新型コロナウイルス感染予防で手洗いした後はたっぷり保湿を!

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新型コロナウイルスとその感染症に対する予防の第一である手洗いの方法をご紹介します。

また、手洗い後の手荒れ予防のための保湿ケアの重要性もご説明します。

さらに、感染経路や予防などの正しい知識を得ることのできる「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」を紹介します。

▼PDFのダウンロードはこちら

http://www.hosp.tohoku-mpu.ac.jp/info/information/2326/

本記事を監修いただいた先生
院長 中浜 力 先生

中浜医院

院長 中浜 力 先生

日本感染症学会評議員
・小児疾患認定内科医
・感染症指導医
・院内感染専門医(ICD)

一般内科や小児科を診療されていて、特に呼吸器疾患(胸の病気、咳、息切れ、喘息など)や感染症(発熱、風邪、気管支炎、肺炎、各種化膿症など)をご専門とされています。
論文執筆や学会活動など学術的に幅広く活動されているだけでなく、地域医療にも非常に力を入れられていて、ご自分のクリニックを中心に100m範囲に住んでおられるご家族3世代の健康全てに責任を持つ覚悟で、お父様からクリニックを継がれました。

日本呼吸器学会の「成人市中肺炎診療ガイドライン」に、プライマリケア医の立場から制作に参画

■病院情報
大阪市旭区中宮2-15-3
TEL:06-6951-0759
大阪メトロ 谷町線「千林大宮駅」から徒歩10分です。

記事の目次を紹介する女性のイラスト

1.新型コロナウイルス感染症の予防の基本は「手洗い」

新型コロナウイルス感染症予防のために手洗いする人

今回のナールスエイジングケアアカデミーの編集部ニュースでは、「新型コロナウイルス感染予防で手洗いした後はたっぷり保湿を!」をお届けします。

新型コロナウイルス感染症に対する予防について、詳しくは、「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」p9~p13に書かれていますが、わたしたちが家の中にウイルスを持ち込まないためにすることは、「手洗い」です。

手洗いは、新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザ、風邪などさまざまな感染症を予防する基本です。

なぜなら、「手についたウイルス」が最大の感染源だからです。

マスクは口・鼻からの感染は防げますが、外出時に多くの人が触れた場所を触っていたり、マスクの外側に付着したウイルスを触っていたりして、その手で目をこすったり、口を触ったりなどするとそこから感染する可能性があります。

だから、外出から戻ったら必ず、「すぐに石けんをつかって手を洗う」を徹底してください。手先だけでなく、指の間、手首も含めて、きちんと洗います。

もし、石けんと水がない場合は、「アルコールで手指を消毒する」するようにしてください。

そのほかには、トイレの後、料理を作る前や食事の前、咳・くしゃみ・鼻をかんだ後、看病後や自分以外の排泄物を取り扱った後などにも、必ず手洗いもしくは消毒します。

アルコールで消毒する場合、60%以上のアルコールを含む手指消毒用のアルコール製剤が効果的と、疾病対策センター(CDC)が推奨しています。

アルコールの手消毒のメリットは、殺菌力が高いことでです。

アルコール手指消毒薬は30秒で手指の細菌数を約3,000分の1に減少させ、 1分後には10,000~100,000分の1まで減少させることができます。

また、手指をすばやく乾燥させることや手洗いの時間を短縮できることもメリットです。

下記は、厚生労働省の「国民の皆さまへ (新型コロナウイルス感染症)」のページの情報です。
ぜひ、参考にしてください。

<手洗いのすすめ>

手洗いの勧めのイラスト

(参考文献)森功次他:感染症学雑誌.80:496-500(2006)

 

<手洗いの、5つのタイミング>

手洗いの、5つのタイミングのイラスト

 

<正しい手洗いのイラスト>

くわしい情報は下記のPDFをご覧ください。

手洗いは新型コロナウイルス感染予防の基本

 

<ナールスエイジングケアアカデミー参考記事>

新型コロナウイルス感染予防は目も守ろう!大切な3つのポイント

新型コロナウイルス感染予防に大切な市販・手作りマスクの効果と限界

風邪に抗生物質(抗菌薬)はNG!腸内細菌を乱して肌荒れのリスクも

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マスクによる肌荒れ・肌ダメージを防ぐ!選び方と使用時のスキンケア


2.「手洗い」をした後はお肌の保湿が大切

手洗い後に保湿する女性
新型コロナウイルス感染を警戒するあまりに過度なアルコール使用や手洗いが刺激になった手肌へダメージを与えます。

ここでは、そんな手のケアをご紹介します。

1)アルコールで手荒れのリスク!手洗い後は保湿を!

手を石けんできちんと洗った後やアルコールで手指を消毒した後は、しっかりと保湿ケアをしましょう。

手肌は皮脂の分泌が少ないパーツです。だから、手をよく洗うということは、摩擦でお肌への刺激が増えてしまい、ただでさえ少ない皮脂膜や、NMF(天然保湿因子)セラミドを洗い流すリスクがあります。

そのまま放置していると、手肌の乾燥手荒れになってしまいます。

また、お肌が乾燥してごわごわして角質肥厚になってしまうことも。

さらにもっと怖いのは、ひび割れやあかぎれ。傷口からウイルスや細菌が入ってしまうリスクが増えてしまいます。

そうなると、バリア機能が低下し、新型コロナウイルスだけはなくさまざまな病原微生物が侵入するリスクが高くなるのです。

そのため、手洗いやアルコール消毒と併せて、手肌をケアすることが大切なのです。

だから、暖かい季節でもハンドクリームでしっかりと保湿してください。

手荒れと言えば冬の乾燥の季節に多いのですが、アルコールなどをよく使う場合は、春でもハンドクリームをしっかり使いましょう。

手洗いと保湿は必ずセットで考えることを常に意識しましょう。

ぜひ、上手に新型コロナウイルス感染予防と手荒れ予防を両立してくださいね。

<参考記事>

コロナ禍の手荒れ対策 薬剤師オススメの保湿成分・クリームとは?

2)手洗い後の春に良いハンドクリームと使い方

手洗い後におすすめのハンドクリーム「ナールスロゼ」

手洗い後の春に良いハンドクリームと使い方をご紹介します。

冬にはワセリンなどのエモリエント成分たっぷりのハンドクリームが良くても春までは・・・、という方もいますね。

また、尿素も使いすぎは手肌を痛めるリスクがあります。

そんな場合は、手洗い後にさっぱりしつつも水分をしっかり保持する保湿成分肌荒れを防ぐ成分が入ったハンドクリームを使いたいですね。

そこでオススメする成分が、ナールスゲンヒト型セラミドビタミンE誘導体などです。

もう1つのポイントはリラックス効果。

新型コロナウイルスによる恐怖やストレスで、「コロナ疲れ」や「コロナうつ」になる人も増えています。

バラの香り「フェニルエタノール」の抗うつ効果と攻撃性を抑える効果」でご紹介したとおり、バラ成分にはリラックス効果や抗うつ効果があります。

だから、そんなバラの香りのハンドクリームがおすすめです。

バラ成分には、バラの女王ダマスクローズをはじめ、センチフォリアローズエキスイザヨイバラエキスカニナバラエキスノイバラエキスがあります。

この中では、ダマスクローズに多くフェニルエタノールが含まれています。

★おすすめのハンド美容ジェル★ダマスクローズがたっぷり!ナールスゲンやヒト型セラミドやビタミンE誘導体配合
ハンド美容ジェル「ナールスロゼ」

また、ハンドクリームは上手に使うとより効果的になります。使い方についてくわしくは、「ハンドクリームの効果的な使い方・塗り方で手肌美人!」をご参考にしてください。

3)コッテリタイプのハンドクリームの前には化粧水を!

ハンドクリームを塗る前に化粧水を使う女性

手洗いの後、ハンドクリームを塗る前に、化粧水を使うのもオススメです。手のモデルさんもそういう使い方をしている人は多いですよね。

コッテリタイプのハンドクリームは水分の蒸散を防ぐのですが、水分を保持するのは苦手なんです。

だから、最初に化粧水を使ってからハンドクリームを塗ると、保水・保湿ができて手肌のハリツヤをよりキープできます。

エイジングケア世代の方は、エイジングケア化粧水を使ってもいいと思います。

これから春に向かいますが、手を洗ったあとやアルコール消毒した後は、春でも夏でもハンドクリームでケアしてくださいね。

新型コロナウイルスによる感染予防の基本の1つは、手洗いですがあわせて保湿ケアも忘れないようにしましょう。

なお、「手荒れの原因は男女で違う!?よりこだわった手荒れ対策とは?」も参考にしてください。


3.手洗い以外の新型コロナウイルス対策のポイント

手洗い以外の新型コロナウイルス対策は、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。

できる限り混雑した場所、人込みの多い場所は避けることが大切です。

また、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとことも要注意です。

いわゆる、「三密」を避けることが新型コロナウイルス対策のポイントです。

手洗いや今、挙げたポイント以外の健康管理のポイントとしては、免疫を低下させないようにすることです。

1)感染予防のために紫外線対策で免疫低下を防ごう

紫外線対策にかかせないアイテム

紫外線は、新型コロナウイルスも殺すのでその点では大きなメリットとして期待できます。

しかし、人にとっては、紫外線は免疫低下の原因のリスクになるので、紫外線対策をするのも新型コロナウイルスやそのほかの感染症の予防に大切です。

紫外線と言えば、シミソバカスしわほうれい線などの原因になることはよく知られています。

そんな紫外線は免疫も下げるのです。

夏に長時間の外出で疲労がたまったり、風邪をひく、ヘルペスができるなどは紫外線による免疫低下が原因となっているのです。

3月になって、陽ざしが強くなる春の紫外線対策をしっかり行うことが、新型コロナウイルスも含める感染症の予防になるのです。

もちろん、手洗い後に外出する際は、手にも日焼け止めを使うことをおすすめします。

2)バランスの良い生活習慣も大切

栄養バランスの良い食べ物を摂ること、質の高い十分な睡眠、適度な運動などアンチエイジングを意識した生活した生活も大切です。

また、冷え性の無い体温が高い状態も大切です。

これらで免疫力を維持して新型コロナウイルス感染を予防しましょう。

また、ストレスをオフにすることも大切です。

<参考記事>

新型コロナウイルスで外出控え!室内エクササイズと室外の紫外線対策

ストレスオフの女性がこの2年で増加!そのリラックス方法TOP10

ストレスオフの秘訣は「音楽習慣」だった! 20代からシニアまで大調査

低体温は体調不良のもと?!体温の高い人の生活習慣5つのコツ

体温アップで免疫を高める!不眠・肩こりを改善して健康と美肌へ

3)コロナうつ対策はHSP(ヒートショックプロテイン)アップも

一般社団法人HSPプロジェクト研究所の伊藤要子先生によると、HSP(ヒートショックプロテイン)がストレスの軽減やうつ症状の改善に役立つことがわかっています。

アルコール消毒と手洗い、保湿でコロナウイルス感染予防を行うとともに、免役アップで感染に強いカラダを作ったり、心のケアもおこうこともおすすめです。

HSP(ヒートショックプロテイン)を増やす7つの方法で美肌へ!」や「ヒートショックプロテイン(HSP)47はエイジングケアに大切な成分」も参考にしてくださいね。

<参考記事>

HSP(ヒートショックプロテイン)でシワやほうれい線が予防できる!

シミを予防するHSP(ヒートショックプロテイン)の効果とは?

 


4.「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」 感染症専門医が無料リリース!

新型コロナウイルス感染予防で手洗いやその後の保湿も大切ですが、より広く感染対策を考えることも大切です。

新型コロナウイルス感染症について市民に解説する医師のイラスト

新型コロナウイルスとその感染症(COVID-19)の拡大が止まりません。

全国の小学校・中学校・高等学校が臨時休校措置を余儀なくされ、大規模なイベントなども自粛を呼びかけられ、しばらくはテレワークを導入する企業が増えるなど、社会にも大きな影響を与えています。

世界に目を向けると、WHO(世界保健機関)は3/11に「新型コロナウイルスはパンデミック(世界的な大流行)といえる」との宣言をいたしました。

そして今後も感染が拡大するとの見通しを述べ、各国に対して警戒を呼びかけ、より一層の対策の強化を訴えました。

また、厚生労働省は新型コロナウイルス感染症の感染経路などについて、下記の見解を示しています(2020/2/24発表)。

(2)感染経路などについて

これまでに判明している感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と接触感染が主体です。空気感染は起きていないと考えています。

ただし、例外的に、至近距離で、相対することにより、咳やくしゃみなどがなくても、感染する可能性が否定できません。

無症状や軽症の人であっても、他の人に感染を広げる例があるなど、感染力と重症度は必ずしも相関していません。
このことが、この感染症への対応を極めて難しくしています。

マスク不足などにより予防に不安を覚えている人もいると思いますが、感染症の予防について正しく理解して実践すれば、新型コロナウイルスの感染を必要以上に恐れることなく安心して生活することができるのではないでしょうか。

その助けとなる「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」という冊子を、東北医科薬科大学が作成し、PDFをサイトで公開しました。

▼PDFのダウンロードはこちら

http://www.hosp.tohoku-mpu.ac.jp/info/information/2326/

この冊子は、感染症専門家の賀来 満夫先生(東北医科薬科大学感染症学教室特任教授)が監修して作成されています。

  • 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)そのものに関する情報
  • 感染した場合の症状
  • 潜伏期間
  • 感染経路の可能性など

上記の4つのほかに、「かからない・うつさないための対策」が詳しく紹介されています。

また、PDFデータをダウンロードできない人のために、Youtubeでも内容が公開されています。

▼動画はこちらから

https://youtu.be/zaMxlrME7nU

ぜひ、ご家庭での予防にお役立ていただけたらと思います。

この本ハンドブックですが、出典を記載したうえで自由に印刷・配布ができますので、友人やお知り合いなどにシェアしてご活用くださいね。


5.編集後記

新型コロナウイルスとその感染症に対す手洗いの方法をご紹介しました。

また、手洗い後の手荒れ予防のための保湿ケアの方法を取り上げました。

さらに、感染経路や予防などの正しい知識を得ることのできる「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」を紹介しました。

日々、新型コロナ肺炎の感染者が増えるニュースに不安感をあおられますが、昔から手洗いは徹底してやっていますので、あまり感染の心配をしていません。

外出・トイレ後はもちろんですが、自分が使っているもの以外を触ったときは必ず手を洗うようにしています。

また、つり革、エレベーターのボタンやドアノブなど、たくさんの人が触るところも直接手を触れないようにしています。

そのおかげか、結構な年齢ですが、ほとんど風邪や感染症にかかったことがないんです。

もちろん、手肌のエイジングケアも行っています。

今回のような新型コロナの感染予防対策には、正しい知識を持って、手荒いやアルコール消毒などはとても大切です。

「新型コロナウイルス感染症 ~市民向け感染予防ハンドブック」でもそのことが触れられています。

ですが、その後の手肌のケアまでは触れていなかったので、今回の編集部ニュースでは、手洗いやアルコール消毒後の手肌のケアをご紹介させていただきました。

この記事「新型コロナウイルス感染予防で手洗いした後はたっぷり保湿を!」が、新型コロナウイルス感染の予防と手洗い後の健やかな手肌のお役にたてば幸いです。

(執筆:エイジングケアアカデミー編集部 やすだともよ

医学出版社、医学系広告代理店にて編集・ライターとして、医師向け、患者向けの情報提供資材や書籍等の記事の編集・執筆や、国内・海外医学会取材・記事執筆を行う。

(編集・校正:株式会社ディープインパクト 代表取締役 富本充昭)

ナールスエイジングケアアカデミー編集長

京都大学農学部を卒業後、製薬企業に7年間勤務の後、医学出版社、医学系広告代理店勤務の後、現職に至る。医薬品の開発支援業務、医学系学会の取材や記事執筆、医薬品マーケティング関連のセミナー講師などを行う。

文部科学省後援日本化粧品検定1級

一般社団法人化粧品成分検定協会認定化粧品成分上級スペシャリスト

著作(共著)

KOLドクターの的確な人選と良好な関係作りのコツ

医薬品マーケティングにおける市場・売上予測と戦略策定

当社スタッフの本業は、医学・薬学関連の事業のため、日々、医学論文や医学会の発表などの最新情報に触れています。

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