ほうれい線の原因と20代、30代、40代、50代の年代別特徴

たるみ毛穴で悩む女性の写真

ほうれい線は、20代から70代までどんな年代の女性でも嫌なエイジングサイン。

あなたもほうれい線に悩んでいれば、同じお気持ちですよね。

この記事は、そんなほうれい線の原因と20代、30代、40代、50代以降の年代別の特徴を紹介するものです。

ほうれい線対策には、たくさんの手段がありますが、まずは、「原因」と「特徴」を知ることが近道となります。

まずは、ほうれい線の原因や特徴を理解しましょう!

きっと、あなたのほうれい線を消すために必要なエイジングケアの知恵を得ることができるでしょう。ほうれい線でお悩みの方はぜひ、チェックしてみてください。

また、この記事では、章ごとにまとめをつけていますので、必要な箇所からお読みいただいても結構です。

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1.ほうれい線が気になるあなたへ

ほうれい線の悩みに気づいた人に説明をする女性

エイジングケア世代に突入し、30代、40代、50代と年齢を重ねるごとに目立ってくるほうれい線。

ほうれい線については、その原因をはじめ「Yahoo! 知恵袋」などでも多くの質問と回答があります。

そんなほうれい線があるのとないのとでは、若々しさの印象が大きく違ってきます。

女性なら誰でも「ほうれい線がなければ…」「ほうれい線を消したい」と思いますよね。

それは、ほうれい線があると5歳から10歳も老け顔に見えるから。

だから、ほうれい線は、エイジングサインの中でも最も嫌なものとして上位にランクインする肌悩みの1つです。

そんなほうれい線のエイジングケアを考えるには、原因をしっかり理解することが最初のステップ。

なぜなら、ほうれい線にはさまざまな原因があるので、原因を把握せずにエイジングケアを行っても、思ったほどの効果は得られないからです。

この記事では、そんなほうれい線の原因とほうれい線を目立たせる要素の全貌を紹介します。

エイジングケア化粧品フェイスマッサージ、エクササイズ、エステ、美容医療などなど、さまざまな予防や改善法を試す前に、ほうれい線の原因をしっかり理解し、根本からの解決を目指しましょう。

「ほうれい線とは何かをしっかり理解したい!」

「ほうれい線の原因をちゃんと理解したい!」

「今すぐにほうれい線の予防に備えたい!」

「ほうれい線の年代別の特徴を知りたい」

「ほうれい線のエイジングケアの基本を知りたい」

とお考えの方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。

なお、ほうれい線を消す対策についての詳しい情報は、「ほうれい線を消す、改善するための対策がすべてわかる!」や「ほうれい線を解消したい!エイジングケア化粧品選びのコツ」をご覧ください。

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • ほうれい線は、医学的に鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれる境界線です。
  • ほうれい線の主な原因は、「たるみ」です。
  • たるみの原因は、主に真皮の衰え、表情筋の衰え、皮下脂肪の肥大化です。
  • お肌の乾燥が原因で目立つほうれい線もあります。
  • ほうれい線を目立たせる要素は、日常生活や身の回りにたくさんあります。

2.ほうれい線とは?

ほうれい線

ほうれい線の原因を考える前に、ほうれい線とは何か、また、年齢との関係についてふれておきます。

1)ほうれい線は境界線

ほうれい線は、鼻の両脇から口元に伸びる2本の線です。

ほうれい線のある女性と無い女性のイラスト

このイラストからもわかる通り、たった2本のほうれい線があるだけで、老けた印象の顔になってしまいます。

実は、ほうれい線の多くは、「しわ」ではなく、「頬の境界線」です。

もし、仰向けに寝た状態だとほうれい線が目立たない場合は、「顔のたるみ」が原因です。

これは、頬が重力によって垂れ下がってたるんでしまうことの証明です。

ほうれい線の主な原因は、顔のたるみなのです。

ただ、たるみにもタイプがあって、起き上がった状態と仰向けでもほうれい線の目立ち方が変わらない場合もあります。

それについては、「ほうれい線のタイプは、たるみの種類と骨格の違いで決まる!」を参考にしてください。

さて、ほうれい線は、漢字で「豊麗線」、「法令線」、「豊齢線」と表記されることがあります。

もともとは、中国の面相学における「法令紋」が語源となっているようなので、「法令線」が正しいようですが、エイジングケアアカデミーでは「ほうれい線」として表記します。

また、ほうれい線は医学用語では、鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれています。

2)ほうれい線と年齢・エイジング

ほうれい線は、一般的に年齢を重ねるとともに目立ちやすくなってきます。

それは、ほうれい線の主な原因である顔のたるみが年齢とともに進むからです。

たるみの原因の1つは、真皮の衰えですが、真皮を構成するコラーゲンエラスチンは年齢とともに減っていきます。

さらに、もともと口元のお肌は薄く、紫外線などのダメージを受けやすいため、お肌が乾燥しやすくデリケートなパーツです。その他にも、口紅や食事の影響などさまざまな刺激のリスクがあるので、お肌が老化しやすいのです。

こうした要素が複雑に絡み合って、ほうれい線が年々進行していくのです。

つまり、20代、30代、40代、50代と年齢が上がるとともに肌の老化の原因が複雑化することで、ほうれい線が目立ちやすくなり、ほうれい線の改善が難しくなるのです。

だから、ほうれい線のケアは、まだ目立たない早期から行うことが大切です。

また、ほうれい線は、年齢別で原因が異なる場合もあるので、年齢に応じたエイジングケアが必要なのです。


<第2章のまとめ>

ほうれい線とは、顔の頬と口元の境界線です。

医学では、「鼻唇溝(びしんこう)」と呼ばれます。

ほうれい線は、顔のたるみ、頬のたるみが大きな原因であり、年齢とともに目立ちやすくなったり、改善が難しくなります。

だから、ほうれい線の原因を理解して、若い時期から予防すること、目立つことに気付いたら、年齢に応じて早く対策を行うことが大切です。


3.ほうれい線の3つの主な原因を考える

ほうれい線に悩む女性

ほうれい線をはじめ、お肌の老化の原因はたくさんあります。

先程からお伝えしてきましたように、ほうれい線の根本的な原因は、「お肌のたるみ」です。

そして、このたるみの原因は、「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」の大きく3つに分かれます。さらに、この3つをもたらす原因や要素は、身体の内部や外部にたくさんあります。

人の身体は、顔のお肌も含めてすべて1枚の皮でつながっているため、さまざまなことが複雑に絡み合っているのです。そのため、ほうれい線といっても、お1人おひとりで原因が異なる場合もあることをご理解ください。

1)真皮の衰えがほうれい線の原因の1つ目

真皮は、線維芽細胞とそれによってつくられるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸プロテオグリカンなどからできています。

その中で、コラーゲンが70%程度を占め、2~3%程度を占めるエラスチンとともに、網目状の構造をつくることで、お肌のハリや弾力の源となっています。

コラーゲンやエラスチンは、年齢とともにその数が減少し、衰えたり、変性してしまいます。

また、線維芽細胞も年齢とともに活力を失い、数が減ってしまいます。

これが、真皮を衰えさせて、たるみをもたらす原因の1つなのです。

この真皮の衰えは、年齢だけではなく、以下のようなさまざまな原因が絡み合っています。

衰えた肌と若い肌の構造

■真皮の衰えの原因

こうしたことで真皮が衰え、ほうれい線の原因となってしまうのです。

真皮の衰えの原因の中で、最も気をつけるべきは紫外線です。

紫外線によるお肌の老化を光老化と呼びます。

紫外線の中でもUV-A(生活紫外線)は、曇りの日でも地上まで届く上に、窓ガラスも透過します。

短時間でも、毎日浴び続ければ、お肌に確実にダメージを与え、ほうれい線の大きな原因になるのです。

なぜなら、紫外線はお肌の活性酸素を増やして線維芽細胞の膜を破壊する上に、核にあるDNAにもダメージを与え、線維芽細胞を死滅させたり、コラーゲンやエラスチンを破壊するからです。

つまり、紫外線ダメージは、お肌の酸化を促進して、ほうれい線をはじめとするお肌の老化の原因になるのです。

これについての詳しい情報は「美女が実践する「さびないスキンケア」とは?」でも詳しく解説しています。

美女の写真

2)表情筋の衰えがほうれい線の原因の2つ目

表情筋の衰えもほうれい線の原因です。

表情筋とは、その名の通り、顔の表情を生み出す筋肉です。

顔には、30種類以上の筋肉があり、相互に作用しながら、人の多様な表情をつくるためにはたらいています。

表情筋は、身体の筋肉のように骨と骨をつなぐものではなく、骨と皮膚でつながっています。そのため、細かな表情をつくり出すことができ、また、表情筋の衰えがお肌の見た目に影響を与えているのです。

そんな表情筋の中で、ほうれい線と関係が深いのが、口輪筋(こうりんきん)頬筋(きょうきん)です。

口輪筋(こうりんきん)は、唇の周りの筋肉で、口元のさまざまな表情をつくります。

これが、衰えると口元のたるみ・シワをもたらし、ほうれい線の原因となるのです。

頬筋(きょうきん)は、上下あご関節から口角まで伸びている筋肉で、口角を上げるはたらきがあります。

これが、衰えると口角が下がってほうれい線が目立つ原因となります。

表情筋は、加齢や表情を変えないなど、使わないことが原因となって衰えます。

また、笑顔が少ない、口数が少ない、歯ごたえのあるものを食べないなども、表情筋を衰えさせることにつながります。

さらには、筋肉もたんぱく質でできているので、バランスの悪い偏った食事なども表情筋が衰える原因の1つです。

表情筋の構造と役割、ほうれい線を消すための表情筋対策の詳しい情報は、「ほうれい線の表情筋対策を考える」を参考にしてください。

3)皮下組織・皮下脂肪の衰えと肥大化がほうれい線の原因の3つ目

皮下組織・皮下脂肪の衰えと肥大化もほうれい線の原因です。

ほうれい線の周りの頬は、顔の中でも皮下脂肪が多いことがわかっています。

この皮下脂肪は、脂肪細胞の量が増えることと、1つひとつの脂肪細胞が肥大化することで、全体として肥大化します。

そうなると、皮下脂肪を支えることができなくなって、たるみが発生するのです。

もう少し詳しく見ると、その原因は2つあります。

①脂肪層と皮膚をつなぐ線維組織が伸びる

脂肪層と皮膚や骨の間には、細かな線維組織があります。

これが、脂肪を支えているのですが、脂肪細胞が肥大化して脂肪層全体が重くなると、耐えきれなくなってしまって、線維組織が伸びたままになります。

これが頬のたるみを生み出し、ほうれい線の原因となるのです。

②脂肪を包み込むネットが伸びる

脂肪層の周りには、ネットがあって脂肪を包み込んでいます。

しかし、加齢でネットが衰えたり、脂肪細胞が肥大化すると、ネットは古いパンティストッキングのように伸びたままになってしまいます。

これが頬のたるみを生み出し、ほうれい線の原因となるのです。

このように皮下脂肪が肥大化すると、真皮にもダメージを与えるので、ほうれい線を一層目立たせてしまいます。

肥大化した脂肪細胞は、遊離脂肪酸を過剰に分泌するのですが、これが真皮の線維芽細胞の細胞分裂を抑制してしまうのです。

ほうれい線にとってダブルパンチで悪影響を与えるのです。


<第3章のまとめ>

ほうれい線の原因は「顔のたるみ」です。

そして、顔のたるみの3大原因は、

  • 真皮の衰え
  • 表情筋の衰え
  • 皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化

です。

まず、この3つがほうれい線の主な原因と理解しましょう。


4.知っておきたいその他のほうれい線の原因

ほうれい線の原因について説明をする女性

今、あげた「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下脂肪の肥大」の3つによってたるみができてしまうことが、ほうれい線の主な原因ですが、他にも知っておいた方がよい原因があるので紹介します。

ほうれい線には、エイジングケアで対策が可能なもの、不可能なものがあります。

1つ1つ、ほうれい線の原因をしっかりと理解して、改善や解消の対策を考えましょう。

1)お肌の乾燥は薄いほうれい線が目立つ原因

お肌の乾燥もほうれい線の原因となるケースがあります。

乾燥によるほうれい線は、スキンケアで対策可能ですし、エイジングケア化粧品で保湿することで消すことも可能です。

お肌の乾燥だけでは、たるみによるほうれい線にはなりませんが、放置するとそれがたるみをもたらしてしまうこともあります。その理由は、表皮のダメージが真皮にも悪影響を与えるからです。

乾燥肌の原因は、肌質や加齢などの内的な原因と空気の乾燥など外的な原因などさまざまです。

しかし、その本質は、バリア機能の低下とターンオーバーの乱れです。

だから、バリア機能が著しく低下している敏感肌の方も、乾燥によるほうれい線が目立ちやすいのです。

保湿によるほうれい線対策の詳しい情報は、「乾燥によるほうれい線は、保湿ケアで消す!年代別のスキンケア」をご覧ください。

また、お肌の乾燥の原因と対策については、「お乾燥肌の原因の11の要素とは?~エイジングケアの視点から~」と「乾燥肌の予防や改善対策は、正しいエイジングケアが大切!」をご覧ください。

2)お肌の糖化

最近、エイジングケアやアンチエイジング、さらには糖尿病などの生活習慣病との関係で、注目を浴びているのが糖化です。

そんなお肌の糖化もほうれい線の原因の1つです。

糖化とは、体内でたんぱく質と糖が結びついて、老化物質であるAGEs(Advanced Glycation Endproducts=最終糖化生成物)がつくられてしまう現象です。

コラーゲンやエラスチンもたんぱく質なので、体内で糖化してしまうことがあります。

また、AGEsが増えると、コラーゲンとエラスチンの代謝も遅らせてしまうのです。

つまり、糖化は真皮の衰えを促進することで、ほうれい線の原因となるのです。

糖化について、詳しくは、「糖化がお肌を老けさせる?|エイジングケアと糖化の関係」と「肌老化の原因「糖化」を予防する対策は5つのポイントで!」をご覧ください。

糖化のイメージ写真

3)むくみもほうれい線の原因に!

あまり知られていませんが、むくみがほうれい線の原因になってしまうこともあります。

血行不良や、リンパ管の衰えや不調などで、肩コリや首コリなどがある場合は、むくみのサインの1つです。

血行やリンパの流れが滞ると、顔のむくみの原因になります。

顔のむくみは、皮下組織の脂肪層に水分を溜めてしまいます。

そして、脂肪層に水分が溜まると、脂肪が膨張してしまうのです。

この状態が長く続くと、皮下脂肪の肥大化をもたらすこともあるのです。

つまり、むくみもたるみの原因の1つを促進することで、ほうれい線の原因になるのです。

むくみとほうれい線について詳しくは、「顔のむくみの原因と解消のためのエイジングケアの秘密」と「ほうれい線の意外な敵!むくみによるたるみの対策とは?」をご覧ください。

むくみの原因は、運動不足、水分、塩分、アルコールの飲みすぎ、冷え、睡眠不足、悪い姿勢などです。

4)無理なダイエット

急激で無理なダイエットで、急に痩せることは身体や肌のたんぱく質の低下をもたらします。

急激なたんぱく質の低下は、

  • 表情筋の筋力低下
  • コラーゲンやエラスチンなどの不足
  • 血管やリンパ管の栄養不良

の原因となってしまいます。

さらに、これらの3つは、ほうれい線の原因にもなるのです。

また、代謝にも悪影響を与えてしまうので、ほうれい線だけではなくお肌の健康全般にもよくないのです。

ほうれい線とダイエットの詳しい情報は、「ほうれい線に急激なダイエットは悪影響!食べ物と運動を考える」をご覧ください。

5)悪い姿勢や生活の癖

姿勢の悪い女性

悪い姿勢や生活の癖もほうれい線の原因になることもあります。

ほうれい線にとってよくない姿勢の代表は、猫背です。

猫背は背中を丸めて、首を前に突き出す格好になります。

そのため、顔の皮膚を下に引っ張っている状態です。

これが、長く続いたり、日常的になっていると、顔のたるみの原因になってしまうことがあります。

また、食べ物を噛むとき、どちらか片側ばかりで噛んだり、いつも同じ方の手で頬杖をつくなども、表情筋のバランスや骨格の歪みにつながってしまいます。

そんな場合は、頬の片方だけにほうれい線が目立つこともあるのです。

片方だけほうれい線が目立つ場合は、一度、姿勢などをチェックしてみましょう。

こうした日常生活の癖もほうれい線の原因となってしまうことがあるのです。

6)歯並びの悪さもほうれい線の原因

意外かもしれませんが、出っ歯など歯並びが悪いとほうれい線が目立つ原因となります。

歯並びの悪さは、歯の噛み合わせの悪さをもたらします。

噛み合わせが悪いと顎の関節をずらして食べ物を噛むクセがつく場合があります。

その結果、顎の関節が変形して、顔がゆがんでしまうのです。

つまり、歯並びが悪いことは、顔の骨格のゆがみにつながります。

そして、顔の筋肉のバランスが崩れたり、筋肉の柔軟性が低下して、ほうれい線の原因になるのです。

歯並びが悪い方は、10代や20代など若い時期に、歯科医に相談して歯列矯正も検討しましょう。

7)遺伝的要因でもほうれい線が!

ほうれい線そのものが遺伝することはありませんが、顔のかたちや骨格、歯並び、筋肉、肌質などは遺伝で引き継ぎます。

コラーゲンや抗酸化などと関係のある酵素活性の遺伝子などの研究も進んでいるので、ある程度まではほうれい線ができやすい体質や肌質なども解明されつつあります。

だから、遺伝は結果的にほうれい線の原因になってしまうこともわかってきています。

また、あごが細く脂肪や筋肉が少ない華奢な骨格、頬骨が高く目鼻立ちがはっきりしている人、丸顔で頬に皮下脂肪がつきやすい人などもほうれい線ができやすいと言われています。

骨格とたるみの関係については、「ほうれい線のタイプは、たるみの種類と骨格の違いで決まる!」をご覧ください。

こうしてみると、ほうれい線の原因には、3つの主な原因とそれを取り巻くさまざまなものがあること、それらが相互に関係しあっていることがわかりますね。


<第4章のまとめ>

ほうれい線の主な原因は「顔のたるみ」ですが、それに関連する原因も含め、お肌の乾燥、糖化、むくみ、無理なダイエット、悪い姿勢や生活のクセ、歯並び、骨格などの遺伝的要因もほうれい線の原因となります。

これらのうち、お肌の乾燥によるほうれい線以外は、エイジングケア化粧品では改善できないので、それぞれの原因に合った対策を考えましょう。


5.原因で考える年代別・性別のほうれい線の特徴と対策

ほうれい線への対策

ほうれい線は、一般的には30代から目立つことが多いのですが、乾燥によるほうれい線などは20代でも目立つことがあります。

ここでは、年代別と性別でのほうれい線の状態とエイジングケアの基本について考えてみます。

どんな方でも、年齢が上がるほどほうれい線が目立つリスクは高まりますが、それは、コラーゲンやエラスチンなどが年齢とともに減少したり、全体の代謝も低下し、表情筋や皮下組織も衰えてしまうからです。

それを端的に表しているのが、コラーゲンとエラスチンの加齢による減少を示すデータです。

コラーゲンとエラスチンの加齢に伴う変化を示すグラフ

このグラフでは、コラーゲンは30歳をピークに少しずつ減少し、エラスチンは20代半ばをピークに急激に減少します。

これらが、ほうれい線の原因であるたるみを進行させるのです。

また、その他にもお肌の若さのバロメータである水分量や皮脂量など、さまざまな要素も減少します。

お肌の年齢による老化の状態については、「年代別エイジングケアの道標「エイジングインデックス」とは?」をご覧ください。

1)20代のほうれい線の原因・特徴と対策

20代のお肌では、たるみの3つの原因である「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」が原因でほうれい線が目立つことはまれです。

20代に見られるほうれい線の多くは、肌の乾燥による小じわである場合や急激なダイエットなどでできてしまったしわの場合が多いと考えられます。

また、屋外でスポーツする方で紫外線ケアを怠っていると、光老化によって真皮までダメージを受ける場合があります。

他には、悪い姿勢や運動不足、睡眠不足、暴飲暴食などもあり得ます。

20代からのほうれい線対策は、「20代のほうれい線予防|30代以降のお肌の悩みを減らすために」や「続けられる!ほうれい線予防の日常の対策とは?」をご覧ください。

また、ほうれい線のスキンケアの基本は、保湿と紫外線対策、そして健康的な日常生活です。

特に、保湿と乾燥対策を理解することが、20代の方のほうれい線のスキンケアでは大切です。

ぜひ、「お肌の保湿とは?本当にわかるスキンケアの基本と保湿成分」や「乾燥肌の予防や改善対策は、正しいエイジングケアが大切!」をチェックしてください。

2)30代のほうれい線の原因・特徴と対策

20代ほどではありませんが、30代も前半では「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」が原因の、ほうれい線が目立つことは多くありません。

また、ほうれい線が目立つのは、鼻の脇あたりまでで、口元の脇まで進行することはあまりありません。

しかし、30代も半ばになると、コラーゲンやエラスチンが減っていき、真皮の衰えが始まります。

セラミド皮脂などの量も減ってくるので、お肌は乾燥しやすくなります。

シワができる主な原因は、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンの変性や劣化ですが、20~30代前半であれば自分自身でコラーゲンを生成する力があります。

だから、20代と同様に、バランスのよい生活習慣の継続が大切であることは言うまでもありません。

スキンケアでも、ほうれい線ケアの基本は、保湿と紫外線対策の徹底です。

ただし、20代との違いは、30代半ばからは、コラーゲンやエラスチンを増やすサポートをするエイジングケア化粧品を使いだすタイミングにあることです。

初めてなら、エイジングケア化粧水もよい選択肢です。

30代のほうれい線対策のエイジングケア化粧水を選びたいなら、「30代~40代でほうれい線を消す?エイジングケア化粧水の選び方!」や「30代、初めてのエイジングケア化粧品。知らないと損する真実!」をご覧ください。

また、30代からは、ほうれい線対策として皮下脂肪にも注意を払いましょう。

ほうれい線と皮下脂肪については、「ほうれい線と皮下組織・皮下脂肪 | そのエイジングケア対策」をご覧ください。

20代、30代、40代、50代、60代のほうれい線のある女性

3)40代のほうれい線の原因・特徴と対策

40代になると「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」が原因のほうれい線が目立ち始める場合もあります。

30代に比べると、お肌のすべての機能が低下するため、ほうれい線が口元まで目立ってしまうこともあります。

ほうれい線のケアは、保湿、紫外線対策に加えて、抗酸化作用やコラーゲン、エラスチンを増やすサポートをするエイジングケア化粧品を使いましょう。

そんな40代のエイジングケア化粧品によるほうれい線対策は、エイジングケア美容液を中心にしましょう。

ほうれい線対策の美容液の選び方は、「ほうれい線対策の美容液の選び方は、5つの視点で考える!」をご覧ください。

スペシャルケアとして、フェイスマスクを取り入れるのもよい方法です。

そんなほうれい線のフェイスマスクは、「ほうれい線ケアのフェイスマスクの選び方と使い方」をご覧ください。

また、ほうれい線対策として表情筋のエクササイズやツボ押しなどを試してみるのもいいかもしれません。

40代のエイジングケア全般については、「40代だからこそ考えたいエイジングケアと化粧品の選び方!」を参考にしてください。

4)50代以上のほうれい線の原因・特徴と対策

50代になると「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」の3つともが進み、ほうれい線の原因が複数である場合が多くなります。

また、50代は、40代に比べてお肌の機能も身体の機能も低下し、多くの方が閉経を迎えます。

エストロゲンには、コラーゲンを増やすサポートをするはたらきもあるのですが、閉経後はそれが期待できなくなります。

お肌の機能はさらに衰え、ほうれい線もさらに長くなったり、深くなってしまう傾向にあります。50代で2~3本の分線が見えはじめ、70代であごに現れるとされています。

また、50代後半から60代になるとほうれい線以外にもたるみによる深いシワが目立ったり、目の周りや目の下のたるみなどが目立つこともあります。

さらに年齢を重ねると、肌全体がしぼんだようになり、ほうれい線も深くなって、あごにまでシワやたるみが出ることもあります。

50代以降も40代と同じエイジングケアが基本ですが、エイジングケア化粧水プラス口元専用のエイジングケア美容液などを使うこともおすすめです。

50代のほうれい線ケアのエイジングケア化粧水の選び方は、「50代からのほうれい線ケアの化粧水の選び方の秘密って?」をご覧ください。

また、50代では皮脂も減り、天然の保湿クリームである皮脂膜も減るので、エイジングケア保湿クリームを使うのもよいエイジングケアです。

ほうれい線ケアの保湿クリームなら、「ほうれい線対策の保湿クリームの本当に正しい選び方とは?」も参考にしてください。

さらに、目立ってくるほうれい線を消す必要性を感じるなら、美容医療なども検討してはいかがでしょうか。

60代、70代のほうれい線対策も基本は、50代と同じです。

なお、50代のエイジングケア全体のことは、「50代のエイジングケアと化粧品の選び方と大切な7つの真実!」を参考にしてください。

5)男性のほうれい線の原因

男性のほうれい線対策

男性のほうれい線の原因は、「男性も気になるほうれい線!メンズならではの原因と改善対策」でも取り上げましたが、基本的には女性と同じです。

顔のたるみがその主な原因であり、お肌の乾燥や他の原因も同じです。

ただ、男性の場合は、女性より喫煙者の割合が多く、喫煙によるお肌の酸化でほうれい線が目立つ方の割合が多くなります。

また、髭剃りなどで肌にダメージを与えると、場合によっては真皮までダメージを与え、それがほうれい線の原因になることもあります。

6)ほうれい線の原因とエイジングケア化粧品

最近では、ほうれい線対策のためにさまざまなエイジングケア化粧品成分が開発されたり、エイジングケア化粧品が登場しています。

しかし、エイジングケア化粧品が確実に対策できるほうれい線の原因は、「乾燥」だけです。

エイジングケア化粧品成分の中には、線維芽細胞にはたらきかけ、コラーゲンやエラスチンを増やす成分があります。

ナールスゲンネオダーミルビタミンC誘導体レチノールなどがその成分です。

しかし、成分がそうした作用があっても、それを配合したエイジングケア化粧品がコラーゲンやエラスチンを増やすとは言えないのです。

なぜなら、化粧品は薬機法(旧 薬事法)で真皮まで届かないと規定されているからです。

だから、ほうれい線対策のエイジングケア化粧品の目的は、ほうれい線の予防なのです。

ほうれい線とさまざまな化粧品の関係については、次の記事を参考にしてください。

ほうれい線コスメの真実!口コミや人気ランキングはホント?

ほうれい線の予防や改善にヒアルロン酸は効果があるの?

ほうれい線の改善・解消にコラーゲンは効果があるのか?

ほうれい線の改善にビタミンC誘導体化粧水は効果があるの?

セラミドでほうれい線ケアはできるの?改善・解消するの?

レチノールクリームは、ほうれい線の改善に効果的なの?

ほうれい線にオールインワンゲルやオールインワンジェルは効く?


<第5章のまとめ>

ほうれい線の原因は、年齢ともに複数に及ぶようになってきます。

20代では顔のたるみの3大原因でほうれい線になる場合は、ほとんどなく、乾燥や悪い姿勢などが主な原因です。

それが、30代、40代、50代と年齢をかさねるほど、顔のたるみの3大原因の影響が大きくなってくるのです。

また、男性のほうれい線の原因は、女性と同じですが、喫煙者の割合が多いことや髭剃りでお肌のダメージを与えることなどが、男性特有の問題です。

できれば喫煙習慣を止めて、ほうれい線の予防や改善に努めましょう。

さらに、エイジングケア化粧品だけでは、ほうれい線の原因にアプローチできません。

ほうれい線対策は、エイジングケア化粧品以外にもさまざまなものがあるので、いくつかを組み合わせて行いましょう。


6.こんな症状はほうれい線と関係あるの?

ほうれい線との関係性について考える女性

ここでは、ほうれい線を取り巻くトピックスについて取り上げます。

1)ほうれい線にニキビができる?

エイジングケア世代でもほうれい線の上や周りにニキビができることがあります。

そうなると、

「ニキビが原因でほうれい線ができるの?」

「ほうれい線が原因でニキビができたの?」

と悩んでしまうことも。

これは、どちらもお肌の乾燥が原因である場合が多いのです。

あるいは、お肌の乾燥が引き金となってターンオーバーが加速し、皮脂分泌が過剰になることで表皮常在菌のバランスが崩れてアクネ菌が増えると、お肌のたるみでできたほうれい線の上にニキビができることもあります。

また、口元はお肌が薄いので肌の乾燥やストレスで大人ニキビが目立っているのかもしれません。

その場合、しっかりと保湿を行ったり、十分な睡眠でストレスを解消すればニキビは軽減する可能性は高いのです。

睡眠については、「美肌は、睡眠中のホルモンによってつくられるってホント!?」を参考にしてください。

2)寝起きで目立つほうれい線って?

昼間や夜はそれほどでもないに、朝起きるとなぜかほうれい線が目立っていることがありませんか?

寝起きにほうれい線が目立つ原因は、肌の弾力の低下、つまり、顔のたるみの影響です。

寝起きのほうれい線は、お肌の中でたるみが始まっているサインなので、早くほうれい線対策を始めましょう。

3)ほうれい線が痙攣するのはなぜ?

時々、ほうれい線が痙攣するという方がいます。

実は、これはほうれい線とは関係のない場合が多いのです。

例えば、片側のほうれい線の周りの筋肉がピクピクと痙攣する場合があります。

これは、もしかしたら片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)という病気の可能性があります。

この病気は、40代以上の女性に多いので、ちょうど、ほうれい線が目立つ年代と重なるのです。

片側顔面痙攣は、放っておいても治りませんので、もし、気になる症状があれば、早めに神経内科や脳神経外科などを受診することをオススメします。

4)笑うとほうれい線が目立つの?

誰でも笑うとほうれい線が目立ちますね。

だから、笑うことや笑顔がほうれい線の原因と思ってしまう方もいます。

しかし、笑うことそのものはほうれい線の原因でありません。

むしろ、表情筋にとってプラスですし、ストレスを減らし、血行促進や免疫アップにつながるので、エイジングケアにとってもプラスなのです。

笑いの効用については、「笑いが美肌をもたらす?エイジングケア効果とアンチエイジング」をご覧ください。


<第6章のまとめ>

ほうれい線と関連するニキビ、寝起き、痙攣、笑いなどのトピックスを取り上げました。

ほうれい線の原因とは直接関係のないこともあるので、気を付けてくださいね。


7.まとめ

年代別のほうれい線についてのまとめ

ほうれい線の原因について幅広く紹介しました。

また、年代別や性別のほうれい線の原因・特徴と対策の基本についても紹介しました。

ほうれい線の主な原因は、顔のたるみです。

そしてたるみは、「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下脂肪の肥大」の3つの要素が大きく影響していることをおわかりいただけたと思います。

しかし、この3つの要素にもそれぞれ原因があるので、本当にさまざまな要素がほうれい線の原因になっているのです。

ただ、10代や20代の若い時のほうれい線は、お肌の乾燥が原因の場合もあります。

その場合は、保湿でほうれい線が消えることもありますが、消えない場合は姿勢ほか身体全体に何か原因があるかもしれません。

したがって、ほうれい線だけに限りませんが、エイジングケアを考える場合には、エイジングケア化粧品だけを考えればよいのではなく、身体の内側も外側もすべてを考える必要があるのです。

今回の記事で、ほうれい線をはじめとするエイジングケアは、肌悩みの原因を知ることが最初のステップであることをご理解いただければ幸いです。

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◎ナールスゲン、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体配合。

ほうれい線ケアをサポートするエイジングケアローション「ナールスピュア」

◎ナールスゲンに加えてネオダーミルを推奨最高濃度配合。

ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体に加えて、ヒト型セラミド(セラミド2)、プロテオグリカン配合。

ほうれい線ケアをサポートするエイジングケア美容液「ナールス ネオ」

◎ナールスゲン、ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体に加えて、3種のヒト型セラミド(セラミド2、セラミドAP、セラミドNP)、スクワラン、シアバター配合で保湿もバッチリ。

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