冬の便秘!5つの原因と解消して肌荒れのない美肌になる方法

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便秘は肌荒れを引き起こす原因のひとつであり、美肌を目指すエイジングケア世代の女性の大敵とも言えます。

そんな便秘は、冬の季節に悩む人が増えるのをご存じですか?なぜ冬になると多くなるのか、その5つの原因をご紹介します。

また、冬場の便秘を予防・解消することで肌荒れに無い美肌になる方法もご紹介します。

ぜひ、エイジングケア世代の方は、チェックしてみくださいね。

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<この記事の監修医>
私立医学部医学科を卒業後、私立大学病院で勤務。
大学時代のライター経験を生かし、消化器内科医師
として働きながらも医療関連記事を執筆している。
医療だけでなく、美容やサプリメントの監修や
美容クリニックの記事執筆などさまざまな執筆活動
を行っている。
○日本内科学会所属
○日本消化器内科学会所属

冬の便秘!5つの原因と解消して肌荒れに無い美肌になる方法の目次

1.冬の肌荒れの原因は便秘も関係していた!

冬の便秘による肌荒れで悩む女性

便秘は、医学的な疾患名としては、「慢性便秘症」と呼びます。

具体的な症状は次の通りです。

  • 3 日以上排便がない
  • 毎日排便があるけど残便感がある
  • 糞便が長時間腸内に留まると、水分が腸に吸収されて便が硬くなる。これに伴い排便困難になる
  • 排便後も残便感がある

そんな便秘のなりやすさは季節に関係がないと思いませんか?

実は、冬の方が便秘になりやすいのです。

便秘が続くと、肌荒れ大人ニキビなどのお肌悩みも増えて、美肌から遠ざかってしまいますね。

また、冬はお肌自体も乾燥することも多いです。

ただでさえ、「お肌が乾燥する条件」が整っている冬ですが、肌荒れのもう一つの大敵である「便秘」が多くなる季節でもあるのです。

今回のナールスエイジングケアアカデミーの編集部ニュースでは、なぜ冬に便秘になる人が多いのか、その理由と対策をご紹介いたします。


2.冬の便秘の原因は?

冬の便秘に悩む男性

この章では、なぜ冬に便秘になりやすいのかをご紹介します。

1)冬は運動量が減る

寒くて外に出るのがおっくうになるし、それより暖かい部屋でゴロゴロしている方が気持ちのいいものですよね。

ところが、これが冬の便秘の原因となるのです。

そのような過ごし方ばかりしていると、運動量が低下して、代謝量や筋肉量も減って、腸の動きも鈍くなるってしまうので、便秘になりやすくなります。

2)冷たい外気で、お腹も冷えるから

寒いと当然からだも冷え、お腹も冷えた状態になります。

人は、寒さを感じると体温を逃さないようにするために血管を収縮させます。その結果、全身の血行が悪くなりますので、胃腸の血の巡りも悪くなり、腸のぜん動運動が低下します。

ぜん動運動が正しく行われないと、便秘あるいは下痢になってしまいます。

これが冬に便秘が多い理由のひとつです。

3)冬は水分の摂取量が減るから

冬は夏と違ってあまりをかかないので、水分補給も不足しがちになります。

さらに、空気が乾燥しているので呼気や皮膚から水分が蒸発するため、知らず知らずのうちに体内の水分が奪われてしまっています。

水分が十分でないと、便を形づくるときの水分も不足しているので、硬い便になってしまい、排便が難しくなったり、ちょっとしか出なくなります。

これが、いわゆる「便秘」の状態です。

4)冬は自律神経が乱れがちになるから

自律神経には“交感神経”と“副交感神経”があることはご存じと思いますが、この2つがバランスよく交互にはたらくことで、体温は維持できています。

しかし、寒くなると体温を逃さないために血管を収縮させようとして、「交感神経」が優位になります。

そうなると、先ほどもご紹介した通り、全身の血行が悪くなって、便秘へとつながります。

また、冬場は女性ホルモンも乱れがちです。

その結果、自律神経が乱れると、便秘を引き起こす原因になることもあります。

また、頭痛やイライラ、不眠といった症状が出てきてストレスによる肌荒れに悩んでしまうこともあります。

5)年末年始の暴飲暴食が尾を引くから

冬は忘年会やクリスマス、お正月、新年会など、イベントが続きますよね。

気を付けていても、いつもよりも食べすぎ・飲みすぎになりがち。

しかも冬休みで、夜更かしついでに食べてしまうこともありませんか?

そうなると胃腸も疲労してしまい、腸が食べたものから栄養を十分に吸収できなくなってしまいます。これは腸内環境にもよくないです。

悪玉菌が増えるので、腸内環境は悪化していき、腸の動きが鈍っていくので腐敗物(便)がたまって、また悪玉菌が発生という悪循環に陥ります。

腸内に有害物質がたまっていると、血液に吸収されて、全身にめぐっていくので、お肌の乾燥によるニキビや吹き出物、肌荒れといった肌トラブルが発生します。


3.冬の便秘の解消法

冬の便秘の解消法に良い温かい飲み物

前の章で冬に便秘になる5つの原因をご紹介しました。

この章では、それぞれの原因別に解消法をご紹介します。

1)冬は室内でも出る運動で便秘解消

寒い風が吹く外でウォーキングなどの運動をしたくない方も多いですよね。

そこで、室内でできる簡単な運動やストレッチをしましょう。

例えば、仰向けに寝て、頭の後ろを手で支えて首を持ち上げ、30秒ほどつま先を見るのを5~10回繰り返します。

これで、排便に必要な腹筋力がアップします。

「おなかのはなし.com」の中の「おなかチャンネル」に運動やマッサージの動画があるので、ぜひ、ご覧ください。

便秘を解消する運動やマッサージの動画(おなかのはなし.com)

また、「新型コロナウイルスで外出控え!室内エクササイズと室外の紫外線対策」で紹介したエクササイズも良い方法です。

エクサイズを行うと血流促進で冷え性むくみの予防にもつながりますし、体内外の老化や生活習慣病を予防する効果も期待できます。

さらに、音楽習慣もストレスを軽減する効果が期待されるので、エクササイズしながら音楽を聴くこともおすすめです。

また、「ストレスオフの女性がこの2年で増加!そのリラックス方法TOP10」もさんこうになります。

もちろん、冬でも暖かい日などはウォーキングを行うことも良い方法です。

外で運動する場合は、冬の紫外線対策も怠らないようにしましょう!

<ウォーキングの参考図書>

1日30秒ラクしてやせる! ダイエットウォーキング 高岡よしみ

2)冬は温活で便秘解消

何といっても冬は体を温める活動、「温活」が便秘解消に大切です。

からだが冷えた時には、お風呂にしっかり入ったり、足浴をしてからだを温めましょう。そうすることで、皮膚の毛細血管やリンパ管が広がって、血行やリンパの流れがよくなります。

お腹に良いだけではなく、免疫が高まったり、疲労回復、肩こり、自律神経のはたらきも改善します!

そのうえ、毛穴が開いて汗もかきますし、お肌の汚れや古い皮脂も流せるので、美肌効果も得られるという、一石何鳥というぐらい、健康にも美肌にもメリットいっぱいです。

時間とお金に余裕があれば、温泉もおすすめですね。「2019年オススメ温泉ランキング第1位は?入り方も注意しよう!」も参考にしてくださいね。

また、からだを温める食べ物も積極的に摂りたいですね。お料理にショウガを多めに使ったり、しょうが湯やココアもおすすめです。

ほかには、お肉や香辛料のきいたお食事、お酒が飲める人は日本酒や赤ワインもいいですよ。もちろん、お酒の量は適度がおすすめですよ。

その他には、シルクなど下着でカラダを温めること、ひざかけなどでお腹まわりを温かくすること、足元の温活なども冬の便秘解消に役立ちます。

冬の便秘解消に良いお水

3)十分な水分で便秘解消

冷たい飲み物はからだを冷やしてしまうので、温かい飲み物で水分補給しましょう。温かいのは苦手…な人は、白湯はいかがでしょうか。

とにかく、こまめに水分補給することが肝心です。

1日に体外に出ていく水分量は約2.5リットルと言われています。

一方、食事やからだで作られる水分は約1.3リットルといわれているので、残りの1.2リットルが必要となります。

喉が渇いていなくても、からだの中は乾燥しているかもしれないので、時間を決めて飲むなど工夫して、水分をとるようにして、からだの内側の潤いをキープしましょう。

水分が満ちていれば、風邪などの予防にもつながりますよ。

4)十分な睡眠でストレス解消

ストレスをためないためには、まずは質の良い睡眠をとる工夫を行いましょう。

寝る1~2時間前にお風呂に入ってからだを温めたり、お布団の中を温めておくと効果的ですよ。

また、手足の冷えや内臓の冷えを出来るだけ避けるため、足元を温めたり、からだを温める食べ物や飲み物をとるようにして、自律神経のバランスをうまくコントロールしてみましょう。

無重力まくらで快眠と美肌を!頭の動きに合わせたフィット感が大切」を参考にして、良い枕を選ぶこともおすすめです。

<冬の便秘解消のための良い睡眠のための参考図書>

病気を治したければ「睡眠」を変えなさい 白濱龍太郎

スタンフォード式 最高の睡眠 西野精治

便秘解消に必要なバランスのよい食事

5)規則正しく食べて便秘解消

荒れてしまった胃腸には、まずは食事の内容を変えて、1日3食、決まった時間に食べるようにしましょう。

消化に負担をかけないよう、辛いものや冷たいものといった刺激物は極力摂らない、脂っこいものも避ける、夕食は9時以降はなるべくとらないようにして、寝ている間に負担をかけないようにする、などです。

胃の粘膜を保護するためには、脂肪分のある牛乳よりも成分無調整の豆乳がオススメです。

また、女性ホルモンを整える食べ物食物繊維、乳酸菌など腸内環境のバランスを整えてくれる食事を摂るようにします。

ヨーグルトは夜に食べるのが一番効果的!理由とおすすめの食べ方」でヨーグルトの効果的な食べ方を紹介しているので、参考にしてくださいね。

果物野菜美肌のための食べ物です。上手に取り入れましょう。

そして、十分に睡眠をとってからだを休めて、可能な限り、ストレスをためないようにすることです。

このように冬は体が冷える季節でストレスも増えがち。

アンチエイジングを意識した生活が、冬の便秘を予防、解消のポイントです。

<便秘解消の食べ物に関する参考記事>

アーモンドミルクの日は5月30日!人気秘密はスゴイ美肌効果

アーモンドを食べる習慣のある人は顔のシワが少ない?研究結果発表!

マリンコラーゲンのメリットと提供理由!日本酵研さんにインタビュー

老化の症状改善にコラーゲンに含まれるグリシンが効果を


4.冬から春へ向かう季節も便秘に注意

便秘は、冬から春に向かう2月後半から3月も要注意です。

この時期は、進学・就職・転勤や引越し等で生活環境の変化が大きく、心身がストレスを感じやすく、自律神経の乱れが起こりやすい季節です。

また、2月上旬に入ると花粉の飛散が始まり、本格的に「花粉症シーズン」へと突入します。したがって、それがアレルゲンとなって、花粉による肌荒れや、冬の肌トラブルも発生しがちです。

心身のストレスと花粉が重なればお肌が敏感になったり、一時的にゆらぎ肌の状態になったり、かゆみなどでついお肌をかいてしまって肌荒れがひどくなったり・・・。

当然、お肌のバリア機能も低下して、また肌荒れがひどくなる悪のスパイラルに陥ってしまいます。

この時期も油断せずに、先ほどご紹介した冬の便秘対策をしっかり実践しましょう。


5.編集後記

今回の編集部ニュースでは、冬場の便秘を予防・解消することで肌荒れのない美肌になる方法をご紹介しました。

いかがでしたか?

年齢が高くなるほど便秘の人が増えるのは疫学調査で分かっていますが、冬にも悩む人が増えるということもあります。

便秘は、お肌の大敵です。

まして、エイジングケア世代になると、腸の機能も少しずつ低下していくので、この面からもお肌悩みが増えることもあるといえます。

いつも便秘がちの人はもちろん、冬場になるとひどくなるなと思われている方がいましたら、ぜひ、今回ご紹介した方法で解消してみてくださいね。

でも、便秘がずっと続くなどするのであれば、一度、お医者さんで診てもらうのが便秘解消の早道です。

もし、お困りの方がいましたら、お住まいや会社のお近くで便秘を診療している病院やクリニックを下記サイトから検索ができます。

ご活用いただけたら幸いです。

おなかのはなし.com  便秘に悩んだ時の医療機関検索はこちらから

著者・編集者・校正者情報

(執筆:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ

医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)
KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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