便秘で肌荒れに悩む女性

よく便秘は美肌の大敵といわれますが、まさにそのとおりです。

便秘になるとからだや顔がむくんだり、ニキビや肌荒れ、くすみといったお肌のトラブルが起きがちで、お肌のハリやツヤもなくなってきます。

ここでは、便秘とはいったいどういうものなのか、またなぜ肌荒れの原因になるのか、改善するためにはどうすればよいのかなど、その対策の基本についてご紹介します。

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1.便秘で肌荒れが気になるあなたへ

便秘で肌荒れが気になる女性

「便秘は肌荒れのもと!原因から改善の対策・治療を知ろう!」をお届けします。

毎日、きちんとお肌のお手入れをしているのに、肌荒れが治らない…、ということはありませんか?

もしかして、便秘気味だったり、便秘に悩まされていませんか?

よく便秘は美肌の大敵といわれますが、まさにそのとおりなんです。

便秘になるとお腹が張ったり、からだや顔がむくんだり、ニキビや肌荒れ、くすみなどのお肌のトラブルが起きがちで、お肌のハリツヤもなくなってきます。

特にエイジングケア世代になると、お肌の老化とも重なるのでより悩みが深くなることも。

「便秘なんて日常的なことだし、特に支障もないし…」や「たかが便秘」なんていって、放置するのは厳禁!

せっかくお肌に合ったエイジングケア化粧品を使っていても、からだの中を整えていないと肌荒れを招いて、すべてが無駄になってしまいます。

だから、あなたの便秘の原因を突き止め、改善することが大切です。

また、そのまま便秘を放置していないで、早めに消化器の専門医や便秘外来などを受診したほうがよい場合もあります。

この記事では、なぜ便秘がお肌に悪影響を与えるのか、また、便秘の症状、原因と改善のための対策の基本をご紹介します。

また、医療機関検索や便秘チェックができるおすすめのサイトも紹介します。

「なぜ便秘で肌荒れになるの?理由を知って予防したい!」

「毎日便秘気味なので、早く改善したい!生活習慣をどう変えれば良いの?」

「便秘のせいか、肌荒れで困っている!スキンケアやエイジングケアだけではダメなの?」

「便秘を改善する方法ってどんな対策があるの?クリニックや病院でも治療できるの?」

「40代で便秘とエイジングケアで気をつけることは?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。

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<この記事の大切なポイント>
  • 「便秘」とは、日本内科学会では「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」としています。しかし、排便周期は人によって異なりますし、数値化できる明確な定義があるわけではなく、排便の回数に関わらず、お腹が張って苦痛や不快を感じる場合も「便秘」なのです。
  • 一般的に便秘といえば、慢性便秘のことですが、その種類は、便秘が起こる原因で細かく分かれます。いずれの場合も予防のために大切なのは、日常のバランスの良い生活習慣です。
  • 便秘は、60歳以下では女性のほうが男性よりも多い病気ですが、高齢者(65歳以上)になると男女とも年齢とともに便秘を自覚する比率は増えます。便秘の男女比は、80歳を超えると男性のほうが多くなります。
  • 便秘が続くと、腸内で便の滞留時間が長くなり、腐敗が進んで悪玉菌が大量に増えます。そして、腸でできた有害物質が血液と一緒に全身に届けられることで、肌荒れや肌のトラブルを引き起こします。
  • 便秘によってターンオーバーが乱れることで、くすみなどのさまざまな肌悩みの原因になることもあります。便秘を改善しないままエイジングケア化粧品を使っても、美肌は期待できません。腸の状態が肌状態に影響を与えることを知っておきましょう。
  • 便秘の改善には、食物繊維や水分を十分に摂るなど食生活を改善するほか、適度な運動、十分な睡眠など規則正しい生活習慣が大切です。まずはお薬に頼る前にできることを行いましょう。
  • 生活習慣を改善しても便秘が解消しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。治療薬や生活習慣の改善などの指導などをサポートしてもらえます。

2.便秘とは?

便器に座っても便が出ないイメージ

1)便秘とは、「慢性便秘」?

ちょっと便がでないと、「最近、便秘でね~」なんていいますよね。

では、医学的にはどういう状態でしょうか?

まず便秘は、「急性の便秘」と「慢性の便秘」の2種類に大別されています。

急性の便秘は文字通り、毎日、正常にお通じがあったのに、食べ物など何らかの理由で一時的に便がでなくなってしまうことです。

そして、私たちが普段「便秘」と呼んでいるものは、「慢性便秘」にあたります。

慢性便秘がどういう状態かといいますと、目安として「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」(日本内科学会)です。

ただし、排便周期には個人差があり、何日、便が出なかったら便秘という絶対的なものではなく、回数に関わらず、お腹が張って苦痛や不快を感じる場合も便秘なのです。

2)医学における便秘の定義は?

便秘を治療する医師

こうした便秘の特性から、国内外の医学関連の学会でも便秘の定義は異なります。

消化器の病気の国際学会である国際消化器病学会の定義は、次のとおりです。

①以下の症状が2つ以上みられる

  • 排便回数が週に3回未満
  • 兎糞状便または硬便が排便の25%以上(4回に1回以上は兎糞状便または硬便いわゆるコロコロ便)
  • 用手的に排便を促進させる(指や綿棒などを用いて強制的に排便させる行為)ことが排便の25%以上
  • 努責(排便時に強くいきむこと)、残便感、直腸肛門の閉塞感がみられる頻度が排便の25%以上

②下剤を使わないときに軟らかい便になることは稀である

③過敏性腸症候群(IBS)ではない

以上の症状が6ヵ月以上前からあり、最近3ヵ月間は上記の3項目を満たす場合に「慢性便秘である」と定義しています。

また、国内では、日本内科学会日本消化器病学会が、便秘を次のように定義しています。

◆日本内科学会

「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」

◆日本消化器病学会

「排便が数日に1回程度に減少し、排便間隔が不規則で便の水分含有量が低下している状態(硬便)を指しますが、明確な定義があるわけではありません。問題となるのは排便困難や腹部膨満感などの症状を伴う便通異常=「便秘症」です。」

つまり便秘は、排便頻度、便の形状、排便時の気分、排便後の気分など、数値化したり明確に言語化することが難しいことから、国内外でもその定義の表現が少しずつ異なるのです。

さらに、慢性便秘は、便秘が起こる原因で種類が細かく分かれます。

それは、次の5つです。

①機能性便秘:腸そのものに原因がなく、生活習慣やストレス、加齢などの影響で、腸のはたらきが低下して起こる便秘
②IBS便秘型:過敏性腸症候群(IBS)によって起こる便秘
③症候性便秘:他の病気(糖尿病、甲状腺機能低下症、うつ病など)の影響によって起こる便秘
④薬剤性便秘:飲んでいるお薬(降圧薬(カルシウム拮抗薬)、鎮痛剤(アルカロイド)、抗がん剤、オピオイド鎮痛薬、鉄剤、不整脈・抗うつ薬など)の影響によって起こる便秘

⑤器質性便秘:大腸がんや手術後の癒着、炎症性疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)など腸そのものの形の異常などによって、便の通過が物理的に妨げられて起こる便秘


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3.便秘の人は、日本にどれくらいいる?!

便秘が気になる中川ゆう子さん

1)慢性便秘をわずらっている日本人の割合は?

日本人の成人で便秘に罹っている人の割合について、厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査」によると、有訴者(便秘の自覚症状がある人)の割合は男性が4.0%、女性が5.9%ということがわかりました。

そして、便秘の有病率は成人の約14%で、なんと7~8人に1人いるわけです。

ということは、満員の東海道新幹線だと1車両の定員が85名なので、10人くらい便秘の人が乗っているのかも…って計算になります。

2)年齢と便秘の関係は?

一般的に便秘は、先ほどもお示ししたとおり、男性より女性の方が多いことが知られています。

これはそのとおりなのですが、厚生労働省の国民生活基礎調査によると、加齢にともない男女共に便秘の発症率は増加し、75歳から80歳では男女はほぼ同じで、80歳を超えると男性のほうが多くなります。

<日本人の便秘有訴者率の年齢・性別分布>

日本人の便秘有訴者率の年齢・性別分布のグラフ

出典:「平成25年 国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)

3)便秘と季節の関係は?

便秘は冬になりやすいとも考えられています。

また、症状が悪化することも多いようです。

その理由は、運動不足や冷えなどです。

寒くなるとつい家の中で過ごす時間が増え、運動不足になり、腸のはたらきが低下してしまいます。

また、気温が低くなってからだが冷えることで、腸の蠕動運動が鈍くなります。

その結果、便秘になりやすいのです。

さらに、冬は喉の渇きを感じにくいため、水分の摂取量が少なくなってしまうことも原因の1つです。

水分は美肌にも必要なので充分に摂ることが大切です。

冬以外では、寒暖差などでストレスを感じやすい季節の変わり目も要注意です。

ストレスは肌荒れの原因でもあり、便秘の原因にもなるのです。

<参考記事>
冬の便秘!5つの原因と解消して肌荒れのない美肌になる方法


4.便秘の症状と原因・メカニズム

便秘のメカニズムについて解説する医学博士

1)便秘の症状は?

便秘の症状は、次のようにさまざまです。

  • 便の回数が減ってしまう
  • 排便時にいきみがある
  • お腹(下腹部)に痛みや不快感
  • 便が硬い(ウサギの便のようにコロコロしているなど)
  • 排便しても残便感がある

便秘なのか下痢なのかを、便の形状で見分けるツールとして、「Bristol Stool Form Scale(ブリストル便形状スケール)」というものがあります。

ブリストル便形状スケールは、医療機関で国際的に汎用されているスケールで、便形状を7つのタイプに分類しています。

国際消化器病学会が組織している、便秘や下痢などの診断・治療を改善する委員会(Rome委員会=ローマ委員会)では、次のように判定することを提言しています。

  • ブリストル便形状スケールのタイプ1と2を「便秘」
  • タイプ6と7を「下痢」

<ブリストル便形状スケールによる便の形状と便秘と下痢の見分け方>

ブリストル便形状スケールの表

2)便秘の原因は?

便秘の原因は、肉食中心の食生活による食物繊維不足や運動不足のほかに、無理なダイエット、人前での恥ずかしさや忙しいからと便意をガマンする、大腸が便を送り出す力が弱い(腹筋が弱い人に多い)、ストレス、病気などが考えられます。

そのほかの便秘の原因としては、便秘の種類で挙げたように、ほかの病気の影響、過敏性腸症候群(IBS)、病気で飲んでいるお薬の副作用、腸の病気で腸の形に異常があることなどもあります。

よく、日本人は欧米人に比べて腸が長いから便秘になりやすいというのを聞きますが、日本人とアメリカ人の大腸の長さを調べた医学論文では、ほとんど差がないことがわかりました。なので、少なくとも腸の長さと便秘は関係ないといえますね。

ちなみに、日本人の大腸の長さは平均155cm、アメリカ人は平均158cmです。

3)便秘が起こるメカニズム

便秘でおなかが痛い女性

今、便秘の原因を挙げましたが、実際の腸の中で便秘が起こるメカニズムは3つに分かれます。

①腸内の便の通過時間が長い

胃の中に食べ物が入ったら、胃が膨らんで動き出します。

この動きを受けて大腸がぜんどう運動を始めます。

これを「胃-結腸反射」といいます。

この指令によって、便はS状結腸から直腸へ送り出され、直腸に達すると便意を感じるわけです。

これを「排便反射」といいます。

つまり便意のきっかけをつくる反射です。

しかし、胃-結腸反射が遅いと、大腸内で便が滞留する時間が長く(便の通過時間が遅く)なります。

そうすると、便に含まれている水分が腸に吸収されすぎて、排便に適した水分量よりも減ってしまって、硬い便となり、排便しにくくなります。

②肛門の排出力が弱い

便意を感じたときにトイレに行くのをガマンするのを繰り返していると、便意自体を感じにくくなりってきます。

そうなると、腸のはたらきが鈍ってきて、肛門で便を押し出す力が弱くなり、便秘が起こります。

③腸管が狭くなって便の通りが悪い

大腸がんや大腸ポリープなど腸の形に異常をきたす病気で、腸管が狭くなれば、便の通りが悪くなって、便秘が起こります。


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5.便秘を放っておくと、毒素がからだをめぐって、お肌も荒れる

肌荒れを感じる女性

1)便秘だと、なぜお肌に悪影響があるの?

便秘とお肌の状態には、深い関係があります。

おなかの中で何日間も便をため込んでいると、腸内で便の腐敗が進んで悪玉菌が大量に増えます。

悪玉菌が増えると、腸内環境は悪化していくばかりで、腸の動きも鈍っていくため、腐敗物も溜まっていき、ついにアンモニアやアミン、硫化水素などの有害物質を発生させます。

この有害物質が腸内から吸収されて血液中に溶け込んで、全身へと回っていきます。

ドロドロに濁った川のような状態の血液から、お肌の栄養素となるものが得られるはずもなく、運ばれてきた有害物質によって、お肌はダメージを受けて、肌荒れが起こるわけです。

<参考記事>
腸内フローラを整え便秘解消!肌荒れを改善して美肌へ

2)便秘がもたらす肌悩み

また、便秘になると自律神経のはたらきも悪くなり、皮膚の血行が悪くなるので、新陳代謝が正常に機能せず、ターンオーバーが乱れます。

なので、古い角質が残って、お肌がくすんだり、ニキビや肌荒れを起こす原因となるのです。

もちろん、便秘は乾燥肌の原因にもなるので、乾燥肌が進むと肌老化をもたらすことにもなるリスクが増えます。

さらに便秘で腸内環境が悪化すると、皮膚常在菌のバランスも乱れます。

つまり、腸の状態がお肌へ与える影響は大きいのです。

便秘が原因で起こる肌悩みは、エイジングケア化粧品などでスキンケアを行う以前に、便秘そのものを改善することが大切です。


6.便秘の改善・解消で肌荒れサラバ!ツルツルお肌に

便秘解消でつるつるお肌の女性

1)日常生活による便秘の予防と改善の基本

便秘を解消するには、悪玉菌が好むことを避ければいいですよね。

つまり、規則的な生活、適度に運動する、肉中心の食事ではなく、野菜や魚もバランスよく摂るようにする、甘いものの食べ過ぎを避けるなどです。

ほかにもストレスを避けたり、からだを温めて代謝をアップするなども大切です。

つまり、健康やアンチエイジングを意識した生活習慣によって、便秘は予防・改善ができるのです。

便秘の解消に加えて、正しいスキンケアやエイジングケアができれば、肌荒れも解消しツルツルのお肌が期待できます。

便秘のない健やかな腸内環境と正しい洗顔クレンジング保湿ケア紫外線対策をおこうことで、真皮も表皮も健やかな状態になります。

表皮のターンオーバーも正常になり、真皮線維芽細胞も活発にはたらくのです。

さらに、肌表面の皮膚常在菌のバランスも保たれます。

その結果、キメの整った素肌透明感のある素肌がキープできるのです。

もちろん、肌のハリやツヤも戻ってきます。

2)便秘を予防するための食べ物と食べ方

便秘を予防する、また改善するためには、食物繊維や乳酸菌を積極的に摂ることが大切です。

食物繊維の1日の摂取目安量は、男性が24~27g、女性が19~21gとなっています。

実は、この量の食物繊維を食べ物で摂るのは大変です。

<食物繊維の摂取量>

食物繊維の摂取量の表と写真

すべてを食事だけでカバーできないこともありますので、食べた物が腸を通過しやすくなるよう水分を摂りましょう。

起床時にお水を飲んで、排便を促すことも大切です。

飲むお水は、室温または白湯にしてくださいね。

冷たい水だと腸への刺激が強いからです。

また、サプリメントや食物繊維入りの飲料を飲んで補給するなど、便利なものは積極的に利用すればよいと思います。

乳酸菌には、腸内で悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整えるはたらきがあります。

つまり、腸内環境を整え便秘やそれによる肌荒れを防ぐはたらきがあります。

さらに、コレステロールの低下、免疫力アップによるがん予防など、便秘を改善する以外にも健康やアンチエイジングにとっても良い効果が期待できるのです。

慢性便秘や肌荒れの予防には、食物繊維や乳酸菌を摂ることが大切です。

便秘による肌荒れを改善する食べ物の詳しい情報は、「便秘からくる肌荒れの予防や解消は食事の方法の見直しから」や「便秘を解消して美肌へ!腸内環境は食物繊維や乳酸菌で整える

をご覧ください。

<便秘対策の食べ物の参考記事>

美肌をもたらす食べ物と飲み物は?その種類から栄養素まで

美肌のための食事のとり方とアンチエイジングへの効果は?

野菜の食べ方で美肌に差がつく!?エイジングケアによい野菜

フルーツで美肌になる!栄養素と美容効果と食べ方

ヨーグルトは夜に食べるのが効果的!おすすめの食べ方と乳酸菌の効果

3)規則正しい生活で便秘を予防

ストレスの少ない日常生活、質のよい睡眠を十分に取ることも便秘の予防や解消には大切です。

この2つは、便秘は別としてもからだの健康、アンチエイジング、美肌にとっても大切です。

そのほかに、腸を刺激して便意を起こりやすくするために、便秘に効くツボ、体操やマッサージなども効果があります。

4)withコロナ時代は巣ごもり便秘対策に運動やストレス解消も大切

2020年は、新型コロナウイス感染の予防のために外出を自粛する方が多くなりました。

そのため、運動不足やストレスを感じる人が増える傾向に。

それが原因で起こる便秘、いわゆる巣ごもり便秘が増えています。

だから、室内やソーシャルディスタンスを意識してジムで運動したり、からだを温める食べ物を摂ることも大切です。

運動によって代謝アップやストレス解消が便秘の予防や改善に役立つのです。

また、音楽を聴くなど、ほかのストレス解消法も組み合わせれば、より便秘対策や美肌対策に効果的です。

<参考記事>

巣ごもり便秘が急増!新型コロナウイルスで外出自粛やテレワークの人は注意

新型コロナウイルスで外出控え!室内エクササイズと室外の紫外線対策

Withコロナの運動不足はスポーツで解消!GYMEで検索が便利

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7.便秘の治療はどうするの?

便秘治療が知りたい女性

1)便秘の治療の基本

便秘を改善するための基本は、説明してきたとおり、食べ物で食物繊維を摂ること、水分を十分に取ることです。

また、適度な運動、ストレスを減らす生活、良質で十分な睡眠です。

それでも改善が不十分な場合は、市販の医薬品で治療する方法と、クリニックや病院を受診する方法があります。

2)薬局で買える市販薬による便秘の治療

市販の便秘薬

薬局で買える便秘の治療薬もいくつかのタイプに分かれます。

1つは、センナやセンノシドという成分を含む刺激性下剤です。

センナは大腸に入ると、腸内細菌のはたらきでレインアンスロンという物質に変わります。

そして、レインアンスロンが腸を刺激してぜんどう運動を促すことで便秘を改善します。

刺激性下剤は、長期的に常用していると、腸が刺激に慣れてしまい、服用量を増やさないと効果が見込めなってしまいます。

また、大腸の粘膜が黒ずみ始める「大腸メラノーシス(大腸黒皮症)」などを引き起こすリスクもあります。

だから、長期的な使用は避けましょう。

もう1つは、ビフィズス菌や乳酸菌を成分に含む整腸薬です。

これらは、腸内フローラを整えることで、腸の健康状態を改善することで便秘を解消します。

副作用は少ないのですが、ただ服用量が多すぎると下痢や軟便になってしまうことがあります。

また、長期服用すると習慣性になりやすく、次第に量を増やさないと効果が得られにくくなる傾向があります。

3)病院やクリニックでの便秘の治療

便秘の患者と看護師

それぞれの病院やクリニックで検査方法や診断、治療が異なるので一概にはいえませんが、World Gastroenterology Organization(WGO: 世界消化器病学会)では、便秘の一般的な治療プロセスを次のように提示しています。

①身体診察・病歴聴取を行う

②便秘のタイプを分類する

③合併症や警告徴候がないことを確認した上で最初の治療アプローチを行う

④治療抵抗性の便秘に対しては専門的な検査を実施する

⑤反応しない場合にはより専門的な検査を実施する

⑥最終的には通過遅延型便秘に対し様々な治療手段を選択していく

こうしたプロセスで診療方針を決めますが、実際の診療では、①の身体診察・病歴聴取を行い、まず生活習慣と食事内容の改善を指導します。

それと並行して、必要な検査などを行っていきます。

生活習慣や食事でも改善しない場合は、便秘を誘発する薬剤の服用を中止したり減量する、食物繊維を配合した下剤や膨張性下剤を投与する、食物繊維の段階的増量(食事又はサプリメント)や水分摂取、その他の医薬品が処方されるなどの治療法が行われます。

医師が処方する医薬品は、主に、塩類下剤(酸化マグネシウムなど)、膨張性下剤(ポリカルボフィルカルシウム、カルメロースナトリウム)、湿潤性下剤(ジオクチルソジウムスルホサクシネート)、アントラキノン系刺激性下剤(センナ、センノシド)、ジフェニール系刺激性下剤(ピコスルファートナトリウムなど)、小腸粘膜上皮細胞のクロライドチャネル活性化作用を有する薬剤(ルビプロストン=アミティーザ)などがあります。

これは医師の判断でそれぞれの患者さんの便秘の状態に応じて処方されます。

<参考記事>
慢性便秘は病院で治療!お薬で治して美肌を手に入れよう!


8.便秘について学べるサイトのご紹介

慢性便秘の予防や改善のためのおすすめのサイトが、「おなかのはなし.com」です。

一般の方向けに慢性便秘の症状や原因、治療について詳しく解説されています。

また、便秘以外の腸の病気である過敏性腸症候群(IBS)や機能性ディスペプシア(FD)の情報もあります。

ほとんどの記事が便秘の専門医や栄養士など専門家の監修を受けているので、とても信頼性の高い情報です。

さらに、便秘の医療施設検索システムもあるので、近くのクリニックや病院を探すのもとても便利です。

「おなかのはなし.com」には、次のような記事があります。

  • おなかチャンネル

動画で見る、「スッキリおなか」のためのストレッチ&マッサージ

  • 解便新書

大規模疫学調査にみる日本人の知られざる排便の実態

  • 教えて先生!知ってるようで知らない「便秘」

消化器専門医が回答!便秘の基本から「便秘外来」の最新事情まで

  • 腸にまつわる超すごい話

知られざる腸のはたらきや役割を、わかりやすく解説

  • あなたの「便秘度」をチェック!

もしかして便秘?あなたの「便秘度」をチェックしてみましょう!

  • おとなのべんぴ相談室

便秘と血圧が関係!? その道のエキスパートの苅尾先生がスッキリ解説

  • 快腸レシピ

便秘に悩んでいる方におすすめのサイトです。

慢性便秘やおなかの病気に関する総合情報サイト 『おなかのはなし.com』

<参考書籍>

便活ダイエット ~便秘外来の医師が教える、排便力がアップする11のルール~(小林弘幸 著、株式会社ワニブックス)

美しい肌が生まれるところ ‐腸とこころをととのえる‐(山﨑まいこ著、 ワニブックス)

医者が教える最高の美肌術(小林暁子 著、株式会社アスコム)


9.まとめ

まとめ

便秘とお肌や肌荒れの関係、便秘の原因やメカニズム、予防や治療の基本をご紹介しました。

便秘とお肌の関係について、おわかりいただけましたでしょうか?

便秘を放置して、腸内環境が乱れたままにしていると、いくら高価なエイジングケア化粧品を使ったり、自分に合った化粧品でお手入れをしていても、美肌は期待できません。

便秘が改善しないと、肌荒れ以外にも食欲不振、頭痛、めまい、蕁麻疹、肥満、倦怠感など全身的にトラブルが引き起こされてしまいます。

まず、自分自身の生活習慣を改善して便秘を改善することを考えましょう。

美肌作りには、からだの外側からのケアと、内側からのケアの実践が不可欠です。

便秘のことについてもっと知りたい、治療法や便秘によい食事、近くのお医者さんを探してみたいという方は、こちらも参考にしてみてくださいね。

この記事「便秘は肌荒れのもと!原因から改善の対策・治療を知ろう!」が、エイジングケア世代の女性や男性の便秘解消に役立てば幸いです。

慢性便秘やおなかの病気に関する総合情報サイト 『おなかのはなし.com』

(執筆:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ

医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。

(編集:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。コスメ検定1級。

(校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。

ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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