アレルゲンは肌荒れや敏感肌の原因!予防と改善法・治療

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アレルギー反応を起こすアレルゲン。

花粉やダニ、PM2.5など。

それが原因で肌荒れや敏感肌になってかゆみやかぶれが起こることもあります。

できれば予防したいですね。

この記事では、アレルゲンが原因による肌荒れや敏感肌について、その予防と改善法を詳しくご紹介します。

<この記事の大切なポイント>
  • アレルゲンとは、アレルギーの原因物質です。花粉、ダニ、ほこり、5、食べ物、化学物質、金属など、さまざまなものがあります。
  • 肌荒れや敏感肌がアレルギーで引き起こされることがあります。アレルゲンは花粉だけではないので1年中注意する必要があります。春夏秋冬、それぞれの季節に合ったスキンケアやエイジングケアが大切です。
  • アレルゲンを特定するには、病院やクリニックでアレルギー検査を受ける必要があります。一方、化粧品がアレルゲンになるかどうかは、自宅でパッチテストを行えば判明します。
  • アレルゲンによる肌荒れを防ぐには、バリア機能を高めることが大切です。しっかり保湿ケアを行うことや食べ物をはじめ、日常生活に気をつけることが大切です。
  • 花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息などアレルギー性疾患のある方は、アレルゲンを避けることが肌荒れ予防の基本です。症状が気になる場合は、早めに皮膚科などを受診することをおすすめします。

京都大学農学部卒医薬品業界歴30年以上の専門家の執筆記事

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この記事の監修者

平成11年大阪医科大学を卒業し、東京女子医科大学循環器内科へ入局。
大阪府下で有数の患者数を誇る実家クリニック(髙橋内科皮膚科クリニック:現在は閉院)の継承を念頭に様々な疾患がみれるようになりたいと平成15年に京大病院総合診療科へ入局。 総合診療科閉鎖のタイミングで平成17年に関西電力病院総合内科へ入局し、診療と平行して研修医・医学生への指導に当たる。
平成21年より髙橋皮膚科クリニックに所属、大阪市立総合医療センターでの皮膚科研修を経て同クリニック専属となり、皮膚科医としての経験を積む。
平成27年12月に兵庫県尼崎市でたかはし皮膚科クリニックを開業、現在に至る。

<所属学会>
日本皮膚科学会
日本内科学会
プライマリ・ケア連合医学会
日本超音波医学会

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1.アレルゲンによる肌荒れや敏感肌が気になるあなたへ

アレルゲンのイメージ

「アレルゲンは肌荒れや敏感肌の原因!予防と改善法・治療」をお届けします。

花粉や埃でお肌が赤くなったり、ヒリヒリして悩んだことはありませんか?

もしそうなら、アレルギーを引きおこす「アレルゲン」による肌荒れ、あるいは敏感肌かもしれません。

アレルゲンによる肌荒れは、春や秋などに突然、お肌にかゆみを感じたり、カサカサの乾燥肌になることもあります。

中でも、日本人の約40%もが患っているといわれる花粉症は、年々患者さんが増えています。

去年まではなんともなかったのに、皮膚の症状が突然でてしまうと驚いてしまいますね。

また、美肌から遠ざかる肌荒れは、早く改善したいと思いますよね。

この記事では、アレルゲンが原因による肌荒れや敏感肌について、予防の対策、改善の方法を幅広くご紹介します。

「アレルゲンって何なのか、知りたい!どんな種類があるの?」

「毎年、春になるとかゆくなるけど、これってアレルゲンによる肌荒れ?」

「私は秋になると敏感肌になるけど、アレルギーかも?どんなアレルゲンがあるの?」

「季節の変わり目になると肌荒れが起きやすい!アレルゲンを避けるには?」

「夏なのに敏感肌?何が原因なの?」

などが気になる方は、ぜひ、続きをチェックしてくださいね。

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2.肌荒れの原因「アレルゲン」とは?

アレルゲンについて考える女性

1)アレルゲンとは?

アレルギーという言葉はよく聞きますが、アレルゲンという言葉は、あまり聞きなれませんね。

アレルゲンとは、簡単にいえばアレルギー反応を起こす物質のことです。

アレルゲンとは、抗原とも呼びます。

動物や人には、免疫があります。

免疫とは、細菌をはじめとする病原体や化学物質などの異物の侵入を防いで、からだを守るシステムです。

体内に異物(抗原)が一度侵入すると、免疫機能でからだがそのことを記憶します。

そして、次に同じものが侵入した際には、それが速やかに排除されます。

つまり、抗原が入った際に、それを発見して結びつく抗体ができているのでからだが守られるのです。

このように、本来、免疫はからだに害のある異物に対してはたらくものです。

しかし、遺伝や生活習慣などなんらかの原因で、害が少ない物質にも過剰に反応を起こすことがあります。

これがアレルギーです。

2)アレルゲンによる肌荒れ

アレルゲンで肌荒れを起こした女性

アレルゲンであるスギの花粉が目や鼻・口などからからだの中に侵入しても、アレルギーがない場合には、症状が出ることはありません。

しかし、アレルギーのある方の場合、からだがそれを異物と認識して、抗体を産生します。

その結果、いわゆるアレルギー症状が発生するのです。

目から涙が出る、鼻から鼻水がでる、肌が炎症を起こしたり、かゆみが出て肌荒れになるなどです。

これらは、すべて異物である花粉を体外へ排出させるはたらきなのです。

3)アレルゲンの種類

スギ花粉

アレルゲンとなるものは多種多様です。

花粉、ハウスダスト、ダニ、金属、薬、化粧品、うるしなどの植物がアレルゲンとなります。

化粧品かぶれは、化粧品がアレルゲンとなって起こる場合もあります。

また、金属が肌に触れて起こるアレルギー性の接触皮膚炎もあります。

食べ物にもたくさんのもアレルゲンがありますが、小麦、そば、卵、牛乳、落花生、えびが特に注意が必要な食べ物です。

これらは、接触、粘膜からの侵入、食べることで肌荒れほかさまざまなアレルギーを起こしてしまいます。

ひどい場合は、喘息、ショック症状などが出ることもあります。

<アレルゲンの種類>

衣類・靴

の化学物質

靴のなめし剤、ゴムに含まれる加硫促進剤や酸化防止剤、染料、ゴム、ラテックスなど
化粧品脱毛剤、頭髪用染料、マニキュア、マニキュア除光液、制汗脱臭剤、保湿剤、アフターシェーブローション、香水(香料)、紫外線吸収剤など
医薬品抗菌薬(バシトラシン、スルホンアミド系、フラジオマイシン)、抗ヒスタミン薬(ジフェンヒドラミン、プロメタジン)、麻酔薬(アミノ安息香酸エチル)、防腐剤(チメロサール)、安定剤
金属ニッケル、コバルト、クロム酸塩、水銀、金など
植物ウルシ類、サクラソウ、アザミ、マンゴーの皮、カシューナッツの殻、スギ、ヒノキ、ブタクサなどの花粉





3.どんな季節でも注意したいアレルゲンによる肌荒れ

アレルゲンによる肌荒れを起こしている女性

季節の変わり目の肌荒れは、アレルゲンが原因の場合があります。

季節の変わり目は、気温や湿度などの急激な変化が起こります。

ゆらぎ肌夏老け肌顔冷えなどといったお肌の変調を感じる方、お肌が敏感になる方、お肌の乾燥でかゆみを感じる方などが多くなります。

たとえば、次のような症状があります。

  • 毎年、決まった時期に肌のどこかがかゆくなる、または赤くなる
  • 毎年、決まった時期にいつもの化粧品に刺激を感じる
  • 花粉症や喘息、アトピー性皮膚炎である

これらの肌悩みは、寒暖差の問題、血行不良による冷えなどアレルギーとは関係のない原因もありますが、季節性のアレルゲンによるアレルギーの可能性もあります。

季節性のアレルゲンの代表的なものは、花粉です。

そして、花粉症が原因の肌荒れが花粉症皮膚炎(花粉による接触皮膚炎)です。

季節性のアレルゲンには、花粉以外でも、PM2.5やカビ、ほこり、ハウスダストなどがあります。

こうしたアレルゲンが原因の肌荒れの場合は、スキンケア化粧品やエイジングケア化粧品を使うのを控えることも必要な場合があります。


4.アレルギーのチェック方法は?

病院でアレルギーの検査を受ける女性

1)病院やクリニックで検査してもらおう

アレルギーの不安や疑いがある場合は、病院やクリニックでアレルギー検査を受けることが確実な方法です。

アレルギー検査には、血液検査やパッチテストがあります。

血液検査では採血した血液を専門の検査機関で調べます。

パッチテストは、原因と推測されるアレルゲンをシール状にして肌に貼りつけ、反応をチェックします。

時間経過ごとに皮膚の反応を確認し、アレルギーの有無や原因を判定します。

メリットは精度の高い診断ができることです。

一方、デメリットは費用と手間がかかってしまうことです。

パッチテスト期間中は、入浴やをかく運動ができないこともデメリットです。

2)手軽に自分でできる化粧品などのパッチテスト

パッチテストをする女性

化粧品などにアレルギーがある可能性を疑う場合は、自分でパッチテストをすることが可能です。

やり方は簡単です。

  • まず、化粧品適量を、入浴後に二の腕の内側に塗ります。
  • 1日(24時間)様子をみて、腫れやかゆみ、赤みの有無を確認します。
  • 二の腕のパッチテストで炎症やかゆみが出たらその化粧品は肌に合わないので、テストを中止します。また、すぐに洗い流しましょう。
  • 二の腕のパッチテストで問題がないなら、フェイスラインなどに少量を塗ります。
  • さらに、1日(24時間)様子をみて、腫れやかゆみ、赤みの有無を確認します。

これで問題なければ、その化粧品を使うことが可能です。

パッチテスト後に赤みや炎症などの症状が続くのであれば、化粧品を持参して医師に相談しましょう。





5.季節のアレルゲンとスキンケアやエイジングケア

春のイメージ写真

ここでは、季節のアレルゲンとスキンケアやエイジングケアの対策のポイントをご紹介します。

1)春の肌荒れ対策

春のアレルゲンとしては、スギやヒノキなどの花粉のほかPM2.5や春一番によるほこりなどです。

これらはマスクをすることで防げますし、サングラスやゴーグルなどでも対策できます。

また、外出から帰宅したら、洗顔するなどで花粉やほこりを肌から除去することも大切です。

ほかにも、春は寒暖差や紫外線照射量の増加、異動や新学期、新年度など環境の変化によるストレスなど肌荒れの原因となる要素がたくさんあります。

春の乾燥肌対策のスキンケアは、刺激の少ないものを使うことがおすすめです。

洗顔料やクレンジング料も敏感肌向けのものがよいでしょう。

また、エイジングケ化粧品は、アルコールフリーなど敏感肌向けの化粧品を使うことをおすすめします。

2020年になってからは、新型コロナウイルス感染予防のためのマスクで肌荒れを経験する方も増えています。

詳しくは、「マスクによる肌荒れ・肌ダメージを防ぐ!選び方と使用時のスキンケア」をご覧ください。

<参考記事>

2021年春の花粉飛散予測と肌荒れの8つの対策

巣ごもり便秘が急増!新型コロナウイルスで外出自粛やテレワークの人は注意

2)夏の肌荒れ対策

夏のイメージ

実は夏にも花粉症の原因となる植物があります。

イネ科の植物であるカモガヤやオオアワガエリの花粉の飛散時期は5~8月です。

また、キク科の植物であるヨモギは、8~10月に花粉が飛散します。

だから、これらの花粉にアレルギーのある方は、夏でも花粉症になるリスクがあるのです。

また、高温多湿の影響でカビなどのアレルゲンにも注意が必要です。

そのほかの肌荒れのリスクとしては、エアコンによる乾燥肌強い紫外線ダメージ汗のかき過ぎ、冷たい飲料やカフェイン入りの飲料の摂り過ぎなどです。

夏に乾燥肌になると、皮脂の過剰な分泌インナードライ肌のリスクも高くなります。

夏の乾燥肌対策のスキンケアは、サッパリタイプでも保湿力の高いヒアルロン酸プロテオグリカンなどを配合した化粧水美容液でしっかり保湿ケアを行いましょう。

また、脂性肌やオイリー肌角栓イチゴ鼻などの毛穴のトラブルも気になります。

夏の肌荒れ対策は、毛穴汚れをしっかり落とすクレンジグや洗顔も大切です。

毛穴ケアをしっかり行うことも肌荒れの予防になるのです。

<参考記事>

肌荒れの予防と改善のためのオススメの化粧水の選び方は?

3)秋の肌荒れ対策

秋のイメージ

秋の花粉症の原因になるのはキク科のブタクサやヨモギ、アサ科のカナムグラです。

これらの植物の花粉は、夏の終わりから10月頃まで飛散します。

また、ペットの毛も秋に生え変わるので、イヌやネコのアレルギーのある方は要注意です。

秋の乾燥肌のスキンケアは、夏のダメージを回復し、来るべき冬に備えてしっかり保湿することが大切です。

乾燥が気になる方は、乳液保湿クリームも使いましょう。

また、スペシャルケアとしてフェイマスクを使うこともおすすめです。

<参考記事>

秋の肌荒れ!原因と予防や改善の対策を飯塚美香さんがご紹介

ハトムギ種子エキス「ヨクイニン」で秋の肌荒れ予防を!

4)冬の敏感肌

冬のイメージ

幸いに冬は花粉の飛散量が少ないため、植物によるアレルゲンの心配はありません。

ただし、季節性のアレルゲンとしては、年末の大掃除にでるやほこりやハウスダストに注意が必要です。

冬に特に気をつけたいのは、低温と空気の乾燥による乾燥肌です。

また、暖房による乾燥静電気にも注意が必要です。

乾燥性敏感肌になることもあるので、冬の乾燥肌対策のスキンケアは、1年で最も保湿をしっかり行うことが大切です。

ヒト型セラミドを配合したセラミド美容液セラミドクリームなど、セラミド化粧品がおすすめです。

もちろん、クレンジングも肌荒れになりにくい優しいものを選びましょう。

<参考記事>

冬の肌荒れを防ごう!原因と飯塚美香さんおすすめの対策

風邪に抗生物質(抗菌薬)はNG!腸内細菌を乱して肌荒れのリスクも

冬の便秘!5つの原因と解消して肌荒れのない美肌になる方法


6.アレルギー性接触皮膚炎の治療

アレルギー性接触皮膚炎によるかゆみを感じる女性

アレルゲンによる肌荒れで症状がひどい場合は、「アレルギー性接触皮膚炎」で治療が必要です。

アレルギー性接触皮膚炎は、アレルゲンの種類や濃度、量によりますが、アレルギーになってしまうのに2週間程度時間がかかります。

また、もっと長期間かかることもあります。

だから、アレルゲンと接触したタイミングと症状が出るタイミングが違うのです。

症状は、皮膚のかぶれやかゆみですが、掻いたり触ったりすると治りが遅くなるので要注意です。

治療は、炎症やかゆみを抑えるためステロイド外用薬などがよく使われます。

また、かゆみがひどい場合は、内服の抗ヒスタミン薬が使われることもあります。

症状が軽い場合は数日で治りますが、ひどい場合はもっと期間を要することもあります。

今までに経験がなくて、急にかぶれやかゆみを感じた場合は、何らかのアレルゲンでアレルギー性接触皮膚炎が起こっているかもしれませんので、そんな場合は早めに皮膚科を受診しましょう。





7.アレルゲンが原因の肌荒れ予防のために

肌荒れを予防する女性

1)バリア機能を高める対策を実践する

体質的にアレルゲンを解消することはできませんが、予防するための対策はあります。

肌荒れになりにくいお肌とは、バリア機能が正常なお肌です。

バリア機能は、皮脂膜天然保湿因子(NMF)セラミドなどの角質細胞間脂質がしっかりはたらけば正常です。

バリア機能が正常な場合はターンオーバーも正常であることが多く、キメが整いくすみのない透明感のあるお肌がキープできるのです。

このようなお肌は、アレルゲンによる肌荒れになりにくい状態です。

その基本は、日々のスキンケアやエイジングケアを正しく行うことや健康や美肌を意識した食べ物を摂ることです。

特に乾燥肌を防ぐ食べ物セラミドを増やす食べ物がおすすめです。

ほかにも、十分な睡眠、ストレスの少ない生活、過度な飲酒を避ける喫煙しないなどアンチエイジングにつながる生活習慣が大切です。

完全にアレルゲンによる肌荒れを防ぐことはできませんが、予防の一助となります。

2)アレルゲンを避ける

アレルゲンを避ける女性

花粉症やアトピー性皮膚炎などアレルギーがある方は、アレルゲンに触れないことが肌荒れ予防の方法です。

メガネやマスク以外では、帽子などで皮膚にアレルゲンがつくのを防ぐことが可能です。

衣類も表面がつるつるした花粉やダニが着きにくい素材のものを選びましょう。

もちろん、帰宅後は、洗顔したりシャワーを浴びて早くアレルゲンを落しましょう。

3)紫外線対策を実施

紫外線はアレルゲンではありませんが、肌荒れになる原因です。

また、光老化によって顔のたるみほうれい線しわなどの肌老化をもたらします。

だから、肌荒れ予防だけでなくエイジングケアの視点でも紫外線対策はとても重要です。

夏だけでなく冬も紫外線対策を行いましょう。

<そのほかの肌荒れの参考記事>

便秘からくる肌荒れの予防や解消は食事の方法の見直しから

便秘は肌荒れのもと!原因から改善の対策・治療を知ろう!


8.アレルゲンによる肌荒れに関するよくある質問

Q1.肌荒れの一番の原因は何ですか?

肌荒れが起こるのはバリア機能が低下が一番の原因です。

肌荒れをもたらすのは、アレルゲンや紫外線ダメージ、物理的刺激等の外部環境や腸内環境などの内部環境の状態です。いずれもバリア機能が健やかで十分はたらけば、肌荒れしないことが多いです。

 

Q2.肌が荒れるのは何が足りないから?

本来、肌荒れの予防に必要なビタミンB群や亜鉛、鉄などのミネラル不足が問題です。これらが不足すると肌のバリア機能の低下や肌のターンオーバーの乱れが起こり、ちょっとしたアレルゲンが入っても肌荒れを起こします。

 

Q3.アレルギーで肌荒れするのはなぜ?

アレルゲンが肌の入ると免疫システムが働いてアレルギー反応が起こりやすくなることで、肌荒れが起きます。

バリア機能が十分に働いているときは、アレルゲンが肌に入りにくいため肌荒れになりにくいです。

 

Q4.花粉による肌荒れの主な症状

花粉による肌荒れの主な症状は、肌の赤みや腫れなどです。炎症で症状が続くと、茶色の炎症性色素沈着や角質肥厚で肌がゴワゴワすることがあります。

 

Q5.食べ物が肌から入るとアレルギーになる?

食べ物が肌から入るとそれがアレルゲンとなってアレルギー反応を起こすことがあります。

小麦アレルギーによる肌荒れがその一例です。

 

Q6.小麦アレルギーの症状は肌荒れですか?

小麦アレルギーの症状は、蕁麻疹、かゆみなどの肌荒れでけではなく、下痢、腹痛などの胃腸症状、くしゃみ、鼻水といった耳鼻科的症状、喘息や呼吸困難などの呼吸器症状などがあります。

また、ひどい場合は、呼吸ができなくなったり血圧が下がったりする「アナフィラキシーショック」を起こす場合もあります。

 


9.まとめ

まとめ

アレルギー反応を起こす花粉やダニ、PM2.5などのアレルゲンによる肌荒れや敏感肌の予防、改善方法をご紹介しました。

また、治療法についても取り上げました。

いかがでしたか。

アレルゲンによる肌荒れや敏感肌のスキンケア、エイジングケアにおいて、その基本となるのは保湿です。

そして、バリア機能を高めることが重要です。

さらに、食べ物をはじめバランスのよい日常生活が大切なのです。

もちろん、アレルゲン自体を避けることも肌荒れ予防のポイント。

しっかりと肌荒れを防いで美肌をキープしてくださいね。

でも、ひどいかぶれやかゆみを感じたら早めに皮膚科などを受診しましょう。

この記事「アレルゲンは肌荒れや敏感肌の原因!予防と改善法・治療」が、エイジングケア世代の皆様の肌荒れ予防にお役に立てば幸いです。

<内側から肌荒れを防ぐなら>

肌荒れに悩んだ一人の女性が開発エクスチェンジプラス

著者・編集者・校正者情報

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
文部科学省後援日本化粧品検定1級
化粧品検定1級
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト
著作(共著)KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子

大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。

ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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