秋を迎えて、なんとなくいつもの化粧品がピリッとする、赤みやかゆみを感じる、吹き出物が出る、といったお悩みを抱えていませんか?
そんな症状がある方は、一時的にお肌が敏感な状態、つまり、ゆらぎ肌に陥っている可能性があります。
ゆらぎ肌は放置してしまうと、敏感肌に移行してしまう可能性があります。
そのためその原因を知り、早めの対策をとることが大切です。
この記事では、秋のお肌がゆらぐ原因と対策についてご紹介します。
エイジング美容研究家、美容ライター
ウェブや雑誌などに美容コラムを執筆する傍ら、テレビやラジオ、新聞、雑誌などのメディアやコスメブランドの広告などへの出演、執筆も行う。
*敏感肌の原因と対策の全てがわかる!|エイジングケア化粧品のナールス
読みたいところから読める目次
1.秋にお肌のゆらぎが気になるあなたへ
「秋にお肌がゆらぐ。原因と対策のコツ|遠藤幸子さま寄稿」をお届けします。
お肌がゆらぐとは、季節の変わり目でお肌が敏感になる状態のことです。
秋になるとゆらぎ肌で悩む方が増えます。
これには、寒暖差ほか秋の季節的な特徴が大きな影響を与えています。
また、30代を過ぎてエイジングケア世代になると、加齢による肌の老化や女性ホルモンのバランスの乱れなどとも相まって、その傾向が強くなります。
そこで、今回、エイジング美容研究家で美容ライターの遠藤幸子さんに、秋に多いゆらぎ肌の原因と対策についてご寄稿いただくことになりました。
<参考記事>
*秋(9月・10月・11月)に気になる乾燥肌!予防・改善の対策とは?
<この記事からわかるゆらぎ肌の本質と予防対策法>
ゆらぎ肌はバリア機能を守って高めることが大切です。
ゆらぎ肌の予防対策方法は5つ
2.秋にお肌がゆらぐ原因
秋にお肌がゆらぐのは、なぜでしょうか?
下記のような原因が考えられます。
1)湿度の急激な低下
湿度が高かった夏から一転して、秋は急激に湿度が低下して外気の乾燥が気になるようになります。
それにともないお肌も乾燥しやすく、お肌のバリア機能を低下させます。
そうすると、お肌が、外的・内的ダメージを受けやすくなり、肌トラブルを引き起こしやすくなってしまいます。
2)気温の急激な低下
秋になって低下するのは湿度だけでなく、気温も同様です。
急激な気温の低下は血行不良を招き、皮脂分泌も低下してしまいます。
その結果、お肌のうるおいを保つ役割を果たす皮脂膜がつくれなくなり、バリア機能の低下を引き起こします。
また、秋は日中気温が上昇し、汗ばむこともあるのに、朝晩は気温が急激に下がるなど、1日の中で寒暖差が大きくなることがあります。
そういったこともお肌にとっては大きなストレスとなり、ゆらぎ肌の原因となってしまうのです。
<参考記事>
3)夏までの紫外線などによるダメージの蓄積
春や夏は、1年の中でも紫外線量が多い季節です。
春夏に受けた紫外線ダメージは知らず知らずのうちに蓄積され、秋に一気に表面化することがあります。
症状としては、お肌のくすみ、シミやそばかす、ごわつきなどがあげられます。
また、夏は暑さによる疲労や寝不足などで身体もお肌も酷使されがち。
ターンオーバーの乱れを引き起こし、肌荒れなどのリスクも高まります。
<参考記事>
4)花粉などによるアレルギー
花粉の影響を受けるのは春だけだと思っている方が多いかもしれませんが、実は秋も春同様花粉の影響を受け、アレルギー症状が現れる可能性があります。
秋の花粉といえば、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどが代表的です。
春に花粉症を発症する方は、秋の花粉やハウスダストなどにも反応し、1年中アレルギー症状が現れる可能性があります。
そのためアレルギーをお持ちの方は、秋にもアレルギー症状が現れる可能性を考え、対策を取ることが大切です。
<参考記事>
5)ストレスによるホルモンバランスの乱れ
夏バテや疲れ、睡眠不足ほか日常生活の心理的ストレスは、ホルモンバランスの乱れの原因になります。
秋の季節の何らかの原因でストレスが増えると、ホルモンバランスが崩れて肌がゆらぐことがあります。
夏場に十分なスキンケアやエイジングケアを行い、外部からの刺激やアレルギーがないのに、秋になって肌がゆらぐ場合は、心理的ストレスが原因の可能性があります。
3.秋のゆらぎ肌への対策のコツ
ゆらぎ肌に陥ったときこそ、スキンケアは基本に立ち返ることが大切です。
日々の汚れやメイクを丁寧に落とし、しっかりと肌を保湿して、紫外線や花粉などの外的ダメージから肌を守りましょう。
<参考記事>
*秋(9月・10月・11月)に気になる乾燥肌!予防・改善の対策とは?
1)洗顔やクレンジングを見直す
お肌のゆらぎが気になったら、洗顔やクレンジングを見直すことが大切です。
まずは、使用するアイテムを見直しましょう。
洗浄力の強い商品を使うと、お肌の乾燥がより促進されることになります。
クレンジングでいえば、オイルクレンジングは一般的に洗浄力が高い傾向にあります。
そのため、クリームやミルクなど、マイルドな使用感のクレンジング料をメインにすることをおすすめします。
このほか、クレンジングの際の摩擦を軽減したいなら、お肌との間にクッションをつくる役割が期待できるジェルを選ぶのもひとつの手です。
ただし、ジェルの中には洗浄力が弱く、メイクを落としにくいものや、お肌に密着して落とすために摩擦を与えやすいものもあります。
ジェルを選ぶ際には、適度な洗浄力を持つものを選びつつ、すすぎの際に擦らないことを心がけましょう。
<参考記事>
2)保湿成分などが多く配合され、低刺激処方の化粧品を使う
お肌のゆらぎが気になるときには、保湿成分が多く配合され、低刺激処方の化粧品を使うのがおすすめです。
ぜひ取り入れていただきたい成分は、私たちのお肌のうるおいに関わる「セラミド」です。
セラミドは私たちのお肌に元々あるものですが、これが不足すると、お肌のバリア機能が低下してしまいます。
アレルギー体質の方などは元々このセラミド量が少ないことが考えられ、お肌がゆらいでいるときも同様にセラミド量の減少が考えられます。
セラミドは、化粧品の使用などで外から補うことができますが、種類があります。
私たちのお肌にあるセラミドと似た構造を持つ「ヒト型セラミド」を取り入れるのが最も効果的ですので、ぜひ注目して選んでください。
<参考記事>
3)お肌への刺激を避け、外的刺激からお肌を守る
①シンプルなケアで刺激を避ける
ゆらぎ肌のときには、お肌への刺激を避けることも大切です。
どのようなことがお肌にとって刺激なのかというと、顔剃りやスクラブ洗顔、貼って剥がすパックなどもそのひとつです。
ゆらぎ肌のときには、そういった行為をできるだけ控えましょう。
このほか、新しい化粧品を使うことや数多くの化粧品を同時に使うこと、紫外線対策を怠ることなどもお肌にとって刺激を与えることにつながります。
化粧品の使用数についてですが、数多くの化粧品を塗り重ねるということはそれだけ多くの成分をお肌に塗ることになり、当然お肌に手で触れる回数も多くなってしまいます。
それがお肌にとって刺激になる可能性を考え、ゆらぎ肌のときこそ使い慣れた化粧品を使ったシンプルなケアを行いましょう。
<参考記事>
②秋の紫外線対策も大切
また、紫外線からお肌を守ることは、お肌への刺激を避ける第一歩になります。
とはいえ、日焼け止めにも種類があります。
ノンケミカル処方(紫外線吸収剤不使用)の日焼け止めで、低刺激なものを使うとより安心です。
日焼け止めは朝塗ったままにせず、3時間程度を目安に塗り直しましょう。
紫外線対策は日焼け止めだけに頼るのではなく、日傘やサングラスなどを併用することも大切です。
このほか、花粉に対しては、それをブロックするような効果が期待できるスプレーなどを使用するのもひとつの手です。
それに加えて、アレルギー症状が現れたら早めに専門のクリニックを受診しましょう。
<参考記事>
*秋も紫外線対策は大切!斜め横からの光線を日焼け止めでブロック
4)生活習慣なども見直し、内側からもケアする
体調とお肌には密接な関わりがあり、体調不良がお肌のゆらぎを引き起こすこともあります。
ストレスや疲れを溜め込まないよう注意し、お肌にとって必要なタンパク質やビタミン、ミネラルなどを豊富に含んだ食事を心がけて、身体の内側からゆらぎ肌対策を行いましょう。
<参考記事>
*乾燥肌は食べ物と飲み物で内側から保湿を!おすすめ10の栄養素とは?
4.ナールスのクレンジングと美容液を試してみた
秋のゆらぎ肌対策にぴったりのクレンジング料「ナールス エークレンズ」と美容液「ナールス ネオ」をお試ししました。
1)ナールス エークレンズ
ナールス エークレンズは、クレンジングとしても洗顔としても使えるジェルタイプ。
お肌と手の間にほどよいクッションをつくり、摩擦を軽減しながらメイクや汚れをするんと落としてくれます。
夏は皮脂の分泌量が増えるので、夏から秋にかけて毛穴の汚れが気になりがちです。
ナールス エークレンズは、クレイの吸着力で毛穴の汚れも擦らずにキレイに落とし、洗い上がりのお肌はスッキリするのにうるおいは残ったまま、というのも好印象でした。
2)ナールスネオ
ナールス ネオは、みずみずしく伸びやかなテクスチャー。
塗布すると、ベタつかずにもっちりとした感触のお肌に整います。
お肌のハリや弾力をサポートする「ナールスゲン」が配合されているだけにパワフル。
何本か使ってきましたが、継続使用することで内側から弾むようなハリ肌へ導く手応えを感じました。
また、ヒト型セラミドが6種も配合されているので、エイジングケアだけでなく、乾燥対策もでき、お肌のコンディションが上向きになる印象がありました。
5.秋にお肌がゆらぐ原因や対策に関する質問
Q1.秋のゆらぎ肌とは?
ゆらぎ肌とは、季節の変わり目でお肌が敏感な状態になることです。
つまり、秋のゆらぎ肌とは、夏から秋に変わる頃に急激な湿度や気温の変化による乾燥や夏に蓄積された紫外線のダメージなどが原因で起こる一時的な敏感肌を指します。
Q2.ゆらぎ肌の治し方は?
ゆらぎ肌の治し方のポイントは、お肌への刺激をできるだけ減らし、保湿をしっかりとおこなうことです。そのために、洗顔やクレンジングをマイルドな洗浄力のものに見直すこと、保湿成分が多く配合され、刺激の少ない化粧品を使うこと、スクラブ洗顔などは避け、シンプルなスキンケアにするなどが重要です。
Q3.肌荒れしやすい季節は?
肌荒れしやすい季節は、湿度や気温が急激に変化する季節の変わり目です。
お肌が急な外部の変化についていけず、バリア機能の低下やターンオーバーの乱れが起こり、肌荒れしやすくなってしまいます。特に春先や秋には、花粉などの外部刺激があることも肌荒れの原因になる可能性があります。
Q4.秋になると肌は不調になりますか?
秋は、湿度の変化による乾燥、気温の変化よる血行不良、夏の紫外線ダメージの蓄積、花粉などの影響でお肌にとってストレスになる要素が多い季節です。そのため、バリア機能の低下やターンオーバーの乱れが起こり、お肌の不調を感じる方もいらっしゃいます。
Q5.秋になると肌が痒くなるのはなぜですか?
秋になると肌が痒くなるのは、バリア機能が低下し、お肌が敏感な状態になってしまいやすいからです。夏の紫外線ダメージや疲れが残った状態に加えて、湿度や気温などの外部変化にお肌がついていけず、バリア機能の低下やターンオーバーの乱れが起こり、その結果、少しの刺激でもかゆみを感じてしまう状態になってしまいます。
6.まとめ
秋にお肌がゆらぐ原因と対策に関して、エイジング美容研究家であり美容ライターの遠藤幸子さんにご寄稿いただきました。
いかがだったでしょうか。
一般的に、秋は夏に比べると気温や湿度もさがり、とても過ごしやすい季節です。
しかし、寒暖差や夏の疲れ、秋の花粉など、肌ダメージとなるリスクも潜んでいるのです。
だから、秋のお肌がゆらぐ方も少なくありません。
そこで、その原因と対策についてわかりやすくまとめていただきました。
また、ナールスのエイジングケア化粧品であるクレンジング料「ナールス エークレンズ」と美容液「ナールス ネオ」について、お試しいただいた実感をレポートいただきました。
この記事「秋にお肌がゆらぐ。原因と対策のコツ|遠藤幸子さま寄稿」が、エイジングケア世代の皆様のお役に立てば幸いです。
著者・編集者・校正者情報
(1章及びまとめの執筆:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)
京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。
医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。
一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト。
著作(共著)
(編集・校正:エイジングケアアカデミー編集部 若森収子)
大学卒業後、アパレルの販促を経験した後、マーケティングデベロッパーに入社。
ナールスブランドのエイジングケア化粧品には、開発段階から携わり、最も古い愛用者の一人。
当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。
そんな中で、「これは!」という、みなさまの健康づくりのご参考になるような情報をご紹介したり、その時期に合ったスキンケアやエイジングケアのお役立ち情報をメールでコンパクトにお届けしています。
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