい線に効果的な6つの美容医療の施術について説明します。

また、どの治療法にもメリットとデメリットがあり、同じ40代でも考え方や価値観によって選ぶべき施術は異なります。

ほうれい線が深くなった場合、美容皮膚科や美容外科の専門医に相談することをおすすめします。美容クリニックでは、皮膚の状態を評価し、最適な治療の提案を行ってくれます。

1)ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸をほうれい線の下に直接注入して膨らませる治療法です。

フィラー治療の代表格で、注入したヒアルロン酸がほうれい線の周りの皮膚を下から押し上げるとともに、皮膚の中にも吸収されて、肌のハリが戻ります。

注射してすぐに効果が表れることやダウンタイムも短いので、気軽に受けられる点がメリットです。

また、もし仕上がりが気に入らない場合は、注入後に溶解することもできます。

費用は1回(1cc)あたり8万円前後ですが、ヒアルロン酸は数カ月〜2年程度で体内に吸収されるため、定期的な注入が必要です。10年間継続する場合、約70万円〜80万円の費用がかかります。

40代で即効性のあるほうれい線の改善を目指す方におすすめです。

<40代女性のヒアルロン酸注射によるほうれい線治療 ビフォー・アフター>

ヒアルロン酸注射によるほうれい線治療のビフォー・アフター

〈提供 フローラクリニック〉

<参照記事>

ほうれい線の予防や改善にヒアルロン酸は効果があるの?

ヒアルロン酸注射の肌への効果・持続期間はいつまで?ボトックスとの違いも解説!

フローラクリニックでヒアルロン酸治療を体験!口コミや効果を検証

2)ハイフ

ハイフ(HIFU)とは、High Intensity Focused Ultrasoundの略称で、高密度焦点式超音波治療法のことです。非侵襲的なリフトアップ治療として注目されています。

超音波を利用して真皮層、皮下脂肪、表情筋の筋膜に熱を加えて引き締め効果を発揮します。

また、ダメージを受けた肌がコラーゲンの再生を促すことでハリを導く治療法です。顔全体に照射しても15分~30分程度と施術時間が短く、ダウンタイムもほとんどなく効果が得られることがメリットです。

直後から効果を感じることができます。また、効果の持続期間は、3カ月〜半年、長くても1年程度なので繰り返し施術が必要です。

40代からのたるみが原因のほうれい線の改善におすすめです。

費用は1回4万円~7万円前後のクリニックが多いですが、ショット数や照射範囲の違いなどで値段が大きく異なります。

持続期間は3カ月~6カ月程度のため、定期的な通院が必要です。10年間継続する場合、約40万円〜140万円の費用がかかります。

重度のたるみや深く刻まれたほうれい線があると診断された場合は、施術をしても見た目の変化が現れにくい可能性があります。

ハイフのエネルギーが届く深さと効果を示した図

<ハイフ治療のビフォー・アフター>

ハイフ治療のビフォー・アフター

〈提供 フローラクリニック〉

<参考記事>

HIFU(ハイフ)の効果はいつからいつまで?持続期間と施術頻度を解説

HIFU(ハイフ)の失敗やデメリットは?顔への影響や副作用を解説!

3)糸リフト

糸リフトは、顔に糸を挿入して気になるたるみやほうれい線をリフトアップする治療のことです。

40代では、比較的深いほうれい線が気になる方におすすめです。

使用する糸には、トゲのようなものがついていて、それが脂肪にひっかかり、リフトアップできるメカニズムです。

<糸リフトで使う糸>

糸リフトで使用する糸の挿入図

また、糸が皮下組織を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促すことで、肌のハリがもたらされます。

そのため、リフトアップ効果だけでなく、肌の内側からほうれい線が改善される効果も期待できます。ただし、ほうれい線への効果は輪郭のリフトアップ効果ほどではありません。

糸リフトの糸は溶ける糸(吸収糸)と溶けない糸(非吸収糸)の2種類がありますが、今では溶ける糸が主流となっています。

メリットとしては、効果に即効性があり切開よりもダウンタイム、ダメージ、治療時間が短く傷が残らないことです。

一方、効果の持続時間は、個人差や糸の種類で異なりますが半年~2年程度です。そのため、定期的な施術が必要となる点がデメリットです。

費用は1回で、両頬で糸6本~8本、20万円~30万円前後のクリニックが多いですが、挿入する糸の素材や本数で値段が大きく異なります。

持続期間は1年~1年半ほどなので定期的な通院が必要です。10年間で約100万円~200万円の費用がかかります。

糸リフトの施術部位を示した図

<糸リフト(ほうれい線)の施術のビフォー・アフター>

糸リフト施術のビフォー・アフター

〈提供 フローラクリニック〉

4)高周波(RF)治療

高周波(RF)の熱エネルギーを照射することにより、皮膚や皮下組織の深くまで熱を浸透させ、コラーゲンの収縮によって引き締め効果を発揮するとともに、
産生を促進させ、ハリを取り戻すことでほうれい線を改善する治療です。

高周波治療機器には、サーマクール、テノール、ボルニューマ、イントラジェン、エンディメッドなど、いくつかの種類があります。

30分~60分程度と施術時間が短く、ダウンタイムもほとんどなく効果が得られる点がメリットです。

効果の持続期間は、3カ月〜半年、長くても1年程度なので繰り返し施術が必要です。

費用は使う機種や照射数で異なりますが、1回3万円~10万円程度です。

40代でも脂肪が多い方におすすめです。

<参考記事>

サーマクールとは?効果やデメリット、ハイフとの違いについて解説

イントラジェンのGFRとは?効果やデメリット、サーマクールとの違い

5)グロースファクター注入

グロースファクター注入とは、もともと皮膚に存在するタンパク質の一種を注入する治療法です。

グロースファクターは、線維芽細胞を活性化させることによってコラーゲンやエラスチンを増加させ、皮膚を再生させることでほうれい線を改善します。

自然な状態でほうれい線を改善できる点や効果の持続期間が1年~数年続く点もメリットです。

一方、腫れや過剰反応が起こるリスクや効果の個人差がある点、1回の施術の費用が高い点などがデメリットです。

費用は1回の注射で20万円前後ですが、一度の注入で年単位の持続が期待できるため、定期的な通院は不要です。

40代でも経済的に余裕があって、じっくりほうれい線を改善したい方におすすめです。

<参考記事>

線維芽細胞とは?特徴と役割を知って肌老化を防ぐ

6)真皮線維芽細胞療法

真皮線維芽細胞療法とは、真皮にある線維芽細胞を増やして目的とする部位に注射することで根本的にほうれい線を改善する再生医療です。

耳の裏から皮膚を採取し、線維芽細胞を取り出して培養し、それほうれい線に注射で戻します。

自分の線維芽細胞を使う治療なので、リスクが少なく、自然な仕上がりでほうれい線が改善する点がメリットです。

一方、効果に即効性がない点や、100万円以上の高額な費用がかかることがデメリットです。

40代でも経済的に余裕があって、じっくりほうれい線を改善したい方におすすめです。

また、40代のうちに線維芽細胞を培養しておけば、50代、60代になってからでも自分の細胞でほうれい線治療が可能です。

<参考記事>

肌の再生医療とは?効果や種類からメリット・デメリットを解説

ほうれい線は美容皮膚科で消す!クリニックと施術の選び方

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5.40代のほうれい線のスキンケアやエイジングケア

40代でも幸いにもほうれい線が目立ってない方もいます。

また、浅い場合も少なくありません。

その場合は、スキンケアやエイジングケアでほうれい線の予防や改善対策を行うことが大切です。

また、今、ほうれい線が目立っている方も、これ以上進行させないためには、スキンケアやエイジングケアを実践しましょう。

1)保湿

年齢にかかわらず、毎日のスキンケアで保湿を行うことが大切です。40代では、肌の乾燥が進みやすくなります。肌が乾燥するとほうれい線を目立たせる原因となります。

保湿によって浅いほうれい線を防いだり、改善させることが可能です。

40代では、保湿力の高いヒアルロン酸やプロテオグリカン、セラミドなどを配合したアイテムがおすすめです。

洗顔後は、速やかに化粧水や美容液、乳液、保湿クリームを塗ることも重要です。これにより、皮膚の水分を逃がさず、ほうれい線予防に効果的です。

<参考記事>

お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分

2)エイジングケア

40代では保湿に加えて、機能性の高いエイジングケア化粧品成分やシワ改善の効能を持つ医薬部外品を使うこともおすすめです。

日本でシワに効果があると認められている成分は以下の4つです。

  • 純粋レチノール(資生堂)
  • ナイアシンアミド(カネボウ化粧品ほか)
  • ニールワン(ポーラ化粧品)
  • トコフェリルリン酸ナトリウム(メナード化粧品)

化粧品を選ぶ際は、これらの成分が配合されているかを基準に選ぶことも一つの手です。

また、おすすめの成分としては、ナールスゲン、ネオダーミル、ヒト幹細胞培養液、プラセンタエキス、ビタミンC誘導体などです。

<参考記事>

40代だからこそ考えたいエイジングケア化粧品の選び方!

30代~40代でほうれい線を消すエイジングケア化粧水!選び方は?

40代のおすすめの美容液の選び方!ランキングよりエイジングケア

3)紫外線対策

紫外線は、光老化によって肌の老化を加速させる一因となります。毎日のスキンケアルーティーンに日焼け止めを取り入れることで、紫外線から肌を守り、ほうれい線の予防に役立ちます。

40代では、肌に優しいノンケミカル処方の日焼け止めがおすすめです。

また、衣類、帽子、日傘、飲む日焼け止めなど、そのほかのアイテムも活用しましょう。

<参考記事>

ノンケミカルの日焼け止めの選び方とおすすめは?人気11選をご紹介!

4)洗顔・クレンジング

洗顔やクレンジングは、肌を清潔にするために大切ですが、刺激にもなってしまいます。

40代からは優しい洗顔料、クレンジング料を使いましょう。

また、正しい方法で洗顔・クレンジングを行いましょう。

<参考記事>

40代におすすめのクレンジングはランキングだけで選ばない!

5)美顔器

今では、セルフでできる家庭用の美顔器もたくさんの種類が登場しています。上手に取り入れることでほうれい線の予防に役立ちます。

ただし、美容医療ほどの効果はありません。

また、使いすぎや誤った使い方は、かえってほうれい線を悪化させてしまうリスクになるので注意しましょう。

<参考記事>

ほうれい線は美顔器で改善・解消するってウソ?ホント?


6.ほうれい線の予防法・対策

40代では、スキンケアやエイジングケア以外でも、ほうれい線の予防対策を行うことがおすすめです。

1)バランスの良い食生活

食事の乱れもほうれい線が深く刻まれることにつながります。40代では、皮膚の健康を保つことがほうれい線を目立たせないために必須なので、皮膚に良い栄養素をしっかり摂取しましょう。

タンパク質は分解されてアミノ酸になり、コラーゲンの原材料となります。また、ビタミンAやビタミンC・Eを多く含む食べ物を摂ることで、肌のコラーゲン生成を促進し、ほうれい線を防げます。加えて、肌の健康に良いとされるオメガ3脂肪酸を含む魚類やアボカド、オリーブオイルなども積極的に取り入れると良いでしょう。

さらに、40代になると体の水分も減少しがちです。充分な水分補給は皮膚の保湿に役立ちます。

<参考記事>

ほうれい線を予防・改善する食べ物・飲料・栄養素と食べ方は?

水を飲んで美肌・美容の効果アップ?水でアンチエイジング!

2)表情筋トレーニング

表情筋のエクササイズやトレーニングは皮膚のたるみを防ぎ、ほうれい線を予防することができます。

40代の方は、笑顔のつくり方や口角を上げる運動など、日常的に行えるものから始めてみると良いでしょう。

しかし、やり方を間違えると、ほうれい線の悪化の原因になるので注意しましょう

<参考記事>

ほうれい線の予防・解消は表情筋のエクササイズ&マッサージで!?

3)リンパマッサージ

リンパマッサージは、血行を促進するため、肌に栄養が回りやすくなります。そのため、40代のほうれい線の予防に役立ちます。

特に、首や顔周辺のリンパマッサージはリンパの流れを改善し、皮膚の潤いを保つ効果が期待できます。

また、冷えや顔のむくみで悩む方にもおすすめです。

しかし、肌を強く擦ったりするとダメージになってしまい、ほうれい線の悪化の原因になるので注意しましょう

<参考記事>

テレビ「ためしてガッテン」で話題!ほうれい線を消すマッサージ

4)姿勢やクセ

頬杖をつく癖や猫背は、ほうれい線を目立たせる原因になります。パソコンを使う時に頬杖をついたり、スマホを見る時に前傾姿勢になったりしていませんか?

頬杖は皮膚にダメージを与え、ほうれい線を刻む手助けになってしまいます。また、猫背になると約5kgの頭の重みが顔にかかるため、たるみを助長します。無意識に行っている癖や姿勢を見直しましょう。

<参考記事>

スマホ習慣がたるみやシワ、老け顔の原因!美肌への影響は?

5)サプリメントを利用した対策

サプリメントを利用した対策もほうれい線予防には有効です。

40代からは、ビタミンACEなど肌の酸化を防いだり、コラーゲンを増やすサポートができるサプリメントがおすすめです。

また、最近ではコラーゲンペプチドで、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどが増やせることがわかってきました。

そのため、コラーゲンサプリメントもおすすめです。

さらに、40代はイソフラボンやエクオールなど、女性ホルモンのバランスを整える成分が入ったサプリメントもおすすめです。

ただし、サプリメントはあくまで補助的な役割であり、基本的なスキンケアや健康維持が前提となります。適切な量の摂取を心がけましょう。

<参考記事>

エクオールとサプリメントのランキングに頼らない選び方

コラーゲンの正しい摂り方を知って美肌とアンチエイジング

6)睡眠時間と質の改善

肌は睡眠中にリカバリーを行います。睡眠時間とその質を改善することで、肌は集中的に修復を行い、ほうれい線が深くなるのを防ぎます。

7〜8時間程度は睡眠時間を確保しましょう。

また、睡眠時間を確保するだけでなく、睡眠の質も改善しましょう。睡眠の質は、眠りはじめの90分が大切です。アロマテラピーなどのリラクゼーションを取り入れ、睡眠の質を向上させましょう。

<参考記事>

美肌は質の高い睡眠中に作られる!3つのホルモンを活かす4つの対策

7)ストレスマネージメント

ストレス管理は、40代を含め年代に関係なく健康な肌を維持する大切な要素です。ストレス過多な状態が続くと、代謝機能が低下し、肌の老化を加速させます。

これは特に、40代のほうれい線にとって悪影響を及ぼします。

ストレス発散方法は個々によりますが、気分転換にウォーキングをしたり、深呼吸を習慣化するなど、リラクゼーションを確保するようにしましょう。

また、趣味や運動などの自分自身が楽しめるものを取り入れ、毎日を笑顔で過ごしましょう。

<参考記事>

笑顔・笑いはほうれい線の原因?それとも改善の対策?

セルフケアによるほうれい線の予防や改善は、一日や二日で結果が出るものではありません。継続的に行うことが結果に結びつきます。

ここで紹介した方法を日々のルーティンに取り入れていきましょう。


7.40代のほうれい線に関するよくある質問

Q1.ほうれい線を完全になくす方法はありますか?

ほうれい線は境界線なので完全に消すことはできません。

スキンケアやエイジングケアとあわせて、根気よく表情筋マッサージなどを続けるとある程度目立たなくすることが可能です。

一方、短期で目立たなくしたい場合は、ヒアルロン酸注入や糸リフトがおすすめです。

Q2.ほうれい線があると何歳老けて見える?

ほうれい線が目立つと、5歳~10歳老けて見えるといわれています。

40代で深いほうれい線が目立つと、50代にみえてしまうこともあります。

<ほうれい線がある場合とない場合>

ほうれい線がある場合とない場合の印象の違い

Q3.ほうれい線とシワは同じですか?

ほうれい線もシワも、40代で目立つ肌老化の一つですが、厳密にいえば異なるものです。

ほうれい線は、医学的には、「鼻唇溝」(びしんこう)と呼ばれる生まれつきの構造的な頬の境界線です。

一方、シワは、加齢によるお肌の衰えによって、後天的に生じる皮膚表面の陥凹性の「溝」のことです。

ほうれい線とシワには共通点もいくつかあります。乾燥肌は浅いほうれい線やシワを目立たせる原因です。また、深いシワと深いほうれい線は、ともに顔のたるみが原因です。

<参考記事>

ほうれい線とシワは違うの?同じ?原因から考えるエイジングケア


8.まとめ

40代のほうれい線の特徴や原因、スキンケアやエイジングケアの対策、美容医療について、幅広く解説しました。

ほうれい線は年齢を重ねると目立ちますが、40代になると深くなってしまう方が増えていきます。

それは、加齢や紫外線ダメージなどによる肌老化が30代以上に進んでしまうからです。

今、深いほうれい線が目立っている方で改善を望む場合は、美容医療がおすすめです。自分に合う施術を見つけて治療を受けましょう。

一方、まだそれほど目立っていない方は、スキンケアやエイジングケアほか、セルフケアで予防を行いましょう。

この記事が、40代の方のほうれい線の改善や予防のお役に立てば幸いです。

<謝辞>

本記事のご監修及び症例をご提供いただきましたフローラクリニック院長秋間雄策先生に感謝申し上げます。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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