8月の暑くて夏バテが気になる季節におすすめの食べ物とレシピ

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8月にオススメの食べ物とレシピをご紹介します。

美肌や健康、アンチエイジングのためには、季節ごとの栄養バランスのよい食べ物を摂ることが大切です。

夏の終盤で夏バテが気になる8月は、どんな食べ物がおすすめなのでしょうか。

この記事では、8月に旬を迎える美肌におすすめの食べ物と美味しく味わうためのレシピをご紹介します。

<この記事の大切なポイント>
  • 美肌や健康を維持するためには、8月に旬を迎える食べ物を積極的に摂ることが大切です。その季節が旬の食べ物は、栄養価も高く美味しいのでおすすめです。
  • 食べ物や飲料に加えて、8月に合ったスキンケアやエイジングケアで一層、美肌になることができます。スキンケアと食べ物を上手に組み合わせましょう。
  • 野菜では、8月は葉唐辛子、モロヘイヤ、ゴーヤ、かぼちゃ、オクラ、枝豆、ナス、などが多く出回る時期です。果物では、なし、桃、スイカ、メロン、ぶどう、すだち、かぼす、いちじくなどが旬です。
  • 8月にオススメの魚は、あゆ、はも、かます、とびうお、すずき、しまあじ、アナゴ、あわび、しじみです。ほかにもマダコや剣先イカなども美味しい時期です。
  • 月や季節に限らず、1年中出回る食べ物もたくさんあります。8月が旬の食べ物だけではなく、からだや美肌によい食べ物は積極的に摂りましょう。

化粧品成分上級スペシャリスト&京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事

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この記事の監修医

岩手医科大学歯学部卒業後、都内歯科矯正施設で矯正歯科医として表側・裏側矯正や小児の顎骨成長発育誘導多数から成人矯正まであらゆる矯正治療を習得。
その後、矯正と審美歯科、美容皮膚科、美容外科、再生医療、免疫療法を組み合わせた日本で初めてのトータルビューティを実現できるクリニック「医療法人社団 サカイクリニック62」を開業。
歯と美容医療を組み合わせたパイオニアとしてドクター向け講師として活躍する稀有な存在として有名。
得意分野は、口元と肌の若返り美容。美容マシンに関する目利きがずば抜けており、世界でも安全・安心で効果の高いマシンを毎年数台導入するなど、常に患者さまにとって満足度の高い施術を行えるよう心がけている。

<8月におすすめの旬の食材リスト>

食材

栄養素

備考

野菜

あおとうがらし

カプサイシンや、ビタミンC、ビタミンE、カロテンなどが豊富。

あしたば

カルコンと呼ばれるフラボノイドやクマリン・βカロテン・食物繊維などが豊富。

いんげん

カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル類、ビタミンB1、B2、ビタミンK、ビタミンCなどのビタミン類が豊富。

えだまめ

タンパク質、ビタミンB1、カリウム、食物繊維、鉄分などが豊富。枝豆のタンパク質にはメチオニンなども含まれる。

おくら

夏バテに効果のあるぬめりの成分はガラクタン、アラバン、ペクチン、といった食物繊維。βカロテンがレタスのおよそ3倍、カリウムやカルシウムも豊富。

かぼちゃ

カロテン、ビタミンB群、ビタミンE、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富。特に西洋カボチャにはビタミンCも豊富。

夏と秋から冬頃の2回あり、1回目は収穫が盛んな夏、2回目はかぼちゃが食べ頃になる秋から冬頃。

きくらげ

ビタミンB群、ビタミンE、鉄、カリウムが豊富。

生きくらげ。乾燥きくらげは一年中。

きゅうり

カリウムが豊富で、表皮のグリーンにはβカロテンが含まれる。

イボが尖っているものが新鮮。

さといも

カリウムなどが豊富でガラクタンが含まれる。

ししとう

ビタミンC、ビタミンE、βカロテンなどが豊富。

しそ(大葉)

βカロテン、ビタミンB群やビタミンEやビタミンK、鉄分をはじめ、カルシウムなどのミネラルが豊富。

赤シソは6~7月が旬。

しんしょうが

マンガンが豊富でシネオール、ジンゲロール、ショウガオールなどが含まれる。

2~3ヶ月寝かせて、辛味を増したものが根生姜で旬はずれる。

ズッキーニ

カリウムやベータカロテンやビタミンB類が豊富。ビタミンCなども含まれる。

つるむらさき

β-カロテンやビタミンC、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富。

とうがん

95%が水分でカリウムが豊富。ビタミンCなども含まれる。

とうもろこし

炭水化物を多く含む高エネルギー食材、ビタミンB群が豊富。リノール酸(多価不飽和脂肪酸)やオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)が含まれる。

トマト

β-カロテンがやや豊富、カロテンの一種であるリコピンや「13-oxo-ODA」というリノール酸などが含まれる。

なす

コリンエステルが非常に豊富、紫紺色はナスニンが含まれる。

にがうり(ゴーヤ)

ビタミンCが非常に豊富でβカロテンをはじめ各種ビタミン類も豊富。「モモルデシン」と「チャランチン」という成分が含まれる。

にんにく

アリシン、スコルニジン(スコルジン)が含まれる。

はしょうが(やなかしょうが)

カリウム、カルシウム、ビタミンB2、葉酸、ビタミンCなどが豊富。

はとうがらし

ベータカロテンが豊富、ビタミンE・ビタミンCも含まれる。

パプリカ

ビタミンC、カロテンが豊富、クエルシトリンも含まれる。

ピーマン

ビタミンC、カロテンが豊富、クエルシトリンも含まれる。

みょうが

ほとんどが水。水以外には、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、ビタミンB群、Cなどが含まれる。香りはアルファピネン。

モロヘイヤ

βカロテンやビタミンE、ビタミンC、更にフラボノイドの一種ケルセチン、カルシウムが豊富。

レタス

β-カロテンが豊富。

栄養素が最も多くなる時期は11月頃。

果実

いちじく

水溶性の食物繊維であるペクチンが豊富でカルシウムや鉄分などのミネラル、カリウム、フィシンも含まれる。

夏に旬を向かえる夏果、秋に旬を向かえる秋果、夏と秋の時期に摂れる夏果秋果兼用があり、その中でも秋に旬を迎えるものが最も美味しい。

かぼす

ビタミンCが豊富。クエン酸、ノビレチンなどが含まれる。

シークワーサー

ビタミンCが豊富でカリウム、β-カロテン、クエン酸、カルシウムも含まれる。皮にノビレチンが多く含まれる。

青実は8~9月、熟したものは12~1月が旬。

すだち

ビタミンCが豊富でクエン酸、スダチチン、ビタミンAが含まれる。

9月に出回るすだちは最も香りや味が良い。

なし

90%近くが水分でアスパラギン酸、ソルビトール、プロテアーゼ、カリウムが多少含まれる。ビタミン類はあまり含まれていない。

パイナップル

ビタミンC、ビタミンB1、食物繊維が豊富、ブロメライン、鉄やマグネシウムなどのミネラルも含まれる。

国産の場合。海外物は年中出回る。

ぶどう・マスカット

アントシアニンなどのポリフェノールが豊富でブドウ糖も含まれる。

デラウェアは7月中旬から8月中旬、巨峰は8月中旬~9月中旬、シャインマスカットは8月~10月が旬。

マンゴー

ビタミンCやカリウムが豊富で熟したものはベータカロテンが豊富。消化酵素も持っている。

鹿児島、宮崎、沖縄で栽培される国産は主に5月~8月が旬。

メロン

βカロテン、カリウムが豊富。ククミシンが含まれる。

もも

ずば抜けて多く含まれている栄養は特になく主成分は果糖。ペクチンなど食物繊維やカリウムが含まれる。

ゆず

ビタミンCが豊富で、ペクチン、クエン酸が含まれる。

青柚子は7~8月、黄柚子は10~12月が旬。

あなご

ビタミンAが豊富でイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸が含まれる。

6月~8月頃は、脂分が少なく淡白でさっぱりしていおり、10月~12月頃は脂がのっている。

あゆ

ビタミンA、ビタミンB12、鉄分をはじめリンやカルシウム、マグネシウムなどのミネラル、EPAやDHA豊富。

いぼだい・えぼだい

不飽和脂肪酸が豊富。

いわし

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)をはじめとするn-3系脂肪酸(オメガ3)が豊富。

かじきまぐろ

DHAやEPA、ビタミンDが豊富でカリウムやアミノ酸が豊富。

かます

カリウム、リン、カルシウムが豊富でEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)ビタミンDやB12が含まれる。

6~8月はヤマトカマス、11~12月はアカカマスが旬。

かわはぎ

良質なタンパク質とビタミンDが豊富で脂質が少ない。

かんぱち

DHAとEPAとビタミンDが豊富。

きす

各種アミノ酸、良質なたんぱく質が豊富で、脂肪分が少ない。

脂がのるのは6月~9月。

すずき

比較的ビタミンDが豊富で、DHAとEPAなど脂肪酸含有量も含まれる。

たちうお

DHAやEPA、脂溶性ビタミンのA、D、Eが豊富。

海産物

アオリイカ

低脂肪、低カロリー、高たんぱくの食材でビタミン類やミネラル類もバランスよく含み、タウリンという成分も含まれる。

あわび

高タンパク低カロリーでグルタミン酸などのアミノ酸の他、ロイシンやリジンなどの必須アミノ酸やパントテン酸も豊富。

ウニ

ビタミンE、カロテンが豊富でビタミンB群も含まれる。

バフンウニは3〜4月が旬。

くるまえび

低脂肪高タンパクで、グルタミン酸、グリシンまたロイシンやリジンなどの必須アミノ酸が豊富。アスタキサンチンも含まれる。

けがに

カルシウムやリンといったミネラル、グルタミン酸やアスパラギン酸をはじめ各種アミノ酸が豊富。殻にアスタキサンチンが含まれる。

こんぶ

ヨウ素をはじめとするミネラル類や食物繊維が豊富。

さざえ

良質なたんぱく質が豊富で脂質が少ない。ビタミン、ミネラルもバランスよく含み、コハク酸はアワビより多い。

スルメイカ

タウリンが豊富。

まだこ

タウリンが豊富で低脂肪高タンパク。アスパラギン酸やグルタミン酸などのアミノ酸も含まれる。

その他

この記事の目次を紹介する女性のイラスト

1.続く暑さで夏バテが気になる8月におすすめの食べ物を知りたいあなたへ

夏バテ対策の食べ物について考える女性

「8月の暑くて夏バテが気になる季節におすすめの食べ物とレシピ」をお届けします。

どんな季節も健康やアンチエイジング、美肌のためには食べ物や飲料が大切です。

まず、8月は、熱中症が多いので特に要注意です。

こまめに水分補給を行うことや部屋でも直射日光を防ぐこと、外出時は帽子や日傘をさすことが大切です。

もちろん、アルコール(お酒)での水分補給は避けましょう。

また、夏バテが気になる8月は、からだの疲れからくる肌疲労夏老け肌にも要注意。

だから、体力の維持を意識して、アンチエイジングを意識した生活や食べ物の習慣を実践することがエイジレスな美肌のために大切です。

さらに、高い気温や湿度のために皮脂分泌も活発で、Tゾーンがテカってオイリー肌に悩むこともあります。

そのため、角栓いちご鼻毛穴の黒ずみが気になる方もまだ多くいますね。

だから、8月は皮脂をコントロールするスキンケアや、Tゾーンのテカリや大人ニキビを予防する食生活と生活習慣を心がけることも大切です。

もちろん、まだまだ強い日差しが続くので、UVBによる日焼けシミソバカスなどの肌悩みも気になります。

だから紫外線ダメージを防ぐ食べ物美白ケアに気を使うことも大切ですね。

さらに、UVAロングUVAなどの紫外線ダメージの蓄積で、たるみによるしわほうれい線たるみ毛穴などの光老化も気になります。

そのため、8月は紫外線を意識したスキンケアやエイジングケアが大切です。

その上で、8月といった季節に合ったエイジングケアやスキンケアを行えば、より美肌をキープできます。

そこで、ナールスエイジングケアアカデミーは、月別でおすすめの美肌によい食べ物とレシピをご紹介しています。

今回は、8月が旬のからだや肌におすすめの食べ物とレシピをご紹介します。また、季節や月に限らず大切な食べ物や栄養素の記事、おすすめの書籍をご紹介します。からだとお肌のアンチエイジングのために参考にしてくださいね。

「8月におすすめの食べ物にはどんな栄養素が含まれるの?ビタミンやミネラルは?」

「どんな野菜や果物が8月の旬なの?夏バテ防止の食べ物は何?」

「8月にオススメの魚介類は?また、ほかの海産物も教えて!」

「8月が旬の食べ物で肌疲労の予防ができる食材は?教えて!」

「夏のおわりの8月におすすめのレシピは?」

などが知りたい方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

<からだの内側から紫外線をケア>

紫外線によるシミや隠れシミの予防に!

天然海水魚皮(タラ科等)が100%の「マリンコラーゲン

低分子純粋コラーゲン

<食べ物で美肌へ!>

本当にキレイになれる!動画「ナールス60日間美肌プログラム」とは?

<8月にコラーゲンを生み出す力をチェックしたいなら!>

プルプル肌診断
プルプル肌診断

2.8月におすすめの美肌や健康によい食べ物は?

8月の美肌の基本を支える食べ物をご紹介します。

1)8月が旬のおすすめの野菜

8月はたくさんの野菜が市場に出回ります。

葉唐辛子、モロヘイヤ、ゴーヤ、かぼちゃ、オクラ、枝豆、ナス、とうもろこし、高原キャベツ、クウシンサイ(空芯菜)、おかのり、ツルナ、オオバ(青じそ)、ミョウガ、つるむらさき、ヒユナ(バイアム)、金時草(水前寺菜)、じゅんさい、はす芋、ズイキ(芋茎)、花ニラ(花韮)、カイラン(芥藍)、赤みず(ウワバミソウ)、ニンニクなどがあります。

このなかから、高原キャベツ(夏キャベツ)とモロヘイヤの栄養素をご紹介します。

①高原キャベツ

ビタミンC、K、Uが豊富な「キャベツ」

キャベツにはビタミンC、K、Uが豊富に含まれています。

ビタミンCはいわずと知れた美肌のビタミン。

肌のハリのもととなるコラーゲンを増やしたり、肌荒れ、シミ、隠れシミを防ぎます。

また、風邪の予防や疲労の回復にも効果があります。

ビタミンKは血液の凝固促進や骨の形成をサポートします。

また、高原キャベツにはキャベジンとも呼ばれるビタミンUも豊富です。

ビタミンUは、胃や十二指腸などに対する抗潰瘍作用があります。

ほかにも、でんぷん分解酵素で、胃酸過多、胃もたれや胸やけなどに効果がある消化を助けるジアスターゼも豊富です。

このように、高原キャベツは8月にピッタリの夏バテ予防にオススメの野菜です。

②モロヘイヤ

モロヘイヤは、古代エジプトの王様の病気が治ったというエピソードのある野菜です。

8月が旬の野菜「モロヘイヤ」

βカロテンがホウレンソウの2倍以上含まれ、ビタミンE、ビタミンC、カルシウムもたっぷり含まれています。

さらに、フラボノイドの一種ケルセチンをたくさん含んでいます。

だから、からだや肌の酸化を防ぎ、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立ちます。

また、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つはたらきがあるほか、あわせて紫外線で低下した免疫を高めるサポートをします。

モロヘイヤも8月にオススメの野菜です。

2)8月が旬のおすすめの果物

8月におすすめの果物としては、なし、桃、スイカ、メロン、ブドウ、すだち、かぼす、いちじく、プルーン、シークヮーサー、アフォーラマンダリン、パッションフルーツなどがあります。

このなかから、ブドウといちじくの栄養素についてご紹介します。

①ブドウ

8月におすすめの果物のブドウ

まず、ブドウにはブドウ糖や果糖が豊富です。

これらの糖質は体内で代謝の経過を経ずにそのままエネルギーになるので、8月の夏バテなどによる疲労回復効果が期待できます。

また、直接、脳の栄養源となって、集中力を高めるはたらきがあります。

さらに、レスベラトロールやアントシアニンなどのポリフェノールが豊富です。

レスベラトロールには抗酸化作用があり、がんや動脈硬化の予防が期待できます。

また、食物アレルギーの発症を抑える効果があります。

アントシアニンには、目の疲れやドライアイを予防したり、視力回復をサポートするはたらきがあります。

②いちじく

いちじくは、水溶性の食物繊維であるペクチン、カルシウムや鉄分、カリウムなどミネラル分をバランスよく含んでいます。

食物繊維であるペクチンのはたらきで、腸の活動を活発にさせ、便秘による肌荒れを防ぎます。

また、カリウムはナトリウムをからだの外に出すはたらきがあるので、むくみ予防や高血圧症の予防効果が期待できます。

さらに、フィシンなどの消化促進を助ける酵素が含まれています。

この効果も8月の食欲促進が期待できます。

<参考記事>

コラーゲンを増やすにはビタミンCのチカラが必要!

ビタミンC不足は毛穴を目立たせ、老化スピードも速めてしまう!

3)8月が旬のおすすめの魚介類

8月が旬の魚介は、あゆ、はも、かます、とびうお、すずき、しまあじ、アナゴ、あわび、しじみです。また、ツバス、フクラギなどと呼ばれるブリの子供も美味しいです。

もちろん、岩ガキ、うに、マダコ、剣先いか、クマエビなども美味しく食べることができます。

このほか、8月が旬の食べ物だけにこだわらず、バランスよく栄養素が摂れるような食卓を心がけましょう。

このなかから、岩ガキとマダコ、アナゴの栄養素についてご紹介します。

①岩ガキ

岩ガキの写真

岩ガキやカキは『海のミルク』とも呼ばれるとても栄養価の高い食べ物です。

まず、糖質の50%以上が、効率よくエネルギーに変わるグリコーゲンです。

そのため、肝臓の機能を高め疲労回復を助け、筋肉や脳のはたらきを活発にします。

また、タウリンがとても豊富です。タウリンは、乳酸の増加を防ぎ、スタミナ増強、疲労回復に効果があります。

また、胆汁酸の分泌を促し、コレステロールの上昇を抑えるので脂質異常症の予防効果があります。

だから、8月の夏バテ予防にピッタリです。

さらに、ヘム鉄や銅、亜鉛などのミネラルが豊富なので、貧血予防に効果があります。

亜鉛は美肌ターンオーバーの正常化にも大切なミネラルです。

②マダコ

マダコの写真

マダコは、岩ガキと同じくタウリンが豊富に含まれています。

また、アスパラギン酸やグルタミン酸などのアミノ酸を豊富に含んでいます。

さらに、低脂肪で高たんぱくなので肥満になる心配も少ない食べ物です。

ただし、比較的消化に時間がかかるため、胃腸が弱っているときは控えめにすることがおすすめです。

なお、8月後半からは秋へ向かうことも意識して乾燥肌対策になる食べ物の摂取も心がけましょう。

③アナゴ

アナゴの写真

アナゴにはたんぱく質のほか、カリウム、ビタミンA、脂質、カルシウムなどが含まれています。

また、カロリーも100gあたり161kcalと高くないので、ダイエット中でも心配なく食べられます。

アナゴに含まれるビタミンAはレチノールのことで、皮膚や粘膜を健康に保ち、細菌やウイルスに対する抵抗力を高めたり、薄暗いところで視力を保つはたらきがあります。

逆に、不足すると成長障害をはじめ、皮膚や目の乾燥、角質化などが起こるといわれています。

ただし、ビタミンAは肝臓で蓄えられることもあるので、過剰症によって肝障害や妊娠中の胎児への影響があります。

また、アナゴの脂質には不飽和脂肪酸の割合が高く、その中にはDHAやEPAも含まれています。

DHAやEPAには、中性脂肪やコレステロールを下げたり、血栓ができるのを防いで血液の流れを改善する効果が期待できます。


3.8月のオススメレシピは?

8月にオススメのレシピをご紹介します。

なお、このレシピや情報のご提供は、「T’s FOOD LAB」さんです。

本記事のレシピの提供者

T’s FOOD LAB代表

藤原 たか子 (TAKAKO FUJIWARA)さん

栄養士・食生活アドバイザー

オーガニック・健康食品会社にて商品企画開発・販売促進、料理教室を担当すると共にパン、デリカテッセンの商品開発、マクロビオティック、アレルギー用レシピをユーザー向けに提供。

8月は、「内側から美肌ケア~トリプル抗酸化食材で内側からの肌ケア~」がテーマ。

湿度も気温も高くなり、肌のお悩みが増える季節です。

外側からのケアはもちろん内側からもアンチエイジング成分を摂って、元気でイキイキとした肌に。この季節にオススメの食材は「鮭」です。

鮭には強力な抗酸化成分であるアスタキサンチンが含まれています。

紫外線を浴びると大量の活性酸素が生み出され、シワやたるみが引き起こされる「光老化」となって肌にあらわれます。

アスタキサンチンには、活性酸素を消去して酸化を防ぐ効果が期待されています。

*鮭は本来、秋から冬が旬の魚ですが、8月の抗酸化を意識してこの食材を使ったレシピをご紹介しています。

<今月の食材>

8月のおすすめレシピ「ボイルドサーモン フレッシュトマトソース」タイトルボイルドサーモン フレッシュトマトソースの食材

紫外線を浴びた後は、抗酸化成分を含む野菜で内側からケアをしましょう!

抗酸化成分は複数を同時に摂ると効果が期待できます。

★紫たまねぎ

紫色は美肌に役に立つアントシアニンです。

抗酸化成分(ポリフェノール)であるケルセチンも含まれています。

★トマト

紫外線を浴びた後の肌老化を予防する抗酸化物質のリコピンが含まれています。

油と一緒に料理すると、効率的に栄養が摂れます。

ボイルドサーモン フレッシュトマトソースの材料の表
①生鮭を鍋に並べ、上に鮭が浸かるくらいの熱湯と白ワインを加え、中火で鮭に火が通るまで茹でる。

(茹で過ぎると鮭が固くなるので注意)

②プチトマトはあらくみじん切りにする。紫たまねぎとAを加えてよく混ぜ、15分程度置き味をなじませる。

刻んだプチトマトと玉ねぎ

③器に1を盛り付け、2のフレッシュトマトソースを添える。

フレッシュトマトソース
ボイルドサーモン フレッシュトマトソースの完成写真
2人分

エネルギー 約177kcal

たんぱく質  約23.2g

脂質 約6.8g

炭水化物  約4.7g

塩分  約0.6g


4.8月の食べ物を記念日からピックアップ

8月といえば、1年中で最も暑い月。

気温、湿度ともにピークで、疲労がたまりやすい月です。

また、続くマスク生活と紫外線ダメージが重なって、さまざまな肌悩みの原因になることも。

そこで、ここでは8月の食の記念日の中で、夏バテ予防や肌の健康に良い食べ物の記念日と栄養素をご紹介します。

1)8月3日はハチミツの日

はちみつの写真

「はち=8」「みつ=3」の語呂合わせから、日本養蜂はちみつ協会と全日本はちみつ協同組合が、8月3日をハチミツの日として制定しました。

はちみつは蜜蜂が花から集めた蜜で、健康やアンチエイジングに良いことで知られています。

ハチミツの甘味度は、砂糖の1.3倍です。

だから、甘味をつける場合は、砂糖よりも使う量が少なくて済みます。

つまり、低カロリーの甘味料としても使えます。

そんなハチミツには、良質なビタミン類やミネラル類をはじめ、20種以上のアミノ酸や酵素といった栄養素も豊富に含まれています。

具体的には、ビタミン類としては、ビタミンB1・B2・B6・葉酸・ニコチン酸(ナイアシン)パントテン酸・ビタミンC・ビタミンK・ビオチンが含まれています。

また、ミネラル類としてはカリウムが豊富で、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・銅・マンガンなども含まれています。

消化吸収に優れ、効率よくエネルギーになることから、夏バテ防止のために8月に摂りたい食べ物です。

お肌への影響としてもビタミンB2やB6など含まれることから、マスク生活による毛穴悩みやシミの予防の一助になることが期待できます。

また、次のような効果も期待できます。

  • 整腸作用による便秘や下痢などの予防や改善効果
  • カリウムによる血圧を下る効果
  • 強い殺菌力が呼吸器系細菌の増殖を抑える作用による咳止め効果

<注意>

ハチミツには、わずかながら乳児ボツリヌス中毒の危険性があります。そのため、1歳未満の乳児には与えないよう注意する必要があります。

<参考記事>

マスク生活で増える毛穴や角栓の悩み!予防や改善の対策は?

マスクの摩擦でシミが目立つ!色素沈着の予防や改善法は?

2)8月7日はバナナの日

バナナの写真

「バ=8」「ナナ=7」の語呂合わせから、日本バナナ輸入組合が8月7日をバナナの日として制定しました。

8月に限らずどんな季節でも食べることができますが、栄養価が高いことでもよく知られています。

8月にも積極的に摂りたいフルーツです。

高カロリーと誤解されることも多いバナナですが、1本(可食部100g)のカロリーはたったの86kcalなので低カロリーです。

バナナは、カリウムが豊富でカルシウム、マグネシウムの3つのミネラルと食物繊維もとれるため、腸内環境を整えることができます。

また、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、葉酸のほかに糖質、トリプトファン、ポリフェノール類が含まれます。

バナナもハチミツと同じく、健康にも美肌にも良い栄養素が豊富なので、8月に摂りたい食べ物です。

また、トリプトファンは、質の良い睡眠をもたらすホルモン「メラトニン」の原料となるセロトニンの原料です。

つまり、バナナを食べるもことは良い睡眠をサポートするのです。

<参考記事>

バナナを毎日食べると腸内環境が改善される!その真偽は?

腸内フローラを整え便秘解消!肌荒れを改善して美肌へ

美肌は質の高い睡眠中に作られる!3つのホルモンを活かす4つの対策


5.食べ物についてもっと学ぶなら

ナールスエイジングケアアカデミーでは、8月に限らずさまざまな食べ物や飲料に関する最新の情報を発信しています。

また、ダイエットや栄養素の記事もあります。

さらに、編集部ニュースでもトピックスを取り上げたり、エイジングケア書籍レビューでも食べ物に関する本を紹介しています。

ここでは、それらをご紹介します。

1)食べ物や栄養素・サプリメントの記事

ナールスエイジングケアアカデミーの食べ物や栄養素・サプリメントに関する記事です。

8月だけではなく、どの季節や月でも役立ちます。

興味がある記事をぜひ、チェックくださいね。

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2)編集部ニュースの食べ物関係の記事

食べ物の写真

ナールスエイジングケアアカデミーの編集部員がピックアップした、さまざまな食べ物や栄養素・サプリメントに関する記事です。

8月に限らず、年間を通した食べ物の興味深い研究やトピックスが満載です。

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3)おすすめの食べ物関連の書籍

これらの書籍は、8月の食べ物についてだけではなく、アンチエイジングや美肌を叶える上でとても役立ちます。

気になる一冊があればぜひ、チェックしてくださいね。

コラーゲン完全バイブル(真野博 著、株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング)

医者が教える食事術 最強の教科書-20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68 (牧田善二 著、株式会社ダイヤモンド社)

新世紀版 養生訓(済陽高穂 著、株式会社河出書房新社)

やせる生活(島野雄実 著、株式会社文響社)

石原結實の病気を治す「野菜力」 (石原結實 著、株式会社ナツメ社)

便活ダイエット ~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~(小林弘幸 著、株式会社ワニブックス)

医者が教える最高の美肌術(小林暁子 著、株式会社アスコム)

化粧いらずの美肌になれる3つのビューティケア(菅原由香子 著、株式会社三笠書房)

美しい肌が生まれるところ ‐腸とこころをととのえる‐(山﨑まいこ 著、株式会社ワニブックス)


6.まとめ

まとめ
「8月の暑くて夏バテが気になる季節におすすめの食べ物とレシピ」をお届けしました。

また、季節や月に限らず、大切な食べ物や栄養素の記事やおすすめの書籍をご紹介しました。

いかがでしたか?

8月は、夏終盤で夏バテや肌疲労が気になる時期。

スキンケアやエイジングケアに加えて、旬の食べ物を美味しく食べて夏バテを予防する工夫も大切です。

食欲増進や疲労回復をサポートする食べ物を摂りたいですね。

今回は、8月の野菜から高原キャベツとモロヘイヤの栄養素を、果物からブドウといちじくの栄養素をご紹介しました。

また、魚介からは岩ガキとマダコ、アナゴの栄養素をご紹介しました。

この記事「8月の暑くて夏バテが気になる季節におすすめの食べ物とレシピ」を参考に、健康や肌によい栄養素を食べ物や飲料から摂っていただければ幸いです。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。

ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。

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