ハトムギ種子エキス「ヨクイニン」で秋の肌荒れ予防を!

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ハトムギ種子エキス「ヨクイニン」をご存知でしょうか?さて、秋になってもコロナ禍によるマスク生活は続いています。

そのため肌荒れを起こしたり、敏感肌になったりと肌悩みを抱える人が増えています。今回は、ハトムギ種子エキス「ヨクイニン」という漢方の力を活かした、内側からできる秋の肌荒れ対策をご紹介します。

肌荒れの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス肌荒れの原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
目次を紹介する女性のイラスト

1.秋は、実はお肌のトラブルが目立つ季節

秋の肌荒れに悩む女性

「ハトムギ種子エキス「ヨクイニン」で秋の肌荒れ予防を!」をお届けします。

ようやく暑い夏が過ぎ、気温も湿度も気持ちよくなってくるのが秋ですよね。

でも実は、秋のお肌は要注意。

気づかないうちに残っていた夏の紫外線ダメージによってシミくすみ光老化による顔のたるみほうれい線シワなどができていたり、疲れなどがお肌に現れていることがあります。

そう、老けたように見える秋枯れ肌が起こっているかもしれません。

また、先週のエイジングケアアカデミー編集部ニュースの「マスク生活になって半年、あなたは敏感肌になっていませんか?」でもご紹介した通り、2020年秋は、春から続くマスク生活によってお肌が敏感な状態になっている人が増えています。なかには、マスクの蒸れによってできる大人ニキビや吹き出物といった肌悩みに悩まされている人もいることでしょう。

お肌の乾燥が進んで、表皮ターンオーバーが乱れたりすることあります。そうなると、お肌がゴワゴワになって角質肥厚になったり、お肌のバリア機能の低下をまねき、肌荒れの悪循環を繰り返すことになってしまいます。

そうなる前に、お肌を健康な状態に維持できることをしておきたいですね。

今回のエイジングケアアカデミー編集部ニュースでは、その予防の一つとしてハトムギ種子エキス「ヨクイニン」をご紹介します。また、あわせて他の食べ物による乾燥肌対策もご紹介します。

<参考記事>
秋に多い肌トラブル・肌悩みの種類と解決法


2.「ヨクイニン」で肌荒れ予防

ヨクイニン

1)ヨクイニンってなに?

「ヨクイニン」って言葉をご存じの方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?

なかには「初めて聞いた…」という方もいるかもしれません。

でも「ハトムギ」なら、誰もが聞いたことありますよね?

ハトムギの種皮を取り除いて種子を乾燥させたものが、この「ヨクイニン」です。

利尿作用や排膿作用があり、古くから皮膚の荒れやイボ取りに効くとして漢方薬に配合されていたり、ハトムギ茶などの健康茶として飲まれてきました。

日本薬局方という、日本国内で定められている、厚生労働大臣によって公示される文書に収載されている漢方生薬です。

成分としては、主に、脂肪酸・脂肪油(パルミチン酸、ステアリン酸、コイクセノライド)、糖類(コイキサンA,C、デンプン)、アミノ酸などで構成されています。

2)ヨクイニンの化粧品成分としての効果

ヨクイニンの化粧品の全成分表示名称は「ハトムギ種子エキス」です。

ヨクイニン(ハトムギエキス)は化粧水保湿クリーム、自然派化粧品やオーガニックコスメなどに配合されているのをよく見かけますよね。

化粧品として配合される場合は、主に以下の目的で用いられます。

  • 角質層水分増加による保湿作用
  • 表皮細胞の増殖を促進させることによる細胞賦活化
  • 抗炎症作用

つまり、ヨクイニンはお肌の水分代謝を促進して、余分な老廃物を排出することで、お肌のターンオーバーを正常に整えるよう促してくれます。

さらに、ヨクイニンには炎症を抑える作用があるので、お肌の乾燥によっておこる肌荒れや大人ニキビ、吹き出物などを改善する効果も期待できます。

<参考>
厚生労働省. 日本薬局方ホームページ
丸善製薬株式会社ホームページ. 原料辞典
化粧品成分オンライン

<関連情報>
秋(9月・10月・11月)に気になる乾燥肌!改善の対策?
秋も紫外線対策は大切!斜め横からの光線を日焼け止めでブロック
秋に多い肌のくすみ!原因と改善のスキンケア&エイジングケア
秋枯れ肌の原因と解消のエイジングケア
10月のスキンケア
11月のスキンケア


3.ヨクイニンはサプリメントやお茶でも摂れる!

ヨクイニン茶

ヨクイニンは、化粧品だけでなくサプリメントやお茶としても摂ることが可能です。

栄養素としてたんぱく質、脂肪、カルシウム、ビタミンB群、鉄、カリウムが豊富に含まれています。

また、先に述べた利尿、抗炎症、排膿作用以外にも、抗腫瘍活性、抗酸化能、免疫賦活作用、抗アレルギー作用、抗高脂血症作用などがあることも報告されています。

古くから民間療法としてイボ取りにも効果があるといわれていますが、医療では「疣贅(ゆうぜい)」というヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが原因で出来たイボに対して処方されます。ヨクイニンがターンオーバーの促進作用があるだけでなく、免疫細胞のマクロファージを活性化して、免疫の働きをアップしてウイルスを排除しようとする作用を持っているからです。

外からのエイジングケアだけでなく、ハトムギ茶を飲むなど、からだの内側からもお肌に働きかけることで細胞が活性化し、秋の季節に陥りやすいゆらぎ肌や肌荒れを予防して、美肌につなげることができるのではないでしょうか。

<参考>
鈴木信孝. ハトムギの食品としての機能性と有用性. 特産種苗 3; 20-24, 2009.
HPVを撃退せよ!ヨクイニンの知られざる効能. 鶴川台ウィメンズクリニック


4.ヨクイニン以外でもできる内側からできる秋の肌荒れ対策

秋の肌荒れ対策ができる食材

マスク生活などによる肌荒れ対策について、ヨクイニンをご紹介しました。

マスク疲れだけでなく、夏の疲れも残ったお肌には、エイジングケア化粧品で「保湿」を徹底的にするのはもちろんですが、せっかくの味覚の秋です。からだの内側からもお手入れしましょう。

美肌を維持するのに欠かせないビタミン類ですが、秋の食材でまず思い浮かぶのがきのこ類ですよね。きのこに含まれる栄養素は酒類によって違ってきますが、ビタミン類(ビタミンD、ビタミンB)、カリウム、リンなどが豊富に含まれていますので、積極的に摂りたいですね。

β-カロテンが豊富なのは、チンゲン菜です。βカロテンは体内でビタミンAに変換されて、皮膚や粘膜を健康に維持したり、視力、肺や気管を守るはたらきがあります。チンゲン菜にはその他にカリウムやカルシウムも豊富なんですよ。

そして果物では、柿や栗、梨、りんご、ざくろ、すだちなどのかんきつ類が旬ですよね。

特に柿は、ペクチン、βカロテン、β-クリプトキサンチン、ゼアキサンチン、リコピンなどのカロテノイド、ビタミンCやタンニン、カリウムといった栄養素が豊富に含まれています。

さすが、「赤くなれば、医者が青くなる」と言われる食べ物です。

お魚ですと、秋の代名詞は「秋刀魚」ですね。最近は獲れにくくなっていると聞きますが、さんまには、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンD、カルシウムのほかに、血行をよくするといわれるエイコサペンタエン酸や、悪玉コレステロールを減らす作用のあるドキサヘキサエン酸が豊富に含まれています。

血行が良くなると、紫外線ダメージや乾燥肌などでくすんでいるお肌透明感のあるお肌が復活することも期待できます。

また、ワタにはレチノール、皮にはビタミンBが豊富なので、残すとお肌にもからだにももったいないことになります。

肉類では、秋はジビエがおいしい季節です。ジビエの多くはビタミンB群やミネラルが豊富なので、実は乾燥肌の予防に効果的なのをご存じでしたか?さらに高たんぱく、低カロリーなのでダイエット中の味方でもあります。

その他に、食べ物で秋の肌トラブルを解消したい!という方には、下記の記事も参考にしていただけると思います。

秋の始まり9月におすすめの食べ物とレシピ
秋の味覚を楽しみたい!10月にオススメの食べ物の種類とレシピ

<マスク生活を送るのに参考にしたい記事>
マスクによる肌荒れ・肌ダメージを防ぐ!選び方と使用時のスキンケア
テレワークやマスクをしているときのメイクと目を守る対策
新型コロナウイルス感染予防は目も守ろう!大切な3つのポイント
新型コロナウイルス感染予防に大切な市販・手作りマスクの効果と限界
新型コロナウイルス感染予防で手洗いした後はたっぷり保湿を!


5.編集後記

「ハトムギ種子エキス「ヨクイニン」で秋の肌荒れ予防を!」をお届けしました。

最近撮った写真をみて、ものすごく老けたとショックを受けていましたが、知らず知らずにお肌への負担や疲れが蓄積していたのかもしれません。

マスク生活はこれからも続きます。だから、これ以上お肌にとって負の要素を蓄積させないよう保湿ケアはしっかりと、また、良い食べ物を積極的に摂って内側からもケアを怠らず、お肌とからだを健康的にキープしていかなくてはです。

今回の「ハトムギ種子エキス「ヨクイニン」で秋の肌荒れ予防を!」の記事が、ナールスエイジングケアアカデミーの読者のみなさまのお役に立てれば幸いです。

著者・編集者・校正者情報

(執筆:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ

医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。

著者情報 株式会社ディープインパクト 富本充昭
(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。

医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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