暑い夏7月におすすめの美肌の食べ物とレシピご紹介

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美肌や健康、アンチエイジングのためには、季節ごとの栄養バランスのよい食べ物を摂ることが大切です。

では、本格的な夏を迎える7月には、どんな食べ物がおすすめなのでしょうか。

この記事では、7月に旬を迎える美肌によい食べ物と美味しく味わうためのレシピをご紹介します。

<この記事の大切なポイント>
  • 美肌や健康を維持するためには、7月に旬を迎える食べ物を積極的に摂ることが大切です。その季節が旬の食べ物は、栄養価も高く美味しいのでおすすめです。
  • 食べ物や飲料に加えて、7月に合ったスキンケアやエイジングケアで一層、美肌になることができます。スキンケアと食べ物を上手に組み合わせましょう。
  • 野菜では、7月はゴーヤやオクラ、モロヘイヤなどが多く出回る時期です。果物ではブルーベリーやパッションフルーツ、スイカ、メロンなどが旬です。
  • 魚では、うなぎ、はも、まあじ、たちうおなどが旬です。特に、はもやうなぎは栄養価も高く、おいしく食べられる魚です。
  • 7月は高温多湿で夏バテが気になる月。食べ物で栄養をしっかりとって、夏バテ予防を意識しましょう。
  • 月や季節に限らず、1年中出回る食べ物もたくさんあります。7月が旬の食べ物だけではなく、からだや美肌によい食べ物は積極的に摂りましょう。

京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事

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この記事の監修医

岩手医科大学歯学部卒業後、都内歯科矯正施設で矯正歯科医として表側・裏側矯正や小児の顎骨成長発育誘導多数から成人矯正まであらゆる矯正治療を習得。
その後、矯正と審美歯科、美容皮膚科、美容外科、再生医療、免疫療法を組み合わせた日本で初めてのトータルビューティを実現できるクリニック「医療法人社団 サカイクリニック62」を開業。
歯と美容医療を組み合わせたパイオニアとしてドクター向け講師として活躍する稀有な存在として有名。
得意分野は、口元と肌の若返り美容。美容マシンに関する目利きがずば抜けており、世界でも安全・安心で効果の高いマシンを毎年数台導入するなど、常に患者さまにとって満足度の高い施術を行えるよう心がけている。

<7月におすすめの旬の食材リスト>

食材

栄養素

備考

野菜

あおとうがらし

カプサイシンや、ビタミンC、ビタミンE、カロテンなどが豊富。

あしたば

カルコンと呼ばれるフラボノイドやクマリン・βカロテン・食物繊維などが豊富。

いんげん

カリウム、鉄、亜鉛などのミネラル類、ビタミンB1、B2、ビタミンK、ビタミンCなどのビタミン類が豊富。

えだまめ

タンパク質、ビタミンB1、カリウム、食物繊維、鉄分などが豊富。枝豆のタンパク質にはメチオニンなども含まれる。

おくら

夏バテに効果のあるぬめりの成分はガラクタン、アラバン、ペクチン、といった食物繊維。βカロテンがレタスのおよそ3倍、カリウムやカルシウムも豊富。

かぼちゃ

カロテン、ビタミンB群、ビタミンE、βカロテン、カリウム、食物繊維が豊富。特に西洋カボチャにはビタミンCも豊富。

夏と秋から冬頃の2回あり、1回目は収穫が盛んな夏、2回目はかぼちゃが食べ頃になる秋から冬頃。

きくらげ

ビタミンB群、ビタミンE、鉄、カリウムが豊富。

生きくらげ。乾燥きくらげは一年中。

きゅうり

カリウムが豊富で、表皮のグリーンにはβカロテンが含まれる。

イボが尖っているものが新鮮。

ししとう

ビタミンC、ビタミンE、βカロテンなどが豊富。

しそ(大葉)

βカロテン、ビタミンB群やビタミンEやビタミンK、鉄分をはじめ、カルシウムなどのミネラルが豊富。

赤シソは6~7月が旬。

しんしょうが

マンガンが豊富でシネオール、ジンゲロール、ショウガオールなどが含まれる。

2~3ヶ月寝かせて、辛味を増したものが根生姜で旬はずれる。

ズッキーニ

カリウムやベータカロテンやビタミンB類が豊富。ビタミンCなども含まれる。

つるむらさき

β-カロテンやビタミンC、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富。

とうがん

95%が水分でカリウムが豊富。ビタミンCなども含まれる。

とうもろこし

炭水化物を多く含む高エネルギー食材、ビタミンB群が豊富。リノール酸(多価不飽和脂肪酸)やオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)が含まれる。

トマト

β-カロテンがやや豊富、カロテンの一種であるリコピンや「13-oxo-ODA」というリノール酸などが含まれる。

なす

コリンエステルが非常に豊富、紫紺色はナスニンが含まれる。

にがうり(ゴーヤ)

ビタミンCが非常に豊富でβカロテンをはじめ各種ビタミン類も豊富。「モモルデシン」と「チャランチン」という成分が含まれる。

にんにく

アリシン、スコルニジン(スコルジン)が含まれる。

はしょうが(やなかしょうが)

カリウム、カルシウム、ビタミンB2、葉酸、ビタミンCなどが豊富。

パプリカ

ビタミンC、カロテンが豊富、クエルシトリンも含まれる。

ピーマン

ビタミンC、カロテンが豊富、クエルシトリンも含まれる。

みょうが

ほとんどが水。水以外には、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、リン、ビタミンB群、Cなどが含まれる。香りはアルファピネン。

モロヘイヤ

βカロテンやビタミンE、ビタミンC、更にフラボノイドの一種ケルセチン、カルシウムが豊富。

らっきょう

食物繊維が豊富、アリシン・S-アリル-L-システインが含まれる。

レタス

β-カロテンが豊富。

栄養素が最も多くなる時期は11月頃。

果実

あんず

ベータカロテン、クエン酸、リンゴ酸といった有機酸が豊富でギャバなども含まれる。

旬は短く、6月下旬~7月上旬の2週間ほど。

いちじく

水溶性の食物繊維であるペクチンが豊富でカルシウムや鉄分などのミネラル、カリウム、フィシンも含まれる。

夏に旬を向かえる夏果、秋に旬を向かえる秋果、夏と秋の時期に摂れる夏果秋果兼用があり、その中でも秋に旬を迎えるものが最も美味しい。

うめ・うめぼし

果物の中では比較的カリウムや鉄、ビタミンEが豊富。クエン酸やリンゴ酸などの有機酸が含まれる。

キウイ

ビタミンC、食物繊維が豊富でカリウム、ビタミンE、アクチニジンが含まれる。

5月~12月頃はニュージーランド産が旬。

さくらんぼ

主成分はブドウ糖、それぞれの成分量は多くないが、全体的には糖質、ビタミンAやビタミンC、それにリン、カルシウム、カリウム、鉄分などのミネラルそして、カロテン、ビタミンB1、B2などを少しずつバランスよく含んでいる。

すいか

βカロテンとリコピンとカリウムが豊富でシトルリンも含まれる。

パイナップル

ビタミンC、ビタミンB1、食物繊維が豊富、ブロメライン、鉄やマグネシウムなどのミネラルも含まれる。

国産の場合。海外物は年中出回る。

ぶどう・マスカット

アントシアニンなどのポリフェノールが豊富でブドウ糖も含まれる。

デラウェアは7月中旬から8月中旬、巨峰は8月中旬~9月中旬、シャインマスカットは8月~10月が旬。

マンゴー

ビタミンCやカリウムが豊富で熟したものはベータカロテンが豊富。消化酵素も持っている。

鹿児島、宮崎、沖縄で栽培される国産は主に5月~8月が旬。

メロン

βカロテン、カリウムが豊富。ククミシンが含まれる。

もも

ずば抜けて多く含まれている栄養は特になく主成分は果糖。ペクチンなど食物繊維やカリウムが含まれる。

ゆず

ビタミンCが豊富で、ペクチン、クエン酸が含まれる。

青柚子は7~8月、黄柚子は10~12月が旬。

あじ

たんぱく質、脂肪、ビタミンB群、カルシウムやミネラルなどすべての栄養素がバランスよく含まれており、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン
酸)や必須アミノ酸が豊富。

あなご

ビタミンAが豊富でイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸が含まれる。

6月~8月頃は、脂分が少なく淡白でさっぱりしていおり、10月~12月頃は脂がのっている。

あゆ

ビタミンA、ビタミンB12、鉄分をはじめリンやカルシウム、マグネシウムなどのミネラル、EPAやDHA豊富。

いぼだい・えぼだい

不飽和脂肪酸が豊富。

いわし

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)をはじめとするn-3系脂肪酸(オメガ3)が豊富。

うなぎ

ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンD・ビタミンE・DHA・コラーゲン・EPA・ミネラルが大変豊富。

天然ものは冬が旬。

かじきまぐろ

DHAやEPA、ビタミンDが豊富でカリウムやアミノ酸が豊富。

かます

カリウム、リン、カルシウムが豊富でEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)ビタミンDやB12が含まれる。

6~8月はヤマトカマス、11~12月はアカカマスが旬。

かわはぎ

良質なタンパク質とビタミンDが豊富で脂質が少ない。

かんぱち

DHAとEPAとビタミンDが豊富。

きす

各種アミノ酸、良質なたんぱく質が豊富で、脂肪分が少ない。

脂がのるのは6月~9月。

すずき

比較的ビタミンDが豊富で、DHAとEPAなど脂肪酸含有量も含まれる。

たちうお

DHAやEPA、脂溶性ビタミンのA、D、Eが豊富。

どじょう

たんぱく質、ビタミンD、ビタミンB2、ビタミンB12、ナイアシン、可食部に骨も含むためミネラルではカルシウム、リン、鉄、亜鉛が比較的豊富。

とびうお

ビタミンEが豊富でナイアシンも含まれる。

はも

ビタミンD、たんぱく質、グルタミン酸やアスパラギン酸をはじめグリシンやアラニンなどアミノ酸が豊富。

皮にはコンドロイチン硫酸が含まれ、脂質は多くない。

海産物

アオリイカ

低脂肪、低カロリー、高たんぱくの食材でビタミン類やミネラル類もバランスよく含み、タウリンという成分も含まれる。

あわび

高タンパク低カロリーでグルタミン酸などのアミノ酸の他、ロイシンやリジンなどの必須アミノ酸やパントテン酸も豊富。

ウニ

ビタミンE、カロテンが豊富でビタミンB群も含まれる。

バフンウニは3〜4月が旬。

くるまえび

低脂肪高タンパクで、グルタミン酸、グリシンまたロイシンやリジンなどの必須アミノ酸が豊富。アスタキサンチンも含まれる。

けがに

カルシウムやリンといったミネラル、グルタミン酸やアスパラギン酸をはじめ各種アミノ酸が豊富。殻にアスタキサンチンが含まれる。

こんぶ

ヨウ素をはじめとするミネラル類や食物繊維が豊富。

さざえ

良質なたんぱく質が豊富で脂質が少ない。ビタミン、ミネラルもバランスよく含み、コハク酸はアワビより多い。

しじみ

鉄分やオルニチン、アラニン、メチオニンと呼ばれるアミノ酸、コハク酸、ビタミンB12が豊富。

土用しじみは夏、寒しじみは冬。

スルメイカ

タウリンが豊富。

とりがい

ビタミンB12、パントテン酸が豊富。

ほや

リン、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミンE、B12が豊富で、DHAとEPAなども含まれる。

まだこ

タウリンが豊富で低脂肪高タンパク。アスパラギン酸やグルタミン酸などのアミノ酸も含まれる。

その他

記事の目次を紹介する女性のイラスト

1.夏本番、7月が旬の食べ物を知りたいあなたへ

7月が旬の食べ物を知りたい女性

「暑い夏7月におすすめの美肌の食べ物とレシピご紹介」をお届けします。

どんな季節も健康やアンチエイジング、美肌のためには食べ物や飲料が大切です。

特に、夏本番を迎える7月は、皮脂分泌もピークでTゾーンがテカってオイリー肌で悩んだり、角栓いちご鼻毛穴の黒ずみで悩むことも増えます。

また、紫外線ダメージで、日焼けによるシミソバカスなどの肌悩みのリスクが大きくなり肌疲労を起こすことも。

さらに、UVAやロングUVAで、シワほうれい線などの光老化による肌老化のリスクが高くなります。

だから、7月は高い気温と紫外線を意識したスキンケアやエイジングケアが大切です。

また、Tゾーンのテカリや大人ニキビを予防する食生活と生活習慣を心がけたり、ストレスで肌荒れにならないように過ごすことも大切です。

だから、7月という季節を踏まえて、アンチエイジングを意識した生活や食べ物の習慣を実践することがエイジレスな美肌のために大切です。

その上で、7月といった季節に合ったエイジングケアやスキンケアを行えば、より美肌をキープできます。

そこで、ナールスエイジングケアアカデミーは、月別でおすすめの美肌によい食べ物とレシピをご紹介しています。

今回は、7月が旬の美肌によい食べ物とレシピをご紹介します。

また、季節や月に限らず大切な食べ物や栄養素の記事、おすすめの書籍をご紹介します。

からだとお肌のアンチエイジングのために参考にしてくださいね。

「7月が旬の食べ物にはどんな栄養素が含まれるの?ビタミンやミネラルは?」

「どんな野菜や果物が7月の旬なの?美味しく食べられる食べ物は何?」

「7月にオススメの魚介類は?また、ほかの海産物も教えて!」

「7月が旬の食べ物で肌老化の予防ができる食材は?教えて!」

「夏本番の7月におすすめのレシピは?」

などが知りたい方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

<7月にコラーゲンを生み出す力をチェックしたいなら!>

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<参考記事>

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梅雨に気をつけたい!スキンケア&エイジングケアのコツ

2.美肌や健康によい7月におすすめの食べ物は?

7月の美肌の基本を支える食べ物をご紹介します。

1)7月が旬の野菜

7月が旬の野菜「ゴーヤ」

夏本番を迎える7月が旬の野菜は、とうもろこし、冬瓜、葉ショウガ、モロヘイヤ、らっきょう、ズッキーニ、ゴーヤ、枝豆、ネバネバ系のオクラなどがあります。

また、ししとうや甘長とうがらし、茄子も美味しく食べることができます。

これらのなかで、ゴーヤのビタミンCの量は、キウイより多く、キュウリやトマトの5倍以上もあります。

ビタミンCは美肌のビタミンです。

コラーゲンが増えるのを助けたり、皮脂をコントロールして毛穴のケアに効果的です。

また、メラニンを還元して美白効果を発揮するので、シミソバカスの予防隠れシミの予防にもおすすめです。

もちろん、風邪の予防肌荒れ予防に効果的です。

また、ゴーヤ独特の苦味成分「モモルデシン」には、胃腸の粘膜を保護したり食欲を増進する効果があります。

だから、7月の夏バテ予防にぴったりの食べ物です。

<参考記事>

コラーゲンを増やすにはビタミンCのチカラが必要!

ビタミンC不足は毛穴を目立たせ、老化スピードも速めてしまう!

オクラには、ガラクタンやアラバン、ペクチンなどの食物繊維が豊富です。

これらがネバネバ成分で便秘を予防します。

また、βカロテンが豊富なので、目や粘膜の健康、美肌にも有効です。

ほかにも、カリウムやカルシウムを豊富に含んでいます。

カルシウムは骨の健康維持に大切です。

エイジングケア世代や更年期の女性は、骨粗鬆症によるほうれい線を予防するためにも摂りたい食べ物です。

2)7月が旬の果物

果物では、メロン、いちじく、すいか、ブルーベリーなどのベリー類やぶどう、さくらんぼ、桃、パッションフルーツ、マンゴー、ドリアン、ドラゴンフルーツ、バナナなどが7月の旬の果物です。

7月が旬の果物「ブルーベリー」

ブルーベリーの薬効に関する研究はたくさんあります。

まず、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが目の疲労をやわらげ視力低下を防ぐとともに、視力を向上させるなど目の老化予防が期待できます。

また、アントシアニンはポリフェノールの一種で、ガンやさまざまな生活習慣病の原因にもなっている活性酸素を抑制する効果、つまり、からだや肌の酸化を抑えるはたらきがあります。

ほかにも、ビタミンE(トコフェロール)が豊富で、からだや肌の老化を防ぎます。

さらに、ブルーベリーが骨粗鬆症の予防に役立つという研究報告もあります。

パッションフルーツは、果肉部分にはβカロテンが豊富です。

βカロテンは体内でビタミンAに変化します。

そして、抗酸化作用を発揮して、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を予防します。

また、皮膚や粘膜の細胞を健やかに保ちます。

パッションフルーツの一種であるイエローパッションフルーツには、ビタミンB6やビタミンC、葉酸などが豊富です。

ビタミンB6は、アミノ酸の代謝に大きな役割を果たします。

葉酸は女性の妊娠などをサポートします。

<参考記事>

バナナを毎日食べると腸内環境が改善される!その真偽は?

キュアパッションはクダモノトケイソウ果実エキスの化粧品成分

3)7月が旬の魚介類

7月が旬のしじみを使ったお吸い物

7月、真夏が旬の魚は、魚では、うなぎ、はも、まあじ、たちうお、はた、かます、あなご、きす、すずき、あわび、いわがき、しじみ、あゆなどです。

また、ウニほか、イカ、タコ、ホタテ、トリガイ、サザエなどの貝類、シラエビ、サルエビ、クマエビなどのエビ類、ハサカキガニやガザミ類なども豊富に出回ります。

なかでも、あゆは栄養価が高い魚です。

内臓にはビタミンA栄誉が豊富です。

また、葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビンの生成をサポートして貧血を防ぐビタミンB12も豊富です。

ほかにも、鉄分やリンやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富です。

たちうおは、白身の割にオレイン酸が豊富です。

だから、悪玉コレステロールを減らすことが期待できます。

また、ビタミンAをはじめ、ビタミンDやビタミンE 、DHAやEPAも豊富です。

ハモには、コンドロイチン硫酸、DHAやEPAも豊富です。

もう1つ夏に旬を迎えるのが、高級食材のあわび。

あわびは、品種によって旬の時期が異なりますが、クロアワビやメガイアワビ、マダカアワビは7月が旬です。

あわびは新鮮なら刺身で食べるのがおすすめです。

一方、加熱すると旨味と甘味が増すので、ステーキや蒸しアワビもおすすめです。

そんなあわびは、低脂肪・高たんぱく・低コレステロール、低カロリーなので、ダイエットにも向く食材です。

栄養素としては、ビタミンA・B・C、銅、亜鉛、鉄分、マグネシウムなどのミネラル、コラーゲン、タウリンなども豊富です。

貝類に含まれるコラーゲンの量は、貝の身のかたさに比例します。

比較的固い貝であるあわびは、コラーゲンが豊富なのです。

ほかでは、「梅雨の季節6月におすすめの美肌の食べ物とレシピご紹介」でもご紹介しましたが、エビやカニには、質の高い睡眠をサポートするグリシンが豊富です。

グリシンには「老化の症状改善にコラーゲンに含まれるグリシンが効果を」で紹介しているとおり、老化を防ぐはたらきがあります。

7月が旬の魚介類には、肌悩み肌老化の予防にもおすすめのものがたくさんあります。

7月は、夏の乾燥肌対策夏の紫外線対策を意識した食べ物や栄養素なども積極的に摂取しましょう。

このほか、7月の食べ物だけにこだわらず、バランスよく栄養素が摂れるような食卓を心がけましょう。

7月の美肌のための食べ物や乾燥肌を防ぐ食べ物は、次の記事を参考にしてください。

紫外線対策の食べ物と飲料!日焼けや肌老化を防ぐ7つの栄養素は?

コラーゲンを毎日食べて、紫外線による光老化や肌老化を予防しよう!

コラーゲンを毎日食べることが「免疫力アップ」のカギ!

美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで

美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?

乾燥肌は食べ物と飲み物で内側から保湿を!おすすめ10の栄養素とは?

セラミドを食べ物、飲み物で!乾燥肌とシワにも効果が期待?

腸内フローラを整え便秘解消!肌荒れを改善して美肌へ

なお、「老化に影響大の「オーラルフレイル」。危険性がある人は5割超え!」でご紹介したとおり、加齢で口腔機能が衰えます。

どんな食べ物でも取れるように口腔ケアも意識しましょう。


3.7月のオススメレシピは?

7月にオススメのレシピをご紹介します。

なお、このレシピや情報のご提供は、「T’s FOOD LAB」さんです。

本記事のレシピの提供者

T’s FOOD LAB代表

藤原 たか子 (TAKAKO FUJIWARA)さん

栄養士・食生活アドバイザー

オーガニック・健康食品会社にて商品企画開発・販売促進、料理教室を担当すると共にパン、デリカテッセンの商品開発、マクロビオティック、アレルギー用レシピをユーザー向けに提供。

<ミートボールのタジン鍋>

7月のオススメレジピ「ミートボールのタジン鍋」

暑い季節には、暑い国の料理を。

スパイスが入ったミートボールをタジン鍋で煮込んだモロッコ風のレシピです。

モロッコの伝統的な料理には欠かせないタジン鍋は、無水鍋のように少量の水分で蒸し煮ができます。

今回のレシピは、タジン鍋でつくりましたが、土鍋やフライパンでも代用できます。

<7月の食材>

「トマト」

植物の栄養成分のなかで、注目されているのが、苦味、渋味、色素の成分となっているポリフェノールです。

ポリフェノールは、「ファイトケミカル(フィトケミカル)」とも呼ばれていて、さまざまな健康効果が報告されています。

緑茶のカテキン、トマトのリコピン、ブルーベリーのアントシアニンは代表的なポリフェノールです。

夏は、赤い色素のポリフェノールを持っている野菜や果物が出回ります。

トマト、スイカに含まれているのがリコピンです。

リコピンには強い抗酸化作用があり、紫外線に当たった後の老化の進行を遅らせるといわれています。

加工用のトマトは、生のトマトよりもリコピンが多く含まれているので、トマト缶やトマトソース、トマトペーストを料理に使用すると効率よくリコピンが摂取できます。

<「五香粉(ウーシャンフェン)」>

梅雨冷えによる梅雨バテ、夏の食欲不振には、巡り効果がある五香粉がおすすめです。

新陳代謝を活発にするとともに、消化促進、リラックス効果が期待されています。

中国料理によく使われる五香粉は、スターアニス(八角)、シナモン、花椒、クローブ、陳皮などがブレンドされているミックススパイスです。

肉料理の臭い消しなどによく使われます。

<7月のおすすめレシピは、ミートボールのタジン鍋>

『材料 約2人分』

□たまねぎ(みじん切り)・・・1/2個分

□合い挽き肉・・・180g

□塩、こしょう・・・少々

□五香粉・・・少々

□パクチー・・・1株

□赤ピーマン(みじん切り)・・・1個分

□オリーブオイル・・・適量

□市販のトマトソース・・・250g

□卵・・・1個

7月のおすすめレシピタジン鍋の材料
①たまねぎを耐熱容器に入れます。

ゆったりとラップをし、電子レンジで約1分30秒加熱します。

冷めたら、2等分にしておきます。

②ミートボールをつくります。

ミートボールを焼く様子

ボウルに、1のたまねぎの1/2量、合い挽き肉、塩、こしょう、五香粉、パクチーの茎の部分をみじん切りにしたものを入れ、粘りが出るまでよく練ります。

8等分に丸め、小さいハンバーグ型にします。

フライパンで両面を焼きます。

※肉から油が出るので、焼く際は、油は不要です。途中、キッチンペーパーなどで油を取り除きながら焼いてください。

③タジン鍋に、1の残りのたまねぎ、赤ピーマンを入れ、軽く炒めた後、トマトソースを入れます。

玉ねぎと赤パプリカを炒める様子

中火で加熱し沸騰したら、2のミートボールを入れ、弱火で約10分加熱します。

ミートボールを弱火で加熱する様子
中央に、卵を割り入れて火を止め、ふたをして蒸らします。

仕上げに、パクチーの葉をのせます。

卵を崩しながら、パンやごはんと合わせて召し上がってください。

『栄養成分 1人分』

7月のおすすめレシピ「ミートボールのタジン鍋」の出来上がり

エネルギー 383kcal

たんぱく質  26.3g

脂質       22.7g

炭水化物    15.3g

食物繊維総量  2.2g

糖質量 13.1g

食塩相当量 1.0g

栄養計算は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)をもとに算出した数値です。

材料の収穫時期や大きさ、調味料メーカーの違いなどにより、ばらつきがあります。


4.7月の食べ物を記念日からピックアップ

7月といえば、紫外線がとても強い月。

紫外線は、免疫低下の原因にもなります。

そこで、ここでは7月の食の記念日の中で、免疫アップや夏バテ予防につながる食べ物の日を取り上げます。

1)7月14日はゼラチンの日

ゼラチンとはコラーゲンを少し分解した成分。

食用をはじめ、工業用、医療用、写真業界など、幅広く利用されています。

そんなゼラチンは、フランス菓子や料理に好んで使われます。

そこで、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合がフランスの代表的な記念日である7月14日=フランス革命と同じ日を「ゼラチンの日」に制定しました。

<コラーゲン・ゼラチン・コラーゲンペプチドの関係>

コラーゲン・ゼラチン・コラーゲンペプチドの関係の図

コラーゲンについては、今ではさまざまなエビデンスが登場し、健康やお肌にとって良い効果があることわかってきました。

コラーゲンからできたゼラチンを摂ることは、コラーゲンを摂ることと近い効果が期待できます。

高血圧の防止や骨粗鬆症の軽減、関節炎の治癒などにも効果があるといわれています。

また、若々しい肌をキープしたり、肌の保湿力を高める効果も期待できます。

<コラーゲンの参考記事>

コラーゲンはなぜ必要?おすすめの低分子コラーゲンサプリご紹介!

プルプル美肌になる!コラーゲンサプリメントの種類と選び方のコツ

100%天然海水魚から抽出したマリンコラーゲンの秘密

コラーゲンの敵!紫外線による光老化から肌を守るコラーゲンペプチド

コラーゲンをサプリメントで摂れば効果的。エビデンスを知って美肌に!

毛細血管のゴースト化でコラーゲンも老化!美肌を取り戻す方法

コラーゲンの正しい摂り方を知って美肌とアンチエイジング

2)2022年は7月23日が土用丑の日

土用の丑の日に食べるうな重のイメージ

うなぎを食べて夏バテを防ぐ風習から、江戸時代に平賀源内が発案したといわれています。

そんなうなぎには、ビタミンA、B1、B2、D、EやDHA、コラーゲン、EPA、ミネラルなどの栄養素が大変豊富に含まれています。

中でもビタミンA・B群が豊富で、一日に必要な摂取量を約1尾で十分まかなうことが出来ます。

ビタミンAは、骨や歯の発育を促進し、風邪予防にもつながるといわれています。

また、皮膚や目の健康に欠かせない栄養素です。

ビタミンB1は、脳神経系の正常なはたらきを助けたり、糖質を代謝するため、疲労回復効果が期待できます。

また、むくみを予防するはたらきもあるといわれています。

ビタミンB2は、髪や、お肌などの健康保持に役立ち、美容効果が期待できます。

ビタミンDは骨の代謝を助けます。

だから、骨粗鬆症の予防に大切な栄養素です。

また、ビタミンE(トコフェロール)は血行促進のはたらきがあります。

このように、うなぎの栄養価はとても高く、7月の夏の季節の健康や美肌のためにぴったりの食材です。

ただし、糖質は少ないですが、脂質が豊富でカロリーは高めです。

たくさん食べると高カロリーになってしまいますので、その点は注意が必要ですね。

なお、夏の土用の期間は例年7月19日〜8月6日頃で、2022年は8月4日も丑の日にあたることから2回巡ってきます。

<参考記事>

ほうれい線は骨粗鬆症で目立つ!更年期のエイジングケア


5.食べ物についてもっと学ぶなら

ナールスエイジングケアアカデミーでは、7月に限らずさまざまな食べ物や飲料に関する最新の情報を発信しています。

また、ダイエットや栄養素の記事もあります。

さらに、編集部ニュースでもトピックスを取り上げたり、エイジングケア書籍レビューでも食べ物に関する本を紹介しています。

ここでは、それらをご紹介します。

1)食べ物や栄養素・サプリメントの記事

バランスの良い食べ物

ナールスエイジングケアアカデミーの食べ物や栄養素・サプリメントに関する記事です。

7月だけではなく、どの季節や月でも役立ちます。

興味がある記事をぜひ、チェックくださいね。

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2)編集部ニュースの食べ物関係の記事

ナールスエイジングケアアカデミーの編集部員がピックアップした、さまざまな食べ物や栄養素・サプリメントに関する記事です。

7月に限らず、年間をとおした食べ物の興味深い研究やトピックスが満載です。

アーモンドミルクの日は5月30日!人気秘密はスゴイ美肌効果

アーモンドを食べる習慣のある人は顔のシワが少ない?研究結果発表!

ヨーグルトは夜に食べるのが効果的!おすすめの食べ方と乳酸菌の効果

夏は痩せやすい季節ってホントなの?脳腸相関でダイエットの工夫!

毛髪に朗報!ノニと魚由来コラーゲン入りドリンクで抜け毛が減った

お酒の飲み過ぎは、腸内環境にも美肌にも大ダメージ!

「発酵食品で体を元気に!」@健康ラボステーションのセミナーに参加してきました

3)おすすめの食べ物関連の書籍

これらの書籍は、7月の食べ物についてだけではなく、アンチエイジングや美肌を叶える上でとても役立ちます。

気になる一冊があればぜひ、チェックしてくださいね。

コラーゲン完全バイブル(真野博 著、株式会社 幻冬舎メディアコンサルティング)

医者が教える食事術 最強の教科書-20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68 (牧田善二 著、株式会社ダイヤモンド社)

新世紀版 養生訓(済陽高穂 著、株式会社河出書房新社)

やせる生活(島野雄実 著、株式会社文響社)

石原結實の病気を治す「野菜力」 (石原結實 著、株式会社ナツメ社)

便活ダイエット ~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~(小林弘幸 著、株式会社ワニブックス)

医者が教える最高の美肌術(小林暁子 著、株式会社アスコム)

化粧いらずの美肌になれる3つのビューティケア(菅原由香子 著、株式会社三笠書房)

美しい肌が生まれるところ ‐腸とこころをととのえる‐(山﨑まいこ 著、株式会社ワニブックス)


6.まとめ

まとめ

「暑い夏7月におすすめの美肌の食べ物とレシピご紹介」をお届けしました。

また、季節や月に限らず、大切な食べ物や栄養素の記事やおすすめの書籍をご紹介しました。

いかがでしたか?

7月は、梅雨が明けると本格的な夏が到来。

野菜では、ゴーヤやモロヘイヤ、ズッキーニなどが7月が旬の野菜です。

果物ではパッションフルーツやマンゴー、スイカ、メロンが旬。

そして、魚では、まあじやはも、アユが美味しい季節を迎えます。

一方で、7月は気温が高い上に紫外線ダメージで免疫も下がりぎみ。

スキンケアやエイジングケアに加えて、旬の食べ物を美味しく食べて夏バテを予防する工夫も大切です。

この記事「暑い夏7月におすすめの美肌の食べ物とレシピご紹介」を参考に、健康や肌によい栄養素を食べ物や飲料から摂っていただければ幸いです。

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。

ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報ご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。

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