ほうれい線の原因と20代、30代、40代、50代の年代別特徴

たるみによるしわで悩む女性の写真

ほうれい線は、20代から70代までどんな年代の女性でも嫌なエイジングサイン。あなたもほうれい線に悩んでいれば、同じお気持ちですよね。

 

この記事は、そんなほうれい線の原因と20代、30代、40代、50代以降の年代別の特徴を紹介するものです。

ほうれい線対策には、たくさんの手段がありますが、まずは、「原因」と「特徴」を知ることが近道となります。

まずは、ほうれい線の原因や特徴を理解しましょう!

 

きっと、あなたのほうれい線を消すために必要なエイジングケアの知恵を得ることができるでしょう。ぜひ、ほうれい線でお悩みの方はチェックしてみてください。

 

また、この記事では、章ごとにまとめをつけていますので、必要な箇所からお読みいただいても結構です。

 

 

 

年齢を重ねるごとに目立ってくるほうれい線。

これがあるのとないのとでは、若々しさの印象が大きく違ってきます。

女性なら誰でも「ほうれい線がなければ…」「ほうれい線を消したい」と思いますよね。

 

それは、ほうれい線があると5歳から10歳も老け顔に見えるから。

だから、ほうれい線は、エイジングサインの中でも最も嫌なものとして上位にランクインする肌悩みの1つです。

 

そんなほうれい線のエイジングケアを考えるには、原因をしっかり理解することが最初のステップ。

なぜなら、原因を把握せずにエイジングケアを行っても、思ったほどの効果は得られないからです。

 

この記事では、そんなほうれい線の原因とほうれい線を目立たせる要素の全貌を紹介します

 

エイジングケア化粧品、マッサージ、エクササイズ、エステ、美容医療などなど、さまざまな予防や改善法を試す前に、ほうれい線の原因をしっかり理解し、根本からの解決を目指しましょう。

 

 

「ほうれい線とは何かをしっかり理解したい!」

「ほうれい線の原因をちゃんと理解したい!」

「今すぐにほうれい線の予防に備えたい!」

「ほうれい線の年代別の特徴を知りたい」

「ほうれい線のエイジングケアの基本を知りたい」

 

とお考えの方は、ぜひ、続きをお読みくださいね。

 

なお、ほうれい線を消す対策についての詳しい情報は、「ほうれい線を消す対策の全てとエイジングケア化粧品の役割」や「ほうれい線を解消したい!エイジングケア化粧品選びのコツ」をご覧ください。

 

<この記事でお伝えしたい大切なこと>
  • ほうれい線は、医学的に鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれる境界線です。
  • ほうれい線の主な原因は、「たるみ」です。
  • たるみの原因は、主に真皮の衰え、表情筋の衰え、皮下脂肪の肥大化です。
  • お肌の乾燥が原因で目立つほうれい線もあります。
  • ほうれい線を目立たせる要素は、日常生活や身の回りにたくさんあります。

 

1.ほうれい線とは?

 

ほうれい線の原因を考える前に、ほうれい線とは何か、また、年齢との関係についてふれておきます。

 

1)ほうれい線は境界線

ほうれい線は、鼻の両脇から口元に伸びる2本の線です。

 

ほうれい線

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このイラストからもわかる通り、たった2本の線があるだけで、老けた印象の顔になってしまいます。

実は、ほうれい線の多くは、「しわ」ではなく、「頬の境界線」です。

 

もし、仰向けに寝た状態だとほうれい線が目立たない場合は、「顔のたるみ」が原因です。

これは、頬が重力によって垂れ下がってたるんでしまうことの証明です。

ほうれい線の主な原因は、顔のたるみなのです。

 

ただ、たるみにもタイプがあって、起き上がった状態と仰向けでもほうれい線の目立ち方が変わらない場合もあります。それについては、「ほうれい線のタイプは、たるみの種類と骨格の違いで決まる!」を参考にしてください。

 

さて、ほうれい線は、漢字で「豊麗線」、「法令線」、「豊齢線」と表記されることがあります。

もともとは、中国の面相学における「法令紋」が語源となっているようなので、「法令線」が正しいようですが、エイジングケアアカデミーでは「ほうれい線」として表記します。

また、ほうれい線は医学用語では、鼻唇溝(びしんこう)と呼ばれています。

 

2)ほうれい線と年齢

ほうれい線は、一般的に年齢とともに目立ちやすくなってきます。

それは、ほうれい線の主な原因である顔のたるみが年齢とともに進むからです。

 

たるみの原因の1つは、真皮の衰えですが、真皮を構成するコラーゲンエラスチンは年齢とともに減っていきます。

 

さらに、もともと口元のお肌は薄く、紫外線などのダメージを受けやすいため、お肌が乾燥しやすくデリケートなパーツです。その他にも、口紅や食事の影響などさまざまな刺激のリスクがあるので、お肌が老化しやすいのです。

 

こうした要素が複雑に絡み合って、ほうれい線が年々進行していくのです。

 

つまり、20代、30代、40代、50代と年齢が上がるとともに肌の老化の原因が複雑化することで、ほうれい線が目立ちやすくなり、ほうれい線の改善が難しくなるのです。

 

だから、ほうれい線のケアは、まだ目立たない早期から行うことが大切です。

また、ほうれい線は、年齢別で原因が異なる場合もあるので、年齢に応じたエイジングケアが必要なのです。

 


 

<第1章のまとめ>

ほうれい線とは、顔の頬と口元の境界線です。

医学では、「鼻唇溝(びしんこう)」と呼ばれます。

 

ほうれい線は、顔のたるみが大きな原因であり、年齢とともに目立ちやすくなったり、改善が難しくなります。

だから、ほうれい線の原因を理解して、若い時期から予防すること、目立つことに気付いたら、年齢に応じて早く対策を行うことが大切です。

 


2.ほうれい線の原因を考える

 

ほうれい線に悩む女性

 

ほうれい線をはじめ、お肌の老化の原因はたくさんあります。

先程からお伝えしてきましたように、ほうれい線の根本的な原因は、「お肌のたるみ」です。

 

そして、このたるみの原因は、「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」の大きく3つに分かれます。さらに、この3つをもたらす原因や要素は、体の内部や外部にたくさんあります。

 

人の身体は、顔のお肌も含めてすべて1枚の皮でつながっているため、さまざまなことが複雑に絡み合っているのです。そのため、ほうれい線といっても、お1人おひとりで原因が異なる場合もあることをご理解ください。

 

1)真皮の衰えがほうれい線の原因の1つ目

真皮は、線維芽細胞とそれによってつくられるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などからできています。その中で、コラーゲンが70%程度を占め、2~3%程度を占めるエラスチンとともに、網目状の構造をつくることで、お肌のハリや弾力の源となっています。

 

コラーゲンやエラスチンは、年齢とともにその数が減少し、衰えたり、変性してしまいます。また、線維芽細胞も年齢とともに活力を失ったり、数が減ってしまいます。

これが、真皮を衰えさせて、たるみをもたらす原因の1つなのです。

 

この真皮の衰えは、年齢だけではなく、以下のようなさまざまな原因が絡み合っています。

 

衰えた肌と若い肌_文字アリ_121122

 

■真皮の衰えの原因

  • 紫外線によるダメージ
  • お肌の乾燥
  • 喫煙
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • バランスの偏った食事
  • 糖化
  • 酸化

 

こうしたことで真皮が衰え、ほうれい線の原因となってしまうのです。

 

真皮の衰えの原因の中で、最も気をつけるべきは紫外線です。

紫外線によるお肌の老化を光老化と呼びます

 

紫外線の中でもUV-A(生活紫外線)は、曇りの日でも地上まで届く上に、窓ガラスも透過します。短時間でも、毎日浴び続ければ、お肌に確実にダメージを与え、ほうれい線の大きな原因になるのです。

 

なぜなら、紫外線はお肌の活性酸素を増やして線維芽細胞の膜を破壊する上に、核にあるDNAにもダメージを与え、線維芽細胞を死滅させたり、コラーゲンやエラスチンを破壊するからです。これについての詳しい情報は「美女が実践する「さびないスキンケア」とは?」でも詳しく解説しています。

 

2)表情筋の衰えがほうれい線の原因の2つ目

表情筋の衰えもほうれい線の原因です。

表情筋とは、その名の通り、顔の表情を生み出す筋肉です。

顔には、30種類以上の筋肉があり、相互に作用しながら、人の多様な表情を作るためにはたらいています。

表情筋は、体の筋肉のように骨と骨をつなぐものではなく、骨と皮膚でつながっています。そのため、細かな表情を作り出すことができ、また、表情筋の衰えがお肌の見た目に影響を与えているのです。

 

そんな表情筋の中で、ほうれい線と関係が深いのが、口輪筋(こうりんきん)頬筋(きょうきん)です。

 

口輪筋(こうりんきん)は、唇の周りの筋肉で、口元のさまざまな表情を作ります。

これが、衰えると口元のたるみ・シワをもたらし、ほうれい線の原因となるのです。

 

頬筋(きょうきん)は、上下あご関節から口角まで伸びている筋肉で、口角を上げるはたらきがあります。

これが、衰えると口角が下がってほうれい線が目立つ原因となります。

 

表情筋は、加齢や表情を変えないなど、使わないことが原因となって衰えます。

また、口数が少ない、歯ごたえのあるものを食べないなども、表情筋を衰えさせることにつながります。

 

さらには、筋肉もたんぱく質でできているので、バランスの悪い偏った食事なども表情筋が衰える原因の1つです。

 

3皮下組織・皮下脂肪の衰えと肥大化がほうれい線の原因の3つ目

皮下組織・皮下脂肪の衰えと肥大化もほうれい線の原因です。

ほうれい線の周りの頬は、顔の中でも皮下脂肪が多いことがわかっています。

この皮下脂肪は、脂肪細胞の量が増えることと、1つひとつの脂肪細胞が肥大化することで、全体として肥大化します。

そうなると、皮下脂肪を支えることができなくなって、たるみが発生するのです。

 

もう少し詳しく見ると、その原因は2つあります。

 

①脂肪層と皮膚をつなぐ線維組織が伸びる

脂肪層と皮膚や骨の間には、細かな線維組織があります。

これが、脂肪を支えているのですが、脂肪細胞が肥大化して脂肪層全体が重くなると、耐えきれなくなってしまって、線維組織が伸びたままになります。

これが頬のたるみを生み出し、ほうれい線の原因となるのです。

 

②脂肪を包み込むネットが伸びる

脂肪層の周りには、ネットがあって脂肪を包み込んでいます。しかし、加齢でネットが衰えたり、脂肪細胞が肥大化すると、ネットは古いパンティストッキングのように伸びたままになってしまいます。

これが頬のたるみを生み出し、ほうれい線の原因となるのです。

 

このように皮下脂肪が肥大化すると、真皮にもダメージを与えるので、ほうれい線を一層目立たせてしまいます。肥大化した脂肪細胞は、遊離脂肪酸を過剰に分泌するのですが、これが真皮の線維芽細胞の細胞分裂を抑制してしまうのです。

ほうれい線にとってダブルパンチで悪影響を与えるのです。

 

4)知っておきたいその他のほうれい線の原因

今、あげた「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下脂肪の肥大」の3つによってたるみができてしまうことが、ほうれい線の主な原因ですが、他にも知っておいた方が良い原因があるので紹介します。

 

エイジングケアで対策が可能なもの、不可能なものがあります。

 

①お肌の乾燥

お肌の乾燥もほうれい線の原因となるケースがあります。

乾燥によるほうれい線は、スキンケアで対策可能ですし、エイジングケア化粧品で保湿することで消すことも可能です。

 

お肌の乾燥だけでは、たるみによるほうれい線にはなりませんが、放置するとそれがたるみをもたらしてしまうこともあります。その理由は、表皮のダメージが真皮にも悪影響を与えるからです。

乾燥肌の原因は、肌質や加齢などの内的な原因と空気の乾燥など外的な原因などさまざまです。

 

保湿によるほうれい線対策の詳しい情報は、「乾燥によるほうれい線は、保湿ケアで消す!年代別のスキンケア」をご覧ください。

 

また、お肌の乾燥の原因については、「お乾燥肌の原因の11の要素とは?~エイジングケアの視点から~」をご覧ください。

 

②お肌の糖化

最近、注目を浴びているのが糖化です。

そんな糖化もほうれい線の原因の1つです。

糖化とは、体内でたんぱく質と糖が結びついて、老化物質であるAGEs(Advanced Glycation Endproducts=最終糖化生成物)が作られてしまう現象です。

 

コラーゲンやエラスチンもたんぱく質なので、体内で糖化してしまうことがあります。

また、AGEsが増えると、コラーゲンとエラスチンの代謝も遅らせてしまうのです。

詳しくは、「糖化がお肌を老けさせる?|エイジングケアと糖化の関係」をご覧ください。

 

 

糖化

 

 

③むくみ

あまり知られていませんが、むくみがほうれい線の原因になってしまうこともあります。

血行不良や、リンパ管の衰えや不調などで、肩コリや首コリなどがある場合は、むくみのサインの1つです。

血行やリンパの流れが滞ると、顔のむくみの原因になります。

 

顔のむくみは、皮下組織の脂肪層に水分を溜めてしまいます。

そして、脂肪層に水分が溜まると、脂肪が膨張してしまうのです。

この状態が長く続くと、皮下脂肪の肥大化をもたらすこともあるのです。

 

むくみとほうれい線について詳しくは、「ほうれい線の意外な敵!むくみによるたるみの対策とは?」をご覧ください。

むくみの原因は、運動不足、水分、塩分、アルコールの飲みすぎ、冷え、睡眠不足、悪い姿勢などです。

 

④無理なダイエット

急激で無理なダイエットは、

  • 表情筋の筋力低下
  • コラーゲンやエラスチンなどの不足
  • 血管やリンパ管の栄養不良

の原因となってしまいます。

 

さらに、これらの3つは、ほうれい線の原因にもなるのです。

 

ほうれい線とダイエットの詳しい情報は、「ほうれい線に急激なダイエットは悪影響!食べ物と運動を考える」をご覧ください。

 

⑤悪い姿勢や生活の癖

ほうれい線にとって良くない姿勢の代表は、猫背です。

猫背は背中を丸めて、首を前に突き出す格好になります。

そのため、顔の皮膚を下に引っ張っている状態です。

これが、長く続いたり、日常的になっていると、顔のたるみの原因になってしまうことがあります。

 

また、食べ物を噛むとき、どちらか片側ばかりで噛んだり、いつも同じ方の手で頬杖をつくなども、表情筋のバランスや骨格の歪みにつながってしまいます。

こうした日常生活の癖もほうれい線の原因となってしまうことがあるのです。

 

⑥遺伝的要因

ほうれい線そのものが遺伝することはありませんが、顔のかたちや骨格、筋肉、肌質などは遺伝で引き継ぎます。

 

コラーゲンや抗酸化などと関係のある酵素活性の遺伝子などの研究も進んでいるので、ある程度まではほうれい線ができやすい体質や肌質なども解明されつつあります。

だから、遺伝は結果的にほうれい線の原因になってしまうこともわかってきています。

 

また、あごが細く脂肪や筋肉が少ない華奢な骨格、頬骨が高く目鼻立ちがはっきりしている人、丸顔で頬に皮下脂肪がつきやすい人などもほうれい線ができやすいと言われています。

 

骨格とたるみの関係については、「ほうれい線のタイプは、たるみの種類と骨格の違いで決まる!」をご覧ください。

 

こうしてみると、ほうれい線の原因には、3つの主な原因とそれを取り巻くさまざまなものがあること、それらが相互に関係しあっていることがわかりますね。

 


 

<第2章のまとめ>

ほうれい線の原因は「顔のたるみ」です。

そして、顔のたるみの3大原因は、

・真皮の衰え

・表情筋の衰え

・皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化

です。

 

他にも、お肌の乾燥、糖化、むくみ、無理なダイエット、悪い姿勢や生活のクセ、骨格などの遺伝的要因もほうれい線の原因となります。

 


3.原因で考える年代別のほうれい線の特徴と対策

 

ほうれい線は、一般的には30代から目立つことが多いのですが、乾燥によるほうれい線などは20代でも目立つことがあります。

ここでは、年代別のほうれい線の状態とエイジングケアの基本について考えてみます。

 

どんな方でも、年齢が上がるほどほうれい線が目立つリスクは高まりますが、それは、コラーゲンやエラスチンなどが年齢とともに減少したり、全体の代謝も低下し、表情筋や皮下組織も衰えてしまうからです。

それを端的に表しているのが、コラーゲンとエラスチンの加齢による減少を示すデータです。

 

 

皮膚中のエラスチンの加齢に伴う変化

 

このグラフでは、コラーゲンは30歳をピークに少しずつ減少し、エラスチンは20代半ばをピークに急激に減少します。

これらが、ほうれい線の原因であるたるみを進行させるのです。

 

また、その他にもお肌を若さのバロメータである水分量や皮脂量など、さまざまな要素も減少します。

お肌の年齢による老化の状態については、「年代別エイジングケアの道標「エイジングインデックス」とは?」をご覧ください。

 

1)20代のほうれい線の原因・特徴と対策

20代のお肌では、たるみの3つの原因である「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」が原因でほうれい線が目立つことはまれです。

20代に見られるほうれい線の多くは、肌の乾燥による小じわである場合や急激なダイエットなどでできてしまったしわの場合が多いと考えられます。

 

また、屋外でスポーツする方で紫外線ケアを怠っていると、光老化によって真皮までダメージを受ける場合があります。

 

他には、悪い姿勢や運動不足、睡眠不足、暴飲暴食などもあり得ます。

20代からのほうれい線対策は、「20代のほうれい線予防|30代以降のお肌の悩みを減らすために」や「続けられる!ほうれい線予防の日常の対策とは?」をご覧ください。

 

また、ほうれい線のスキンケアの基本は、保湿と紫外線対策、そして健康的な日常生活です。

特に、保湿と乾燥対策を理解することが、20代の方のほうれい線のスキンケアでは大切です。

ぜひ、「お肌の保湿とは?本当にわかる実践方法と保湿成分の基本」や「乾燥肌の改善対策 | 正しいスキンケアとエイジングケア」をチェックしてください。

 

 

2)30代のほうれい線の原因・特徴と対策

20代ほどではありませんが、30代も前半では「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」が原因の、ほうれい線が目立つことは多くありません。

また、ほうれい線が目立つのは、鼻の脇あたりまでで、口元の脇まで進行することはあまりありません。

 

しかし、30代も半ばになると、コラーゲンやエラスチンが減っていき、真皮の衰えが始まります。

セラミド皮脂などの量も減ってくるので、お肌は乾燥しやすくなります。

シワができる主な原因は、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンの変性や劣化ですが、20~30代前半であれば自分自身でコラーゲンを生成する力があります。

 

だから、20代と同様に、バランスの良い生活習慣の継続が大切であることは言うまでもありません。

スキンケアでも、ほうれい線ケアの基本は、保湿と紫外線対策の徹底です。

 

ただし、20代との違いは、30代半ばからは、コラーゲンやエラスチンを増やすサポートをするエイジングケア化粧品を使いだす出すタイミングにあることです。

 

初めてなら、エイジングケア化粧水も良い選択肢です。

 

30代のほうれい線対策のエイジングケア化粧水を選びたいなら、「30代~40代でほうれい線を消す?エイジングケア化粧水の選び方!」や「30代、初めてのエイジングケア化粧品。知らないと損する真実!」をご覧ください。

 

また、30代からは、ほうれい線対策として皮下脂肪にも注意を払いましょう。

ほうれい線と皮下脂肪については、「ほうれい線と皮下脂肪 | そのエイジングケア対策」をご覧ください。

 

 

20代、30代、40代、50代のほうれい線のある女性

 

3)40代のほうれい線の原因・特徴と対策

40代になると「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」が原因のほうれい線が目立ち始める場合もあります。

30代に比べると、お肌のすべての機能が低下するため、ほうれい線が口元まで目立ってしまうこともあります。

 

ほうれい線のケアは、保湿、紫外線対策に加えて、抗酸化作用やコラーゲンやエラスチンを増やすサポートをするエイジングケア化粧品を使いましょう。

そんな40代のエイジングケア化粧品によるほうれい線対策は、エイジングケア美容液を中心にしましょう。

 

ほうれい線対策の美容液の選び方は、「ほうれい線対策美容液の選び方。5つの視点とは?」をご覧ください。

 

スペシャルケアとして、フェイスマスクを取り入れるのも良い方法です。そんなほうれい線のフェイスマスクは、「ほうれい線ケアのフェイスマスクの選び方と使い方」をご覧ください。

 

また、ほうれい線対策として表情筋のエクササイズやツボ押しなどを試してみるのもいいかもしれません。

 

40代のエイジングケア全般については、「40代だからこそ考えたいエイジングケアと化粧品の選び方!」を参考にしてください。

 

4)50代以上のほうれい線の原因・特徴と対策

50代になると「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下組織・皮下脂肪の衰えや肥大化」の3つともが進み、ほうれい線の原因が複数である場合が多くなります。

 

また、50代は、40代に比べてお肌の機能も体の機能も低下し、多くの方が閉経を迎えます。

エストロゲンには、コラーゲンを増やすサポートをするはたらきもあるのですが、閉経後はそれが期待できなくなります。

お肌の機能はさらに衰え、ほうれい線もさらに長くなったり、深くなってしまう傾向にあります。50代で2~3本の分線が見えはじめ、70代であごに現れるとされています。

 

また、50代後半から60代になるとほうれい線以外にもシワが目立ったり、目の周りや目の下のたるみなどが目立つこともあります。

さらに年齢を重ねると、肌全体がしぼんだようになり、ほうれい線も深くなって、あごにまでシワやたるみが出ることもあります。

 

50代以降も40代と同じエイジングケアが基本ですが、エイジングケア化粧水プラス口元専用のエイジングケア美容液などを使うこともおすすめです。

 

50代のほうれい線ケアのエイジングケア化粧水の選び方は、「50代からのほうれい線ケアの化粧水の選び方の秘密って?」をご覧ください。

 

また、50代では皮脂も減り、天然の保湿クリームである皮脂膜も減るので、エイジングケア保湿クリームを使うのも良いエイジングケアです。

 

ほうれい線ケアの保湿クリームなら、「ほうれい線対策の保湿クリームの本当に正しい選び方とは?」も参考にしてください。

 

さらに、目立ってくるほうれい線を消す必要性を感じるなら、美容医療なども検討してはいかがでしょうか。

なお、50代のエイジングケア全体のことは、「50代のエイジングケアと化粧品の選び方と大切な7つの真実!」を参考にしてください。

 


 

<第3章のまとめ>

ほうれい線の原因は、年齢ともに複数に及ぶようになってきます。

20代では顔のたるみの3大原因でほうれい線になる場合は、ほとんどなく、乾燥や悪い姿勢などが主な原因です。

それが、30代、40代、50代と年齢をかさねるほど、顔のたるみの3大原因の影響が大きくなってくるのです。

ほうれい線対策は、エイジングケア化粧品以外にも様々なものがあるので、いくつかを組み合わせて行いましょう。

 


4.まとめ

 

ほうれい線の原因について幅広く紹介しました。

また、年代別のほうれい線の原因・特徴と対策の基本についても紹介しました。

 

ほうれい線の主な原因は、たるみです。

そしてたるみは、「真皮の衰え」、「表情筋の衰え」、「皮下脂肪の肥大」の3つの要素が大きく影響していることをおわかりいただけたと思います。

 

しかし、この3つの要素にもそれぞれ原因があるので、本当にさまざまな要素がほうれい線の原因になっているのです。

 

ただ、20代の若い時のほうれい線は、お肌の乾燥が原因の場合もあります。

その場合は、保湿でほうれい線が消えることもありますが、消えない場合は姿勢ほか体全体に何か原因があるかもしれません。

 

したがって、ほうれい線だけに限りませんが、エイジングケアを考える場合には、エイジングケア化粧品だけを考えればよいのではなく、身体の内側も外側もすべてを考える必要があるのです。

 

今回の記事で、ほうれい線をはじめとするエイジングケアは、肌悩みの原因を知ることが最初のステップであることをご理解いただければ幸いです。

 

<おすすめのほうれい線ケア化粧品はコチラ>

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